JP2002249863A - フラックス及び溶融亜鉛−アルミニウム合金めっき法。 - Google Patents

フラックス及び溶融亜鉛−アルミニウム合金めっき法。

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工業規模でのめっきに用いて不めっきが無
く、表面状態の良好な溶融亜鉛−アルミニウム合金めっ
きが得られる水溶性フラックスを開発し、さらに、この
フラックスを用いる最適の溶融亜鉛−アルミニウム浴組
成を開発することにある。 【解決手段】 アルカリ金属元素の塩化物及びアルカリ
金属元素の弗化物から選択される何れか1種又は2種以上
から構成されたことを特徴とするフラックスであり、前
記アルカリ金属元素の塩化物と前記アルカリ金属元素の
フッ化物のモル比が1:2〜4:1の範囲にあり、前記
アルカリ金属元素が、ナトリウム又はカリウムの何れか
であり、前記アルカリ金属元素の塩化物が塩化カリウム
であり、前記アルカリ金属元素の弗化物がフッ化カリウ
ムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラックス及び溶
融亜鉛−アルミニウム合金めっきに関し、詳細には水溶
性フラックス及びそれを用いた鋼材の溶融亜鉛−アルミ
ニウム合金めっき方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼製の建築構造物、架線金物,及びボ
ルトやナット等は、腐食防止のため、例えば表面に溶融
亜鉛めっきをする。溶融亜鉛めっきによる腐食防止法
は、亜鉛の犠牲防食作用を利用したものであるが、近年
の海岸地域の開発,酸性雨、及び融雪材に含まれる塩化
カルシウム等による腐食性の強い環境においては、溶融
亜鉛めっき製品が長期間に渡り十分な耐食性を発揮でき
なくなってきている。
【0003】そこで、溶融亜鉛めっきに比べより耐食性
のあるめっき技術の開発が検討されてきた。その中で、
溶融亜鉛−アルミニウム系合金めっきが注目されてい
る。鋼板のめっき法はすでに実用化され、非酸化性雰囲
気中での連続めっきが行われている。
【0004】一般に溶融亜鉛めっきは、脱脂、酸洗、水
洗、フラックス処理、亜鉛浴浸漬、後処理の順の工程
で、バッチプロセスあるいは連続、半連続的に行なわれ
る。ここで、フラックス処理は、一般に塩化亜鉛、塩化
アンモニウムまたはこの混合物(ZnCl2:NH4Cl=87:1
3、第1共晶)の水溶液あるいは溶融状のものが用いら
れ、湿式法(1浴法:亜鉛浴上に直接溶融状態で浮か
べ、これを通してめっきする)と乾式法(2浴法:フラ
ックス槽を別に設け、これに浸漬後乾燥して亜鉛浴に浸
漬する)とがある。このフラックスに関する従来技術を
紹介すると、以下のようなものがある。
【0005】大気中で溶融亜鉛−アルミニウム合金めっ
きを行う方法として、特開昭58−136759号公報には、ア
ルカリ金属元素またはアルカリ土類元素の塩化物、フッ
化物ないしは珪フッ化物と塩化亜鉛とからなるフラック
ス或はこれに加えて錫、鉛、インジウム、タリウム、ア
ンチモン、ビスマス、カドミウムの塩化物の1種または2
種以上及び/または塩化アンモニウムを含むフラックス
は、大気中で1段階のめっき操作によって表面欠陥のな
い合金めっきが得られ、溶融亜鉛−アルミニウム合金め
っき用のフラックスとして好適であるとの記載がある。
【0006】また、同様に大気中における溶融亜鉛−ア
ルミニウム合金めっきを行う方法として、特開平3−162
557号公報には、塩化亜鉛と塩化アンモニウムの配合割
合を重量比で(10〜30):1としているので、塩化亜鉛の
配合割合を高めることにより、高アルミニウム−亜鉛合
金めっき(Al:30wt%)のめっき温度(約500℃)でも充分
なフラックス反応が行なわれ、不めっき、表面色相不良
等めっき不良が発生しない表面欠陥の少ない高アルミニ
ウム−亜鉛合金めっきを得ることができるとの記載があ
る。
【0007】さらに、大気中における溶融亜鉛−アルミ
ニウム合金めっきを行う方法として、特開平11−117052
号公報には、NH4Clを含まずZnCl2等の塩化物を含む亜鉛
−アルミニウム合金めっき用フラックスで鋼材を処理す
ると、1浴目の亜鉛めっき浴にアルミニウムを0.01〜0.1
重量%添加しても不めっきもなく、2浴目の亜鉛−アル
ミニウム合金めっきを良好に行なえるとの記載がある。
これは、鋼材に通常の溶融亜鉛めっきを行った後に、溶
融亜鉛−アルミニウム合金めっきを行ういわゆる2段め
っき法である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開昭58−136759号公報及び特開平3−162557号公報記載
の方法は、以下に示すような問題がある。すなわち、フ
ラックスはいずれも塩化アンモニウム、塩化亜鉛を含ん
でいるので、下記の反応式で示すようにめっき浴に加え
たアルミニウムと塩化物フラックスの塩素イオンとが反
応し、AlCl3になってアルミニウムが消費される。この
反応が原因となって、フラックス効果が低減したり、流
動性が悪化して濡れ性が阻害され、そのため鋼材表面に
不めっき、ざらつき等が生じると考えられる。
【0009】3ZnCl2+2Al → 3Zn+2AlCl3 6NH4Cl+2Al → 2AlNH3Cl3+4NH3+3H2
【0010】この反応は、通常の溶融亜鉛めっきに使用
される塩化物主体のフラックスでも起きるので、このよ
うなフラックスを用いることはできない。これが大気中
で溶融亜鉛−アルミニウム合金めっきをすることが難し
い理由となっている。
【0011】さらに、特開平11−117052号公報に記載の
2段めっきは、設備面及び品質面に問題がある。設備面
については、めっき槽が2つあるため設置スペースは拡
大し、設備の投資金額は大となる。また、めっきを2工
程行うために作業効率は下がり、維持管理費は増加す
る。品質面については、1段目のめっき時にめっき面に
やけが発生すると、2段目の合金めっき時にやけの部分
が合金化しないため、不めっきになり易いという問題が
ある。
【0012】アルミニウム濃度が高い溶融亜鉛浴を用い
てめっきすると、アルミニウムを添加しないものに比べ
耐食性が向上することは公知である。そのため、前述の
先行技術のように、高アルミニウム濃度亜鉛浴を用いる
めっき法の実用化に向けて、様々な方法が検討されてき
た。しかし、めっき時のポイントとなるフラックス効果
を十分に発揮できるものは未だ開発されていない。この
ことが、高アルミニウム濃度亜鉛浴を用いるめっき法
の、工業規模での実用化が遅れた最大の理由である。
【0013】そのため、本発明における課題は、前述の
2段めっき法の問題を克服した1段めっき法を開発するこ
とであり、更に、工業規模でのめっきに用いて不めっき
が無く、表面状態の良好な溶融亜鉛−アルミニウム合金
めっきが得られる水溶性フラックスを開発することであ
る。さらに、このフラックスを用いる最適の溶融亜鉛−
アルミニウム浴組成を開発することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め種々の研究を重ねた結果、アルカリ金属元素の塩化物
と弗化物を用いた水溶性フラックスを使用することによ
り解決できることがわかった。また、本発明のフラック
スを用いる溶融亜鉛−アルミニウム合金浴には珪素を含
有させることが望ましい。
【0015】すなわち、本発明の第1の態様は、アルカ
リ金属元素の塩化物及びアルカリ金属元素の弗化物から
選択される何れか1種又は2種以上から構成されたことを
特徴とするフラックスである。
【0016】本発明の第2の態様は、前記アルカリ金属
元素の塩化物と前記アルカリ金属元素のフッ化物のモル
比が1:2〜4:1の範囲にあることを特徴とするフラ
ックスである。
【0017】本発明の第3の態様は、前記アルカリ金属
元素が、ナトリウム又はカリウムの何れかであることを
特徴とするフラックスである。
【0018】本発明の第4の態様は、前記アルカリ金属
元素の塩化物が塩化カリウムであり、前記アルカリ金属
元素の弗化物がフッ化カリウムであることを特徴とする
フラックスである。
【0019】本発明の第5の態様は、前記塩化カリウム
と前記フッ化カリウムの重量比が1:1〜4:1の範囲
にあることを特徴とするフラックスである。
【0020】本発明の第6の態様は、前記フラックスを
水に溶解し、濃度が0.5〜50wt%に調整された水溶液で
あることを特徴とするフラックスである。
【0021】本発明の第7の態様は、前記フラックス
が、溶融亜鉛−アルミニウム合金めっき用の水溶性フラ
ックスであることを特徴とするフラックスである。
【0022】本発明の第8の態様は、前記フラックス
が、鉄鋼材の溶融亜鉛−アルミニウム合金めっき用のフ
ラックスであることを特徴とするフラックスである。
【0023】本発明の第9の態様は、1〜80wt%のアル
ミニウム及び不可避不純物を含み、残余が亜鉛からなる
溶融亜鉛−アルミニウム合金浴を用いてめっきするにあ
たり、あらかじめ、アルカリ金属元素の塩化物及びアル
カリ金属元素の弗化物から選択され、濃度が0.5〜50wt
%に調整された水溶液状のフラックスを用いることを特
徴とする溶融亜鉛−アルミニウム合金めっき方法であ
る。
【0024】本発明の第10の態様は、前記溶融亜鉛−
アルミニウム合金浴は、更に0.5〜3.5wt%の珪素が添加
されたものであることを特徴とする溶融亜鉛−アルミニ
ウム合金めっき方法である。
【0025】本発明の第11の態様は、前記アルカリ金
属元素の塩化物が塩化カリウムであり、前記アルカリ金
属元素の弗化物がフッ化カリウムであることを特徴とす
る請求項8に記載の溶融亜鉛−アルミニウム合金めっき
方法である。
【0026】本発明の第12の態様は、前記水溶液状の
フラックスに鋼材を浸漬し、次に溶融亜鉛−アルミニウ
ム合金浴に鋼材を浸漬してめっきすることを特徴とする
溶融亜鉛−アルミニウム合金めっき方法である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明のフラックスはアルカリ金属元素の
塩化物及びアルカリ金属元素の弗化物から選択される何
れか1種又は2種以上からなる。さらに、アルカリ金属の
塩化物の濃度とアルカリ金属のフッ化物の濃度のモル比
は、1:2〜4:1の範囲が好ましい。1:2以下では
不メッキを生じ、4:1以上では後述のフッ化物の効果
が十分に得られないからである。また、アルカリ金属の
塩化物は塩化カリウムであり、アルカリ金属のフッ化物
はフッ化カリウムであることが更に好ましく、塩化カリ
ウムとフッ化カリウムの重量比は1:1〜4:1の範囲
が良い。
【0028】本発明のフラックスを構成するアルカリ金
属の塩化物は、めっき温度においてフラックスが適性な
粘度をもった溶融状態を維持するためのものである。フ
ッ化物は、鉄材と合金浴の表面に発生する酸化被膜を溶
解し浄化する。そのため、鋼材を溶融亜鉛−アルミニウ
ム合金浴へ浸漬して、表面に亜鉛−アルミニウム合金め
っきを施すことができる。
【0029】アルカリ金属の塩化物とアルカリ金属のフ
ッ化物で構成されるフラックスの水溶液の濃度は、0.5
wt%以下であれば、粘度が低くフラックスが鋼材表面に
付着しない。また、50wt%以上であれば過剰に付着し、
フラックスとしての効果が十分に得られない。
【0030】本発明では、本発明のフラックスで前処理
後に、アルミニウムを1〜80wt%、珪素を0.5〜3.5wt%
を含有し、残部が不可避不純物と亜鉛からなる溶融亜鉛
−アルミニウム合金めっき浴を用いてめっきを行なう。
【0031】アルミニウム濃度を1〜80wt%とした理由
は、80wt%を超えると得られる耐食性に変わりがない
が、濃度が高くなるとめっき浴の融点が上昇し作業性が
悪くなる。1wt%を下回ると耐食性を維持する効果が薄れ
る。
【0032】珪素濃度を0.5〜3.5wt%とした理由は、3.
5wt%を超えると加工性が圧下し、0.5wt%を下回ると加工
性、密着性の効果が得られないからである。なお、Alは
耐食性の向上に効果があり、Siは粒間腐食の抑制とめっ
き皮膜と鋼材との密着性向上、更にめっき鋼材の加工性
を向上させる。
【0033】
【実施例】実施例及び比較例を図1としての第1表を用い
て具体的に説明する。試験片として、SS材の鉄板(100×
70×3.2mm)とSS材のアングル(100×25×3mm)を用いた。
試験片を70℃のNaOH液に10分間浸漬して脱脂を行い、水
洗後、HCl液に60分間浸漬して酸洗し、さらに水洗し
た。次に、フラックス処理を行った。フラックス処理
は、図1の実施例1〜3に示したように、KCl及びKFの混合
水溶液を用いた。試験片は、70〜80℃に加温したフラッ
クス水溶液に2〜3分間浸漬後、液より引き上げて自然乾
燥させた。
【0034】溶融亜鉛−アルミニウム合金めっき浴を調
整する際、亜鉛には電気亜鉛地金を、アルミニウムには
4Nアルミニウム地金を、珪素には母合金を用いた。めっ
き浴に浸漬の際は、溶湯表面の酸化物を漉くって除去
し、5〜10分浸漬した。浸漬後、再度溶湯表面の酸化物
を除去した後、試験片をゆっくりと引き上げた。その後
空冷して試験片を得た。得られた試験片の目視検査をし
たところ、不めっきが無く良好であった。
【0035】
【発明の効果】アルカリ金属元素の塩化物及び弗化物で
構成される水溶性フラックスを用いて前処理後、溶融亜
鉛−アルミニウム合金、特に、アルミニウム及び珪素を
含む溶融亜鉛−アルミニウム合金めっきを行なう場合に
は、1段めっきで不めっきが無く表面状態が良好なめっ
き面が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例、比較例について、めっき浴組成、フラ
ックス組成等を表1として示した。
フロントページの続き (72)発明者 加藤 源一郎 東京都千代田区丸の内1丁目8番2号 同 和鉱業株式会社内 Fターム(参考) 4K001 EA04 KA09 4K027 AA05 AA22 AC04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ金属元素の塩化物及びアルカリ
    金属元素の弗化物から選択される何れか1種又は2種以上
    から構成されたことを特徴とするフラックス。
  2. 【請求項2】 前記アルカリ金属元素の塩化物と前記ア
    ルカリ金属元素のフッ化物のモル比が1:2〜4:1の
    範囲にあることを特徴とする請求項1に記載のフラック
    ス。
  3. 【請求項3】 前記アルカリ金属元素が、ナトリウム又
    はカリウムの何れかであることを特徴とする請求項1ま
    たは2のいずれかに記載のフラックス。
  4. 【請求項4】 前記アルカリ金属元素の塩化物が塩化カ
    リウムであり、前記アルカリ金属元素の弗化物がフッ化
    カリウムであることを特徴とする請求項1または2のい
    ずれかに記載のフラックス。
  5. 【請求項5】 前記塩化カリウムと前記フッ化カリウム
    の重量比が1:1〜4:1の範囲にあることを特徴とす
    る請求項4に記載のフラックス。
  6. 【請求項6】 前記フラックスを水に溶解し、濃度が0.
    5〜50wt%に調整された水溶液であることを特徴とする
    請求項1〜5に記載のフラックス。
  7. 【請求項7】 前記フラックスが、溶融亜鉛−アルミニ
    ウム合金めっき用の水溶性フラックスであることを特徴
    とする請求項1〜6に記載のフラックス。
  8. 【請求項8】 前記フラックスが、鉄鋼材の溶融亜鉛−
    アルミニウム合金めっき用のフラックスであることを特
    徴とする請求項1〜7に記載のフラックス。
  9. 【請求項9】 1〜80wt%のアルミニウム及び不可避不
    純物を含み、残余が亜鉛からなる溶融亜鉛−アルミニウ
    ム合金浴を用いてめっきするにあたり、あらかじめ、ア
    ルカリ金属元素の塩化物及びアルカリ金属元素の弗化物
    から選択され、濃度が0.5〜50wt%に調整された水溶液
    状のフラックスを用いることを特徴とする溶融亜鉛−ア
    ルミニウム合金めっき方法。
  10. 【請求項10】 前記溶融亜鉛−アルミニウム合金浴
    は、更に0.5〜3.5wt%の珪素が添加されたものであるこ
    とを特徴とする請求項9に記載の溶融亜鉛−アルミニウ
    ム合金めっき方法。
  11. 【請求項11】 前記アルカリ金属元素の塩化物が塩化
    カリウムであり、前記アルカリ金属元素の弗化物がフッ
    化カリウムであることを特徴とする請求項9に記載の溶
    融亜鉛−アルミニウム合金めっき方法。
  12. 【請求項12】 前記水溶液状のフラックスに鋼材を浸
    漬し、次に溶融亜鉛−アルミニウム合金浴に鋼材を浸漬
    してめっきすることを特徴とする請求項9に記載の溶融
    亜鉛−アルミニウム合金めっき方法。
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