JP2002233796A - 薄膜形成装置及び薄膜形成方法 - Google Patents

薄膜形成装置及び薄膜形成方法

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JP2002233796A
JP2002233796A JP2001030909A JP2001030909A JP2002233796A JP 2002233796 A JP2002233796 A JP 2002233796A JP 2001030909 A JP2001030909 A JP 2001030909A JP 2001030909 A JP2001030909 A JP 2001030909A JP 2002233796 A JP2002233796 A JP 2002233796A
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substrate
deposition tank
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JP2001030909A
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Tatsuo Tamagawa
達男 玉川
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】余剰量を出すことなく使用する量だけ有機EL
材料溶液を調合して基板上に成膜する薄膜形成装置及び
薄膜形成方法を提供する。 【解決手段】 この薄膜形成装置1は、複数のミスト発
生装置3a,3b,3cと、各導入管5a,5b,5c
を介して各ミスト発生装置3a,3b,3cと連結され
たミスト堆積槽7と、各導入管5a,5b,5cにそれ
ぞれ配設された複数の開放弁9a,9b,9cとを備
え、各ミスト発生装置3a,3b,3cにそれぞれ異な
る有機材料溶液を収容してミスト化し、ミスト化した各
有機材料溶液を開閉弁9a,9b,9cで所望の比率に
調整して必要量だけミスト堆積槽7に送り込んで、ミス
ト堆積槽7内で目的の有機材料に調合して、ミスト堆積
槽7内に配置した基板の上に堆積させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、有機EL材料を
基板上に成膜する薄膜形成装置及び薄膜形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、有機EL材料を基板上に成膜
する手法としては、スピンコート法、印刷法又は蒸着法
等が用いられている。これらの手法は全て、予め、基板
に塗布しようとする目的の発光色を有する有機EL材料
溶液を、原色となる発光色(例えは、赤、青、緑)を有
する各有機EL材料溶液から組み合わせて調合してお
き、その調合した有機EL材料溶液を、それぞれ基板上
に塗布、噴射又は蒸着させて、当該目的の発光色を有す
る有機EL材料の薄膜を基板上に形成するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
各手段では、予め、基板に塗布しようとする有機EL材
料溶液を原色となる有機EL材料溶液から調合しておく
必要がある。この場合、調合した有機EL材料溶液が全
て使い切られた場合は問題無いが、使い切れずに余らし
た場合は、もとの原色に分離して戻すこともできず、ま
た他の使い道も無いため、廃棄され無駄になる。
【0004】そこで、この発明の課題は、余剰量を出す
ことなく使用する量だけ有機EL材料溶液を調合して基
板上に成膜する薄膜形成装置及び薄膜形成方法を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は、それぞれ異なる有機材料溶液
が収容され、その収容された有機材料溶液をミスト化し
てミストを発生する複数のミスト発生装置と、その内部
に基板又はマスクで被覆された基板を収容し、各導入管
を介して前記各ミスト発生装置と連結して、前記各導入
管を通じて前記各ミスト発生装置から流れ込むミストを
混合して、収容した前記基板又は前記マスクで被覆され
た基板上に堆積させるミスト堆積槽と、前記各導入管に
それぞれ配設されて、前記ミスト堆積槽に流れ込む前記
各ミストの量及び比率を調節する複数の開閉弁と、を備
えるものである。
【0006】請求項2に記載の発明は、ミスト堆積槽内
に基板又はマスクで被覆された基板を収容する工程と、
複数の有機材料溶液をそれぞれミスト化し、ミスト化し
た各有機材料溶液をそれぞれ所望量及び所望比率で前記
ミスト堆積槽内に送り込んで、前記ミスト堆積槽内に拡
散させて互いに混合させて、前記基板上又は前記マスク
で被覆された基板上に堆積させる工程と、を含む方法で
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1乃至図6に基づいて説明する。図1は、この発明
の第1の実施の形態に係る薄膜形成装置を平面図であ
り、図2は、図1のII-II断面図であり、図3は、上記
薄膜形成装置を構成する基板搬入搬出台の構造を説明す
る図であり、図4は、図1の矢示IV方向から見た図であ
り、図5は、上記基板搬入搬出台に配設される固定治具
の断面図であり、図6は、上記基板搬入搬出台に基板及
びメタルマスクが載置された状態を説明する図である。
【0008】この実施の形態に係る薄膜形成装置1は、
図1及び図2に示す如く、複数(図1では3つ)のミス
ト発生装置3a,3b、3cと、各導入管5a,5b,
5cを介して各ミスト発生装置3a,3b、3cと連結
したミスト堆積槽7と、各導入管5a,5b,5cにそ
れぞれ配設された複数の開閉弁9a,9b,9cと、ミ
スト堆積槽7内に挿入挿出される基板搬入搬出台13と
を備えて構成される。
【0009】各ミスト発生装置3a(3b,3c)は、
図2に示す如く、それぞれ異なる有機材料溶液15a
(15b,15c)をミスト化(霧化)してその有機材
料溶液15a(15b,15c)のミスト(霧化粒子)
を発生させるものであり、ミストの原料となる有機材料
溶液15a(15b,15c)が収容される溶液収容槽
19a(19b,19c)と、溶液収容槽19a(19
b,19c)に収容された有機材料溶液15a(15
b,15c)を超音波振動してミスト化する超音波振動
子21a(21b,21c)とを備える。
【0010】溶液収容槽19a(19b,19c)は、
例えば直方体状の箱状でその内部が閉空間に形成されて
成り、その底部に超音波振動子21a(21b,21
c)が配置され、その上から有機材料溶液15a(15
b,15c)が注ぎ込まれて底部側に有機材料溶液15
a(15b,15c)が収容され、その上方空間に、超
音波振動子21a(21b,21c)によりミスト化さ
れた有機材料溶液15a(15b,15c)即ちミスト
が収集される。
【0011】ここで、有機材料溶液15a,15b,1
5cとしては、例えば有機EL表示パネルの有機発光膜
を成膜する場合には、例えばポリフルオレン等の所定の
高分子有機材料を、例えばキシレン溶液等の所定の溶媒
に例えば1重量%で溶解させたものが使用される。ま
た、その場合、超音波振動子21a,21b,21cと
しては、その周波数が例えは数kHz〜数MHzの範囲
に設定されたものが使用される。
【0012】また、溶液収容槽19a(19b,19
c)の一側壁には、導入管5a(5b,5c)の一端開
口が連結される開口が形成されている。ここでは、例え
ば、その開口は、溶液収容槽19a(19b,19c)
の一側壁のうち、溶液収容槽19a(19b,19c)
に収容された有機材料溶液15a(15b,15c)の
液面の上方付近から上方側全体が開放されて形成されて
いる。
【0013】各導入管5a,5b,5cは、ミスト発生
装置3a,3b,3cの溶液収容槽19a,19b,1
9cの上方空間に収集されたミストをミストの自然拡散
によりミスト堆積槽7内に送り込むものであり、例えば
水平姿勢に配設され、その一端開口がミスト発生装置3
a,3b,3cの溶液収容槽19a,19b,19cの
側壁に形成された前記開口に連結され、その他端開口が
ミスト堆積槽7の上壁に連結されて成る。
【0014】その際、各導入管5a(5b,5c)の一
端開口は、その一端側に進むに連れて漸次左右両側にテ
ーパ状(この部分をテーパ壁部23という)に広げられ
ると共に上方側にも漸次傾斜して広げられて形成されて
(この部分を傾斜壁部25という)、ミスト発生装置3
a(3b,3c)の溶液収容槽19a(19b,19
c)の側壁に形成された前記開口に連結されている。
【0015】この連結された状態では、図2に示す如
く、各導入管5a(5b,5c)の一端開口の下辺部2
4が、溶液収容槽19a(19b,19c)に収容され
た有機材料溶液15a(15b,15c)の液面の上方
付近に接続されて、その液面と導入管5a(5b,5
c)の下辺部24との段差が殆ど無くされて、その液面
付近に浮遊するミストがその段差に阻まれることなく自
然拡散して導入管5a(5b,5c)内に流入するよう
に図れている。また、図1及び図2に示す如く、各導入
管5a,5b,5cのテーパ壁部23及び傾斜壁部25
の各一端開口側辺部が、それぞれ溶液収容槽19a(1
9b,19c)の前記開口に隣接する左右壁80L,8
0R及び上壁80Uの各当該開口側辺部に接続されて、
溶液収容槽19a(19b,19c)内の左右壁80
L,80R及び上壁80Uの各内側面付近に浮遊するミ
ストが導入管5a(5b,5c)のテーパ壁部23及び
傾斜壁部25に沿って円滑に自然拡散して導入管5a
(5b,5c)内に流入するように図られている。
【0016】また、各導入管5a,5b,5cの他端開
口は、ミスト堆積槽7の上壁中央の上方側で一箇所に集
められてミスト堆積槽7の上壁中央に連結されている。
これにより、各ミスト発生装置3a,3b,3cからの
ミストは、互いに混合されてミスト堆積槽7に流れ込む
と共にミスト堆積槽7内に均等に拡散される。
【0017】各開閉弁9a,9b,9cには、全開から
全閉まで連続的に開閉可能な例えばシャッタが用いられ
ている。これにより、各開閉弁9a,9b,9cにより
各導入管5a,5b,5c内を流れるミストの流れが開
放・遮断されるだけでなく、流量(量)及び流量比(比
率)も調整可能とされる。
【0018】なお、各開閉弁9a,9b,9cはそれぞ
れ、図1に示す如く、各導入管5a,5b,5cが互い
に一箇所に連結された部位90から等距離に配設され
る。これにより、各開閉弁9a,9b,9cが開放され
た際、各導入管5a,5b,5cを流れるミストが時間
差無くミスト堆積槽7内に流れ込んで均等に混ぜ合わさ
れる。
【0019】なお、これら各開閉弁9a,9b,9c
は、例えば手動で開閉操作されるものとする。
【0020】ミスト堆積槽7は、例えば直方体状の箱状
で、その内部空間27がメタルマスク11で被覆された
基板29が水平な姿勢で収容できる広さの閉空間に形成
されている。そして、その上壁中央には、上述の通り、
各導入管5a,5b,5cの他端側がその上方で一個所
に集められて連結されており、それら各導入管5a,5
b,5cを通じて内部空間27に取り込まれた各ミスト
発生装置3a,3b,3cからのミストが、その内部空
間27に収容された基板29上にメタルマスク11を介
して堆積されるようになっている。
【0021】また、ミスト堆積槽7の一側壁の例えは下
方部分には、図2及び図4に示す如く、基板搬入搬出台
13をミスト堆積槽7内に挿入挿出するための例えば矩
形形状の搬入搬出口33が形成されている。この搬入搬
出口33は、その横幅(x方向の幅)が、基板搬入搬出
台13の横幅とほぼ同寸法に形成され、その高さ(z方
向の幅)が、基板搬入搬出台13上に基板29及びメタ
ルマスク11が載置された状態における基板搬入搬出台
13の下面37dからメタルマスク11の上面までの高
さよりも大きな寸法に形成される。
【0022】また、図2に示す如く、搬入搬出口33の
下縁面33dがミスト堆積槽7の内部空間27の底面2
7dと段差無く形成されると共に、ミスト堆積槽7の底
面27dが平坦に形成されている。これにより、基板搬
入搬出台13は、搬入搬出口33からミスト堆積槽7内
に挿入挿出される際、ミスト堆積槽7の底面27dによ
り水平に保たれてミスト堆積槽7内外に挿入挿出され
る。
【0023】基板搬入搬出台13は、図2,図3及び図
6に示す如く、その上面に基板29及びメタルマスク1
1が重ねて載置されて、その状態で、搬入搬出口33か
らミスト堆積槽7内へ挿入挿出されることで、その上面
に載置された基板29等をミスト堆積槽7内に搬入搬出
する。そして、ミスト堆積槽7内の所定位置に挿入配置
された状態で、その上面に載置された基板29等をミス
ト堆積槽7の内部空間27内に収容配置させるものであ
り、図3に示す如く、基板29等が載置される基板搬入
搬出台本体37と、枠壁部39と、基板ホルダ41と、
マスクホルダ43とを備えて構成される。
【0024】なお、ここで使用される基板29は矩形形
状に形成されている。そして、メタルマスク11は、基
板29よりも一回り大きな矩形形状に形成され、所定の
開口パターン(マスクパターン)が形成されている。
【0025】基板搬入搬出台本体37は、基板29及び
メタルマスク11の寸法よりも大きな矩形形状の板状に
形成される。その際、その横幅(x方向の幅)は、上述
の通り、ミスト堆積槽7に形成された搬入搬出口33の
横幅とほぼ同寸法に形成される。また、その長さ(y方
向の幅)は、例えばミスト堆積槽7の内部空間27の搬
入搬出口33からの奥行きよりも若干長く形成され、こ
の若干長く形成された部分により、基板搬入搬出台13
をミスト堆積槽7内に挿入挿出する際の握り代47が与
えられる。
【0026】枠壁部39は、図3に示す如く、スポンジ
材等の弾性部材により形成され、基板搬入搬出台本体3
7の上面の周縁領域に亘り配設される。
【0027】より詳細には、図2,図3及び図6に示す
如く、枠壁部39のうち基板搬入搬出台13の挿入方向
(y方向)の下流側辺部51及び左右側辺部53L,5
3R(以後、それぞれ枠壁部下流側辺部51及び枠壁部
左右側辺部53L、53Rという)はそれぞれ、その外
側側面51a,53La、53Raが基板搬入搬出台本
体37の同側の周側面37aに対して平坦となるように
位置されて形成される。また、図2及び図3に示す如
く、基板搬入搬出台13の挿入方向の上流側辺部55
(以後、枠壁部上流側辺部55という)は、基板搬入搬
出台本体37の同側の周側面37aに対して握り代47
の分下流側に位置して基板搬入搬出台13の横幅方向
(x方向)に亘り形成される。この状態で、枠壁部上流
側辺部55の左右側端面55l,55rは、枠壁部左右
側辺部53L,53Rの外側側面53La,53Raと
共通し、基板搬入搬出台本体37の同側の周側面37a
に対して平坦となっている。また、枠壁部39の高さ
(z方向の幅)は、例えばミスト堆積槽7の搬入搬出口
33の高さ幅から基板搬入搬出台本体37の厚さを差し
引いた寸法よりも若干高く形成されている。
【0028】この枠壁部39では、図2及び図4に示す
如く、基板搬入搬出台13が搬入搬出口33からミスト
堆積槽7内の所定位置まで挿入された状態で、その枠壁
部上流側辺部55が搬入搬出口33内に配置して搬入搬
出口33を閉塞する。
【0029】その閉塞状態では、図4に示す如く、枠壁
部上流側辺部55が、搬入搬出口33により上述の若干
高く形成された分、その高さ方向に弾性的に押し潰され
て、枠壁部上流側辺部55の上端面55uと搬入搬出口
33の上縁面33uとの間の隙間が無くされると共に、
枠壁部上流側辺部55の左右側端面55l,55rと搬
入搬出口33の左右縁面33l,33rとがそれぞれ隙
間無く当接して、これにより搬入搬出口33が枠壁部上
流側辺部55により密閉状に閉塞される。
【0030】基板ホルダ41は、図3及び図5に示す如
く、位置決め部59と、固定治具61とを備えて構成さ
れる。
【0031】位置決め部59は、基板搬入搬出台本体3
7上に載置される基板29を位置決めして配置させるも
のであり、例えば基板搬入搬出台本体37上の縁部側に
沿ってL字状に配置され、且つ基板29の厚さ以下の高
さに凸設されて成る。
【0032】各固定治具61は、弾性復帰自在に圧縮変
形する機構を有し、それぞれ、位置決め部59のL字の
各辺部の対向側に配設され、位置決め部59により位置
決めされて配置された基板29を、対向側からその弾性
復帰力で押圧することで、位置決め部59との間で基板
29を挟持して固定するものである。
【0033】ここでは例えば、各固定治具61は、基板
押圧部65と、軸部67と、巻きバネ69と、収容ケー
ス71とを備えて構成される。
【0034】そして、基板押圧部65は、その先端側が
例えば半円状(半球状や円錐状や三角状でもよい)に形
成され、その高さ(z軸方向の幅)が基板29の厚さ以
下の寸法に形成されて成る。軸部67は、その軸部本体
67aの基端にその軸部本体67aの径方向に張り出し
たバネ押圧部67bが形成され、その軸部本体67aの
先端が基板押圧部65の後部に連結されて成る。
【0035】そして、収容ケース71は、その長手方向
に垂直な断面がアーチ状をした下面開放の箱状に形成さ
れる。そして、その長手方向の一端側壁部71aの下面
中央に挿通溝71bが形成され、その挿通溝71bに軸
部67の軸部本体67aが挿通され、軸部先端の基板押
圧部65が外部に出されて軸部基端のバネ押圧部67b
がケース内部に収容されると共に、その長手方向の他端
側壁部71cとバネ押圧部67bとの間に巻きバネ69
が介装状に収容されて、基板搬入搬出台本体37上に固
設される。この状態では、基板押圧部65の先端側が対
向する位置決め部59の辺部に向けられて、基板押圧部
65及び軸部67が基板搬入搬出台本体37上に摺動可
能な状態で配置される。また、バネ押圧部67bの動き
は、収容ケース71にガイドされて収容ケース71の長
手方向、即ち軸部67の軸方向に制限される。
【0036】この固定治具61の構成では、基板押圧部
65側からの押圧に対して、軸部67が収容ケース71
内に押し込まれて固定治具61の全長が縮小され、その
押圧の解除により、バネ押圧部67bにより圧縮された
巻きバネ69の付勢力により軸部67が収容ケース71
から押し出されて、固定治具61の全長が元の長さに復
元されるようになっており、これにより上述の弾性復帰
自在に圧縮変形する機構が実現される。
【0037】そして、この基板ホルダ41では、図2,
図3及び図6に示す如く、基板29がその隣接する二辺
をそれぞれ位置決め部59のL字の各辺部の内側に当接
させて基板搬入搬出台本体37上に載置されることで、
基板29が基板搬入搬出台13上に位置決めされて配置
される。また、各固定治具61はそれぞれ位置決め部5
9の各辺部から基板29の縦幅及び横幅よりも若干短い
間隔を空けて配置されており、基板29が位置決め部5
9により位置決めされて配置されると、その基板29に
より各基板押圧部65が押圧されて各固定治具61が圧
縮され、その圧縮に対する固定治具61の弾性復帰力に
より基板29が固定治具61から押圧されて、基板29
が位置決め部59と固定治具61とに挟持されて固定さ
れる。
【0038】なお、この基板ホルダ41に基板29が固
定された状態では、図6に示す如く、位置決め部59及
び固定治具61における基板押圧部65の各上面59
a,65aは、基板29の上面29aよりも下側に位置
する。これにより、後述するように、基板29上にメタ
ルマスク11が載置された際に、メタルマスク11が基
板29上に密着して載置される。
【0039】マスクホルダ43は、基板搬入搬出台本体
37上において基板29が載置される領域の周囲に位置
されて位置決め部59よりも高く立設された複数の係止
突起75と、メタルマスク11の周縁領域に設けられ、
メタルマスク11が基板ホルダ41により固定された基
板29上の所定位置に配置された状態で係止突起75に
より挿通される複数の係止孔77とから成る。
【0040】ここでは、係止突起75は、例えば位置決
め部59のL字の各先端側の外側に計2箇配設されてい
る。また、係止孔77は、メタルマスク11が基板ホル
ダ41により固定された基板29上の所定位置に配置さ
れた状態でその周縁領域が位置決め部59より外側に張
り出すように形成されており、そのメタルマスク11の
張り出した部分における一方の対角線上の各角部に計2
個設けられている。
【0041】このマスクホルダ43では、図3及び図6
に示す如く、メタルマスク11の係止孔77が基板搬入
搬出台本体37上に立設された対応する各係止突起75
に係合するようにして、メタルマスク11が位置決め部
59により固定された基板29上に配置されると、自動
的にメタルマスク11が所定位置に位置合わせされて基
板29上に配置される。これにより、基板29がメタル
マスク11により位置合わせされて被覆される。
【0042】このように構成された基板搬入搬出台13
は、図2及び図3に示す如く、その握り代47と反対側
の部分(枠壁部下流側辺部51側)がミスト堆積槽7の
搬入搬出口33内に若干挿入されて、その基板搬入搬出
台本体37の下面37dがミスト堆積槽7内の底面27
d上を摺接するようにしてミスト堆積槽7内に押し込ま
れることで、ミスト堆積槽7の底面27dにより水平姿
勢に保たれてミスト堆積槽7内に挿入される。これによ
り、基板搬入搬出台13上に基板ホルダ41及びマスク
ホルダ43で固定された基板29及びメタルマスク11
がミスト堆積槽7内に搬入される。
【0043】そして、基板搬入搬出台13がミスト堆積
槽7内の所定位置、例えば一番奥まで挿入された状態
で、上述の通り、基板搬入搬出台13の枠壁部39の枠
壁部上流側辺部55より基板搬入搬出口33が閉塞され
る。また、この状態では、基板搬入搬出台本体37上の
基板29及びメタルマスク11がミスト堆積槽7内の例
えば中央位置に収容配置される。
【0044】そして、その握り代47が挿入方向と逆方
向に引っ張られることで、基板搬入搬出台13がミスト
堆積槽7の底面27dを摺動して水平姿勢に保たれてミ
スト堆積槽7内から挿出される。これにより基板搬入搬
出台上の基板29及びメタルマスク11が外部に搬出さ
れる。
【0045】次に、上記薄膜形成装置1を用いて、複数
の有機材料(ここでは例えば赤、青、緑の発光色を有す
る各高分子系有機EL材料)から別の色の発光色を有す
る有機材料を調合して基板29上に所定のパターンで成
膜する方法を説明する。
【0046】まず、全ての開閉弁9a,9b,9cを全
閉にした状態で、赤、青、緑の発光色を有する各有機材
料溶液15a,15b,15cをそれぞれ各ミスト発生
装置3a,3b,3c内に収容して、各有機材料溶液1
5a,15b,15cのミストを発生させる。その際、
各ミスト発生装置3a,3b,3cは、例えばその超音
波振動子21a,21b,21cの振動数が同じ値に設
定されており、それぞれ同じ濃度のミストを発生するよ
うに設定されているものとする。
【0047】そして、基板搬入搬出台13上に基板ホル
ダ41及びマスクホルダ43により基板29及びマスク
ホルダ11を固定して、基板29をメタルマスク11で
被覆して配置し、その基板搬入搬出台13をミスト堆積
槽7内の所定位置に挿入配置させて、基板29及びメタ
ルマスク11をミスト堆積槽7内に収容配置させる。
【0048】そして、各開閉弁9a,9b,9cの開口
量を調節して、各ミスト発生装置3a,3b,3cから
ミスト堆積槽7に流れ込む各ミストの流量及び流量比を
目的発光色に応じて調節し、各ミスト発生装置3a,3
b,3cからのミストをそれぞれ所望流量及び所望流量
比でミスト堆積槽7内に送り込む。これにより、それぞ
れ所望流量及び所望流量比の調節された各ミストが、ミ
スト堆積槽7の上壁中央からミスト堆積槽7内に流れ込
んで、ミスト堆積槽7内で拡散しながら互いに混ざり合
って、目的の発光色のミストとなって、メタルマスク1
1を介して基板29上に堆積する。
【0049】そして、当該目的の発光色のミストが所望
の厚さ基板29上に堆積した後、又は開閉弁開放時から
所定時間経過した後、開閉弁9a,9b,9cを全て閉
じる。
【0050】そして、ミスト堆積槽7から基板搬入搬出
台13を挿出してミスト堆積槽7内から基板29及びメ
タルマスク11aを搬出し、基板29に被覆されたメタ
ルマスク11aを取り外し、基板29上に堆積したミス
トを例えば自然乾燥させる。これにより基板29上に目
的の発光色を有する有機材料の薄膜が所定のパターンに
形成される。
【0051】以上のように構成された薄膜形成装置1に
よれば、複数のミスト発生装置3a,3b,3cと、各
導入管5a,5b,5cを介して各ミスト発生装置3
a,3b,3cと連結されたミスト堆積槽7と、各導入
管5a,5b,5cにそれぞれ配設された複数の開放弁
9a,9b,9cとを備え、各ミスト発生装置3a,3
b,3cにそれぞれ異なる有機材料溶液15a,15
b,15cを収容してミスト化し、ミスト化した各有機
材料溶液15a,15b,15cを開閉弁9a,9b,
9cで所望の比率に調整して必要量だけミスト堆積槽7
に送り込んで、ミスト堆積槽7内で目的の有機材料に調
合して、ミスト堆積槽7内に配置したメタルマスク11
で被覆された基板29の上に堆積させるようになってい
るため、余剰な有機材料を調合せずに済み、経済的であ
る。
【0052】また、ミスト発生装置3a,3b,3cで
発生されたミストを、開閉弁9a,9b,9cにより所
望の比率に調節してミスト堆積槽に送り込むだけで、目
的の有機材料溶液が調合されるため、従来のように有機
材料溶液自体を混合する手間が省けて簡単に有機材料溶
液の調合ができる。
【0053】また、開閉弁15a,15b,15cの開
閉の調整により、自由にミスト堆積槽7に送り込むミス
トの比率の変更ができるため、簡単に任意の比率の有機
材料溶液の調合ができて便利である。従って、特に、ミ
スト発生装置3a,3b,3cに3原色の有機EL材料
溶液をセットしておけば、任意の色合成が簡単にでき
る。
【0054】更に、基板搬入搬出台本体37を備え、こ
の基板搬入搬出台本体37上にメタルマスク11により
被覆された基板29が載置されて、搬入搬出口33から
ミスト堆積槽7内に挿入挿出され、挿入された状態で、
その上面に載置された基板29及びメタルマスク11が
ミスト堆積槽7内に収容されるため、容易に基板29及
びメタルマスク11のミスト堆積槽7への搬入搬出が行
える。
【0055】更に、基板搬入搬出台本体37の横幅が搬
入搬出口33の横幅とほぼ同寸法に形成されると共に、
基板搬入搬出台本体37の周縁領域には枠壁部39が配
設され、基板搬入搬出台本体37が搬入搬出口33から
ミスト堆積槽7内に所定位置まで挿入された状態で、そ
の枠壁部39の枠壁部上流側辺部55により搬入搬出口
33が閉塞されるようになっているため、基板搬入搬出
台13のミスト堆積槽7内への挿入と同時に自動的に搬
入搬出口33の閉塞ができて便利であると共に、使用中
にミスト堆積槽7内のミストが外部に漏れることが防止
できる。
【0056】更に、枠壁部39がスポンジ材等の弾性部
材により形成され、その枠壁部上流側辺部55により搬
入搬出口33が閉塞された状態では、その枠壁部上流側
辺部55が搬入搬出口33により若干弾性的に押し潰さ
れるように形成されているため、特に枠壁部上流側辺部
55の上端面55uと搬入搬出口33の上縁面33uと
の間の隙間を容易な仕組みで密閉できて、ミスト堆積槽
7内からのミストの漏れを塞ぐことができる。
【0057】更に、基板搬入搬出台13には、基板29
を基板搬入搬出台13に位置決めして固定する基板ホル
ダ41と、メタルマスク11を基板29上に位置決めし
て固定するマスクホルダ43とが配設されているため、
容易にメタルマスク11を基板29上の所定位置に位置
合わせして基板29及びメタルマスク11を基板搬入搬
出台13に固定できる。
【0058】更に、基板ホルダ41は、基板搬入搬出台
本体37上に載置される基板29の隣接する二辺側に凸
設される位置決め部59と、弾性復帰自在に圧縮変形す
るように構成され、基板搬入搬出台13上において基板
29の残りの隣接する二辺側にそれぞれ配置され、位置
決め部59にり位置決めされた基板29により押し縮め
られ、その押し縮めに対する弾性復帰力により基板29
を押圧して位置決め部59との間で挟持する固定治具6
1と備えて構成されるため、種々の寸法の基板29に対
して適切に位置決めして固定することができ、しかも基
板29の基板ホルダ41への取り付け・取り外しも容易
にできる。
【0059】更に、マスクホルダ43は、基板搬入搬出
台本体37上に立設された複数の係止突起75と、メタ
ルマスク11に形成され、メタルマスク11が基板29
上の所定位置に載置された状態で複数の係止突起75が
それぞれ挿通する複数の係止孔77とから成るため、簡
単な仕組みで構成できて、しかもメタルマスク11のマ
スクホルダ43への取り付け・取り外しが容易にでき
る。
【0060】なお、この実施の形態において、基板搬入
搬出台13がミスト堆積槽7内に挿入されて、枠壁部上
流側辺部55により搬入搬出口33が閉塞された状態
で、設計誤差等により、基板搬入搬出台本体37の下面
37dと搬入搬出口33の下縁面33dとの間に隙間が
生じる場合は、基板搬入搬出台本体37の下面37d若
しくは搬入搬出口33の下縁面33dに適宜厚さのスポ
ンジ材を配設して隙間を密閉しても構わない。同様に、
搬入搬出口33の左右縁面33l,33rと枠壁部上流
側辺部55の左右側端面5l,55rや基板搬入搬出台
本体37の周側面37aとの間に隙間が生じる場合も、
搬入搬出口33の左右縁面33l,33r若しくは枠壁
部上流側辺部55の左右側端面5l,55rや基板搬入
搬出台本体37の周側面37aに適宜厚さのスポンジ材
を配設して隙間を密閉しても構わない。
【0061】また、この実施の形態では、基板搬入搬出
台13に基板ホルダ41及びマスクホルダ43を設けた
場合で説明したが、必ずしも基板ホルダ41及びマスク
ホルダ43を設けなくても構わない。基板ホルダ41及
びマスクホルダ43を設けない場合は、枠壁部39によ
り基板29及びメタルマスク11が基板搬入搬出台13
から落下することが防止されるようになっている。
【0062】また、この実施の形態では、メタルマスク
11を用いて有機材料を基板上にパターン形成する場合
で説明したが、パターン形成せずに有機材料を基板29
上に一面に成膜する場合は、メタルマスク11を使用せ
ずに基板29だけをミスト堆積槽7内に収容して同様の
操作を行えばよい。
【0063】また、この実施の形態では、各開閉弁9
a,9b,9cを手動操作することにより各開閉弁9
a,9b,9cの開口量及び各開閉弁の開放時間を制御
する場合で説明したが、手動操作の代わりにコンピュー
タ制御によりそれらを制御しても構わない。
【0064】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、複数の
ミスト発生装置と、各導入管を介して各ミスト発生装置
と連結されたミスト堆積槽と、各導入管にそれぞれ配設
された複数の開放弁とを備え、各ミスト発生装置にそれ
ぞれ異なる有機材料溶液を収容してミスト化し、ミスト
化した各有機材料溶液を開閉弁で所望の比率に調整して
必要量だけミスト堆積槽に送り込んで、ミスト堆積槽内
で目的の有機材料に調合して、ミスト堆積槽内に配置し
た基板又はマスクで被覆された基板の上に体積させるよ
うになっているため、余剰な有機材料を調合せずに済
み、経済的である。
【0065】また、ミスト発生装置で発生されたミスト
を、開閉弁により所望の比率に調節してミスト堆積槽に
送り込むだけで、目的の有機材料溶液が調合されるた
め、従来のように有機材料溶液自体を混合する手間が省
けて簡単に有機材料溶液の調合ができる。
【0066】また、開閉弁の開閉の調整により、自由に
ミスト堆積槽に送り込むミストの比率の変更ができるた
め、簡単に任意の比率の有機材料溶液の調合ができて便
利である。従って、特に、ミスト発生装置に3原色の有
機EL材料溶液をセットしておけば、任意の色合成が簡
単にできる。
【0067】請求項2に記載の発明によれば、ミスト堆
積槽内に基板又はマスクで被覆された基板を収容し、そ
して、複数の有機材料溶液をそれぞれミスト化し、ミス
ト化した各有機材料溶液をそれぞれ所望量及び所望比率
で前記ミスト堆積槽内に送り込んで、前記ミスト堆積槽
内に拡散させて互いに混合させて、前記基板上又は前記
マスクで被覆された基板上に堆積させるため、従来のよ
うに有機材料溶液自体を混合する手間が省けて簡単に有
機材料溶液の調合ができる。更に、有機材料溶液自体を
調合しないため、従来のように、余剰な調合した有機材
料溶液が生じないため、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る薄膜形成装
置を平面図である。
【図2】図1のII-II断面図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態に係る薄膜形成装
置を構成する基板搬入搬出台の構成を説明する図であ
る。
【図4】図1の矢示IV方向から見た図である。
【図5】この発明の第1の実施の形態に係る薄膜形成装
置を構成する基板搬入搬出台に配設される治具の断面図
である。
【図6】この発明の第1の実施の形態に係る薄膜形成装
置を構成する基板搬入搬出台に基板及びメタルマスクが
配置された状態を説明する図である。
【符号の説明】
1 薄膜形成装置 3a,3b,3c ミスト発生装置 5a,5b,5c 導入管 7 ミスト堆積槽 9a,9b,9c 開閉弁 11 メタルマスク 15a,15b,15c 有機材料溶液 29 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉川 達男 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 Fターム(参考) 3K007 AB18 EB00 FA01 FA03 4D073 AA01 BB03 DB03 DB07 DB13 DB24 4F033 RA14 RE19

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ異なる有機材料溶液が収容さ
    れ、その収容された有機材料溶液をミスト化してミスト
    を発生する複数のミスト発生装置と、 その内部に基板又はマスクで被覆された基板を収容し、
    各導入管を介して前記各ミスト発生装置と連結して、前
    記各導入管を通じて前記各ミスト発生装置から流れ込む
    ミストを混合して、収容した前記基板又は前記マスクで
    被覆された基板上に堆積させるミスト堆積槽と、 前記各導入管にそれぞれ配設されて、前記ミスト堆積槽
    に流れ込む前記各ミストの量及び比率を調節する複数の
    開閉弁と、を備えることを特徴とする薄膜形成装置。
  2. 【請求項2】 ミスト堆積槽内に基板又はマスクで被覆
    された基板を収容する工程と、 複数の有機材料溶液をそれぞれミスト化し、ミスト化し
    た各有機材料溶液をそれぞれ所望量及び所望比率で前記
    ミスト堆積槽内に送り込んで、前記ミスト堆積槽内に拡
    散させて互いに混合させて、前記基板上又は前記マスク
    で被覆された基板上に堆積させる工程と、を含むことを
    特徴とする薄膜形成方法。
JP2001030909A 2001-02-07 2001-02-07 薄膜形成装置及び薄膜形成方法 Pending JP2002233796A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013057129A (ja) * 2004-03-22 2013-03-28 Global Oled Technology Llc 流動化した有機材料の気化
WO2023202151A1 (zh) * 2022-04-18 2023-10-26 Tcl科技集团股份有限公司 发光二极管膜层及其成膜方法、发光二极管

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JP2013057129A (ja) * 2004-03-22 2013-03-28 Global Oled Technology Llc 流動化した有機材料の気化
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