JP2002241342A - 2−ヒドロカルビル−2−アダマンチルアクリレート類の製造方法 - Google Patents

2−ヒドロカルビル−2−アダマンチルアクリレート類の製造方法

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JP2002241342A JP2001380135A JP2001380135A JP2002241342A JP 2002241342 A JP2002241342 A JP 2002241342A JP 2001380135 A JP2001380135 A JP 2001380135A JP 2001380135 A JP2001380135 A JP 2001380135A JP 2002241342 A JP2002241342 A JP 2002241342A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2−アルキル−2−アダマンチル
(メタ)アクリレート類を容易にかつ安定に高収率で製
造することのできる方法を提供する。 【解決手段】 式(1)で示される2−アダマン
タノン類を、式(2)または式(3)で示される少なく
とも1種の有機金属化合物と式(4)または式(5)で
示される少なくとも1種のアクリル酸化合物と反応させ
ることを特徴とする式(6)で示される2−ヒドロカル
ビル−2−アダマンチルアクリレート類の製造方法。 【化1】 (式中、Yは水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、
またはハロゲン基を示し、nは1〜14の整数を示す) 【化2】 (式中、R1は炭化水素基、Xはハロゲン原子を示す) 【化3】 (式中、R2は水素原子またはアルキル基、R3はアル
キル基を示す) 【化4】 (式中、R2は前記と同様) 【化5】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ArFエキシマレ
ーザ用レジスト原料や高機能性ポリマー原料として注目
を集めている2−ヒドロカルビル−2−アダマンチルア
クリレート類の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】2−アルキル−2−アダマンチル(メ
タ)アクリレート類は、そのエステル構造に対応する部
分を有する2−アダマンタノン誘導体を出発原料とする
場合、一般的には通常、2−アダマンタノン誘導体を2
−アルキル−2−アダマンタノール誘導体に変え、その
2−アルキル−2−アダマンタノール誘導体を(メタ)
アクリル酸あるいは(メタ)アクリル酸ハライドなどと
反応させることによって製造していた。
【0003】K.Nozaki et al.,Jpn.J.Appl.Phys.35,528
(1996)には、2−メチル−2−アダマンタノールとメ
タクリロイルクロリドとのエステル化反応により、2−
メチル−2−アダマンチルメタクリレートを合成するこ
とが記載されている。また、特開2000−22991
1号公報には、2−アルキル−2−アダマンチル(メ
タ)アクリレートの合成に際し、対応する2−アルキル
−2−アダマンタノール誘導体に(メタ)アクリロイル
クロリドを反応させることが記載されている。また、特
開2000−309558号公報には、対応する2−ア
ルキル−2−アダマンタノール誘導体またはその金属塩
と(メタ)アクリル酸ハライドとを反応させることが記
載されている。
【0004】さらに特開平10−182552号公報で
は、第3級アルコールエステルの製造の際に、第3級ア
ルコールを分離、精製することなく、ケトン化合物を有
機金属化合物の存在下でカルボン酸ハライドと反応させ
る方法が記載されている。しかしながら、エステル化試
薬として使用される(メタ)アクリル酸ハライドは、高
価で取扱いが困難である、除去が困難な副生物が多いと
いう欠点がある。また、(メタ)アクリル酸ハライドを
用いると副生成物としてアルキルアダマンチルハロゲン
化物が生成し、蒸留生成の際に酸を発生し、目的物質で
ある2−アルキル−2−アダマンチル(メタ)アクリレ
ート類を分解してしまい収率が著しく低下するなどの欠
点がある。
【0005】特開2001−97924号公報では、ア
ルキルアダマンチルハロゲン化物を含む2−アルキル−
2−アダマンチル(メタ)アクリレート類とアルカリ化
合物と接触させることにより、アルキルアダマンチルハ
ロゲン化物を蒸留生成に影響を与えない物質にすること
により、収率低下を防ぐことを記載している。また、特
開2000−229911号公報では、ベンゾイルクロ
リドまたは三塩化リンと(メタ)アクリル酸とを反応さ
せた酸クロリドを用いることにより2−アルキル−2−
アダマンチル(メタ)アクリレート類を高収率で製造す
る方法を提供している。しかしながら、酸ハライドを用
いるには特別な工夫を要するため、酸ハライドを用いな
い、工業的に実施が容易な2−ヒドロカルビル−2−ア
ダマンチルアクリレート類を高収率で製造することがで
きる製造方法の開発が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、2−ヒ
ドロカルビル−2−アダマンチルアクリレート類を2−
アダマンタノン類から合成するに際し、(メタ)アクリ
ル酸ハライドを原料とすることなく、容易にかつ安定に
高収率で製造することのできる方法を提供することにあ
る。
【0007】本発明者らは、上記課題について鋭意研究
を重ねた結果、(メタ)アクリル酸ハライドの代わりに
アクリル酸エステル類及び/又はアクリル酸無水物類を
用いれば、2−アダマンタノン類から2−ヒドロカルビ
ル−2−アダマンチルアクリレート類を効率よく製造で
きることを見出し本発明に到達した。
【0008】すなわち、本発明は、式(1)で示される
2−アダマンタノン類を、式(2)または式(3)で示
される少なくとも1種の有機金属化合物と式(4)また
は式(5)で示される少なくとも1種のアクリル酸化合
物と反応させることを特徴とする式(6)で示される2
−ヒドロカルビル−2−アダマンチルアクリレート類の
製造方法を提供する。
【0009】
【化6】 (式中、Yは水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、
またはハロゲン基を示し、nは1〜14の整数を示す)
【0010】
【化7】 (式中、R1は炭化水素基、Xはハロゲン原子を示す)
【0011】
【化8】 (式中、R2は水素原子またはアルキル基、R3はアル
キル基を示す)
【0012】
【化9】 (式中、R2は前記と同様)
【0013】
【化10】 (式中、R1、R2、Y、及びnは前記と同様。)
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の原料である2−アダマン
タノン類(2−アダマンタノン及びその誘導体)は下記
式(1)で表される。
【0015】
【化11】
【0016】式中、Yは水素原子、アルキル基、ヒドロ
キシル基、またはハロゲン原子を示す。アルキル基とし
ては、メチル基、エチル基、イソプロピル基、アミル基
などの炭素数1〜10のアルキル基であるのが好まし
い。ハロゲン原子としては、塩素原子、臭素原子および
ヨウ素原子が挙げられる。nは1〜14、好ましくは1
〜4の整数を示す。複数のYが存在する場合、これらは
同一でも異なっていてもよい。2−アダマンタノン類と
しては、2−アダマンタノンが特に好ましい。
【0017】本発明では有機金属化合物として、式
(2)で示されるグリニャール化合物及び/又は式
(3)で示される有機リチウム化合物を用いる。
【0018】
【化12】
【0019】式(2)および式(3)におけるR1は、
炭化水素基、好ましくは炭素数1〜10の脂肪族、脂環
族、または芳香族炭化水素基であり、更に好ましくは、
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、フェニル
基である。また、Xは、ハロゲンとして塩素、臭素、ヨ
ウ素が例示される。具体的なグリニャール化合物として
は、CH3MgBr、C25MgBr、C49MgB
r、有機リチウム化合物としては、CH3Li、C25
Li、C49Liが挙げられる。
【0020】グリニャール化合物および有機リチウム化
合物を添加する際の溶媒としては、テトラヒドロフラン
やジエチルエーテルなどのエーテル類、ヘキサンやヘプ
タン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエンなどの炭化
水素化合物、四塩化炭素やジクロロメタンなどのハロゲ
ン化合物が挙げられるが、反応に不活性ならばそれらに
限定されるものではない。
【0021】グリニャール化合物および有機リチウム化
合物は、原料の2−アダマンタノン類に対してそれぞれ
1〜10当量、好ましくは1〜2当量の範囲の量で使用
する。グリニャール化合物および有機リチウム化合物を
添加する際、添加方法および添加速度に特に規定はない
が、通常、反応温度の異常昇温が生じない程度の速度で
添加するのが好ましい。
【0022】本発明ではアクリル酸化合物として、下記
式(4)で表されるアクリル酸エステル類及び/又は下
記式(5)で表されるアクリル酸無水物類を用いる。
【0023】
【化13】
【0024】式(4)及び(5)において、R2は水素
原子またはアルキル基を表す。アルキル基としては、メ
チル基、エチル基のような炭素数1〜4のアルキル基が
例示される。R2としては水素原子またはメチル基が好
ましい。R3はアルキル基、好ましくはメチル基、エチ
ル基のような炭素数1〜6のアルキル基を示す。アクリ
ル酸エステル類の具体例としては、アクリル酸やメタク
リル酸のメチルエステル、エチルエステル、isoプロ
ピルエステルなど;アクリル酸無水物類の具体例として
は、無水アクリル酸、無水メタクリル酸などが挙げられ
る。
【0025】アクリル酸化合物の添加量は、原料の2−
アダマンタノン類に対して1〜100当量、好ましくは
1〜20当量、更に好ましくは1〜5当量である。1当
量より少ないと収率が低下し、100当量より多いと釜
効率の低下や精製が困難になる。
【0026】アクリル酸化合物を添加する際、添加方法
および添加速度に特に規定はない。例えば、グリニャー
ル化合物及び/又は有機リチウム化合物を添加する前
に、反応溶液中に予め仕込んでおいてもよいし、またグ
リニャール化合物及び/又は有機リチウム化合物を添加
する際に、同時添加してもよいが、通常、グリニャール
化合物及び/又は有機リチウム化合物を添加した後に、
アクリル酸化合物を添加するのが好ましい。
【0027】本発明における反応温度は、−70℃〜2
00℃、好ましくは−50℃〜100℃で行う。−70
℃より低いと反応速度が低下し、200℃より高いと反
応の制御が困難になることや副反応が進行して収率が低
下する。また、グリニャール化合物及び/又は有機リチ
ウム化合物の添加時およびその後の反応温度とアクリル
酸エステル類及び/又はアクリル酸無水物類の添加時お
よびその後の反応温度は同一でも異なっていてもよい
し、また、各反応温度は加熱あるいは冷却などの操作に
より−70℃〜200℃の範囲内で変化させてもよい。
【0028】本発明のエステル化での反応時間として、
0.5〜1000時間、好ましくは1〜100時間必要
である。反応時間は反応温度に依存するので、所望の収
率などに応じて決定されるので、上記の範囲に限定され
るものではない。
【0029】本発明の2−ヒドロカルビル−2−アダマ
ンチルアクリレート類について、式(6)中のR1は、
式(2)のグリニャール化合物のR1、および式(3)
の有機リチウム化合物のR1と対応している。また、式
(6)中のR2は、式(4)のアクリル酸エステル類の
R2および式(5)のアクリル酸無水物類のR2と対応
している。
【0030】本発明では、以上の条件でも十分に高い反
応収率で目的の2−アルキル−2−アダマンチル(メ
タ)アクリレート類が得られるが、アクリル酸化合物と
してアクリル酸無水物を用いる場合には、反応溶液中に
アミン類が存在しているとより高収率で目的物質が得ら
れる。すなわち、メチルアミン、ジメチルアミン、トリ
メチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエ
チルアミン、n−プロピルアミン、ジ−n−プロピルア
ミン、ジ−iso−プロピルアミン、トリ−n−プロピ
ルアミン、n−ブチルアミン、ジ−n−ブチルアミン、
ジ−iso−ブチルアミン、トリ−n−ブチルアミン、
ジフェニルアミン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.
0]ノネン−5、1,5−ジアザビシクロ[5.4.
0]ウンデセン−5、ジアザビシクロ[2.2.2]オ
クタンなどのアミン類が挙げられるが、特にトリエチル
アミンでの効果が高い。
【0031】アミン類に加えて、さらにアニリン、メチ
ルアニリン、ジメチルアニリン、トルイジン、アニシジ
ン、クロロアニリン、ブロモアニリン、ニトロアニリ
ン、アミノ安息香酸などのアニリン類;ピリジン類、ピ
ロール類、キノリン類、ピペリジン類などの含窒素複素
環式化合物類;ナトリウムメトキシド、リチウムメトキ
シドなどの金属アルコキシド類;水酸化テトラメチルア
ンモニウム、水酸化トリメチル−n−プロピルアンモニ
ウムなどの水酸化第四アンモニウム類;硫酸エチルアン
モニウム、硝酸トリメチルアンモニウム、塩化アニリニ
ウムなどのアミンの硫酸塩、硝酸塩、塩化物;または炭
酸水素ナトリウムなどの無機塩基が反応溶液中に存在し
ていてもよい。
【0032】存在するアミン類の量は、原料の2−アダ
マンタノン類に対して、添加しない場合の0当量を含
め、0〜100等量、好ましくは0.000001〜1
0当量、より好ましくは0.01〜2当量を添加する。
それより多くても収率向上の効果は変わらない。
【0033】アミン類を添加する際、添加方法および添
加速度に特に規定はない。例えば、グリニャール化合物
および有機リチウム化合物を添加する前に、反応溶液中
に予め仕込んでおいてもよいし、またグリニャール化合
物および有機リチウム化合物を添加した後で、(メタ)
アクリル酸無水物を添加する前に添加してもよいし、
(メタ)アクリル酸無水物を添加する際に同時添加して
もよい、また(メタ)アクリル酸無水物を添加した後に
添加してもよい。
【0034】反応終了後においては、反応液を水洗処理
することにより、グリニャール化合物および有機リチウ
ム化合物由来のマグネシウム塩およびリチウム塩が除去
される。このとき、洗浄水中に塩化ナトリウムや炭酸水
素ナトリウム等、適当な無機塩が含まれていてもよい。
また、未反応のアクリル酸無水物類をアルカリ洗浄によ
り除去する。アルカリ洗浄には、水酸化ナトリウム水溶
液、水酸化カリウム溶液、アンモニア水などが挙げられ
るが、用いるアルカリ成分に特に規定はない。また、金
属不純物を除去するために、酸洗浄しても良い。酸洗浄
には、塩酸水溶液、硫酸水溶液、リン酸水溶液などの無
機酸およびシュウ酸水溶液などの有機酸が挙げられる
が、塩酸は僅かでも残留すると蒸留精製時に目的物質を
分解させるため、通常、塩酸以外の無機酸を用いること
が望ましい。
【0035】また、洗浄に際し、生成した2−ヒドロカ
ルビル−2−アダマンチルアクリレート類の物性に応じ
て、反応液に有機溶媒を添加してもよい。添加する有機
溶媒は、反応と同一のものを使用することもできるし、
異なったものを使用することもできるが、通常、水との
分離がよい極性の小さい溶媒を用いることが望ましい。
2−ヒドロカルビル−2−アダマンチルアクリレート類
は、有機層から蒸留、濃縮、濾過、晶析、再結晶、カラ
ムクロクロマトグラフィー等の公知方法で分離される。
【0036】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。但し、本発明はこれらの実施例により限定さ
れるものではない。
【0037】実施例1 5.0gの2−アダマンタノンおよび50mlのテトラヒ
ドロフラン(THF)を3口フラスコに入れ、窒素雰囲
気下、エチレングリコール/水にて−25℃まで冷却し
た。次いで、フラスコの内容物を−25〜−20℃で保
ちながら、35mL(2−アダマンタノンに対して1.
2当量)のメチルリチウムのエーテル溶液をゆっくりと
滴下した。滴下の完了後、さらに1時間にわたって攪拌
を継続し、その後、10gのメタクリル酸メチル(2−
アダマンタノンに対して3当量)をゆっくりと滴下し
た。その後、フラスコをシリコーンバスに浸して、反応
温度55℃にて4.5時間、反応させた。
【0038】反応終了後、反応液に25mLのヘキサン
を添加し、さらに25mLの飽和食塩水を添加し、十分
に攪拌した。反応溶液を分液し、有機層を純水20mL
で2回洗浄した。得られた有機層を濃縮し、溶媒および
未反応のメタクリル酸メチルを除去し、粗生成物を得
た。この粗生成物をシリカゲルカラムで精製したとこ
ろ、GC−MS分析および1H NMR分析から、7.
4g(収率96%)の純粋な2−メチル−2−アダマン
チルメタクリレートが得られた。
【0039】実施例2 5.0gの2−アダマンタノンおよび50mlのテトラヒ
ドロフラン(THF)を3口フラスコに入れ、窒素雰囲
気下、エチレングリコール/水にて−25℃まで冷却し
た。次いで、フラスコの内容物を−25〜−20℃で保
ちながら、13mL(2−アダマンタノンに対して1.
2当量)のメチルマグネシウムブロミドのエーテル溶液
をゆっくりと滴下した。滴下の完了後、さらに1時間に
わたって攪拌を継続し、その後、10gのメタクリル酸
メチル(2−アダマンタノンに対して3当量)をゆっく
りと滴下した。その後、フラスコをシリコーンバスに浸
して、反応温度60℃にて6時間、反応させた。
【0040】反応終了後、反応液に25mLのヘキサン
を添加し、さらに25mLの飽和食塩水を添加し、十分
に攪拌した。反応溶液を分液し、有機層を純水20mL
で2回洗浄した。得られた有機層を濃縮し、溶媒および
未反応のメタクリル酸メチルを除去し、粗生成物を得
た。この粗生成物をシリカゲルカラムで精製したとこ
ろ、6.9g(収率88%)の純粋な2−メチル−2−
アダマンチルメタクリレートが得られた。
【0041】実施例3 5.0gの2−アダマンタノンおよび50mlのテトラヒ
ドロフラン(THF)を3口フラスコに入れ、窒素雰囲
気下、エチレングリコール/水にて−25℃まで冷却し
た。次いで、フラスコの内容物を−25〜−20℃で保
ちながら、35mL(2−アダマンタノンに対して1.
2当量)のメチルリチウムのエーテル溶液をゆっくりと
滴下した。滴下の完了後、さらに1時間にわたって攪拌
を継続し、その後、10gの無水メタクリル酸(2−ア
ダマンタノンに対して2当量)をゆっくりと滴下した。
その後、フラスコをシリコンバスに浸して、反応温度5
5℃にて3時間、反応させた。
【0042】反応終了後、反応液に25mLのヘキサン
を添加し、さらに25mLの飽和食塩水を添加し、十分
に攪拌した。反応溶液を分液し、有機層に5%水酸化ナ
トリウム水溶液20mLを添加し、十分に攪拌して未反
応の無水メタクリル酸を除去した。さらに、純水20m
Lで2回洗浄した。得られた有機層を濃縮し、溶媒を除
去し、粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲルカラ
ムで精製したところ、GC−MS分析および1H NM
R分析から、7.1g(収率90%)の純粋な2−メチ
ル−2−アダマンチルメタクリレートが得られた。
【0043】実施例4 5.0gの2−アダマンタノンおよび50mlのテトラヒ
ドロフラン(THF)を3口フラスコに入れ、窒素雰囲
気下、エチレングリコール/水にて−25℃まで冷却し
た。次いで、フラスコの内容物を−25〜−20℃で保
ちながら、13mL(2−アダマンタノンに対して1.
2当量)のメチルマグネシウムブロミドのエーテル溶液
をゆっくりと滴下した。滴下の完了後、さらに1時間に
わたって攪拌を継続し、その後、10gの無水メタクリ
ル酸(2−アダマンタノンに対して2当量)をゆっくり
と滴下した。その後、フラスコをシリコンバスに浸し
て、反応温度55℃にて3時間、反応させた。
【0044】反応終了後、反応液に25mLのヘキサン
を添加し、さらに25mLの飽和食塩水を添加し、十分
に攪拌した。反応溶液を分液し、有機層に5%水酸化ナ
トリウム水溶液20mLを添加し、十分に攪拌して未反
応の無水メタクリル酸を除去した。さらに、純水20m
Lで2回洗浄した。得られた有機層を濃縮し、溶媒を除
去し、粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲルカラ
ムで精製したところ、6.6g(収率85%)の純粋な
2−メチル−2−アダマンチルメタクリレートが得られ
た。
【0045】実施例5 5.0gの2−アダマンタノンおよび50mlのテトラヒ
ドロフラン(THF)を3口フラスコに入れ、窒素雰囲
気下、エチレングリコール/水にて−25℃まで冷却し
た。次いで、フラスコの内容物を−25〜−20℃で保
ちながら、35mL(2−アダマンタノンに対して1.
2当量)のメチルリチウムのエーテル溶液をゆっくりと
滴下した。滴下の完了後、さらに1時間にわたって攪拌
を継続し、その後、0.4gのトリエチルアミン(2−
アダマンタノンに対して0.1当量)を添加した。その
後、7.7gの無水メタクリル酸(2−アダマンタノン
に対して1.5当量)をゆっくりと滴下した。その後、
フラスコをシリコンバスに浸して、反応温度25℃にて
1.5時間、反応させた。
【0046】反応終了後、25mLのヘキサンを添加
し、さらに25mLの飽和食塩水を添加し、十分に攪拌
した。反応溶液を分液し、5%水酸化ナトリウム水溶液
20mLを添加し、十分に攪拌して未反応の無水メタク
リル酸を除去した。さらに、純水20mLで2回洗浄し
た。得られた有機層を濃縮し、溶媒を除去し、粗生成物
を得た。この粗生成物をシリカゲルカラムで精製したと
ころ、GC−MS分析および1H NMR分析から、
7.6g(収率97%)の純粋な2−メチル−2−アダ
マンチルメタクリレートが得られた。
【0047】実施例6 5.0gの2−アダマンタノンおよび50mlのテトラヒ
ドロフラン(THF)を3口フラスコに入れ、窒素雰囲
気下、エチレングリコール/水にて−25℃まで冷却し
た。次いで、フラスコの内容物を−25〜−10℃で保
ちながら、38mL(2−アダマンタノンに対して1.
05当量)のメチルマグネシウムブロミドのエーテル溶
液をゆっくりと滴下した。滴下の完了後、さらに1時間
にわたって攪拌を継続し、その後、1.21gのトリエ
チルアミン(2−アダマンタノンに対して0.3当量)
を添加した。その後、7.7gの無水メタクリル酸(2
−アダマンタノンに対して1.5当量)をゆっくりと滴
下した。その後、フラスコをシリコンバスに浸して、反
応温度25℃にて1.5時間、反応させた。
【0048】反応終了後、25mLのヘキサンを添加
し、さらに25mLの飽和食塩水を添加し、十分に攪拌
した。反応溶液を分液し、次に5%水酸化ナトリウム水
溶液20mLを添加し、十分に攪拌して未反応の無水メ
タクリル酸を除去した。さらに、純水20mLで2回洗
浄した。得られた有機層を濃縮し、溶媒を除去し、粗生
成物を得た。この粗生成物をシリカゲルカラムで精製し
たところ、7.4g(収率95%)の純粋な2−メチル
−2−アダマンチルメタクリレートが得られた。
【0049】実施例7 50gの2−アダマンタノンおよび500mlのテトラヒ
ドロフラン(THF)を3口フラスコに入れ、窒素雰囲
気下、エチレングリコール/水にて−25℃まで冷却し
た。次いで、フラスコの内容物を−25〜−20℃で保
ちながら、130mL(2−アダマンタノンに対して
1.05当量)のメチルマグネシウムブロミドのエーテ
ル溶液をゆっくりと滴下した。滴下の完了後、さらに1
時間にわたって攪拌を継続し、その後、77gの無水メ
タクリル酸(2−アダマンタノンに対して1.5当量)
と12g(2−アダマンタノンに対して0.3当量)の
トリエチルアミンを同時にゆっくりと滴下した。その
後、フラスコをシリコンバスに浸して、反応温度25℃
にて1.5時間、反応させた。
【0050】反応終了後、250mLのヘキサンを添加
し、さらに250mLの飽和食塩水を添加し、十分に攪
拌した。反応溶液を分液し、次に5%水酸化ナトリウム
水溶液200mLを添加し、十分に攪拌して未反応の無
水メタクリル酸を除去した。さらに、純水200mLで
2回洗浄した。得られた有機層を濃縮し、溶媒を除去
し、粗生成物80gを得た。この粗生成物を蒸留精製し
たところ、72g(収率92%)の2−メチル−2−ア
ダマンチルメタクリレート(純度98%)が得られた。
【0051】
【発明の効果】本発明によると、エステル化反応をほぼ
定量的に進行させることができ、かつ容易な精製により
高純度2−ヒドロカルビル−2−アダマンチルアクリレ
ート類を高収率で得ることができる。さらに、2−ヒド
ロカルビル−2−アダマンタノール類中間体を分離して
精製する必要がないため、工程の簡略化が可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 69/54 C07C 69/54 B (72)発明者 古川 喜久夫 茨城県つくば市和台22番地 三菱瓦斯化学 株式会社総合研究所内 (72)発明者 磯部 剛彦 茨城県つくば市和台22番地 三菱瓦斯化学 株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC48 BJ30 KA03 KA06

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1)で示される2−アダマンタノン
    類を、式(2)または式(3)で示される少なくとも1
    種の有機金属化合物と式(4)または式(5)で示され
    る少なくとも1種のアクリル酸化合物と反応させること
    を特徴とする式(6)で示される2−ヒドロカルビル−
    2−アダマンチルアクリレート類の製造方法。 【化1】 (式中、Yは水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、
    またはハロゲン基を示し、nは1〜14の整数を示す) 【化2】 (式中、R1は炭化水素基、Xはハロゲン原子を示す) 【化3】 (式中、R2は水素原子またはアルキル基、R3はアル
    キル基を示す) 【化4】 (式中、R2は前記と同様) 【化5】 (式中、R1、R2、Y、及びnは前記と同様。)
  2. 【請求項2】 前記式(1)または(6)のYは、水素
    原子、炭素数1〜10のアルキル基、ヒドロキシル基、
    またはハロゲン原子を示す請求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記アルキル基がメチル基、エチル基、
    イソプロピル基、またはアミル基である請求項2記載の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 前記式(1)で表される2−アダマンタ
    ノン類が2−アダマンタノンである請求項1〜3のいず
    れかに記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記式(2)または(3)のR1が炭素
    数1〜10の脂肪族、脂環族、または芳香族炭化水素基
    である請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記R1がメチル基、エチル基、プロピ
    ル基、ブチル基、またはフェニル基である請求項5記載
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記式(2)の有機金属化合物がCH3
    MgBr、C25MgBr、またはC49MgBrであ
    る請求項1〜6のいずれかに記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記式(3)の有機金属化合物がCH3
    Li、C25Li、またはC49Liである請求項1〜
    6のいずれかに記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記式(2)及び/又は(3)の有機金
    属化合物を前記式(1)の2−アダマンタノン類に対し
    て1〜10当量使用する請求項1〜8のいずれかに記載
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記式(4)または(5)のR2が水
    素原子または炭素数1〜4のアルキル基である請求項1
    〜9のいずれかに記載の製造方法。
  11. 【請求項11】 R2が水素原子またはメチル基である
    請求項10記載の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記式(4)のR3が炭素数1〜6の
    アルキル基である請求項1〜11のいずれかに記載の製
    造方法。
  13. 【請求項13】 前記式(4)のアクリル酸化合物がア
    クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソプ
    ロピル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、ま
    たはメタクリル酸イソプロピルである請求項1〜12の
    いずれかに記載の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記式(5)のアクリル酸化合物が無
    水アクリル酸または無水メタクリル酸である請求項1〜
    12のいずれかに記載の製造方法
  15. 【請求項15】 前記式(4)及び/又は(5)のアク
    リル酸化合物を前記式(1)の2−アダマンタノン類に
    対して1〜100当量使用する請求項1〜14のいずれ
    かに記載の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記式(1)の2−アダマンタノン類
    と前記式(2)及び/又は(3)の有機化合物および前
    記式(4)及び/又は(5)のアクリル酸化合物を−7
    0℃〜200℃で反応させる請求項1〜15のいずれか
    に記載の製造方法。
  17. 【請求項17】 式1の2−アダマンタノン類をアミン
    類の存在下で式2及び式3の有機化合物の少なくとも一
    と式5の無水アクリル酸化合物と反応させる請求項1〜
    11、14〜16のいずれかに記載の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記アミン類がメチルアミン、ジメチ
    ルアミン、トリメチルアミン、エチルアミン、ジエチル
    アミン、トリエチルアミン、n−プロピルアミン、ジ−
    n−プロピルアミン、ジ−iso−プロピルアミン、ト
    リ−n−プロピルアミン、n−ブチルアミン、ジ−n−
    ブチルアミン、ジ−iso−ブチルアミン、トリ−n−
    ブチルアミン、ジフェニルアミン、1,5−ジアザビシ
    クロ[4.3.0]ノネン−5、1,5−ジアザビシク
    ロ[5.4.0]ウンデセン−5、及びジアザビシクロ
    [2.2.2]オクタンからなる群より選ばれた少なく
    とも一の化合物である請求項17記載の製造方法。
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