JP2002240715A - 保安システムの選択システム、列車制御装置、地上制御装置および車上制御装置 - Google Patents

保安システムの選択システム、列車制御装置、地上制御装置および車上制御装置

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JP2002240715A JP2001042000A JP2001042000A JP2002240715A JP 2002240715 A JP2002240715 A JP 2002240715A JP 2001042000 A JP2001042000 A JP 2001042000A JP 2001042000 A JP2001042000 A JP 2001042000A JP 2002240715 A JP2002240715 A JP 2002240715A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 列車が従う鉄道信号方式の切り替えを適切に
行う。 【解決手段】 地上制御装置101は、列車103が、
軌道回路信号方式の範囲と無線信号方式の範囲 とが重
複する区間 に在線するとき、列車103の停止限界1
04が属する信号方式の範囲を判定する。この情報を車
上制御装置130へ伝える。車上制御装置130は、列
車103の停止限界104が属する信号方式に従って速
度制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、列車制御システム
に係り、特に、異なる鉄道信号方式が重複して使用され
る区間に在線する列車がいずれの鉄道信号方式に従うか
を決定し、その列車のブレーキ制御を行うシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】列車は、各列車の許容速度を決定する保
安システムに従って運行される。保安システムには、通
常、鉄道信号方式と呼ばれているATC(Automa
ticTrain Control)、ATS(Aut
omic Train Stop system)等が
含まれる。
【0003】ここで、2つの異なる鉄道信号方式が連続
する区間を列車が走行する場合、列車がいずれの信号方
式の信号も受信できる重複区間がある。この重複区間に
おいて、適切なタイミングで信号方式を切り替える必要
がある。
【0004】そのため、従来の技術では、採用している
信号方式とは異なる他の信号方式の信号を受信すると、
その時点で新たに受信した他の信号方式に切り替えると
いうものがある。また、信号方式の切り替えを意味する
トランスポンダを予め設置しておき、そのトランスポン
ダの上を通過したときに信号方式を切り替える、つま
り、列車がある地点に達したときに信号方式を切り替え
るという方法がある。
【0005】このようにして信号方式を切り替えること
により、自動的に適切なタイミングで信号方式を切り替
えることが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
いずれも、列車がある地点に達したときに信号方式を切
り替えることになる。そのため、本来切り替えの必要が
ないときでも、信号方式を切り替える場合がある。例え
ば、2つの信号方式の境界が駅構内にあり、2つの信号
方式の制御範囲が駅構内で重複しているような場合を考
える。このような駅で折り返す列車があった場合、列車
の位置のみで信号方式を切り替えると、駅に入る前に信
号方式を切り替え、駅を出るときに再び信号方式を切り
替えて元の信号方式に戻るといった無駄な信号方式の切
り替えが発生する。無駄な信号方式の切り替えは、設備
上限られている列車に信号を伝送するための回線を無駄
に使うため、列車の運行に支障する可能性がある。
【0007】また、2つの信号方式が許容する列車速度
は信号方式によって異なるため、信号方式を切り替えた
ときに、列車が切り替えた信号方式の許容速度を超過し
ていて、急ブレーキがかかる場合がある。
【0008】本発明の第一の目的は、列車が従う保安シ
ステムを適切に切り替えるための技術を提供することで
ある。
【0009】本発明の第二の目的は、保安システムの切
り替えを安全に行うための技術を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記第一の目的を達成す
るため、本発明の第一の態様では以下の処理を行う。す
なわち、列車の許容速度を決定する保安システムの信号
を、複数種類の保安システムについて受信できる区間に
列車が在線するとき、前記複数種類のうち、いずれの保
安システムの区間に、当該列車の進路が向いているかを
判定する。前記列車の進路方向の保安システムであると
判定された保安システムにより定まる当該列車の許容速
度に基づいて、当該列車を制御するための信号を生成し
て出力する。
【0011】前記第二の目的を達成するため、本発明の
第二の態様では以下の処理を行う。すなわち、前記第一
の態様において、列車の速度が、前記列車の進路方向の
保安システムによる許容速度以下の場合、前記列車の進
路方向の保安システムにより定まる当該列車の許容速度
に基づいて、当該列車を制御するための信号を生成して
出力する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0013】図1は、本発明を適用した一実施形態に係
る列車制御システムの全体の構成図である。ここでは、
レール上に列車103が在線している様子を示す。列車
103が走行可能な区間は、無線により信号制御を行う
鉄道信号方式(以下、無線信号方式と呼ぶ。)の範囲1
11と、軌道回路による信号制御を行う鉄道信号方式
(以下、軌道回路信号方式と呼ぶ。)の範囲112とが
ある。各範囲内に在線する列車は、それぞれの信号方式
の信号を受信することができる。そして、各信号方式に
より定まる走行条件に従って走行する。また、この図で
列車103が在線する区間113は、無線信号方式の範
囲111と軌道回路信号方式の範囲112とが重複して
いる。従って、この重複区間113に在線する列車10
3は、無線信号方式および軌道回路信号方式の信号をい
ずれも受信できる。この列車103は、無線信号方式お
よび軌道回路信号方式のいずれか一方に従う。本実施形
態に係る列車制御システムは、列車103がいずれの信
号方式に従うかを決定する。なお、鉄道信号方式とは、
列車運行の安全確保を目的として、各列車の許容速度を
定める保安システムの一つであり、例えば、ATC(A
utomatic Train Control)、新
ATC、ATS(Automic TrainStop
system)等を含む。
【0014】本実施形態に係る列車制御システムは、地
上制御装置101と、地上側無線装置102と、信号制
御装置105と、連動装置109と、列車103に搭載
される車上制御装置130とを備える。
【0015】地上側無線装置102は、地上側無線装置
通信部201と接続されている。地上制御装置101が
制御する全列車と無線通信を行い、列車と地上制御装置
101との通信を中継する。
【0016】信号制御装置105は、信号制御装置通信
部208(図2参照)から軌道回路情報108(図2参
照)を受信する。そして、軌道回路情報108を含む軌
道回路信号をレールにより形成される軌道回路へ出力す
る。
【0017】連動装置109は、分岐の有無、転てつ器
の向き等の現地設備状態を取得して、現地設備状態情報
110として地上制御装置101へ通知する。
【0018】図2は、第1の実施形態に係る地上制御装
置101の構成を示す。地上制御装置101は、地上側
無線装置通信部201と、路線情報記憶部202と、停
止限界算出部203と、連動装置通信部204と、軌道
回路信号情報生成部205と、信号方式判定部206
と、無線送信電文生成部207と、信号制御装置通信部
208とを備える。
【0019】地上側無線装置通信部201は、地上側無
線装置102と無線信号の送受信を行う。例えば、地上
側無線装置通信部201は、地上側無線装置102から
位置情報107(詳細は後述する。)を受信する。受信
した位置情報107は、路線情報記憶部202に格納さ
れる。また、地上側無線装置通信部201は、制御信号
106(詳細は後述する。)を無線装置102へ送信す
る。
【0020】路線情報記憶部202は、地上制御装置1
01が制御する全列車の現在位置、速度、従っている信
号方式および進路と、信号機、転てつ器および軌道回路
の位置、状態等の現地設備の状態を記憶する。
【0021】連動装置通信部204は、連動装置109
から現地設備状態情報110を受信し、現地設備の状態
を路線情報記憶部202に格納する。
【0022】停止限界算出部203は、路線情報記憶部
202を参照し、地上制御装置101が制御を担当する
範囲内の全列車について、停止限界104を算出する。
停止限界104の算出は、具体的には、各列車の位置情
報107と、分岐の有無、転てつ器の向き等の現地設備
状態とに基づいて、各列車の走行に対する支障を検索
し、その支障が存在する位置をもとに算出する。算出し
た停止限界104は、信号方式判定部206と無線送信
電文生成部207に渡される。なお、停止限界とは、列
車が他の列車に衝突する、あるいは脱線するといった危
険なく、安全に走行できる限界点である。
【0023】軌道回路信号情報生成部205は、軌道回
路信号方式における許容速度を定める。具体的には、軌
道回路信号情報生成部205は、路線情報記憶部202
を参照し、現地設備の状態に基づいて、各軌道回路に伝
送する軌道回路情報108を生成する。軌道回路情報1
08に、許容速度に関する情報が含まれる。生成した軌
道回路情報108は、信号方式判定部206と信号制御
装置通信部208に渡す。
【0024】信号方式判定部206は、列車の進路が向
いている方向が、いずれの信号方式の範囲であるかによ
って、その列車が従うべき信号方式を決定する。これ
は、列車が複数の信号方式に信号を受信できる重複区間
に在線するときに行う。ここで従うべきとされた信号方
式の識別情報は、列車の識別情報と併せて無線送信電文
生成部207へ通知される。例えば、信号方式判定部2
06は、路線情報記憶部202を参照して、重複区間1
13に在線する列車を抽出する。そして、重複区間に在
線する列車について、その進路方向を停止限界104の
位置から求める。図1に示す場合、列車103の停止限
界104は、軌道回路信号方式の範囲112にあるの
で、列車103が従うべき信号方式は、軌道回路信号方
式となる。ここで従うべきとされた信号方式の識別情報
は、列車の識別情報と併せて無線送信電文生成部207
へ通知される。
【0025】また、信号方式判定部206は、重複区間
に在線する列車が、現在従っている信号方式と、上記処
理で従うべきと判定された信号方式とが同一であるかど
うかの判定を行っても良い。現在従っている信号方式
は、路線情報記憶部202に記憶されている。この場
合、その判定結果は、無線送信電文生成部207へ通知
される。具体的には、信号方式判定部206は、停止限
界104がある区間の信号方式と、列車103が従って
いる信号方式とを比較し、それらが異なるとき、その判
定結果を無線送信電文生成部207へ通知する。図1に
示す例では、停止限界104は軌道回路信号方式の範囲
112にあるので、列車103が無線信号方式に従って
いるときは、切り替えが必要となる。
【0026】上記の処理により、信号方式の切り替えが
必要と判断されたときには、さらに、信号方式を切り替
えても安全に減速できる場合にだけ、その列車に対して
信号方式の切り替えを指示するようにしてもよい。具体
的には、自列車103の現在の速度と、切り替え後の許
容速度とを比較し、その結果に応じて、実際に切り替え
を実行するかどうかを判断してもよい。すなわち、自列
車の速度103が切り替え後の許容速度よりも速い場合
には切り替えを行わず、自列車の速度103が切り替え
後の許容速度よりも速くない場合に切り替えるようにし
てもよい。これにより、信号方式を切り替えても安全に
減速できる。
【0027】無線送信電文生成部207は、停止限界算
出部203から停止限界104を受け付け、信号方式判
定部206から信号方式の識別方法、または信号方式切
り替え要否の判定結果を受け付ける。そして、無線送信
電文生成部207は、列車103に送信する制御情報1
06を生成し、地上側無線装置通信部201に渡す。制
御情報106のフォーマットは、例えば、図6に示す。
すなわち、制御情報106は、少なくとも、宛先列車I
D1061と、停止限界情報1062と、信号方式指示
情報1063とを含む。信号方式の識別情報を受け付け
たときは、信号方式指示情報1063には、その情報が
設定される。信号方式の切り替え判定の結果を受け付け
たとき、その切り替えが必要な場合、信号方式指示情報
1063には「切替要」を示す情報が設定される。単に
「切替要」と設定する代りに、切替前後の信号方式の識
別情報の両方、またはいずれか一方を含んでもよい。な
お、信号方式切替の必要がないときは、信号方式指示情
報1063には何も設定されない。
【0028】信号制御装置通信部208は、信号制御装
置105との通信を行う。具体的には、信号制御装置通
信部208は、軌道回路信号情報生成部205から受け
付けた軌道回路情報108を信号制御装置105に送信
する。
【0029】次に、第1の実施形態に係る車上制御装置
130の構成を図3に示す。車上制御装置130は、車
上無線装置301と、ブレーキパターン生成部302
と、軌道回路信号受信装置303と、信号方式選択装置
304と、ブレーキ出力装置305とを備える。
【0030】車上無線装置301は、地上側無線装置1
02と無線信号の送受信を行う。例えば、地上側無線装
置102から送信される制御情報106を受信する。受
信した制御情報106は、ブレーキパターン生成装置3
02に渡される。また、位置情報107を地上側無線装
置102へ伝送する。
【0031】ブレーキパターン生成装置302は、制御
情報106に含まれる停止限界1061が示す位置で、
当該列車が安全に停止できるように、列車の速度を制御
するためのブレーキパターンを生成する。このブレーキ
パターンにより、無線信号方式での、現時点における列
車103の許容速度が定まる。ブレーキパターン生成装
置302は、この無線信号方式の許容速度に基づいて、
ブレーキを制御するための制御信号を生成する。生成さ
れたブレーキ制御信号は、信号方式選択装置304に渡
される。また、制御情報106に含まれる信号方式指示
情報1063も、信号方式選択装置304へ渡される。
【0032】軌道回路信号受信装置303は、軌道回路
信号を受信する。軌道回路信号受信装置303は、受信
した軌道回路信号に含まれる軌道回路情報108を解析
し、軌道回路信号方式により定まる列車103の許容速
度を得る。軌道回路信号受信装置303は、この軌道回
路信号方式の許容新速度に基づき、ブレーキを制御する
ための制御信号を生成する。生成されたブレーキ制御信
号は、信号方式選択装置304へ渡される。
【0033】信号方式選択装置304は、地上制御装置
101からの指示に基づいて、無線信号方式または軌道
回路信号方式のいずれに従ってブレーキ制御を行うかを
判断する。判断の結果、採用した信号方式のブレーキ制
御信号をブレーキ出力装置305に渡す。
【0034】例えば、信号方式選択装置304は、現在
採用している信号方式の識別情報を記憶する図示しない
記憶部を備え、この記憶部に識別情報が記憶されいてい
る信号方式のブレーキ制御信号を選択するようにしても
よい。
【0035】このとき、信号方式指示情報1063に選
択された信号方式の識別情報が設定されている場合は、
信号方式選択装置304は、その信号方式のブレーキ制
御信号を選択し、ブレーキ出力装置305へ出力する。
そして、選択された信号方式の識別情報を記憶部に上書
きする。
【0036】また、信号方式指示情報1063に「切替
要」と設定されていたときは、現在採用している信号方
式から他方の信号方式へ切り替え、記憶部を更新する。
信号方式指示情報1063に「切替要」と設定されてい
ないときは、切り替えを行わない。これにより、地上制
御装置101の指示に基づいて信号方式の切替をするこ
とができる。
【0037】ブレーキ出力装置305は、信号方式選択
装置304から受けたブレーキ制御信号に基づいて、図
示しないブレーキ装置の制御を行う。
【0038】位置情報生成装置307は、自列車103
の速度を積算して、移動距離を算出する。この移動距離
に基づき、列車103の現在位置を示す情報および速度
を示す情報を含む位置情報107を作成する。位置情報
107は、例えば、起動回路の通常の情報伝送手段で用
いられる手法で実現できる。位置情報107は、車上無
線装置301へ渡される。
【0039】上記のように車上制御装置130を構成す
ることにより、無線信号と軌道回路信号の両方を受信
し、適切な信号方式を選択してブレーキ制御を行うこと
が可能となる。
【0040】次に、本システムにおける信号方式の切替
手順について、フローチャートを用いて説明する。
【0041】地上制御装置101における処理フローを
図4に示す。信号方式判定部206が、無線信号方式と
軌道回路信号方式とが重複する区間に在線する列車を抽
出する(S101)。重複区間にない列車については何
もしない。重複区間内の列車について、停止限界算出部
203が算出した停止限界が、軌道回路信号方式の範囲
内であるかどうかを判定する(S102)。軌道回路信
号方式の範囲内である場合、軌道回路信号方式の許容速
度が、現在の列車速度より大きいかどうかを判定する
(S103)。軌道回路信号方式の許容速度が、現在の
列車速度より大きい場合には、無線送信電文作成部20
7が、軌道回路信号方式への切替指示を含む制御情報1
06を生成して、車上制御装置130へ送信する(S1
04)。
【0042】ステップS102において、停止限界が軌
道回路信号方式の範囲内でない場合、停止限界が無線信
号方式の範囲内であるかどうかを判定する(S11
1)。そして、無線信号方式の範囲内であるときは、無
線送信電文作成部207が、無線信号方式への切替指示
を含む制御情報106を生成して、車上制御装置130
へ送信する(S112)。
【0043】なお、無線信号方式に関しては、許容速度
との比較を行っていない。これは、一般的に、無線信号
方式の方が軌道回路信号方式よりも許容速度が大きいか
らである。
【0044】次に、車上制御装置130における処理フ
ローを図5に示す。車上制御装置130では、信号方式
選択装置304が、現在の採用している信号方式が無線
信号方式であるかどうかを判定する(S201)。現在
の信号方式が無線信号方式である場合、制御情報106
に軌道回路信号方式への切替指示が含まれているかどう
かを判定する(S202)。軌道回路信号方式への切替
指示がある場合、信号方式選択装置304は、軌道回路
信号方式によるブレーキ制御信号を選択して、出力する
(S204)。軌道回路信号方式への切替指示がない場
合、信号方式選択装置304は、無線信号方式によるブ
レーキ制御信号を選択して、出力する(S203)。
【0045】ステップS201において、現在の信号方
式が無線信号方式でない場合、制御情報106に無線信
号方式への切替指示が含まれているかどうかを判定する
(S211)。無線信号方式への切替指示がある場合、
信号方式選択装置304は、無線信号方式によるブレー
キ制御信号を選択して、出力する(S212)。無線信
号方式への切替指示がない場合、信号方式選択装置30
4は、無線信号方式によるブレーキ制御信号を選択し
て、出力する(S213)。
【0046】次に、第2の実施形態に係る地上制御装置
101と車上制御装置130の構成図を図7および図8
に示す。第1の実施形態では、地上制御装置101で各
列車が従うべき信号方式の判定を行い、列車へ伝達して
いた。これに対して本実施形態では、信号方式の判定は
列車に搭載されている車上制御装置130で行う。以下
の説明では、第1の実施形態と相違する点を中心に説明
する。従って、第1の実施形態と共通の構成等には同一
の符号を付して説明を省略する。
【0047】図7に示す地上制御装置101は、地上側
無線装置通信部201と、路線情報記憶部202と、停
止限界算出部203と、連動装置通信部204と、軌道
回路信号情報生成部205と、無線送信電文生成部20
7と、信号制御装置通信部208とを備える。地上制御
装置101は、第1の実施形態と同様に、無線信号方式
および軌道回路信号方式のそれぞれの鉄道信号方式に基
づく信号を列車へ送信する。本実施形態では、第1の実
施形態と異なり、信号方式が重複する区間にある列車
が、いずれの信号方式に従うかの判断を行わない。この
判断は、車上制御装置130において行う。
【0048】図8に示す車上制御装置130は、車上無
線装置301と、ブレーキパターン生成部302と、軌
道回路信号受信装置303と、信号方式判定装置310
と、ブレーキ出力装置305とを備える。すなわち、第
1の実施形態における信号方式選択装置304の代りに
信号方式判定装置310を備える。
【0049】信号方式判定装置310は、無線信号方式
または軌道回路信号方式のいずれに従ってブレーキ制御
を行うかを判定する。その結果、採用した信号方式のブ
レーキ制御信号をブレーキ出力装置305へ出力する。
【0050】具体的には、ブレーキパターン制御装置3
02から、無線信号方式のブレーキ制御信号、および制
御情報106に含まれる停止限界情報1062を受け付
ける。また、軌道回路信号受信装置303からは、軌道
回路信号方式のブレーキ制御信号、および許容速度を受
け付ける。これらに基づいて、当該列車が従うべき信号
方式を決定する。
【0051】例えば、信号方式判定装置310は、図9
に示す処理手順で信号方式の判定を行う。
【0052】信号方式判定装置310は、図示しない記
憶部を備えている。この記憶部には、現在採用している
信号方式の識別情報が記憶される。信号方式判定装置3
10は、この記憶部を参照して、無線信号方式に従って
いるかどうかを判定する(S301)。無線信号方式に
従っている場合、軌道回路信号を受信しているかどうか
を判定する(S302)。軌道回路信号を受信している
場合、さらに、停止限界情報1062を参照し、当該列
車の停止限界が軌道回路信号の範囲内であるかどうかを
判定する(S303)。軌道回路の範囲内であるとき
は、軌道回路信号方式の許容速度が現在の列車速度より
も大きいかどうかを判定する(S304)。許容速度の
方が現在速度よりも大きい場合は、軌道回路信号方式の
ブレーキ制御信号を選択し、ブレーキ出力装置305へ
出力する(S305)。さらに、軌道回路信号方式の識
別情報を記憶部に上書きする。
【0053】また、軌道回路信号を受信していない場合
(S302:No)、停止限界が軌道回路信号の範囲内
にない場合(S303:No)、および軌道回路信号方
式の許容速度が現在の列車速度よりも大きくない場合
(S304:No)には、いずれも、無線信号方式のブ
レーキ制御信号を選択し、ブレーキ出力装置305へ出
力する(S306)。このときは、記憶部の内容は更新
されない。
【0054】一方、無線信号方式に従っていない場合
(S301:No)、無線信号を受信しているかどうか
を判定する(S311)。無線信号を受信している場
合、さらに、停止限界情報1062を参照し、当該列車
の停止限界が無線信号の範囲内であるかどうかを判定す
る(S312)。無線信号の範囲内である場合、無線信
号方式のブレーキ制御信号を選択し、ブレーキ出力装置
305へ出力する(S313)。さらに、無線信号方式
の識別情報を記憶部に上書きする。
【0055】また、無線信号を受信していない場合(S
311:No)、および停止限界が無線信号の範囲内に
ない場合(S312:No)には、軌道回路信号方式の
ブレーキ制御信号を選択し、ブレーキ出力装置305へ
出力する(S314)。このときは、記憶部の内容は更
新されない。
【0056】このように、地上制御装置101からの指
示を受けなくても、車上制御装置130が信号方式の選
択または切り替えをすることができる。
【0057】なお、上記実施形態においては、無線信号
方式と軌道回路信号方式との間の切り替えを行っている
が、本発明はこれに限定されない。すなわち、少なくと
も一方の信号方式が、停止限界のように列車の進行方を
示す情報を持つ信号方式であればよい。たとえば、信号
の伝送に漏洩同軸ケーブルや軌道回路を用いる他の信号
方式であっても、同様に信号方式の切り替えを行うこと
ができる。
【0058】また、軌道回路信号についても、必ずしも
軌道回路を用いて信号を伝送する信号方式である必要は
なく、ATSのようにトランスポンダを用いる信号方式
であってもよい。その場合、無線信号からトランスポン
ダを用いた信号方式への切り替え時には、列車の速度を
監視することなく、列車速度以外の条件が揃った時点で
信号方式の切り替えを行えばよい。また、トランスポン
ダを用いた信号方式から無線信号への切り替え時には、
軌道回路からの信号の受信の代わりとして、トランスポ
ンダを認識することを条件とするか、あるいはトランス
ポンダの認識を条件とせず、無線信号の条件のみで切り
替えを行うようにしてもよい。
【0059】さらに、上記実施形態では、二つの信号方
式の間での切り替えについて説明したが、複数の信号方
式の中から一つの信号方式を選択するようにしてもよ
い。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、列車が従う保安システ
ムを適切なタイミングで切り替えることができる。
【0061】さらに、本発明によれば、保安システムの
切り替えを安全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した列車制御システムの全体構成
を示す図である。
【図2】第1の実施形態に係る地上制御装置101の詳
細な構成を示す図である。
【図3】第1の実施形態に係る車上制御装置130の詳
細な構成を示す図である。
【図4】第1の実施形態における地上制御装置101の
処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】第1の実施形態における車上制御装置130の
処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】制御情報106のデータフォーマットの一例を
示す図である。
【図7】第2の実施形態に係る地上制御装置101の詳
細な構成を示す図である。
【図8】第2の実施形態に係る車上制御装置130の詳
細な構成を示す図である。
【図9】第2の実施形態における車上制御装置130の
処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
101…地上制御装置、102…地上側無線伝送装置、
103…列車、104…停止限界、105…信号制御装
置、106…制御情報、107…位置情報、108…軌
道回路信号情報、109…連動装置、110…現地設備
状態情報、130…車上制御装置、201…地上側無線
装置通信部、202…路線情報記憶部、203…停止限
界算出部、204…連動装置通信部、205…軌道回路
信号情報生成部、206…信号方式判定部、207…無
線送信電文作成部、208…信号制御装置通信部、30
1…車上無線装置、302…ブレーキパターン生成装置
303…軌道回路信号受信装置、304…信号方式選択
装置、305…ブレーキ出力装置、307…位置情報生
成装置、310…信号方式判定装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋田 育男 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所交通システム事業部水戸交通 システム本部内 (72)発明者 和嶋 武典 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所交通システム事業部水戸交通 システム本部内 Fターム(参考) 5H115 PA08 PC01 PG01 PI01 SL01 SL06 SL07 SL09 TD02 TD09 5H161 AA01 BB03 BB06 BB09 CC02 CC05 DD02 DD21 EE01 EE04 EE07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車の許容速度を決定する保安システム
    の信号を、複数種類の保安システムについて受信できる
    区間に列車が在線するとき、前記複数種類のうち、いず
    れの保安システムの区間に、当該列車の進路が向いてい
    るかを判定する手段と、 前記列車の進路方向の保安システムであると判定された
    保安システムにより定まる当該列車の許容速度に基づい
    て、当該列車を制御するための信号を生成して出力する
    制御信号生成装置と、を備える保安システムの選択シス
    テム。
  2. 【請求項2】 列車の許容速度を決定する第1および第
    2の保安システムの信号を受信できる区間に列車が在線
    するとき、当該列車が安全に走行できる限界を示す停止
    限界がいずれの保安システムの区間内にあるかを判定す
    る手段と、 前記停止限界がある区間の保安システムにより定まる当
    該列車の許容速度に基づいて、当該列車を制御するため
    の信号を生成して出力する制御信号生成装置と、を備え
    る保安システムの選択システム。
  3. 【請求項3】 列車の許容速度を決定する保安システム
    に従う列車に搭載される車上制御装置と、地上に配置さ
    れる地上制御装置とを備え、 前記地上制御装置は、 第1の保安システムの信号を生成し、前記車上装置へ送
    信する手段と、 第2の保安システムの信号を生成し、前記車上装置へ送
    信する手段と、 前記第1および第2の保安システムの信号を受信できる
    区間に前記列車が在線するとき、当該列車が安全に走行
    できる限界を示す停止限界がいずれの保安システムの区
    間内にあるかを判定する手段と、 前記停止限界がある区間の保安システムと、前記列車が
    従っている保安システムとが異なるとき、前記列車に対
    して保安システムの切り替えを指示する切替情報を生成
    する手段と、 前記切替情報を、前記車上制御装置へ送信する手段と、
    を備え、 前記車上制御装置は、 第1の保安システムの信号を受信し、当該第1の保安シ
    ステムにより定まる許容速度に基づいて、列車のブレー
    キを制御するための第1のブレーキ制御信号を生成する
    手段と、 第2の保安システムの信号を受信し、当該第2の保安シ
    ステムにより定まる許容速度に基づいて、列車のブレー
    キを制御するための第2のブレーキ制御信号を生成する
    手段と、 前記切替信号を受信する受信手段と、 前記第1および第2のブレーキ制御信号をそれぞれ受け
    付けて、いずれか一方を選択して出力する選択手段と、 前記選択手段が出力した第1または第2のブレーキ制御
    信号に基づいて、ブレーキ制御を行うブレーキ制御装置
    と、を備え、 前記選択手段は、前記受信手段が前記切替信号を受信す
    ると、前記受信前に出力していた前記第1および第2の
    ブレーキ制御信号のうちのいずれか一方から、他方へ切
    り替えて出力することを特徴とする列車制御システム。
  4. 【請求項4】 列車の許容速度を決定する保安システム
    に従う列車に搭載される車上制御装置と、地上に配置さ
    れる地上制御装置とを備えた列車制御システムにおい
    て、 前記地上制御装置は、 第1の保安システムの信号を生成し、前記車上装置へ送
    信する手段と、 第2の保安システムの信号を生成し、前記車上装置へ送
    信する手段と、を備え、 前記車上制御装置は、 第1の保安システムの信号を受信し、当該第1の保安シ
    ステムにより定まる許容速度に基づいて、列車のブレー
    キを制御するための第1のブレーキ制御信号を生成する
    手段と、 第2の保安システムの信号を受信し、当該第2の保安シ
    ステムにより定まる許容速度に基づいて、列車のブレー
    キを制御するための第2のブレーキ制御信号を生成する
    手段と、 前記第1および第2の保安システムの信号のいずれも受
    信できる区間に前記列車が在線するとき、当該列車が安
    全に走行できる限界を示す停止限界がいずれの保安シス
    テムの区間内にあるかを判定する手段と、 前記第1および第2のブレーキ制御信号をそれぞれ受け
    付けて、前記停止限界がある区間の保安システムが前記
    第1の保安システムであるときは、前記第1のブレーキ
    制御信号を出力し、前記停止限界がある区間の保安シス
    テムが前記第2の保安システムであるときは、前記第2
    のブレーキ制御信号を出力する選択手段と、 前記選択手段が出力した第1または第2のブレーキ制御
    信号に基づいて、ブレーキ制御を行うブレーキ制御装置
    と、を備える列車制御システム。
  5. 【請求項5】 地上に配置され、列車の許容速度を決定
    する保安システムに従う列車に搭載される車上制御装置
    と通信可能な地上制御装置であって、 第1の保安システムの信号を生成し、前記車上装置へ送
    信する手段と、 第2の保安システムの信号を生成し、前記車上装置へ送
    信する手段と、 前記第1および第2の保安システムの信号を受信できる
    区間に前記列車が在線するとき、当該列車が安全に走行
    できる限界を示す停止限界がいずれの保安システムの区
    間内にあるかを判定する手段と、 前記停止限界がある区間の保安システムと、前記列車が
    従っている保安システムとが異なるとき、前記列車に対
    して保安システムの切り替えを指示する切替情報を生成
    する手段と、 前記切替情報を前記車上制御装置へ送信する送信手段
    と、を備える地上制御装置。
  6. 【請求項6】 前記切替情報を生成する手段は、 前記停止限界がある区間の保安システムと、前記列車が
    従っている保安システムとが異なるとき、当該列車の速
    度と、前記停止限界がある区間の保安システムにより定
    まる許容速度とを比較し、当該列車の速度が、前記停止
    限界がある区間の保安システムにより定まる許容速度以
    下である場合に、前記切替情報を生成する請求項5記載
    の車上制御装置。
  7. 【請求項7】 列車の許容速度を決定する保安システム
    に従う列車に搭載され、地上に配置される地上制御装置
    と通信可能な車上制御装置であって、 第1の保安システムの信号を受信し、当該第1の保安シ
    ステムにより定まる許容速度に基づいて、列車のブレー
    キを制御するための第1のブレーキ制御信号を生成する
    手段と、 第2の保安システムの信号を受信し、当該第2の保安シ
    ステムにより定まる許容速度に基づいて、列車のブレー
    キを制御するための第2のブレーキ制御信号を生成する
    手段と、 前記第1および第2の保安システムの信号のいずれも受
    信できる区間に前記列車が在線するとき、当該列車が安
    全に走行できる限界を示す停止限界がいずれの保安シス
    テムの区間内にあるかを判定する手段と、 前記第1および第2のブレーキ制御信号をそれぞれ受け
    付けて、前記停止限界がある区間の保安システムが前記
    第1の保安システムであるときは、前記第1のブレーキ
    制御信号を出力し、前記停止限界がある区間の保安シス
    テムが前記第2の保安システムであるときは、前記第2
    のブレーキ制御信号を出力する選択手段と、 前記選択手段が出力した第1または第2のブレーキ制御
    信号に基づいて、ブレーキ制御を行うブレーキ制御装置
    と、を備える車上制御装置。
  8. 【請求項8】 前記選択手段は、 前記停止限界がある区間の保安システムとは異なる保安
    システムのブレーキ制御信号を出力している場合、当該
    列車の速度と、前記停止限界がある区間の保安システム
    により定まる許容速度とを比較し、当該列車の速度が、
    前記停止限界がある区間の保安システムにより定まる許
    容速度以下である場合には、前記停止限界がある区間の
    保安システムのブレーキ制御信号を出力する請求項7記
    載の車上制御装置。
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