JP2002260103A - 販売時点情報管理システム - Google Patents

販売時点情報管理システム

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JP2002260103A
JP2002260103A JP2001388930A JP2001388930A JP2002260103A JP 2002260103 A JP2002260103 A JP 2002260103A JP 2001388930 A JP2001388930 A JP 2001388930A JP 2001388930 A JP2001388930 A JP 2001388930A JP 2002260103 A JP2002260103 A JP 2002260103A
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customer
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sale
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Yutaka Nishimura
豊 西村
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】小売店の店頭において、POSレジスタを用い
て購買商品から個々の顧客の価値基準数値を判定して、
提供する。 【解決手段】POSレジスタを具備した販売時点情報管
理システムにおいて、商品テーブル111に商品コード
と顧客趣味嗜好値とを格納しておき、POSレジスタを
用いた決済時に、演算部13は商品コードに紐付けされ
た顧客趣味嗜好値を顧客データベース114の顧客趣味
嗜好値に挿入し、出力部14は、POSレジスタ20の
印字部24等に対して印刷指示をおこなう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売時点情報管理
システムに関するもので、購買商品から顧客の価値基準
数値を判定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から購買商品に合わせて、商品固有
の販促メッセージをレシートに印字することで、宣伝効
果を向上させると共に、顧客が商品購入時に目的の商品
固有の情報を得ることができる販売時情報管理システム
は存在した。
【0003】例えば特開2000−235668号広報
に記載の技術では、各種商品固有の販促メッセージを優
先順位に対応づけて単数あるいは複数印刷する技術が提
案されている。
【0004】また、オンラインショッピングの購買履歴
から顧客の趣味嗜好を判断し、ウェブサイトの顧客専用
マイページを生成して、個々の顧客の趣味嗜好に合わせ
た商品情報を掲載するシステムは、米ブロードビジョン
社等のCRMシステムが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のレシートに対す
る方法では、商品に対する販促メッセージが固定される
ため、複数商品が購入された場合、その掲載優先順位は
予め設定したとおりにしか決定されず、実際に顧客の価
値基準が反映されるかどうかは不確かだった。
【0006】また、従来のCRMシステムは、リアル店
舗の購買履歴とコンピュータネットワーク上の顧客ID
を紐付ける仕組みがなかったため、オンラインショッピ
ングでの購買履歴にしたがったカスタマイズ情報をオン
ラインで提供するか、リアル店舗で蓄積した購買履歴に
従って、顧客の趣味嗜好にあったダイレクトメールを郵
送することしかできなかった。
【0007】さらに、趣味嗜好の分析に使われる判断項
目は、キーワード、ジャンル、アイテム、テーマ、タイ
トル、スタイル、イメージ、色等の好き嫌いで、表層的
な感覚に過ぎず、流行や環境の変化で容易く移り変わっ
てしまい、本質的かつ普遍的に顧客の価値基準を捉える
ものではなかった。
【0008】本発明は、これらの欠点を解決するために
なされたものであり、小売店の店頭において、POSレ
ジスタを用いて購買商品から個々の顧客の本質的かつ普
遍的な価値基準を判定して、顧客の価値基準にマッチン
グしたテキスト情報及び関連する情報を掲載するURL
を提供するためになされたもので、その目的は顧客の本
質的かつ普遍的な価値基準に対応した情報の提供を実現
し、顧客囲い込みの強化を図ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、サーバと、クライアントと当
該サーバとクライアントを接続するネットワーク上に接
続された販売時点情報管理システムであって、コンピュ
ータがおこなう、1回のPOSレジスタ操作で決済され
る顧客ごとに、販売時点情報を獲得する受信手段と、獲
得した当該販売時点情報を保存する記録手段と、保存し
た当該販売時点情報から、顧客ごとに趣味嗜好決定の根
源となる顧客側価値基準数値を判定する演算手段と、判
定された当該顧客側価値基準数値を提供する提供手段を
具備することを特徴とする。
【0010】ここで、クライアントとは、電話回線、専
用線或いは無線等で接続されたコンピュータ、又は携帯
電話(ブラウザホン)、双方向デジタルテレビ、PDA
(携帯情報端末)若しくはその他のネット接続端末であ
って、ネットワークとは、インターネット、イントラネ
ット、エクストラネット、LAN、VPN、WANの接
続網を含む。
【0011】また、POSレジスタとは、商品又はサー
ビスを販売するリアル店舗に設置された商取引に関する
決済情報を処理し登録する機械装置であって、販売時点
で決済に関するデータを獲得する機能を具備するものを
いい、販売時点情報とは、レジNO、取引コード、販売
年月日時刻、商品コード、価格、数量等の一部又は全部
を含む。
【0012】さらに価値基準数値とは、商品選択決定の
基礎となる流行や環境の変化で容易く移り変わることの
ない本源的、根底的な価値基準観を表す数値であって、
個々の顧客が想起するキーワード、ジャンル、タイト
ル、アイテム、テーマ、タイトル、スタイル、イメー
ジ、色等に対する好き嫌いといった表層的な感覚ではな
い。さらに言えば、個々人が普遍的に保持する価値基準
数値に、流行や環境の変化が作用して、好き嫌いといっ
た表層的な感覚が生ずることになるので、趣味嗜好を決
定する根源といえる。また、特定の分野においてあらゆ
る価値基準を持つ個人を網羅的に把握できる必要且つ充
分な最少の感性の基本尺度であり、これを用いれば全て
の人の趣味嗜好を相対的な数値として偏りなくポジショ
ニングできるという特性を有する。
【0013】具体的には、その名称は一般に定義された
ものではないが、価値基準の対象がファッション分野の
場合、商品選択において年齢感覚を相対的に表すマイン
ド値と、商品選択において斬新指向性を相対的に表すテ
ースト値、及び、商品選択において経済的感覚を相対的
に表すグレード値、という感覚的要素の組合せからな
る。
【0014】また、価値基準の対象が生鮮食品分野の場
合、商品選択における調理度合いを相対的に表す加工度
合い値、商品選択における季節感覚を相対的に表す旬物
度合い値、商品選択におけるこだわりと価格の均衡感覚
を相対的に表す値頃度合い値、という感覚的要素の組合
せからなる。
【0015】これらの態様によって、顧客のリアル店舗
での購買行動から、表層的な感覚に過でない、流行や環
境の変化で容易く移り変わってしまうことのない、本質
的かつ普遍的な顧客の価値基準観を、コンピュータで管
理し、状況に応じて提供することができる。
【0016】請求項2の発明は、請求項1に記載の販売
時点情報管理システムにおいて、前記受信手段は、併せ
て顧客IDを獲得し、前記記録手段は、併せて当該顧客
IDと当該顧客の購買履歴を紐付けて保存し、前記演算
手段は、保存した顧客IDと当該顧客の購買履歴から、
顧客ごとに趣味嗜好決定の根源となる顧客側価値基準数
値を判定し、前記提供手段は、判定された当該顧客側価
値基準数値を提供するように構成されたことを特徴とす
る。
【0017】ここで顧客IDとは、クレジットカード、
ポイントカード、デビットカード、プリペードカード、
金融機関の預貯金カード、マイレージカード、会員カー
ド、身分証明証、社会保険証、住民基本台帳ICカー
ド、運転免許証等の番号でも、携帯電話、携帯情報端末
等のモバイル機器に記憶された個人認証IDでも、ウェ
ブサイトの個人認証に必要なユーザIDでもよい。
【0018】その獲得方法は、POSレジスタのキー入
力操作であっても、カードの磁気読取であっても、バー
コードリーダによるバーコード読取であっても、非接触
ICカードシステムを用いても、携帯電話や携帯情報端
末を用いた無線通信を用いても、本発明の一部である。
【0019】これらの態様によって、購買行動をおこな
う顧客を特定でき、個々の顧客の購買履歴を顧客IDと
紐付けて蓄積して、必要に応じて顧客ごとの趣味嗜好決
定の根源となる顧客側価値基準数値を判定してコンピュ
ータで管理し、状況に応じて提供することができる。
【0020】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
の販売時点情報管理システムにおいて、前記受信手段は
併せて、テキスト情報及び又はインターネット上で関連
する情報を提供するURLと、当該情報内容ごとに想定
される閲覧者ターゲットの趣味嗜好決定の根源となる情
報側価値基準数値と、を紐付けて獲得し、前記記録手段
は併せて、獲得された当該テキスト情報及び又はインタ
ーネット上で関連する情報を提供するURLと、当該情
報内容ごとに想定される閲覧者ターゲットの趣味嗜好決
定の根源となる情報側価値基準数値と、を紐付けて保存
し、前記演算手段は併せて、顧客側価値基準数値と情報
側価値基準数値をマッチングさせることにより、個々の
顧客の価値基準に対応した単数または複数のテキスト情
報及び又はURLを抽出し、前記提供手段は、抽出され
た当該個々の顧客の価値基準に対応した単数または複数
のテキスト情報及び又はURLを、当該個々の顧客に提
供するように構成されたことを特徴とする。
【0021】ここで、テキスト情報及び又はインターネ
ット上で関連する情報を提供するURLとは、商品やサ
ービスの販売促進につながる宣伝広告のテキスト情報及
び又はインターネット上で関連する情報を提供するウェ
ブページのURLであることが望ましい。また、当該情
報内容ごとに想定される閲覧者ターゲットの趣味嗜好決
定の根源となる情報側価値基準数値とは、当該商品やサ
ービスの購入見込み客層の価値基準を表す本源的、根底
的な価値基準観を表す数値であって、顧客側価値基準数
値と同じ尺度を用いることとする。
【0022】さらに顧客側価値基準数値と情報側価値基
準数値のマッチングとは、例えばファッションでいうな
ら、顧客側マインド値と情報側マインド値、顧客側テー
スト値と情報側テースト値、顧客側グレード値と情報側
グレード値、をそれぞれ比較して差異の少ないものを抽
出する作業を指す。
【0023】これらの態様によって、商品やサービスの
販売促進につながるテキスト情報及び又はインターネッ
ト上で関連する情報を提供するウェブページのURL
を、顧客の趣味嗜好決定の根源となる本源的、根底的な
価値基準観に合わせて、それぞれの顧客に向けて個別に
提供することができる。
【0024】請求項4の発明は、請求項1から3のいず
れか1つに記載の販売時点情報管理システムにおいて、
前記演算手段は、抽出した前記個々の顧客の価値基準に
対応したテキスト情報及び又はURLが複数存在する場
合、マッチング結果の合致率順に並び替え、前記提供手
段は、マッチング結果の合致率順に並び替えられた当該
複数のテキスト情報及び又はURLの全部又は上位所定
数を、前記個々の顧客に提供するように構成されたこと
を特徴とする。
【0025】ここで、マッチング結果の合致率順とは、
顧客側価値基準数値と情報側価値基準数値の際の少ない
順であって、例えばファッションでいうなら、顧客側マ
インド値と情報側マインド値、顧客側テースト値と情報
側テースト値、顧客側グレード値と情報側グレード値、
をそれぞれ比較して差異を合計し、少ない順に並べるこ
とをいう。
【0026】また、合致順に並べ替えた複数のテキスト
情報及び又はURLの提供方法は、合致率の高い順に縦
に並べても、横に並べても、時間的に先に提供しても、
ランキングで示しても、さらに一定に並べるのではなく
合致率の高いものから注目を引くように大きく表示して
も、目のつく場所順に配置しても、本発明の一部であ
る。さらに上位所定数とは、サーバ側の指定であって
も、顧客側からの指定であっても、提供するツールに応
じた物理的な制約によるものでもよい。
【0027】これらの態様によって、商品やサービスの
販売促進につながる宣伝広告のテキスト情報及び又はイ
ンターネット上で関連する情報を提供するウェブページ
のURLを、顧客の趣味嗜好決定の根源となる本源的、
根底的な価値基準観に合わせて、合致率の高いものから
注目を引くように並び替えて提供することができる。
【0028】請求項5の発明は、請求項4に記載の販売
時点情報管理システムにおいて、前記提供手段は、PO
Sレジスタの印刷部に対して、マッチング結果の合致率
順に並び替えられた前記複数のテキスト情報及び又はU
RLの全部又は上位所定数について、レシート印字の指
示をおこなうように構成されたことを特徴とする。
【0029】ここでPOSレジスタの印刷部とは、PO
Sレジスタがレシートを発行する際に、インクプリント
でレシート用紙に印字する手段をいう。また、印字場所
は自由であるが、店名ロゴのあとであっても、文中であ
っても、レシート下部余白であってもよい。
【0030】これらの態様によって、商品やサービスの
販売促進につながる宣伝広告のテキスト情報及び又はイ
ンターネット上で関連する情報を提供するウェブページ
のURLを顧客の趣味嗜好決定の根源となる本源的、根
底的な価値基準観に合わせて、合致率の高いものから注
目を引くように並び替えた上で、その所定数を顧客に手
渡すレシートに印字することができる。
【0031】請求項6の発明は、請求項4又は5に記載
の販売時点情報管理システムにおいて、前記演算手段
は、顧客IDを保存したデータベースから特定の顧客I
Dを抽出し、前記提供手段は、マッチング結果の合致率
順に並び替えられた前記複数のテキスト情報及び又はU
RLの全部又は上位所定数を、抽出された当該顧客ID
をもとにウェブサイトの当該顧客専用マイページへ掲載
するように構成されたことを特徴とする。
【0032】ここでウェブサイトのマイページとは、サ
ーバが提供するウェブサイト内でユーザID及びパスワ
ード等の入力によって個人認証を行った上でログインで
きるユーザひとり一人に生成される専用ウェブページを
指す。
【0033】これらの態様によって、商品やサービスの
販売促進につながる宣伝広告のテキスト情報及び又はイ
ンターネット上で関連する情報を提供するウェブページ
のURLを顧客の趣味嗜好決定の根源となる本源的、根
底的な価値基準観に合わせて、合致率の高いものから注
目を引くように並び替えた上で、その所定数を顧客専用
マイページへ掲載することができる。
【0034】請求項7の発明は、請求項4から6のいず
れか1つに記載の記載の販売時点情報管理システムにお
いて、前記受信手段は、併せて顧客メールアドレスを獲
得し、前記記録手段は、併せて当該顧客メールアドレス
を保存し、前記演算手段は、メールアドレスを保存した
データベースから特定の顧客メールアドレスを抽出し、
前記提供手段は、マッチング結果の合致率順に並び替え
られた前記複数のテキスト情報及び又はURLの全部又
は上位所定数を、抽出された当該顧客メールアドレス宛
へ配信するように構成されたことを特徴とする。
【0035】ここでメールアドレスとは、パーソナルコ
ンピュータに設定されたメールアドレスに限らず、ネッ
ト対応携帯電話やPHS(ブラウザフォン)、携帯情報
端末(PDA)、Lモードや双方向デジタルテレビに設
定されたメールアドレスを含む。
【0036】これらの態様によって、商品やサービスの
販売促進につながる宣伝広告のテキスト情報及び又はイ
ンターネット上で関連する情報を提供するウェブページ
のURLを顧客の趣味嗜好決定の根源となる本源的、根
底的な価値基準観に合わせて、合致率の高いものから注
目を引くように並び替えた上で、その所定数をパーソナ
ルコンピュータ、ネット対応携帯電話やPHS(ブラウ
ザフォン)、携帯情報端末(PDA)、Lモードや双方
向デジタルテレビに設定されたメールアドレスへ配信す
ることができる。
【0037】請求項8の発明は、請求項2から7のいず
れか1つに記載の記載の販売時点情報管理システムにお
いて、前記受信手段は、併せて顧客個人情報を獲得し、
前記記録手段は、併せて当該個人情報を保存し、前記演
算手段は、個人情報と前記購買履歴を保存したデータベ
ースを用いて、データ分析を行い、前記提供手段は、当
該データ分析結果を提供するように構成されたことを特
徴とする。
【0038】ここで、顧客個人情報とは、商品購入予約
者ごとのデモグラフィックデータやサイコグラフィック
データ及び経験履歴等で、氏名、住所、連絡先、生年月
日、性別、家族構成、職業、年収、趣味、嗜好、購買履
歴等の一部又は全部を含んでもよい。その獲得方法は自
由であるが、購入時の質問やアンケート調査に対する回
答の入力であっても、会員入会時に申込用紙に記入した
事項でも、ウェブサイト上で会員登録したデータの受信
であっても、別途登録されたデータベースからの入手で
あっても本発明の一部である。
【0039】データ分析の手法は自由であるが、個人情
報と購買履歴、顧客側価値基準数値の掛け合せによる多
変量解析、多次元解析、ドリルダウン、ダイス分析、デ
ータマイニング、クラスター分析、クラス分析、相関関
係分析、時系列分析でもよい。更にデータ分析の情報に
分析者のコメントを添付することも、当該データ分析の
情報をプリンター等で出力して提供することも、本発明
の一部である。
【0040】これらの態様によって、購買履歴と顧客側
価値基準数値、個人属性に基づいた相関関係を分析し、
マーケティングデータとしてコンピュータで管理して、
状況に応じて分析結果を提供することができる。
【0041】請求項9の発明は、請求項2から8のいず
れか1つに記載の記載の販売時点情報管理システムにお
いて、前記受信手段は、併せて顧客のウェブサイトアク
セス履歴を獲得し、前記記録手段は、併せて当該ウェブ
サイトアクセス履歴を保存し、前記演算手段は、当該ウ
ェブサイトアクセス履歴に基づいて、顧客側価値基準数
値を算出し、前記提供手段は、算出した当該顧客側価値
基準数値を提供するように構成されたことを特徴とす
る。
【0042】ここで、ウェブサイトアクセス履歴に基づ
いて、顧客側価値基準数値を算出する方法は自由である
が、ひとつのウェブページに掲載する情報について、情
報側価値基準数値を統一した上で、個々の顧客がどのウ
ェブページにアクセスしたかを記録して、閲覧したウェ
ブページに紐付いた情報側価値基準数値のばらつきを平
均することで、顧客側価値基準数値を算出してもよい。
【0043】これらの態様によって、購買履歴が少ない
顧客や、たまたまプレゼント等のために自分の顧客側価
値基準数値と違った商品を購入した顧客に対しても、正
確な顧客側価値基準数値を紐付けることができる。
【0044】請求項10の発明は、請求項2から9のい
ずれか1つに記載の記載の販売時点情報管理システムに
おいて、前記受信手段は、併せて顧客に対するアンケー
ト回答結果を獲得し、前記記録手段は、併せて当該アン
ケート回答結果を保存し、前記演算手段は、当該アンケ
ート回答結果に基づいて、顧客側価値基準数値を算出
し、前記提供手段は、算出した当該顧客側価値基準数値
を提供するように構成されたことを特徴とする。
【0045】個々でアンケートの内容は自由であるが、
好きなブランドやアーチスト、タレント、ショップ、購
読雑誌等を自由に記述させるものでも、いくつかの候補
から選択させるものでも、種々の意識調査であってもよ
い。その方法も自由であるが、ウェブサイトのアンケー
ト欄に入力する方法であっても、電子メールに回答する
形式であっても、店頭での配布や郵送等によって配った
アンケート用紙を回収した上で、機械読取または手入力
するかたちであっても本発明の一部である。
【0046】これらの態様によって、購買履歴が少ない
顧客や、たまたまプレゼント等のために自分の顧客側価
値基準数値と違った商品を購入した顧客に対しても、正
確な顧客側価値基準数値を紐付けることができるほか、
個々の顧客の価値基準に対応した情報を提供しても反応
を示さない顧客に対しても、紐付けられた顧客側価値基
準数値が正しいかどうか再確認することができる。
【0047】請求項11から20に記載の販売時点情報
管理方法は、請求項1から10に記載の発明を方法とい
う見方から捉えたものである。
【0048】請求項21に記載の販売時点情報管理用プ
ログラムは、請求項項1から10に記載の発明をプログ
ラムという見方から捉えたものである。
【0049】請求項22から27に記載の販売時点情報
管理システムは、請求項1から21に記載の発明につい
て優先権主張の根拠となる発明で、上記の課題を達成す
るために、POSレジスタを具備した販売時点情報管理
システムにおいて、購買商品から趣味嗜好を表す顧客側
数値を判定する機能と、テキスト情報及びインターネッ
ト上でそれぞれの情報を提供するURLを当該情報内容
ごとに想定される閲覧者ターゲットの趣味嗜好を情報側
数値として表し、紐付けて保管する機能と、前記顧客側
数値と前記情報側数値をマッチングさせることにより、
個々の顧客の趣味嗜好に対応した単数または複数のテキ
スト情報及びURLをレシートに印字する機能と、を備
えたことを特徴とする。
【0050】これらの態様によって、顧客の表層的な感
覚に過でない、流行や環境の変化で容易く移り変わって
しまうことのない、本質的かつ普遍的な顧客の価値基準
観である趣味嗜好に対応した情報の提供を実現し、顧客
囲い込みの大幅な強化が期待できる。
【0051】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態(以下「実施形
態」とよぶ)について図面を参照して具体的に説明す
る。なお、本実施形態は、典型的にはコンピュータをソ
フトウェアで制御することで実現される。この場合のソ
フトウェアは、コンピュータのハードウェアを物理的に
活用することで本発明の作用効果を実現するもので、ま
た、従来技術との共通部分には従来技術も適用される。
【0052】但し、この場合のハードウェアやソフトウ
ェアの種類や構成、ソフトウェアで処理する範囲などは
各種変更可能であり、例えばこのようなソフトウェアを
記録したハードディスクドライブ・ディスクパック・C
D−ROMなどの記録媒体は単独でも本発明の一態様で
ある。また、文中のサーバとは、単独のコンピュータを
指すばかりでなく、複数のコンピュータ群によるネット
ワークシステムをも含む。このため、以下の説明では、
本発明及び実施形態の各機能を実現する仮想的回路ブロ
ックを用いる。
【0053】〔1.構成〕本実施形態は、コンピュータ
およびPOSレジスタで構成されたオンラインネットワ
ーク上で販売時点情報を管理する情報処理装置及びこの
情報処理装置で実行される情報処理方法に関するもの
で、情報処理用プログラム又は情報処理用ソフトウェア
を記録した記録媒体として把握することもできる。
【0054】ここで、図1は本実施形態の構成を示すブ
ロック図であり、本実施形態におけるサーバである「情
報処理装置10」は、図1に示すように「インターネッ
トi」及び「オンラインネットワークN」に接続されて
いる。また単数または複数の「POSレジスタ20」は
「オンラインネットワークN」を通じて「情報処理装置
10」に接続されている。
【0055】また、顧客は特定又は不特定多数のクライ
アントである「接続端末30」及び「インターネット
i」を通じて「情報処理装置10」にアクセスする。な
おそれぞれのクライアントは、パーソナルコンピュータ
(パソコン)に限らず、デジタルテレビ、携帯電話(ブ
ラウザフォン)又は携帯情報端末(PDA)等であって
もよい。
【0056】このような外部からのアクセスが、ウェブ
ブラウザ及びHTTPプロトコルやHDP、WSP/W
TP、或いはこれらに準じた方法であった場合、「情報
処理装置10」は、図1に示すように「ウェブサイトW
1」を提供する。
【0057】この「ウェブサイトW1」は、「ログイン
トップページP10」、「顧客1マイページP101」
「顧客2マイページP102」・・・「顧客nマイペー
ジP10n」「アンケート実施ページP20」「商品検
索ページP30」「商品1表示ページP301」「商品
2表示ページP302」・・・「商品n表示ページP3
0n」を含む。
【0058】また、このような「ウェブサイトW1」を
提供する「情報処理装置10」は、「記憶装置11」、
「情報受部12」、「演算部13」、「出力部14」と
「配信部15」を備えている。また「POSレジスタ2
0」は「読取部21」、「操作部22」、「表示部2
3」と「印字部24」を備えている。
【0059】このうち「記憶装置11」は、「POSレ
ジスタ20」に提供するための情報を格納するためのハ
ードディスクドライブ等の記録手段であり、「商品テー
ブル111」と「取引データベース112」「趣味嗜好
値テーブル113」「顧客データベース114」及びそ
の他のデータを含む。
【0060】「情報受部12」は「POSレジスタ2
0」の「読取部21」及び「操作部22」で等で入力さ
れたデータを所定のデータベースに格納する受信手段で
ある。
【0061】「演算部13」は、それぞれのデータベー
スを検索し、条件に見合ったデータを抽出して、演算を
おこなう演算手段である。
【0062】「出力部14」は、それぞれのデータを
「POSレジスタ20」の「表示部23」及び「印字部
24」等に出力させる提供手段であり、「配信部15」
はそれぞれの情報を電子メール及び又はウェブページ
(マイページ)等に配信する提供手段である。
【0063】「商品テーブル111」には、「商品コー
ド1111」「価格1112」「顧客趣味嗜好値111
3」を設定する。(図3)
【0064】「取引データベース112」は「取引コー
ド1121」「年月日1122」「商品コード112
3」「価格1124」「数量1125」「顧客ID11
26」「顧客趣味嗜好値1127」「使用者1128」
を格納する。
【0065】「趣味嗜好値テーブル113」には、商品
情報内容ごとに想定される閲覧者ターゲットの趣味嗜好
決定の根源となる情報側価値基準数値である「情報趣味
嗜好値1131」と、商品1〜商品nにまつわる「テキ
スト情報1132」、「商品1表示ページP301」〜
「商品n表示ページP30n」ページの情報位置を指定
する表記方法による情報位置表示である「URL113
3」、その説明要約文である「サマリー1134」を設
定する。
【0066】「顧客データベース114」には、「顧客
ID1141」、顧客側価値基準数値である「顧客趣味
嗜好値1142」、「個人情報1143」、顧客メール
アドレスである「顧客アドレス1144」、「メール可
否1145」「アクセス履歴1145」を格納する。
【0067】〔作用〕本実施形態では、ファッション部
門での販売時点情報管理システムを想定して、顧客側及
び情報側の価値基準数値としてマインド値、テースト
値、グレード値という趣味嗜好値を用い、これらはいず
れも5段階で相対評価した数値で表されるものとする。
(図5参照) 例)「趣味嗜好値」(3,4,2)=「マインド値」:3(キャリア) 「テースト値」:4(モダン) 「グレード値」:2(エコノミー)
【0068】マインド値は、1=ジュニア、2=ヤン
グ、3=キャリア、4=ミッシーミセス、5=シニアマ
チアとし、テースト値は、1=コンサバティブ、2=ト
ラディショナル、3=カジュアル、4=モダン、5=ア
グレッシブとし、グレード値は、1=ボトム、2=エコ
ノミー、3=ミドル、4=ハイ・グレード、5=アッパ
ークラスと名づける。
【0069】また、「趣味嗜好値」の「合致率」はそれ
ぞれの数値の差で表し、その差が少ないほど、「合致
率」は高いとみなす。例)「顧客趣味嗜好値」=(3,
4,2)、「情報趣味嗜好値」=(5,2,3)の場
合、
【0070】決済は通常「POSレジスタ20」の「読
取部21」で読み込まれたバーコードによる商品コード
及び「操作部22」の操作による個数の入力で開始され
る。ここで図4は、レジ入力受信から趣味嗜好値更新に
至る処理手順を示すフローチャートである。
【0071】ここで、「商品テーブル111」及び「趣
味嗜好値テーブル113」には、所定のデータが登録さ
れており、「顧客データベース114」には、「アンケ
ート実施ページP20」(図6参照)で「接続端末3
0」から入力された顧客データが「情報受部12」によ
って受信され、蓄積されているものとする。
【0072】すなわち、「POSレジスタ20」による
入力が受信される(ステップ1)と、「情報受部12」
は「取引データベース112」に新規の「取引コード1
121」を発番し、販売時点情報である「年月日112
2」「商品コード1123」「数量1125」及びカー
ド決済等で顧客が特定できる場合には「顧客ID112
6」「使用者1128」欄にに該当データを格納する。
【0073】「演算部13」は、「商品コード112
1」をもとに「商品テーブル111」を検索し(ステッ
プ2)、「価格1112」「顧客趣味嗜好値1113」
を抽出して、「取引データベース112」の「価格11
24」および「顧客趣味嗜好値1127」欄に該当デー
タを格納、顧客の購買履歴データとする(ステップ
3)。
【0074】「演算部13」は、POSレジスタ操作で
入力された商品群又は「顧客データベース114」のい
ずれかに顧客趣味嗜好値が設定されていることを確認し
(ステップ4)、いずれの商品にも顧客趣味嗜好値が設
定されていない場合は、予め設定されたテキスト情報、
URL及びサマリーを抽出する(ステップ5)。
【0075】1回のPOSレジスタ操作で入力された商
品が複数である場合及び又は「顧客データベース11
4」に過去の購買履歴が存在する場合には、「演算部1
3」は「取引データベース112」を「顧客ID112
6」「使用者1128」で検索して(ステップ6)本人
使用の商品に対する趣味嗜好値を抽出し、当該顧客趣味
嗜好値データが複数存在する場合は、それらの平均値で
ある顧客趣味嗜好値を算出した上で、「顧客データベー
ス114」の「顧客趣味嗜好値1142」を更新し、更
新するデータがなければアンケート判定時の数値を据え
置く(ステップ7)。ここで必要があれば「出力部1
4」は、「POSレジスタ20」の「印字部24」等に
対して「顧客趣味嗜好値1142」の印刷指示をおこな
うことができる。
【0076】次に、「演算部13」は「趣味嗜好値テー
ブル113」を参照し、格納されている「顧客趣味嗜好
値1142」と「情報趣味嗜好値1131」をマッチン
グさせて(ステップ8)、当該顧客に最適な「テキスト
情報1132」「URL1133」「サマリー113
4」を抽出するとともに合致率順に並び替え(ステップ
9)、「取引データベース112」に格納された「価格
1124」及び「数量1125」から、商品代金合計、
消費税、領収金額合計を算出する。
【0077】領収金額合計の値は「POSレジスタ2
0」の「表示部23」によって表示され、「操作部2
2」によって預り金額が入力されると、「出力部14」
は「POSレジスタ20」の「印字部24」にデータ印
刷の指示をおこない、当該預り金額及び釣り銭金額と共
に、抽出された当該テキスト情報、URL及びサマリー
のうちの上位所定数が「印字部24」によってレシート
に印字される。
【0078】さらに顧客が「接続端末30」で「顧客I
D1141」及び所定のパスワードを用いて「ウェブサ
イトW1」の「ログイントップページP10」から「顧
客xマイページP00x」にアクセスすると「提供部1
5」は、抽出された当該テキスト情報、URL及びサマ
リーの上位所定数を「顧客ID1141」から当該顧客
の「顧客xマイページP00x」に表示するほか、「メ
ール可否1145」に電子メール配信の希望の設定があ
れば、「顧客データベース114」を「顧客ID114
1」で検索して、「顧客アドレス1144」宛に当該情
報の電子メールを配信する(ステップ10)。
【0079】これらの態様によって、顧客は自分の価値
基準数値にマッチした商品情報であるテキスト情報、U
RL及びサマリーを、合致順に上位所定数、レシートの
印字、マイページ、電子メールのかたちで受け取ること
ができる。
【0080】ここで、顧客の来店頻度が低いとき等の場
合に、顧客のウェブサイトアクセス履歴から「顧客趣味
嗜好値1142」を算出することができる(ステップ1
1)。
【0081】「演算部13」は、「顧客ID1141」
をもとに「顧客データベース114」の「アクセス履歴
1146」を検索し、顧客が所定の期間にアクセスした
URLを抽出し、「趣味嗜好テーブル113」で対応す
る「情報趣味嗜好値1131」を引き出した上で平均値
を算出し、新たな「顧客趣味嗜好値1142」とする
(ステップ12)。
【0082】これらの態様によって「取引データベース
112」に購買履歴が、「顧客データベース114」に
個人情報が蓄積され、さらに「顧客趣味嗜好値114
2」が常に更新されることになり、これらのデータベー
スを用いてマーケティングに有益なデータ分析が可能と
なる。
【0083】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、次に例示されるような実施形態も含むも
のである。例えば、ウェブサイトやウェブページを構成
するHTMLの種類その他は自由であり、例えばCom
pact−HTMLやWML、HDML、XML、MM
L、或いはその他の記述言語を用いることも可能であ
る。
【0084】或いは、印字されるURL(Unifor
m Resource Locator)はパソコンによ
るウェブサイトの閲覧を想定したものだけではなく、イ
ンターネットに準ずるパーソナルコンピュータ及びデジ
タルテレビ、携帯電話若しくはその他のネット接続端末
サービス等、双方向で電子データを授受できるネットワ
ークシステム上のURLに準ずる情報位置を指定する表
記方法による情報位置表示を用いることも可能である。
【0085】さらに、本実施形態における個人情報の入
手方法は、顧客によるウェブサイトのアンケート実施ペ
ージへの入力という例であるが、会員カード入会時の申
込用紙記入事項をデジタル化したものを個人情報データ
として流用してもよい。
【0086】また、本実施形態における店舗の扱い商品
はファション関連アイテムを想定し、価値基準数値とし
て、趣味嗜好値のマインド値、テースト値グレード値、
という感覚的要素の組合せを用いたが、生鮮食料品を想
定して、加工度合い値、旬物度合い値、値頃度合い値、
という感覚的要素の組合せを用いても本発明の一部であ
る。
【0087】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば小売店の
店頭において、POSレジスタを用いて購買商品から顧
客の価値基準数値が判定でき、マッチングさせたテキス
ト情報及びURLをレシートに印字することによって、
顧客の価値基準に対応した情報の提供が実現されるの
で、大幅な顧客囲い込みの強化が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック図
である。
【図2】本発明の実施形態におけるレシートの構成を示
す概念図である。
【図3】本発明の実施形態における「商品テーブル11
1」および「取引データベース112」「趣味嗜好テー
ブル113」「顧客データベース114」の構造を示す
概念図である。
【図4】本発明の実施形態において、レジ入力受信から
趣味嗜好値更新に至る処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図5】本発明の実施形態における価値基準数値である
趣味嗜好値(ファッション向け)の構成を示す概念図で
ある。
【図6】本発明の実施形態における「アンケート実施ペ
ージP20」の構成を示す概念図である。
【符号の説明】
10…情報処理装置 11…記憶装置 12…情報受部 13…演算部 14…出力部 15…配信部 20…POSレジスタ 21…読取部 22…操作部 23…表示部 24…印字部 111…商品テーブル 112…取引データベース 113…趣味嗜好値テーブル 114…顧客データベース 30…顧客使用の接続端末(クライアントであるパソコ
ン又はデジタルテレビ、携帯電話(ブラウザフォン)携
帯情報端末(PDA)等) i…インターネット N…オンラインネットワーク P10…ログイントップページ P101…顧客1マイページ P102…顧客2マイページ ・ ・ ・ P10n…顧客nマイページ P20…アンケート実施ページ P30…商品検索ページ P301…商品1紹介ページ P302…商品2紹介ページ ・ ・ ・ P30n…商品n紹介ページ W1…ウェブサイト

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーバと、クライアントと当該サーバとク
    ライアントを接続するネットワーク上に接続された販売
    時点情報管理システムであって、コンピュータがおこな
    う、1回のPOSレジスタ操作で決済される顧客ごと
    に、販売時点情報を獲得する受信手段と、獲得した当該
    販売時点情報を保存する記録手段と、保存した当該販売
    時点情報から、顧客ごとに趣味嗜好決定の根源となる顧
    客側価値基準数値を判定する演算手段と、判定された当
    該顧客側価値基準数値を提供する提供手段を具備するこ
    とを特徴とする販売時点情報管理システム。
  2. 【請求項2】前記受信手段は、併せて顧客IDを獲得
    し、前記記録手段は、併せて当該顧客IDと当該顧客の
    購買履歴を紐付けて保存し、前記演算手段は、保存した
    顧客IDと当該顧客の購買履歴から、顧客ごとに趣味嗜
    好決定の根源となる顧客側価値基準数値を判定し、前記
    提供手段は、判定された当該顧客側価値基準数値を提供
    するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載
    の販売時点情報管理システム。
  3. 【請求項3】前記受信手段は併せて、テキスト情報及び
    又はインターネット上で関連する情報を提供するURL
    と、当該情報内容ごとに想定される閲覧者ターゲットの
    趣味嗜好決定の根源となる情報側価値基準数値と、を紐
    付けて獲得し、前記記録手段は併せて、獲得された当該
    テキスト情報及び又はインターネット上で関連する情報
    を提供するURLと、当該情報内容ごとに想定される閲
    覧者ターゲットの趣味嗜好決定の根源となる情報側価値
    基準数値と、を紐付けて保存し、前記演算手段は併せ
    て、顧客側価値基準数値と情報側価値基準数値をマッチ
    ングさせることにより、個々の顧客の価値基準に対応し
    た単数または複数のテキスト情報及び又はURLを抽出
    し、前記提供手段は、抽出された当該個々の顧客の価値
    基準に対応した単数または複数のテキスト情報及び又は
    URLを、当該個々の顧客に提供するように構成された
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の販売時点情報
    管理システム。
  4. 【請求項4】前記演算手段は、抽出した前記個々の顧客
    の価値基準に対応したテキスト情報及び又はURLが複
    数存在する場合、マッチング結果の合致率順に並び替
    え、前記提供手段は、マッチング結果の合致率順に並び
    替えられた当該複数のテキスト情報及び又はURLの全
    部又は上位所定数を、前記個々の顧客に提供するように
    構成されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか
    1つに記載の販売時点情報管理システム。
  5. 【請求項5】前記提供手段は、POSレジスタの印刷部
    に対して、マッチング結果の合致率順に並び替えられた
    前記複数のテキスト情報及び又はURLの全部又は上位
    所定数について、レシート印字の指示をおこなうように
    構成されたことを特徴とする請求項4に記載の販売時点
    情報管理システム。
  6. 【請求項6】前記演算手段は、顧客IDを保存したデー
    タベースから特定の顧客IDを抽出し、前記提供手段
    は、マッチング結果の合致率順に並び替えられた前記複
    数のテキスト情報及び又はURLの全部又は上位所定数
    を、抽出された当該顧客IDをもとにウェブサイトの当
    該顧客専用マイページへ掲載するように構成されたこと
    を特徴とする請求項4又は5に記載の販売時点情報管理
    システム。
  7. 【請求項7】前記受信手段は、併せて顧客メールアドレ
    スを獲得し、前記記録手段は、併せて当該顧客メールア
    ドレスを保存し、前記演算手段は、メールアドレスを保
    存したデータベースから特定の顧客メールアドレスを抽
    出し、前記提供手段は、マッチング結果の合致率順に並
    び替えられた前記複数のテキスト情報及び又はURLの
    全部又は上位所定数を、抽出された当該顧客メールアド
    レス宛へ配信するように構成されたことを特徴とする請
    求項4から6のいずれか1つに記載の記載の販売時点情
    報管理システム。
  8. 【請求項8】前記受信手段は、併せて顧客個人情報を獲
    得し、前記記録手段は、併せて当該個人情報を保存し、
    前記演算手段は、個人情報と前記購買履歴を保存したデ
    ータベースを用いて、データ分析を行い、前記提供手段
    は、当該データ分析結果を提供するように構成されたこ
    とを特徴とする請求項2から7のいずれか1つに記載の
    記載の販売時点情報管理システム。
  9. 【請求項9】前記受信手段は、併せて顧客のウェブサイ
    トアクセス履歴を獲得し、前記記録手段は、併せて当該
    ウェブサイトアクセス履歴を保存し、前記演算手段は、
    当該ウェブサイトアクセス履歴に基づいて、顧客側価値
    基準数値を算出し、前記提供手段は、算出した当該顧客
    側価値基準数値を提供するように構成されたことを特徴
    とする請求項2から8のいずれか1つに記載の記載の販
    売時点情報管理システム。
  10. 【請求項10】前記受信手段は、併せて顧客に対するア
    ンケート回答結果を獲得し、前記記録手段は、併せて当
    該アンケート回答結果を保存し、前記演算手段は、当該
    アンケート回答結果に基づいて、顧客側価値基準数値を
    算出し、前記提供手段は、算出した当該顧客側価値基準
    数値を提供するように構成されたことを特徴とする請求
    項2から9のいずれか1つに記載の記載の販売時点情報
    管理システム。
  11. 【請求項11】サーバと、クライアントと当該サーバと
    クライアントを接続するネットワーク上に接続された販
    売時点情報管理システムにおいて、コンピュータがおこ
    なう、1回のPOSレジスタ操作で決済される顧客ごと
    に、販売時点情報を獲得する受信処理と、獲得した当該
    販売時点情報を保存する記録処理と、保存した当該販売
    時点情報から、顧客ごとに趣味嗜好決定の根源となる顧
    客側価値基準数値を判定する演算処理と、判定された当
    該顧客側価値基準数値を提供する提供処理を含むことを
    特徴とする販売時点情報管理方法。
  12. 【請求項12】前記受信処理は、併せて顧客IDを獲得
    し、前記記録処理は、併せて当該顧客IDと当該顧客の
    購買履歴を紐付けて保存し、前記演算処理は、保存した
    顧客IDと当該顧客の購買履歴から、顧客ごとに趣味嗜
    好決定の根源となる顧客側価値基準数値を判定し、前記
    提供処理は、判定された当該顧客側価値基準数値を提供
    することを特徴とする請求項11に記載の販売時点情報
    管理方法。
  13. 【請求項13】前記受信処理は併せて、テキスト情報及
    び又はインターネット上で関連する情報を提供するUR
    Lと、当該情報内容ごとに想定される閲覧者ターゲット
    の趣味嗜好決定の根源となる情報側価値基準数値と、を
    紐付けて獲得し、前記記録処理は併せて、獲得された当
    該テキスト情報及び又はインターネット上で関連する情
    報を提供するURLと、当該情報内容ごとに想定される
    閲覧者ターゲットの趣味嗜好決定の根源となる情報側価
    値基準数値と、を紐付けて保存し、前記演算処理は併せ
    て、顧客側価値基準数値と情報側価値基準数値をマッチ
    ングさせることにより、個々の顧客の価値基準に対応し
    た単数または複数のテキスト情報及び又はURLを抽出
    し、前記提供処理は、抽出された当該個々の顧客の価値
    基準に対応した単数または複数のテキスト情報及び又は
    URLを、当該個々の顧客に提供することを特徴とする
    請求項11又は12に記載の販売時点情報管理方法。
  14. 【請求項14】前記演算処理は、抽出した前記個々の顧
    客の価値基準に対応したテキスト情報及び又はURLが
    複数存在する場合、マッチング結果の合致率順に並び替
    え、前記提供処理は、マッチング結果の合致率順に並び
    替えられた当該複数のテキスト情報及び又はURLの全
    部又は上位所定数を、前記個々の顧客に提供することを
    特徴とする請求項11から13のいずれか1つに記載の
    販売時点情報管理方法。
  15. 【請求項15】前記提供処理は、POSレジスタの印刷
    部に対して、マッチング結果の合致率順に並び替えられ
    た前記複数のテキスト情報及び又はURLの全部又は上
    位所定数について、レシート印字の指示をおこなうこと
    を特徴とする請求項14に記載の販売時点情報管理方
    法。
  16. 【請求項16】前記演算処理は、顧客IDを保存したデ
    ータベースから特定の顧客IDを抽出し、前記提供処理
    は、マッチング結果の合致率順に並び替えられた前記複
    数のテキスト情報及び又はURLの全部又は上位所定数
    を、抽出された当該顧客IDをもとにウェブサイトの当
    該顧客専用マイページへ掲載することを特徴とする請求
    項14又は15に記載の販売時点情報管理方法。
  17. 【請求項17】前記受信処理は、併せて顧客メールアド
    レスを獲得し、前記記録処理は、併せて当該顧客メール
    アドレスを保存し、前記演算処理は、メールアドレスを
    保存したデータベースから特定の顧客メールアドレスを
    抽出し、前記提供処理は、マッチング結果の合致率順に
    並び替えられた前記複数のテキスト情報及び又はURL
    の全部又は上位所定数を、抽出された当該顧客メールア
    ドレス宛へ配信することを特徴とする請求項14から1
    6のいずれか1つに記載の記載の販売時点情報管理方
    法。
  18. 【請求項18】前記受信処理は、併せて顧客個人情報を
    獲得し、前記記録処理は、併せて当該個人情報を保存
    し、前記演算処理は、個人情報と前記購買履歴を保存し
    たデータベースを用いて、データ分析を行い、前記提供
    処理は、当該データ分析結果を提供することを特徴とす
    る請求項12から17のいずれか1つに記載の記載の販
    売時点情報管理方法。
  19. 【請求項19】前記受信処理は、併せて顧客のウェブサ
    イトアクセス履歴を獲得し、前記記録処理は、併せて当
    該ウェブサイトアクセス履歴を保存し、前記演算処理
    は、当該ウェブサイトアクセス履歴に基づいて、顧客側
    価値基準数値を算出し、前記提供処理は、算出した当該
    顧客側価値基準数値を提供することを特徴とする請求項
    12から18のいずれか1つに記載の記載の販売時点情
    報管理方法。
  20. 【請求項20】前記受信処理は、併せて顧客に対するア
    ンケート回答結果を獲得し、前記記録処理は、併せて当
    該アンケート回答結果を保存し、前記演算処理は、当該
    アンケート回答結果に基づいて、顧客側価値基準数値を
    算出し、前記提供処理は、算出した当該顧客側価値基準
    数値を提供することを特徴とする請求項12から19の
    いずれか1つに記載の記載の販売時点情報管理方法。
  21. 【請求項21】請求項1から10に記載した販売時点情
    報管理システムについて、当該処理をおこなうことを特
    徴とする販売時点情報管理用プログラム。
  22. 【請求項22】1回のレジスタ操作で決済する顧客ごと
    に、購買商品から趣味嗜好を表す顧客側数値を判定する
    機能と、テキスト情報及びインターネット上で情報を提
    供するURLを当該情報内容ごとに想定される閲覧者タ
    ーゲットの趣味嗜好を情報側数値として表し、紐付けて
    保管する機能と、前記顧客側数値と前記情報側数値をマ
    ッチングさせることにより、個々の顧客の趣味嗜好に対
    応した単数または複数のテキスト情報及びURLをレシ
    ートに印字する機能と、をそなえたことを特徴とするP
    OSレジスタを具備した販売時点情報管理システム。
  23. 【請求項23】1回のレジスタ操作で決済する顧客ごと
    に、購買商品から趣味嗜好を表す顧客側数値を判定する
    機能と、テキスト情報及びインターネットに準ずるパー
    ソナルコンピュータ及びデジタルテレビ、携帯ネット接
    続端末サービス等双方向で電子データを授受できるネッ
    トワークシステム上で、情報を提供するURLに準ずる
    情報位置を指定する表記方法による情報位置表示を当該
    情報内容ごとに想定される閲覧者ターゲットの趣味嗜好
    を情報側数値として表し、紐付けて保管する機能と、前
    記顧客側数値と前記情報側数値をマッチングさせること
    により、個々の顧客の趣味嗜好に対応した単数または複
    数のテキスト情報及びURLに準ずる情報位置を指定す
    る表記方法による情報位置表示をレシートに印字する機
    能と、をそなえたことを特徴とするPOSレジスタを具
    備した販売時点情報管理システム。
  24. 【請求項24】以下の要件を満たしたことを特徴とする
    請求項22又は23記載の販売時点情報管理システム。 (イ)1回のレジ操作で決済する購買商品について、顧
    客本人用か本人以外に対する譲渡用か識別して記録する
    機能を有する。 (ロ)1回のレジ操作で決済する購買商品のうち、顧客
    本人用の商品のみを抽出して趣味嗜好を表す顧客側数値
    を判定する機能を有する。
  25. 【請求項25】以下の要件を満たしたことを特徴とする
    請求項22又は23記載の販売時点情報管理システム。 (イ)購買商品の性格その他の理由によって、購買商品
    から趣味嗜好を表す顧客側数値を判定することが困難な
    場合には、予め指定したテキスト情報及びURLまたは
    それに準ずる情報位置を指定する表記方法による情報位
    置表示をレシートに印字する機能を有する。
  26. 【請求項26】以下の要件を満たしたことを特徴とする
    請求項22又は23記載の販売時点情報管理システム。 (イ)URL又はそれに準ずる情報位置を指定する表記
    方法による情報位置表示に格納された情報の性格その他
    の理由によって、閲覧者ターゲットの趣味嗜好を表す情
    報側数値の紐付けが困難な場合には、予め指定したUR
    Lまたはそれに準ずる情報位置を指定する表記方法によ
    る情報位置表示をレシートに印字する機能を有する。
  27. 【請求項27】以下の要件を満たしたことを特徴とする
    請求項22又は23記載の販売時点情報管理システム。 (イ)趣味嗜好を表す情報側数値に紐付けられたURL
    またはそれに準ずる情報位置を指定する表記方法による
    情報位置表示とともに、当該URLまたはそれに準ずる
    情報位置を指定する表記方法による情報位置表示のサマ
    リーを保管する機能を有する。 (ロ)趣味嗜好を表す情報側数値に紐付けられたURL
    またはそれに準ずる情報位置を指定する表記方法による
    情報位置表示とともに、当該URLまたはそれに準ずる
    情報位置を指定する表記方法による情報位置表示のサマ
    リーをレシートに印字する機能を有する。
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