JP2002237988A - 電子カメラ及び電子カメラシステム - Google Patents

電子カメラ及び電子カメラシステム

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JP2002237988A
JP2002237988A JP2001034577A JP2001034577A JP2002237988A JP 2002237988 A JP2002237988 A JP 2002237988A JP 2001034577 A JP2001034577 A JP 2001034577A JP 2001034577 A JP2001034577 A JP 2001034577A JP 2002237988 A JP2002237988 A JP 2002237988A
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forming
photographing
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Tetsuya Toyoda
哲也 豊田
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ユーザの撮影意図を可視画像形成時に正確に反
映させる。 【解決手段】撮影が行われると、電子カメラは、撮影条
件変更テーブルを用いて、ユーザにより設定されたカメ
ラモードに対応する、ユーザの撮影意図を可視画像形成
時に最も正確に反映させる補正条件(プリンタ装置で行
われる可視画像形成時の補正に係る処理における補正条
件)を選択する。この補正条件は画像データと共に画像
ファイルとしてメモリカードに記録され、プリンタ装置
が、この画像ファイルに基づく画像を印刷するときに
は、可視画像形成時の補正に係る処理を、この画像ファ
イルに付加されている補正条件に基づいて行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子カメラ、及び
その電子カメラと画像形成装置を含む電子カメラシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラで撮影した画像をプリンタ
装置(画像形成装置)に印刷させ、或いはTV( Telev
ision )等に表示させて画像を鑑賞するという鑑賞形態
が増えてきた。
【0003】このような背景を踏まえ、例えばプリンタ
装置では、より適切な画像が印刷されるように様々な機
能が搭載されている。その一つに自動補正機能がある。
これは、印刷対象となる画像データを解析し、その解析
結果に基づいて補正に係る画像処理を施す機能である。
一般的に、補正に係る画像処理では、プリンタ装置に予
め設定されている一律の条件(標準的な画像条件)を満
たすように補正処理が行われる。従って、どのような画
像データに対しても、上記一律の条件を満たすように補
正に係る画像処理が施され、一般的に適正と思われる標
準的な画像が印刷されるものである。
【0004】しかしながらこの機能では、ユーザが意図
的に非標準的な画像になるように各種撮影条件等を変更
して撮影した画像に対しても、上記一律の条件を満たす
ように補正に係る画像処理が施されてしまい、ユーザの
本来の撮影意図とは異なる画像が印刷されてしまうとい
う問題が生じることになった。例えば、撮影時にユーザ
が意図的に露出をアンダーにさせた画像を印刷した場合
には、上記一律の条件により、余計な露出補正に係る画
像処理が施されてしまい、印刷結果はユーザの撮影意図
とは異なるものとなってしまった。
【0005】一方で、例えば特開平10−226139
号公報には、印刷する画像の付帯情報(撮影時の解像度
情報、色モード情報、絞り、シャッタースピード等)、
カメラの固有情報(カメラ機種情報等)、プリンタの状
態及び固有の情報(ヘッド種別、インク種別等)、及び
ユーザにより設定されたモード情報(印刷スピード、印
刷品位等)に基づいて印刷処理を決定し、該決定した印
刷処理により画像の印刷を行う技術が提案されている。
【0006】上記提案は、何れの、ホストに適したデー
タ形式で保存された画像情報であっても、その画像情報
の付帯情報等に基づいて適切な印刷処理を決定すること
により、適切な画像を印刷することができるようにした
提案である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記提案
は、保存した画像情報のデータ形式の違いにより誤った
印刷処理が行われるのを防止したものではあるが、印刷
時にユーザの撮影意図に反する画像が印刷されるのを防
止したものではない。
【0008】従って、ユーザが意図的に非標準的な画像
になるように各種撮影条件等を変更して撮影した画像を
印刷する場合に、その撮影意図を正確に反映させること
はできない。また、依然として、印刷時(画像形成時)
に、ユーザの撮影意図を正確に反映させる方法もなかっ
た。
【0009】本発明の課題は、上記実情に鑑み、ユーザ
の撮影意図を可視画像形成時に正確に反映させることが
できる電子カメラ及び電子カメラシステムを提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の態様であ
る電子カメラは、被写体を撮像して画像信号を出力する
撮像手段と、上記撮像手段により撮像された画像信号を
基に所定の形式の画像データを得る画像処理手段と、撮
影時に、露出若しくは画質に係る撮影条件を補正する撮
影条件補正手段と、上記撮影条件補正手段により補正さ
れた撮影条件に基づいて、上記画像データから可視画像
を形成するときの処理に係る補正を指示するための補正
指示情報を設定する設定手段と、上記設定手段により設
定された可視画像を形成するときの処理に係る補正を指
示するための補正指示情報を上記画像データに付随させ
て出力する出力手段とを備えるように構成される。
【0011】上記の構成によれば、画像データから可視
画像を形成するときの処理に係る補正を指示するための
補正指示情報が、撮影時にユーザにより補正された撮影
条件(露出若しくは画質に係る撮影条件)に基づいて設
定されるので、ユーザの撮影意図を可視画像形成時によ
り正確に反映させることができる。尚、露出若しくは画
質に係る撮影条件は、例えば、カメラモード(露出モー
ド、測光モード、露出補正、コントラスト、彩度、ホワ
イトバランス、シャープネス、ISO感度等)等を含む
ものである。また、補正指示情報は、例えば、明るさ、
コントラスト、ホワイトバランス、彩度、シャープネス
等に係る処理の処理毎に補正を行うか否かを示す情報等
である。
【0012】尚、上述した本発明の第一の態様におい
て、上記設定手段は、上記撮影条件補正手段により補正
された撮影条件に基づいて、上記画像データから可視画
像を形成するときの少なくとも階調に係る処理、色に係
る処理、及びシャープネスに係る処理の何れかを含む処
理毎に補正を行うか否かを指示するための補正指示情報
を設定するように構成しても良い。
【0013】この構成によれば、補正指示情報として、
少なくとも階調、色、シャープネスに係る処理の何れか
を含む処理毎に、補正を行うか否かの指示を設定するこ
とができる。また、上述した本発明の第一の態様におい
て、上記設定手段は、上記撮影条件補正手段により補正
された撮影条件に基づいて、上記画像データから可視画
像を形成するときの処理を組み合わせた複数の処理に係
る補正を指示するための補正指示情報を設定するように
しても良い。
【0014】この構成によれば、補正指示情報として、
可視画像を形成するときの処理を組み合わせた複数の処
理に係る補正の指示を設定することができる。例えば階
調に係る処理、色に係る処理、シャープネスに係る処理
等の複数の処理に係る補正の指示を同時に設定すること
ができる。
【0015】本発明の第二の態様である電子カメラシス
テムは、電子カメラと画像形成装置を含む電子カメラシ
ステムであって、上記電子カメラは、被写体を撮像して
画像信号を出力する撮像手段と、上記撮像手段により撮
像された画像信号を基に所定の形式の画像データを得る
画像処理手段と、撮影時に、露出若しくは画質に係る撮
影条件を補正する撮影条件補正手段と、上記撮影条件補
正手段により補正された撮影条件に基づいて、上記画像
データから可視画像を形成するときの処理に係る補正を
指示するための補正指示情報を設定する設定手段と、上
記設定手段により設定された可視画像を形成するときの
処理に係る補正を指示するための補正指示情報を上記画
像データに付随させて出力する出力手段とを備え、上記
画像形成装置は、画像形成対象となる画像データ及び該
画像データに付随した補正指示情報を読み出す読み出し
手段と、上記読み出し手段により読み出された補正指示
情報に基づいて画質形成処理を行う画像形成処理手段
と、上記画像形成処理手段により画像処理された画像デ
ータを出力する出力手段とを備えるように構成される。
【0016】上記の構成によれば、画像形成装置が、電
子カメラから出力された画像データと該画像データに付
随した補正指示情報を読み出して該画像データから可視
画像を形成するときには、該補正指示情報に基づいて可
視画像を形成するときの処理に係る補正が行われる。補
正指示情報は、撮影時にユーザにより補正された撮影条
件(露出若しくは画質に係る撮影条件)に基づいて設定
されるものであるので、これにより、ユーザの撮影意図
を可視画像形成時により正確に反映させることができ
る。
【0017】尚、上述した本発明の第二の態様におい
て、上記設定手段は、上記撮影条件補正手段により補正
された撮影条件に基づいて、上記画像データから可視画
像を形成するときの少なくとも階調に係る処理、色に係
る処理、及びシャープネスに係る処理の何れかを含む処
理毎に補正を行うか否かを指示するための補正指示情報
を設定するようにしても良い。
【0018】この構成によれば、補正指示情報として、
少なくとも階調、色、シャープネスに係る処理の何れか
を含む処理毎に、補正を行うか否かの指示を設定するこ
とができる。また、上述した本発明の第二の態様におい
て、上記設定手段は、上記撮影条件補正手段により補正
された撮影条件に基づいて、上記画像データから可視画
像を形成するときの処理を組み合わせた複数の処理に係
る補正を指示するための補正指示情報を設定するように
構成しても良い。
【0019】この構成によれば、補正指示情報として、
可視画像を形成するときの処理を組み合わせた複数の処
理に係る補正の指示を設定することができる。例えば階
調に係る処理、色に係る処理、シャープネスに係る処理
等の複数の処理に係る補正の指示を同時に設定すること
ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。尚、以下において、撮影モー
ド及び撮像に係る条件は撮像条件のことを示し、補正モ
ードは画像形成指示情報又は画像形成指示モードのこと
を示している。また、カメラモードは露出若しくは画質
に係る撮影条件のことを示し、補正条件は補正指示情報
のことを示している。
【0021】図1及び図2は、本発明の一実施の形態に
係る電子カメラシステムに含まれる電子カメラとプリン
タ装置(画像形成装置)の構成を示すブロック図であ
る。図1に示した電子カメラは、ユーザ(撮影者)によ
り設定された撮影モードやカメラモードに基づく撮影を
可能にする機能を備えており、また図2に示したプリン
タ装置は、指示された補正モードに基づく印刷を可能に
する機能を備えている。
【0022】まず、図1を用いて電子カメラの構成につ
いて説明する。同図において、ズームレンズ系1、撮像
素子2、撮像回路3、及びA/D(アナログ/デジタ
ル)変換回路4で撮像部が構成されている。撮像部で
は、ズームレンズ系1によって結像された被写体像が撮
像素子2によって光電変換され、その変換出力である画
像信号が撮像回路3を介してA/D変換回路4に入力さ
れるとそこでアナログ−デジタル変換されてデジタルデ
ータである画像データが得られる。ここで、ズームレン
ズ系1に備えられているレンズは、レンズ駆動制御回路
5により制御されているレンズ駆動部6により駆動さ
れ、被写体像のフォーカスの調整が行なわれる。
【0023】シスコン(システムコントローラ)7は、
CPU(中央演算処理装置)を備えて構成され、電子カ
メラを構成する各部を制御すると共に、画像データで示
される画像の明暗・彩度・色合い等を補正する各種の画
像処理を行う。また、詳しくは後述するが、撮影モード
や撮像に係る条件に基づいて補正モードを選択する処理
や、カメラモードに基づいて補正条件を選択する処理等
を行う。
【0024】ASIC(Application Specific Integra
ted Circuit )部8は、JPEG(Joint Photographic
Experts Group)方式による画像データの圧縮処理及び
伸張処理を行う。ROM9は、電子カメラを構成する各
部の制御をシスコン7に備えられているCPUに行わせ
るための制御プログラムや、各種の処理のために必要な
演算データや、後述する補正モード選択テーブルや補正
条件変更テーブル等が格納されているリード・オンリ・
メモリである。尚、同図では、補正モード選択テーブル
と補正条件変更テーブルを含めてプリント補正情報判断
テーブルとして示している。
【0025】RAM10は、画像データを一時的に蓄え
るバッファメモリとして使用される他、シスコン7によ
る各種処理のための作業用の記憶領域としても使用され
るランダム・アクセス・メモリである。メモリI/F
(インターフェース)11は、カードスロット12に挿
入されたメモリカード13との間でデータの授受を行う
ためのインターフェース機能を提供するものであり、デ
ータの読み書きの可能な半導体メモリを備えて構成され
るメモリカード13への画像ファイル(画像データ含
む)の書き込み、あるいはメモリカード13からの画像
ファイル(画像データ含む)の読み出しの処理が行なわ
れる。
【0026】外部I/F(インターフェース)14は、
外部入出力端子15に接続された外部装置、例えばパー
ソナルコンピュータ等との間でデータの授受を行うため
のインターフェース機能を提供するものであり、外部装
置への画像ファイル(画像データ含む)や各種データな
どの出力、あるいは外部装置からの画像ファイル(画像
データ含む)や各種データなどの入力処理が行われる。
【0027】ビデオメモリ16はシスコン7での画像処
理によって得られる表示用の画像データを一時的に保持
しておくためのメモリであり、この画像データはその後
ビデオメモリ16から読み出されてビデオ出力回路17
に入力されてビデオ信号である画像信号に変換される。
この画像信号が画像表示LCD18に入力されると画像
が表示される。また、この画像信号はビデオアウト端子
19を介して他の装置へ送出することも可能である。
【0028】ストロボ発光部20は、ストロボを使用す
る撮影の際にストロボを発光させるためのものである。
操作部21は、ユーザ(撮影者)からの撮影モード指
示、カメラモード指示、撮影指示等の各種指示を受け付
けるための各種ボタン(レリーズボタン含む)やスイッ
チ等であり、受け付けた各種指示をシスコン7へ伝える
ものである。
【0029】電源部22は、カメラ電池23の電圧、若
しくは外部電源端子24に入力された電力の電圧を制御
してこの電子カメラの各部に電力を供給する。次に、図
2を用いてプリンタ装置の構成を説明する。尚、同図に
示すプリンタ装置は、例えばY(イエロー)、M(マゼ
ンタ)、C(シアン)からなるインクリボンを使用し、
面順次方式により用紙に印刷を行う昇華型熱転写方式の
プリンタ装置である。
【0030】同図おいて、シスコン(システムコントロ
ーラ)31は、CPU(中央演算処理装置)を備えて構
成され、プリンタ装置を構成する各部を制御すると共
に、画像データに基づく画像の明暗・彩度・色合い等を
補正する各種の画像処理を行う(自動画質補正処理)。
尚、この自動画質補正処理については後述する。
【0031】ASIC(Application Specific Integra
ted Circuit )部32は、JPEG(Joint Photograph
ic Experts Group)方式による画像データの圧縮処理及
び伸張処理を行う。メモリI/F(インターフェース)
33は、カードスロット34に挿入されたメモリカード
35との間でデータの授受を行うためのインターフェー
ス機能を提供するものであり、データの読み書きの可能
な半導体メモリを備えて構成されるメモリカード35へ
の画像ファイル(画像データ含む)の書き込み、あるい
はメモリカード35からの画像ファイル(画像データ含
む)の読み出しの処理が行なわれる。
【0032】RAM36は、画像データを一時的に蓄え
るバッファメモリとして使用される他、シスコン31に
よる各種処理のための作業用の記憶領域としても使用さ
れるランダム・アクセス・メモリである。ROM37
は、プリンタ装置を構成する各部の制御をシスコン31
に備えられているCPUに行わせるための制御プログラ
ムや、各種の処理のために必要な演算データ等が格納さ
れているリード・オンリ・メモリである。
【0033】サーマルヘッド制御部38は、シスコン3
1での自動画質補正処理等の各種画像処理によって得ら
れたプリント用の画像データを1ラインデータ毎に読み
出し、これに基づいてサーマルヘッド39を駆動(加
熱)させることにより、ペーパー40にインクリボン4
1の染料を昇華、吸収させて印刷を行う。
【0034】ペーパー搬送制御回路42は、ペーパー搬
送部43を制御して、Y、M、Cのインクリボン41に
よる重ね合わせ印刷が行われるように各インクが順次適
用されるのに対応して、ペーパーカートリッジ44から
ペーパー40を搬送する。操作部45は、ユーザからの
画像選択指示、プリント(印刷)指示等の各種指示を受
け付けるための各種ボタンやスイッチ等であり、受け付
けた各種指示をシスコン31へ伝えるためのものであ
る。例えば、電源スイッチ、プリントボタン、十字キー
等がこれに含まれる。
【0035】電源部46は、外部電源端子47に入力さ
れた電力の電圧を制御してこのプリンタ装置を構成する
各部に電力を供給する。次に、上述した構成の電子カメ
ラとプリンタ装置の動作処理について説明する。ここで
は、電子カメラで撮影した画像をプリンタ装置でプリン
トするまでの動作を中心に説明する。
【0036】図3は、電子カメラの動作処理の一例を示
すフローチャートである。主に撮影に係る処理を示して
いる。尚、この処理は、シスコン7がROM9に格納さ
れた制御プログラムを実行することにより行われる処理
である。同図に示す処理では、まず、操作部21を介し
てユーザにより撮影モードの変更があったか否かを判断
する(ステップ(以下単にSという)301)。変更が
あったと判断したときは(S301がY)撮影モードを
ユーザにより変更された撮影モードに設定して(S30
2)、S301の処理に戻る。一方、変更がなかったと
判断したときは(S301がN)、次に、操作部21を
介してユーザによりカメラモードの設定があったか否か
を判断する(S303)。設定があったと判断したとき
は(S303がY)、カメラモードをユーザにより設定
されたカメラモードに設定して(S304)、S301
の処理に戻る。一方、設定がなかったと判断したときは
(S303がN)、次に、操作部21を介してユーザに
より撮影指示があったか否か、すなわちレリーズボタン
が押されたか否かを判断する(S305)。レリーズボ
タンが押されなかったと判断したときは(S303が
N)S301の処理へ戻って、レリーズボタンが押され
たと判断するまで、上述のユーザによる撮影モードの変
更及びカメラモードの設定を受け付ける。
【0037】一方、レリーズボタンが押されたと判断し
たときは(S305がY)、その時に設定されている撮
影モード及びカメラモードをチェックし(S306)、
その撮影モード及びカメラモードに基づいて撮影処理を
行う(S307)。この撮影処理では、設定されている
撮影モード及びカメラモードに基づいて撮像素子2によ
り被写体が撮像されて該被写体に基づく画像信号が出力
される。また、この時の撮像に係る条件(絞り、シャッ
タースピード等)は、後述するS309の処理で補正モ
ードを判断・選択するための撮像に係る条件として設定
される。尚、撮影モードの変更やカメラモードの設定が
全く行われなかったときには、デフォルトの撮影モード
やデフォルトのカメラモードに基づいて撮影処理が行わ
れる。
【0038】続いて、この撮像された画像信号にホワイ
トバランス処理、色補正処理、階調補正処理、JPEG
圧縮処理等の各種画像処理を施し、メモリカードへ記録
させる所定の形式の画像データを得る(S308)。続
いて、後述する補正モード選択テーブルにより、上記設
定されている撮影モードと撮像に係る条件(絞り、シャ
ッタースピード等)に基づいて補正モードを判断・選択
し、また、後述する補正条件変更テーブルにより、上記
設定されているカメラモードに基づいて補正条件を判断
・選択し、この判断・選択した補正モードと補正条件を
プリント補正情報として得る(S309)。尚、補正モ
ードは、プリンタ装置で行われる可視画像形成時の補正
に係る処理を指示(指定)するものである。また、補正
条件は、プリンタ装置で行われる可視画像形成時の補正
に係る処理における補正条件を指示するものであり、更
に詳しくは、可視画像形成時の補正に係る複数の処理に
おいて、その各処理毎に補正を行うか否かを指示するも
のである。
【0039】続いて、S308の処理で得られた画像デ
ータとS309の処理で得られたプリント補正情報(補
正モードと補正条件)とプリント補正識別子を1つの画
像ファイルとしてメモリカードに記録する。すなわち、
プリント補正情報を画像データに付随させてメモリカー
ドに記録する。プリント補正識別子は、可視画像形成時
にプリント補正情報に基づく補正処理(自動画質補正処
理)を実行させるための識別子であり、可視画像形成時
に画像ファイルにプリント補正識別子が含まれていたと
きには自動画質補正処理が実行され、含まれていなかっ
たときには自動画質補正処理は実行されないようにな
る。尚、このプリント補正識別子や上記プリント補正情
報は、例えば画像ファイルのファイルヘッダーに記録さ
れるか、又は、例えばDCF( Design rule for Camer
a File system )フォーマットで記録するときには、D
CFフォーマットに準拠した形式で記録される。
【0040】次に、上述した補正モード選択テーブル及
び補正条件変更テーブルについて説明する。図4(a) は
補正モード選択テーブルを示した図、同図(b) は補正条
件変更テーブルを示した図である。
【0041】まず、補正モード選択テーブルについて説
明する。補正モード選択テーブルは、ユーザにより設定
された撮影モード及び撮影時の撮像に係る条件に基づい
て、ユーザの撮影意図を最も正確に反映させる補正モー
ド(可視画像形成時の補正に係る処理)を選択させるた
めのテーブルである。
【0042】同図(a) の○印に示されるように、撮影モ
ード(動画モード、シーンモード、フィルター、ストロ
ボモード、画質モード)及び撮像に係る条件(シーン輝
度、被写体距離、シャッタースピード、絞り、ストロ
ボ、画角)毎に、対応する補正モード(標準、人物、風
景、スポーツ、夕景、夜景、逆光、マクロ、セピア、モ
ノクロ、補正無しの何れか1つ)が示されている。但
し、撮影モードである画質モードのSHQ、HQ、S
Q、TIFFに対応する補正モードについては示してい
ない。
【0043】また、各撮影モードと各撮像に係る条件に
は、補正モードを選択する際の優先順位が付されてお
り、設定された撮影モード及び撮像に係る条件に基づい
て複数の補正モードが選択されたときには、優先順位の
最も高い撮影モード又は撮像に係る条件に対応する補正
モードが選択されるようになっている。特に、撮影モー
ドは、ユーザの撮影意図をより正確に反映するものであ
るため、撮像に係る条件に比べて優先順位が高く設定さ
れている。同図(a) では、優先順位1を動画モード、優
先順位2をシーンモード、優先順位3をフィルター、優
先順位4をストロボモード、優先順位5を画質モード、
優先順位6をシーン輝度、被写体距離、及びシャッター
スピード、優先順位7を絞り、ストロボ、及び画角とし
て示している。
【0044】これにより、例えば、撮影モードとしてシ
ーンモード(スナップ)とストロボモード(強制発光)
が設定されたときには、優先順位の高いシーンモード
(スナップ)に対応する補正モード(人物)が選択され
る。但し、この場合は、優先順位の関係から撮像に係る
条件については考慮しなくても良い。また、撮影モード
として画質(HQ)が設定されたときは対応する補正モ
ードがないので、このような場合には他の撮影モード及
び撮像に係る条件に基づいて補正モードが選択される。
また、撮影モードが何れにも変更されずにデフォルトの
状態で撮影されたときは、撮像に係る条件に基づいて補
正モードが選択される。
【0045】次に、補正条件変更テーブルについて説明
する。補正条件変更テーブルは、ユーザが設定したカメ
ラモードに基づいて、ユーザの撮影意図を最も正確に反
映させるための補正条件(可視画像形成時の補正に係る
処理における補正条件)を選択させるためのテーブルで
ある。尚、選択された補正条件は、プリンタ装置で行わ
れる可視画像形成時の補正に係る処理において、その補
正条件に係る補正処理を実行させないように指示するも
のである。
【0046】同図(b) の×印に示されるように、カメラ
モード(露出モード、測光モード、露出補正、コントラ
スト、彩度、ホワイトバランス、シャープネス、ISO
感度)毎に、対応する補正条件(明るさ、コントラス
ト、ホワイトバランス、彩度、シャープネス)が示され
ている。但し、カメラモードによってはいずれの補正条
件も選択されないものもある。例えば、露出モード(オ
ート)や測光モード(中央重点)等がそうである。
【0047】また、カメラモードによっては複数の補正
条件が選択されることもある。例えば、カメラモードと
して露出モード(マニュアル)と彩度(高)が設定され
たときは、露出モード(マニュアル)に対応する補正条
件(明るさ)と、彩度(高)に対応する補正条件(彩
度)の2つが選択される。また、カメラモードが何れに
も設定されずにデフォルトの状態で撮影されたときは、
補正条件は選択されない。
【0048】次に、このようにして選択された補正モー
ド及び補正条件であるプリント補正情報をメモリカード
に記録するときのデータ構造について説明する。図5
(a) は、プリント補正情報のデータ構造を説明する図で
あり、同図(b) はプリント補正情報のデータ構造の一例
を示した図である。
【0049】同図(a) に示すように、メモリカードに記
録されるプリント補正情報は9bitで構成され、その
上位4bitが補正モードを示し、残りの下位5bit
が補正条件(補正条件変更)を示している。上位4bi
tは、選択された補正モードに対応するbit列で示さ
れ、例えば、補正モードが標準のときは”0000”で
示され、人物のときは”0001”で示され、その他の
補正モードについては同図(a) に示した通りである。
【0050】また、下位5bitは、ビット毎に各補正
条件を示し、bit5(下位5bit中の最上位bi
t)は明るさを、bit4はコントラストを、bit3
はホワイトバランスを、bit2は彩度を、bit1
(下位5bit中の最小位bit)はシャープネスを示
し、補正条件変更テーブルに基づいて選択された補正条
件に対応するbitが”1”で示される。従って、カメ
ラモードが何れも設定されなかったとき(デフォルトの
とき)は、下位5bitが”00000”となる。
【0051】例えば、同図(b) に示したデータ構造のプ
リント補正情報の場合には、上位4bitが”001
0”であるので補正モードとして風景が選択されたこと
を示し、下位5bitが”10100”であるので補正
条件として明るさ及びホワイトバランスが選択されたこ
とを示す。すなわち、このときのプリント補正情報は、
可視画像形成時には補正モード(風景)による補正処理
を行うように指示し、また、その補正処理において、明
るさ及びホワイトバランスに係る補正は行わないように
指示したものであることを示している。
【0052】次に、プリンタ装置の動作処理について説
明する。尚、この処理は、シスコン31がROM37に
格納された制御プログラムを実行することにより行われ
る処理である。図6は、プリンタ装置の動作処理の一例
を示すフローチャートである。同図に示す処理は、操作
部45を介して、カードスロット34に装着されている
メモリカードに記録されている所定の画像ファイルのプ
リント指示を受け付けたときに開始される処理である。
【0053】同図に示すように、まず、その指示に基づ
き、メモリカードからその画像ファイルを読み出す(S
601)。続いて、読み出した画像ファイルにプリント
補正識別子が含まれているか否かを検索する(S60
2)。この検索により、画像ファイルにプリント補正識
別子が含まれていない場合には、以降に示す自動画質補
正処理は行わないので、通常のプリント処理を行う。
尚、通常のプリント処理については既に公知技術である
ため、ここではその説明を省略する。
【0054】一方、画像ファイルにプリント補正識別子
が含まれていた場合には、以降に示す自動画質補正処理
を開始する。この場合の画像ファイルは、例えば、図3
のS310で記録された画像ファイル等である。まず、
読み出した画像ファイルに含まれているプリント補正情
報(補正モードと補正条件)を取得し(S603)、続
いて画像データを取得する(S604)。尚、ここで取
得した画像データは、既にASIC32による伸張処理
やリサイズ処理等が施されたものである。
【0055】続いて、取得した画像データに基づく画像
の明るさ、コントラスト、彩度分布等を解析する(S6
05)。続いて、この解析結果とS603の処理で取得
したプリント補正情報の上位4bitのデータに示され
る補正モードに基づいて、以降のS607〜S611に
示す各補正処理における補正量(画質補正量)を算出す
る。すなわち、明るさ補正に係る補正量、コントラスト
補正に係る補正量、ホワイトバランス補正に係る補正
量、彩度補正に係る補正量、シャープネス補正に係る補
正量を算出する。
【0056】続いて、S603の処理で取得したプリン
ト補正情報の下位5bitのデータに示される補正条件
に基づいて以降のS607〜S611に示す補正処理を
行う。S607の処理では、プリント補正情報の下位5
bit中のbit5のデータを参照し、このbit5が
0のときはS606の処理で算出した明るさ補正に係る
補正量に基づいて画像データに対し明るさ補正処理を行
い、bit5が1のときはこの明るさ補正処理を行わず
に次の処理に移る。
【0057】続くS608の処理では、プリント補正情
報の下位5bit中のbit4のデータを参照し、この
bit4が0のときはS606の処理で算出したコント
ラスト補正に係る補正量に基づいて画像データに対しコ
ントラスト補正処理を行い、bit4が1のときはこの
コントラスト補正処理を行わずに次の処理に移る。
【0058】続くS609の処理では、プリント補正情
報の下位5bit中のbit3のデータを参照し、この
bit3が0のときはS606の処理で算出したホワイ
トバランス補正に係る補正量に基づいて画像データに対
しホワイトバランス補正処理を行い、bit3が1のと
きはこのホワイトバランス補正処理を行わずに次の処理
に移る。
【0059】続くS610の処理では、プリント補正情
報の下位5bit中のbit2のデータを参照し、この
bit2が0のときはS606の処理で算出した彩度補
正に係る補正量に基づいて画像データに対し彩度補正処
理を行い、bit2が1のときはこの彩度補正処理を行
わずに次の処理に移る。
【0060】続くS611の処理では、プリント補正情
報の下位5bit中のbit1のデータを参照し、この
bit1が0のときはS606の処理で算出したシャー
プネス補正に係る補正量に基づいて画像データに対しシ
ャープネス補正処理を行い、bit1が1のときはこの
シャープネス補正処理を行わずに次の処理に移る。
【0061】続いて、上述したS607〜S611の補
正処理を終えた画像データをサーマルヘッド制御部38
へ順次出力し(S612)、サーマルヘッド制御部38
やペーパー搬送制御部42等による、ペーパーへのY、
M、Cのインクリボン41による重ね合わせ印刷を行わ
せて、この画像データに基づくプリント処理を行う(S
613)。
【0062】これにより、プリンタ装置は、プリント補
正情報(補正モード、補正条件)に基づいて、ユーザの
撮影意図を最も正確に反映させる補正処理(可視画像形
成時の補正に係る処理)を実行することが可能になる。
また、プリント補正情報は、ユーザによる通常の撮影操
作(カメラ操作)により選択されたものであるため、ユ
ーザは、撮影意図を印刷時に正確に反映させるために、
特別な入力操作や指示等を行う必要は無い。
【0063】尚、本実施形態に示した電子カメラは、補
正モード選択テーブルと補正条件変更テーブルの両方を
備えて構成されているが、例えば、補正モード選択テー
ブル又は補正条件変更テーブルの何れか1つのみを備え
るように構成しても良い。例えば、電子カメラが補正モ
ード選択テーブルのみを備えた場合には、補正条件が何
れも選択されないことになるので、プリント補正情報の
下位5bitが”00000”となり、図6のS607
〜S611に示した各補正処理が全て行われるようにな
る。
【0064】また、例えば、電子カメラが補正条件変更
テーブルのみを備えた場合には、補正モードは何れも選
択されないことになるので、プリント補正情報の上位4
bitを”0000”(標準)とし、図6のS606の
処理の各補正処理における補正量(画質補正量)は、補
正モード(標準)に基づいて算出するようにすれば良
い。
【0065】また、プリンタ装置は、メモリカードから
画像ファイルを取得するものであったが、例えば、プリ
ンタ装置に外部I/F及び外部入出力端子を設け、通信
ケーブルや通信回線等を介して電子カメラから取得する
ようにしても良い。また、本実施形態に示した電子カメ
ラでは、画像ファイル(画像データとプリント補正情報
含む)をメモリカードに出力(記録)する形態を示した
が、外部入出力端子15に接続された外部装置、例えば
表示装置、パーソナルコンピュータ、外部記録装置等に
出力するようにしても良い。また、外部記録装置へ出力
したときは、その外部記録装置が備えている記録媒体に
出力するようにしても良い。また、電子カメラを通信回
線に接続可能に構成し、上記画像ファイルを該通信回線
に出力可能に構成しても良い。
【0066】また、本実施形態では、画像形成装置とし
てプリンタ装置を適用したが、画像データから可視画像
を形成する構成を備えたものであれば何れのものにも適
用可能である。例えば、画像データに基づいて画像を表
示する表示装置やパーソナルコンピュータ等が考えられ
る。この場合、電子カメラは、表示装置やパーソナルコ
ンピュータ等により表示された画像にユーザの撮影意図
が反映されるような画像形成指示情報や補正指示情報を
出力するように構成すれば良い。
【0067】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、ユーザは、撮影意図を反映させるための特別な
入力操作や指示等を行うことなく、通常の撮影操作(カ
メラ操作)を行うだけで、撮影意図を可視画像形成時に
正確に反映させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子カメラの構成を示すブロック図である。
【図2】プリンタ装置の構成を示すブロック図である。
【図3】電子カメラの動作処理の一例を示すフローチャ
ートである。
【図4】(a) は補正モード選択テーブルを示した図、
(b) は補正条件変更テーブルを示した図である。
【図5】(a) はプリント補正情報のデータ構造を説明す
る図、(b) はプリント補正情報のデータ構造の一例を示
した図である。
【図6】プリンタ装置の動作処理の一例を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 ズームレンズ系 2 撮像素子 3 撮像回路 4 A/D 5 レンズ駆動制御回路 6 レンズ駆動部 7 シスコン 8 ASIC 9 ROM 10 RAM 11 メモリI/F 12 カードスロット 13 メモリカード 14 外部I/F 15 外部入出力端子 16 ビデオメモリ 17 ビデオ出力回路 18 画像表示LCD 19 ビデオアウト 20 ストロボ発光部 21 操作部 22 電源部 23 カメラ電池 24 外部電源入力端子 31 シスコン 32 ASIC 33 メモリI/F 34 カードスロット 35 メモリカード 36 RAM 37 ROM 38 サーマルヘッド制御部 39 サーマルヘッド 40 ペーパー 41 インクリボン 42 ペーパー搬送制御部 43 ペーパー搬送部 44 ペーパーカートリッジ 45 操作部 46 電源部 47 外部電源入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 101:00 // H04N 101:00 5/91 J Fターム(参考) 2H054 AA01 5C022 AA13 AB15 AB66 AC03 AC31 AC41 AC69 AC74 5C052 AA12 DD02 FA02 FA03 FB01 FB05 FC06 FE01 FE07 FE08 GA02 GA05 GB06 GB09 GC05 GE08 5C053 FA08 FA27 GA11 GB36 KA21 KA24 LA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像して画像信号を出力する撮
    像手段と、 上記撮像手段により撮像された画像信号を基に所定の形
    式の画像データを得る画像処理手段と、 撮影時に、露出若しくは画質に係る撮影条件を補正する
    撮影条件補正手段と、 上記撮影条件補正手段により補正された撮影条件に基づ
    いて、上記画像データから可視画像を形成するときの処
    理に係る補正を指示するための補正指示情報を設定する
    設定手段と、 上記設定手段により設定された可視画像を形成するとき
    の処理に係る補正を指示するための補正指示情報を上記
    画像データに付随させて出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】 上記設定手段は、 上記撮影条件補正手段により補正された撮影条件に基づ
    いて、上記画像データから可視画像を形成するときの少
    なくとも階調に係る処理、色に係る処理、及びシャープ
    ネスに係る処理の何れかを含む処理毎に補正を行うか否
    かを指示するための補正指示情報を設定する、 ことを特徴とする請求項1記載の電子カメラ。
  3. 【請求項3】 上記設定手段は、 上記撮影条件補正手段により補正された撮影条件に基づ
    いて、上記画像データから可視画像を形成するときの処
    理を組み合わせた複数の処理に係る補正を指示するため
    の補正指示情報を設定する、 ことを特徴とする請求項2記載の電子カメラ。
  4. 【請求項4】 電子カメラと画像形成装置を含む電子カ
    メラシステムであって、 上記電子カメラは、 被写体を撮像して画像信号を出力する撮像手段と、 上記撮像手段により撮像された画像信号を基に所定の形
    式の画像データを得る画像処理手段と、 撮影時に、露出若しくは画質に係る撮影条件を補正する
    撮影条件補正手段と、 上記撮影条件補正手段により補正された撮影条件に基づ
    いて、上記画像データから可視画像を形成するときの処
    理に係る補正を指示するための補正指示情報を設定する
    設定手段と、 上記設定手段により設定された可視画像を形成するとき
    の処理に係る補正を指示するための補正指示情報を上記
    画像データに付随させて出力する出力手段と、 を備え、 上記画像形成装置は、 画像形成対象となる画像データ及び該画像データに付随
    した補正指示情報を読み出す読み出し手段と、 上記読み出し手段により読み出された補正指示情報に基
    づいて画質形成処理を行う画像形成処理手段と、 上記画像形成処理手段により画像処理された画像データ
    を出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする電子カメラシステム。
  5. 【請求項5】 上記設定手段は、 上記撮影条件補正手段により補正された撮影条件に基づ
    いて、上記画像データから可視画像を形成するときの少
    なくとも階調に係る処理、色に係る処理、及びシャープ
    ネスに係る処理の何れかを含む処理毎に補正を行うか否
    かを指示するための補正指示情報を設定する、ことを特
    徴とする請求項4記載の電子カメラシステム。
  6. 【請求項6】 上記設定手段は、 上記撮影条件補正手段により補正された撮影条件に基づ
    いて、上記画像データから可視画像を形成するときの処
    理を組み合わせた複数の処理に係る補正を指示するため
    の補正指示情報を設定する、 ことを特徴とする請求項5記載の電子カメラシステム。
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