JP2002250700A - パターン検査方法およびその装置 - Google Patents

パターン検査方法およびその装置

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JP2002250700A JP2001049175A JP2001049175A JP2002250700A JP 2002250700 A JP2002250700 A JP 2002250700A JP 2001049175 A JP2001049175 A JP 2001049175A JP 2001049175 A JP2001049175 A JP 2001049175A JP 2002250700 A JP2002250700 A JP 2002250700A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】不良の種類を識別可能としたパターン検査方法
を提供する。 【解決手段】撮像手段1を検査対象2の正面に配置し、
落射光源3によって検査対象2を正面から照明したとき
の画像を撮像する。また、斜方光源4によって検査対象
を正面に対して斜め方向から照明したときの画像を撮像
装置1により撮像する。画像処理部7では、落射光源3
により検査対象2を照明した状態で撮像装置1に撮像さ
れた画像内において不良部分の領域を抽出する。その
後、画像処理部7は、斜方光源4により検査対象を照明
した状態で撮像装置1に撮像された画像内において不良
部分を含む領域の濃度変化の形により不良の種類を識別
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板に形成さ
れたパターンの画像を用いてパターンを外観検査するパ
ターン検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種検査対象の外観検査を行
う画像処理技術が提案されている。この種の画像処理技
術を、回路基板に形成されたパターンに適用した例は特
開平10−185832号公報に記載されており、この
公報に記載の技術では、検査対象物の表面を均一に照明
した状態で検査対象物の正面を撮像手段で撮像すること
によって、微小な凹凸と比較的大きな凹凸との画像のコ
ントラストの差が大きくなるようにしてある。つまり、
コントラスト差によって比較的大きな凹凸である欠陥を
非欠陥である微小な凹凸と分離し、欠陥の検出精度を高
めている。
【0003】ところで、図9に示すように、ベアチップ
である集積回路11を回路基板12に実装する際に、回
路基板12にパターン13として形成したボンディング
パッドと集積回路11に形成したボンディングパッド1
1aとの間を金線などのワイヤ14を用いて接続するこ
とがある。集積回路11と回路基板12との間の接続を
ワイヤボンディングによって行うときには、ボンディン
グパッドであるパターン13に、ピンホール、しみ、
凹、凸が不良として存在するとパターン13とワイヤ1
4との接合強度が低下することが知られている。また、
不良の種類ごとに不良のサイズと接合強度が低下する程
度との関係が異なることも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ワイ
ヤボンディングを行うときには、ボンディングパッドで
あるパターン13とワイヤ14との接合強度を確保する
ために、ボンディングパッドであるパターン13に生じ
た不良の種類を区別し、さらに不良のサイズを検出する
ことが要求される。
【0005】しかしながら、上記公報に記載の技術で
は、回路基板に形成されたパターン13に生じている不
良の種類がピンホール、しみ、凹、凸のいずれであるか
を区別することができないという問題がある。また、不
良の種類を区別することができないから、当然のことな
がら、接合強度を確保するためのサイズを不良の種類別
に設定することができない。その結果、不良の種類にか
かわらずサイズに関して不良と判定する水準をもっとも
小さいものに合わせることになり、結果的に不良の発生
率が高くなって全体としての歩留まりが低下するという
問題が生じる。
【0006】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、不良の種類を識別可能としたパター
ン検査方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、回路
基板に形成されたパターンを検査対象とし、検査対象の
正面方向から撮像した画像を用いて検査対象の不良の有
無を検査する方法であって、検査対象の正面方向から照
明したときの画像内で不良部分の領域を抽出する第1ス
テップと、検査対象の正面方向に対して斜め方向から照
明したときの画像内において不良部分を含む領域の濃度
変化の形により不良の種類を識別する第2ステップとを
有することを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記第2ステップで、画像内の不良部分の全領域が
周囲よりも明るいときに不良の種類をピンホールと判定
することを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記第2ステップで、画像内の不良部分の全領域が
周囲の濃度と規定範囲内であるときに不良の種類をしみ
と判定することを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記第2ステップで、画像内の不良部分で検査対象
を照明する光源に近い側から周囲よりも暗い領域と明る
い領域とが順に並ぶときに不良の種類を凹と判定するこ
とを特徴とする。
【0011】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記第2ステップで、画像内の不良部分で検査対象
を照明する光源に近い側から周囲よりも明るい領域と暗
い領域とが順に並ぶときに不良の種類を凸と判定するこ
とを特徴とする。
【0012】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
5の発明において、前記検査対象の正面方向に対して斜
め方向から照明する際に検査対象の周囲の複数の位置か
ら照明し、各位置から照明したときの画像のうち不良部
分の領域で不良の種類の特徴を最大に表している画像を
用いて不良の種類を識別することを特徴とする。
【0013】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6の発明において、前記検査対象の正面方向からの照明
光と前記検査対象の正面方向に対する斜め方向からの照
明光とを異なる光色として検査対象を同時に照明し、検
査対象のカラー画像から各照明光の色ごとの画像を分離
することによって、検査対象の正面方向から照明したと
きの画像と、検査対象の正面方向に対して斜め方向から
照明したときの画像とを抽出することを特徴とする。
【0014】請求項8の発明は、回路基板に形成された
パターンを検査対象とし検査対象を正面方向から撮像す
る撮像装置と、検査対象の正面方向から照明する落射光
源と、検査対象の正面方向に対して斜め方向から照明す
る斜方光源と、落射光源により検査対象を照明した状態
で撮像装置に撮像された画像内において不良部分の領域
を抽出するとともに、斜方光源により検査対象を照明し
た状態で撮像装置に撮像された画像内において不良部分
を含む領域の濃度変化の形により不良の種類を識別する
画像処理部とを備えるものである。
【0015】なお、検査対象は平面であることが良品で
あって、その面に直交する方向を検査対象の正面方向と
する。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1に本実
施形態の基本的な構成を示す。図示例ではTVカメラで
ある撮像手段1によって検査対象2を正面から撮像する
ことができるように、撮像手段1の正面に検査対象2を
配置してあり、さらに検査対象2を正面から均一に照明
することができる光源(以下、「落射光源」という)3
と、検査対象2の正面に対して斜め方向から照明する光
源(以下、「斜方光源」という)4とを配置してある。
【0017】ただし、検査対象2に対して落射光源3か
ら照射される光の中心線と撮像手段1の光軸とが一致す
るように、撮像手段1と検査対象2との間にハーフミラ
ー5が配置され、撮像手段1ではハーフミラー5を通し
て検査対象2を撮像し、落射光源3からの光はハーフミ
ラー5で反射された後に検査対象2に照射されるように
してある。ただし、この関係は逆であってもよく、撮像
手段1が検査対象2をハーフミラー5で反射させて撮像
し、落射光源3からハーフミラー5を通して検査対象2
に照射してもよい。落射光源3には、光の出射面が円環
状であるいわゆるリング照明を用いたり、発光ダイオー
ドのような発光素子を多数個配列した面状光源などを用
いたりすればよい。いずれにしても、検査対象2を正面
から均一に照明できる構成であれば落射光源3の構成は
とくに制限を受けない。
【0018】一方、斜方光源4は光の出射面の正面方向
が検査対象2の正面方向に対して傾斜するように配置さ
れており、検査対象2に対して斜め方向から光を照射す
る。斜方光源4としては光の出射面の輝度が均一である
面状光源を用いるのが望ましく、また斜方光源4は検査
対象2を一様に照明できるように発光面の大きさおよび
検査対象2からの距離が設定されている。つまり、斜方
光源4は検査対象2をむらなく照明することができるよ
うに配置される。
【0019】撮像装置1の光軸および落射光源3からの
光の中心線を検査対象2の中心付近に位置させるために
検査対象2をX−Yテーブル6の上に載せてある。した
がって、X−Yテーブル6によって検査対象2の位置を
調節することで撮像装置1および落射光源3と検査対象
2との位置合わせを行うから、撮像装置1と落射光源3
とハーフミラー5との位置を固定しておくことができ、
これらの部材の位置ずれを防止することができる。
【0020】落射光源3と斜方光源4とを用いて検査対
象2を照明した状態で撮像装置1により検査対象2を撮
像することにより得られる画像は、マイコンを主構成と
する画像処理部7に入力される。本実施形態では、撮像
装置1としてモノクロの濃淡画像を出力するものを用い
ており、落射光源3と斜方光源4とを照明制御部8によ
って択一的に点灯させることにより、撮像装置1から出
力されている画像が落射光源3と斜方光源4とのどちら
で照明されているときの画像かを容易に識別でいるよう
にしてある。ここに、画像処理部7には照明制御部8か
ら落射光源3と斜方光源4とのどちらで検査対象2を照
明しているかの情報が入力される。
【0021】ところで、本発明における検査対象2は、
図9を用いて従来構成として説明したように、パターン
13を形成した回路基板12であり、本発明では、落射
光源3により検査対象2を照明したときに撮像装置1で
得られる画像と、斜方光源4により検査対象2を照明し
たときに撮像装置1で得られる画像との特性を利用して
パターン13に生じた不良の種類を区別して検出する。
区別可能な不良の種類には、ピンホール、しみ、凹、凸
の4種類があり、図3に示すような組合せにより不良の
種類を区別する。ピンホールはパターンに生じた小孔、
しみはパターンに付着した汚れ、凹はパターンの凹み、
凸はパターンの盛り上がりを意味し、図3の1行目にそ
れぞれの典型例を示してある。図3の2〜4行目は、落
射光源3による照明(落射照明)での画像、斜方光源4
による検査対象2の左側からの照明(斜方照明(左))
での画像、斜方光源4による検査対象2の右側からの照
明(斜方照明(右))での画像をそれぞれ示している。
ここに、図3において、白抜きは濃度がもっとも高い
(明るい)状態、黒塗りは濃度がもっとも低い(暗い)
状態を示し、濃度が低いほうに向かって、白抜き(明部
という)、細点部(準明部という)、斜線部(準暗部と
いう)、黒塗り(暗部という)で順に表してある。
【0022】落射光源3によって検査対象2を照明した
ときに撮像装置1によって得られる画像は、不良の正面
形状が同じであれば、図3の2列目に示すように、濃淡
に若干の差が生じるもののほぼ同様の画像になる。ここ
に、不良部分の周囲の濃度が高い(明るい)のは落射光
源3で照明すると正反射に近い反射光が撮像装置1に入
射するからである。
【0023】斜方光源4からの光を検査対象2の左側か
ら照射するか右側から照射するかは、ピンホールやしみ
では差がほとんど生じないが、凹や凸では陰影の位置に
差が生じる。また、不良の種類が凹あるいは凸の場合に
は、不良部分の領域内において周囲よりも明るい領域と
暗い領域とが形成される。つまり、凹では斜方光源4に
近い側が影になるが遠い側が明るくなり、逆に凸では斜
方光源4から遠い側が影になるが近い側が明るくなる。
要するに、斜方光源4に近い側から準暗部(周囲)→暗
部→明部→準暗部(周囲)と変化すれば凹であり、斜方
光源4に近い側から準暗部(周囲)→明部→暗部→準暗
部(周囲)と変化すれば凸であると言える。したがっ
て、斜方光源4と検査対象2との位置関係と、明暗の位
置関係とを抽出すれば、凹か凸かの区別が可能になる。
また、しみは斜方光源4では不良部分が周囲とほぼ同程
度の濃度になり(つまり、不良部分の領域と周囲との濃
度差が規定範囲内になり)、ピンホールでは斜方光源4
を用いたときに不良部分の領域が周囲よりも明るくな
る。これは、検査対象が回路基板に形成したパターンで
あって、パターンが一般に銅箔のような金属であること
に起因する特徴であると言える。
【0024】したがって、落射光源3で検査対象2を照
明したときに撮像装置1で得られる画像によって検査対
象2における不良の有無および位置を知ることができ、
斜方光源4で検査対象2を照明したときに撮像装置1で
得られる画像によって不良の種類を識別することができ
ることになる。
【0025】いま、落射光源3で検査対象2を照明した
ときに図4に示す濃淡画像P1が得られたとする。ここ
で、図4にA部で示す部分については、図5(a)のよ
うな濃淡画像P1が得られているものとする。画像処理
部7ではまず濃淡画像P1に微分を施す。濃淡画像P1
を微分すれば濃度変化の大きい部分が強調されて図5
(b)のような微分画像P2が得られる。こうして得ら
れた微分画像P2にいわゆる膨張処理を施して図5
(c)のような画像P3を生成し、さらにこの画像P3
からエッジを抽出する。抽出されたエッジはあらかじめ
設定してあるテンプレートと比較すれば、不良部分を抽
出することが可能になる。こうして不良部分が抽出され
ると、不良部分の位置および大きさ(寸法)の特定が可
能になる。
【0026】上述のようにして落射光源3により照明し
たときの画像から不良部分の位置が特定されると、斜方
光源4により照明したときの画像に対して上述の特性を
利用して不良の種類を識別することができる。
【0027】上述した処理の手順をまとめると図2のよ
うになる。すなわち、まずX−Yテーブル6を移動させ
て検査対象2と撮像装置1との位置合わせを行う(S
1)。次に、落射光源3を点灯させて撮像装置1で検査
対象2を撮像し(S2)、さらに照明制御部8により落
射光源3を消灯させるとともに斜方光源4を点灯させ
(S3)、この状態で撮像装置1で検査対象2を撮像す
る(S4)。このようにして落射光源3を用いて撮像し
た画像と、斜方光源4を用いて撮像した画像とが得られ
ると、落射光源3による画像から不良部位を特定すると
ともに不良部分のサイズを計測し(S5)、さらに不良
部位として特定された位置について、斜方光源4による
画像の濃度変化に基づいて不良の種類を特定するのであ
る(S6)。
【0028】上述のようにして不良の種類を識別するこ
とができるとともに不良部分のサイズを知ることができ
るから、不良部分の種類ごとにサイズを判別して不良品
とすべきか否かの判断を細かく行うことができ、結果的
に歩留まりの向上につながる。また、不良の種類ごとの
集計をとるようにすれば、検査前の工程での不良の発生
原因に応じて製造装置の管理などが可能になり、結果的
に前工程における不良の発生率を低減させるような管理
が可能になる。
【0029】(第2の実施の形態)第1の実施の形態で
は斜方光源4を1個としたが、本実施形態は図6に示す
ように左右2個の斜方光源4a,4bを用いるものであ
る。つまり、斜方光源4a,4bを用いると不良の種類
を識別することができるのであるが、斜方光源4a,4
bと不良部位との距離が大きいほど、斜方光源4a,4
bからの光が検査対象の表面となす角度が小さくなるか
ら、不良部位における濃度変化の特性がより強く生じる
と考えられる。そこで、本実施形態では、落射光源3を
用いて撮像した画像によって不良部位の位置が特定され
ると、その位置から遠いほうの斜方光源4a,4bによ
って得られた画像を用いることによって、不良の種類の
識別を第1の実施の形態よりも容易にしているのであ
る。
【0030】本実施形態において不良を検出する手順
は、図7に示すように、第1の実施の形態とほぼ同様で
あって、まずX−Yテーブル6を移動させて検査対象2
と撮像装置1との位置合わせを行い(S1)、次に、落
射光源3を点灯させて撮像装置1で検査対象2を撮像し
(S2)、照明制御部8により落射光源3を消灯させる
とともに図6の左側の斜方光源4aを点灯させ(S
3)、この状態で撮像装置1で検査対象2を撮像する
(S4)。さらに、照明制御部8により図6の左側の斜
方光源4aを消灯させるとともに図6の右側の斜方光源
4bを点灯させ(S5)、この状態で撮像装置1で検査
対象2を撮像する(S6)。落射光源3を用いて撮像し
た画像と、左右2個の斜方光源4a,4bを用いてそれ
ぞれ撮像した画像とが得られると、落射光源3による画
像から不良部位を特定するとともに不良部分のサイズを
計測する(S7)。ここで、不良部位が画像の中央に対
して左右どちら側に偏っているかを判定し(S8)、右
側の不良部位であれば左側の斜方光源4aで照明したと
きの画像の濃度変化に基づいて不良の種類を特定し(S
9)、左側の不良部位であれば右側の斜方光源4bで照
明したときの画像の濃度変化に基づいて不良の種類を特
定する(S10)。他の構成および動作は第1の実施の
形態と同様である。なお、本実施形態では2個の斜方光
源4a,4bを用いているが、さらに多数個の斜方光源
を検査対象2の周囲に配置してもよい。
【0031】(第3の実施の形態)本実施形態は、第2
の実施の形態と同様に2個の斜方光源4a,4bを用い
るものであるが、第2の実施の形態では落射光源3と各
斜方光源4a,4bとを別々に点灯させていたのに対し
て、本実施形態では落射光源3と2個の斜方光源4a,
4bとを同時に点灯可能としたものである。このような
動作を実現するために、本実施形態では撮像装置1とし
てカラーTVカメラを用い、落射光源3と各斜方光源4
a,4bの各発光色を異ならせている。つまり、落射光
源3と各斜方光源4a,4bとをそれぞれ異なる発光色
として、撮像装置1において得られるカラー画像から画
像処理部7において色ごとの情報を分離抽出することに
より、第2の実施の形態において3回の撮像を行って得
た情報と同等の情報を1回の撮像によって得るのであ
る。
【0032】いま、撮像装置1での色情報の分離を容易
にするために、落射光源3の発光色を赤色、図6におけ
る左側の斜方光源4aの発光色を緑色、図6における右
側の斜方光源の発光色を青色に設定しているものとす
る。図8に示すように、本実施形態では、まずX−Yテ
ーブル6を移動させて検査対象2と撮像装置1との位置
合わせを行い(S1)、次に、落射光源3と2個の斜方
光源4a,4bとを同時に点灯させ(S2)、撮像装置
1で検査対象2を撮像する(S3)。画像処理部7で
は、撮像装置1で撮像されたカラー画像について、赤色
成分と緑色成分と青色成分とが分離して処理される。赤
色成分は落射光源3により撮像された画像になるから、
赤色成分の画像から不良部位を特定するとともに不良部
分のサイズを計測する(S4)。ここで、不良部位が画
像の中央に対して左右どちら側に偏っているかを判定し
(S5)、右側の不良部位であれば左側の斜方光源4a
での照明に相当する緑色成分の画像の濃度変化に基づい
て不良の種類を特定し(S6)、左側の不良部位であれ
ば右側の斜方光源4bでの照明に相当する青色成分の画
像の濃度変化に基づいて不良の種類を特定する(S
7)。このように、本実施形態では第2の実施の形態と
同様の情報量を持ちながらも、処理手順が第2の実施の
形態よりも少なくなる。他の構成および動作は第1の実
施の形態と同様である。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明は、回路基板に形成され
たパターンを検査対象とし、検査対象の正面方向から撮
像した画像を用いて検査対象の不良の有無を検査する方
法であって、検査対象の正面方向から照明したときの画
像内で不良部分の領域を抽出する第1ステップと、検査
対象の正面方向に対して斜め方向から照明したときの画
像内において不良部分を含む領域の濃度変化の形により
不良の種類を識別する第2ステップとを有しており、照
明方向を変えることによって、検査対象の正面から照明
したときの画像に基づいて不良部分の領域を抽出するこ
とができ、抽出された不良部分の領域について検査対象
の正面に対して斜め方向から照明したときの画像内での
濡度変化に基づいて不良部分の種類を識別することがで
きるという利点がある。
【0034】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記第2ステップで、画像内の不良部分の全領域が
周囲よりも明るいときに不良の種類をピンホールと判定
することを特徴としており、ピンホールを他の不良と区
別して抽出することができるから、ピンホールの発生を
抑制するための対策をとりやすくなる。
【0035】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記第2ステップで、画像内の不良部分の全領域が
周囲の濃度と規定範囲内であるときに不良の種類をしみ
と判定することを特徴としており、しみを他の不良と区
別して抽出することができるから、しみの発生を抑制す
るための対策をとりやすくなる。
【0036】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記第2ステップで、画像内の不良部分で検査対象
を照明する光源に近い側から周囲よりも暗い領域と明る
い領域とが順に並ぶときに不良の種類を凹と判定するこ
とを特徴としており、凹をを他の不良と区別して抽出す
ることができるから、凹の発生を抑制するための対策を
とりやすくなる。
【0037】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記第2ステップで、画像内の不良部分で検査対象
を照明する光源に近い側から周囲よりも明るい領域と暗
い領域とが順に並ぶときに不良の種類を凸と判定するこ
とを特徴としており、凸を他の不良と区別して抽出する
ことができるから、凸の発生を抑制するための対策をと
りやすくなる。
【0038】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
5の発明において、前記検査対象の正面方向に対して斜
め方向から照明する際に検査対象の周囲の複数の位置か
ら照明し、各位置から照明したときの画像のうち不良部
分の領域で不良の種類の特徴を最大に表している画像を
用いて不良の種類を識別することを特徴としており、検
査対象を複数の方向から照明するとともに不良の種類の
特徴を最大に表している画像を用いて不良の種類を識別
するから、不良の種類の識別が容易になる。
【0039】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6の発明において、前記検査対象の正面方向からの照明
光と前記検査対象の正面方向に対する斜め方向からの照
明光とを異なる光色として検査対象を同時に照明し、検
査対象のカラー画像から各照明光の色ごとの画像を分離
することによって、検査対象の正面方向から照明したと
きの画像と、検査対象の正面方向に対して斜め方向から
照明したときの画像とを抽出することを特徴としてお
り、カラー画像を用いることによって検査対象を複数の
光色の照明で同時に照明しても、色ごとの画像を分離す
ることによって照明光を方向別に分離することが可能に
なり、複数の照明を順に行う場合に比較して短時間で検
査することが可能になる。
【0040】請求項8の発明は、回路基板に形成された
パターンを検査対象とし検査対象を正面方向から撮像す
る撮像装置と、検査対象の正面方向から照明する落射光
源と、検査対象の正面方向に対して斜め方向から照明す
る斜方光源と、落射光源により検査対象を照明した状態
で撮像装置に撮像された画像内において不良部分の領域
を抽出するとともに、斜方光源により検査対象を照明し
た状態で撮像装置に撮像された画像内において不良部分
を含む領域の濃度変化の形により不良の種類を識別する
画像処理部とを備えるものであり、照明方向を変えるこ
とによって、検査対象の正面から照明したときの画像に
基づいて不良部分の領域を抽出することができ、抽出さ
れた不良部分の領域について検査対象の正面に対して斜
め方向から照明したときの画像内での濡度変化に基づい
て不良部分の種類を識別することができるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】同上の動作説明図である。
【図3】同上の原理説明図である。
【図4】同上における画像の一例を示す図である。
【図5】同上における画像の一例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図7】同上の動作説明図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態を示す動作説明図で
ある。
【図9】検査対象物の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 撮像装置 2 検査対象 3 落射光源 4 斜方光源 4a,4b 斜方光源 5 ハーフミラー 6 X−Yテーブル 7 画像処理部 8 照明制御部 12 回路基板 13 パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 7/00 100 G01B 11/24 A K Fターム(参考) 2F065 AA49 AA51 BB02 CC01 FF04 GG07 GG17 GG18 HH02 HH12 HH13 JJ03 JJ26 MM02 PP12 QQ31 UU05 2G051 AA65 AB02 AB04 BA01 BA08 BB01 BB03 BB11 CA04 DA07 EA08 EA17 EC01 5B047 AA12 AB04 BB06 BC09 BC12 CA19 CB18 5B057 AA03 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 DA03 DB02 DB06 DB09 DC22 DC25 DC36 5L096 AA02 BA03 CA04 FA14 JA11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板に形成されたパターンを検査対
    象とし、検査対象の正面方向から撮像した画像を用いて
    検査対象の不良の有無を検査する方法であって、検査対
    象の正面方向から照明したときの画像内で不良部分の領
    域を抽出する第1ステップと、検査対象の正面方向に対
    して斜め方向から照明したときの画像内において不良部
    分を含む領域の濃度変化の形により不良の種類を識別す
    る第2ステップとを有することを特徴とするパターン検
    査方法。
  2. 【請求項2】 前記第2ステップにおいて、画像内の不
    良部分の全領域が周囲よりも明るいときに不良の種類を
    ピンホールと判定することを特徴とする請求項1記載の
    パターン検査方法。
  3. 【請求項3】 前記第2ステップにおいて、画像内の不
    良部分の全領域が周囲の濃度と規定範囲内であるときに
    不良の種類をしみと判定することを特徴とする請求項1
    記載のパターン検査方法。
  4. 【請求項4】 前記第2ステップにおいて、画像内の不
    良部分で検査対象を照明する光源に近い側から周囲より
    も暗い領域と明るい領域とが順に並ぶときに不良の種類
    を凹と判定することを特徴とする請求項1記載のパター
    ン検査方法。
  5. 【請求項5】 前記第2ステップにおいて、画像内の不
    良部分で検査対象を照明する光源に近い側から周囲より
    も明るい領域と暗い領域とが順に並ぶときに不良の種類
    を凸と判定することを特徴とする請求項1記載のパター
    ン検査方法。
  6. 【請求項6】 前記検査対象の正面方向に対して斜め方
    向から照明する際に検査対象の周囲の複数の位置から照
    明し、各位置から照明したときの画像のうち不良部分の
    領域で不良の種類の特徴を最大に表している画像を用い
    て不良の種類を識別することを特徴とする請求項1ない
    し請求項5のいずれか1項に記載のパターン検査方法。
  7. 【請求項7】 前記検査対象の正面方向からの照明光と
    前記検査対象の正面方向に対する斜め方向からの照明光
    とを異なる光色として検査対象を同時に照明し、検査対
    象のカラー画像から各照明光の色ごとの画像を分離する
    ことによって、検査対象の正面方向から照明したときの
    画像と、検査対象の正面方向に対して斜め方向から照明
    したときの画像とを抽出することを特徴とする請求項1
    ないし請求項6のいずれか1項に記載のパターン検査方
    法。
  8. 【請求項8】 回路基板に形成されたパターンを検査対
    象とし検査対象を正面方向から撮像する撮像装置と、検
    査対象の正面方向から照明する落射光源と、検査対象の
    正面方向に対して斜め方向から照明する斜方光源と、落
    射光源により検査対象を照明した状態で撮像装置に撮像
    された画像内において不良部分の領域を抽出するととも
    に、斜方光源により検査対象を照明した状態で撮像装置
    に撮像された画像内において不良部分を含む領域の濃度
    変化の形により不良の種類を識別する画像処理部とを備
    えることを特徴とするパターン検査装置。
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