JP2002243755A - 輸送衝撃管理装置、衝撃保証輸送システム、衝撃保証輸送サービス方法、及びプログラム - Google Patents

輸送衝撃管理装置、衝撃保証輸送システム、衝撃保証輸送サービス方法、及びプログラム

Info

Publication number
JP2002243755A
JP2002243755A JP2001038720A JP2001038720A JP2002243755A JP 2002243755 A JP2002243755 A JP 2002243755A JP 2001038720 A JP2001038720 A JP 2001038720A JP 2001038720 A JP2001038720 A JP 2001038720A JP 2002243755 A JP2002243755 A JP 2002243755A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impact
information
shock
transport
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001038720A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Akimoto
勇二 秋元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2001038720A priority Critical patent/JP2002243755A/ja
Publication of JP2002243755A publication Critical patent/JP2002243755A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者に、依頼した輸送物が指定の衝撃値以上
の衝撃を受けていないことを保証できるようにするこ
と。 【解決手段】輸送物7に、衝撃センサを有する衝撃検出
装置9を取り付けて輸送手段6により輸送する。このと
き、衝撃検出装置9は、利用者端末装置3よりネットワ
ーク1を介して指定された上記輸送物7に加わる衝撃の
限度値を、管理サービス会社のサーバ装置2より上記ネ
ットワーク1及び無線通信基地局5を介して受信し、上
記衝撃センサで取得した上記輸送物7に加わった衝撃値
と、この指定された衝撃の限度値とに応じて、警告情報
を発生する。この警告情報により、作業者は、輸送物7
が指定の衝撃値以上の衝撃を受けたか否かを知ることが
でき、警告情報が発生されていない時には、当該輸送物
7が指定の衝撃値以上の衝撃を受けていないことを利用
者に保証することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輸送物に伝わった
衝撃を保証して輸送物を輸送する衝撃保証輸送システ
ム、そのようなシステムを用いた衝撃保証輸送サービス
方法、そのようなシステムに用いられる輸送衝撃管理装
置、及び、そのようなシステムの機能をコンピュータに
実現させるためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器等の精密機械は、輸送時の衝撃
によりダメージを受けて動作不良の原因となる場合があ
るが、外観では判別できないため、動作不良の原因が輸
送時の衝撃によるものか他の原因によるものかを判別す
ることは難しい。
【0003】そこで、従来は、貼付ラベルの形をした衝
撃センサを、輸送する梱包箱に貼り付けて、輸送途中に
落下などで衝撃が加わった場合には、その貼付ラベルの
色が変わることによって、衝撃の程度を表示するという
手法がとられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、梱包箱
に受ける衝撃値とその梱包箱内の輸送物に伝わる衝撃値
は大きく違うため、輸送中に加わった衝撃の影響度を判
断するためには、内部の輸送物に実際に伝わった衝撃値
を測定することが望ましい。
【0005】そして、そのように実際に内部輸送物に伝
わった衝撃値が測定できれば、利用者に、依頼した輸送
物が指定の衝撃値以上の衝撃を受けていないことを保証
することができることは明らかである。
【0006】本発明の課題は、輸送中に輸送物に実際に
伝わった衝撃値を測定できるようにし、以って、利用者
に、依頼した輸送物が指定の衝撃値以上の衝撃を受けて
いないことを保証できるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による輸送衝撃管理装置は、輸送物に取り
付け可能な衝撃センサと、上記輸送物に加わる衝撃の限
度値を設定する衝撃限度値設定手段と、上記輸送物に取
り付けられた上記衝撃センサにより検出された上記輸送
物に加わる衝撃値を取得する衝撃値取得手段と、上記衝
撃限度値設定手段により設定された衝撃の限度値と、上
記衝撃値取得手段によって取得した衝撃値とに応じて、
警告情報を発生する警告情報発生手段とを具備すること
を特徴とする。
【0008】また、本発明による衝撃保証輸送サービス
方法は、輸送物に衝撃センサを取り付け、輸送依頼者が
上記輸送物に加わる衝撃の限度値を指定し、上記輸送物
に取り付けられた上記衝撃センサにより検出された上記
輸送物に加わる衝撃値を取得し、上記輸送依頼者によっ
て指定された衝撃の限度値と、上記取得した衝撃値とに
応じて、警告情報を発生することを特徴とする。
【0009】また、本発明によるプログラムは、コンピ
ュータに、輸送物に加わる衝撃の限度値の指定を、通信
ネットワークを介して受信する機能と、上記輸送物に取
り付けられた衝撃センサにより検出された上記輸送物に
加わる衝撃値を取得する機能と、上記受信した上記衝撃
の限度値と、上記取得した衝撃値とに応じて、警告情報
を発生する機能とを実現させるためのものであることを
特徴とする。
【0010】即ち、本発明の輸送衝撃管理装置、衝撃保
証輸送サービス方法、及びプログラムによれば、輸送物
に加わる衝撃の限度値と、実際の衝撃値とに応じて警告
情報を発生するので、取り扱い作業者が、どの程度の取
り扱いであればだいじょうぶであるか、または危険かを
容易に判断できる。
【0011】なお、上記衝撃値取得手段によって上記輸
送物の輸送中に取得した衝撃値のうち少なくとも最大の
衝撃値情報を出力する最大衝撃値情報出力手段を更に具
備することが好ましい。
【0012】即ち、輸送中に加わった最大の衝撃値情報
を出力するので、外見では破損を判断できないような輸
送物に対しても輸送による破損がないことを保証するこ
とができる。
【0013】また、本発明による衝撃保証輸送システム
は、通信ネットワークに接続された利用者の端末装置か
ら輸送物に加わる衝撃限度値の指定情報と共に輸送依頼
を受信する輸送依頼受信手段と、上記輸送依頼受信手段
で受信した上記衝撃限度値の指定情報に応じた配達料金
を算出する料金算出手段と、上記輸送物に取り付けられ
た衝撃センサより、当該輸送物の輸送中に加わった衝撃
情報を受信する衝撃情報受信手段と、上記衝撃情報受信
手段により受信した衝撃値が、上記輸送依頼受信手段で
受信した上記指定の衝撃限度値を超えた場合の上記利用
者に対する補償を管理する補償管理手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0014】また、本発明による衝撃保証輸送サービス
方法は、通信ネットワークに接続された利用者の端末装
置から輸送物に加わる衝撃限度値の指定情報と共に輸送
依頼を受信し、上記受信した上記衝撃限度値の指定情報
に応じた配達料金を算出し、上記輸送物に取り付けられ
た衝撃センサより、当該輸送物の輸送中に加わった衝撃
情報を受信し、上記受信した衝撃値が、上記指定の衝撃
限度値を超えた場合の上記利用者に対する補償を管理す
ることを特徴とする。
【0015】また、本発明によるプログラムは、コンピ
ュータに、通信ネットワークに接続された利用者の端末
装置から、輸送物に加わる衝撃限度値の指定情報と共に
輸送依頼を、上記通信ネットワークを介して受信する機
能と、上記受信した上記衝撃限度値の指定情報に応じた
配達料金を算出する機能と、上記輸送物に取り付けられ
た衝撃センサより、当該輸送物の輸送中に加わった衝撃
情報を、上記通信ネットワークを介して受信する機能
と、上記受信した衝撃値が、上記受信した上記指定の衝
撃限度値を超えた場合の上記利用者に対する補償を管理
する機能とを実現させるためのものであることを特徴と
する。
【0016】即ち、本発明の衝撃保証輸送システム、衝
撃保証輸送サービス方法、及びプログラムによれば、パ
ーソナルコンピュータのハードディスク等の外見だけで
は加わった衝撃の影響が判断できないようなものを配達
する場合であっても、実際に加わる衝撃値を保証してく
れるので、利用者は、安心して配達を依頼することがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図9の(B)を参照して説明する。
【0018】図2の(A)は、本発明の一実施の形態に
係る衝撃保証輸送システムの構成を示す図であり、イン
ターネット等のネットワーク1を介して、管理サービス
会社のサーバ装置2に、複数の利用者端末装置3、複数
の作業者端末装置4、複数の無線通信基地局5が接続さ
れるようになっている。
【0019】上記利用者端末装置3は、輸送物の輸送を
依頼する送り主である利用者が操作する端末であり、上
記作業者端末装置4は、その輸送物のトラックや船等の
輸送手段6への積み込み等を行う作業者が扱う端末であ
る。管理サービス会社の上記サーバ装置2は、上記利用
者端末装置3からの依頼を受けて、上記作業者端末装置
4へ輸送物の輸送を指示する。
【0020】ここで、図2の(B)に示すように、輸送
物7は、通常、緩衝材8Aにより衝撃を吸収するように
して、梱包箱8に収納されて輸送される。そして、本実
施の形態においては、その梱包箱8への衝撃値ではな
く、輸送物7に実際に伝わった衝撃値を測定できるよう
に、衝撃検出装置9を、固定装置8Bにより上記輸送物
7に固定している。
【0021】この衝撃検出装置9は、無線通信機能を備
え、衝撃検出結果を無線により上記無線通信基地局5に
通信し、該無線通信基地局5より上記ネットワーク1を
介して上記管理サービス会社のサーバ装置2に送信する
ことができるようになっている。
【0022】図1は、上記サーバ装置2、利用者端末装
置3、及び衝撃検出装置9の構成を示す図である。な
お、上記作業者端末装置4については、上記利用者端末
装置3と同様の構成であるので、その図示及び説明は省
略する。
【0023】即ち、上記サーバ装置2は、コンピュータ
で構成され、CPU20、入力装置21、表示装置2
2、印刷装置23、記憶装置24、RAM25、通信装
置26等よりなる。
【0024】ここで、上記CPU20は、当該コンピュ
ータ全体を制御する制御部である。また、上記入力装置
21は、キーボードやマウス(ポインティングデバイ
ス)であり、上記表示装置22は、CRTや液晶ディス
プレィ等であり、上記印刷装置23は、プリンタであ
る。
【0025】上記記憶装置24は、プログラム、データ
等が予め記憶されており、この記憶装置24は磁気的、
光学的記録媒体、若しくは半導体メモリなど上記CPU
20で読み取り可能な記録媒体27を含んだ構成であ
る。この記録媒体27は、CD−ROM、メモリカード
等の可搬型の媒体やハードディスク等の固定的な媒体を
含む。また、この記録媒体27に格納するプログラム、
データ等は、その一部若しくは全部をサーバやクライア
ントからWAN、LAN又は上記インターネット等のネ
ットワーク1を介して上記通信装置26から受信する構
成にしてもよく、更に、上記記録媒体27はネットワー
ク上に構築されたサーバやクライアントの記録媒体であ
っても良い。
【0026】上記RAM25は、上記CPU20がプロ
グラム実行中に利用するワークメモリであり、また、利
用料金データテーブル、梱包方法管理テーブル、配達情
報データベース、運送手段データベース、衝撃管理情報
データベース、等の各種テーブルやデータベースが記憶
されている。これらテーブル及びデータベースの詳細に
ついては後述する。
【0027】また、上記通信装置26は、上記ネットワ
ーク1を介して他の機器との間でデータの送受信を行う
ためのものである。
【0028】また、上記利用者端末装置3は、コンピュ
ータで構成され、CPU20、入力装置31、表示装置
32、記憶装置33、RAM34、通信装置35等より
なる。
【0029】ここで、上記CPU30は、当該コンピュ
ータ全体を制御する制御部である。また、上記入力装置
31は、キーボードやマウス(ポインティングデバイ
ス)であり、上記表示装置32は、CRTや液晶ディス
プレィ等である。
【0030】上記記憶装置33は、プログラム、データ
等が予め記憶されており、この記憶装置33は磁気的、
光学的記録媒体、若しくは半導体メモリなど上記CPU
30で読み取り可能な記録媒体36を含んだ構成であ
る。この記録媒体36は、CD−ROM、メモリカード
等の可搬型の媒体やハードディスク等の固定的な媒体を
含む。また、この記録媒体36に格納するプログラム、
データ等は、その一部若しくは全部をサーバやクライア
ントからWAN、LAN又は上記インターネット等のネ
ットワーク1を介して上記通信装置35から受信する構
成にしてもよく、更に、上記記録媒体36はネットワー
ク上に構築されたサーバやクライアントの記録媒体であ
っても良い。
【0031】上記RAM34は、上記CPU30がプロ
グラム実行中に利用するワークメモリである。また、上
記通信装置35は、上記ネットワーク1を介して他の機
器との間でデータの送受信を行うためのものである。
【0032】また、上記衝撃検出装置9は、コンピュー
タで構成され、CPU90、入力装置91、表示装置9
2、記憶装置93、RAM94、通信装置95、衝撃セ
ンサ96、ブザー97、電池98等よりなる。
【0033】ここで、上記CPU90は、当該コンピュ
ータ全体を制御する制御部である。また、上記入力装置
91は、出力キー等の幾つかのキーを備え、上記表示装
置92は、液晶ディスプレィ等である。
【0034】上記記憶装置93は、プログラム、データ
等が予め記憶されており、この記憶装置99は磁気的、
光学的記録媒体、若しくは半導体メモリなど上記CPU
90で読み取り可能な記録媒体99を含んだ構成であ
る。この記録媒体99は、CD−ROM、メモリカード
等の可搬型の媒体やハードディスク等の固定的な媒体を
含む。また、この記録媒体99に格納するプログラム、
データ等は、その一部若しくは全部をサーバやクライア
ントからWAN、LAN又は上記インターネット等のネ
ットワーク1を介して上記通信装置95から受信する構
成にしてもよく、更に、上記記録媒体99はネットワー
ク上に構築されたサーバやクライアントの記録媒体であ
っても良い。
【0035】上記RAM94は、上記CPU90がプロ
グラム実行中に利用するワークメモリである。また、上
記通信装置95は、上記無線通信基地局5を介して上記
ネットワーク1に接続するための無線通信装置であり、
上記無線通信基地局5及びネットワーク1を介して他の
機器との間でデータの送受信を行うためのものである。
【0036】また、上記衝撃センサ96は、上記輸送物
7に伝わった衝撃値を検出するためのものであり、上記
ブザー97は、その検出した衝撃値の大きさに応じたブ
ザー音を発生するためのものである。そして、上記電池
98は、当該衝撃検出装置9全体の電源である。
【0037】図3の(A)は、上記管理サービス会社の
サーバ装置2のRAM25に構成された利用料金データ
テーブル25Aの記憶内容を示す図である。即ち、この
利用料金データテーブル25Aは、輸送物7に関する情
報である輸送物情報(大きさ及び重量)と、輸送距離
と、保証衝撃値とに応じた利用料金を記憶しているもの
である。
【0038】また、図3の(B)は、上記管理サービス
会社のサーバ装置2のRAM25に構成された梱包方法
管理テーブル25Bの記憶内容を示す図である。即ち、
この梱包方法管理テーブル25Bは、輸送物7の輸送物
情報(大きさ及び重量)と、輸送方法(トラック、船、
等)と、保証衝撃値とに応じて、梱包箱8及び緩衝材8
Aとしてどのような梱包材を使用するかを記憶している
ものである。
【0039】図4の(A)は、上記管理サービス会社の
サーバ装置2のRAM25に構成された配達情報データ
ベース25Cの記憶内容を示す図である。即ち、この配
達情報データベース25Cは、輸送依頼された輸送物7
それぞれを1レコードとして、荷物管理番号を付して、
配達条件としての送り主情報及び受取人情報、並びに、
荷物情報を記憶しているものである。なおここで、上記
送り主情報は、送り主の住所、氏名、電話番号と、当該
輸送物7をその送り主の所へ引き取りにいく日にちであ
る引取指定日とを含む。また、上記受取人情報は、受取
人の住所、氏名、電話番号と、その受取人へ当該輸送物
7を届ける日にちである受取指定日とを含む。そして、
上記荷物情報は、当該輸送物7の品名、寸法、重量、保
証衝撃値、当該輸送物に取り付けられた衝撃検出装置9
を特定するためのセンサ番号、現在地、及び使用した梱
包材を含む。
【0040】図4の(B)は、上記管理サービス会社の
サーバ装置2のRAM25に構成された運送手段データ
ベース25Dの記憶内容を示す図である。即ち、この運
送手段データベース25Dは、各輸送物7が送り主から
受取人までどのような運送手段によって運送されるかを
記憶しているものである。上記サーバ装置2は、この運
送手段データベース25Dに基づき、各運送手段6に対
応する作業者端末装置4に対して作業指示を行うもので
ある。なお、各運送手段6は、当該管理サービス会社が
持つものであっても良いし、他の運送会社が提供するも
のであっても良い。後者の場合、作業者端末装置4はそ
の運送会社の端末であり、サーバ装置2は、そこに作業
依頼を行うことになる。
【0041】図4の(C)は、上記管理サービス会社の
サーバ装置2のRAM25に構成された衝撃管理情報デ
ータベース25Eの記憶内容を示す図である。即ち、こ
の衝撃管理情報データベース25Eは、上記衝撃検出装
置9より上記無線通信基地局5及びネットワーク1を介
して受信した、各輸送物7が各区間つまり各輸送手段6
で輸送中に伝えられた最大の衝撃値を記憶するものであ
る。これは、1レコードが、センサ番号、日付、時間、
位置、輸送手段、衝撃値の各項目よりなっている。
【0042】次に、このような構成における動作を説明
する。一般に、サーバ装置と端末装置間の動作は、次の
ようになっている。
【0043】即ち、各種サービス提供者のサーバ装置と
各種利用者の端末装置はインターネットに接続されてお
り、TCP/IP等の定められた通信プロトコルによっ
てデジタル化(パケット化)されたデータによる送受信
を行う。また、コード化された制御情報を含むデータに
よって互いに必要な処理内容を認識し、連携してデータ
処理を行うことが可能となる。通常は、サーバ装置がデ
ータベース等の記憶やデータ処理を行い、端末装置が利
用者との対話処理を行い、利用者の操作によって入力さ
れた入力データのサーバ装置への送信や、サーバ装置で
処理されたデータを受信して表示を行う。
【0044】上記サーバ装置は、上記TCP/IPプロ
トコルを利用したHTTPプロトコルによるWEBサー
バ機能を備えており、上記端末装置はそのHTTPプロ
トコルによるWEBブラウザ機能を備えている。このH
TTPプロトコルでは、定められたタグ情報と共にテキ
スト情報を送信することで、表示情報や入力情報及び表
示書式等を互いに認識可能であり、これによって上記端
末装置を上記サーバ装置の入出力装置として機能させ、
遠隔地にいる利用者に対する情報提示及び情報入力を可
能としている。
【0045】対話画面情報は、このHTTPプロトコル
によって送信され、例えば店舗名を入力するためには、
“INPUTTYPE=text”等の入力であること
を示すタグ情報、及び“NAME=“保証衝撃値”等の
入力情報の識別名を示すタグ情報、及び“SIZE=
2.0”等の入力領域のサイズを示すタグ情報と共に対
話画面情報がサーバ装置から端末装置に送信され、端末
装置側で利用者が入力した入力情報は上記識別名と共に
サーバ装置に送信され、サーバ装置で認識することが可
能となる。このようにして、対話画面に示されている複
数の項目について利用者端末で表示及び入力を行うこと
ができるようになっている。
【0046】図5は、上記利用者端末装置3としてのコ
ンピュータでのWEBサーバアクセス処理の動作を説明
するフローチャートである。即ち、このフローチャート
は、本願発明の一実施の形態における上記利用者端末装
置3を構成するコンピュータに各機能を実現させるため
のプログラムを説明する為のものである。このプログラ
ムは、CPU30が読み取り可能なプログラムコードの
形態で上記記録媒体36に格納されている例で説明する
が、全ての機能を上記記録媒体36に格納する必要は無
く、必要に応じて、その一部若しくは全部をネットワー
ク1を介して通信装置35から受信して実現する様にし
ても良い。
【0047】また、図6は、上記サーバ装置2としての
コンピュータでの配達申し込み処理の動作を説明するフ
ローチャートである。即ち、このフローチャートは、本
願発明の一実施の形態における上記サーバ装置2を構成
するコンピュータに各機能を実現させるためのプログラ
ムを説明する為のものである。このプログラムは、CP
U20が読み取り可能なプログラムコードの形態で上記
記録媒体27に格納されている例で説明するが、全ての
機能を上記記録媒体27に格納する必要は無く、必要に
応じて、その一部若しくは全部をネットワーク1を介し
て通信装置26から受信して実現する様にしても良い。
【0048】即ち、利用者端末装置3では、まず、WE
Bサーバとしての上記サーバ装置2上の、配達申し込み
画面に相当するWEBページを指定する(ステップS3
01)。これは、アドレス情報(URL)を利用者の操
作により選択又は入力することにより行われる。そし
て、HTTPプロトコルに従って、上記指定されたWE
Bサーバとのアクセスを開始する(ステップS302)
サーバ装置2では、上記利用者端末装置3からの配達申
し込み画面の送信要求を受信すると(ステップS20
1)、配送申し込み画面を初期化した後(ステップS2
02)、その配達申し込み画面を表すWEBページの画
面データ(HTML形式)を要求元の利用者端末装置3
に送信する(ステップS203)。
【0049】利用者端末装置3では、そのWEBサーバ
(サーバ装置2)より各種制御情報が設定された上記配
送申し込み画面を表すWEBページの画面データを受信
する(ステップS303)。そして、その受信したWE
Bページ画面データを制御情報に従って配置して、図7
の(A)に示すような配達申し込み画面32Aとして表
示装置32に表示する(ステップS304)。ここで、
その表示した画面に入力領域が設定されているか否かを
判別し(ステップS305)、無い場合には後述するス
テップS309に進む。これに対して、入力領域が存在
する場合には、利用者の入力操作により各入力領域にデ
ータ入力を行う(ステップS306)。そして、送信指
示の有無を判別し(ステップS307)、それが無けれ
ば上記ステップS306に戻る。これに対して、送信指
示が有った場合には、WEBサーバ(サーバ装置2)へ
上記入力データを送信する(ステップS308)。そし
て、アクセス終了の操作がなされたか否かを判別して
(ステップS309)、まだなされていないならば、上
記ステップS301に戻る。アクセス終了操作がなされ
た場合には、このWEBサーバアクセス処理の動作を終
了する。
【0050】サーバ装置2では、上記のようにして上記
利用者端末装置3から配達申し込み画面32Aに入力さ
れた情報を受信すると(ステップS204)、その受信
した情報を、新たな荷物管理番号と共に、上記配達情報
データベース25Cに登録する(ステップS205)。
その後、上記受信情報として利用者により指定された情
報に基づいて、上記利用料金データテーブル25Aから
配達料金情報を取得して(ステップS206)、荷物管
理番号と配達料金情報を設定した配達申し込み画面を利
用者端末装置3に再送信する(ステップS207)。
【0051】従って、利用者端末装置3では、この再送
信されてきた配達申し込み画面により、配達申し込みの
確認を行うことができる。
【0052】サーバ装置2では、上記配達申し込み画面
の再送信後、次に、上記配達情報データベース25Cに
登録した送り主及び受取人の住所情報から、配達に必要
な1又は複数の運送手段6を選択して、上記運送手段デ
ータベース25Dに、上記荷物管理番号をキーとして登
録する(ステップS208)。そして、上記選択された
何れの運送手段6においても指定された衝撃保証値を満
足する梱包材を、上記梱包方法管理テーブル25Bから
選択して(ステップS209)、その選択された梱包材
情報を上記配達情報データベース25Cに登録する(ス
テップS210)。
【0053】その後、上記運送手段データベース25D
に登録した各運送手段6のうち、最初の区間つまり区間
1の運送手段6作業者に、上記配達情報データベース2
5Cに登録した梱包材の手配を指示すると共に(ステッ
プS211)、各区間の運送手段6の作業者に配達の指
示を行う(ステップS212)。これらの梱包材手配の
指示及び配達指示は、当該作業者の作業者端末装置4へ
の指示の送信により行う(勿論、指示すべき作業者が当
該サーバ装置2の表示装置22を見ることが可能な作業
者であれば、送信すること無く表示だけでも良い)。
【0054】そして、上記ステップS211で指示され
た作業者の作業者端末装置4から、輸送物7に取り付け
る衝撃検出装置9のセンサ番号情報を受信して、それを
上記配達情報データベース25Cに登録して(ステップ
S213)、この配達申し込み処理を終了する。
【0055】図8の(A)は、上記管理サービス会社の
サーバ装置2としてのコンピュータでの衝撃通知処理の
動作を説明するフローチャートである。即ち、このフロ
ーチャートは、本願発明の一実施の形態における上記サ
ーバ装置2を構成するコンピュータに各機能を実現させ
るためのプログラムを説明する為のものである。このプ
ログラムは、CPU20が読み取り可能なプログラムコ
ードの形態で上記記録媒体27に格納されている例で説
明するが、全ての機能を上記記録媒体27に格納する必
要は無く、必要に応じて、その一部若しくは全部をネッ
トワーク1を介して通信装置26から受信して実現する
様にしても良い。
【0056】また、図8の(B)は、上記衝撃検出装置
9としてのコンピュータでの衝撃検出処理の動作を説明
するフローチャートである。即ち、このフローチャート
は、本願発明の一実施の形態における上記衝撃検出装置
9を構成するコンピュータに各機能を実現させるための
プログラムを説明する為のものである。このプログラム
は、CPU90が読み取り可能なプログラムコードの形
態で上記記録媒体99に格納されている例で説明する
が、全ての機能を上記記録媒体99に格納する必要は無
く、必要に応じて、その一部若しくは全部をネットワー
ク1及び無線通信基地局5を介して通信装置95から受
信して実現する様にしても良い。
【0057】即ち、サーバ装置2は、まず、上記配達情
報データベース25Cに登録されている保証衝撃値情報
を上記衝撃検出装置9に送信する(ステップS22
1)。
【0058】衝撃検出装置9では、このサーバ装置2か
らの保証衝撃値情報を受信して、RAM94に記録する
(ステップS901)。
【0059】その後、衝撃検出装置9においては、位置
情報を取得する(ステップS902)これは、上記無線
通信基地局5との無線通信を行って取得するものである
が、該衝撃検出装置9にGPSによる位置検出機能を持
たせれば、更に詳細な位置を知ることも可能となる。そ
して、取得した位置情報を、当該衝撃検出装置9のセン
サ番号と共に上記サーバ装置2に送信する(ステップS
903)。
【0060】サーバ装置2では、上記衝撃検出装置9よ
りこの位置情報を受信すると(ステップS222)、上
記配達情報データベース25Cの現在地情報を、その受
信した位置情報に更新する(ステップS223)。
【0061】また、衝撃検出装置9では、上記RAM9
4に記録されている上記保証衝撃値の1/2以上の衝撃
が加わったか否かを、上記衝撃センサ96の出力を基に
判別し(ステップS904)、そのような衝撃が加わっ
ていない場合には、上記ステップS902に戻る。これ
に対して、上記保証衝撃値の1/2以上の衝撃が加わっ
たと判別した場合には、その衝撃レベルに応じたブザー
音を上記ブザー97で発生する(ステップS905)。
また、その衝撃値、位置、時間情報をRAM94に記録
し(ステップS906)、その記録した衝撃値、位置、
時間情報を、当該衝撃検出装置9のセンサ番号と共に、
上記サーバ装置2に送信する(ステップS907)。そ
してその後、上記ステップS902に戻る。
【0062】サーバ装置2では、上記衝撃検出装置9よ
り上記衝撃値情報を受信すると(ステップS224)、
上記衝撃管理情報データベース25Eに衝撃履歴を記録
する(ステップS225)。
【0063】そしてその後、当該輸送物7が受取人住所
に着いたか否かを判別し(ステップS226)、まだ着
かない場合には、上記ステップS222乃至ステップS
225の処理を繰り返すことになる。
【0064】而して、当該輸送物7が受取人住所に着い
ならば、上記衝撃管理情報データベース25Eより当該
輸送物7に関する衝撃履歴を検索し(ステップS22
7)、上記配達情報データベース25Cに登録されてい
る当該輸送物7の保証衝撃値を超えているか否かを判別
する(ステップS228)。ここで、越えていない場合
には、この衝撃通知処理の動作を終了する。
【0065】これに対して、保証衝撃値を超えてしまっ
た場合には、その輸送物7の評価価格に応じた金額を補
償金として支払うことを利用者(送り主)に、例えば電
子メール等で通知する(ステップS229)。また、保
証値を超えた輸送手段6に対する梱包材を状況に応じて
ランクアップするよう、上記梱包方法管理テーブル25
Bを更新して(ステップS230)、この衝撃通知処理
の動作を終了する。
【0066】図9の(A)は、上記管理サービス会社の
サーバ装置2としてのコンピュータでの配達状況確認処
理の動作を説明するフローチャートである。即ち、この
フローチャートは、本願発明の一実施の形態における上
記サーバ装置2を構成するコンピュータに各機能を実現
させるためのプログラムを説明する為のものである。こ
のプログラムは、CPU20が読み取り可能なプログラ
ムコードの形態で上記記録媒体27に格納されている例
で説明するが、全ての機能を上記記録媒体27に格納す
る必要は無く、必要に応じて、その一部若しくは全部を
ネットワーク1を介して通信装置26から受信して実現
する様にしても良い。
【0067】即ち、図5を用いて先に説明したようにし
て送信されてくる上記利用者端末装置3からの配達状況
確認画面の送信要求を受信すると(ステップS24
1)、配達確認画面を初期化して(ステップS24
2)、その配達状況確認画面を表すWEBページの画面
データを要求元の利用者端末装置3に送信する(ステッ
プS243)。
【0068】これにより、上記利用者端末装置3では、
その受信した配達状況確認画面を表すWEBページの画
面データに基づいて配達状況確認画面が表示され、利用
者は、その入力領域に、荷物管理番号を入力して、サー
バ装置2に送信することになる。
【0069】而して、サーバ装置2では、上記利用者端
末装置3から配達状況確認画面に入力された荷物管理番
号を受信して(ステップS244)、その受信した荷物
管理番号で示される輸送物7の情報を上記配達情報デー
タベース25Cから取得する(ステップS245)。そ
の後、その取得したセンサ番号情報に対応する最大衝撃
値情報を上記衝撃管理情報データベース25Eから検索
する(ステップS246)。そして、上記配達情報デー
タベース25Cから取得した現在地情報と、上記衝撃管
理情報データベース25Eから検索した最大衝撃値情報
を設定した配達状況確認画面を表すWEBページの画面
データを、上記利用者端末装置3に再送信して(ステッ
プS247)、この配達状況確認処理の動作を終了す
る。
【0070】これにより、上記利用者端末装置3では、
その受信した配達状況確認画面を表すWEBページの画
面データに基づいて、図7の(B)に示すような配達状
況確認画面32Bが表示されることになる。
【0071】図9の(B)は、上記衝撃検出装置9とし
てのコンピュータでの出力処理の動作を説明するフロー
チャートである。このフローチャートは、本願発明の一
実施の形態における上記衝撃検出装置9を構成するコン
ピュータに各機能を実現させるためのプログラムを説明
する為のものである。このプログラムは、CPU90が
読み取り可能なプログラムコードの形態で上記記録媒体
99に格納されている例で説明するが、全ての機能を上
記記録媒体99に格納する必要は無く、必要に応じて、
その一部若しくは全部をネットワーク1及び無線通信基
地局5を介して通信装置95から受信して実現する様に
しても良い。
【0072】即ち、入力装置91として設けられた出力
キーが押されると(ステップS911)、RAM94に
記録されている最大の衝撃値情報を表示装置92に表示
出力して(ステップS912)、この出力処理の動作を
終了する。これにより、当該輸送物7に伝わった最大衝
撃値を作業者又は受取人が任意に確認することができ
る。
【0073】以上のように、本一実施の形態によれば、
各輸送物7に伝わった衝撃値の履歴を記録することによ
り、日時と衝撃値が明確になり、過大な衝撃がいつどこ
で加わったかが特定できるようになる。
【0074】また、衝撃検出装置9では、仕様値(保証
衝撃値の1/2)を越える衝撃値が加わった場合に、そ
の衝撃レベルに応じてブザー97を鳴らす、例えば音量
を変えたり、間欠の間隔を変更するようにしているの
で、各区間で衝撃の確認ができる。従って、例えばブザ
ー音の大きさ等から、例えば、“即開梱して確認”、
“要注意品として管理”、“返品”等、当該輸送物7の
処理の仕方が明確になる。つまり、梱包箱8を開梱せず
に、衝撃の有無の確認ができる。
【0075】以上、一実施の形態に基づいて本発明を説
明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用
が可能なことは勿論である。
【0076】例えば、ブザー音ではなく、衝撃値に合わ
せた音楽を鳴らすようにしても良い。この場合、音楽の
題名(種類)によって、加わった衝撃値と処理方法を選
択する。
【0077】また、ブザー音ではなく、衝撃値に合わせ
て、直接、音声で知らせても良い。即ち、例えば“仕様
値以上の衝撃が加わりました”等をアナウンスする。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、輸送中に輸送物に実際
に伝わった衝撃値を測定できるようにし、以って、利用
者に、依頼した輸送物が指定の衝撃値以上の衝撃を受け
ていないことを保証できるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る衝撃保証輸送シス
テムにおけるサーバ装置、利用者端末装置、及び衝撃検
出装置の構成を示す図である。
【図2】(A)は本発明の一実施の形態に係る衝撃保証
輸送システムの構成を示す図であり、(B)は輸送物へ
の衝撃検出装置の固定方法を説明するための図である。
【図3】(A)は利用料金データテーブルの記憶内容を
示す図であり、(B)は梱包方法管理テーブルの記憶内
容を示す図である。
【図4】(A)は配達情報データベースの記憶内容を示
す図、(B)は運送手段データベースの記憶内容を示す
図であり、(C)は衝撃管理情報データベースの記憶内
容を示す図である。
【図5】利用者端末装置でのWEBサーバアクセス処理
の動作を説明するフローチャートを示す図である。
【図6】サーバ装置での配達申し込み処理の動作を説明
するフローチャートを示す図である。
【図7】(A)は配達申し込み画面を示す図であり、
(B)は配達状況確認画面を示す図である。
【図8】(A)はサーバ装置2での衝撃通知処理の動作
を説明するフローチャートを示す図であり、(B)は衝
撃検出装置での衝撃検出処理の動作を説明するフローチ
ャートを示す図である。
【図9】(A)はサーバ装置での配達状況確認処理の動
作を説明するフローチャートを示す図であり、(B)は
衝撃検出装置での出力処理の動作を説明するフローチャ
ートを示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 サーバ装置 3 利用者端末装置 4 作業者端末装置 5 無線通信基地局 6 運送手段 7 輸送物 8 梱包箱 8A 緩衝材 8B 固定装置 9 衝撃検出装置 20,30,90 CPU 21,31,91 入力装置 22,32,92 表示装置 23 印刷装置 24,33,93 記憶装置 25,34,94 RAM 25A 利用料金データテーブル 25B 梱包方法管理テーブル 25C 配達情報データベース 25D 運送手段データベース 25E 衝撃管理情報データベース 26,35,95 通信装置 27,36,99 記録媒体 32A 配達申し込み画面 32B 配達状況確認画面 96 衝撃センサ 97 ブザー 98 電池

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輸送物に取り付け可能な衝撃センサと、 上記輸送物に加わる衝撃の限度値を設定する衝撃限度値
    設定手段と、 上記輸送物に取り付けられた上記衝撃センサにより検出
    された上記輸送物に加わる衝撃値を取得する衝撃値取得
    手段と、 上記衝撃限度値設定手段により設定された衝撃の限度値
    と、上記衝撃値取得手段によって取得した衝撃値とに応
    じて、警告情報を発生する警告情報発生手段と、 を具備することを特徴とする輸送衝撃管理装置。
  2. 【請求項2】 上記衝撃センサは、緩衝材と共に輸送用
    の箱に入れられた上記輸送物に直接取り付けられ、該輸
    送物に直接加わった衝撃値を検出することを特徴とする
    請求項1に記載の輸送衝撃管理装置。
  3. 【請求項3】 上記警告情報発生手段による上記警告情
    報の発生は、上記衝撃限度値指定手段によって指定され
    た衝撃の限度値よりも小さい衝撃値が加わった段階で、
    作業者に注意を促す警告音を発生することを特徴とする
    請求項1に記載の輸送衝撃管理装置。
  4. 【請求項4】 上記衝撃値取得手段によって上記輸送物
    の輸送中に取得した衝撃値のうち少なくとも最大の衝撃
    値情報を出力する最大衝撃値情報出力手段を更に具備す
    ることを特徴とする請求項1に記載の輸送衝撃管理装
    置。
  5. 【請求項5】 上記衝撃限度値設定手段は、通信ネット
    ワークに接続された輸送依頼者の端末装置から受信した
    情報に基づいて衝撃の限度値を設定し、 上記最大衝撃値情報出力手段によって出力された最大の
    衝撃値が、上記衝撃の限度値を超えた場合の、上記輸送
    依頼者に対する補償金情報を算出する補償金算出手段を
    更に具備することを特徴とする請求項4に記載の輸送衝
    撃管理装置。
  6. 【請求項6】 通信ネットワークに接続された利用者の
    端末装置から輸送物に加わる衝撃限度値の指定情報と共
    に輸送依頼を受信する輸送依頼受信手段と、 上記輸送依頼受信手段で受信した上記衝撃限度値の指定
    情報に応じた配達料金を算出する料金算出手段と、 上記輸送物に取り付けられた衝撃センサより、当該輸送
    物の輸送中に加わった衝撃情報を受信する衝撃情報受信
    手段と、 上記衝撃情報受信手段により受信した衝撃値が、上記輸
    送依頼受信手段で受信した上記指定の衝撃限度値を超え
    た場合の上記利用者に対する補償を管理する補償管理手
    段と、 を具備することを特徴とする衝撃保証輸送システム。
  7. 【請求項7】 少なくとも輸送物の寸法及び重量を含む
    輸送物情報と衝撃限度値とに応じた梱包材の指定情報を
    記憶する梱包方法記憶手段と、 上記利用者の端末装置から更に上記輸送物情報を受信す
    る輸送物情報受信手段と、 上記輸送物情報受信手段で受信した輸送物情報と上記輸
    送依頼受信手段で受信した上記衝撃限度値とに従って、
    上記梱包方法記憶手段より梱包材情報を検索する梱包材
    情報検索手段と、 上記梱包材情報検索手段により検索された梱包材の手配
    を作業者に対し指示する梱包材手配指示手段と、 を更に具備することを特徴とする請求項6に記載の衝撃
    保証輸送システム。
  8. 【請求項8】 上記衝撃情報受信手段により受信した衝
    撃情報を記憶する衝撃情報記憶手段と、 上記利用者の端末装置からの確認要求に応じて、上記衝
    撃情報記憶手段に記憶された衝撃情報を、上記利用者の
    端末装置に送信する衝撃情報送信手段と、 を更に具備することを特徴とする請求項6に記載の衝撃
    保証輸送システム。
  9. 【請求項9】 輸送手段と衝撃限度値とに応じた梱包材
    の指定情報を記憶する梱包方法記憶手段と、 上記利用者の端末装置から更に、少なくとも送り主と受
    取人のそれぞれの住所を含む輸送条件情報を受信する輸
    送条件情報受信手段と、 上記輸送条件情報受信手段により受信した輸送条件に応
    じた輸送手段を選択する輸送手段選択手段と、 上記輸送手段選択手段で選択した輸送手段と上記輸送依
    頼受信手段で受信した上記衝撃限度値とに従って、上記
    梱包方法記憶手段より梱包材情報を検索する梱包材情報
    検索手段と、 上記梱包材情報検索手段により検索された梱包材の手配
    を作業者に対し指示する梱包材手配指示手段と、 を更に具備することを特徴とする請求項6に記載の衝撃
    保証輸送システム。
  10. 【請求項10】 上記衝撃情報受信手段により受信した
    衝撃値が定められた値を越えている場合に、その時の輸
    送手段に対する緩衝材のランクを上げる衝撃材管理手段
    を更に具備することを特徴とする請求項6に記載の衝撃
    保証輸送システム。
  11. 【請求項11】 輸送物に衝撃センサを取り付け、 輸送依頼者が上記輸送物に加わる衝撃の限度値を指定
    し、 上記輸送物に取り付けられた上記衝撃センサにより検出
    された上記輸送物に加わる衝撃値を取得し、 上記輸送依頼者によって指定された衝撃の限度値と、上
    記取得した衝撃値とに応じて、警告情報を発生する、 ことを特徴とする衝撃保証輸送サービス方法。
  12. 【請求項12】 通信ネットワークに接続された利用者
    の端末装置から輸送物に加わる衝撃限度値の指定情報と
    共に輸送依頼を受信し、 上記受信した上記衝撃限度値の指定情報に応じた配達料
    金を算出し、 上記輸送物に取り付けられた衝撃センサより、当該輸送
    物の輸送中に加わった衝撃情報を受信し、 上記受信した衝撃値が、上記指定の衝撃限度値を超えた
    場合の上記利用者に対する補償を管理する、 ことを特徴とする衝撃保証輸送サービス方法。
  13. 【請求項13】 コンピュータに、 輸送物に加わる衝撃の限度値の指定を、通信ネットワー
    クを介して受信する機能と、 上記輸送物に取り付けられた衝撃センサにより検出され
    た上記輸送物に加わる衝撃値を取得する機能と、 上記受信した上記衝撃の限度値と、上記取得した衝撃値
    とに応じて、警告情報を発生する機能と、を実現させる
    ためのプログラム。
  14. 【請求項14】 コンピュータに、 通信ネットワークに接続された利用者の端末装置から、
    輸送物に加わる衝撃限度値の指定情報と共に輸送依頼
    を、上記通信ネットワークを介して受信する機能と、 上記受信した上記衝撃限度値の指定情報に応じた配達料
    金を算出する機能と、 上記輸送物に取り付けられた衝撃センサより、当該輸送
    物の輸送中に加わった衝撃情報を、上記通信ネットワー
    クを介して受信する機能と、 上記受信した衝撃値が、上記受信した上記指定の衝撃限
    度値を超えた場合の上記利用者に対する補償を管理する
    機能と、 を実現させるためのプログラム。
JP2001038720A 2001-02-15 2001-02-15 輸送衝撃管理装置、衝撃保証輸送システム、衝撃保証輸送サービス方法、及びプログラム Pending JP2002243755A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001038720A JP2002243755A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 輸送衝撃管理装置、衝撃保証輸送システム、衝撃保証輸送サービス方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001038720A JP2002243755A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 輸送衝撃管理装置、衝撃保証輸送システム、衝撃保証輸送サービス方法、及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002243755A true JP2002243755A (ja) 2002-08-28

Family

ID=18901641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001038720A Pending JP2002243755A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 輸送衝撃管理装置、衝撃保証輸送システム、衝撃保証輸送サービス方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002243755A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004307210A (ja) * 2003-03-25 2004-11-04 Fujitsu Ltd 運行管理サーバおよび運行管理プログラム
WO2004096681A1 (ja) * 2003-04-25 2004-11-11 Nikon Corporation 警告装置、輸送装置及び輸送方法、露光装置
JP2012197136A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Tokio Marine & Nichido Fire Insurance Co Ltd 物流品質検査システム及びその構成装置
JP2014142190A (ja) * 2013-01-22 2014-08-07 Sric Corp 輸送情報取得システム
JP2015215184A (ja) * 2014-05-08 2015-12-03 Necプラットフォームズ株式会社 衝撃吸収バンパーを備えた電子機器
CN105953364A (zh) * 2016-05-14 2016-09-21 宁波奥克斯空调有限公司 一种空调器及该空调器运输跌损状态的监测方法
WO2021065926A1 (ja) * 2019-10-02 2021-04-08 ナブテスコ株式会社 センサ装置、減速機、クローラ用走行ユニット、流体バルブ、流体シリンダ、流体ポンプ、流体コンプレッサ、電動モータ、電動アクチュエータ、構造物、センサ装置が実行する方法、センサシステムおよび銘板
JP2023115517A (ja) * 2022-02-08 2023-08-21 Necプラットフォームズ株式会社 搬送試験媒体、搬送試験システム、及び搬送試験方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004307210A (ja) * 2003-03-25 2004-11-04 Fujitsu Ltd 運行管理サーバおよび運行管理プログラム
WO2004096681A1 (ja) * 2003-04-25 2004-11-11 Nikon Corporation 警告装置、輸送装置及び輸送方法、露光装置
JP2012197136A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Tokio Marine & Nichido Fire Insurance Co Ltd 物流品質検査システム及びその構成装置
JP2014142190A (ja) * 2013-01-22 2014-08-07 Sric Corp 輸送情報取得システム
JP2015215184A (ja) * 2014-05-08 2015-12-03 Necプラットフォームズ株式会社 衝撃吸収バンパーを備えた電子機器
CN105953364A (zh) * 2016-05-14 2016-09-21 宁波奥克斯空调有限公司 一种空调器及该空调器运输跌损状态的监测方法
CN105953364B (zh) * 2016-05-14 2018-10-09 奥克斯空调股份有限公司 一种空调器及该空调器运输跌损状态的监测方法
WO2021065926A1 (ja) * 2019-10-02 2021-04-08 ナブテスコ株式会社 センサ装置、減速機、クローラ用走行ユニット、流体バルブ、流体シリンダ、流体ポンプ、流体コンプレッサ、電動モータ、電動アクチュエータ、構造物、センサ装置が実行する方法、センサシステムおよび銘板
TWI819242B (zh) * 2019-10-02 2023-10-21 日商納博特斯克股份有限公司 感測裝置、構造物、感測裝置所執行之方法、感測系統及銘牌
US11852504B2 (en) 2019-10-02 2023-12-26 Nabtesco Corporation Sensor device, speed reducer, traveling unit for crawler, fluid valve, fluid cylinder, fluid pump, fluid compressor, electric motor, electric actuator, construction, method executed by sensor device, sensor system, and nomenclature plate
JP2023115517A (ja) * 2022-02-08 2023-08-21 Necプラットフォームズ株式会社 搬送試験媒体、搬送試験システム、及び搬送試験方法
JP7343222B2 (ja) 2022-02-08 2023-09-12 Necプラットフォームズ株式会社 搬送試験媒体、搬送試験システム、及び搬送試験方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7627666B1 (en) Tracking system incorporating business intelligence
CN101491051B (zh) 无需托运人附贴托运标签来托运包裹的方法、***、承运人服务器以及移动设备
JP3845987B2 (ja) 荷物配達通知システム
US6433732B1 (en) Package tracking system
US7020494B2 (en) Integrating contextual information into mobile enterprise applications
AU2003207679A1 (en) Tracking system incorporating business intelligence
CN101208720A (zh) 用来提供交付货物的数字图像和处置的***和方法
EP1805703A1 (en) Telematic method and apparatus for managing shipping logistics
JP2002243755A (ja) 輸送衝撃管理装置、衝撃保証輸送システム、衝撃保証輸送サービス方法、及びプログラム
US20030144946A1 (en) Delivery information processing method and apparatus
JP2008186107A (ja) 情報表示装置及び情報配信装置、仕事依頼方法
JP2023126432A (ja) 商品の誤配送防止システム及びプログラム
JP2003128252A (ja) 荷物配送管理システム、荷物配送管理サーバ、移動体端末、および荷物配送管理方法
JP2005063046A (ja) 納入先情報管理サーバ、gps端末、納入先情報管理システム、納入先情報管理方法、およびそのプログラム
CN110991952A (zh) 一种跨境物流模式选择方法和装置
WO2002019196A1 (fr) Procede et systeme d'accuse de reception de livraison
CN112163931A (zh) 用于输出垃圾信息的方法及装置
CN111932176A (zh) 自动交互订单物流筛选方法、装置、终端设备和存储介质
JP2004326229A (ja) 情報処理装置、サーバー装置およびそのプログラム
JP2001318976A (ja) 宅配物流システムおよび宅配物流方法
CN116757583B (zh) 物流信息的处理方法、***、电子设备及存储介质
JP2003006297A (ja) 配達通知システム
JP2004099276A (ja) 無線タグを用いた物流管理装置およびその方法、ならびに物流管理プログラム
KR100977602B1 (ko) 교통사고처리방법 및 그 시스템
JP2004192081A (ja) 輸送受け付けシステム