JP2002254146A - 連続鋳造装置、連続鋳造方法 - Google Patents

連続鋳造装置、連続鋳造方法

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JP2002254146A
JP2002254146A JP2001059035A JP2001059035A JP2002254146A JP 2002254146 A JP2002254146 A JP 2002254146A JP 2001059035 A JP2001059035 A JP 2001059035A JP 2001059035 A JP2001059035 A JP 2001059035A JP 2002254146 A JP2002254146 A JP 2002254146A
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JP
Japan
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molten metal
supply amount
mold
nozzle
continuous casting
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JP2001059035A
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Keisuke Fujisaki
敬介 藤崎
Takashi Hirayama
隆 平山
Makoto Tanaka
田中  誠
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンデッシュから鋳型に供給する溶融金属の
偏りを防止できるようにする。 【解決手段】 タンデッシュ1から鋳型5に溶融金属2
を供給する際に、溶融金属2の供給量を調整するストッ
パー7をL面側およびF面側に交互に移動するようにす
ることで、タンデッシュ1からF面側およびL面側から
ノズル3に溶融金属2を注入し、ノズル3内のF面側お
よびL面側を対称に流動させ、鋳型5に溶融金属2を均
一に供給するようにして、鋳型に供給する溶融金属2の
単位時間あたりの供給量の多少にかかわらず、品質の良
い鋳片を形成することができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続鋳造装置、連
続鋳造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造装置においては、図6に示すよ
うに、タンデッシュ1と呼ばれる予熱槽内に溜められて
いる溶融金属2を、ノズル3を介して鋳型5に供給し、
鋳型5にて供給された溶融金属2を冷却、凝固させるこ
とにより鋳片6を形成していた。上記ノズル3には、ノ
ズル3内を流動してきた溶融金属2を吐出する吐出口4
が備えられており、上記タンデッシュ1から注入された
溶融金属2を上記吐出口4より鋳型5に供給していた。
【0003】上記タンデッシュ1には、ノズル3に溶融
金属2を注入するための注入口の開度を調整するストッ
パー7が設けられ、流量制御部10により構成されるス
トッパー制御部9で上記ストッパー7を駆動する駆動装
置60の動作を制御して、ノズル3を介して上記鋳型5
に供給する溶融金属2の単位時間あたりの供給量を調整
していた。すなわち、上記流量制御部10からの制御に
応じて上記ストッパー7を移動させ、上記タンデッシュ
1からノズル3に溶融金属2を注入するための注入口の
開度を変化させることで、鋳型5内の湯面レベル8が所
定のレベルとなるように溶融金属2の単位時間あたりの
供給量を調整していた。
【0004】具体的には、タンデッシュ1から鋳型5に
溶融金属2を供給しない場合には、上記ストッパー7に
より上記注入口を完全に閉じて開度をゼロとする。タン
デッシュ1から鋳型5に供給する溶融金属2の単位時間
あたりの供給量が増加するのにともない、タンデッシュ
1の内壁に接するようにしながら、上記ストッパー7を
L面側に移動させ、上記注入口の開度を大きくしてい
た。そして、単位時間あたりの供給量を最大にしてタン
デッシュ1から鋳型5に溶融金属2を供給する場合に
は、タンデッシュ1の内壁に接するようにしながら、上
記注入口の開度が最大(全開)となるように上記ストッ
パー7をL面側にさらに移動させていた。
【0005】ここで、図6に示すように、上記L面は、
鋳型5において形成された鋳片6の非固定(Loos
e)面である。また、上記L面に対して、鋳型5におい
て形成された鋳片6の固定(Fixed)面をF面と称
す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示すような従来の連続鋳造装置では、上記ストッパー7
はタンデッシュ1のL面側の内壁に常に接しながら、開
度がゼロとなるストッパー7の位置に対してL面側の方
向のみに移動させていた。
【0007】そのため、上記注入口の開度をゼロまたは
最大とする場合以外には、図6において矢印にて示すよ
うに、タンデッシュ1から鋳型5に供給される溶融金属
2は、常にタンデッシュ1のF面側からノズル3に注入
され、ノズル3内のL面側を集中して流動していた。そ
して、ノズル3に備えられた吐出口4から鋳型5内のL
面側に集中的に吐出され、さらに鋳型5内のL面側に吐
出された溶融金属2はF面側に流動していた。
【0008】この鋳型5内のL面側に吐出された溶融金
属2がF面側に流動する際に、供給された溶融金属2内
に気泡が発生したり、注入された溶融金属2が酸化した
り(例えば、溶融金属2がアルミニウムであればアルミ
ナが生成されたり)していた。その結果、鋳型5にて形
成された(製造された)鋳片6のF面に表面疵等が生
じ、形成された鋳片6の品質を悪化させてしまうという
問題があった。
【0009】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、タンデッシュから鋳型に供給す
る溶融金属の偏りを防止できるようにすることを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の連続鋳造装置
は、ノズルを介して予熱槽から鋳型に溶融金属を供給し
て鋳片を形成する連続鋳造装置であって、上記予熱槽か
ら上記鋳型に供給する溶融金属の単位時間あたりの供給
量を調整する供給量調整手段と、上記供給量調整手段を
駆動する駆動手段と、上記駆動手段の動作を制御する制
御手段とを備え、上記予熱槽から上記鋳型に溶融金属を
供給する際に、上記供給量調整手段を振動させることを
特徴とする。
【0011】本発明の連続鋳造装置の他の特徴とすると
ころは、上記制御手段は、上記溶融金属の単位時間あた
りの供給量に応じて上記供給量制御手段の開度が所定の
開度となるように上記駆動手段の動作を制御する流量制
御手段と、上記供給量調整手段を振動させるように上記
駆動手段の動作を制御するための振動制御手段とを備え
ることを特徴とする。
【0012】本発明の連続鋳造装置のその他の特徴とす
るところは、上記供給量調整手段は、上記ノズル内での
上記溶融金属の流動方向に対して垂直に振動することを
特徴とする。本発明の連続鋳造装置のその他の特徴とす
るところは、上記供給量調整手段は、形成する上記鋳片
のF面からL面の方向に対して平行に振動することを特
徴とする。
【0013】本発明の連続鋳造装置のその他の特徴とす
るところは、上記供給量調整手段は、上記予熱槽からノ
ズルへの溶融金属の注入量を制御するためのストッパー
であることを特徴とする。本発明の連続鋳造装置のその
他の特徴とするところは、上記供給量調整手段は、上記
ノズルが有する可動プレートであることを特徴とする。
【0014】本発明の連続鋳造装置のその他の特徴とす
るところは、ノズルを介して予熱槽から鋳型に溶融金属
を供給して鋳片を形成する連続鋳造装置であって、上記
予熱槽から上記鋳型に供給する溶融金属の単位時間あた
りの供給量を調整するための第1の可動プレートと第2
の可動プレートと、上記第1および第2の可動プレート
を駆動する駆動手段と、上記駆動手段の駆動動作を制御
して上記第1の可動プレートと第2の可動プレートの位
置を制御する制御手段とを備え、上記第1および第2の
可動プレートは、上記ノズルの中心軸に対して対称に可
動することを特徴とする。
【0015】また、本発明の連続鋳造方法は、ノズルを
介して予熱槽から鋳型に溶融金属を供給して鋳片を形成
する連続鋳造方法であって、上記予熱槽から上記鋳型に
溶融金属を供給する際に、上記溶融金属の単位時間あた
りの供給量を供給量調整手段により調整するとともに、
上記供給量調整手段を振動させるようにしたことを特徴
とする。
【0016】本発明の連続鋳造方法の他の特徴とすると
ころは、上記ノズル内での上記溶融金属の流動方向に対
して、上記供給量調整手段を垂直に振動させることを特
徴とする。本発明の連続鋳造方法のその他の特徴とする
ところは、上記供給量調整手段は、形成する上記鋳片の
F面からL面の方向に対して平行に振動することを特徴
とする。
【0017】本発明の連続鋳造方法のその他の特徴とす
るところは、ノズルを介して予熱槽から鋳型に溶融金属
を供給して鋳片を形成する連続鋳造方法であって、上記
予熱槽から上記鋳型に供給する溶融金属の単位時間あた
りの供給量を調整する第1の可動プレートと第2の可動
プレートとを上記ノズルに設け、上記ノズルの中心軸に
対して対称に上記第1および第2の可動プレートを可動
制御するようにしたことを特徴とする。
【0018】上記のように構成した本発明によれば、ノ
ズルを介して予熱槽から鋳型に溶融金属を供給する際
に、予熱槽から鋳型への溶融金属の単位時間あたりの供
給量を調整するための供給量調整手段を振動させるよう
にしたので、上記溶融金属の単位時間あたりの供給量の
多少にかかわらず、上記ノズル内における溶融金属の流
動に偏りがなく、上記振動方向に対して対称な流動とな
り、鋳型内に溶融金属を均一に供給することができるよ
うになる。
【0019】また、本発明の他の特徴によれば、予熱槽
から鋳型に供給する溶融金属の単位時間あたりの供給量
を調整する第1の可動プレートと第2の可動プレートと
をノズルに設け、上記ノズルの中心軸に対して対称に上
記第1および第2の可動プレートが可動制御されるの
で、上記溶融金属の単位時間あたりの供給量の多少にか
かわらず、上記ノズルの中心を通るように上記溶融金属
を流動させることができ、鋳型内に溶融金属を均一に供
給することができるようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の連続鋳造装置、連
続鋳造方法の一実施形態を図面に基づいて説明する。 (第1の実施形態)図1は、第1の実施形態による連続
鋳造装置の構成例を示す図である。図1において、1は
ダンデッシュと呼ばれる予熱槽であり、ダンデッシュ1
内には図示しない溶鋼鍋から供給される溶融金属2が溜
められている。
【0021】3は内部が中空のノズルであり、ダンデッ
シュ1内に溜められている溶融金属2を鋳型5に供給す
るためのものである。ノズル3には、鋳型5に溶融金属
2を供給するための吐出口4が設けられており、タンデ
ッシュ1から供給される溶融金属2はノズル3内を流動
し、吐出口4より鋳型5内に供給される。
【0022】鋳型5は、ノズル3を介して供給された溶
融金属2を冷却し、鋳片6を形成するためのものであ
る。ここで、上記タンデッシュ1から鋳型5に供給され
る溶融金属2の単位時間あたりの供給量は、鋳型5内の
湯面レベル8が所定のレベルになるようにストッパー7
により調整される。
【0023】ストッパー制御部9’は、流量制御部10
および振動制御部11により構成され、上記ストッパー
7の駆動装置70の動作を制御する。上記駆動装置70
は、開閉駆動部71および振動駆動部72により構成さ
れている。流量制御部10は、タンデッシュ1から鋳型
5に供給する溶融金属2の単位時間あたりの供給量を制
御する。すなわち、ストッパー制御部9’内の流量制御
部10は、タンデッシュ1からノズル3に溶融金属2を
注入する注入口の開度を、開閉駆動部71を制御してス
トッパー7の開度を調整し、鋳型5の湯面レベル8が所
定のレベルになるように調整する。
【0024】また、振動制御部11は、タンデッシュ1
から鋳型5に溶融金属2を供給している際に、例えば、
上記ストッパー7がタンデッシュ1のL面側の内壁とF
面側の内壁とに交互に接するように(F−L方向に)振
動駆動部72を制御して、上記ストッパー7を振動させ
る。すなわち、まず上記ストッパー7をタンデッシュ1
のL面側の内壁に接するように駆動して、F面側からノ
ズル3に溶融金属2を注入し、次に上記ストッパー7を
タンデッシュ1のF面側に接するように駆動してL面側
からノズル3に溶融金属2を注入する。そして、上記動
作を繰り返すことで上記ストッパー7を振動させ、ノズ
ル3のL面側とF面側とから溶融金属2をノズル3に交
互に注入する。
【0025】ここで、図1に示すように、上記F面側
は、鋳型5において形成された鋳片6の固定(Fixe
d)面側であり、上記L面側は、鋳型5において形成さ
れた鋳片6の非固定(Loose)面側である。
【0026】次に、図1に示した連続鋳造装置の動作に
ついて説明する。 (注入口の開度がゼロの場合)タンデッシュ1から鋳型
5に溶融金属2を供給しない場合、すなわちタンデッシ
ュ1からノズル3に溶融金属2を注入するための注入口
の開度をゼロとする場合には、流量制御部10は上記ス
トッパー7により上記注入口を完全に閉じるように上記
開閉駆動部71を制御する。また、振動制御部11は上
記ストッパー7を振動させないように振動駆動部72を
制御する。
【0027】(注入口の開度がゼロより大きく、最大値
未満の場合)タンデッシュ1から鋳型5に溶融金属2を
最大の供給量よりも少ない供給量で供給する場合、すな
わち、注入口の開度を適当に絞って溶融金属2を鋳型5
に供給する場合には、流量制御部10は上記鋳型5に供
給する溶融金属2の単位時間あたりの供給量が所定の供
給量となるように開閉駆動部71を制御して注入口の開
度を調整する。また、振動制御部11は、上記ストッパ
ー7をタンデッシュ1内でF面側、L面側にそれぞれ移
動させた際に注入口の開度が指示された開度となるよう
に、上記ストッパー7をF−L方向に対称に振動させる
ように振動駆動部72を制御して、上記ストッパー7を
F面側およびL面側に交互に駆動する。
【0028】上記動作により、ストッパー7がL面側に
駆動されたときには、タンデッシュ1からノズル3に注
入される溶融金属2は、タンデッシュ1のF面側から注
入され、ノズル3のL面側を集中して流れようとする。
一方、上記ストッパー7はその後F面側に駆動されるこ
とにより、タンデッシュ1のL面側からノズル3に溶融
金属2が注入される。これにより、タンデッシュ1から
ノズル3に注入される溶融金属2は、F面側およびL面
側の何れか一方のみからでなく、F面側およびL面側の
双方から注入されることとなる。さらに、上記ストッパ
ー7を振動駆動部72により振動させることで、F面側
とL面側とから交互に溶融金属2がノズル3に注入され
るので、溶融金属2はノズル3内のF面側およびL面側
を対称に流動する。
【0029】(注入口の開度が最大値の場合)タンデッ
シュ1から鋳型5に最大の供給量で溶融金属2を供給す
る場合、すなわちタンデッシュ1からノズル3に溶融金
属2を注入するための注入口の開度を最大とする場合に
は、流量制御部10は上記注入口を完全に開くように開
閉駆動部71を制御する。なお、このとき振動制御部1
1は、上記ストッパー7を振動させるように上記振動駆
動部72を制御しても良いし、注入口の開度がゼロのと
きと同様に振動させずに全開位置で静止するように制御
するようにしても良い。
【0030】以上、詳しく説明したように第1の実施形
態によれば、タンデッシュ1から鋳型5に溶融金属2を
供給する際に、タンデッシュ1から鋳型5に供給する溶
融金属2の供給量を調整するストッパー7をL面側およ
びF面側に交互に振動させる、すなわちF−L方向に振
動させるようにしたので、タンデッシュ1からF面側だ
けでなく、L面側からもノズル3に溶融金属2を注入す
ることができる。
【0031】これにより、タンデッシュ1から鋳型5に
供給する溶融金属2がノズル3内のL面側あるいはF面
側を集中して流動する問題を解消することができ、ノズ
ル3内のF面側およびL面側を溶融金属2を対称に流動
させることができる。これにより、鋳型5に溶融金属2
を均一に供給することができ、鋳型5に供給する溶融金
属2の単位時間あたりの供給量の多少にかかわらず、品
質の良い鋳片を形成することができる。
【0032】(第2の実施形態)次に、第2の実施形態
による連続鋳造装置について説明する。図2は、第2の
実施形態による連続鋳造装置の構成例を示す図である。
なお、この図2において、図1に示した部分と同一の部
分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0033】図2において、12、13は、ノズル3に
それぞれ固定されたプレートであり、14は上記プレー
ト12と13との間に設けられた可動プレートである。
上記プレート12、13および可動プレート14には、
タンデッシュ1から鋳型5に溶融金属2を供給するため
の孔が設けられている。なお、上記プレート12、13
および可動プレート14に設けられているそれぞれの孔
の大きさは、上記ノズル3の溶融金属2の流動方向に垂
直な断面における中空部分の領域に含まれる大きさであ
る。
【0034】15はプレート制御部であり、流量制御部
16および振動制御部17により構成され、上記可動プ
レート14を駆動する駆動装置80の動作を制御する。
流量制御部16は、タンデッシュ1から鋳型5に供給す
る溶融金属2の単位時間あたりの供給量を制御する。す
なわち、プレート制御部15内の流量制御部16は、タ
ンデッシュ1から鋳型5に溶融金属2を供給するための
経路の断面積を、可動プレート14を駆動する開閉駆動
部81の動作を制御することにより調整する。これによ
り、タンデッシュ1から鋳型5に供給する溶融金属2の
単位時間あたりの供給量が所定の量となるように調整さ
れ、湯面レベル8が所定のレベルに保持される。
【0035】また、振動制御部17は振動駆動部82の
動作を制御して、タンデッシュ1から鋳型5に溶融金属
2を供給している際に、形成される鋳片6のF面側とL
面側とを結ぶ方向(F−L方向)に上記可動プレート1
4を駆動して上記可動プレート14をF−L方向に振動
させる。すなわち、まず上記可動プレート14を鋳片6
のL面側の方向に駆動して、ノズル3内のL面側に溶融
金属2を供給する。次に、上記可動プレート14を鋳片
6のF面側の方向に駆動してノズル内のF面側に溶融金
属2を供給する。そして、上記動作を繰り返すことによ
り上記可動プレート14をF−L方向に振動させ、ノズ
ル3のL面側及びF面側の両側から溶融金属2を鋳型5
に供給する。
【0036】次に、図2に示した連続鋳造装置の動作に
ついて説明する。 (開度がゼロの場合)タンデッシュ1から鋳型5に溶融
金属2を供給しない場合、すなわちタンデッシュ1から
鋳型5に溶融金属2を供給するための経路を完全に遮断
する場合には、流量制御部16は上記可動プレート14
をF面側あるいはL面側の何れか一方に移動させるよう
に開閉駆動部81を制御する。また、振動制御部17は
上記可動プレート14を振動させないように振動駆動部
82の動作を制御する。
【0037】(開度がゼロより大きく、最大値未満の場
合)タンデッシュ1から鋳型5に、最大の供給量よりも
少ない供給量で溶融金属2を供給する場合、すなわち、
溶融金属2を供給するための経路を完全には遮断しない
場合には、流量制御部16は上記鋳型5に供給する溶融
金属2の単位時間あたりの供給量が所定の供給量となる
ように、開閉駆動部81を制御して可動プレート14を
移動させる。また、振動制御部17は、上記可動プレー
ト14をF面側、L面側にそれぞれ振動させるように、
すなわちF−L方向に対称に振動させるように振動駆動
部82の動作を制御する。
【0038】例えば、少ない供給量でタンデッシュ1か
ら鋳型5に溶融金属2を供給する場合には、図3(A)
に示すように、可動プレート14を大きな振幅でF面側
とL面側に交互に移動させるように駆動する。また、多
い供給量でタンデッシュ1から鋳型5に溶融金属2を供
給する場合には、図3(B)に示すように、可動プレー
ト14を小さな振幅でF面側とL面側に交互に移動させ
るように駆動する。これにより、タンデッシュ1から鋳
型5に供給される溶融金属2は、ノズル3内のF面側お
よびL面側の何れか一方のみでなく、F面側およびL面
側の両側から流動する。さらに、上記可動プレート14
を振動させることで、溶融金属2がノズル3内のF面側
とL面側とに交互に供給されるので、溶融金属2はノズ
ル3内のF面側およびL面側を対称に流動する。
【0039】(開度が最大値の場合)タンデッシュ1か
ら鋳型5に最大の供給量で溶融金属2を供給する場合、
すなわちタンデッシュ1から鋳型5に溶融金属2を供給
するための経路の断面積を最大にする場合には、流量制
御部16は、上記可動プレート14に設けられた孔とプ
レート12および13に設けられた孔とが重なり合うよ
うに開閉駆動部81の動作を制御して、可動プレート1
4を移動させる。また、振動制御部17は、上記可動プ
レート14を振動させないように振動駆動部82の動作
を制御する。
【0040】以上、説明したように第2の実施形態によ
れば、タンデッシュ1から鋳型5に溶融金属2を供給す
るための経路の断面積を制御する可動プレート14をL
面側およびF面側に交互に駆動する。すなわち、上記可
動プレート14をF−L方向に振動するようにしたの
で、ノズル3内のF面側およびL面側に溶融金属2が交
互に供給される。これにより、タンデッシュ1から鋳型
5に供給する溶融金属2がノズル3内のL面側あるいは
F面側を対称に流動し、鋳型5に溶融金属2を均一に供
給することができる。これにより、鋳型に供給する溶融
金属2の単位時間あたりの供給量の多少にかかわらず、
品質の良い鋳片を形成することができる。
【0041】(第3の実施形態)次に、第3の実施形態
による連続鋳造装置について説明する。図4は、第3の
実施形態による連続鋳造装置の構成例を示す図である。
なお、この図4において、図1および図2に示した部分
と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省
略する。また、図2に示した部分と同一ではないが対応
する部分には、同じ符号に’を付している。
【0042】図4において、18、19はプレート12
と13との間に設けられた可動プレートであり、可動プ
レート18、19には、図2に示した可動プレート14
と同様にタンデッシュ1から鋳型5に溶融金属2を供給
するための孔が設けられている。なお、上記可動プレー
ト18、19に設けられているそれぞれの孔の大きさ
は、上記ノズル3の溶融金属2の流動方向に垂直な断面
における中空部分の領域に含まれる大きさである。
【0043】15’はプレート制御部であり、流量制御
部16および位置制御部20により構成されていて、上
記可動プレート18、19を駆動する駆動装置90の駆
動動作を制御する。流量制御部16は、タンデッシュ1
から鋳型5に供給する溶融金属2の単位時間あたりの供
給量を制御する。すなわち、プレート制御部15’内の
流量制御部16は、タンデッシュ1から鋳型5に溶融金
属2を供給するための経路の断面積を、可動プレート1
8および19を駆動する駆動装置90の動作を制御する
ことにより調整し、タンデッシュ1から鋳型5に供給す
る溶融金属2の単位時間あたりの供給量を調整して湯面
レベル8が所定のレベルに保持されるようにする。
【0044】また、位置制御部20は、タンデッシュ1
から鋳型5に溶融金属2を供給する際に、上記溶融金属
2がノズル3の中心を流動して吐出口4から鋳型5に供
給されるように駆動装置90を制御して、上記ノズル3
の中心軸に対する上記可動プレート18および19の位
置を制御する。例えば、可動プレート18および19に
より形成される溶融金属2を供給するための開口部の面
積を小さくして、タンデッシュ1から鋳型5に供給する
溶融金属2の単位時間あたりの供給量を小さくするとき
には、可動プレート18および19の一方の可動プレー
トを鋳片6のL面側の方向に移動させ、他方の可動プレ
ートを鋳片6のF面側の方向に移動させるとともに、上
記開口部が上記ノズル3の中央に位置するように可動プ
レート18および19の位置を制御する。
【0045】例えば、図5(A)に示すように、タンデ
ッシュ1から鋳型5に溶融金属2を供給するための経路
の断面積を小さくして、タンデッシュ1から鋳型5に溶
融金属2を少ない量を供給する場合には、可動プレート
18、19の一方をF面側に大きな移動量で移動させ、
上記F面側に移動した可動プレート18、19とノズル
の中心軸に対して対称となるように他方をL面側に移動
させる。また、例えば、タンデッシュ1から鋳型5に溶
融金属2を供給するための経路の断面積を大きくして、
タンデッシュ1から鋳型5に多くの溶融金属2を供給す
る場合には、図5(B)に示すように、可動プレート1
8、19の一方をF面側に、他方をL面側にノズルの中
心軸に対して対称となるように移動させる。
【0046】以上、説明したように第3の実施形態によ
れば、タンデッシュ1から鋳型5に溶融金属2を供給す
る際に、可動プレート18、19をノズル3の中心軸に
対して対称に移動させて、タンデッシュ1から注入され
た溶融金属2がノズル3の中心を流動するようにしたの
で、溶融金属2を鋳型5に均一に供給することができ
る。これにより、鋳型に供給する溶融金属2の単位時間
あたりの供給量の多少にかかわらず、品質の良い鋳片を
形成することができる。
【0047】(本発明の他の実施形態)本発明は上述し
た実施形態の機能を実現するように各種のデバイスを動
作させるように、上記各種デバイスと接続された装置あ
るいはシステム内のコンピュータに対し、上記実施形態
の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコー
ドを供給し、その装置あるいはシステムのコンピュータ
に格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動
作させることによって実施する場合も、本発明の範疇に
含まれる。
【0048】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラム自体、およびそのプログラ
ムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば
かかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を
構成する。かかるプログラムコードを記録する記録媒体
としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハ
ードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R
OM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等
を用いることができる。
【0049】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼動しているOS(オペレーティング
システム)あるいは他のアプリケーションソフト等の共
同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれること
は言うまでもない。
【0050】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいて、その機能拡張ボ
ードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理
の一部または全部を行い、その処理によって上述した実
施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれるこ
とは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ノズルを介して予熱槽から鋳型に溶融金属を供給する際
に、供給量調整手段により予熱槽から鋳型への溶融金属
の単位時間あたりの供給量を調整するとともに、上記供
給量調整手段を振動させるようにしたので、上記振動方
向に対して対称に上記ノズル内を流動させることがで
き、上記ノズル内における溶融金属の流動の偏りを無く
すことができる。これにより、鋳型内に溶融金属を均一
に供給することができ、鋳型に供給する溶融金属の単位
時間あたりの供給量の多少にかかわらず、品質の良い鋳
片を形成することができる。
【0052】また、本発明の他の特徴によれば、予熱槽
から鋳型に供給する溶融金属の単位時間あたりの供給量
を調整する第1の可動プレートと第2の可動プレートと
をノズルに設けて、上記第1および第2の可動プレート
を、上記ノズルの中心軸に対して対称に可動制御するよ
うにしたので、上記溶融金属の単位時間あたりの供給量
の多少にかかわらず、上記ノズルの中心を溶融金属が流
動するようにできる。これにより、鋳型内に溶融金属を
均一に供給することができ、品質の良い鋳片を形成する
ことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態による連続鋳造装置の構成例を
示す図である。
【図2】第2の実施形態による連続鋳造装置の構成例を
示す図である。
【図3】第2の実施形態による連続鋳造装置におけるプ
レートの駆動動作を説明するための図である。
【図4】第3の実施形態による連続鋳造装置の構成例を
示す図である。
【図5】第3の実施形態による連続鋳造装置におけるプ
レートの駆動動作を説明するための図である。
【図6】従来の連続鋳造装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 タンデッシュ 2 溶融金属 3 ノズル 4 吐出口 5 鋳型 6 鋳片 7 ストッパー 8 湯面 9、9’ ストッパー制御部 10 流量制御部 11 振動制御部 70 駆動装置 71 開閉駆動部 72 振動駆動部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B22D 41/20 B22D 41/20 41/38 41/38 (72)発明者 田中 誠 富津市新富20−1 新日本製鐵株式会社技 術開発本部内 Fターム(参考) 4E004 MB02 MB09 MB10 4E014 GA00 MA05 MA11 MA13 MA25

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルを介して予熱槽から鋳型に溶融金
    属を供給して鋳片を形成する連続鋳造装置であって、 上記予熱槽から上記鋳型に供給する溶融金属の単位時間
    あたりの供給量を調整する供給量調整手段と、 上記供給量調整手段を駆動する駆動手段と、 上記駆動手段の動作を制御する制御手段とを備え、 上記予熱槽から上記鋳型に溶融金属を供給する際に、上
    記供給量調整手段を振動させることを特徴とする連続鋳
    造装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記溶融金属の単位時
    間あたりの供給量に応じて上記供給量制御手段の開度が
    所定の開度となるように上記駆動手段の動作を制御する
    流量制御手段と、 上記供給量調整手段を振動させるように上記駆動手段の
    動作を制御するための振動制御手段とを備えることを特
    徴とする請求項1に記載の連続鋳造装置。
  3. 【請求項3】 上記供給量調整手段は、上記ノズル内で
    の上記溶融金属の流動方向に対して垂直に振動すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の連続鋳造装置。
  4. 【請求項4】 上記供給量調整手段は、形成する上記鋳
    片のF面からL面の方向に対して平行に振動することを
    特徴とする請求項1〜3に記載の連続鋳造装置。
  5. 【請求項5】 上記供給量調整手段は、上記予熱槽から
    ノズルへの溶融金属の注入量を制御するためのストッパ
    ーであることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に
    記載の連続鋳造装置。
  6. 【請求項6】 上記供給量調整手段は、上記ノズルが有
    する可動プレートであることを特徴とする請求項1〜4
    の何れか1項に記載の連続鋳造装置。
  7. 【請求項7】 ノズルを介して予熱槽から鋳型に溶融金
    属を供給して鋳片を形成する連続鋳造装置であって、 上記予熱槽から上記鋳型に供給する溶融金属の単位時間
    あたりの供給量を調整するための第1の可動プレートと
    第2の可動プレートと、 上記第1および第2の可動プレートを駆動する駆動手段
    と、 上記駆動手段の駆動動作を制御して上記第1の可動プレ
    ートと第2の可動プレートの位置を制御する制御手段と
    を備え、 上記第1および第2の可動プレートは、上記ノズルの中
    心軸に対して対称に可動することを特徴とする連続鋳造
    装置。
  8. 【請求項8】 ノズルを介して予熱槽から鋳型に溶融金
    属を供給して鋳片を形成する連続鋳造方法であって、 上記予熱槽から上記鋳型に溶融金属を供給する際に、上
    記溶融金属の単位時間あたりの供給量を供給量調整手段
    により調整するとともに、上記供給量調整手段を振動さ
    せるようにしたことを特徴とする連続鋳造方法。
  9. 【請求項9】 上記ノズル内での上記溶融金属の流動方
    向に対して、上記供給量調整手段を垂直に振動させるこ
    とを特徴とする請求項8に記載の連続鋳造方法。
  10. 【請求項10】 上記供給量調整手段は、形成する上記
    鋳片のF面からL面の方向に対して平行に振動すること
    を特徴とする請求項8または9に記載の連続鋳造方法。
  11. 【請求項11】 ノズルを介して予熱槽から鋳型に溶融
    金属を供給して鋳片を形成する連続鋳造方法であって、 上記予熱槽から上記鋳型に供給する溶融金属の単位時間
    あたりの供給量を調整する第1の可動プレートと第2の
    可動プレートとを上記ノズルに設け、 上記ノズルの中心軸に対して対称に上記第1および第2
    の可動プレートを可動制御するようにしたことを特徴と
    する連続鋳造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010058141A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Nippon Steel Corp 溶融金属の連続鋳造装置及び溶融金属の連続鋳造方法
CN109332625A (zh) * 2018-11-08 2019-02-15 武汉钢铁有限公司 一种改善塞棒控流Al脱氧钢水口堵塞的浇铸方法

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