JP2002263650A - 電解によるオゾン発生方法及びオゾン発生装置 - Google Patents

電解によるオゾン発生方法及びオゾン発生装置

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康人 近藤
Naoki Ko
直樹 広
Kazuo Ikegami
和男 池上
Yasuhiko Shimizu
康彦 志水
Masahiro Izeki
正博 井関
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被処理水中におけるオゾンの生成量を著しく
増大させることができるオゾン発生方法及び装置を提供
する。 【解決手段】 オゾン発生方法は、アノード5を構成す
る材料として貴金属を用いると共に、被処理水はハロゲ
ンイオン又はハロゲンイオンを含有する化合物を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アノードとカソー
ド間に電流を流し、電解によって被処理水中にオゾンを
発生させる方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より家庭用飲料水や、厨房などにお
いて使用される被処理水中における細菌やカビ、原虫な
どの微生物を除去する方法として、次亜塩素酸ナトリウ
ムなどの塩素系薬剤を用いて殺菌・浄化処理を行う方法
が用いられている。しかしながら、前記被処理水中に
は、塩素耐性菌や芽胞及び原虫などが存在しており、こ
れらは、次亜塩素酸のみでは、除去が困難であり、オゾ
ンを用いて殺菌・浄化処理を行う方法が用いられてい
る。
【0003】この場合のオゾン発生方法として、二酸化
鉛から構成される電極を用い、オゾンを発生させること
が一般的に行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き二酸化鉛を電極に用いる方法では、鉛による健康被
害の問題から、直接人体に影響を与える場合、即ち、調
理用又は野菜や調理機器の洗浄に用いられる場合には、
使用することができず、上記方法により生成されたオゾ
ン含有の被処理水は、厨房の床面の洗浄など、直接人体
に影響を及ぼさない場合にのみ使用されていた。
【0005】そのため、上述の如き調理用水や野菜や調
理機器の洗浄に用いられる場合における水道水等の飲用
水(被処理水)の殺菌・浄化処理の際には、例えば別置
きの装置により大気中で電極間に高電圧を印加して電極
表面に沿面放電を発生させ、この放電によって酸素から
オゾンを生成し、該生成されたオゾンを処理槽などに貯
留された被処理水中に溶解させ、殺菌浄化処理を行って
いた。
【0006】しかしながら、上記被処理水の殺菌浄化方
法では、被処理水中に溶解されるオゾン量が少ないた
め、あまりオゾンによる殺菌効果は芳しいものではなか
った。また、被処理水中に溶解されたオゾンは、時間の
経過に伴って、存在量が減少するため、オゾン溶解後、
配管等により使用箇所に搬送された際には、既にオゾン
の存在量が微量となってしまい、該被処理水中に存在す
るオゾン量は、殺菌に必要とされるオゾン量に満たない
という問題があった。
【0007】更に、上記方法におけるオゾン発生方法で
は、著しくエネルギー消費が大きいため、実用には適さ
ないという問題があった。
【0008】そこで、本発明は、従来の技術的課題を解
決するために成されたものであり、被処理水中における
オゾンの生成量を著しく増大させることができるオゾン
発生方法及び装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電解によるオゾ
ン発生方法は、アノードとカソード間に電流を流し、電
解によって被処理水中にオゾンを発生させる方法であっ
て、アノードを構成する材料として貴金属を用いると共
に、被処理水はハロゲンイオン又はハロゲンイオンを含
有する化合物を含むことを特徴とする。
【0010】本発明によれば、アノードとカソード間に
電流を流し、電解によって被処理水中にオゾンを発生さ
せる方法であって、アノードを構成する材料として貴金
属を用いると共に、被処理水はハロゲンイオン又はハロ
ゲンイオンを含有する化合物を含むので、効率的にオゾ
ンを発生させることができるようになる。被処理水は、
塩素耐性菌など従来は殺菌が困難であったものについて
も、オゾンにより効率的に殺菌することができるように
なり、特に、飲料水に適用することができるようにな
る。
【0011】請求項2の発明の電解によるオゾン発生方
法は、請求項1の発明に加えて、ハロゲンイオンは塩化
物イオンであることを特徴とする。
【0012】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
に加えて、ハロゲンイオンは塩化物イオンであるので、
オゾン発生と同時に、次亜塩素酸を発生させることがで
きるようになる。被処理水は、オゾン及び次亜塩素酸に
より効果的に殺菌することができるようになる。
【0013】請求項3の発明の電解によるオゾン発生方
法は、請求項1又は請求項2の発明に加えて、アノード
を、白金、又は、白金被覆チタン、又は白金被覆チタン
合金、若しくは、白金−イリジウム合金を被覆したチタ
ン、又は白金−イリジウム合金を被覆したチタン合金、
或いは、白金−イリジウム−タンタル合金を被覆したチ
タン、又は白金−イリジウム−タンタル合金を被覆した
チタン合金により構成することを特徴とする。
【0014】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2に加えて、アノードを、白金、又は、白金被覆チ
タン、又は白金被覆チタン合金、若しくは、白金−イリ
ジウム合金を被覆したチタン、又は白金−イリジウム合
金を被覆したチタン合金、或いは、白金−イリジウム−
タンタル合金を被覆したチタン、又は白金−イリジウム
−タンタル合金を被覆したチタン合金により構成するの
で、より一層効率よくオゾンを生成することができるよ
うになる。また、従来の如く、アノードに二酸化鉛を使
用していないため、被処理水を飲料用又は、調理用具等
の殺菌に適用することができるようになる。
【0015】請求項4の発明の電解によるオゾン発生方
法は、請求項1、請求項2又は請求項3の発明に加え
て、アノードとカソード間に陽イオン交換膜を設けるこ
とを特徴とする。
【0016】請求項4の発明によれば、請求項1、請求
項2又は請求項3の発明に加えて、アノードとカソード
間に陽イオン交換膜を設けるので、アノード側に存在す
る水素イオンを効率的にカソード側に移動させることが
できるようになり、電流が流れ易くなる。これにより、
オゾンの発生量も増加される。
【0017】請求項5の発明の電解によるオゾン発生方
法は、請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4の発
明に加えて、被処理水を冷却することを特徴とする。
【0018】請求項5の発明によれば、請求項1、請求
項2、請求項3又は請求項4の発明に加えて、被処理水
を冷却するので、上述の如く発生したオゾンをより比較
的長い時間被処理水中に存在させることができるように
なり、被処理水中のオゾン存在量を増加させることがで
きるようになる。
【0019】請求項6の発明の電解によるオゾン発生方
法は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請
求項5の発明に加えて、アノードとカソード間に流す電
流値を制御することを特徴とする。
【0020】請求項6の発明によれば、請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4又は請求項5の発明に加え
て、アノードとカソード間に流す電流値を制御するの
で、被処理水中に存在するオゾン量を制御することがで
きるようになる。
【0021】請求項7の発明のオゾン発生装置は、電解
槽内の被処理水に浸漬されるアノード及びカソードを備
えたものであって、アノードを貴金属にて構成し、該ア
ノードとカソード間に電流を流して、ハロゲンイオン又
はハロゲンイオンを含有する化合物を含む被処理水の電
解を行うことにより、当該被処理水中にオゾンを発生さ
せることを特徴とする。
【0022】請求項7の発明によれば、電解槽内の被処
理水に浸漬されるアノード及びカソードを備えたもので
あって、アノードを貴金属にて構成し、該アノードとカ
ソード間に電流を流して、ハロゲンイオン又はハロゲン
イオンを含有する化合物を含む被処理水の電解を行うこ
とにより、当該被処理水中にオゾンを発生されるので、
効率的に電解槽内にオゾンを発生させることができるよ
うになり、被処理水を効率的に殺菌することができるよ
うになる。また、従来の如く被処理水中に含まれていた
塩素耐性菌などをも効率的に殺菌することができ、被処
理水を飲料水などにも適用することができるようにな
る。
【0023】請求項8のオゾン発生装置は、請求項7の
発明に加えて、ハロゲンイオンは塩化物イオンであるこ
とを特徴とする。
【0024】請求項8の発明によれば、請求項7の発明
に加えて、ハロゲンイオンは塩化物イオンであるので、
オゾン発生と同時に、次亜塩素酸を発生させることがで
きるようになり、被処理水中に存在するオゾン及び次亜
塩素酸により被処理水を効果的に殺菌することができる
ようになる。
【0025】請求項9の発明のオゾン発生装置は、請求
項7又は請求項8の発明に加えて、アノードは、白金、
又は、白金被覆チタン、又は白金被覆チタン合金、若し
くは、白金−イリジウム合金を被覆したチタン、又は白
金−イリジウム合金を被覆したチタン合金、或いは、白
金−イリジウム−タンタル合金を被覆したチタン、又は
白金−イリジウム−タンタル合金を被覆したチタン合金
により構成されていることを特徴とする。
【0026】請求項9の発明によれば、請求項7又は請
求項8の発明に加えて、アノードは、白金、又は、白金
被覆チタン、又は白金被覆チタン合金、若しくは、白金
−イリジウム合金を被覆したチタン、又は白金−イリジ
ウム合金を被覆したチタン合金、或いは、白金−イリジ
ウム−タンタル合金を被覆したチタン、又は白金−イリ
ジウム−タンタル合金を被覆したチタン合金により構成
されているので、より一層効率よくオゾンを生成するこ
とができるようになる。また、従来の如く、アノードに
二酸化鉛を使用していないため、被処理水を飲料用又
は、調理用具等の殺菌に適用することができるようにな
る。
【0027】請求項10の発明のオゾン発生装置は、請
求項7、請求項8又は請求項9の発明に加えて、アノー
ドとカソード間に設けられた陽イオン交換膜を備えるこ
とを特徴とする。
【0028】請求項10の発明によれば、請求項7、請
求項8又は請求項9の発明に加えて、アノードとカソー
ド間に設けられた陽イオン交換膜を備えるので、アノー
ド側に存在する水素イオンを効率的にカソード側に移動
させることができるようになり、電流が流れ易くなる。
これにより、オゾンの発生量も増加される。
【0029】請求項11の発明のオゾン発生装置は、請
求項7、請求項8、請求項9又は請求項10の発明に加
えて、被処理水を冷却する冷却手段を備えることを特徴
とする。
【0030】請求項11の発明によれば、請求項7、請
求項8、請求項9又は請求項10の発明に加えて、被処
理水を冷却する冷却手段を備えたので、上述の如く発生
したオゾンをより比較的長い時間被処理水中に存在させ
ることができるようになり、被処理水中のオゾン存在量
を増加させることができるようになる。
【0031】請求項12の発明のオゾン発生装置は、請
求項7、請求項8、請求項9、請求項10又は請求項1
1の発明に加えて、アノードとカソード間に流す電流値
を制御する制御装置を備えることを特徴とする。
【0032】請求項12の発明によれば、請求項7、請
求項8、請求項9、請求項10又は請求項11の発明に
加えて、アノードとカソード間に流す電流値を制御する
制御装置を備えたので、容易に被処理水中に存在するオ
ゾン量を制御することができるようになる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を詳述する。図1は本発明のオゾン発生方法を実
現するためのオゾン発生装置1の概要を示す説明図であ
る。本実施例におけるオゾン発生装置1は、内部に図示
しない被処理水の流入口と流出口を有する処理室4を構
成する電解槽2と、該処理室4内の被処理水中に少なく
とも一部が浸漬するように対向して配置される一対の電
極、即ち、アノード5と、カソード6と、該電極5、6
に通電するための電源7と、該電極5、6及び電流値を
制御する制御装置8とから構成されている。尚、図中に
おいて電解槽2内のアノード5及びカソード6の間に位
置する9は、陽イオン交換膜であり、電解槽2の例えば
底面に設けられている10は、電解槽2内の被処理水を
冷却するための冷却装置である。
【0034】前記アノード5は、貴金属、例えば、白
金、又は白金被覆チタン、又は白金被覆チタン合金、若
しくは、白金−イリジウム合金を被覆したチタン、又は
白金−イリジウム合金を被覆したチタン合金、或いは、
白金−イリジウム−タンタル合金を被覆したチタン、又
は白金−イリジウム−タンタル合金を被覆したチタン合
金により構成されている。他方カソード6は、アノード
5と同様の貴金属若しくは、不溶性材料又はカーボンに
より構成されている。
【0035】また、本実施例における被処理水は、例え
ば塩化物イオンが予め含まれている水道水を使用するも
のとする。
【0036】以上の構成により、電解槽2内の処理室4
に被処理水を貯留し、前記制御装置8により電源7をO
Nとし、アノード5及びカソード6に通電する。これに
より、被処理水中に含まれる微生物は一般的に負電位に
帯電していることから正電位とされたアノード5に引き
寄せられるようになる。また、アノード5では、被処理
水中に含まれる塩化物イオンが電子を放出して塩素を生
成する。その後、この塩素は、水に溶解し次亜塩素酸を
生成する。これにより、アノード5の近傍ではこの塩素
又は次亜塩素酸によって被処理水中の微生物が殺菌され
るようになる。
【0037】また、アノード5は、上述の如く白金、又
は白金被覆チタン、又は白金被覆チタン合金、若しく
は、白金−イリジウム合金を被覆したチタン、又は白金
−イリジウム合金を被覆したチタン合金、或いは、白金
−イリジウム−タンタル合金を被覆したチタン、又は白
金−イリジウム−タンタル合金を被覆したチタン合金に
より構成されていると共に、被処理水中には、塩化物イ
オンが存在しているため、電位が上昇し、オゾンが発生
する。
【0038】ここで、上記塩化物イオンの有無による電
位の上昇について、図2を参照して説明する。図2は、
電極に白金被覆チタン電極を使用しており、塩化物イオ
ン含有時と塩化物イオン非含有時における電流に対する
電位を示している。尚、被処理水は、塩化物イオン含有
時は、10%塩化カリウム含有1M硫酸を用い、塩化物
イオン非含有時は、1M硫酸を用いるものとする。
【0039】これによると、塩化物イオンが含有された
被処理水である場合、電流を6乃至8mA流した時点
で、1.2Vから1.5Vに急激に電位が上昇し、60
mAでは、2.1Vにまで電位が上昇している。これに
対し、塩化物イオン非含有時には、0.1mAから60
mAまで電流を徐々に上昇させていくと、なだらかに
0.8Vから1.8Vまで上昇される。これにより、被
処理水中に塩化物イオンが含有されていると、塩化物イ
オン非含有時に比して電位が著しく上昇されることが分
かる。
【0040】また、図3は、塩化物イオンの有無と白金
とイリジウムを被覆したチタン電極を使用した場合の電
位の上昇について説明する図である。尚、図3は、電極
に白金とイリジウムを被覆したチタンを使用し、塩化物
イオン含有時と塩化物イオン非含有時における電流に対
する電位を示しており、被処理水は、塩化物イオン含有
時は、10%塩化カリウム含有1M硫酸を用い、塩化物
イオン非含有時は、1M硫酸を用いるものとする。
【0041】これによると、塩化物イオンが含有された
被処理水である場合、電流を60mA流すと、約1.4
8Vにまで電位が上昇しているのに対し、塩化物イオン
非含有時には、同様に電流を60mA流すと、約1.4
Vにまで電位が上昇されている。これによっても、被処
理水中に塩化物イオンが含有されていると、塩化物イオ
ン非含有時に比して電位が上昇されることが分かる。
【0042】図4は、塩化物イオンの有無と白金とイリ
ジウムとタンタルを被覆したチタン電極を使用した場合
の電位の上昇について説明する図である。尚、図4は、
電極に白金とイリジウムとタンタルを被覆したチタンを
使用し、塩化物イオン含有時と塩化物イオン非含有時に
おける電流に対する電位を示しており、被処理水は、塩
化物イオン含有時は、10%塩化カリウム含有1M硫酸
を用い、塩化物イオン非含有時は、1M硫酸を用いるも
のとする。
【0043】これによると、塩化物イオンが含有された
被処理水である場合、電流を60mA流すと、約1.7
Vにまで電位が上昇しているのに対し、塩化物イオン非
含有時には、同様に電流を60mA流すと、約1.6V
にまで電位が上昇されている。この場合、あまり塩化物
イオンの有無による電位の差は大きくないが、これによ
っても、被処理水中に塩化物イオンが含有されている
と、塩化物イオン非含有時に比して電位が上昇されるこ
とが分かる。
【0044】尚、本実施例では、特に水道水に含まれて
いる塩化物イオンを例として説明しているが、これ以外
に、他のハロゲンイオンであっても良いものとする。
【0045】上述より、塩化物イオン含有の被処理水を
白金を被覆したチタン電極又は、白金とイリジウムを被
覆したチタン電極、又は白金とイリジウムとタンタルを
被覆したチタン電極で電解を行うと、電位上昇により容
易にオゾンが発生させることができるようになる。これ
により、比較的低電流でオゾンを発生させることができ
るため、非常に殺菌力の優れたオゾンにより容易に被処
理水中に含まれる微生物及び塩素耐性菌や、芽胞、原虫
を死滅させることができるようになる。
【0046】また、本発明で用いられる電極は、白金を
被覆したチタン電極であるため、同一の電解槽2内にお
いて、殺菌力に優れた塩素又は次亜塩素酸とオゾンを発
生させることができ、効率的に被処理水の殺菌・浄化処
理を行うことができるようになる。
【0047】また、同一の電解槽2内において、オゾン
を発生させながら、被処理水の殺菌・浄化処理を行うこ
とができるため、別置きの装置において発生されたオゾ
ンを被処理水に溶解させる工程を行う必要がなくなると
共に、従来のオゾン溶解量よりも著しく多いオゾンを被
処理水中に存在させることができるようになる。これに
より、より確実に、効率的に被処理水の殺菌・浄化処理
を行うことができるようになる。
【0048】更に、本発明では、二酸化鉛を使用するこ
となくオゾンを発生させるため、人体に影響を与えるこ
となく、殺菌・浄化処理された被処理水を直接、飲料用
又は調理用具等の殺菌に適用することができるようにな
る。
【0049】また、更に本実施例では、電解槽2内にお
いて、アノード5とカソード6との間に位置して陽イオ
ン交換膜9が設けられているため、電解により生じる水
素イオンが、アノード5側からカソード6側に移動され
るため、カソード6における水素の生成を促進させるこ
とができ、これによっても電位を上昇させることができ
るようになり、電位の上昇に伴ってオゾンの生成量も増
加させることができるようになる。
【0050】一方、本実施例では、電解槽2は、既存の
冷却装置10により冷却しながら被処理水の電解を行っ
ている。ここで、冷却しながら電解を行うことによる効
果を示す実験結果を図5に示す。
【0051】図5は、被処理水温度に対するオゾンの存
在量を示す図であり、白金を被覆したチタン電極又は、
白金とイリジウムを被覆したチタン電極又は白金とイリ
ジウムとタンタルを被覆したチタン電極の各電極を使用
し、400mAの電流で、電解を行ったものである。
【0052】これによると、被処理水温度が+3℃で
は、白金被覆チタン電極では、約0.48mg/dm3
のオゾン濃度であり、白金−イリジウム被覆チタン電極
では、約0.10mg/dm3のオゾン濃度であり、白
金−イリジウム−タンタル被覆チタン電極では、約0.
18mg/dm3のオゾン濃度である。そして、各電極
において、被処理水温度を上昇させていくと+22℃で
は、白金被覆チタン電極では、約0.12mg/dm3
のオゾン濃度であり、白金−イリジウム被覆チタン電極
では、約0.01mg/dm3のオゾン濃度であり、白
金−イリジウム−タンタル被覆チタン電極では、約0.
05mg/dm3のオゾン濃度である。そして、更に、
各電極において、被処理水温度を上昇させていくと+6
0℃では、各電極ともオゾンは、殆ど存在していないこ
とが分かる。
【0053】これにより、電解槽2を例えば+3℃に冷
却しながら電解を行うことにより、被処理水中における
オゾンの濃度が著しく増加され、より一層殺菌・浄化効
果を向上させることができるようになる。
【0054】尚、図6は、上記各電極における被処理水
温度に対する有効塩素濃度を示す図であり、上記図5と
同様の条件で行ったものである。これによると、各被処
理水温度に対して、白金被覆チタン電極は、他の電極と
比して著しく有効塩素濃度が低いことが分かる。これ
は、優先的にオゾンの生成反応が生じているためである
と考えられる。
【0055】また、図7は、昨今、問題とされている環
境ホルモンの電解による濃度の減少を示す図である。前
記被処理水中に環境ホルモンとしての例えばフタル酸ジ
−2−エチルヘキシルが含まれている場合、上述の如く
発生されるオゾンにより、電解時間の経過と共に、フタ
ル酸ジ−2−エチルヘキシルが減少されていることが分
かる。これにより、被処理水中に環境ホルモン、例えば
フタル酸ジ−2−エチルヘキシルが含まれていても、効
率的にオゾンにより、環境ホルモンを分解することがで
き、被処理水の浄化効率を向上させることができるよう
になる。
【0056】更に、本実施例では、制御装置9により電
流値制御を行うことができるため、被処理水の水質に応
じて電流値を制御し、これにより、必要なオゾンを発生
させることができるようになる。
【0057】これにより、本発明のオゾン発生方法及び
オゾン発生装置1では、電力消費を低く抑えながらオゾ
ンによる被処理水の浄化処理を効果的に行うことができ
るようになる。
【0058】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、アノ
ードとカソード間に電流を流し、電解によって被処理水
中にオゾンを発生させる方法であって、アノードを構成
する材料として貴金属を用いると共に、被処理水はハロ
ゲンイオン又はハロゲンイオンを含有する化合物を含む
ので、効率的にオゾンを発生させることができるように
なる。被処理水は、塩素耐性菌など従来は殺菌が困難で
あったものについても、オゾンにより効率的に殺菌する
ことができるようになり、特に、飲料水に適用すること
ができるようになる。
【0059】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
に加えて、ハロゲンイオンは塩化物イオンであるので、
オゾン発生と同時に、次亜塩素酸を発生させることがで
きるようになる。被処理水は、オゾン及び次亜塩素酸に
より効果的に殺菌することができるようになる。
【0060】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2に加えて、アノードを、白金、又は、白金被覆チ
タン、又は白金被覆チタン合金、若しくは、白金−イリ
ジウム合金を被覆したチタン、又は白金−イリジウム合
金を被覆したチタン合金、或いは、白金−イリジウム−
タンタル合金を被覆したチタン、又は白金−イリジウム
−タンタル合金を被覆したチタン合金により構成するの
で、より一層効率よくオゾンを生成することができるよ
うになる。また、従来の如く、アノードに二酸化鉛を使
用していないため、被処理水を飲料用又は、調理用具等
の殺菌に適用することができるようになる。
【0061】請求項4の発明によれば、請求項1、請求
項2又は請求項3の発明に加えて、アノードとカソード
間に陽イオン交換膜を設けるので、アノード側に存在す
る水素イオンを効率的にカソード側に移動させることが
できるようになり、電流が流れ易くなる。これにより、
オゾンの発生量も増加される。
【0062】請求項5の発明によれば、請求項1、請求
項2、請求項3又は請求項4の発明に加えて、被処理水
を冷却するので、上述の如く発生したオゾンをより比較
的長い時間被処理水中に存在させることができるように
なり、被処理水中のオゾン存在量を増加させることがで
きるようになる。
【0063】請求項6の発明によれば、請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4又は請求項5の発明に加え
て、アノードとカソード間に流す電流値を制御するの
で、被処理水中に存在するオゾン量を制御することがで
きるようになる。
【0064】請求項7の発明によれば、電解槽内の被処
理水に浸漬されるアノード及びカソードを備えたもので
あって、アノードを貴金属にて構成し、該アノードとカ
ソード間に電流を流して、ハロゲンイオン又はハロゲン
イオンを含有する化合物を含む被処理水の電解を行うこ
とにより、当該被処理水中にオゾンを発生されるので、
効率的に電解槽内にオゾンを発生させることができるよ
うになり、被処理水を効率的に殺菌することができるよ
うになる。また、従来の如く被処理水中に含まれていた
塩素耐性菌などをも効率的に殺菌することができ、被処
理水を飲料水などにも適用することができるようにな
る。
【0065】請求項8の発明によれば、請求項7の発明
に加えて、ハロゲンイオンは塩化物イオンであるので、
オゾン発生と同時に、次亜塩素酸を発生させることがで
きるようになり、被処理水中に存在するオゾン及び次亜
塩素酸により被処理水を効果的に殺菌することができる
ようになる。
【0066】請求項9の発明によれば、請求項7又は請
求項8の発明に加えて、アノードは、白金、又は、白金
被覆チタン、又は白金被覆チタン合金、若しくは、白金
−イリジウム合金を被覆したチタン、又は白金−イリジ
ウム合金を被覆したチタン合金、或いは、白金−イリジ
ウム−タンタル合金を被覆したチタン、又は白金−イリ
ジウム−タンタル合金を被覆したチタン合金により構成
されているので、より一層効率よくオゾンを生成するこ
とができるようになる。また、従来の如く、アノードに
二酸化鉛を使用していないため、被処理水を飲料用又
は、調理用具等の殺菌に適用することができるようにな
る。
【0067】請求項10の発明によれば、請求項7、請
求項8又は請求項9の発明に加えて、アノードとカソー
ド間に設けられた陽イオン交換膜を備えるので、アノー
ド側に存在する水素イオンを効率的にカソード側に移動
させることができるようになり、電流が流れ易くなる。
これにより、オゾンの発生量も増加される。
【0068】請求項11の発明によれば、請求項7、請
求項8、請求項9又は請求項10の発明に加えて、被処
理水を冷却する冷却手段を備えたので、上述の如く発生
したオゾンをより比較的長い時間被処理水中に存在させ
ることができるようになり、被処理水中のオゾン存在量
を増加させることができるようになる。
【0069】請求項12の発明によれば、請求項7、請
求項8、請求項9、請求項10又は請求項11の発明に
加えて、アノードとカソード間に流す電流値を制御する
制御装置を備えたので、容易に被処理水中に存在するオ
ゾン量を制御することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオゾン発生装置の概略説明図である。
【図2】白金被覆チタン電極を使用した場合における電
流に対する電位を示す図である。
【図3】白金とイリジウムを被覆したチタン電極を使用
した場合における電流に対する電位を示す図である。
【図4】白金とイリジウムとタンタルを被覆したチタン
電極を使用した場合における電流に対する電位を示す図
である。
【図5】被処理水温度に対するオゾンの存在量を示す図
である。
【図6】上記各電極における被処理水温度に対する有効
塩素濃度を示す図である。
【図7】環境ホルモンの電解処理濃度を示す図である。
【符号の説明】
1 オゾン発生装置 2 電解槽 3 本体 4 処理室 5 アノード 6 カソード 7 電源 8 制御装置 9 陽イオン交換膜 10 冷却装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 560 C02F 1/50 560F 1/78 1/78 C25B 1/13 C25B 11/04 Z 11/04 1/00 F (72)発明者 池上 和男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 志水 康彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 井関 正博 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4D050 AA04 AB06 BB02 BD04 CA10 4D061 DA01 DB01 DB09 EA02 EB04 EB13 EB30 ED12 4K011 AA15 AA21 AA31 DA03 DA04 4K021 AA01 AA09 AB15 BA03 BC05 CA12 DB18 DB21 DB31 DC07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アノードとカソード間に電流を流し、電
    解によって被処理水中にオゾンを発生させる方法であっ
    て、 前記アノードを構成する材料として貴金属を用いると共
    に、前記被処理水はハロゲンイオン又はハロゲンイオン
    を含有する化合物を含むことを特徴とする電解によるオ
    ゾン発生方法。
  2. 【請求項2】 前記ハロゲンイオンは塩化物イオンであ
    ることを特徴とする請求項1の電解によるオゾン発生方
    法。
  3. 【請求項3】 前記アノードを、白金、又は、白金被覆
    チタン、又は白金被覆チタン合金、若しくは、白金−イ
    リジウム合金を被覆したチタン、又は白金−イリジウム
    合金を被覆したチタン合金、或いは、白金−イリジウム
    −タンタル合金を被覆したチタン、又は白金−イリジウ
    ム−タンタル合金を被覆したチタン合金により構成する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2の電解によるオ
    ゾン発生方法。
  4. 【請求項4】 前記アノードとカソード間に陽イオン交
    換膜を設けることを特徴とする請求項1、請求項2又は
    請求項3の電解によるオゾン発生方法。
  5. 【請求項5】 前記被処理水を冷却することを特徴とす
    る請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4の電解に
    よるオゾン発生方法。
  6. 【請求項6】 前記アノードとカソード間に流す電流値
    を制御することを特徴とする請求項1、請求項2、請求
    項3、請求項4又は請求項5の電解によるオゾン発生方
    法。
  7. 【請求項7】 電解槽内の被処理水に浸漬されるアノー
    ド及びカソードを備えたオゾン発生装置において、 前記アノードを貴金属にて構成し、該アノードと前記カ
    ソード間に電流を流して、ハロゲンイオン又はハロゲン
    イオンを含有する化合物を含む前記被処理水の電解を行
    うことにより、当該被処理水中にオゾンを発生させるこ
    とを特徴とするオゾン発生装置。
  8. 【請求項8】 前記ハロゲンイオンは塩化物イオンであ
    ることを特徴とする請求項7のオゾン発生装置。
  9. 【請求項9】 前記アノードは、白金、又は、白金被覆
    チタン、又は白金被覆チタン合金、若しくは、白金−イ
    リジウム合金を被覆したチタン、又は白金−イリジウム
    合金を被覆したチタン合金、或いは、白金−イリジウム
    −タンタル合金を被覆したチタン、又は白金−イリジウ
    ム−タンタル合金を被覆したチタン合金により構成され
    ていることを特徴とする請求項7又は請求項8のオゾン
    発生装置。
  10. 【請求項10】 前記アノードとカソード間に設けられ
    た陽イオン交換膜を備えることを特徴とする請求項7、
    請求項8又は請求項9のオゾン発生装置。
  11. 【請求項11】 前記被処理水を冷却する冷却手段を備
    えることを特徴とする請求項7、請求項8、請求項9又
    は請求項10のオゾン発生装置。
  12. 【請求項12】 前記アノードとカソード間に流す電流
    値を制御する制御装置を備えることを特徴とする請求項
    7、請求項8、請求項9、請求項10又は請求項11の
    オゾン発生装置。
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