JP2002243581A - コンタクトレンズのレンズ姿勢検査方法 - Google Patents

コンタクトレンズのレンズ姿勢検査方法

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JP2002243581A
JP2002243581A JP2001035126A JP2001035126A JP2002243581A JP 2002243581 A JP2002243581 A JP 2002243581A JP 2001035126 A JP2001035126 A JP 2001035126A JP 2001035126 A JP2001035126 A JP 2001035126A JP 2002243581 A JP2002243581 A JP 2002243581A
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lens
contact lens
posture
light
excitation light
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Application number
JP2001035126A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Suzuki
弘昭 鈴木
Kazuhiko Nakada
和彦 中田
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Menicon Co Ltd
Original Assignee
Menicon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクトレンズの表面にマークを付設しな
くても、レンズ周方向において厚みが変化する部位を有
する特殊コンタクトレンズの存在せしめられている向き
や配置形態等のレンズ姿勢、例えば、レンズの基底方向
やその角度等を、容易に且つ正確に検査、特に認識乃至
は判別することの出来る、新規な方法を提供すること。 【解決手段】 レンズ周方向において厚みが変化する部
位を有するコンタクトレンズに対して、自家蛍光を生ぜ
しめ得る励起光を照射し、かかる励起光の照射によって
生じる自家蛍光にて形成されるレンズ蛍光像の輝度パタ
ーンより、レンズ姿勢を検査乃至は判定するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、コンタクトレンズのレンズ姿勢
検査方法に係り、特に、レンズ周方向において厚みが変
化する部位を有する特殊コンタクトレンズに対して励起
光を照射せしめて、その蛍光(自家蛍光)を検知するこ
とによって、かかる特殊コンタクトレンズの存在せしめ
られている向きや配置形態等のレンズ姿勢を認識乃至は
判別する方法に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、乱視眼や老視眼等の、視力調節
能力に劣る目に適用されて、視力調節力を補うためのコ
ンタクトレンズとして、トーリック形状のトーリックレ
ンズや、複数の度数を存在せしめたバイフォーカルレン
ズ等の多焦点型レンズが、レンズ周方向において厚みが
変化する部位を有する特殊コンタクトレンズとして提案
されている。
【0003】そして、これらの乱視矯正用コンタクトレ
ンズや老眼矯正用(遠近両用)コンタクトレンズ等の特
殊コンタクトレンズにあっては、よく知られているよう
に、その装用状態下において、コンタクトレンズの回転
が効果的に防止され得るように、レンズの周方向の位置
決めが為されている。例えば、かかる位置決め手法の一
つとして、一般に、プリズムバラスト構造が好適に採用
されているのである。なお、このプリズムバラスト構造
は、レンズ前面又は後面をレンズ中心に対して所定量だ
け偏心させて、レンズ周縁部の一部を厚肉化してやるこ
とにより、重力等の作用によって周方向の特定位置に保
持せしめるようにしたものであり、レンズ装用時の上下
方向において、基底が下方となって、レンズ厚みが厚く
なり、重くなっている。
【0004】ところで、上述せるような特殊コンタクト
レンズの品質検査や管理等を実施するために、各種の特
性検査、例えば、乱視矯正用コンタクトレンズにあって
は、球面度数や柱面度数、乱視軸の方向、プリズム量等
の検査が行なわれたり、老視矯正用コンタクトレンズに
あっては、遠用又は近用度数や、付加度数位置等の検査
が行なわれているのであるが、それらの検査を実施する
に際して、より一層正確な測定結果を得るために、それ
らの検査に先立って、予め、レンズの幾何中心に対する
レンズ厚さの厚い部分の方向となる基底方向を知る必要
があったのである。
【0005】そして、そのような基底方向を知るための
手法としては、一般に、特殊コンタクトレンズの表面
に、何らかの指標(マーク)を設け、かかるマークを定
方向に合わせることによって識別する手法が採用されて
いるのであるが、人間による手動検査であるところか
ら、その判定において、偏りが生じてしまったり、検査
に時間がかかってしまう等といった問題が内在してい
る。
【0006】また、上述の如き手法を採用して、基底方
向を正確に判別することが出来ても、そのようなマーク
を付設することによって、コンタクトレンズのコストが
上昇したり、或いは、付設されたマークと基底方向が、
何らかの原因によってズレていても発見することが困難
である等といった欠点が、惹起されているのである。
【0007】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、かかる事情を背
景にして為されたものであって、その解決課題とすると
ころは、コンタクトレンズの表面にマークを付設するこ
となく、レンズ周方向において厚みが変化する部位を有
する特殊コンタクトレンズの存在せしめられている向き
や配置形態等のレンズ姿勢、例えば、レンズの基底方向
やその角度等を、容易に且つ正確に検査、特に認識乃至
は判別することの出来る、新規な方法を提供することに
ある。
【0008】
【解決手段】そして、本発明者らは、そのような課題を
解決すべく鋭意検討を重ねた結果、コンタクトレンズの
厚みが増加するに従って、励起光の照射によってコンタ
クトレンズの材質自体から発せられる自家蛍光の輝度が
大きくなることを見出し、更に、かかる蛍光を検知する
ことによって、レンズ周方向において厚みが変化する部
位を有する特殊コンタクトレンズのレンズ姿勢、言い換
えれば、特殊コンタクトレンズの向きや配設形態、より
具体的には、基底方向やその角度、又は遠点若しくは近
点の加入位置等を有利に認識乃至は判別することが可能
となることを、見出したのである。
【0009】従って、本発明は、かかる知見に基づいて
完成されたものであって、その要旨とするところは、レ
ンズ周方向において厚みが変化する部位を有する特殊コ
ンタクトレンズのレンズ姿勢を検査する方法において、
(a)かかる特殊コンタクトレンズに対して、自家蛍光
を生ぜしめ得る励起光を照射する工程と、(b)励起光
の照射によって該特殊コンタクトレンズから生じた自家
蛍光によって形成されるレンズ蛍光像を検知する工程
と、(c)該検知されたレンズ蛍光像における輝度パタ
ーンにより、前記特殊コンタクトレンズのレンズ姿勢を
求める工程とを、含むことを特徴とするコンタクトレン
ズのレンズ姿勢検査方法にある。
【0010】すなわち、かくの如き本発明に従うコンタ
クトレンズのレンズ姿勢検査方法にあっては、プリズム
バラスト構造等を採用することにより、レンズ周方向に
おいて厚みが変化する部位を有する特殊コンタクトレン
ズに対して、所定の励起光を照射し、かかる励起光の照
射によって、該コンタクトレンズを構成する材料分子の
電子が遷移せしめられて発光すると推察される、該コン
タクトレンズの材質自体から生ぜしめられる蛍光(自家
蛍光)を、コンタクトレンズ全体に亘って検出し、それ
によって得られたレンズ蛍光像における、輝度の大小を
示す輝度パターンから、レンズ姿勢を求めるようにして
いるところから、容易に且つ正確に、レンズ姿勢を認識
乃至は判別することが可能となったのである。
【0011】従って、そのような検査方法においては、
自動化や連続処理も可能となるのであり、以て、検査時
間の飛躍的な短縮や、その作業に要する人件費の大幅削
減が実現され得るといった利点をも享受し得るのであ
る。
【0012】また、本発明によれば、コンタクトレンズ
自体から生じる蛍光(自家蛍光)を検知するものである
ところから、例えば、可視光等の光をコンタクトレンズ
に対して照射して、該コンタクトレンズによって吸収さ
れなかった光や反射光を検知してレンズ像を得る場合に
比して、極めて高いコントラストにて検知することが可
能となり、以て、それらの光を検知することでは求める
ことが困難であったレンズ姿勢、特にレンズ基底方向
を、極めて正確に求めることが可能となっているのであ
る。
【0013】なお、ここで対象とされる特殊コンタクト
レンズとしては、一般に、乱視矯正用コンタクトレンズ
や老視矯正用コンタクトレンズが挙げられ、これらのコ
ンタクトレンズに本発明手法を適用することによって、
その後に実施される各種の特性、例えば、度数や乱視軸
の方向、プリズム量等の検査が、より一層正確に実施さ
れ得ることとなる。
【0014】また、本発明における好ましい態様の一つ
によれば、前記特殊コンタクトレンズのレンズ姿勢か
ら、該特殊コンタクトレンズの基底方向若しくはその角
度、又は遠点若しくは近点加入位置が決定される構成
が、有利に採用される。
【0015】さらに、本発明における別の好ましい態様
の一つによれば、前記励起光の照射及び前記レンズ蛍光
像の検知が、前記特殊コンタクトレンズを容器に収容せ
る液体媒体中に浸漬した状態下において行なわれる。
【0016】加えて、本発明における更に別の好ましい
態様の一つによれば、前記レンズ蛍光像の検知が、前記
励起光の照射された特殊コンタクトレンズをCCDカメ
ラにて撮像することにより行なわれることが、望まし
い。このような構成を採用することによって、レンズ蛍
光像の検知がより一層有利に実現され得るのである。
【0017】さらに、本発明における別の好ましい態様
の一つによれば、前記レンズ蛍光像が、レンズ部位の輝
度に応じて多階調の色にて解析される構成が、好適に採
用され、これによって、輝度パターンを、より一層容易
に認識することが出来るのである。
【0018】更にまた、本発明に従うコンタクトレンズ
のレンズ姿勢検査方法の望ましい態様によれば、前記励
起光として、200〜400nmの領域の波長のUV光
が採用される一方、前記自家蛍光として、340〜47
0nmの領域の波長の光が検知される構成が、有利に採
用される。このような構成を採用することによって、レ
ンズ蛍光像を、より一層優れた精度にて、検知すること
が可能となるところから、極めて正確なレンズ姿勢が求
められることとなるのである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に具体的に明ら
かにするために、本発明の実施の形態について、図面を
参照しつつ、詳細に説明することとする。なお、本発明
においては、励起光を照射することによって、レンズの
材質自体が励起されて発生せしめられる蛍光を、自家蛍
光と呼称する。
【0020】先ず、図1には、本発明の一実施例に係る
コンタクトレンズのレンズ姿勢検査装置を機能的に示す
説明図が、概略的に示されている。そこにおいて、10
は、電磁放射線供給装置であって、従来から公知のポリ
マー材質からなる被検体コンタクトレンズ12に対し
て、所定の励起光を照射するように、つまり、コンタク
トレンズ12の材質自体が励起されて、自家蛍光を発す
ることが出来るような波長の光(励起光)を照射し得る
電磁放射線源を有して、構成されている。そして、その
ような電磁放射線源としては、所望とする励起光を照射
し得る、従来から公知の各種の光照射装置、例えば、キ
セノンランプや、水銀ランプ、重水素ランプ、タングス
テン−ヨウ素ランプ、レーザー光照射装置等が、適宜に
選択されて用いられることとなる。なお、一般に、励起
光の照射によって発生する蛍光は、励起光の強度が大き
くなるに従って、強くなるところから、強度の大きな励
起光を発生せしめ得る電磁放射線源(光源)を使用すれ
ば、検出する自家蛍光の輝度がより高くなる利点がある
ものの、逆に、電磁放射線(励起光)の強度が過大であ
ると、コンタクトレンズ12の変質が惹起せしめられる
恐れがあることは、言うまでもないところである。
【0021】また、本発明において、コンタクトレンズ
12に照射される励起光としては、上述したように、コ
ンタクトレンズ12の材質自体が励起されて、自家蛍光
を発することが出来る光であれば、その波長は特に限定
されるものではなく、コンタクトレンズ12の材質に応
じて適宜に選択されることとなるのであるが、好適に
は、200〜400nmの波長のUV光が用いられる。
なお、かかるUV光は、狭い帯域幅の線スペクトルであ
っても、或いは、比較的広い帯域幅の連続スペクトルで
あっても、更には、複数の線スペクトルからなるUV光
であってもよい。また一方、そのようなUV光を照射す
ることによって発生せしめられる自家蛍光は、コンタク
トレンズの材質によって多少異なるものの、一般に、3
40〜470nmの領域内の波長の光である。
【0022】ところで、所望とする波長帯域の光を照射
するために、電磁放射線供給装置10には、電磁放射線
源とコンタクトレンズ12との間に、コンタクトレンズ
の材質に応じた励起波長の光を透過せしめ得る光学フィ
ルタが配設されていてもよく、これによって、電磁放射
線源から放射される励起波長以外の余分な光が遮断せし
められて、所望とする波長帯域の励起光が専らコンタク
トレンズ12に照射せしめられるようになる。
【0023】そして、かくの如くして電磁放射線供給装
置10から発せられる励起光は、コンタクトレンズ12
全体に照射され、そして、その励起光にて、該コンタク
トレンズ12を構成する材料自体が励起せしめられ、こ
の励起によって生じる自家蛍光にて形成される2次元イ
メージであるレンズ蛍光像が、検出器14によって検知
されるようになっているのである。特に、このような検
出器14としては、コンタクトレンズ12の自家蛍光を
感知し、その光信号を電気信号に変換することが出来る
撮像装置、具体的には、CCDカメラやフォトダイオー
ド等の従来から公知の撮像装置(光検出装置)が好適に
用いられ得、これによって、自家蛍光より形成されるレ
ンズ蛍光像が得られるのである。また、そのような撮像
装置には、より微細なレンズ蛍光像を得るために、顕微
鏡やカメラ等のレンズが配設されていてもよい。
【0024】なお、上述せる如き検出器14にあって
は、それが、所望とする波長の光を専ら感知するもので
ない限り、かかる波長の光を専ら透過せしめ得る光学フ
ィルタが装備せしめられていることが望ましく、これに
よって、自家蛍光に比して強度が格段に大きな励起光等
の余分な光を遮断して、コンタクトレンズ12から放出
される自家蛍光のみを、選択的に検知することが可能と
なると共に、得られるレンズ蛍光像のコントラストがよ
り一層明瞭となるのである。
【0025】そして、前述せるような電磁放射線供給装
置10や検出器14からなる撮像系の一例としては、図
2に示される如き装置を挙げることが出来るのである。
具体的には、図2において、16は、330〜380n
m付近の波長のUV光を透過せしめ得るバンドパスフィ
ルタが装備された、水銀−キセノンランプであって、図
1における電磁放射線供給装置10に相当するものであ
り、かかる水銀−キセノンランプ16から照射せしめら
れたUV光は、UVライトガイド18を通じて、レンズ
上方から、コンタクトレンズ12に照射されるようにな
っている。
【0026】また、コンタクトレンズ12から生じる自
家蛍光は、UV光を遮断せしめ得るカットフィルタが取
り付けられた、カメラレンズ20とデジタルCCDカメ
ラ22とからなる検出器14によって、レンズ上方から
検知されるようになっているのである。なお、かかる図
2において、24は、検出器14を設置するためのカメ
ラスタンドであり、また、26は、被検体を載置すべき
ステージを構成する昇降機である。
【0027】そして、かくの如くして検知されたレンズ
蛍光像は、そのまま出力されても構わないのであるが、
本実施形態においては、図1に示されるように、各種デ
ータの演算処理を行なう画像解析装置28に送られるよ
うになっている。なお、ここにおいて、該画像解析装置
28は、平滑化処理部30と方向判定処理部32とから
構成される基底方向決定部34、及び、軸角度算出部3
6を有しており、パソコン等の公知の各種コンピュータ
にて実現するものである。
【0028】而して、画像解析装置28に送られたレン
ズ蛍光像は、先ず、基底方向決定部34に設けられた平
滑化処理部30に送られる。そして、この平滑化処理部
30にて、レンズ蛍光像における輝度パターンが、より
一層明瞭となるように、レンズ蛍光像における細かい輝
度のバラツキの平均化が実施され、特に、レンズ蛍光像
における高輝度部分が平滑化されるのであり、そのよう
な平滑化処理の施されたレンズ蛍光像のモデル図が、図
3に示されている。
【0029】次いで、そのようにして平滑化処理が施さ
れたレンズ蛍光像は、方向判定処理部32に入力せしめ
られ、そこにおいて、基底方向が判定されるようになっ
ている。具体的には、図3に示されるように、レンズセ
ンターから、径方向において、最も高輝度部が偏ってい
る方向を基底方向と判定するのである。
【0030】そして、基底方向が決定されると、そのデ
ータが基底方向決定部34に設けられた方向処理判定部
20から軸角度算出部36に入力され、引き続いて、軸
角度算出部36にて、レンズ蛍光像における水平軸:L
との為す角:αが求められるようになっているのであ
る。
【0031】而して、軸角度算出部36において求めら
れた基底方向の角度(α)は、ディスプレイやプリンタ
等の従来から公知の出力装置38にて出力せしめられ
て、測定者に通知されるようになっている。そして、コ
ンタクトレンズ12の存在せしめられている向きや配置
形態等のレンズ姿勢を示す基底方向の角度(α)が正確
に求められることによって、コンタクトレンズ12の各
種の特性検査、例えば、乱視矯正用コンタクトレンズに
あっては、球面度数や柱面度数、乱視軸の方向、プリズ
ム量等の検査が、老視矯正用コンタクトレンズにあって
は、遠用又は近用度数や、付加度数位置等の検査が、よ
り一層正確に実施され得るようになる。
【0032】ところで、コンタクトレンズ12として
は、図3のレンズ蛍光像のモデル図に示されているよう
に、レンズの存在せしめられている向きや配置形態等の
レンズ姿勢に応じて輝度パターンが異なるコンタクトレ
ンズ、即ち、レンズ周方向において厚みが変化する部位
を有する特殊コンタクトレンズが、その対象となること
は、言うまでもないところである。また、かかる特殊コ
ンタクトレンズとしては、トーリック形状のトーリック
レンズに代表される乱視矯正用コンタクトレンズや、遠
近両用の多焦点型レンズに代表される老視矯正用コンタ
クトレンズ等が挙げられるが、プリズムバラスト型構造
等を有して、レンズ周方向において厚みが変化する部位
を有するコンタクトレンズであれば、本発明に従うレン
ズ姿勢の検査の対象となるのである。
【0033】以上のように、上例のコンタクトレンズの
レンズ姿勢検査装置を用いたレンズ姿勢検査手法にあっ
ては、コンタクトレンズ全体に亘って均等に所定の励起
光を照射し、そして、かかる励起光によって生じるレン
ズの自家蛍光がレンズ蛍光像として検知されて、そのレ
ンズ蛍光像の輝度パターンによって、目的とするレンズ
姿勢(基底方向とその角度)が判定されるようになって
いるところから、従来に比べ、正確にレンズ姿勢の検査
を実施することが可能となっているのである。
【0034】また、このようなレンズ姿勢検査装置を用
いたレンズ姿勢検査方法によれば、検査の自動化や連続
処理が可能となり、以て、検査時間の短縮や、その作業
に要する人件費の大幅削減が実現され得るといった利点
をも享受し得るのである。
【0035】しかも、かくの如きレンズ姿勢検査手法に
よれば、コンタクトレンズ自体から生じる自家蛍光を検
知するものであるところから、例えば、コンタクトレン
ズに対して可視光等の光を照射して得られる、吸収光や
反射光等を検知してレンズ像を得る場合に比して、極め
て明瞭なレンズ像を検知することが可能となり、以て、
それら吸収光や反射光によって形成されるレンズ像から
では求めることが困難であったレンズ姿勢(基底方向)
を、正確に求めることが可能となるのである。
【0036】ところで、上例においては、図1に示され
るように、浅底の有底円筒形状を呈する容器40内に、
所定量の生理食塩水や、蒸留水、レンズ保存液等の液体
媒体42が収容され、その収容された液体媒体42中に
浸漬した状態下のコンタクトレンズ12に対して、レン
ズ姿勢の検査が行なわれるようになっているが、かかる
コンタクトレンズを収容する容器40としては、レンズ
姿勢をより一層正確に且つ優れた精度で検査するため
に、コンタクトレンズ12に照射せしめられる励起光に
よって蛍光を発しない材質の容器が望ましく、例えば、
200nm〜400nmの波長のUV光によって励起せ
しめられることのない従来から公知の材質、例えば、石
英ガラスやステンレス、アルミニウム等の金属類等から
なる材質の容器が、特に好適に採用され得るのである
が、これらの材質からなるものに限定されるものではな
く、レンズ蛍光像の輝度パターンを認識することが出来
る程度であれば、励起光によって蛍光を生じる材質の容
器を使用することも、何等差支えないことは、言うまで
もないところである。
【0037】また、上記のコンタクトレンズ12を収容
する容器40の他にも、コンタクトレンズ12に付着し
た汚れによっても、レンズ姿勢の検査が妨害せしめられ
る恐れがあるところから、レンズ姿勢検査は、レンズ製
造時や出荷時等の何等の汚れも付着していない状態下に
おいて、実施されることが望ましい。
【0038】加えて、コンタクトレンズ12は、このレ
ンズ姿勢検査の後に引き続いて行なわれる各種のレンズ
特性検査のために、容器40内での回転が防止され得る
ようにして、収容されることが望ましいのである。
【0039】以上、本発明の代表的な実施形態について
詳述してきたが、それは、あくまでも例示に過ぎないも
のであって、本発明は、そのような実施形態に係る具体
的な記述によって、何等限定的に解釈されるものではな
いことが、理解されるべきである。
【0040】例えば、上記の実施形態では、特殊コンタ
クトレンズの基底方向とその角度が決定されるようにな
っていたが、その他にも、得られるレンズ蛍光像の輝度
パターン乃至はレンズ姿勢より、かかる特殊コンタクト
レンズにおける遠点加入位置(遠距離観察用の視力矯正
域におけるレンズ度数の加入位置)若しくは近点加入位
置(近距離観察用の視力矯正域におけるレンズ度数加入
位置)等のレンズ姿勢情報を求めたり、老視矯正用コン
タクトレンズにおける各光学領域の特定や、その領域が
遠用の光学領域或いは近用の光学領域であるかの判定を
行なうことも可能である。
【0041】また、バンドパスフィルタやカットフィル
タ等の光学フィルタの配設形態も、例示のものに限定さ
れるものではなく、光源や撮像装置とコンタクトレンズ
との間に設置されておれば、電磁放射線供給装置10や
検出器14の外部にそれが設置されているようにした構
造も採用することが出来るのである。更にまた、そのよ
うな光学フィルタも、光源や撮像装置等に応じて、得ら
れるレンズ蛍光像が有利に検知され得るように用いられ
るものであって、必ずしも必要とされるものではないの
である。
【0042】さらに、画像解析装置28内の構成も、例
示の構成に限定されるものではなく、求めようとするレ
ンズ姿勢、例えば、基底方向やその角度、遠点及び/又
は近点の加入位置等に応じて、適宜に設定され得るので
ある。
【0043】また、上例では、画像解析装置28内にお
いて、レンズ姿勢(基底方向等)の判定が行なわれてい
たが、そのようなレンズ姿勢(基底方向等)の判定は、
必ずしも自動化されて実施される必要はなく、測定者
が、出力された輝度パターンから、そのレンズ姿勢(基
底方向等)を求めることも可能である。なお、測定者
が、手動にて、レンズ姿勢(基底方向等)を求める場合
には、その輝度パターンをより一層容易に認識すること
が出来るように、特に、検出器14にて得られたレンズ
蛍光像が、輝度に応じて多段階に多階調の色に解析され
て、出力される構成を採用することが望ましい。
【0044】加えて、上例では、励起光の照射と自家蛍
光の検知が、コンタクトレンズ12の上方側から行なわ
れるように、言い換えれば、電磁放射線供給装置10と
検出器14が、共に、コンタクトレンズ12の上方に位
置せしめられるように配置されていたが、本発明手法に
おいては、励起光の照射によって生じた自家蛍光が検知
され得る構成であれば、図4に示されるように、コンタ
クトレンズ12の上方から、電磁放射線供給装置10に
て励起光を照射すると共に、コンタクトレンズ12の下
方に配置された検出器14にて、コンタクトレンズ12
の自家蛍光を検知するような配置形態も好適に採用され
得るのであり、また、電磁放射線供給装置10をコンタ
クトレンズ12の下方に、検出器14を上方に配置する
配置形態も、適用可能である。
【0045】また、前記実施形態では、コンタクトレン
ズ12が、そのベースカーブ面を上面とするように配置
されていたが、本発明は、そのような配置形態に何等限
定されるものではなく、フロントカーブ面が上面となる
ように配置されていてもよいことは、言うまでもないと
ころである。
【0046】さらに、上例では、コンタクトレンズ12
が、所定量の液体媒体42が収容された、浅底の有底円
筒形状を呈する容器40内に、浸漬されて、レンズ姿勢
の検査が実施されていたが、かかる容器の構造は、例示
のものに何等限定されるものではない。また、そのよう
な容器や容器に収容される液体媒体は、本発明におい
て、必須とされるものではない。
【0047】また、図2においては、コンタクトレンズ
12を昇降機38上に載置して、レンズ姿勢検査を実施
していたが、昇降機38に代えて、ベルトコンベア等の
従来から公知の搬送装置を採用すれば、検査を連続的に
実施することが可能となることは、言うまでもないとこ
ろである。
【0048】その他、一々列挙はしないが、本発明が、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
【0049】
【実施例】以下に、本発明の代表的な実施例を示し、本
発明を更に具体的に明らかにすることとするが、本発明
が、そのような実施例の記載によって、何等の制約をも
受けるものでないことは、言うまでもないところであ
る。
【0050】下記に示される構成の検査装置を用い、乱
視矯正用コンタクトレンズとして、メニコン72トーリ
ックレンズ(ベースカーブ:8.70、度数:-3.00、レン
ズ直径:14.0、付加度数:-1.75、軸:180)の新品レン
ズ1枚を、また、老視矯正用コンタクトレンズとして、
メニフォーカルソフト72レンズ(ベースカーブ:8.1
0、度数:-3.00、レンズ直径:13.5、付加度数:+3.0
0、軸:-30)の新品レンズ1枚を準備し、それぞれのサ
ンプルレンズ(12)に対して、検査を実施した。 −装置− 浜松ホトニクス社製 ORCA AQUACOSMOS パッケージ 撮像機器 :デジタルCCDカメラ(C-4742-95-12NR) Fマウントレンズ(f=55mm,F2.8S) 解析装置 :画像解析装置(C7746-43E) 解析ソフト:AQUACOSMOS基本ソフトウェア(U7501) 光源:水銀−キセノンランプ 200W 光学フィルタ:<光源側>330−380UV励起フィルタ <検知側>スカイライトフィルタ(390nm 以下カットフィルタ) 400 吸収フィルタ(400nm 以下カットフィルタ)
【0051】すなわち、図2に示されるように、かかる
サンプルレンズ(12)を、所定量の生理食塩水が収容
されたブリスターケース(40)内に、ベースカーブ面
が上面となるようにして、浸漬せしめた。そして、その
ようなサンプルレンズ(12)が浸漬されたブリスター
ケース(40)を、Fマウントレンズ(20)が装備さ
れたデジタルCCDカメラ(22)からなる検出器(1
4)のステージ上に載置した。
【0052】次いで、そのようにして設置されたサンプ
ルレンズ(12)に対して、励起光を、レンズ上方から
照射し、それによって生じる自家蛍光を、レンズ上方側
から検知した。なお、この照射工程において、電磁放射
線供給装置(10)としては、330〜380nm付近
の波長の光を透過せしめ得る330−380UV励起フ
ィルタ(340〜390nm付近の分光透過率:60%
以上)が取り付けられた200Wの水銀−キセノンラン
プ(16)を使用した。また、検出器(14)には、3
90nmより短い波長の光を遮断せしめられ得るスカイ
ライトフィルタ(400nm以上の分光透過率:80%
以上)と、400nmより短い波長の光を遮断せしめら
れ得る400吸収フィルタ(420nm以上の分光透過
率:80%以上)とが、組み合わされて、取り付けられ
た。
【0053】そして、かかる光フィルタが取り付けられ
た検出器(14)にて撮像されたレンズ蛍光像を、イン
ターフェースを介して検出器(14)と接続された画像
解析装置(コンピュータ)に入力することによって、基
底方向及びその角度を求めた。また、その際に撮像され
た乱視矯正用コンタクトレンズと老視矯正用コンタクト
レンズのレンズ蛍光像を、それぞれ、図5及び図6に示
した。
【0054】かかる図5及び図6からも明らかなよう
に、レンズ厚みの厚い部分(プリズムバラスト部分)の
自家蛍光の輝度が大きくなっており、基底方向を容易に
判別することが可能であることが理解されるのである。
【0055】従って、このようなコンタクトレンズのレ
ンズ姿勢検査手法によれば、測定者によって、その判定
に偏りが生じてしまったり、検査に時間がかかってしま
う等といった問題を何等惹起することなく、そのレンズ
姿勢の正確な検査を、容易に且つ迅速に実施することが
出来るのである。
【0056】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に従うコンタクトレンズのレンズ姿勢検査方法によれ
ば、レンズ周方向において厚みが変化する部位を有する
特殊コンタクトレンズに対して、所定の励起光を照射
し、かかる励起光の照射によって発生する自家蛍光を検
出し、その自家蛍光より形成されるレンズ蛍光像の輝度
パターンに基づいて、レンズ姿勢を求めるようにしたと
ころから、レンズ姿勢の正確な検査が、容易に且つ迅速
に実施され得るところとなったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うコンタクトレンズのレンズ姿勢検
査装置の一例を概略的に示す説明図である。
【図2】本発明に従うコンタクトレンズのレンズ姿勢検
査装置の一部である、撮像系の一例を概略的に示す説明
図である。
【図3】本発明手法にて検知されるレンズ蛍光像のモデ
ル図であって、基底方向とその角度を概略的に示す説明
図である。
【図4】本発明に従うコンタクトレンズのレンズ姿勢検
査装置の別の一例を概略的に示す説明図である。
【図5】実施例において撮像された乱視矯正用コンタク
トレンズ(トーリックレンズ)のレンズ蛍光像である。
【図6】実施例において撮像された老視矯正用コンタク
トレンズ(バイフォーカルレンズ)のレンズ蛍光像であ
る。
【符号の説明】
10 電磁放射線供給装置 12 コンタクト
レンズ 14 検出器 16 水銀−キセ
ノンランプ 18 UVライトガイド 20 カメラレン
ズ 22 CCDカメラ 24 カメラスタ
ンド 26 昇降機 28 画像解析装
置 30 平滑化処理部 32 方向判定処
理部 34 基底方向決定部 36 軸角度算出
部 38 出力装置 40 容器 42 液体媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA37 BB05 BB22 CC22 DD06 FF04 GG03 HH03 JJ03 JJ26 LL04 LL22 QQ15 QQ31 QQ42 2G043 AA03 CA05 DA06 DA08 EA01 FA05 HA01 HA05 JA02 KA03 KA05 KA09 LA03 NA01 NA05 2G086 FF04 FF06 2H006 BC07 DA05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ周方向において厚みが変化する部
    位を有する特殊コンタクトレンズのレンズ姿勢を検査す
    る方法にして、 かかる特殊コンタクトレンズに対して、自家蛍光を生ぜ
    しめ得る励起光を照射する工程と、 該励起光の照射によって該特殊コンタクトレンズから生
    じた自家蛍光によって形成されるレンズ蛍光像を検知す
    る工程と、 該検知されたレンズ蛍光像における輝度パターンによ
    り、前記特殊コンタクトレンズのレンズ姿勢を求める工
    程とを、 含むことを特徴とするコンタクトレンズのレンズ姿勢検
    査方法。
  2. 【請求項2】 前記特殊コンタクトレンズが、乱視矯正
    用コンタクトレンズ又は老視矯正用コンタクトレンズで
    ある請求項1に記載のコンタクトレンズのレンズ姿勢検
    査方法。
  3. 【請求項3】 前記特殊コンタクトレンズのレンズ姿勢
    から、該特殊コンタクトレンズの基底方向若しくはその
    角度、又は遠点若しくは近点加入位置が決定される請求
    項1又は請求項2に記載のコンタクトレンズのレンズ姿
    勢検査方法。
  4. 【請求項4】 前記励起光の照射及び前記レンズ蛍光像
    の検知が、前記特殊コンタクトレンズを容器に収容せる
    液体媒体中に浸漬した状態下において行なわれる請求項
    1乃至請求項3の何れかに記載のコンタクトレンズのレ
    ンズ姿勢検査方法。
  5. 【請求項5】 前記レンズ蛍光像の検知が、前記励起光
    の照射された特殊コンタクトレンズをCCDカメラにて
    撮像することにより行なわれる請求項1乃至請求項4の
    何れかに記載のコンタクトレンズのレンズ姿勢検査方
    法。
  6. 【請求項6】 前記レンズ蛍光像が、レンズ部位の輝度
    に応じて多階調の色に解析される請求項1乃至請求項5
    の何れかに記載のコンタクトレンズのレンズ姿勢検査方
    法。
  7. 【請求項7】 前記励起光が、200〜400nmの領
    域の波長のUV光である請求項1乃至は請求項6の何れ
    かに記載のコンタクトレンズのレンズ姿勢検査方法。
  8. 【請求項8】 前記自家蛍光が、340〜470nmの
    領域の波長の光として検知される請求項1乃至請求項7
    の何れかに記載のコンタクトレンズのレンズ姿勢検査方
    法。
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