JP2002251236A - ネットワークサービスシステム - Google Patents

ネットワークサービスシステム

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JP2002251236A
JP2002251236A JP2001047208A JP2001047208A JP2002251236A JP 2002251236 A JP2002251236 A JP 2002251236A JP 2001047208 A JP2001047208 A JP 2001047208A JP 2001047208 A JP2001047208 A JP 2001047208A JP 2002251236 A JP2002251236 A JP 2002251236A
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network
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JP2001047208A
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Kenji Takahashi
健司 高橋
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Mitsui and Co Ltd
Original Assignee
Mitsui and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者の個人情報を豊富に収集し、良いサー
ビスを提供できるような、ネットワークを通じて利用者
に情報提供その他のサービスを提供するネットワークサ
ービスシステム及びその動作方法の提供。 【解決手段】 複数の利用者の個人情報を記憶する手段
と、各利用者が入力した情報等に基づき、当該利用者の
個人情報を更新する手段と、各利用者の同システムの利
用の要求について、当該個人情報に基づき取るべき対応
を判断する手段と、ネットワークを介して接続された電
子機器より各利用者が入力する認証要求に基づいて同シ
ステムへのアクセスを認証する手段と、各利用者特有の
キャラクタのキャラクタ情報を記憶する手段と、認証さ
れた場合に、当該利用者特有のキャラクタを電子機器に
出力する出力手段とを備え、各利用者による電子機器の
利用等は当該キャラクタを介してなすようなシステム及
びその動作方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、ネットワークを
利用したサービスの提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】 ネットワークを介した情報の提供、ス
ポーツ、観劇等のチケットの購入等についてはいくつか
のサービスが提供されており、このようなサービスにお
いて同サービスに特有のキャラクタをサービスの利用に
関する情報の入出力に利用することも提案されている。
また、コンピュータ、インターネットの利用に関して
は、情報検索の履歴やスケジュール管理等の情報を記憶
し、その利用の便宜に供することも知られている。この
利用者の個人情報は、利用者の趣味や行動の傾向等を示
すものであり、それを充実させ、利用することにより、
利用者の便宜が大きくなるものと考えられる。
【0003】このような個人情報については従来その多
くを、利用者のパソコン等の端末に蓄積されていたもの
であり、それではネットワークサービスに充分に利用す
ることができない。すなわち従来のエージェントシステ
ムは、カーナビゲーションやパソコン等の電子機器内に
構築されるため、その特定の電子機器以外では使用する
ことができない。従って、利用者は、異なる電子機器を
使用する度に、異なるエージェントシステムを使用しな
ければならないのである。必然的に、個々のエージェン
トシステムが使用される頻度は低くなってしまうので、
個々のシステムが収集・保有する利用者の個人情報の量
は少なくなってしまう。また、例えば、カーナビゲーシ
ョンに構築されたエージェントシステムは、利用者が車
に乗っている場面でしか使用されないといったように、
個々のエージェントシステムが使用される場面は限られ
てしまうので、個々のシステムが収集・保有する利用者
の個人情報の内容は限られたものとなってしまう。
【0004】このように、個々のエージェントシステム
が特定の電子機器でしか使用されないような状況下で
は、個々のシステムが収集する利用者の個人情報は量的
にも内容的にも限られたものとなってしまうため、良い
サービスの提供は望めないのである。
【0005】これに対し、個人情報を当該ネットワーク
サービスシステムを使用する中で入力した指示要求その
他履歴の情報中から収集することにすれば、すなわち、
ネットワークサービスシステム自体が各利用者ごとに記
憶手段を有し、各利用者の同サービスに関連する情報を
全て蓄積すれば、それを容易に利用して各利用者に適し
たサービスが可能となる。
【0006】すなわち、利用者によるネットワークサー
ビスシステムの使用頻度が増せば、ネットワークサービ
スシステムは豊富な利用者の個人情報を収集して、良い
サービスを提供できるようになるのである。そして、エ
ージェントシステムが良いサービスを提供すれば、利用
者によるエージェントシステムの使用頻度が増すといっ
たように、好循環が生じるのである。
【0007】また、いわゆるエージェントとして使用さ
れるキャラクタはネットワークサービスに固有のものと
されているが、これでは利用者にとってのネットワーク
サービスへの親和性を充分に持つことができない。これ
を各利用者のそれぞれに特有のものとし、更にはそのキ
ャラクタが成長するようにすれば、ネットワークへの親
和性が増すことが期待される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み、利用者の個人情報を量的にも内容的にも豊富に収
集して、良いサービスを提供できるようなネットワーク
サービスシステム及びその動作方法を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するた
め、本発明の1つの特徴によるならば、ネットワークを
通じて利用者に情報提供その他のサービスを提供するネ
ットワークサービスシステムにおいて、複数の利用者の
個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、各利用者が入
力した情報その他ネットワークの利用の履歴に基づい
て、当該利用者の個人情報を更新する手段と、各利用者
の同システムの利用の要求について、当該個人情報に基
づいて取るべき対応を判断する手段と、ネットワークを
介して接続された電子機器より各利用者が入力する利用
者特定の識別情報を含む認証要求に基づいて、当該利用
者がネットワークサービスシステムにアクセスすること
を認めるか否かを認証する手段と、各利用者に特有のキ
ャラクタのキャラクタ情報を記憶するキャラクタ情報記
憶手段と、認証された場合に、当該利用者特有のキャラ
クタのキャラクタ情報に基づいて、当該利用者特有のキ
ャラクタを電子機器に出力するキャラクタ出力手段とを
備え、各利用者による前記個人情報記憶手段への情報の
入力を含む電子機器の利用、並びに個人情報記憶手段そ
の他ネットワークからの情報の出力は当該キャラクタを
介してなすようになったネットワークサービスシステム
が提供される。
【0010】本発明の1つの実施の形態によるならば、
電子機器として各利用者が複数種類の電子機器を用いる
ことができる。
【0011】本発明の別の実施の形態によるならば、キ
ャラクタ出力手段は、ネットワーク情報システムの利用
に対応して利用者特有のキャラクタを成長させるキャラ
クタ成長手段を備える。
【0012】本発明の1つの特徴によるならば、複数の
利用者の個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、各利
用者が入力した情報その他ネットワークの利用の履歴に
基づいて、当該利用者の個人情報を更新する手段と、各
利用者の同システムの利用の要求について、当該個人情
報に基づいて取るべき対応を判断する手段とを備える、
ネットワークを通じて利用者に情報提供その他のサービ
スを提供するネットワークサービスシステムの動作方法
において、同システムには、各利用者に特有のキャラク
タのキャラクタ情報を記憶するキャラクタ情報記憶手段
が備えられ、ネットワークを介して接続された電子機器
より各利用者が入力する利用者特定の識別情報を含む認
証要求に基づいて、当該利用者がネットワークサービス
システムをアクセスすることを認めるか否かを認証し、
認証された場合に、当該利用者特有のキャラクタのキャ
ラクタ情報に基づいて、当該利用者特有のキャラクタを
電子機器に出力し、各利用者による前記個人情報記憶手
段への情報の入力を含む電子機器の利用、並びに個人情
報記憶手段その他ネットワークからの情報の出力は当該
キャラクタを介してなすようになった方法が提供され
る。
【0013】本発明の1つの実施の形態によるならば、
電子機器として各利用者が複数種類の電子機器を用いる
ことができる。
【0014】本発明の別の実施の形態によるならば、ネ
ットワーク情報システムの利用に対応して利用者特有の
キャラクタを成長させる。
【0015】本発明によるならば、利用者がネットワー
クサービスシステムを利用するごとに、同システムに入
力情報その他履歴が蓄積され、充実した個人情報のデー
タバンクが構成され、それに基づき、自分にあったサー
ビスの提供を受けることが可能となる。
【0016】更に、利用者は、ネットワークサービスシ
ステムを複数種類の電子機器から使用できる。従って、
ネットワークサービスシステムの使用頻度が増すと共
に、ネットワークサービスシステムが種々な状況で使用
されるようになる。これによって、ネットワークサービ
スシステムは、利用者の個人情報を豊富に収集して、良
いサービスを提供できるようになる。
【0017】また、利用者特有のキャラクタのキャラク
タ情報に基づいて、利用者が入力した情報に対して受け
答えする利用者特有のキャラクタが電子機器に出力され
る。従って、利用者は、あたかも人格を有する生物のよ
うに振る舞うキャラクタに対して親和感を抱くようにな
り、ネットワークサービスシステムの使用頻度が増すよ
うになる。また、キャラクタとの会話を通じて、利用者
から、単にネットワークサービスシステムへの指示・要
求だけでなく量的にも内容的にもより豊富な情報が入力
されるようになる。これによって、ネットワークサービ
スシステムは、利用者の個人情報を豊富に収集して、良
いサービスを提供できるようになる。利用者特有のキャ
ラクタを成長させるようにしても良く、これにより、遊
戯性を高めることができる。
【0018】また、利用者特有のキャラクタが出力され
るので、利用者は、ネットワークサービスシステムから
提供されるサービスが自己の個人情報に基づくものであ
ることを確認できる。これにより、自己の個人情報が誤
って、ネットワークサービスシステム内の他の利用者の
個人情報に記憶されてしまことも防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施例を面に基
づいて説明する。図1は、本発明に係るネットワークサ
ービスシステムの構成を示すブロック図である。本シス
テム1は、センター側に位置するサーバー機10と、利
用者側に位置する複数種類の電子機器20、すなわち携
帯電話、PDA、カーナビゲーションシステム、パソコ
ン等とから構成される。各電子機器20は、インターネ
ットや有線または無線の公衆通信網等のネットワークを
介してサーバー機10に接続可能になっている。サーバ
ー機10は、インターネットや有線または無線の公衆通
信網等のネットワークを介して他のサーバー機に接続可
能になっている。他のサーバー機は、各種の情報を提供
するサーバー機や各種の予約取得を行うサーバー機等で
ある。
【0020】各電子機器20は、入力インターフェース
と出力インターフェースを備える。入力インターフェー
スは、キーボード21およびキーボードドライバ22
と、マイク23および音声認識ドライバ24とを備えて
いる。入力インターフェースは、利用者がキーボード操
作および音声により指示・命令やキャラクタとの会話等
の情報を入力できるようにし、そして、入力された情報
をサーバー機10に送信する。出力インターフェース
は、ディスプレイ25およびディスプレイドライバ26
と、スピーカ27および音声出力ドライバ28とを備え
る。出力インターフェースは、サーバー機10から出力
用情報を受信して、受信した出力用情報に基づいて音声
およびディスプレイ表示により出力を行う。
【0021】一方、サーバー機10は、サーバー機10
にインストールされている人工知能を組み込んだシステ
ム動作プログラムにより実現される認識部11、認証部
12、判断・決定部13、出力部16、保存部14、キ
ャラクタ成長部15を備え、また、各利用者の個人情報
と各利用者特有のキャラクタのキャラクタ情報を記憶す
る個人データベース17を備える。
【0022】認識部11は、利用者が入力した情報を電
子機器から受信して認識する。認証要求が入力された場
合には、認証部12が、認証要求に基づいて、利用者に
よる本システムの使用を認めるか否かを認証する。認証
要求には、利用者を特定するための識別情報、および、
電子機器の種別を特定するための端末種別情報が含まれ
る。
【0023】認証要求以外の情報が入力された場合に
は、判断・決定部13が、利用者の個人情報に基づい
て、利用者の嗜好や過去の行動傾向等を考慮して、入力
された情報に対して取るべき対応を判断、決定して、必
要な対応を行う。そして、入力された情報に対して電子
機器に出力する応答内容を決定する。この応答内容に
は、入力された情報に対する利用者特有のキャラクタの
受け答えが含まれる。
【0024】出力部16は、認証部12により認証され
た場合に、キャラクタ情報により規定される利用者特有
のキャラクタを電子機器に出力するためのキャラクタ動
作プログラムを電子機器に送信する。また、判断・決定
部13により決定された応答内容を電子機器に出力する
ための出力用情報を、電子機器の端末種別情報に応じ
て、HTML、C−HTML、XML、WML、MML
等の形式で作成し、電子機器に送信する。
【0025】保存部14は、入力された情報と、その情
報に対して本システムがとった対応の中に有用な情報が
あるか否かを判断する。そして、有用な情報があれば、
その有用な情報を収集し、収集した情報に基づいて個人
データベース中の利用者の個人情報を更新する。
【0026】キャラクタ成長部15は、所定の条件を満
たす場合に利用者特有のキャラクタを成長させる(キャ
ラクタの容姿や声音等を変更する)ことを決定する。所
定の条件は、利用者により入力された指示・要求の回数
が所定回数に達したか否かや、利用者による本システム
の通算の使用時間が所定値に達したか否か等である。そ
して、この決定に基づいて、保存部14は、個人データ
ベース17中のキャラクタ情報を更新し、また、出力部
16は、成長したキャラクタを電子機器に出力するため
のキャラクタ制御情報を、電子機器の端末種別情報に対
応する形式で作成し、電子機器に送信する。
【0027】個人データベース17中の各利用者の個人
情報には、基本情報、嗜好情報、仕事情報、行動履歴情
報が含まれる。基本情報には、利用者特定の識別情報で
ある識別番号、氏名、年齢、性別、等が含まれる。嗜好
情報には、利用者の趣味、好物、好きなスポーツ、好き
なタレント、愛読書等が含まれる。仕事情報には、職
種、会社、地位等が含まれる。行動履歴情報には、利用
者による本システムの利用の履歴が蓄積され、利用者に
より入力された指示・要求等の情報の内容、その入力情
報に対して本システムがとった対応、入力された日時、
入力に使用された電子機器の種別等が含まれる。また、
個人データベース17中の各利用者特有のキャラクタの
キャラクタ情報には、利用者特有のキャラクタの容姿、
声音、行動、好物、等が含まれる。
【0028】続いて、本システムの動作について説明す
る。図2は、本発明に係るネットワークサービスシステ
ムの入会受付時の動作の流れを示す図である。本システ
ム1を使用するためには、先ず、本システム1への入会
手続きを行って、利用者特定の識別番号を入手し、利用
者の基本的な個人情報と利用者特有のキャラクタのキャ
ラクタ情報を初期登録する必要がある。
【0029】入会手続きは、本システムがインターネッ
ト上で提供する入会画面に、パソコンやPDA等の端末
からアクセスすることにより行うことができる。利用者
が入会画面上で所定の操作により入会要求を入力すると
(ステップ1−1)、本システムは、基本項目入力画面
を利用者の端末に出力する(ステップ1−2)。利用者
は、この画面上で所定の操作により利用者の所定の個人
情報を入力する。所定の個人情報は、利用者の氏名、年
齢、趣味等である(ステップ1−3)。続いて、本シス
テムは、入力された情報に基づいて、利用者の入会を認
めるか否かを決定する(ステップ1−4)。認めない場
合には、入力を認めない旨を通知する画面を利用者の端
末に出力する(ステップ1−5)。認める場合には、I
D・キャラクタ選択画面を利用者の端末に出力する(ス
テップ1−6)。利用者は、この画面上で所定の操作に
より利用者特定の識別番号と、利用者特有のキャラクタ
の所定のキャラクタ情報とを選択する。所定のキャラク
タ情報は、容姿、声音、キャラクタ名等である(ステッ
プ1−7)。
【0030】これらの情報が選択されると、本システム
は、入力情報確認画面を利用者の端末に出力する。この
画面には、基本項目入力画面にて入力された利用者の所
定の個人情報、ID・キャラクタ選択画面にて選択され
た利用者特定の識別番号と、利用者特有のキャラクタの
所定のキャラクタ情報が、確認のために表示される(ス
テップ1−8)。利用者が、この画面上で所定の操作に
より入力および選択した情報を確認した旨を入力すると
(ステップ1−9)、本システム1は、個人データベー
ス17中に利用者の個人情報を記憶するための領域を新
規作成して、そこに上述の入力および選択された情報を
記憶する(ステップ1−10)。そして、入会が完了し
た旨を通知する画面を利用者の端末に出力する(ステッ
プ1−11)。以上で、入会手続きは完了する。
【0031】図3は、本発明に係るネットワークサービ
スシステムの通常使用時の主要な動作の流れを示す図で
ある。先ず、ステップ2−1で、利用者は、所定の操作
により、パソコンや携帯電話等の電子機器20の入力イ
ンターフェースを介して認証要求を入力する。この認証
要求には、入会手続で取得された利用者特定の識別番号
と、認証要求を入力した電子機器の種別特定の端末種別
情報が含まれる。ステップ2−2で、認識部11は、認
証要求を認識する。ステップ2−3で、認証部12は、
認識結果を受けて、認証要求中の利用者の識別番号か
ら、利用者による本システムの使用を認めるか否かを認
証する。
【0032】認証された場合には、以後、利用者が終了
要求を入力するまで、利用者は、認証要求を入力した電
子機器から本システムを使用できるようになる。本シス
テムは、利用者の使用に対して、個人データベース17
中の利用者の個人情報(以後、単に個人情報という。)
と、利用者特有のキャラクタのキャラクタ情報(以後、
単にキャラクタ情報という。)に基づいて動作する。
【0033】ステップ2−4で、出力部16は、キャラ
クタ情報により規定される利用者特有のキャラクタ(以
後、単にキャラクタという。)を電子機器に出力するた
めのキャラクタ動作プログラムを電子機器に送信する。
電子機器の出力インターフェースは、キャラクタ動作プ
ログラムを受信して、キャラクタを電子機器に出力す
る。キャラクタは、キャラクタ情報により規定される容
姿や声音等を有し、利用者からの情報の入力を待つ間、
画面内を動き回ったり、眠ったりといった行動をとる。
また、利用者が情報を入力している時には、注意して聞
く仕草をする。更に、出力部16からの出力用情報やキ
ャラクタ制御情報により、利用者が入力した情報に対し
て受け答えをしたり、成長したりする。このように、あ
たかも人格を有する生物のように振る舞うキャラクタが
電子機器に出力される。
【0034】ステップ2−5で、利用者が、音声または
キーボード操作により電子機器の入力インターフェース
を介して情報を入力すると、キャラクタは注意して聞く
仕草をする。ステップ2−6で、認識部11が、この入
力された情報を認識する。ステップ2−7で、判断・決
定部13は、認識結果を受けて、入力された情報に対し
て、個人情報に基づいて、利用者の嗜好や行動の傾向等
を考慮して、取るべき対応を判断、決定して、必要な対
応を行う。そして、入力された情報に対して電子機器に
出力する応答内容を決定する。この応答内容には、入力
された情報に対する利用者特有のキャラクタの受け答え
が含まれる。ステップ2−8で、出力部16は、判断・
決定部13により決定された応答内容を電子機器に出力
するための出力用情報を、電子機器の端末種別情報に対
応した形式で作成して、電子機器に送信する。ステップ
2−9で、電子機器の出力インターフェースは、サーバ
ー機10から出力用情報を受信して、受信した出力用情
報に基づいて音声およびディスプレイ表示により出力を
行う。すなわち、判断・決定部13により決定された応
答内容が電子機器に出力される。
【0035】例えば、ステップ2−5で、利用者が「最
近夢中のスノーボードをしに、この間行ったスキー場に
行くから、お勧めの宿泊先を教えて。」という指示・要
求を入力すると、キャラクタは注意して聞く仕草をし、
ステップ2−6で、認識部11が、この入力された情報
を認識する。ステップ2−7で、判断・決定部13は、
認識結果を受けて、行動履歴情報より、利用者が直近に
行ったスキー場を調べる。直近に行ったスキー場が分か
った場合には、更に、嗜好情報より、ホテルを好むか民
宿を好むか、価格はいくらぐらいを好むか等の利用者の
宿泊先の好みを調べる。そして、例えば、インターネッ
トを介して宿泊情報を提供している他の情報提供サーバ
ーにアクセスして、利用者が直近に行ったスキー場周辺
の利用者の好みにあった宿泊先を検索する。続いて、入
力された情報に対する応答として、検索された宿泊先の
一覧表を出力することと、キャラクタに、頭を下げて
「おまたせしました。苗場スキー場周辺の20000円
台で泊まれるホテルを調べました。」といわせることを
決定する。
【0036】ステップ2−8で、出力部16は、検索さ
れた宿泊先の一覧表と、決定された受け答えをするキャ
ラクタを電子機器に出力するための出力用情報を、電子
機器20の端末種別情報に対応した形式で作成して、電
子機器に送信する。ステップ2−9で、電子機器の出力
インターフェースは、出力用情報を受信して、検索され
た宿泊先の一覧表と、頭を下げて「おまたせしました。
『苗場スキー場』周辺の『20000円台』で泊まれる
『ホテル』を調べました。」というキャラクタを電子機
器に出力する。このように、利用者の嗜好や行動履歴が
考慮された情報提供サービスが提供されるのである。
【0037】尚、ステップ2−6で、判断・決定部13
が行動履歴情報を調べた結果、利用者が直近に行ったス
キー場の情報が見つからなかった場合には、判断・決定
部13は、入力された情報に対する応答として、キャラ
クタに、首をかしげて「この間行ったスキー場はどこで
すか?」と質問させることを決定する。ステップ2−9
では、このようなキャラクタが電子機器に出力される。
【0038】また、例えば、ステップ2−5で、利用者
が「○○(キャラクタ名)、元気?」というキャラクタ
に対して話しかける会話を入力すると、キャラクタは注
意して聞く仕草をし、ステップ2−6で、認識部11
が、この入力された情報を認識する。ステップ2−7
で、判断・決定部13は、認識結果を受けて、入力され
た情報に対する応答として、キャラクタに、ガッツポー
ズで「もちろん!」といわせることを決定する。ステッ
プ2−8で、出力部16は、決定された受け答えをする
キャラクタを電子機器に出力するための出力用情報を、
電子機器の端末種別情報に対応した形式で作成して、電
子機器に送信する。ステップ2−9で、電子機器の出力
インターフェースは、出力用情報を受信して、ガッツポ
ーズをさせて「もちろん!」というキャラクタを電子機
器に出力する。更に、ステップ2−5で、利用者が「う
らやましいよ。こっちは仕事で疲れたよ。」と入力する
と、ステップ2−7で、判断・決定部13は、行動履歴
情報より、苗場スキー場に行く予定があることを調べ
て、入力された情報に対する応答として、キャラクタに
「がんばって。苗場が待ってるよ。」といわせることを
決定し、ステップ2−9では、このようなキャラクタが
電子機器に出力される。このように、利用者の嗜好や行
動履歴が考慮された会話サービスが提供されるのであ
る。
【0039】続いて、ステップ2−10では、保存部1
4は、入力された情報と、その情報に対して本システム
がとった対応の中に有用な情報が含まれているか否かを
判断する。そして、有用な情報があれば、その有用な情
報を収集し、収集した情報に基づいて個人情報を更新す
る。例えば、ステップ2−5で入力された情報の中から
「最近夢中のスノーボード」という情報を収集し、嗜好
情報中の好きなスポーツ情報に「スノーボード」を追加
する。また、入力された情報に対して本システムがとっ
た対応から、行動履歴情報に「指示・要求内容:スノー
ボードに行くため、スキー場周辺の宿泊先の検索要求/
対応:20000円台の苗場スキー場周辺のホテル情報
を提供/入力日時:2001年1月1日15:30/入
力端末:パソコン」を追加する。
【0040】ステップ2−11で、キャラクタ成長部1
5は、所定の条件を満たすか否かを判断し、利用者特有
のキャラクタを成長させる(キャラクタの容姿や声音等
を変更する)ことを決定する。所定の条件は、例えば、
利用者により入力された指示・要求の回数が所定回数に
達したか否かであり、キャラクタ成長部15は行動履歴
情報を参照して判断する。利用者による本システムの通
算の使用時間を監視して、それが所定値に達した場合に
キャラクタを成長させるようにしても良い。ステップ2
−12では、この決定に基づいて、保存部14がキャラ
クタ情報を更新する。また、出力部16は、この決定に
基づいて、成長したキャラクタを電子機器に出力するた
めのキャラクタ制御情報を、電子機器の端末種別情報に
対応する形式で作成して、電子機器に送信する。電子機
器の出力インターフェースは、この情報を受信して、成
長したキャラクタを電子機器に出力する。
【0041】テップ2−13で、利用者が、所定の操作
により、電子機器の入力インターフェースを介して終了
要求を入力すると、認識部11は、終了要求を認識し、
本システムの動作は終了となる。
【0042】上述した実施例では、利用者が入力した情
報は全てサーバー機に送信され、サーバー機にて、その
入力情報に対して電子機器に出力する応答内容を決定し
ているが、このようなサーバー機の処理の一部を、電子
機器の処理能力に応じて電子機器において行うようにし
ても良い。例えば、入力された情報に対して挨拶を返す
ことを決定するといった程度の簡易処理は電子機器で行
うようにし、電子機器において複雑処理が必要と判断さ
れた入力情報のみをサーバー機に送信して処理するよう
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るネットワークサービスシステム
の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明に係るネットワークサービスシステム
の入会受付時の動作の流れを示す図である。
【図3】 本発明に係るネットワークサービスシステム
の通常使用時の主要な動作の流れを示す図である。
【符号の説明】 1・・・ネットワークサービスシステム、10・・・サ
ーバー機、11・・・認識部、12・・・認証部、13
・・・判断・決定部、14・・・保存部、15・・・キ
ャラクタ成長部、16・・・出力部、20・・・電子機
器、21・・・キーボード、22・・・キーボードドラ
イバ、23・・・マイク、24・・・音声認識ドライ
バ、25・・・ディスプレイ、26・・・ディスプレイ
ドライバ、27・・・スピーカ、28・・・音声出力ド
ライバ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを通じて利用者に情報提供
    その他のサービスを提供するネットワークサービスシス
    テムにおいて、 複数の利用者の個人情報を記憶する個人情報記憶手段
    と、 各利用者が入力した情報その他ネットワークの利用の履
    歴に基づいて、当該利用者の個人情報を更新する手段
    と、 各利用者の同システムの利用の要求について、当該個人
    情報に基づいて取るべき対応を判断する手段と、 ネットワークを介して接続された電子機器より各利用者
    が入力する利用者特定の識別情報を含む認証要求に基づ
    いて、当該利用者がネットワークサービスシステムにア
    クセスすることを認めるか否かを認証する手段と、 各利用者に特有のキャラクタのキャラクタ情報を記憶す
    るキャラクタ情報記憶手段と、 認証された場合に、当該利用者特有のキャラクタのキャ
    ラクタ情報に基づいて、当該利用者特有のキャラクタを
    電子機器に出力するキャラクタ出力手段とを備え、 各利用者による前記個人情報記憶手段への情報の入力を
    含む電子機器の利用、並びに個人情報記憶手段その他ネ
    ットワークからの情報の出力は当該キャラクタを介して
    なすことを特徴とするネットワークサービスシステム。
  2. 【請求項2】 電子機器として各利用者が複数種類の電
    子機器を用いることができるようにした請求項1に記載
    のネットワークサービスシステム。
  3. 【請求項3】 キャラクタ出力手段は、ネットワーク情
    報システムの利用に対応して利用者特有のキャラクタを
    成長させるキャラクタ成長手段を備える請求項1または
    請求項2に記載のネットワークサービスシステム。
  4. 【請求項4】 複数の利用者の個人情報を記憶する個人
    情報記憶手段と、 各利用者が入力した情報その他ネットワークの利用の履
    歴に基づいて、当該利用者の個人情報を更新する手段
    と、 各利用者の同システムの利用の要求について、当該個人
    情報に基づいて取るべき対応を判断する手段とを備え
    る、ネットワークを通じて利用者に情報提供その他のサ
    ービスを提供するネットワークサービスシステムの動作
    方法において、 同システムには、各利用者に特有のキャラクタのキャラ
    クタ情報を記憶するキャラクタ情報記憶手段が備えら
    れ、 ネットワークを介して接続された電子機器より各利用者
    が入力する利用者特定の識別情報を含む認証要求に基づ
    いて、当該利用者がネットワークサービスシステムをア
    クセスすることを認めるか否かを認証し、 認証された場合に、当該利用者特有のキャラクタのキャ
    ラクタ情報に基づいて、当該利用者特有のキャラクタを
    電子機器に出力し、 各利用者による前記個人情報記憶手段への情報の入力を
    含む電子機器の利用、並びに個人情報記憶手段その他ネ
    ットワークからの情報の出力は当該キャラクタを介して
    なすことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 電子機器として各利用者が複数種類の電
    子機器を用いることができるようにした請求項4に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 ネットワーク情報システムの利用に対応
    して利用者特有のキャラクタを成長させる請求項4また
    は請求項5に記載の方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009245461A (ja) * 2003-03-27 2009-10-22 Sony Corp 情報処理システム
JP2018097437A (ja) * 2016-12-08 2018-06-21 株式会社テレパシージャパン ウェアラブル情報表示端末及びこれを備えるシステム
JP2019102099A (ja) * 2018-12-19 2019-06-24 株式会社AI Samurai 知的財産システム、知的財産支援方法および知的財産支援プログラム

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