JP2002256816A - コンバインドサイクル発電プラント - Google Patents

コンバインドサイクル発電プラント

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JP2002256816A
JP2002256816A JP2001050796A JP2001050796A JP2002256816A JP 2002256816 A JP2002256816 A JP 2002256816A JP 2001050796 A JP2001050796 A JP 2001050796A JP 2001050796 A JP2001050796 A JP 2001050796A JP 2002256816 A JP2002256816 A JP 2002256816A
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power plant
water supply
cycle power
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Mitsuko Toi
充子 遠井
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Toshiba Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Control Of Turbines (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】部分負荷運転時、ガス燃料と給水との熱交換を
効果的に行わせて給水からのスチーミングの発生を抑制
するコンバインドサイクル発電プラントを提供する。 【解決手段】本発明に係るコンバインドサイクル発電プ
ラントは、燃料ガス化設備4から生成したガス燃料を蒸
気タービン設備3の復水給水系統15に設けた復水予熱
器18で冷却させ、冷却後のガス燃料をガスタービン設
備1のガスタービン燃焼器7に供給する一方、部分負荷
運転時、復水予熱器18を流れる給水流量に較べてガス
燃料流量が多いとき、復水給水系統15を流れる再循環
系統22を設け、給水を増加させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部分負荷運転時、
給水を適正温度に調整するコンバインドサイクル発電プ
ラントに関する。
【0002】
【従来の技術】燃料を専ら海外に依存する発電事業分野
では、発電の高熱効率化が燃料の使用量を少なくする点
で最重要課題になっている。
【0003】この課題に対し、最近の火力発電プラント
では、ガスタービン設備に排熱回収ボイラおよび蒸気タ
ービン設備を組み合せたコンバインドサイクル発電プラ
ントを用い、ひところのコンベンショナルプラント(一
般の蒸気タービンプラント)の熱効率約37〜39%か
ら約47〜50%に引き上げ、燃料の節約に寄与してい
る。
【0004】しかし、高熱効率に引き上げられたコンバ
インドサイクル発電プラントであっても、CO,SO
x,NOx等による環境汚染を考慮すると、液化天然ガ
ス等の良質の燃料への依存度が高くなっている。
【0005】この良質の燃料は、埋蔵量が有限であり、
長期的安定価格と供給が難しい。このため、最近では、
石炭をガス化したガス燃料や残渣油をガス化したガス燃
料を用いて発電を行う石炭ガス化コンバインドサイクル
発電プラントが各種実証試験と解析を兼ねてテスト運転
を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】石炭ガス化等のガス燃
料を用いるコンバインドサイクル発電プラントでは、幾
つかの問題が含まれているが、そのうちの一つに部分負
荷運転の給水の温度調整がある。
【0007】従来、石炭ガス化等のガス燃料を用いるコ
ンバインドサイクル発電プラントは、ガス化炉で生成し
たガス燃料を一旦発電プラント内の復水予熱器を利用し
て冷却し、冷却後のガス燃料をガス精製装置で脱硫・脱
塵を行ってガスタービン燃焼器に供給している。
【0008】このような冷却過程において、定格運転
時、復水予熱器は、加熱源としてのガス燃料と被加熱物
としての給水とを良好に熱交換させているものの、部分
負荷運転に入ると、蒸気タービンの出力低下に伴なう給
水の減量の割合にはガス化炉側からのガス燃料が減量調
整できず、ガス燃料過多になってしまう。このため、復
水予熱器は、ガス燃料過多のまま運転を行うと給水がス
チーミングを発生させることがあった。また、この場
合、過多となるガス燃料の一部をフレアに放出すること
も考えられたが、エネルギの無駄な浪費につながり好ま
しくない。
【0009】本発明は、このような事情に照らしてなさ
れたもので、部分負荷運転時でも、ガス燃料と給水との
熱交換を効果的に行わせて給水のスチーミングの発生を
抑制するコンバインドサイクル発電プラントを提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコンバイン
ドサイクル発電プラントは、上述の目的を達成するため
に、請求項1に記載したように、ガスタービン設備に排
熱回収ボイラ、蒸気タービン設備、燃料ガス化設備を組
み合せたコンバインドサイクル発電プラントにおいて、
前記燃料ガス化設備から生成したガス燃料を前記蒸気タ
ービン設備の復水給水系統に設けた復水予熱器で熱交換
させ、熱交換後のガス燃料を前記ガスタービン設備のガ
スタービン燃焼器に供給する一方、部分負荷運転時、前
記復水予熱器を流れる給水流量に較べて前記ガス燃料流
量が多いとき、前記復水給水系統を流れる給水を前記復
水予熱器下流側で分岐して、前記復水給水系統の復水器
に戻して循環させる再循環系統を備えたものである。
【0011】また、本発明に係るコンバインドサイクル
発電プラントは、上述の目的を達成するために、請求項
2に記載したように、再循環系統は、流量調整弁を備え
たものである。
【0012】また、本発明に係るコンバインドサイクル
発電プラントは、上述の目的を達成するために、請求項
3に記載したように、流量調整弁は、排熱回収ボイラの
脱気器の器内圧力および前記脱気器の入口側の給水温度
に基づいて弁制御信号を演算する演算制御部を備えるも
のである。
【0013】また、本発明に係るコンバインドサイクル
発電プラントは、上述の目的を達成するために、請求項
4に記載したように、流量調整弁は、排熱回収ボイラの
脱気器の器内温度および前記脱気器の入口側の給水温度
に基づいて弁制御信号を演算する演算制御部を備えるも
のである。
【0014】また、本発明に係るコンバインドサイクル
発電プラントは、上述の目的を達成するために、請求項
5に記載したように、流量調整弁は、排熱回収ボイラの
脱気器の入口側の給水圧力および給水温度に基づいて弁
制御信号を演算する演算制御部を備えたものである。
【0015】また、本発明に係るコンバインドサイクル
発電プラントは、上述の目的を達成するために、請求項
6に記載したように、復水予熱器は、シェル内の一部に
筒状のガス燃料バイパス部を配置するとともに、その外
側に給水管を配置したものである。
【0016】また、本発明に係るコンバインドサイクル
発電プラントは、上述の目的を達成するために、請求項
7に記載したように、復水予熱器は、シェル内一部に筒
状のガス燃料バイパス部を配置し、その外側に給水管を
配置するとともに、前記シェルの入口側にダンパを備え
たものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコンバインド
サイクル発電プラントの実施形態を図面および図面に付
した符号を引用して説明する。
【0018】図1は、本発明に係るコンバインドサイク
ル発電プラントの第1実施形態を示す概略系統図であ
る。
【0019】本実施形態に係るコンバインドサイクル発
電プラントは、ガスタービン設備1、排熱回収ボイラ
2、蒸気タービン設備3および燃料ガス化設備4を備え
ている。
【0020】ガスタービン設備1は、発電機5、空気圧
縮機6、ガスタービン燃焼器7、ガスタービン8を備
え、空気圧縮機6で吸い込んだ空気を圧縮して高圧に
し、その高圧空気をガス化設備4からのガス燃料ととも
にガスタービン燃焼器7に供給し、ここで燃焼ガスを生
成し、その燃焼ガスをガスタービン8で膨張仕事をさ
せ、その際に発生する動力で発電機5を駆動する構成に
なっている。
【0021】また、排熱回収ボイラ2は、ケーシング9
内に、過熱器、蒸発器、節炭器等の複数の熱交換器10
と給水中に含まれる酸素等を脱気する脱気器11を収容
し、ガスタービン8からの排ガス(排熱)を加熱源と
し、蒸気タービンプラント3からの給水を被加熱源とし
て熱交換させ、その際に発生する蒸気を蒸気タービン設
備3に供給する構成になっている。
【0022】また、蒸気タービン設備3は、高圧タービ
ン12、低圧タービン13、復水器14、復水給水系統
15の復水ポンプ16、グランドコンデンサ17、復水
予熱器18、発電機19を備え、排熱回収ボイラ2から
の蒸気を高圧タービン12で膨張仕事をさせ、膨張仕事
後のタービン排気を低圧タービン13でも膨張仕事をさ
せ、その際に発生する動力で発電機19を駆動する構成
になっている。
【0023】また、蒸気タービン設備3は、低圧タービ
ン13からのタービン排気を復水器14で海水等の冷却
水Wに熱交換して復水にし、その復水を復水ポンプ16
で昇圧し、さらに低圧タービン13等のグランド部(図
示せず)からのシール蒸気を熱源としてグランドコンデ
ンサ17で熱交換して復水を予熱させて給水にし、その
給水を燃料ガス化設備4からの燃料ガスと復水予熱器1
8で予熱させた後、排熱回収ボイラ2の脱気器11に供
給する構成になっている。
【0024】また、燃料ガス化設備4は、ガス化炉2
0、ガス精製装置21を備え、粉砕機(図示せず)から
の微粉炭を空気または酸素とともにガス化炉20に供給
してガス燃料を生成し、そのガス燃料を復水予熱器18
で冷却させ、冷却後のガス燃料をガス精製装置21で脱
硫・脱塵させた後、ガスタービン燃焼器7に供給する構
成になっている。
【0025】このような構成を備えたコンバインドサイ
クル発電プラントにおいて、発電プラントの部分負荷運
転時、ガスタービン設備の出力低下に伴ない、排熱回収
ボイラ2からの蒸気の発生も減少するため、低圧タービ
ン13の出力も低下する。そのため復水器14から復水
給水系15を介して排熱回収ボイラ2の脱気器11に供
給される給水も減少する。しかし給水量の減少の割合に
はガス化炉20から生成されるガス燃料の流量を調整す
ることができないため、必然的にガス燃料が過多にな
る。
【0026】本実施形態は、このような点を考慮してガ
ス燃料の流量と給水の流量とをバランスさせたもので、
復水給水系統15を復水予熱器18の下流で分岐させ、
再循環系統22を設けたものである。すなわち、上記の
ように発電プラントの部分負荷運転時、低圧タービン1
3から復水器14を介して復水給水系統15に供給され
る給水は減少する。
【0027】そのとき、減少した給水の一部は、再循環
系統22を介して復水器14に戻される。そして、戻さ
れた給水は、低圧タービン13から復水器14に供給さ
れた復水と合流し、再び復水給水系統15を流れて復水
量が増加し、復水予熱器18を流れるガス燃料とバラン
スする。
【0028】このように、本実施形態は、復水給水系統
15に復水予熱器18の下流で分岐させて再循環系統2
2を設け、発電プラントの部分負荷運転時、復水給水系
統15を流れる給水の一部を再循環系統22を介して復
水器14に戻し、復水給水系統15を流れる給水を増加
させて復水予熱器18に供給されるガス燃料の流量にバ
ランスさせたので、脱気器11へ供給される給水の温度
が略何時体となり、復水予熱器18でのスチーミングの
発生を確実に抑制させることができ、復水予熱器18に
安定運転を行わせることができる。
【0029】図2は、本発明に係るコンバインドサイク
ル発電プラントの第2実施形態を説明する概略系統図で
ある。なお、第1実施形態の構成部分と同一部分には同
一符号を付す。
【0030】本実施形態に係るコンバインドサイクル発
電プラントは、復水給水系統15の復水予熱器18の下
流から分岐して復水器14に接続させる再循環系統22
に流量調整弁23を設け、発電プラントの部分負荷運転
時、復水予熱器18に供給される給水流量に較べてガス
燃料流量が多い場合、流量調整弁23により給水の一部
が復水器14に戻る量を調節することにより、給水流量
をガス燃料流量にバランスさせたものである。
【0031】このように、本実施形態は、再循環系統2
2に流量調整弁23を設け、発電プラントの部分負荷運
転時、流量調整弁23により、復水給水系統15に戻す
給水量を適正量にしたので、復水給水系統15の給水を
確実に増加させることができ、脱気器11に供給される
給水の温度を略一定に保つことが可能となるとともに、
スチーミングの発生を確実に防止させることができる。
【0032】図3は、本発明に係るコンバインドサイク
ル発電プラントの第3実施形態を説明する概略系統図で
ある。なお、第1実施形態の構成部分と同一部分には同
一符号を付す。
【0033】本実施形態に係るコンバインドサイクル発
電プラントは、排熱回収ボイラ2の脱気器11に圧力検
出器24を設けるとともに、その脱気器11の入口側に
温度検出器25を設け、各検出器24,25の検出信号
に基づいて演算し、その演算値を予め定められた設定値
に突き合わせ、予め定められた設定値を超えたとき、そ
の偏差分に基づいて弁開閉信号を演算して再循環系統2
2に設けた流量調整弁23に制御信号を与える演算制御
部26を備えたものである。
【0034】このように、本実施形態は、排熱回収ボイ
ラの脱気器11に設けた圧力検出器24、温度検出器2
5を設け、各検出器24,25により検出した信号に基
づいて演算し、その演算値が予め定められた設定値を超
えたとき制御信号を演算して流量調整弁23に与える演
算制御部26を備えたので、復水給水系統15の復水予
熱器18に供給される給水量をガス化炉20からのガス
燃料量に見合うようにバランスさせることができ、脱気
器11に供給される給水の温度を略一定に保つことが可
能となり、復水予熱器18に発生するスチーミングを確
実に防止することができる。
【0035】なお、本実施形態は、再循環系統22に設
けた流量調整弁23を開閉制御させる制御信号のもとに
なる圧力信号を発するその圧力検出器24を脱気器11
に設けるとともに温度信号を発する温度検出器25を脱
気器11の入口側に設けたが、この例に限らず、例えば
図4に示すように、脱気器11に温度検出器25aを、
脱気器11の入口側に温度検出器25bをそれぞれ設け
てもよく、また、例えば図5に示すように、脱気器11
の入口側に圧力検出器24と温度検出器25を配置して
もよい。
【0036】図6は、本発明に係るコンバインドサイク
ル発電プラントに適用する復水予熱器18の第1実施形
態を示す概念図である。
【0037】本実施形態に係る復水予熱器18は、シェ
ル29内の一部に筒状のガス燃料バイパス部28を備え
るとともに、ガス燃料バイパス部28の外側に給水管2
7a,27bを備えたものである。
【0038】すなわち、本実施形態における復水予熱器
18は、内部にガス燃料バイパス部28を有する部分
(図6(a))と、ガス燃料バイパス部28が無く普通
に熱交換を行う部分(図6(b))の両方を備えたもの
である。そして、ガス燃料バイパス部28では、給水管
27a,27b内を流れる給水はガス燃料とは直接熱交
換を行うことがないため、給水の温度はほとんど上昇し
ないが、ガス燃料バイパス部28が無い部分の給水管2
7c,27dを流れる給水は普通に熱交換を行うため温
度が高められる。この温度上昇のない給水と温度が高め
られた給水とが復水予熱器18出口で混合されて脱気器
11に供給される。
【0039】したがって、部分負荷運転時のガス燃料過
多の場合においても、ガス燃料バイパス部28を通過し
た給水により、温度上昇した給水の温度を低下させるこ
とができ、脱気器11に供給される給水の温度は略一定
に保つことが可能となり、給水のスチーミングを防止す
ることができる。
【0040】なお、復水予熱器18内にガス燃料バイパ
ス部28を有する部分をどの程度設けるかは、適用する
発電プラントの容量、ガスタービン設備の容量、燃料ガ
ス化設備の大きさ等から適宜決められる。
【0041】図7は、本発明に係るコンバインドサイク
ル発電プラントの適用する復水予熱器18の第2実施形
態を示す概念図である。
【0042】本実施形態に係る復水予熱器18は、シェ
ル29内の一部に筒状のガス燃料バイパス部28を配置
し、その外側に給水管27a,27bを配置するととも
に、シェル29の燃料ガス入口側に開口面積調節用のダ
ンパ30を設けたものである。
【0043】このように、本実施形態は、シェル29の
ガス燃料入口側にダンパ30を設け、発電プラントの部
分負荷運転時、給水管27a,27bを流れる給水量に
較べてガス燃料流量が過多の場合、ダンパ30を絞って
ガス燃料流量を調整するので、ガス燃料流量を給水量に
バランスさせることができ、給水管27a,27b内の
スチーミングの発生を確実に防止することができ、また
脱気器11へ略一定の温度の給水を供給することができ
る。
【0044】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明に係るコン
バインドサイクル発電プラントは、部分負荷運転時、ガ
ス化設備から生成したガス燃料を復水給水系統の復水予
熱器で熱交換させてガスタービン燃焼器に供給する際、
給水流量に較べてガス燃料流量が過多の場合、給水を増
加させてガス燃料流量とバランスさせる手段を備えたの
で、復水予熱器内のスチーミングの発生を確実に抑制す
ることができるとともに脱気器へ常に略一定の温度の給
水を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンバインドサイクル発電プラン
トの第1実施形態を示す概略系統図。
【図2】本発明に係るコンバインドサイクル発電プラン
トの第2実施形態を示す概略系統図。
【図3】本発明に係るコンバインドサイクル発電プラン
トの第3実施形態を示す概略系統図。
【図4】本発明に係るコンバインドサイクル発電プラン
トの第4実施形態を示す概略系統図。
【図5】本発明に係るコンバインドサイクル発電プラン
トの第5実施形態を示す概略系統図。
【図6】本発明に係るコンバインドサイクル発電プラン
トに適用する復水予熱器の第1実施形態を示すもので、
(a)は、ガス燃料バイパス部を備えた復水予熱器の概
念図、(b)は、熱交換器としての復水予熱器の概念
図。
【図7】本発明に係るコンバインドサイクル発電プラン
トに適用する復水予熱器の第2実施形態を示す概念図。
【符号の説明】
1 ガスタービン設備 2 排熱回収ボイラ 3 蒸気タービン設備 4 燃料ガス化設備 5 発電機 6 空気圧縮機 7 ガスタービン燃焼器 8 ガスタービン 9 ケーシング 10 熱交換器 11 脱気器 12 高圧タービン 13 低圧タービン 14 復水器 15 復水給水系統 16 復水ポンプ 17 グランドコンデンサ 18 復水予熱器 19 発電機 20 ガス化炉 21 ガス精製装置 22 際循環系統 23 流量調整弁 24 圧力検出器 25a,25b 温度検出器 27a,27b 給水管 28 ガス燃料バイパス部 29 シェル 30 ダンパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F22D 11/00 F22D 11/00 C

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービンプラントに排熱回収ボイ
    ラ、蒸気タービン設備、燃料ガス化設備を組み合せたコ
    ンバインドサイクル発電プラントにおいて、前記燃料ガ
    ス化設備から生成したガス燃料を前記蒸気タービン設備
    の復水給水系統に設けた復水予熱器で熱交換させ、熱交
    換後のガス燃料を前記ガスタービン設備のガスタービン
    燃焼器に供給する一方、部分負荷運転時、前記復水予熱
    器を流れる給水流量に較べて前記ガス燃料流量が多いと
    き、前記復水給水系統を流れる給水を前記復水予熱器下
    流側で分岐して前記復水給水系統の復水器に戻して循環
    させる再循環系統を備えたことを特徴とするコンバイン
    ドサイクル発電プラント。
  2. 【請求項2】 再循環系統は、流量調整弁を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のコンバインドサイクル発電
    プラント。
  3. 【請求項3】 流量調整弁は、排熱回収ボイラの脱気器
    の器内圧力および前記脱気器の入口側の給水温度に基づ
    いて弁制御信号を演算する演算制御部を備えたことを特
    徴とする請求項2記載のコンバインドサイクル発電プラ
    ント。
  4. 【請求項4】 流量調整弁は、排熱回収ボイラの脱気器
    の器内温度および前記脱気器の入口側の給水温度に基づ
    いて弁制御信号を演算する演算制御部を備えたことを特
    徴とする請求項2記載のコンバインドサイクル発電プラ
    ント。
  5. 【請求項5】 流量調整弁は、排熱回収ボイラの脱気器
    の入口側の給水圧力および給水温度に基づいて弁制御信
    号を演算する演算制御部を備えたことを特徴とする請求
    項2記載のコンバインドサイクル発電プラント。
  6. 【請求項6】 復水予熱器は、シェル内の一部に筒状の
    ガス燃料バイパス部を配置するとともに、その外側に給
    水管を配置したことを特徴とする請求項1記載のコンバ
    インドサイクル発電プラント。
  7. 【請求項7】 復水予熱器は、シェル内の一部に筒状の
    ガス燃料バイパス部を配置し、その外側に給水管を配置
    するとともに、前記シェルの入口側にダンパを備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載のコンバインドサイクル発
    電プラント。
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