JP2002252267A - ウエハ搬送装置 - Google Patents

ウエハ搬送装置

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JP2002252267A
JP2002252267A JP2001046227A JP2001046227A JP2002252267A JP 2002252267 A JP2002252267 A JP 2002252267A JP 2001046227 A JP2001046227 A JP 2001046227A JP 2001046227 A JP2001046227 A JP 2001046227A JP 2002252267 A JP2002252267 A JP 2002252267A
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wafer
sensor
transfer device
cassette
wafers
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Naoto Miki
直人 神酒
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Topcon Corp
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アライナーを使用しなくても、ウエハを正確
に位置決めして検査することができるウエハ検査装置を
提供する。 【解決手段】 多数のウエハを収納するウエハ収納部か
ら、ウエハを取り出し、所定の載置位置へウエハを搬送
するウエハ搬送装置において、ウエハの位置を検出する
センサーをウエハ収納部及び載置位置の少くとも一方に
設けたことを特徴とするウエハ搬送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造に関わ
る製造及び検査装置等において、カセットに収容した形
で多数のウエハを収納するウエハ収納部から、ウエハを
1枚ずつ取り出して、所定の工程を行うために所定の載
置位置に精密に位置決めして配置するウエハ搬送装置に
関する。
【0002】一例としては、ウエハにおける欠陥や付着
した異物等を検査するウエハ検査装置があり、この場合
に所定の載置位置に該当するのはウエハを検査する検査
ステージ部となる。
【0003】また他の工程としては、レジスト処理や露
光処理等のプロセスが該当し、この場合は、これらにお
ける処理すべきウエハの搬送装置である。
【0004】
【従来の技術】ウエハは、搬送時の利便性及び表面保護
のため、一般的に図5に示すような、複数枚収納可能な
カセットに収納されている。カセットはほぼ水平面内に
おける所定の一方向(図5のカセット5では右側の開口
部の方向)に取り出し可能な出入口を有する構造になっ
ている。
【0005】この構造上、その所定の1つの方向に直角
な方向に関しては移動が制限されているが、カセットの
所定の1つの方向に関して、各ウエハは自由に移動可能
になっており、各ウエハは前述の所定方向に関してはカ
セット内の収納位置にバラツキが生じがちである。
【0006】ウエハは基本的に異物の発生を嫌うため振
動や衝撃には気を使って取り扱われるものの、完全には
固定されないため、移送時の振動や設置の際の傾斜に起
因するバラツキを完全に防止する事は困難である。
【0007】しかし、半導体製造工程におけるウエハの
位置決めは極めて重要である。
【0008】例えば、ウエハの表面検査装置では、ステ
ージ上に載置されたウエハは検査過程で高速回転するた
め、載置位置にズレがあると、検査精度が低下するだけ
でなく、ウエハの破損等の危険性がある。
【0009】また、ウエハの保持するホルダ等の保持手
段によりウエハを保持する機構の場合、ウエハの位置に
ズレがあると、保持手段によりウエハに対して不均等な
力が加わり、破損する可能性がある。
【0010】これらのことから、ウエハのステージ上の
載置位置は精密に行う必要性がある。
【0011】このウエハの中心位置を所定位置に合わせ
ることで位置決め精度を高くする手段としては、一般的
にはアライナーという装置が用いられていた。
【0012】ウエハ収納部から所定の載置位置までウエ
ハを移動する行程の途中において、このアライナーにウ
エハを載せてウエハの中心位置を所定位置に合わせるこ
とで、収納部でのバラツキに影響されること無く常に所
定の載置位置にウエハを載置する事を可能としていた。
【0013】このウエハの搬送行程に関して、ウエハ検
査装置を例に具体的に説明する。
【0014】図6に示すように、従来のウエハ検査装置
は、多数のウエハ2をカセット5内に収容した形で収納
するウエハ収納部と、ウエハ2を1枚ずつ載置してウエ
ハ2を検査する検査ステージ部3と、ウエハ収納部およ
び検査ステージ部3間で各ウエハ2を搬送する搬送装置
6を有していた。そして、ウエハの位置を正確に補正す
るために、ウエハ収納部と検査ステージ部3との間にア
ライナー7を設けていた。
【0015】カセット5内に収納されたウエハ2をカセ
ット5から取り出し、検査ステージ部3に搬送する途中
で、アライナー7にウエハ2を乗せて、アライナー7に
おいてアライメントを取ることで所定位置にウエハ2を
移動し、そのウエハ2を搬送装置6のアームにより検査
ステージ部3の正確な位置に載置していた。
【0016】アライナー7は、水平面内での2軸座標及
び角度において、ウエハ2を決められた所定位置に配置
しなおすものであり、アライメントされたウエハ2は常
に検査ステージ部3の所定の位置に厳密に位置決めされ
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】アライナー7を用いる
と、次のような欠点が生じる。
【0018】(a)ウエハを1枚毎にアライナー7にか
ける必要があるため、検査時間(とくに搬送時間)が長
くなり(少くとも1枚あたり10秒かかる)、検査効率
を向上することが難しい。
【0019】(b)アライナー7を配置するスペースが
必要になり、装置が大型になってしまう。
【0020】(c)アライナー7は高価な装置であるた
め、装置全体の製造コストが上がってしまう。
【0021】本発明の目的は、アライナーを使用するこ
となく、ウエハを正確に位置決めして検査することがで
きるウエハ搬送装置を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の解決手段を例示
すると、請求項1〜9に記載のとおりである。
【0023】本発明のさらに別の解決手段を例示すると
次のとおりである。
【0024】(1)多数のウエハをカセット内に収容し
た形で収納するウエハ収納部から、ウエハを1枚ずつ載
置してウエハを検査する検査ステージ部へ、各ウエハを
搬送するウエハ搬送装置において、ウエハの位置を検出
するセンサーをウエハ収納部及び検査ステージ部の少く
とも一方に設けたことを特徴とするウエハ搬送装置。
【0025】(2)多数のウエハをカセット内に収容し
た形で収納するウエハ収納部から、ウエハを1枚ずつ載
置してウエハを検査する検査ステージ部へウエハを搬送
するウエハ搬送装置において、ウエハの位置を検出する
センサーがウエハ収納部及び検査ステージ部間の前記ウ
エハの通過範囲上に設けられたことを特徴とするウエハ
搬送装置。
【0026】(3)センサーが光透過式の光学センサー
である前述のウエハ搬送装置。
【0027】(4)センサーが光反射式の光学センサー
である前述のウエハ搬送装置。
【0028】(5)センサーが光遮断式の光学センサー
である前述のウエハ搬送装置。
【0029】(6)少くとも2個のセンサーが検査ステ
ージ部に設けられており、ウエハの回転軸と交わる進入
方向軸上に1個のセンサーが設けられていて、進入方向
軸上と回転軸に対して90度の方向に1個のセンサーが
設けられている前述の記載のウエハ搬送装置。
【0030】(7)センサーがウエハ収納部のウエハ出
入口近傍に設けられており、カセットに収容されている
状態から少し取り出された際、または取り出しを完了し
た際のウエハの位置を検出することを特徴とする前述の
ウエハ搬送装置。
【0031】(8)センサーはウエハのエッジ部分の位
置を検出する前述のウエハ搬送装置。
【0032】(9)ウエハ検査装置におけるウエハを1
枚ずつ載置してウエハを検査する検査ステージ部を載置
位置とする前述のウエハ搬送装置。
【0033】
【発明の実施の形態】ウエハ搬送装置がウエハをウエハ
収納部と検査ステージ部間で搬送する際の受け渡し位置
にウエハを検出可能なセンサを設け、そのセンサの検出
信号を利用して、アライナーを不要とした。
【0034】ウエハ収納部(とくにそのカセット)から
検査ステージ部までのウエハの動きは、従来のー般的な
搬送では、カセッ卜→搬送装置→アライナー(アライメ
ント動作)→搬送装置→検査ステージ部であったが、本
発明によれば、アライナーによる位置補正(アライメン
ト動作)が不要になった。その結果、ウエハの搬送は、
カセット→搬送装置→検査ステージ部が可能となった。
【0035】本発明による好ましいウエハ検査装置は、
ウエハ表面における欠陥や異物の存在を検出可能なウエ
ハ検査装置である。
【0036】また、パターン形成済のウエハにおいて、
良品画像を学習し、各観察画像とのパターンを比較する
ことでパターンの欠陥を検出可能とするウエハ検査装置
でも良い。
【0037】ウエハの位置を検出するセンサは、特にウ
エハの周縁部を正確に検出可能とすることが好ましい。
特にディスク状のウエハの側面にあたるエッジ部分の反
射を利用することでより高精度な位置検出が可能とな
る。
【0038】またウエハの位置を検出するセンサは、透
過式、反射式、又は遮光式の光学センサーが好ましい。
【0039】光学センサからの検出信号に基づいて、搬
送装置及びそのアームを制御して、アームによりウエハ
の載置位置を正確に決める。
【0040】本発明の1つの態様においては、当初の検
査時の位置にウエハを搬送すると、カセット内でのウエ
ハのズレ位置がそのまま搬送後にも位置ずれとして反映
してしまうところを、光学センサからの検出信号出力に
より、ウエハ位置のズレ状況を判定し、その判定に従っ
てウエハの載置位置を修正移動する。
【0041】ウエハの修正のしかたは、いろいろある
が、ウエハが正しい位置であることを光学センサにより
検出することで修正移動を停止するのが好ましい。
【0042】特にセンサーをステージ部に配置し、ウエ
ハがステージ上に載置する際の正しい位置を検出可能と
すると、それまでの搬送の工程で異常が生じた場合で
も、ステージ上へのウエハの載置位置は異常に影響され
ることなく正確に行うことが出来る。
【0043】光学センサーの個数や位置を工夫すること
で、かつ、ウエハの移動の方向や速度に応じた、より正
確なウエハの位置決めを行うことができる。
【0044】また、複数個のセンサーを使用することで
オリフラノッチを検出する補助センサとして使用するこ
とも可能である。
【0045】
【実施例】本発明によるウエハ搬送装置は、パターンが
未形成のウエハにおける欠陥及び、付着した異物等を検
査するウエハ検査装置等に使用される、カセットに収容
した形で多数のウエハを収納するウエハ収納部から、ウ
エハを1枚ずつ載置してウエハを検査する検査ステージ
部へウエハを搬送する装置として使用すると最適であ
る。また、これ以外に、シリコン等のウエハ上に形成さ
れたチップの回路パターン(μオーダーの微細パター
ン)の欠陥を検査するウエハ検査装置や、レジスト処理
や露光処理等のプロセスに用いられる装置における搬送
装置として使用しても良い。
【0046】本発明によるウエハ搬送装置を備えるウエ
ハ検査装置は、多数のウエハをカセットに収容する形で
所定の間隔ごとに収納するウエハ収納部と、X−Z方向
の移動と、θ角度の高速回転をする検査ステージ部と、
その検査ステージ部でウエハを検査のために観察する観
察部(観察光学系、CCDセンサ等からなる)と、ウエ
ハ収納部及び検査ステージ部間でウエハを1枚ずつ搬送
するウエハ搬送部と、演算処理部と、制御部と、表示部
(モニタ)と、入力部(キーボード、操作スティック、
マウス等からなる)を有する。
【0047】ウエハ検査装置においては、検査ステージ
部に載置したウエハの表面にレーザー等の光束を入射さ
せ、その反射光を観察部で観察して演算処理部で処理す
ることでウエハ表面上における欠陥・異物等を検出し、
その結果を表示部(モニタ)に表示する。
【0048】図1の実施例 図1において、センサ1が、ウエハ2の回転軸と交わ
る、ウエハ2の進入経路の方向において検査ステージ部
3の奥(ウエハ2の外周部付近)に配置されている。
【0049】このセンサ1は光透過式、光反射式、光遮
断式等の検出方法が可能であるが、ウエハが所定位置に
なった場合にのみウエハエッジにおける反射光が入射す
るように配置することで、ウエハの所定位置を検出する
ことができる。
【0050】カセット5は収納部(図示せず)に配置さ
れており、そのカセット5の中には、図5に示すように
縦方向に重なる形で所定の間隔ごとに多数のウエハ2が
収容されている。
【0051】検査ステージ部3は、ウエハ2を1枚ずつ
水平に載置して、各ウエハ2を検査するところである。
【0052】ウエハ搬送装置6は主としてアームを使用
して、ウエハ収納部(カセット5)と検査ステージ部3
の間でアライナーを経由することなく各ウエハ2を搬送
し、所定の位置でウエハ収納部(カセット5)と検査ス
テージ部3の各々に各ウエハ2を受け渡すものである。
【0053】図2の実施例 図2において、2個のセンサ1が、検査ステージ部3に
設けられている。つまり、1個のセンサ1が、ウエハ2
の回転軸と交わる、ウエハ2の進入経路の方向における
検査ステージ部3の奥のウエハ周辺部付近に配置され、
他の1個のセンサ1が、その進入経路の方向に対して9
0度直角の方向のウエハ周辺部付近に配置されている。
【0054】収納部(図示せず)に配置されたカセット
5の中には、縦方向に重なるように所定の間隔ごとに多
数のウエハ2が収容されている(図5を参照)。
【0055】検査ステージ部3は、ウエハ2を1枚ずつ
載置して、各ウエハ2を検査するところである。
【0056】ウエハ搬送装置6は主としてアームを使用
して、ウエハ収納部(カセット5)と検査ステージ部3
の間で各ウエハ2を搬送し、所定の位置でウエハ収納部
(カセット5)と検査ステージ部3の各々に各ウエハ2
の受け渡しをするものである。
【0057】図3の実施例 図3においては、2個の光センサ1、4が、カセット5
側と検査ステージ部3側の両方に設けられている。2つ
のセンサ1、4は、別のタイプのものにするのが好まし
い。カセット5の中には、縦方向に重なる形で図5に示
すように所定の間隔ごとに多数のウエハ2が収容されて
いる。
【0058】1個のセンサ1が、ウエハ2の回転軸と交
わるウエハ2の進入経路の方向における検査ステージ部
3の奥(ウエハ2の周辺部付近)に配置されている。別
の1個のセンサ4が、ウエハ2の退出経路の方向におけ
るカセット5の取り出し口付近の外側(たとえば5m)
の位置に、とくにウエハ2がカセット5から完全に取り
出された後、微小な所定距離を移動した状態を検出でき
るよう配置されている。
【0059】ウエハ収納部は、多数のウエハ2をカセッ
ト5内に所定の間隔で縦方向に重なる形で図5に示すよ
うに収容して収納するものである。
【0060】図3の実施例においても、ウエハ搬送装置
6は主としてアームを使用して、ウエハ収納部(カセッ
ト5)と検査ステージ部3の間で各ウエハ2を搬送し、
所定の位置でウエハ収納部(カセット5)と検査ステー
ジ部3の各々に各ウエハ2の受け渡しをするものであ
る。
【0061】センサの好適な例 前述の3つの実施例に使用される好適なセンサ1、4に
ついて説明する。
【0062】検査ステージ部3に設けるセンサ1は、ウ
エハ2を正確な位置に載置したとき、ウエハ2の周辺部
付近に配置するのが好ましい。また、2つのセンサ1を
使用することで、ウエハに形成されたオリフラノッチに
対応(つまり、ウエハ周縁の一部に形成された切り欠き
部を検出可能とする。)とすることが望ましい。
【0063】その場合、2つのセンサー(黒丸で示され
ている)は、図7のように、オリフラノッチ(図の直線
外周部分)の幅よりも広い間隔を有して配置すること
で、オリフラノッチの位置に影響されることなく、ウエ
ハの位置を確実に検出することができる。左側(a)の
状態では2つのセンサーがウエハの円形外周部に位置
し、右側(b)の状態では1つのセンサーがウエハの円
形外周部に位置し、他の1つがウエハの直線外周部の外
側に位置している。
【0064】遮光タイプ(本発明はこれに限定されない
が)のセンサ1を使用する場合、ウエハ2の進入方向で
は粗(例えば1mm単位)にウエハ2を速く移動し、ウ
エハ2が所望の設定位置を通過した時、すぐ進入方向と
は逆の方向に密(たとえば0.1mm単位)にウエハ2
をゆっくりと移動させて、ウエハを一つの方向では粗に
より速く、かつ他の方向では密にゆっくりと移動させ
て、最終的に精密に位置決めするのが最善である。
【0065】図4は、そのような遮光タイプのセンサー
1を図1のウエハ検査装置に設置したときの動作手順の
一例を示している。
【0066】まず、ウエハ検査装置の動作をスタートさ
せる。搬送装置6のアームがカセット5の位置へ移動
し、ウエハ2を吸着し、直接、検査ステージ部3の所定
位置まで移動させる。そして、センサ1の出力がなけれ
ば、+方向へ移動しつづけ、センサ1の出力があれば、
直ちに逆の−方向へ移動する。その後、センサ1の出力
があれば、そのまま一方向への移動を続け、センサ1の
出力がなくなったとき、再び+方向へ移動する。(この
時、移動速度を落としてゆっくり移動させる。)再度セ
ンサの出力を検出したとき、直ちにアームによるウエハ
の移動を中止して、ウエハ2を検査ステージ部3に載置
する。しかるのち、ウエハ2を測定(検査)し、測定が
終了したら、搬送装置6のアームがウエハ2を吸着し、
ウエハ2を載置ステージ部3からカセット5の所定位置
に移動してカセット5に収納する。
【0067】また、カセット5側のセンサ4に関して
は、搬送装置6のアームを次のように移動させるのが好
ましい。すなわち、カセット5からウエハ2を引き出す
際に、まずウエハ全体がカセットから出る直前までの所
定の距離は速く引き出し、それ以降は移動速度を落とし
た状態でゆっくり引き出す。そして、センサ4がウエハ
の所定の端部を検出したとき、その検出位置でのアーム
の状態より、ウエハの実際の位置から検出信号を制御部
(図示せず)に送って、その実際の停止位置を搬送装置
6用の制御部(図示せず)が記憶する。それにより搬送
装置6が当該ウエハ2を検査ステージ部3の正確な位置
に載置することができるようにする。
【0068】また光反射タイプのセンサ1を使用して、
ウエハ2の周縁部が正確な位置に到達したことを検出可
能とすることで、より精密なウエハ2の位置決めをスム
ースに行うことが出来る。
【0069】搬送装置6のアームにより、ウエハ収納部
のカセット5から搬送されてきたウエハ2がステージ部
3の所望の設定位置近くになった時、進入方向に上記の
ような密にウエハ2をゆっくりと移動させる。ウエハ2
の移動中にセンサ1よりウエハ2の周縁部が所定位置に
あることを検出した信号が出力されると、その位置でウ
エハ2が停止するように搬送装置6を制御することで、
ウエハ2をステージ部3上において精密に位置決めする
ことが可能である。
【0070】
【発明の効果】ウエハの搬送時にアライナーを使用しな
くても、検査ステージ部ヘウエハを精度良く配置でき
る。
【0071】このことにより、次のような効果が得られ
る。
【0072】(a)ウエハの検査をより短時間で実現で
きる。
【0073】(b)アライナーが不要なので検査装置を
小型化できる。
【0074】(c)アライナーは高価な装置であるた
め、装置全体の大幅なコストダウンを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施例によるウエハ検出装置を
示す概念図。
【図2】本発明の他の実施例によるウエハ検出装置を示
す概念図。
【図3】本発明のさらに他の実施例によるウエハ検出装
置を示す概念図。
【図4】図1のウエハ検査装置の作動手順の一例を示
す。
【図5】従来のカセットとウエハの関係を示す。
【図6】従来のウエハ検出装置を示す概念図。
【図7】(a)は、2つのセンサとウエハとの位置関係
の1つの例を示す。(b)は、他の例を示す。
【符号の説明】
1、4 センサ 2 ウエハ 3 検査ステージ部 5 カセット 6 搬送装置 7 アライナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/66 H01L 21/66 Z Fターム(参考) 2G051 AA51 AB01 AB02 CA03 CA04 DA03 4M106 AA01 DG21 DJ40 5F031 CA02 FA01 FA11 GA36 GA43 JA05 JA06 JA17 JA22 JA23 JA25 JA34 JA35 JA36 KA13 KA14 MA27 MA33

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のウエハを収納するウエハ収納部か
    らウエハを取り出し、所定の載置位置へウエハを搬送す
    るウエハ搬送装置において、 ウエハの位置を検出するセンサーをウエハ収納部及び載
    置位置の少くとも一方に設けたことを特徴とするウエハ
    搬送装置。
  2. 【請求項2】 多数のウエハを収納するウエハ収納部か
    らウエハを取り出し、所定の載置位置へウエハを搬送す
    るウエハ搬送装置において、ウエハの位置を検出するセ
    ンサーがウエハ収納部及び載置位置間の前記ウエハの通
    過範囲上に設けられていることを特徴とするウエハ搬送
    装置。
  3. 【請求項3】 センサーが光透過式の光学センサーであ
    る請求項1又は2に記載のウエハ搬送装置。
  4. 【請求項4】 センサーが光反射式の光学センサーであ
    る請求項1又は2に記載のウエハ搬送装置。
  5. 【請求項5】 センサーが光遮断式の光学センサーであ
    る請求項1又は2に記載のウエハ搬送装置。
  6. 【請求項6】 少くとも2個のセンサーが載置位置に設
    けられており、ウエハの回転軸と交わる進入方向軸上に
    1個のセンサーが設けられていて、進入方向軸上と回転
    軸に対して90度の方向に1個のセンサーが設けられて
    いる請求項1〜5のいずれか1項に記載のウエハ搬送装
    置。
  7. 【請求項7】 センサーがウエハ収納部のウエハ出入口
    近傍に設けられており、カセットに収容されている状態
    から少し取り出された際、または取り出しを完了した際
    のウエハの位置を検出することを特徴とする請求項1〜
    5のいずれか1項に記載のウエハ搬送装置。
  8. 【請求項8】 センサーはウエハのエッジ部分の位置を
    検出することを特徴とする請求項1または7に記載のウ
    エハ搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記載置位置が、ウエハ検査装置におけ
    るウエハを1枚ずつ載置してウエハを検査する検査ステ
    ージ部であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか
    1項に記載のウエハ搬送装置。
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