JP2002239480A - 粉体の洗浄装置および洗浄方法 - Google Patents

粉体の洗浄装置および洗浄方法

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JP2002239480A JP2001037260A JP2001037260A JP2002239480A JP 2002239480 A JP2002239480 A JP 2002239480A JP 2001037260 A JP2001037260 A JP 2001037260A JP 2001037260 A JP2001037260 A JP 2001037260A JP 2002239480 A JP2002239480 A JP 2002239480A
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Kenji Matsuda
賢治 松田
Masafumi Tanaka
雅文 田中
Fumio Tokutake
文夫 徳岳
Takashi Suzuki
崇 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】純化コストが安く粉体を高純度に洗浄できる粉
体の撹伴洗浄装置および洗浄方法を提供する。 【解決手段】下部に逆円錐形状部21aが形成され円筒
形状をなし、粉体が収納され洗浄液が供給される洗浄槽
21と、この洗浄槽21の円壁と接線をなすように設け
られ逆円錐形状部21a近傍に設けられ、速度を有して
供給される流体が流入する流体供給口23とを有し、こ
の流体供給口23から供給される流体は逆円錐形状部2
1a内で旋回流をなし、流体により粉体を攪拌し、洗浄
液により粉体を洗浄する粉体の洗浄装置。また、粉体の
洗浄方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は石英粉などの粉体の
攪拌洗浄装置および攪拌洗浄方法に係わり、特に逆円錐
形の洗浄槽で流体を旋回させて粉体を洗浄攪拌する撹伴
洗浄装置および撹伴洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高純度で耐熱性に優れているため、多く
の石英ガラス部材が半導体産業において使用されてい
る。この石英ガラス部材の原料になる石英粉の製造方法
には、天然水晶を原料として製造する方法と、珪石また
は珪砂を原料として製造する方法があるが、近年は、天
然水晶に比べて安価な珪石や珪砂を原料とする方法が多
く用いられている。この方法によれば、珪石または珪砂
を粉砕、分級して磁力選鉱法および浮遊鉱法により精鉱
を行い、その後、この原料粒子を仮焼し、弗化水素酸に
浸漬して洗浄される。
【0003】しかしながら、この方法では、製造した石
英粉中に、鉄酸化物が残留してしまう欠点があった。す
なわち、酸化が進んだ鉄化合物は磁性を失い、磁力選鉱
法および浮遊選鉱法ではこれを除去できず、その後の弗
化水素酸処理においても、鉄化合物は弗酸に溶解しない
ため、鉄酸化物が残留していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、鉄酸化物の残
留を減少させ、高純度の石英粉を製造するための石英粉
の製造方法として、特開平11−43321号公報記載
のような石英粉の製造方法が提案されている。この製造
方法によれば、高純度石英粉を製造するための石英粉を
製造することができるが、さらに洗浄方法に用いられる
撹伴洗浄装置を改良し、また、流体の流入方向を改良し
て粉体を高純度に洗浄できる粉体の撹伴洗浄装置および
洗浄方法が要望されていた。
【0005】さらに、塩素などのハロゲンガス雰囲気や
塩酸ガスなどを用いての熱処理は、長時間の高温処理
(800〜1200℃程度)やガスの無害化(中和)等
が必要となり純化コストが高くなる問題点があり、純化
コストが安い粉体の洗浄装置および洗浄方法が要望され
ていた。
【0006】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、純化コストが安く粉体を高純度に洗浄できる粉
体の洗浄装置および洗浄方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本願請求項1の発明は、下部に逆円錐形状部
が形成され円筒形状をなし、粉体が収納され洗浄液が供
給される洗浄槽と、この洗浄槽の円壁と接線をなして洗
浄槽に設けられ、速度を有して供給される流体が流入す
る流体供給口とを有し、この流体供給口から供給される
流体は逆円錐形状部内で旋回流をなし、前記流体により
粉体を攪拌し、洗浄液により粉体を洗浄することを特徴
とする粉体の洗浄装置であることを要旨としている。
【0008】本願請求項2の発明では、上記流体は洗浄
液または圧縮空気であることを特徴とする請求項1に記
載の粉体の洗浄装置であることを要旨としている。
【0009】本願請求項3の発明では、上記洗浄槽に
は、フィルタが取り付けられた一端が洗浄槽の底部近傍
に位置するように洗浄槽の上面から延設した脱水管を有
することを特徴とする請求項1または2に記載の粉体の
洗浄装置であることを要旨としている。
【0010】本願請求項4の発明は、下部に逆円錐形状
部を形成し円筒形状をなす洗浄槽に粉体を収納し、洗浄
槽に旋回流が生じるように逆円錐形状部に洗浄液を供給
し、粉体を攪拌し洗浄することを特徴とする粉体の洗浄
方法であることを要旨としている。
【0011】本願請求項5の発明では、下部に逆円錐形
状部を形成し円筒形状をなす洗浄槽に粉体と洗浄液を収
納し、洗浄槽に旋回流が生じるように逆円錐形状部に圧
縮空気を供給し、粉体を攪拌し洗浄することを特徴とす
る粉体の洗浄方法であることを要旨としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる粉体の洗浄
装置および洗浄方法について添付図面を参照して説明す
る。
【0013】図1は、本発明に係わる粉体の洗浄方法を
実施するために用いられる粉体の洗浄設備の概念図であ
る。この粉体の洗浄設備1は、粉体を攪拌し洗浄する洗
浄装置2と、この洗浄装置2に洗浄液を供給し、外部か
ら洗浄液および純水が供給される洗浄液槽3と、この洗
浄液槽3および洗浄装置2に純水を供給し外部から供給
される純水を加熱装置4hにより加熱する純水加熱装置
4と、洗浄装置2に外部から供給する圧縮空気を加熱装
置5hで加熱して乾燥圧縮空気として供給する空気乾燥
熱槽5と、洗浄装置2に連通された廃液槽6とを有し、
さらに、洗浄装置2、洗浄液槽3および廃液槽6に連通
するスクラバー7が設けられている。なお、8はポン
プ、9は真空ポンプであり、10は洗浄液処理装置であ
る。
【0014】また、図2に示すように、洗浄装置2は、
逆円錐形状部21aと円筒部21bを有する密閉形状の
洗浄槽21と、この洗浄槽21を囲繞し加熱する槽加熱
装置22を有している。逆円錐形状部21a近傍の円筒
部21bには、洗浄槽21の円壁と接線をなすように中
心線上に配置され、かつ逆円錐形状部21aに向かって
傾斜する2個の流体供給口23が設けられており、供給
される洗浄液または圧縮空気が逆円錐形状部21aで旋
回流をなすようになっている。
【0015】なお、流体供給口23を配設する位置は、
円筒部21bに限らず逆円錐形状部21aの上部であっ
てもよい。流体供給口23には、図1に示すようなポン
プ8あるいは開閉弁11、12、13、14、15を適
宜作動あるいは開閉することにより、その攪拌洗浄工程
あるいは粉体の粒径に応じて洗浄液あるいは圧縮空気が
供給されるようになっている。
【0016】また、逆円錐形状部21aの頂部、すなわ
ち洗浄槽21の底部には開閉自在の粉体取出口24が設
けられており、さらに、洗浄槽21の上部から挿入され
粉体取出口24の近傍まで延設された脱水管25が設け
られており、この脱水管25にはフィルタ25aが設け
られている。また、円筒部21bの中央部には洗浄水排
出口26が設けられ、上面部にはスクラバー7に連通す
る排気口27が設けられている。
【0017】次に本発明に係わる粉体の洗浄方法につい
て説明する。
【0018】図3は、本発明に係わる粉体の洗浄方法の
工程フロー図であり、以下この工程フロー図に従って、
粉体の洗浄方法を説明する。
【0019】図4(a)に示すように、最初に洗浄槽2
1に粉体、例えば、比較的粒径の大きな石英原料粉を投
入する。しかる後、洗浄液、例えば、純水加熱装置4に
より加熱した純水とHF液を洗浄液槽3で混合して所定
の濃度と50℃にし、ポンプ8を介して、この所定濃
度、温度のHF洗浄液を流体供給口23から洗浄槽21
に所定時間供給する。この場合、HF洗浄液の温度は塩
化ビニル系の容器の使用が可能である50℃程度が望ま
しい。これは石英原料粉の純化には温度が高いほど純化
効率が良いからである。
【0020】このHF液供給過程において、HF洗浄液
を逆円錐形状部21aの円壁に接線をなすように配置さ
れ、かつ逆円錐形状部21aに向かって傾斜して設けら
れた2個の流体供給口23から、高速で供給するので、
HF洗浄液は逆円錐形状部21aおよび円筒部21b、
すなわち洗浄槽21内で旋回流をなし、この旋回流によ
り、石英粉も旋回流をなして上方に上昇し、HF洗浄液
により石英粉を十分な攪拌し洗浄することができる。石
英粉を攪拌し洗浄したHF洗浄液は洗浄水排水口26を
介して洗浄液槽3に戻り、循環する。
【0021】HF洗浄液により石英粉の洗浄が終了する
と、開閉弁15を開放し真空ポンプ9の働きにより、フ
ィルタ25aが取付けられた脱水管25を介してHF洗
浄液を廃液槽6に排出する。
【0022】HF洗浄液を排出した後、図4(b)に示
すように、純水を流体供給口23から供給する。この純
水供給過程においても、純水も旋回流をなし、この旋回
流により、石英粉も旋回流をなして上方に上昇し、純水
により石英粉を十分な攪拌し洗浄することができ、石英
粉を攪拌し洗浄した純水は洗浄水排水口26を介して洗
浄液槽3に戻り、循環する。なお、純水を洗浄槽21に
供給する場合には、外部からHF洗浄液を洗浄液槽3に
供給するのを停止することにより行う。
【0023】石英粉を洗浄した純水を、上記HF洗浄液
のときと同様に、真空ポンプ9の働きにより、脱水管2
5を介してHF洗浄液を廃液槽6に排出する。純水排出
後、純水を供給し、純水による洗浄を数回繰り返す。上
記HF洗浄液および純水の脱水は、図4(c)に示すよ
うに、石英粉を洗浄槽21に収納した状態のままで、フ
ィルタ25aが設けられた脱水管25により、水分のみ
を真空ポンプ9により吸引する。
【0024】しかる後、開閉自在の粉体取出口24から
洗浄された高純度の石英粉を取出す。
【0025】このように洗浄槽21は純化,水置換,脱
水機能を有し、従って、従来は脱水のために石英粉を搬
送する必要があり、これにより汚染し、また、濾布を用
いていたため、濾布により汚染されていたが、本実施形
態の洗浄装置は、これらの汚染要因を排除することがで
き、汚染の心配なく、脱水することができる。
【0026】なお、比較的粒径の大きな石英粉を洗浄す
る場合には、図4(a)に示すように、流体供給口23
からHF洗浄液を供給するのが好ましいが、粒径の小さ
な石英粉を洗浄する場合には、図5に示すように、流体
供給口23からフィルタを通して濾過された清浄な圧縮
乾燥空気を供給し、この空気旋回流により、粒径の小さ
な石英粉を攪拌すれば、HF洗浄液表面に浮いてしまう
のを防止することができて、十分な洗浄を行うことがで
きる。
【0027】上述のように本発明に係わる粉体の洗浄方
法によれば、粒径の大きな石英粉については、洗浄液を
洗浄槽の下部から円壁の接線方向に噴出させることによ
り、石英粉を効率よくかつ汚染なしで撹伴できる。ま
た、粒径の小さな石英粉については洗浄液槽の下部から
清浄な圧縮空気を円壁の接線方向に噴出させることによ
り、石英粉を効率よくかつ汚染なしで攪拌できる。
【0028】また、HF洗浄液による純化では、純化効
率を向上させるために撹伴が必要であるが、従来のよう
に回転子を用いて石英粉を攪拌するのと異なり、石英原
料粉が接触することによる回転子の摩耗により、新たな
汚染源となり石英粉を汚染する可能性がなくなる。この
攪拌洗浄装置の使用により汚染のない高効率の純化が可
能になる。
【0029】さらに、塩素などのハロゲンガス雰囲気や
塩酸ガスなどを用いた長時間の高温処理やガスの無害化
等を必要とせず、純化コストを低減することができる。
【0030】なお、本発明に係わる粉体の洗浄装置およ
び洗浄方法は、石英粉の洗浄に限らず、無機材料工業に
おいてはSiCやSi3N4,Al2O3などの粉体の
洗浄にも応用可能である。
【0031】
【実施例】(試験1)目的 :図2に示すような本発明に係わる粉体の洗浄装置
を用い、真空による脱水試験(実施例)を行い、濾布を
用いた従来例と脱水能力を比較する。
【0032】方法:石英粉10kgを洗浄槽に収納し、
さらに、純水を20リットル供給し、流体供給口から供
給し、旋回流により十分攪拌した後、5分毎に、30分
までその残留水分量を調べる。
【0033】試験結果:表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】実施例1は、開始当初は従来例1と差異は
ないが、時間の経過と共に、従来例よりも脱水能力が優
れることがわかった。
【0036】(試験2)目的 :本発明に係わる粉体の洗浄装置を用い図3に従
い、洗浄条件(HF洗浄液濃度、温度、時間)を変え
て、石英粉の重量減少率、Fe濃度を調べた。また、石
英粉の深さ方向のFe濃度についても調べた。
【0037】方法:粒径の異なる仮焼粉[#50−8
0、Free−Fe(石英粉を90℃の王水に10分間
浸漬した場合に検出されるFe。表面のみに存在するF
eを意味する。)0.23ppm、バルクFe0.81
ppm](実施例2)、および仮焼粉(#50−80、
Free−Fe1.05ppm、バルクFe1.34p
pm)(実施例3)である石英粉10kgを洗浄槽に収
納し、さらに、50℃で、表2および表3に示すような
濃度に変化させたHF洗浄液を20リットル供給し、洗
浄時間を30、45、60分と変化させ、さらに、水洗
浄と脱水を3回繰り返した。
【0038】試験結果:表2に実施例2についての結果
を示し、表3に実施例3についての結果を示す。
【0039】
【表2】
【0040】
【表3】
【0041】実施例2は、仮焼粉(元粉)に比べて、F
ree−Feで約1/20に減少し、バルクFeで1/
4〜1/10に減少していることがわかった。
【0042】また、実施例3は、仮焼粉(元粉)に比べ
て、Free−Feで約1/25〜1/100に減少
し、バルクFeで1/9〜1/26に減少していること
がわかった。
【0043】さらに、HF洗浄液の濃度、温度を制御す
ることにより石英粉の表層汚染をほぼ完全に除去するこ
とが可能であることがわかった。
【0044】(試験3)目的・方法 :本発明に係わる粉体の洗浄装置を用い図3
に従い、洗浄を行い石英粉の深さ方向のFe濃度につい
て調べた(実施例4)。
【0045】結果:図6に結果を示す。実施例4は全深
さ領域に亘って、Fe濃度がほぼ0に近く、洗浄前の元
粉に比べて極めて高純度にできることがわかった。
【0046】
【発明の効果】本発明に係わる粉体の洗浄装置および洗
浄方法によれば、純化コストが安く粉体を高純度に洗浄
できる粉体の洗浄装置および洗浄方法を提供することが
できる。
【0047】すなわち、下部に逆円錐形状部が形成され
円筒形状をなし、粉体が収納され洗浄液が供給される洗
浄槽と、この洗浄槽の円壁と接線をなして洗浄槽に設け
られ、速度を有して供給される流体が流入する流体供給
口とを有し、この流体供給口から供給される流体は逆円
錐形状部内で旋回流をなし、流体により粉体を攪拌し、
洗浄液により粉体を洗浄するので、このように洗浄槽は
純化,水置換,脱水機能を有し、汚染の心配がなく、脱
水することができる。さらに、純化効率を向上させるた
めに撹伴が必要である場合でも、従来のように回転子を
用いて粉体を攪拌するのと異なり、粉体が接触すること
による回転子の摩耗により、新たな汚染源となり粉体を
汚染する可能性がなくなり、汚染のない高効率の純化が
可能になる。
【0048】また、流体は洗浄液または圧縮空気である
ので、粒径の大きな石英粉については、洗浄液を洗浄槽
の下部から円の接線方向に噴出させることにより、石英
粉を効率よくかつ汚染なしで撹伴でき、粒径の小さな粉
体については洗浄液槽の下部から清浄な圧縮空気を円の
接線方向に噴出させることにより、粉体が洗浄液表面に
浮いてしまうのを防止することができて、石英粉を効率
よくかつ汚染なしで攪拌できる。
【0049】また、洗浄槽には、フィルタが取り付けら
れた一端が洗浄槽の底部近傍に位置するように洗浄槽の
上面から延設した脱水管を有するので、洗浄槽に純化,
水置換,脱水機能を持たせることができ、汚染の心配が
なく、脱水することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる粉体の洗浄方法に用いられる洗
浄設備の概念図。
【図2】本発明に係わる粉体の洗浄装置の概念図。
【図3】本発明に係わる粉体の洗浄方法の工程フロー
図。
【図4】図4(a)〜(c)は本発明に係わる粉体の洗
浄方法の各工程を示す概念図。
【図5】本発明に係わる粉体の洗浄装置の他の使用状態
を示す概念図。
【図6】本発明に係わる粉体の洗浄方法による実施例の
試験結果を示す結果図。
【符号の説明】
1 洗浄設備 2 洗浄装置 3 洗浄液槽 4 純水加熱装置 5 空気乾燥熱槽 6 廃液槽 8 ポンプ 9 真空ポンプ 21 洗浄槽 21a 逆円錐形状部 21b 円筒部 22 槽加熱装置 23 流体供給口 24 粉体取出口 25 脱水管 25a フィルタ 26 洗浄水排出口 27 排気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳岳 文夫 神奈川県秦野市曽屋30番地 東芝セラミッ クス株式会社開発研究所内 (72)発明者 鈴木 崇 山形県西置賜郡小国町大字小国町378番地 東芝セラミックス株式会社小国製造所内 Fターム(参考) 3B201 AA46 AA48 BB21 BB82 BB87 BB90 BB93 BB94 BB98 CB25 4G014 AH01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に逆円錐形状部が形成され円筒形状
    をなし、粉体が収納され洗浄液が供給される洗浄槽と、
    この洗浄槽の円壁と接線をなして洗浄槽に設けられ、速
    度を有して供給される流体が流入する流体供給口とを有
    し、この流体供給口から供給される流体は逆円錐形状部
    内で旋回流をなし、前記流体により粉体を攪拌し、洗浄
    液により粉体を洗浄することを特徴とする粉体の洗浄装
    置。
  2. 【請求項2】 上記流体は、洗浄液または圧縮空気であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の粉体の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 上記洗浄槽には、フィルタが取り付けら
    れた一端が洗浄槽の底部近傍に位置するように洗浄槽の
    上面から延設した脱水管を有することを特徴とする請求
    項1または2に記載の粉体の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 下部に逆円錐形状部を形成し円筒形状を
    なす洗浄槽に粉体を収納し、洗浄槽に旋回流が生じるよ
    うに逆円錐形状部に洗浄液を供給し、粉体を攪拌し洗浄
    することを特徴とする粉体の洗浄方法。
  5. 【請求項5】 下部に逆円錐形状部を形成し円筒形状を
    なす洗浄槽に粉体と洗浄液を収納し、洗浄槽に旋回流が
    生じるように逆円錐形状部に圧縮空気を供給し、粉体を
    攪拌し洗浄することを特徴とする粉体の洗浄方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101972752A (zh) * 2010-10-18 2011-02-16 湖南东港锑品有限公司 一种锑粉袋清洗装置
JP2011036815A (ja) * 2009-08-13 2011-02-24 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 洗浄装置
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