JP2002256032A - 両性水溶性高分子分散液 - Google Patents
両性水溶性高分子分散液Info
- Publication number
- JP2002256032A JP2002256032A JP2001053256A JP2001053256A JP2002256032A JP 2002256032 A JP2002256032 A JP 2002256032A JP 2001053256 A JP2001053256 A JP 2001053256A JP 2001053256 A JP2001053256 A JP 2001053256A JP 2002256032 A JP2002256032 A JP 2002256032A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amphoteric
- polymer
- soluble
- aqueous solution
- amphoteric water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
脱水剤で、良好な濾水性と濾布剥離性を有する凝集状態
を実現できる脱水剤を開発するため、両性高分子を短時
間で溶解可能な製品を高濃度で効率良く合成する重合方
法を提供し、その両性高分子脱水剤と無機凝集剤を併用
して、効率良く有機汚泥を脱水する方法を提供する。 【解決手段】 メタクリレ−ト系四級アンモニウム塩基
含有単量体、アクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含有
単量体、(メタ)アクリル酸及びアクリルアミドのモル
%をそれぞれa、b、c、dとすると、aとbを特定の
範囲に設定し、かつカチオン性単量体の合計a+bとア
ニオン性単量体cとの比率c/(a+b)を特定の比率
に設定したアニオン当量値が、カチオン当量値に対して
過剰であり、塩水溶液中で該塩水溶液に可溶な高分子分
散剤共存下で、分散重合法により製造した粒径100m
μ以下の高分子微粒子からなる両性水溶性高分子分散
液。
Description
散液に関するものであり、詳しくは特定のカチオン性単
量体、アニオン性単量体及び非イオン性単量体を塩水溶
液中で共重合することによって製造した両性水溶性高分
子からなる分散液に関するものであり、さらに無機凝集
剤とを併用することにより有機汚泥を脱水処理する汚泥
の脱水方法に関する。
高分子脱水剤が単独で使用されているが、近年、汚泥発
生量の増加及び汚泥性状の悪化により、従来のカチオン
性高分子脱水剤では、汚泥の処理量に限界があること
や、脱水ケーキ含水率、SS回収率、ケーキのろ布から
の剥離性などの点で処理状態は必ずしも満足できるもの
ではなく、改善が求められている。これら従来のカチオ
ン性高分子脱水剤の欠点を改良するために、両性高分子
脱水剤が種々提案されているが、これらの両性高分子脱
水剤は必ずしも十分に満足しうるものではない。例え
ば、(1)三級アミノ基を有する両性高分子脱水剤(特
開昭62−205112号公報)、(2)四級アンモニ
ウム基を含む両性高分子脱水剤(特開昭53−1492
92号公報)、(3)三級と四級を含む両性高分子脱水
剤(特開平3−18900号公報)などが開示されてい
る。
おいては、従来のカチオン性高分子脱水剤に比べて凝集
性に優れ、大きな凝集フロックを形成するものの、下水
やし尿の消化汚泥などのpHの高い汚泥に対しては、三級
アミノ基の解離状態の問題で著しく性能が低下してしま
うことや、pHも含めて汚泥濃度などの汚泥性状変化に
影響を受けやすく、安定した処理ができない上、粉末や
溶液状態での製品の安定性の点で従来のカチオン性高分
子脱水剤に比べて劣るなどの欠点がある。また、前記
(2)の両性高分子脱水剤においては、三級アミノ基を
含む両性高分子脱水剤に比べて、製品安定性が良好で、
かつ従来のカチオン性高分子脱水剤に比べて凝集力はあ
るものの、必要添加量が多い、ケーキ含水率が高い、ろ
布からのケーキの剥離性が悪いなど、改善すべき点が多
い。一方、前記(3)の両性高分子脱水剤は、該(1)
及び(2)の脱水剤が有する欠点は改善されているもの
の、必要添加量の点や、ケーキ含水率の点ではまだ満足
できるレベルではない。また、高分子凝集剤は、その分
子量を高めれば凝集力は高まるが、汚泥への分散性や脱
水ケ−キの「ベトツキ」など副次的な反作用が発生して
きて、種々開発された高分子そのものは実用化に際して
はまだまだ改善すべき点は多い。
進められている。例えばジアルキルアミノエチルアクリ
レ−トとジアルキルアミノエチルメタアクリレ−トのそ
れぞれ四級アンモニウム塩基を両方含有する両性高分子
も提案されていて、特開平3−293100号公報は両
方を含有し、特にメタクリレ−ト1〜5モル%を含有す
る両性高分子脱水剤が開示されている。また、特開平7
−256299号公報は、メタクリレ−ト含有率の高
く、カチオン性基含有率の高い両性高分子脱水剤が開示
され、特開平7−256300号公報は、アクリレ−ト
含有率が高く、アニオン性基含有率の高い両性高分子脱
水剤が開示されているが、分散液からなる両性高分子を
使用した凝集剤についての記載はない。さらに近年、分
子中に架橋処理を施した両性高分子が幅広く検討されて
いる。有機質汚泥をベルトプレスやフィルタ−プレスに
より脱水する際、良好な剥離性を得るためには、こうし
た架橋高分子が効果を発揮する場合が多い。
トプレス、あるいはフィルタ−プレス用汚泥脱水剤を開
発するに際し、良好な濾水性と濾布剥離性を有する凝集
状態を実現できる脱水剤を開発するため、アクリレ−ト
系四級アンモニウム塩基含有単量体とメタクリレ−ト系
四級アンモニウム塩基含有単量体からなるカチオン性基
を有する両性高分子を高濃度で効率良く合成する重合方
法を提供し、さらにその両性高分子脱水剤を使用して、
効率良く有機汚泥を脱水する方法を提供することであ
る。
解決するため鋭意検討した結果、以下のような発明に達
した。すなわち請求項1の発明は、下記一般式(1)、
(2)、(3)で表わされる単量体及び(メタ)アクリ
ルアミドのモル%をそれぞれa、b、c、dとすると、
a、b、c、dが30≧a≧10、20≧b≧5、50
≧c≧20、65≧d≧0の範囲にあり、0.90>a
/(a+b)≧0.5、3.3>c/(a+b)≧1.
1の関係にある単量体混合物を塩水溶液中で該塩水溶液
に可溶な高分子分散剤共存下で、分散重合法により製造
した粒系100mμ以下の高分子微粒子からなる両性水
溶性高分子分散液に関する。
基あるいはベンジル基、R3は水素、炭素数1〜3のア
ルキルまたアルコキシ基あるいはベンジル基であり、同
種でも異種でも良い。X1は陰イオンをそれぞれ表わす
基あるいはベンジル基、R6は水素、炭素数1〜3のア
ルキルまたアルコキシ基あるいはベンジル基であり、同
種でも異種でも良い。X2は陰イオンをそれぞれ表わす
は水素またはカルボキシル基、AはSO3、C6H4S
O3、CONHC(CH3)2CH2SO3あるいはC
OO、Yは水素または陽イオン
(2)、(3)で表わされる単量体及び(メタ)アクリ
ルアミドのモル%をそれぞれa、b、c、dとすると、
a、b、c、dが20≧a≧5、30≧b≧10、50
≧c≧20、65≧d≧0の範囲にあり、0.90>b
/(a+b)≧0.5、3.3>c/(a+b)≧1.
1の関係にある単量体混合物を塩水溶液中で該塩水溶液
に可溶な高分子分散剤共存下で、分散重合法により製造
した粒系100mμ以下の高分子微粒子からなる両性水
溶性高分子分散液である。
ン性高分子であることを特徴とする請求項1あるいは2
に記載の両性水溶性高分子分散液である。
のイオン当量が1.5〜15meq/gであることを特
徴とする請求項3に記載の両性水溶性高分子分散液であ
る。
を構成する両性水溶性高分子の分子量が200万〜20
00万であることを特徴とする請求項1あるいは2に記
載の両性水溶性高分子分散液である。
る塩が、少なくとも一種の多価アニオン性塩を含有する
ことを特徴とする請求項1あるいは2に記載の両性水溶
性高分子分散液である。
両性水溶性高分子分散液を水に溶解した後、有機汚泥に
添加、混合した後、脱水機により脱水することを特徴と
する有機汚泥の脱水方法である。
ことを特徴とする請求項7に記載の有機汚泥の脱水方法
である。
は、塩水溶液中で該塩水溶液に可溶な高分子分散剤共存
下で、分散重合法により製造した粒系100mμ以下の
高分子微粒子からなる。塩水溶液中に分散した高分子微
粒子分散液からなる水溶性重合体は、特開昭62−15
251号公報などによって製造することができる。具体
的に製造方法を説明すると以下のようである。硫酸アン
モニウムのような多価アニオン塩の水溶液を調製し、こ
の中にメタクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含有単量
体とアクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含有単量体と
を特定の割合にしこみ、さらに(メタ)アクリル酸とア
クリルアミドを加え、分散剤として該塩水溶液に可溶な
水溶性高分子、好ましくはアクリロイルオキシエチルト
リメチルアンモニウム塩化物重合体のようなイオン性高
分子を重合前に共存させる。この時のpHは2〜6に設
定する。混合物を均一に溶解した後、窒素置換により反
応系の酸素を除去しラジカル重合性開始剤を添加するこ
とによって重合を開始させ、重合体を製造することがで
きる。また、重合開始前に連鎖移動剤や架橋剤などを共
存させることは他の重合法と同様である。また、グリセ
リン、ポリエチレングリコール等の多価アルコールが共
存すると、析出状態が更に良好になることもある。
系四級アンモニウム塩基含有単量体の例としては、メタ
クロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物、
メタクロイルオキシエチルジエチルメチルアンモニウム
塩化物、メタクロイルオキシエチルジメチルベンジルア
ンモニウム塩化物あるいはメタクロイルオキシエチルジ
エチルベンジルアンモニウム塩化物が上げられる。
四級アンモニウム塩基含有単量体の例としては、アクロ
イルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物、アク
ロイルオキシエチルジエチルメチルアンモニウム塩化
物、アクロイルオキシエチルジメチルベンジルアンモニ
ウム塩化物あるいはアクロイルオキシエチルジエチルベ
ンジルアンモニウム塩化物が上げられる。
ては、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、
アクリルアミド2−メチルプロパンスルフォン酸あるい
はベンゼンスルフォン酸など、またはそれらの塩類であ
る。
明する。すなわち第一にメタクリレ−ト系四級アンモニ
ウム塩基含有単量体の共重合比率が高い場合は、前記一
般式(1)、(2)、(3)で表わされる単量体及び
(メタ)アクリルアミドのモル%をそれぞれa、b、
c、dとすると、30≧a≧10、20≧b≧5、50
≧c≧20、65≧d≧0の範囲にある。また好ましく
は、30≧a≧15、15≧b≧5、40≧c≧20、
60≧d≧15である。またメタクリレ−ト系四級アン
モニウム塩基含有単量体とアクリレ−ト系四級アンモニ
ウム塩基含有単量体との比率、あるいはカチオン性単量
体とアニオン性単量体である(メタ)アクリル酸との比
率は、以下のようである。0.90>a/(a+b)≧
0.5、3.3>c/(a+b)≧1.1である。
水溶性高分子は、アニオン当量値がカチオン性基合計カ
チオン当量値より高い。このような両性水溶性高分子は
特に無機凝集剤と併用して汚泥の脱水に応用した場合、
効果を発揮する。また、メタクリレ−ト系四級アンモニ
ウム塩基含有単量体の共重合比率が、アクリレ−ト系四
級アンモニウム塩基含有単量体にくらべて高い。メタク
リレ−ト系四級アンモニウム塩基含有単量体は、アクリ
レ−ト系四級アンモニウム塩基含有単量体に較べ反応性
が低く高重合度品が得られにくい。しかし、α−炭素に
メチル基が結合しているため、耐加水分解性がある、α
−炭素に水素が結合していないため分岐構造が起き難
く、その結果、架橋による高分子の不溶化が起きにく
い、適度な疎水性があるなど長所もある。この高分子
は、たとえば下水消化汚泥などに優れた脱水効果があ
る。また、高分子凝集剤添加による汚泥の粘着性発生を
嫌うベルトプレスなどで脱水する場合、良好な濾布剥離
性を発揮する。
基含有単量体の共重合比率が高い場合について説明す
る。前記一般式(1)、(2)、(3)で表わされる単
量体及び(メタ)アクリルアミドのモル%をそれぞれ
a、b、c、dとすると、20≧a≧5、30≧b≧1
0、50≧c≧20、65≧d≧0の範囲にある。また
好ましくは、15≧a≧5、30≧b≧15、40≧c
≧20、60≧d≧15である。またメタクリレ−ト系
四級アンモニウム塩基含有単量体とアクリレ−ト系四級
アンモニウム塩基含有単量体との比率、あるいはカチオ
ン性単量体とアニオン性単量体である(メタ)アクリル
酸との比率は、それぞれ以下のようである。0.90>
b/(a+b)≧0.5、3.3>c/(a+b)≧
1.1である。
両性水溶性高分子は、アニオン当量値がカチオン性基合
計カチオン当量値より高く、かつアクリレ−ト系四級ア
ンモニウム塩基含有単量体の共重合比率が、メタクリレ
−ト系四級アンモニウム塩基含有単量体より高いことを
あらわしている。また、このような両性水溶性高分子は
特に無機凝集剤と併用して汚泥の脱水に応用した場合、
効果を発揮することも同様であるが、汚泥と脱水機の種
類に合わせ適切な両性水溶性高分子を適用できる。すな
わち、メタクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含有単量
体はアクリレ−トアクリレ−ト系四級アンモニウム塩基
含有単量体に較べ反応性がやや低下していて、特に架橋
剤を共存させ架橋処理を施した両性高分子を合成する場
合には、メタクリレ−トは不利である。一方、アクリレ
−ト系四級アンモニウム塩基含有単量体のほうが重合反
応も速やかに進むため、生産性、重合度の調節など長所
が多い。そのため架橋性単量体との共重合による架橋反
応も起き易く、架橋度の調節もしやすい。食品工業関係
排水の余剰汚泥などをベルトプレスで脱水する場合は、
この架橋性両性高分子が適している。
の場合によってメタクリレ−ト系四級アンモニウム塩基
含有単量体とアクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含有
単量体との比率を調節し使い分ける。また、架橋剤を共
存させて重合して架橋性高分子を合成することにより、
脱水ケ−キの「ベトツキ」を改善することも可能であ
る。
レンビスアクリルアミドやエチレングリコ−ル(メタ)
アクリレ−トなどの多官能性単量体、あるいはN,N−
ジメチル(メタ)アクリルアミドやN,N−ジエチル
(メタ)アクリルアミドなど熱架橋性単量体がある。
共重合モル%によって適宜決めていき、温度としては0
〜100℃の範囲で行い、好ましくは20℃〜50℃で
行う。重合開始はラジカル重合開始剤を使用する。これ
ら開始剤は油溶性あるいは水溶性のどちらでも良く、ア
ゾ系,過酸化物系、レドックス系いずれでも重合するこ
とが可能である。油溶性アゾ系開始剤の例としては、
2、2’−アゾビスイソブチロニトリル、1、1’−ア
ゾビス(シクロヘキサンカルボニトリル)、2、2’−
アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、2、2’−ア
ゾビス(2−メチルプロピオネ−ト)、4、4−アゾビ
ス(4−メトキシ−2、4ジメチル)バレロニトリルな
どがあげられ、水混溶性溶剤に溶解し添加する。
2’−アゾビス(アミジノプロパン)二塩化水素化物、
2、2’−アゾビス〔2−(5−メチル−2−イミダゾ
リン−2−イル)プロパン〕二塩化水素化物、4、4’
−アゾビス(4−シアノ吉草酸)などがあげられる。ま
たレドックス系の例としては、ペルオクソ二硫酸アンモ
ニウムと亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、ト
リメチルアミン、テトラメチルエチレンジアミンなどと
の組み合わせがあげられる。さらに過酸化物の例として
は、ペルオクソ二硫酸アンモニウムあるいはカリウム、
過酸化水素,ベンゾイルペルオキサイド、ラウロイルペ
ルオキサイド、オクタノイルペルオキサイド、サクシニ
ックペルオキサイド、t-ブチルペルオキシ2−エチルヘ
キサノエ−トなどをあげることができる。これら開始剤
の中で最も好ましいのは、水溶性アゾ開始剤である2、
2’−アゾビス(アミジノプロパン)二塩化水素化物、
2、2’−アゾビス〔2−(5−メチル−2−イミダゾ
リン−2−イル)プロパン〕二塩化水素化物である。
は、200万〜2000万であり、好ましくは300万
〜1500万であり、最も好ましくは500万〜100
0万である。200万以下では、凝集力が不足し、十分
な脱水効果が発現せず、2000万以上では、溶液粘度
が高くなり過ぎ汚泥への分散性が低下する。
るに際しては、塩水溶液中に溶解する高分子分散剤を共
存させる。また、より好ましい分散剤としては、イオン
性高分子からなる水溶性高分子である。これら分散剤の
例として非イオン性分散剤としては、ポリビニルピロリ
ドン、アクリルアミド/ポリビニルカプロラクタム共重
合体、アクリルアミド/スチレン共重合体などアミド基
と若干の疎水性基を有する水溶性高分子が有効で、分子
量としては、1,000〜100,000であり、好ま
しくは1,000〜50,000である。またイオン性
高分子からなる分散剤の例としては、(メタ)アクリロ
イルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物、(メ
タ)アクリロイルアミノプロピルトリメチルアンモニウ
ム塩化物、ジメチルジアリルアンモニウム塩化物などの
単独重合体あるいは非イオン性単量体との共重合体が使
用される。非イオン性単量体の例としては、アクリルア
ミド、N−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミ
ド、N−ビニルピロリドン、N、N−ジメチルアクリル
アミド、アクリロニトリル、ジアセトンアクリルアミ
ド、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−トのなど
であるが、アクリルアミドとの共重合体が好ましい。こ
れらイオン性高分子からなる高分子分散剤の分子量とし
ては、10,000〜2,000,000であり、好ま
しくは10,000〜1,000,000である。これ
ら高分子からなる分散剤の添加量としては、対単量体
0.5〜10重量%であり、好ましくは1〜5重量%で
ある。
成した水溶性カチオンモノマーを析出させること、及び
微粒子となるようにポリマーの析出状態を調節すること
の2点から成る。多価アニオン塩水溶液によるポリマー
の析出は、ホフマイスター系列等から容易に説明される
従来公知の現象である。ベンジル基を有するカチオンモ
ノマー単位は、特に、塩析され易く、アミド基はそれに
次ぐものである。添加ポリマー2種の効果発現機構は、
不明であるが、適当な重合の場を提供すること及び電気
的反発力により会合を阻止する作用が働くものと推測さ
れる。特に、塩水溶液不溶の水溶性カチオンポリマー
は、モノマーが共存すると、塩水溶液に溶解する等の複
雑な挙動を示し、確たる理論的説明ができる状態には至
っていない。
らなる凝集剤は、製紙工業におけるパルプスラッジの脱
水、その他食品工業、金属、石油精製の各排水処理、ま
た建材関係の砂利洗浄排水の処理また、一般産業排水処
理で生じる有機性汚泥及び凝集汚泥を含む混合汚泥など
に適用可能である。特に有効な対象物として下水、し尿
の消化汚泥、あるいは食品工業排水の余剰汚泥などに優
れた効果を発揮する。これら汚泥は、本発明の両性水溶
性高分子分散液を水に溶解し水溶液とした後、添加し、
凝集させた後、ベルトプレス、フィルタ−プレス、デカ
ンタ−あるいはスクリュ−プレスなどの脱水機により脱
水する。添加量としては、排水の種類、懸濁物濃度など
のよって変化するものであるが、液量に対して0.1〜
1000ppm程度である。また、汚泥に対しては、汚
泥ssに対して0.1〜3重量%である。
ニウム、塩化第二鉄、ポリ塩化アルニウム、ポリ硫酸
鉄、ポリ塩化鉄などがあげられ、これらをニ種以上併用
して使用することも可能である。
さらに詳しく説明するが、本発明はその要旨を超えない
限り、以下の実施例に制約されるものではない。
ンプ(SMP−21型、東京理化器械製)に接続した単
量体供給管およびコンデンサ−を備えた500mLの4
ツ口フラスコ内にアクリル酸(以下AACと略記)の6
0重量%水溶液42.0gとイオン交換水190.1g
をし込み、30%水酸化ナトリウム水溶液23.3gに
よりアクリル酸の50モル%を中和した。その後、メク
ロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物(以
下DMCと略記)の80重量水溶液%22.3g、アク
リロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物
(以下DMQと略記)の80重量%水溶液83.0g、
アクリルアミド(以下AAMと略記)の50%水溶液3
6.5g、硫酸アンモニウム125.0g、分散剤とし
てアクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩
化物単独重合体30.0g(20重量%液、粘度645
0mPa・s)をそれぞれしこんだ。この時のpHは
3.7であり、各単量体のモル%は、DMC/DMQ/
AAC/AAM=25/10/40/20である。次ぎ
に反応器内の温度を30±2℃に保ち、30分間窒素置
換をした後、開始剤として2、2’−アゾビス〔2−
(5−メチル−2−イミダゾリン−2−イル)プロパ
ン〕ニ塩化水素化物の1%水溶液1.0g(対単量体
0.015%)を添加し重合を開始させた。内部温度を
30±2℃に保ち重合開始から7時間反応させた時点で
上記開始剤を対単量体0.01%追加し、さらに7時間
反応させ終了した。得られた分散液のしこみ単量体濃度
は20%であり、ポリマー粒径は10μm以下、分散液
の粘度は960mPa・sであった。また、静的光散乱
法による分子量測定器(大塚電子製DLS−7000)
によって重量平均分子量を測定した。この試料を試料−
1とする。組成を表1及び結果を2に示す。
AC/AAM=15/10/44/31(試料−2)、
DMC/DMQ/AAC/AAM=25/5/35/3
5(試料−3)、DMC/DMQ/AAC/AAM=1
0/5/38/47(試料−4)、DMC/DMQ/A
AC/AAM=15/5/40/40(試料−5)から
なる組成の分散液を合成した。結果を表1及び2に示
す。
ンプ(SMP−21型、東京理化器械製)に接続した単
量体供給管およびコンデンサ−を備えた500mLの4
ツ口フラスコ内にアクリル酸(以下AACと略記)の6
0重量%水溶液42.0gとイオン交換水190.1g
をし込み、30%水酸化ナトリウム水溶液23.1gに
よりアクリル酸の50モル%を中和した。その後、メク
ロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物(以
下DMCと略記)の80重量水溶液%22.5g、アク
リロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物
(以下DMQと略記)の80重量%水溶液52.3g、
アクリルアミド(以下AAMと略記)の50%水溶液3
0.8g、硫酸アンモニウム125.0g、分散剤とし
てアクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩
化物単独重合体30.0g(20重量%液、粘度645
0mPa・s)をそれぞれしこんだ。この時のpHは
3.8であり、各単量体のモル%は、DMC/DMQ/
AAC/AAM=10/25/40/25である。次ぎ
に反応器内の温度を30±2℃に保ち、30分間窒素置
換をした後、開始剤として2、2’−アゾビス〔2−
(5−メチル−2−イミダゾリン−2−イル)プロパ
ン〕ニ塩化水素化物の1%水溶液1.0g(対単量体
0.015%)を添加し重合を開始させた。内部温度を
30±2℃に保ち重合開始から7時間反応させた時点で
上記開始剤を対単量体0.01%追加し、さらに7時間
反応させ終了した。得られた分散液のしこみ単量体濃度
は20%であり、ポリマー粒径は10μm以下、分散液
の粘度は820mPa・sであった。また、静的光散乱
法による分子量測定器(大塚電子製DLS−7000)
によって重量平均分子量を測定した。この試料を試料−
6とする。組成を表1及び結果を2に示す。
AAC/AAM=10/25/44/31(試料−
7)、DMC/DMQ/AAC/AAM=5/20/2
9/46(試料−8)、DMC/DMQ/AAC/AA
M=5/10/38/47(試料−9)、DMC/DM
Q/AAC/AAM=7/15/40/38(試料−1
0)からなる組成の分散液を合成した。結果を表1及び
2に示す。
DMQ/AAC/AAM=30/10/30/30(比
較−1)、DMC/DMQ/AAC/AAM=20/0
/80/0(比較−2)、DMC/DMQ/AAC/A
AM=20/30/20/30(比較−3)、DMC/
DMQ/AAC/AAM=10/30/30/30(比
較−4)、DMC/DMQ/AAC/AAM=0/20
/80/0(比較−5)、DMC/DMQ/AAC/A
AM=15/15/30/40(比較−6)各組成から
なる両性水溶性高分子分散液を各々重合した。結果を表
1及び2に示す。
分32、000mg/L)汚泥200mLをポリビ−カ
−に採取し、ポリ塩化第二鉄を対汚泥固形分3500p
pm添加し、ビ−カ−移し変え攪拌5回行った。攪拌後
の汚泥pHは、6.2であった。その後、表2の本発明
における両性水溶性高分子、試料−1〜試料−5、試料
−6及び試料−8を対汚泥固形分2,000ppm添加
し、ビ−カ−移し変え攪拌10回行った後、T−117
9Lの濾布(ナイロン製)により濾過し、45秒後の濾
液量を測定した。また濾過した汚泥をプレス圧2Kg/
m2で1分間脱水する。その後、濾布剥離性とケ−キ自
己支持性(脱水ケ−キの硬さ、含水率と関係)を目視に
よりチェックし、ケ−キ含水率(105℃で20hr乾
燥)を測定した。結果を表3に示す。
較−4の両性高分子を用いた試験を実施例9〜16と同
様に行った。また、試料−1〜試料−5につき、無機凝
集剤を添加しない他は、同様な操作をした試験を行っ
た。結果を表3に示す。
分21,400mg/L)汚泥200mLをポリビ−カ
−に採取し、ポリ塩化第二鉄を対汚泥固形分2000p
pm添加し、ビ−カ−移し変え攪拌5回行った。攪拌後
の汚泥pHは、4.9であった。その後、表2の本発明
における両性水溶性高分子、試料−6〜試料−10、試
料−1及び試料−3を対汚泥固形分1750ppm添加
し、ビ−カ−移し変え攪拌10回行った後、T−117
9Lの濾布(ナイロン製)により濾過し、45秒後の濾
液量を測定した。また濾過した汚泥をプレス圧2Kg/
m2で1分間脱水する。その後ケ−キ自己支持性(脱水
ケ−キの硬さ、含水率と関係)、ケ−キ含水率(105
℃で20hr乾燥)および濾布剥離を測定した。結果を
表4に示す。
比較例の試料、比較−4〜比較−6及び比較−1の両性
水溶性高分子を用いた試験を行った。また、試料−6〜
試料−10につき、無機凝集剤を添加しない他は、同様
な操作をした試験を行った。結果を表4に示す。
Claims (8)
- 【請求項1】 下記一般式(1)、(2)、(3)で表
わされる単量体及び(メタ)アクリルアミドのモル%を
それぞれa、b、c、dとすると、a、b、c、dが3
0≧a≧10、20≧b≧5、50≧c≧20、65≧
d≧0の範囲にあり、0.90>a/(a+b)≧0.
5、3.3>c/(a+b)≧1.1の関係にある単量
体混合物を塩水溶液中で該塩水溶液に可溶な高分子分散
剤共存下で、分散重合法により製造した粒系100mμ
以下の高分子微粒子からなる両性水溶性高分子分散液。 【化1】 R1、R2、は炭素数1〜3のアルキルまたアルコキシ
基あるいはベンジル基、R3は水素、炭素数1〜3のア
ルキルまたアルコキシ基あるいはベンジル基であり、同
種でも異種でも良い。X1は陰イオンをそれぞれ表わす 【化2】 R4、R5、は炭素数1〜3のアルキルまたアルコキシ
基あるいはベンジル基、R6は水素、炭素数1〜3のア
ルキルまたアルコキシ基あるいはベンジル基であり、同
種でも異種でも良い。X2は陰イオンをそれぞれ表わす 【化3】 R7は水素、メチル基またはカルボキシメチル基、R8
は水素またはカルボキシル基、AはSO3、C6H4S
O3、CONHC(CH3)2CH2SO3あるいはC
OO、Yは水素または陽イオン - 【請求項2】 前記一般式(1)、(2)、(3)で表
わされる単量体及び(メタ)アクリルアミドのモル%を
それぞれa、b、c、dとすると、a、b、c、dが2
0≧a≧5、30≧b≧10、50≧c≧20、65≧
d≧0の範囲にあり、0.90>b/(a+b)≧0.
5、3.3>c/(a+b)≧1.1の関係にある単量
体混合物を塩水溶液中で該塩水溶液に可溶な高分子分散
剤共存下で、分散重合法により製造した粒系100mμ
以下の高分子微粒子からなる両性水溶性高分子分散液。 - 【請求項3】 高分子分散剤がカチオン性高分子である
ことを特徴とする請求項1あるいは2に記載の両性水溶
性高分子分散液。 - 【請求項4】 前記カチオン性高分子分のイオン当量が
1.5〜15meq/gであることを特徴とする請求項
3に記載の両性水溶性高分子分散液。 - 【請求項5】 前記両性高分子分散液を構成する両性水
溶性高分子の分子量が200万〜2000万であること
を特徴とする請求項1あるいは2に記載の両性水溶性高
分子分散液。 - 【請求項6】 前記塩水溶液を構成する塩が、少なくと
も一種の多価アニオン性塩を含有することを特徴とする
請求項1あるいは2に記載の両性水溶性高分子分散液。 - 【請求項7】 請求項1〜6に記載の両性水溶性高分子
分散液を水に溶解した後、有機汚泥に添加、混合した
後、脱水機により脱水することを特徴とする有機汚泥の
脱水方法。 - 【請求項8】 無機凝集剤を併用することを特徴とする
請求項7に記載の有機汚泥の脱水方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001053256A JP3712946B2 (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | 両性水溶性高分子分散液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001053256A JP3712946B2 (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | 両性水溶性高分子分散液 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002256032A true JP2002256032A (ja) | 2002-09-11 |
JP3712946B2 JP3712946B2 (ja) | 2005-11-02 |
Family
ID=18913746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001053256A Expired - Fee Related JP3712946B2 (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | 両性水溶性高分子分散液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3712946B2 (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007016086A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Hymo Corp | 水溶性重合体分散液及びそれを用いた抄紙方法 |
CN100348634C (zh) * | 2005-12-06 | 2007-11-14 | 河北工业大学 | 阳离子型聚电解质制备的沉淀聚合法 |
JP2010201309A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Daiyanitorikkusu Kk | 無機質汚泥を含む被処理水の処理方法 |
JP2012012540A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-19 | Daiyanitorikkusu Kk | 粉末状カチオン系水溶性高分子化合物の製造方法、汚泥脱水剤及び汚泥の脱水処理方法 |
JP2012101192A (ja) * | 2010-11-11 | 2012-05-31 | Mt Aquapolymer Inc | 汚泥用脱水剤及びその製造方法 |
JP2013215708A (ja) * | 2012-04-05 | 2013-10-24 | Mt Aquapolymer Inc | 両性水溶性高分子凝集剤およびそれを用いる汚泥の脱水方法 |
JP2014117625A (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-30 | Hymo Corp | 廃棄物の処理方法 |
CN104193868A (zh) * | 2014-09-02 | 2014-12-10 | 湖南理工学院 | 一种粒径、分子量及分子量分布可控的聚丙烯酰胺类聚合物的制备及其工艺 |
WO2015141567A1 (ja) * | 2014-03-18 | 2015-09-24 | 栗田工業株式会社 | 水処理用分散剤及び水処理方法 |
CN112261977A (zh) * | 2018-06-08 | 2021-01-22 | 可泰克斯公司 | 控制金属矿渣的流变性 |
CN115322281A (zh) * | 2022-07-26 | 2022-11-11 | 中海石油环保服务(天津)有限公司 | 一种两性污泥脱水剂及其制备方法 |
CN115893921A (zh) * | 2021-09-30 | 2023-04-04 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种用于钻井堵漏的水下不分散水泥浆及其制备方法和应用 |
-
2001
- 2001-02-28 JP JP2001053256A patent/JP3712946B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007016086A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Hymo Corp | 水溶性重合体分散液及びそれを用いた抄紙方法 |
CN100348634C (zh) * | 2005-12-06 | 2007-11-14 | 河北工业大学 | 阳离子型聚电解质制备的沉淀聚合法 |
JP2010201309A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Daiyanitorikkusu Kk | 無機質汚泥を含む被処理水の処理方法 |
JP2012012540A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-19 | Daiyanitorikkusu Kk | 粉末状カチオン系水溶性高分子化合物の製造方法、汚泥脱水剤及び汚泥の脱水処理方法 |
JP2012101192A (ja) * | 2010-11-11 | 2012-05-31 | Mt Aquapolymer Inc | 汚泥用脱水剤及びその製造方法 |
JP2013215708A (ja) * | 2012-04-05 | 2013-10-24 | Mt Aquapolymer Inc | 両性水溶性高分子凝集剤およびそれを用いる汚泥の脱水方法 |
JP2014117625A (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-30 | Hymo Corp | 廃棄物の処理方法 |
WO2015141567A1 (ja) * | 2014-03-18 | 2015-09-24 | 栗田工業株式会社 | 水処理用分散剤及び水処理方法 |
JP2015174082A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-05 | 栗田工業株式会社 | 水処理用分散剤及び水処理方法 |
CN104193868A (zh) * | 2014-09-02 | 2014-12-10 | 湖南理工学院 | 一种粒径、分子量及分子量分布可控的聚丙烯酰胺类聚合物的制备及其工艺 |
CN112261977A (zh) * | 2018-06-08 | 2021-01-22 | 可泰克斯公司 | 控制金属矿渣的流变性 |
CN112261977B (zh) * | 2018-06-08 | 2022-09-23 | 可泰克斯公司 | 控制金属矿渣的流变性 |
CN115893921A (zh) * | 2021-09-30 | 2023-04-04 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种用于钻井堵漏的水下不分散水泥浆及其制备方法和应用 |
CN115893921B (zh) * | 2021-09-30 | 2024-06-07 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种用于钻井堵漏的水下不分散水泥浆及其制备方法和应用 |
CN115322281A (zh) * | 2022-07-26 | 2022-11-11 | 中海石油环保服务(天津)有限公司 | 一种两性污泥脱水剂及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3712946B2 (ja) | 2005-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2002100944A1 (en) | Amphoteric water-soluble polymer dispersion and use thereof | |
JP2007016086A (ja) | 水溶性重合体分散液及びそれを用いた抄紙方法 | |
JP3712946B2 (ja) | 両性水溶性高分子分散液 | |
JP3247795B2 (ja) | 両性高分子汚泥脱水剤及びこれを用いた汚泥脱水方法 | |
JP2991611B2 (ja) | 無機凝集剤と両性高分子凝集剤を併用する汚泥の脱水方法 | |
JP3886098B2 (ja) | 汚泥脱水剤及び汚泥脱水方法 | |
JP3819766B2 (ja) | 製紙スラッジの脱水方法 | |
JP6257079B2 (ja) | 凝集処理剤及びそれを用いた汚泥の脱水方法 | |
JP2009039652A (ja) | 汚泥脱水剤および汚泥脱水方法 | |
JP5305443B2 (ja) | 水溶性高分子組成物 | |
JP3651669B2 (ja) | 両性水溶性高分子分散液 | |
JP3714612B2 (ja) | 汚泥脱水方法 | |
JP5601704B2 (ja) | 汚泥脱水剤および汚泥脱水方法 | |
JP3731740B2 (ja) | 汚泥の脱水方法 | |
JP2003193395A (ja) | 抄紙方法 | |
JP4425406B2 (ja) | 製紙スラッジの脱水方法 | |
JP2004057927A (ja) | 水溶性重合体分散液の使用方法 | |
JP7489062B2 (ja) | 高塩濃度汚泥の脱水方法 | |
JP2003246909A (ja) | 高分子分散液及びその製造方法 | |
JP4367881B2 (ja) | 汚泥脱水剤及び汚泥を脱水する方法 | |
JP2002205074A (ja) | 無機粒子懸濁液の処理方法 | |
JP2002166299A (ja) | 汚泥の脱水方法 | |
JP2004089820A (ja) | 汚泥の処理方法 | |
JP2004089815A (ja) | 汚泥の処理方法 | |
JP2002166104A (ja) | 一級アミノ基含有重合体エマルジョン型凝集剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041213 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050418 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050516 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050815 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050818 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110826 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110826 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120826 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130826 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |