JP2002252276A - 自己バイアス測定方法及び装置並びに静電吸着装置 - Google Patents

自己バイアス測定方法及び装置並びに静電吸着装置

Info

Publication number
JP2002252276A
JP2002252276A JP2001361202A JP2001361202A JP2002252276A JP 2002252276 A JP2002252276 A JP 2002252276A JP 2001361202 A JP2001361202 A JP 2001361202A JP 2001361202 A JP2001361202 A JP 2001361202A JP 2002252276 A JP2002252276 A JP 2002252276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
self
bias
variable
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001361202A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3635463B2 (ja
Inventor
Hiroaki Saeki
弘明 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2001361202A priority Critical patent/JP3635463B2/ja
Publication of JP2002252276A publication Critical patent/JP2002252276A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3635463B2 publication Critical patent/JP3635463B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】被処理体の自己バイアス電圧を短時間で正確に
測定し、被処理体を所望の静電吸着力で安定に保持す
る。 【構成】処理容器10の中央部に設置された載置台18
の上面には円形の静電チャックシート30が冠着され、
この静電チャックシート30の上に半導体ウエハWが載
置される。静電チャックシート30は、抵抗体としての
機能をも併せ持つ誘電体たとえばSiCからなる薄膜3
2とたとえばポリイミドからなる絶縁膜34の間に静電
吸着用電極としてたとえば銅箔からなる薄い導電膜36
を封入してなる。導電膜36は、電流計44を介して可
変直流電源46の出力端子に接続される。電流計44は
半導体ウエハWと導電膜36との間の漏れ電流を検出す
る。可変直流電源46は、制御部50の制御の下で可変
直流電圧V0を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマ処理装置にお
いて被処理体の自己バイアス電圧を測定する自己バイア
ス測定方法および装置ならびに被処理体を載置台上に静
電吸着力で保持する静電吸着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、半導体集積回路の製造におい
ては、アッシング、エッチング、CVD、スパッタリン
グ等の諸工程で、処理ガスのイオン化や化学反応等を促
進するために、プラズマが利用されている。一般のプラ
ズマ処理装置は、真空の処理容器内に一対の電極を上下
に対向配置して、上部電極をアース電位に接続し、下部
電極(載置台)に高周波電圧を印加することで、両電極
間に放電によるプラズマを発生させ、このプラズマ中の
電子、イオン等を載置台上の被処理体たとえば半導体ウ
エハに電界の力で引っ張り込んで、半導体ウエハの表面
に所定のプラズマ処理を施すようにしている。
【0003】このようなプラズマ処理装置では、高周波
電圧がコンデンサを介して下部電極(載置台)に印加さ
れることから、載置台上の被処理体は直流的に負の電位
いわゆる自己バイアス電圧にクランプされる。つまり、
高周波電圧が正電圧となる半周期ではプラズマ中の電子
(負の電荷)が被処理体側に引き寄せられ、高周波電圧
が負電圧となる半周期ではプラズマ中のイオン(正の電
荷)が被処理体側に引き寄せられるが、電子のほうがイ
オンよりも質量が小さくて移動しやすいため、より多く
引き寄せられ、その結果、定常的にコンデンサが充電さ
れ、被処理体は直流的にほぼ一定の負電位(自己バイア
ス電圧)にクランプされる。
【0004】自己バイアス電圧によって被処理体に入射
するイオンのエネルギが左右され、これが大きすぎると
被処理体表面の酸化膜が損傷する等の不具合が生じる。
このことから、プラズマ処理装置においては、自己バイ
アス電圧を測定して所望の値に調整する必要がある。し
かし、処理容器内の被処理体にプローブ等を当てて直接
自己バイアス電圧を測定することは事実上不可能であ
る。そこで、従来は、下部電極(載置台)の電位を電圧
センス線等を介して測定し、その測定値から自己バイア
ス電圧を推定していた。
【0005】ところで、最近のプラズマ処理装置は、ク
ランプ等の機械的な保持手段を使わずに静電気の吸着力
で被処理体を載置台上に保持するようにした静電チャッ
クを設けている。この種の静電チャックの初期のもの
は、たとえばアルミニウムからなる載置台の表面を酸化
して絶縁被膜を形成してなり、載置台に高圧の直流電圧
を印加して載置台表面の絶縁被膜を分極させることによ
り、被処理体との境面に静電気を発生させ、その静電吸
着力(クーロン力)によって被処理体を載置台上に保持
する機構であった。しかし、このような静電チャック機
構は、載置台表面の絶縁被膜に十分な分極が得られず、
静電吸着力が物足りなかった。今日では、絶縁フィルム
の中に導電膜(静電吸着用電極)を封入してなる静電チ
ャックシートを載置台の上面に被せる構造の静電チャッ
クが主流となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の自己バイアス測定法は、下部電極(載置台)の電位を
測定し、その測定値から自己バイアス電圧を推定する方
法であった。しかし、下部電極と被処理体との間には静
電チャックシートまたは絶縁被膜が介在し、その分の抵
抗ないしキャパシタが作用するため、下部電極の電位と
被処理体の電位(自己バイアス電圧)との近似性はよく
ない。このために、従来の方法は、測定誤差が多く、精
度の高い自己バイアス電圧測定値が得られなかった。
【0007】また、従来は、静電吸着用電極に印加する
直流電圧の値を自己バイアス電圧とは無関係に決めてい
た。このため、所要の静電吸着力を得るための直流印加
電圧の設定または調整に手間がかかるだけでなく、いっ
たん調整した後も処理条件の変化(たとえばプラズマ生
成用の高周波電力の変化)によって自己バイアス電圧が
変わると静電吸着力も変わってしまい、具合が悪かっ
た。
【0008】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、プラズマ処理装置において被処理体の自己バイ
アス電圧を短時間で正確に測定することができる自己バ
イアス測定方法および装置を提供することを目的とす
る。
【0009】また、本発明は、プラズマ処理装置におい
て被処理体を所望の静電吸着力で保持することができる
とともに自己バイアス電圧の変動に対して静電吸着力を
設定値に安定に維持することができる静電吸着装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の自己バイアス測定方法は、プラズ
マ処理装置の処理容器内で載置台上に静電吸着力で保持
される被処理体の自己バイアス電圧を測定する自己バイ
アス測定方法において、前記載置台の静電吸着用電極に
可変の直流電圧を印加し、前記直流電圧の値を変えなが
ら前記被処理体と前記静電吸着用電極との間の直流漏れ
電流を検出し、前記直流電圧の電圧値と前記直流漏れ電
流の電流値との間の電圧電流特性に基づいて前記自己バ
イアス電圧の測定値を求める方法とした。
【0011】また、本発明の第1の自己バイアス測定装
置は、プラズマ処理装置の処理容器内で載置台上に静電
吸着力で保持される被処理体の自己バイアス電圧を測定
する自己バイアス測定装置において、前記載置台の静電
吸着用電極に可変直流電圧を印加する可変直流電圧発生
手段と、前記被処理体と前記静電吸着用電極との間の直
流漏れ電流を検出する漏れ電流検出手段と、前記可変直
流電圧発生手段より前記載置台の静電吸着用電極に印加
される前記直流電圧を可変制御し、前記直流電圧の電圧
値と前記漏れ電流検出手段によって検出される前記直流
漏れ電流の電流値との間の電圧電流特性に基づいて前記
自己バイアス電圧の測定値を求める自己バイアス電圧検
出手段とを具備する構成とした。
【0012】本発明の第2の自己バイアス測定方法は、
プラズマ処理装置の処理容器内で載置台上に静電吸着力
で保持される被処理体の自己バイアス電圧を測定する自
己バイアス測定方法において、前記載置台の静電吸着用
電極に可変の直流電圧を印加し、前記直流電圧の値を変
えながら前記被処理体と前記静電吸着用電極との間の直
流漏れ電流を検出し、前記直流漏れ電流がほぼ零となる
ときの前記直流電圧の値を前記自己バイアス電圧の測定
値とする方法とした。
【0013】また、本発明の第2の自己バイアス測定装
置は、プラズマ処理装置の処理容器内で載置台上に静電
吸着力で保持される被処理体の自己バイアス電圧を測定
する自己バイアス測定装置において、前記載置台の静電
吸着用電極に可変の直流電圧を印加する可変直流電圧発
生手段と、前記被処理体と前記静電吸着用電極との間の
直流漏れ電流を検出する漏れ電流検出手段と、前記可変
直流電圧発生手段より前記載置台の静電吸着用電極に印
加される前記直流電圧を可変制御し、前記漏れ電流検出
手段より得られる前記直流漏れ電流の電流検出値がほぼ
零となるときの前記直流電圧を前記自己バイアス電圧の
測定値とする自己バイアス電圧検出手段とを具備する構
成とした。
【0014】本発明の静電吸着装置は、プラズマ処理装
置の処理容器内で被処理体を静電吸着力で載置台上に保
持するための静電吸着装置において、前記被処理体に前
記静電吸着力を及ぼすように前記載置台に設けられた静
電吸着用電極と、前記静電吸着用電極に可変直流電圧を
印加する可変直流電圧発生手段と、前記被処理体と前記
静電吸着用電極との間の直流漏れ電流を検出する漏れ電
流検出手段と、前記可変直流電圧発生手段より前記静電
吸着用電極に印加される可変直流電圧の電圧値と前記漏
れ電流検出手段によって検出される前記直流漏れ電流の
電流値との間の電圧電流特性に基づいて前記自己バイア
ス電圧の測定値を求める自己バイアス電圧検出手段と、
前記自己バイアス電圧検出手段より得られた前記自己バ
イアス電圧の測定値と所望の静電吸着力を得るための前
記被処理体および前記電極間の電圧差との和または差の
値にほぼ等しい電圧を前記被処理体の処理時に前記静電
吸着用電極に印加するように前記可変直流電圧発生手段
を制御する電圧制御手段とを具備する構成とした。
【0015】本発明の第1の自己バイアス測定方法また
は自己バイアス測定装置では、載置台の静電吸着用電極
に可変の直流電圧を印加し、その可変直流電圧の値を変
えながら被処理体と静電吸着用電極との間に流れる直流
の漏れ電流を検出し、可変直流電圧と直流漏れ電流の電
圧電流特性に基づいて自己バイアス電圧の測定値を求め
る。一般に、この電圧電流特性は自己バイアス電圧の値
を中心とする対称な曲線として表される。このことか
ら、本発明の第2の自己バイアス測定方法または自己バ
イアス測定装置では、直流漏れ電流がほぼ零となるとき
の可変直流電圧の値を自己バイアス電圧の測定値とす
る。
【0016】本発明の静電吸着装置では、本発明による
自己バイアス測定方法で得られた自己バイアス電圧の測
定値に基づいて、被処理体と静電吸着用電極間の電圧差
が所望の静電吸着力を得るための電圧差となるように、
静電吸着用電極に所定の可変直流電圧を印加する。電圧
制御手段によって静電吸着力の制御・調整を行うので、
自己バイアス電圧が変わっても自動的に可変直流電圧を
調整して静電吸着力を設定値に安定に維持することがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図を参照して本発明の
実施形態を説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施形態におけるプラ
ズマエッチング装置の構成を示す断面図である。
【0019】このプラズマエッチング装置の処理容器1
0は、たとえばアルミニウムからなる両端の閉塞した円
筒状のチャンバとして構成されている。処理容器10の
側壁には、被処理体たとえば半導体ウエハWを容器10
内に搬入・搬出するためのゲートバルブ11が設けられ
ている。
【0020】処理容器10の底面には円筒状でかつ導電
性の外支持枠12が立設され、この外支持枠12の内側
に有底円筒状でかつ絶縁性の内支持枠14が嵌め込まれ
ている。内支持枠14の内側底部には円柱形の支持台1
6が配設され、この支持台16の上に円盤状の載置台1
8がボルト(図示せず)によって固定されている。支持
台16および載置台18のいずれもアルミニウム等の導
電性金属からなる。支持台16の内部には冷却ジャケッ
ト20が設けられており、導入管22を通って冷却ジャ
ケット20に供給された冷却液は排出管24を通って装
置外部へ排出されるようになっている。支持台16およ
び載置台18には、熱交換用のガスたとえばヘリウムガ
スを載置台18上の半導体ウエハWの裏面に供給するた
めの貫通孔16a,18aが形成されている。下部電極
として機能する載置台18には、コンデンサ26を介し
て高周波電源28が接続されている。
【0021】載置台18の上面には円形の静電チャック
シート30が冠着され、この静電チャックシート30の
上に半導体ウエハWが載置される。静電チャックシート
30は、抵抗体としての機能をも併せ持つ誘電体たとえ
ばSiCからなる薄膜32を上に、たとえばポリイミド
からなる絶縁膜34を下にして両者を重ね合わせ、その
中に静電吸着用電極としてたとえば銅箔からなる薄い導
電膜36を封入してなるものである。この静電チャック
シート30においても、熱交換用のヘリウムガスを載置
台18上の半導体ウエハWの裏面に供給するための通気
孔30aが形成されている。
【0022】静電チャックシート30の導電膜36は、
載置台18を貫通する絶縁被覆導電線38、支持台1
6、内支持枠14および外支持枠12を貫通する給電棒
40、処理容器10の外に設けられたコイル42ならび
に電流計44を介して可変直流電源46の出力端子に接
続されている。
【0023】コイル42は、コンデンサ48と協働し
て、この直流回路に誘導または混入した高周波ノイズを
除去するためのローパスフィルタを構成する。電流計4
4は、この直流回路を流れる電流、つまり半導体ウエハ
W(被処理体)と静電チャックシート30の導電膜36
(静電吸着用電極)との間の漏れ電流を検出し、その電
流検出値を表す漏れ電流検出信号MLを制御部50に出
力する。可変直流電源46は、制御部50からの電圧制
御信号ESで指定された任意の直流電圧V0 を出力でき
るように構成されている。制御部50は、たとえばマイ
クロコンピュータからなり、後述するように本実施形態
における自己バイアス電圧測定の制御および静電吸着力
の制御・調整を行う。
【0024】載置台18の上方には、ガス導入室52が
配設されている。ガス供給管54を介してこのガス導入
室52に導入されたエッチングガスは、載置台18と対
向する多孔板52aの多数の通気孔52bより均一な圧
力・流量で半導体ウエハWに向けて吐出または噴射され
る。ガス導入室52は、上部電極を兼ねており、接地さ
れている。処理容器10の底付近の側壁には排気口56
が設けられており、この排気口56に排気管58を介し
て真空ポンプ(図示せず)が接続されている。
【0025】かかる構成のプラズマエッチング装置にお
いては、次のようにしてプラズマエッチング加工が行わ
れる。下部電極(載置台)18に高周波電源28よりコ
ンデンサ26を介してたとえば380KHz、15KW
の高周波電圧が印加され、かつ処理容器10内が排気口
54および排気管56を介して真空ポンプにより所定の
真空度まで排気された状態の下で、ガス供給管54およ
びガス導入室52を通ってエッチングガスが処理容器1
0内に供給される。そうすると、ガス導入室52の直下
で、エッチングガスのガス分子が高周波電力のエネルギ
により電離し、プラズマが発生する。このプラズマ中の
電子、イオン、活性種等が載置台18上の半導体ウエハ
Wの表面(被処理面)にほぼ垂直に入射してウエハ表面
の被加工物と化学反応を起こすことによって、エッチン
グが行われる。エッチングによって気化した反応生成物
は排気口56より排気される。
【0026】このようなエッチングが行われる間、静電
チャックシート30の導電膜36には可変直流電源46
より一定の直流電圧が印加され、その直流電圧によって
誘電体膜32が分極して、導電膜36の上面に正電荷、
半導体ウエハWの裏面に負電荷がそれぞれ誘導され、そ
れら正電荷および負電荷間のクーロン力により半導体ウ
エハWが載置台18上に吸着保持される。
【0027】また、下部電極としての載置台18にはコ
ンデンサ26を介して高周波電源28より高周波電圧が
印加され、かつ半導体ウエハWの直上にはプラズマが立
ち篭もっているため、半導体ウエハWには自己バイアス
電圧が誘起される。本実施例によれば、以下に説明する
ように、この自己バイアス電圧が正確に測定され、その
自己バイアス電圧測定値に基づいてプラズマエッチング
中に半導体ウエハWを載置台18上に所望の静電吸着力
で保持するための直流電圧が可変直流電源46より静電
チャックシート30の導電膜36に印加されるようにな
っている。
【0028】図2および図4につき本実施形態における
自己バイアス測定方法について説明する。図2は、本実
施形態における自己バイアスの測定に関係する部分の回
路図である。静電チャックシート30の誘電体膜32
は、導電体と絶縁体の中間の抵抗率(1×10 〜1
×1012Ω・cm)を有するSiCからなるので、こ
れを抵抗体とみることができる。この抵抗体32の抵抗
値は相当大きいので、可変直流電源46から導電膜36
までの導体(42,40,38等)の抵抗値は無視する
ことができる。また、上部電極52と半導体ウエハWと
の間は、プラズマPR中のイオン、電子が移動するの
で、導電性の空間である。
【0029】したがって、図2に示すように、可変直流
電源46の出力端子とアースとの間に、電流計44、抵
抗体(誘電体膜)32、半導体ウエハW、プラズマPR
および上部電極52が直列接続された電気回路が形成さ
れる。定常状態でプラズマPR内の電圧分布(電位)は
一定で安定しており、半導体ウエハWの電位は上部電極
52(アース電位)に対して自己バイアス電圧VSBにク
ランプされる。したがって、可変直流電源46の出力電
圧をV0 、抵抗体32の抵抗値をRとし、電流計44に
おける電圧降下を無視できるものとすると、この電気回
路に流れる直流電流、つまり半導体ウエハWと導電膜
(静電吸着用電極)36間の漏れ電流iLは次式で表さ
れる。 iL =(V0 −VSB)/R ……(1)
【0030】上式(1)において、自己バイアス電圧V
SBは一定であるが、抵抗体32の抵抗値Rは電圧V0 ,
温度,半導体ウエハWの裏面の状態たとえば酸化状態等
によって変わる値である。
【0031】本実施形態では、制御部50の制御の下で
可変直流電源46の出力電圧V0 の値を変えながら電流
計44で漏れ電流iL を検出する。そうすると、V0 と
iLの絶対値|iL |との間には、図3に示すような電
圧電流特性が得られる。この電圧電流特性においては、
V0 がVSB(自己バイアス電圧)にほぼ等しいときに|
iL |はほぼ零になり、V0 とVSBの差(絶対値)が大
きくなるにしたがって|iL |は放物線状に増大する。
V0 がVSBよりも大きいときiL は導電膜(静電吸着用
電極)36側から半導体ウエハW側に流れ、V0 がVSB
よりも小さいときiL は反対に半導体ウエハW側から導
電膜36側に流れる。かかる電圧電流特性を基に自己バ
イアス電圧の測定値を求めることができる。
【0032】本実施形態の好適な自己バイアス測定法に
よれば、V0 がVSBにほぼ等しいときに|iL |がほぼ
零になるという上記電圧電流特性に基づいて、|iL |
がほぼ零になったときのV0 の値が自己バイアス電圧V
SBの測定値とされる。制御部50は、電流計44より|
iL |がほぼ零の値であることを示す漏れ電流検出値M
Lを受け取った時の可変直流電源46の出力電圧V0 の
値を自己バイアス電圧VSBの測定値と判定する。制御部
50は、こうして求めた自己バイアス電圧VSBの測定値
を表示装置や記録装置(図示せず)に与えて表示または
記録させることも可能である。
【0033】また、第2の自己バイアス測定法によれ
ば、自己バイアス電圧VSBの値を中心点としてV0 とV
SBの差が大きくなるにしたがって|iL |は放物線状に
増大するという上記電圧電流特性に基づいて、極性が逆
で絶対値の等しい漏れ電流iLの電流値iLa,iLbが得
られるときのV0 の値V0a,V0bの中間値(V0a+V0
b)/2が自己バイアス電圧VSBの測定値とされる。こ
の場合、制御部20は、V0 の各値に対するiL の測定
値を記憶部(図示せず)に取り込み、比較演算により極
性が逆で絶対値の等しい測定値iLa,iLbを割り出し、
ひいてはそれらの測定値にそれぞれ対応するV0 の値V
0a,V0bを割り出し、それらの電圧値V0a,V0bから自
己バイアス電圧VSBの測定値を演算で求める。
【0034】本実施形態において、制御部50は開ルー
プで可変直流電源46の出力電圧V0 を制御するが、必
要に応じてV0 を検出する電圧検出手段を設けてもよ
く、その場合はより高い精度でV0 の値を監視ないし制
御することができ、ひいてはより高い精度で自己バイア
ス電圧VSBの測定値を得ることができる。
【0035】なお、本実施形態の自己バイアス測定法に
おいては、V0 をVSBに近づけると、半導体ウエハWと
導電膜(静電吸着用電極)36間の印加電圧(電圧差)
が小さくなり、静電吸着力が小さくなる。半導体ウエハ
Wの裏面には熱交換用のガスが供給されるため、静電吸
着力が小さくなると、熱交換用のガスの圧力で半導体ウ
エハWが載置台18からずれ落ちるおそれもある。した
がって、図1のプラズマエッチング装置においてこの自
己バイアス測定法を実施するときは、たとえばダミーの
半導体ウエハWを用いて、これを適当な治具で保持する
等の工夫が必要である。その点、上記第2の自己バイア
ス測定法においては、V0 をVSBに近づけずに極性が逆
で絶対値の等しい測定値iLa,iLbを割り出すことが可
能であるから、実際にエッチング加工を受ける半導体ウ
エハWに対して自己バイアス電圧VSBを測定することが
できる。
【0036】本実施形態における静電吸着装置は、静電
チャックシート30、可変直流電源46、電流計44、
制御部50から構成される。制御部50は、上記したよ
うな可変直流電源46の出力電圧V0 と電流計44によ
って検出される漏れ電流iLとの間の電圧電流特性に基
づいて半導体ウエハWの自己バイアス電圧VSBの測定値
を求める自己バイアス電圧検出手段として機能するだけ
でなく、次のようにエッチング加工時に半導体ウエハW
を載置台18上に所望の静電吸着力で保持するための直
流電圧を導電膜(静電吸着用電極)36に与えるように
可変直流電源46を制御する電圧制御手段としても機能
する。
【0037】すなわち、半導体ウエハWと導電膜(静電
吸着用電極)36間の印加電圧VFと静電吸着力Fとの
間には図4に示すような比例関係があり、この関係(特
性)は理論値または実験値として得られる。制御部50
は、所要の静電吸着力Fs が設定されたならば、このF
s に対応した印加電圧VF の値VFSに上記自己バイアス
電圧VSBの測定値を加え、その加算値(VFS+VSB)に
等しい出力電圧V0 を可変直流電源46に出力させる。
【0038】本実施形態では、たとえば高周波電源28
の出力が変わって自己バイアス電圧VSBが変化した場
合、制御部50は、上記のようにしてその新たな自己バ
イアス電圧VSBの値を測定することができるから、その
新たな測定値に基づいて可変直流電源46の出力電圧V
0 を調整することで、静電吸着力Fを設定値Fs に安定
に維持することができる。
【0039】好適な実施形態について上述説明したが、
本発明は上記した実施形態に限定されるわけではなく、
その技術的思想の範囲内で種々の変形・変更が可能であ
る。
【0040】たとえば、静電吸着用電極は誘電性と漏電
性とを併せ持つ膜または板を介して被処理体と対向配置
されるものであればよく、その形状・構造・サイズを任
意に選ぶことが可能である。したがって、静電チヤック
シート以外の構成も可能である。
【0041】また、電流計44および可変直流電源46
の回路構成ならびに制御部50の回路構成・ソフトウェ
アも任意に変形・変更が可能である。また、制御部50
を設けないで、電流計44の測定値を表示させ、作業員
がその電流測定値を見ながら、マニュアル操作で可変直
流電源46の出力電圧を可変調整するようにしてもよ
い。
【0042】また、上記実施形態はプラズマエッチング
装置に係るものであったが、本発明はプラズマアッシン
グ装置、プラズマCVD装置等の他のプラズマ処理装置
にも適用可能であり、半導体ウエハW以外の被処理体た
とえばLCD基板にも適用可能である。
【0043】
【発明の効果】本発明の自己バイアス測定方法および装
置によれば、静電吸着用電極に印加する直流電圧の値を
変えながら被処理体と静電吸着用電極間の漏れ電流を検
出し、印加直流電圧と漏れ電流の電圧電流特性に基づい
て自己バイアス電圧の測定値を求めるようにしたので、
誤差の少ない高精度な自己バイアス電圧測定値を短時間
で容易に得ることができる。
【0044】本発明の静電吸着装置によれば、自己バイ
アス電圧の測定値に基づいて被処理体と静電吸着用電極
間の電圧差が所望の静電吸着力を得るための電圧差とな
るように、静電吸着用電極に所定の可変直流電圧を印加
するようにしたので、自己バイアス電圧が変わっても静
電吸着力を設定値に安定に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるプラズマエッチン
グ装置の全体構成を示す断面図である。
【図2】実施形態における自己バイアス測定方法の作用
を説明するための電気回路図である。
【図3】実施形態における自己バイアス測定方法で用い
られる可変直流電圧と漏れ電流間の電圧電流特性を示す
図である。
【図4】実施形態における静電吸着装置で用いられる印
加電圧−静電吸着力間の特性を示す図である。
【符号の説明】
10 処理容器 18 載置台 30 静電チャックシート 32 誘電体膜(抵抗体) 34 絶縁膜 36 導電膜(静電吸着用電極) 44 電流計 46 可変直流電源 50 制御部 W 半導体ウエハ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマ処理装置の処理容器内で載置台
    上に静電吸着力で保持される被処理体の自己バイアス電
    圧を測定する自己バイアス測定方法において、 前記載置台の静電吸着用電極に可変の直流電圧を印加
    し、前記直流電圧の値を変えながら前記被処理体と前記
    静電吸着用電極との間の直流漏れ電流を検出し、前記直
    流電圧の電圧値と前記直流漏れ電流の電流値との間の電
    圧電流特性に基づいて前記自己バイアス電圧の測定値を
    求めることを特徴とする自己バイアス測定方法。
  2. 【請求項2】 プラズマ処理装置の処理容器内で載置台
    上に静電吸着力で保持される被処理体の自己バイアス電
    圧を測定する自己バイアス測定装置において、 前記載置台の静電吸着用電極に可変直流電圧を印加する
    可変直流電圧発生手段と、 前記被処理体と前記静電吸着用電極との間の直流漏れ電
    流を検出する漏れ電流検出手段と、 前記可変直流電圧発生手段より前記載置台の静電吸着用
    電極に印加される前記直流電圧を可変制御し、前記直流
    電圧の電圧値と前記漏れ電流検出手段によって検出され
    る前記直流漏れ電流の電流値との間の電圧電流特性に基
    づいて前記自己バイアス電圧の測定値を求める自己バイ
    アス電圧検出手段とを具備することを特徴とする自己バ
    イアス測定装置。
  3. 【請求項3】 プラズマ処理装置の処理容器内で載置台
    上に静電吸着力で保持される被処理体の自己バイアス電
    圧を測定する自己バイアス測定方法において、 前記載置台の静電吸着用電極に可変の直流電圧を印加
    し、前記直流電圧の値を変えながら前記被処理体と前記
    静電吸着用電極との間の直流漏れ電流を検出し、前記直
    流漏れ電流がほぼ零となるときの前記直流電圧の値を前
    記自己バイアス電圧の測定値とすることを特徴とする自
    己バイアス測定方法。
  4. 【請求項4】 プラズマ処理装置の処理容器内で載置台
    上に静電吸着力で保持される被処理体の自己バイアス電
    圧を測定する自己バイアス測定装置において、 前記載置台の静電吸着用電極に可変の直流電圧を印加す
    る可変直流電圧発生手段と、 前記被処理体と前記静電吸着用電極との間の直流漏れ電
    流を検出する漏れ電流検出手段と、 前記可変直流電圧発生手段より前記載置台の静電吸着用
    電極に印加される前記直流電圧を可変制御し、前記漏れ
    電流検出手段より得られる前記直流漏れ電流の電流検出
    値がほぼ零となるときの前記直流電圧を前記自己バイア
    ス電圧の測定値とする自己バイアス電圧検出手段とを具
    備することを特徴とする自己バイアス測定装置。
  5. 【請求項5】 プラズマ処理装置の処理容器内で被処理
    体を静電吸着力で載置台上に保持するための静電吸着装
    置において、 前記被処理体に前記静電吸着力を及ぼすように前記載置
    台に設けられた静電吸着用電極と、 前記静電吸着用電極に可変直流電圧を印加する可変直流
    電圧発生手段と、 前記被処理体と前記静電吸着用電極との間の直流漏れ電
    流を検出する漏れ電流検出手段と、 前記可変直流電圧発生手段より前記静電吸着用電極に印
    加される可変直流電圧の電圧値と前記漏れ電流検出手段
    によって検出される前記直流漏れ電流の電流値との間の
    電圧電流特性に基づいて前記自己バイアス電圧の測定値
    を求める自己バイアス電圧検出手段と、 前記自己バイアス電圧検出手段より得られた前記自己バ
    イアス電圧の測定値と所望の静電吸着力を得るための前
    記被処理体および前記電極間の電圧差との和または差の
    値にほぼ等しい電圧を前記被処理体の処理時に前記静電
    吸着用電極に印加するように前記可変直流電圧発生手段
    を制御する電圧制御手段とを具備することを特徴とする
    静電吸着装置。
JP2001361202A 2001-11-27 2001-11-27 自己バイアス測定方法及び装置並びに静電吸着装置 Expired - Lifetime JP3635463B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001361202A JP3635463B2 (ja) 2001-11-27 2001-11-27 自己バイアス測定方法及び装置並びに静電吸着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001361202A JP3635463B2 (ja) 2001-11-27 2001-11-27 自己バイアス測定方法及び装置並びに静電吸着装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13385693A Division JP3306677B2 (ja) 1993-05-12 1993-05-12 自己バイアス測定方法及び装置並びに静電吸着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002252276A true JP2002252276A (ja) 2002-09-06
JP3635463B2 JP3635463B2 (ja) 2005-04-06

Family

ID=19171901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001361202A Expired - Lifetime JP3635463B2 (ja) 2001-11-27 2001-11-27 自己バイアス測定方法及び装置並びに静電吸着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3635463B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100487823B1 (ko) * 1996-10-17 2005-06-16 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 캐소드페데스탈의dc전위를능동적으로제어하기위한장치및그방법
JP2007048986A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Hitachi High-Technologies Corp プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
JP2007073309A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Nec Electronics Corp プラズマ処理装置およびその異常放電抑止方法
JP2007234869A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Hitachi High-Technologies Corp エッチング処理装置および自己バイアス電圧測定方法ならびにエッチング処理装置の監視方法
WO2009113481A1 (ja) * 2008-03-14 2009-09-17 三菱重工業株式会社 プラズマ処理装置、プラズマ処理装置における基板吸着力の制御方法
US7732010B2 (en) 2003-05-09 2010-06-08 Applied Materials, Inc. Method for supporting a glass substrate to improve uniform deposition thickness
JP2010171454A (ja) * 2010-04-19 2010-08-05 Hitachi High-Technologies Corp プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
US8173228B2 (en) 2006-01-27 2012-05-08 Applied Materials, Inc. Particle reduction on surfaces of chemical vapor deposition processing apparatus
US8372205B2 (en) 2003-05-09 2013-02-12 Applied Materials, Inc. Reducing electrostatic charge by roughening the susceptor
WO2022180723A1 (ja) * 2021-02-25 2022-09-01 株式会社日立ハイテク プラズマ処理装置

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100487823B1 (ko) * 1996-10-17 2005-06-16 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 캐소드페데스탈의dc전위를능동적으로제어하기위한장치및그방법
US8372205B2 (en) 2003-05-09 2013-02-12 Applied Materials, Inc. Reducing electrostatic charge by roughening the susceptor
US7732010B2 (en) 2003-05-09 2010-06-08 Applied Materials, Inc. Method for supporting a glass substrate to improve uniform deposition thickness
JP2007048986A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Hitachi High-Technologies Corp プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
JP2007073309A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Nec Electronics Corp プラズマ処理装置およびその異常放電抑止方法
US7974067B2 (en) 2005-09-06 2011-07-05 Renesas Electronics Corporation Plasma processing apparatus and method of suppressing abnormal discharge therein
US8173228B2 (en) 2006-01-27 2012-05-08 Applied Materials, Inc. Particle reduction on surfaces of chemical vapor deposition processing apparatus
JP4657949B2 (ja) * 2006-03-01 2011-03-23 株式会社日立ハイテクノロジーズ エッチング処理装置および自己バイアス電圧測定方法ならびにエッチング処理装置の監視方法
US7330346B2 (en) 2006-03-01 2008-02-12 Hitachi High-Technologies Corporation Etching apparatus, method for measuring self-bias voltage, and method for monitoring etching apparatus
JP2007234869A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Hitachi High-Technologies Corp エッチング処理装置および自己バイアス電圧測定方法ならびにエッチング処理装置の監視方法
WO2009113481A1 (ja) * 2008-03-14 2009-09-17 三菱重工業株式会社 プラズマ処理装置、プラズマ処理装置における基板吸着力の制御方法
JP2010171454A (ja) * 2010-04-19 2010-08-05 Hitachi High-Technologies Corp プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
WO2022180723A1 (ja) * 2021-02-25 2022-09-01 株式会社日立ハイテク プラズマ処理装置
JPWO2022180723A1 (ja) * 2021-02-25 2022-09-01
KR20220123373A (ko) * 2021-02-25 2022-09-06 주식회사 히타치하이테크 플라스마 처리 장치
JP7350995B2 (ja) 2021-02-25 2023-09-26 株式会社日立ハイテク プラズマ処理装置
TWI830156B (zh) * 2021-02-25 2024-01-21 日商日立全球先端科技股份有限公司 電漿處理裝置
KR102662551B1 (ko) 2021-02-25 2024-05-03 주식회사 히타치하이테크 플라스마 처리 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP3635463B2 (ja) 2005-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100281935B1 (ko) 자기 바이어스 측정방법 및 그 장치와 정전 흡착장치
JP3306677B2 (ja) 自己バイアス測定方法及び装置並びに静電吸着装置
JP3208044B2 (ja) プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
JP4408569B2 (ja) プラズマ処理室におけるウェハバイアス補償方法及び装置
JP5160802B2 (ja) プラズマ処理装置
JP4657949B2 (ja) エッチング処理装置および自己バイアス電圧測定方法ならびにエッチング処理装置の監視方法
US10229819B2 (en) Plasma processing apparatus and probe apparatus
KR100346587B1 (ko) 반도체 제품 처리 장치 및 방법
TW297986B (ja)
JP2003133404A5 (ja)
KR20070037452A (ko) 플라즈마 프로세스 동안 정확한 평균 바이어스 보상 전압을판정하는 방법
JP3635463B2 (ja) 自己バイアス測定方法及び装置並びに静電吸着装置
JPWO2002059954A1 (ja) プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
US9209001B2 (en) Sputtering apparatus and sputtering method
JP2020077882A (ja) プラズマ処理装置
JP3017631B2 (ja) 低温処理装置の制御方法
JPH0927395A (ja) プラズマ処理装置及び該装置を用いたプラズマ処理方法
JPH10125494A (ja) プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
JPH08181118A (ja) プラズマ処理装置
JP3167493B2 (ja) 圧力制御装置
KR20060100028A (ko) 정전척 모니터링 시스템
JPH07142199A (ja) プラズマ処理装置およびその制御方法
JPH0866071A (ja) 静電吸着装置
US6843926B2 (en) In-situ measurement of wafer position on lower electrode
JPH0549904A (ja) 真空処理方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term