JP2002261914A - 使用者認証機能付き携帯通信端末 - Google Patents

使用者認証機能付き携帯通信端末

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JP2002261914A
JP2002261914A JP2001060195A JP2001060195A JP2002261914A JP 2002261914 A JP2002261914 A JP 2002261914A JP 2001060195 A JP2001060195 A JP 2001060195A JP 2001060195 A JP2001060195 A JP 2001060195A JP 2002261914 A JP2002261914 A JP 2002261914A
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Shinichi Obata
信一 小畑
Masayuki Matsuda
雅之 松田
Akio Shinagawa
明生 品川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】不正使用者の逆探知が可能な使用者認証機能付
き携帯通信端末を提供する。 【解決手段】操作開始に応答して撮像した画像データ
を、予め記憶の照合用データと照合して、使用者の認証
を行う使用者認証機能付き携帯通信端末において、前記
照合が一致しない場合に、前記撮像した画像データを外
部に送信し且つ通信動作を継続させる手段を備えたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯通信端末に関
し、特に、使用者を認証する機能を有する使用者認証機
能付き携帯通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯通信端末において、使用者を認証す
る従来の認証システムは、例えば、特開2000−30
028号公報に記載されているような、指紋、声紋、網
膜紋等の一致を確認するものである。そのような認証シ
ステムでは、適正使用者の指紋、声紋、網膜紋を照合用
パターンとして予め登録しておき、その保持された照合
用パターンと、外部から入力されたパターンとを比較す
ることで認証処理を実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開2000−300
28号公報のような認証システムにおいては、照合用パ
ターンを予め登録しておくため、ある決まった一個人を
特定するに足る情報を電子的な形態で保持することにな
る。本来、指紋、声紋、網膜紋などは、本人が有する唯
一無二の身体的特徴と考えられており、本人の体以外に
は存在しないという点で、様々な分野において個人特定
の手段として、大きな威力を発揮してきた。
【0004】しかし、その特徴を示す情報を照合用パタ
ーンとして電子的な形態で保持することにより、かえっ
て、その照合用の情報が乱用される危険性が新たに生じ
る。その場合、特に指紋、網膜紋、DNAパターン等な
どは、それ自体が確実に一個人を特定するため、乱用さ
れたことを主張することは著しく困難となる。また、複
数人数で携帯電話等を共用する場合などは、その使用者
管理においては、指紋、網膜紋ほどの厳密さは必要なく
とも、不正使用者については、しっかりとチェックされ
る必要がある。
【0005】本発明の目的は、不正使用者の逆探知が可
能な使用者認証機能付き携帯通信端末を提供することに
ある。
【0006】本発明の他の目的は、操作キーの種類によ
り予め記憶の照合用データが切り替えられ且つ不正使用
者の逆探知が可能な使用者認証機能付き携帯通信端末を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、操作開始に応
答して撮像した画像データを、予め記憶の照合用データ
と照合して、使用者の認証を行う使用者認証機能付き携
帯通信端末において、前記照合が一致しない場合に、前
記撮像した画像データを外部に送信し且つ通信動作を継
続させる手段を備えたことを特徴とする使用者認証機能
付き携帯通信端末である。
【0008】本発明は、操作キーの押圧に応答して撮像
した画像データを、予め記憶の照合用データと照合し
て、使用者の認証を行う使用者認証機能付き携帯通信端
末において、前記押圧した操作キーの種類に応じて前記
予め記憶の照合用データの種類を切り替え、前記撮像し
た画像データを前記撮像した画像データに対応した照合
用データと照合して使用者の認証を行う手段と、前記照
合が一致しない場合に、前記撮像した画像データを外部
に送信し且つ通信動作を継続させる手段を備えたことを
特徴とする使用者認証機能付き携帯通信端末である。
【0009】本発明は、前記撮像した画像データが顔画
像データであり、前記予め記憶の照合用データが照合用
顔画像データであり、前記手段は、前記顔画像データを
前記照合用顔画像データと照合し、前記照合が一致しな
い場合に、前記撮像した顔画像データを外部に送信し且
つ通信動作を継続させることを特徴とする使用者認証機
能付き携帯通信端末である。
【0010】本発明は、前記撮像した画像データが外耳
画像データであり、前記予め記憶の照合用データが照合
用外耳画像データであり、前記手段は、前記外耳画像デ
ータを前記照合用外耳画像データと照合し、前記照合が
一致しない場合に、前記撮像した外耳画像データを外部
に送信し且つ通信動作を継続することを特徴とする使用
者認証機能付き携帯通信端末である。
【0011】本発明は、前記操作キーが通話キーとそれ
以外のキーからなり、前記予め記憶の照合用データが照
合用顔画像データと照合用外耳画像データからなり、前
記手段は、前記押圧した操作キーが前記通話キーの場合
に前記撮像した画像データを前記照合用外耳画像データ
と照合して使用者の認証を行い、前記押圧した操作キー
が前記通話キー以外のキー場合には前記撮像した画像デ
ータを前記照合用顔画像データと照合して使用者の認証
を行うことを特徴とする使用者認証機能付き携帯通信端
末である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の使用者認証機能
付き携帯通信端末の実施の形態の構成図である。図1に
おいて、使用者認証機能付き携帯通信端末17は、無線
通信用アンテナ部1と、無線通信用アンテナ部1からの
受信信号を入力し復調処理をする受信処理部2と、送信
用データを変調して無線通信用アンテナ部1に送る送信
処理部3、メインコントローラ4と、照合用特徴データ
を保持するデータ保持メモリ6と、外部映像を撮像して
画像データをメインコントローラ4に送るカメラ部7
と、ユーザからのキー入力をデータ変換してメインコン
トローラ4に送るキー入力部8と、メインコントローラ
4からの受信音声データを復号化処理し且つマイクから
の音声入力を符号化処理する音声処理部9と、復号化処
理された音声信号を受けて音を出すスピーカ10と、外
部音声を取り込み音声信号とするマイク11とで構成さ
れている。
【0013】次に、使用者認証の処理を説明すると、キ
ー入力部8上のキーの押し下げがあったことをメインコ
ントローラ4が検出し、カメラ部7に撮像指示が送信さ
れる。撮像指示を受けたカメラ部7は前面画像を撮像し
て、撮像データをメインコントローラ4に送る。メイン
コントローラ4では、比較対象領域を抽出し、比較対象
領域内での特徴点の位置を特定して採取画像特徴データ
とする。更に採取画像特徴データとデータ保持メモリ6
内の照合用特徴データ群とを比較して、一致すると解釈
される照合用特徴データがあるかどうか判断する。そこ
で、一致画像有りとなった場合は機能制限無しのフル機
能モード設定にし、一致画像無しと判定された場合は機
能制限された認証NG使用者用使用モード(使用制限モ
ード)を設定にする。
【0014】更にメインコントローラ4では、認証NG
使用者用使用モード(使用制限モード)が設定された場
合、認証NGとなった使用者の送信画像データ124
を、通信サービスセンタに送るために送信処理部3に出
力する。送信処理部3はアンテナ部1を介して、通信サ
ービスセンタに認証NGとなった使用者の送信画像デー
タを送信する。
【0015】図2は、図1の使用者認証の処理の流れを
示す処理フロー図である。処理スタート段階200に続
き、キー押し下げ検出段階201により、電源キー、通
話キー、テンキー等の入力キーが押し下げられたことを
検出する。続いてキー押し下げが検出されたことを受
け、前面画像撮影段階202において、携帯通信端末に
搭載されたカメラ部により前面画像を撮像する。続いて
比較対象領域輪郭検出段階203において、前面画像撮
影段階202で撮像された採取画像データの中から比較
対象領域を抽出する。続いて特徴パターン抽出段階20
4において、比較対象領域内での特徴パターンを抽出し
て採取画像特徴データとする。
【0016】続いて画像特徴ライブラリ検索段階205
において、認証処理に使う照合用特徴データを呼び出
す。続いて認証パターン照合判定段階207において、
照合用特徴データの中に採取画像特徴データと一致する
と解釈されるデータがあるかどうかを判定する。そこ
で、一致画像有り208となった場合は、続いて、フル
機能モード設定段階212により、機能制限無しのフル
機能モード設定にして、通信継続動作212に続く。
【0017】また、認証パターン照合判定段階207に
おいて一致画像無し209と判定された場合は、使用制
限モード設定段階210により、機能制限された認証N
G使用者用使用モード(使用制限モード)を設定にし、
続いて、撮像画像データ送信段階211により、使用者
の送信画像データを送信処理部3に送り、通信サービス
センタに認証NGとなった使用者の画像データを送信し
て、通信継続動作212に続く。
【0018】これにより、使用者の手を煩わせることな
く、使用者認証処理が自動的に行われる。特に、その際
に照合用データとして、指紋、網膜紋等の個人特定情報
を電子的な形態で機器内に保持する必要が無くてすむた
め、個人特定情報を危険に晒す可能性を抑えることがで
きる。さらに、使用者が不正使用者である場合でも続け
て通信継続動作させ、その間に、不正使用者の逆探知が
可能である。
【0019】逆探知の方法としては、採取された使用者
画像データを通信サービスセンタに送ることで、使用者
の特徴がある程度判明する。また、携帯通信端末が現在
使用している基地局の位置から、半径何m以内という範
囲でおおよその位置が特定できる。
【0020】図2において、比較対象領域を、使用者の
顔画像とした場合には、図2における比較対象領域輪郭
検出段階203が顔画像認識段階に代わり、特徴パター
ン抽出段階204が特徴抽出段階に代わり、画像特徴ラ
イブラリ検索段階205が顔画像特徴ライブラリ検索段
階に代わり、一致画像有り208が一致顔画像有り21
8に代わり、一致画像無し209が一致顔画像無し21
9に代わる。
【0021】これにより、使用者の顔画像を自動撮像し
て、簡易認証処理を行うことができる。また、認証用の
照合用特徴データは顔画像の特徴を示すデータとなるた
め、万が一、乱用の危険性に晒された場合でも、指紋や
網膜紋ほど被害が深刻なものにはならない。また、使用
者が撮像装置に対して顔を背けている場合には、顔画像
と認識されないため、認証NG使用者として判別でき
る。
【0022】この顔画像認識の例を示したのが、図3
(a)〜(d)である。図3(a)〜(d)は、採取画
像データ301、使用者顔画像302、比較対象画像領
域303、第1特徴点304、第2特徴点305、第1
特徴点X座標306、第1特徴点Y座標307とで構成さ
れている。図3(a)は図2に示された前面画像撮影段
階202において撮像された採取画像データである。続
いて図3(b)は、図2に示された比較対象領域輪郭検
出段階203に代わる顔画像認識段階において比較対象
領域を抽出する様子を示している。
【0023】続いて図3(c)及び図3(b)は特徴パ
ターン抽出段階204に代わる顔画像特徴抽出段階にお
いて顔画像内の特徴点を抽出する様子を示しており、右
の目の位置となる第1特徴点304、右の頬のライン境
界である第2特徴点305を初めとする複数の特徴点を
丸で示している。続いて図3(d)は、特徴パターン抽
出204に代わる顔画像特徴抽出段階において顔画像内
の特徴点に関するパラメータデータを決定する様子を示
しており、第1特徴点304に対するパラメータデータ
として、第1特徴点X座標306と第1特徴点Y座標3
07を導出している。この特徴点座標306,307を
照合用顔画像特徴データと比較することで、認証処理を
行うことができる。
【0024】また、顔面画像による認証の例と同様に、
図2の上記比較対象領域を、使用者の外耳画像とする例
も考えられる。
【0025】その場合の外耳画像認識の例を示したの
が、図4(a)〜(d)である。図4(a)〜(d)
は、採取画像データ401、使用者外耳画像412、比
較対象画像領域413、外耳の第1特徴点414、外耳
の第2特徴点415、外耳の第2特徴点X座標416、外
耳の第2特徴点Y座標417とで構成されている。図4
(a)は図2に示された前面画像撮影段階202におい
て撮像された採取画像データである。続いて図4(b)
は、図2に示された比較対象領域輪郭検出段階203に
おいて比較対象領域413を抽出する様子を示してい
る。
【0026】続いて図4(c)及び図4(b)は特徴パ
ターン抽出段階204において外耳画像内の特徴点を抽
出する様子を示しており、第1特徴点414、第2特徴
点415を初めとする複数の特徴点を丸で示している。
続いて図4(d)は、特徴パターン抽出段階204にお
いて外耳画像内の特徴点に関するパラメータデータを決
定する様子を示しており、外耳の第2特徴点415に対
するパラメータデータとして、外耳の第2特徴点X座標
416と外耳の第2特徴点Y座標417を導出してい
る。この特徴点座標416,417を照合用外耳画像特
徴データと比較することで、認証処理を行うことができ
る。
【0027】ここで、図7に、実際の携帯通信端末の一
例である携帯電話機を使っている使用者の様子を示し
た。携帯電話機は、使用者70、使用者の耳71、携帯
電話機72、スピーカ73、カメラ部(撮像装置)7
4、表示画面75、入力キー部76、マイク77とで構
成されている。図7に示したとおり携帯電話機を使った
通常通話時の場合には、その使用時間の大半において携
帯電話機のそばにあるのは耳である。従って、外耳の画
像を認証に利用するのは大変便利である。また、顔画像
同様、外耳画像では一個人を特定するほどの厳密な情報
とはならないので、その利用、管理も危険性が低い。
【0028】次に、使用者認証の他の処理を説明する。
この処理フローは、押し下げキーの種類により、照合用
の特徴データの種類を切り替えるものである。これは、
使用している用途により、携帯通信端末の正面に位置す
る使用者の顔の部分が異なることに着目した機能であ
る。すなわち、通常通話機能使用時では、携帯通信端末
には使用者の耳が近接したままになり、Webサイトブ
ラウジング等の時は、使用者は表示画面が顔の正面にな
るように携帯通信端末を持つことが想定されるので、そ
の切り替えを、押し下げキーの種類で行うようにしたも
のである。
【0029】図1において、キー入力部8上のキーの押
し下げがあったことをメインコントローラ4が検出し、
カメラ部7に撮像指示が送信される。撮像指示を受けた
カメラ部7は前面画像を撮像して、撮像データをメイン
コントローラ4に送る。メインコントローラ4では、比
較対象領域を抽出し、比較対象領域内での特徴点の位置
を特定して採取画像特徴データとする。
【0030】ここで、押し下げがあったキー入力部8上
のキーが通話キーであるか、それ以外(テンキー,特殊
記号キー)であるかをメインコントローラ4が判別す
る。押し下げがあったキーが通話キーであった場合に
は、メインコントローラ4が照合用特徴データ群の種類
を外耳特徴データ群と設定して、押し下げがあったキー
が通話キー以外のキーであった場合には、メインコント
ローラ4が照合用特徴データ群の種類を顔面特徴データ
群として設定する。
【0031】更に採取画像特徴データとデータ保持メモ
リ6内の設定された照合用特徴データ群とを比較して、
一致すると解釈される照合用特徴データがあるかどうか
判断する。
【0032】図5は、この使用者認証の他の処理の流れ
を示す処理フロー図である。処理スタート段階200に
続き、キー押し下げ検出段階201により、電源キー、
通話キー、テンキー等の入力キーが押し下げられたこと
を検出する。続いて押し下げキー判別段階220によ
り、押されたキーが通話キーかどうかが判定される。押
し下げられたキーが通話キーの場合には、通話開始時撮
像段階221により、通話開始時点で撮像する。続いて
外耳画像照合用特徴データ比較段階222において、通
話開始時撮像段階221での撮像データに対して、照合
用外耳画像特徴データとの比較を行う。
【0033】押し下げキー判別段階220により、押し
下げられたキーが通話キーでない場合には、画像撮像段
階223において前面画像を撮像し、顔画像照合用特徴
データ比較段階224において、前面画像データに対し
て、顔画像照合用特徴データとの比較を行う。
【0034】続いて認証パターン照合判定段階207に
おいて、照合用特徴データの中に採取画像特徴データと
一致すると解釈されるデータがあるかどうかを判定す
る。そこで、一致画像有りとなった場合は、続いて、フ
ル機能モード設定段階212により、機能制限無しのフ
ル機能モード設定にして、継続動作212に続く。ま
た、認証パターン照合判定段階207において一致画像
無しと判定された場合は、使用制限モード設定段階21
0により、機能制限された認証NG使用者用使用モード
(使用制限モード)を設定にし、続いて、撮像画像デー
タ送信段階211により、使用者の送信画像データを送
信処理部に送り、通信サービスセンタに認証NGとなっ
た使用者の画像データを送信して、継続動作212に続
く。
【0035】これにより、使用者の手を煩わせることな
く、使用者認証処理が自動的に行われる。また、その際
に照合用データとして、指紋、網膜紋等の個人特定情報
を電子的な形態で機器内に保持することが無いため、個
人特定情報を危険に晒す可能性を抑えることができる。
更に、使用状況に応じて、比較認証用の対象画像の種類
を自動的に切り替えることができる。
【0036】ここで、照合用画像特徴データの例と、認
証NG時の送信画像データの例を、図6(a)、(b)に
示す。図6(a)は照合用画像特徴データテーブル62
0を示しており、ユーザID621と、使用機能履歴デ
ータ622と、照合用特徴パラメータデータ623とで
構成されている。これによりユーザ別の照合用特徴パラ
メータデータが管理され、認証処理に利用することがで
きる。また、図6(b)は認証NGとなった使用者の送信
画像データテーブル624を示しており、端末ID62
5と、使用機能履歴データ622と、採取画像データ6
26とで構成されている。これにより認証NGとなった
使用者に関する画像を機器の外部に伝えることができ
る。
【0037】これにより、使用者の手を煩わせることな
く、使用者認証処理が自動的に行われる。また、その際
に照合用データとして、指紋、網膜紋等の個人特定情報
を電子的な形態で機器内に保持することが無いため、個
人特定情報を危険に晒す可能性を抑えることができる。
さらに、使用者が不正使用者である場合でも続けて継続
動作させるので、その間に、不正使用者の逆探知が可能
である。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、不正使用者の逆探知が
可能な使用者認証機能付き携帯通信端末を提供すること
ができる。また本発明によれば操作キーの種類により予
め記憶の照合用データが切り替えられ且つ不正使用者の
逆探知が可能な使用者認証機能付き携帯通信端末を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使用者認証機能付き携帯通信端末の実
施の形態の構成図である。
【図2】図1の使用者認証の処理の流れを示す処理フロ
ー図である。
【図3】顔画像認識の例を示した図である。
【図4】外耳画像認識の例を示した図である。
【図5】使用者認証の他の処理の流れを示す処理フロー
図である。
【図6】照合用画像特徴データの例と、認証NG時の送信
画像データの例を示す図である。
【図7】実際の携帯通信端末の一例である携帯電話機を
使っている使用者の様子を示した図である。
【符号の説明】
1…アンテナ部、2…受信処理部、3…送信処理部、4
…メインコントローラ、6…データ保持メモリ、7…カ
メラ部、8…キー入力部、9…音声処理部、10…スピ
ーカ、11…マイク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 品川 明生 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所デジタルメディア製品事業部 内 Fターム(参考) 5J104 AA07 AA12 KA01 KA16 PA02 5K027 AA11 BB09 HH11 HH23 HH29 5K067 AA32 DD17 DD52 EE02 GG01 HH22 HH23 5K101 LL12 NN06 PP03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作開始に応答して撮像した画像データ
    を、予め記憶の照合用データと照合して、使用者の認証
    を行う使用者認証機能付き携帯通信端末において、前記
    照合が一致しない場合に、前記撮像した画像データを外
    部に送信し且つ通信動作を継続させる手段を備えたこと
    を特徴とする使用者認証機能付き携帯通信端末。
  2. 【請求項2】操作キーの押圧に応答して撮像した画像デ
    ータを、予め記憶の照合用データと照合して、使用者の
    認証を行う使用者認証機能付き携帯通信端末において、
    前記押圧した操作キーの種類に応じて前記予め記憶の照
    合用データの種類を切り替え、前記撮像した画像データ
    を前記撮像した画像データに対応した照合用データと照
    合して使用者の認証を行う手段と、前記照合が一致しな
    い場合に、前記撮像した画像データを外部に送信し且つ
    通信動作を継続させる手段を備えたことを特徴とする使
    用者認証機能付き携帯通信端末。
  3. 【請求項3】請求項1記載の使用者認証機能付き携帯通
    信端末において、前記撮像した画像データが顔画像デー
    タであり、前記予め記憶の照合用データが照合用顔画像
    データであり、前記手段は、前記顔画像データを前記照
    合用顔画像データと照合し、前記照合が一致しない場合
    に、前記撮像した顔画像データを外部に送信し且つ通信
    動作を継続させることを特徴とする使用者認証機能付き
    携帯通信端末。
  4. 【請求項4】請求項1記載の使用者認証機能付き携帯通
    信端末において、前記撮像した画像データが外耳画像デ
    ータであり、前記予め記憶の照合用データが照合用外耳
    画像データであり、前記手段は、前記外耳画像データを
    前記照合用外耳画像データと照合し、前記照合が一致し
    ない場合に、前記撮像した外耳画像データを外部に送信
    し且つ通信動作を継続することを特徴とする使用者認証
    機能付き携帯通信端末。
  5. 【請求項5】請求項2記載の使用者認証機能付き携帯通
    信端末において、前記操作キーが通話キーとそれ以外の
    キーからなり、前記予め記憶の照合用データが照合用顔
    画像データと照合用外耳画像データからなり、前記手段
    は、前記押圧した操作キーが前記通話キーの場合に前記
    撮像した画像データを前記照合用外耳画像データと照合
    して使用者の認証を行い、前記押圧した操作キーが前記
    通話キー以外のキー場合には前記撮像した画像データを
    前記照合用顔画像データと照合して使用者の認証を行う
    ことを特徴とする使用者認証機能付き携帯通信端末。
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