JP2002232849A - インターフェース装置 - Google Patents

インターフェース装置

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JP2002232849A
JP2002232849A JP2001219787A JP2001219787A JP2002232849A JP 2002232849 A JP2002232849 A JP 2002232849A JP 2001219787 A JP2001219787 A JP 2001219787A JP 2001219787 A JP2001219787 A JP 2001219787A JP 2002232849 A JP2002232849 A JP 2002232849A
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JP
Japan
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time
desk
data
book
interface device
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JP2001219787A
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English (en)
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Nobuyuki Doi
伸幸 土井
Hirohiko Mori
博彦 森
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オブジェクトそのものに時間をアサインし、
ユーザがそのオブジェクトを指定することにより時間を
指定するようにしたインターフェース装置を提供する。 【解決手段】 机5には、画像入力部1とオブジェクト
判定部2、アプリケーション3が一体化されている。机
5上で行われる作業を撮影するビデオカメラが画像入力
部1に相当し、PCはオブジェクト判定部2であり、な
おかつ、アプリケーション3を実行する個所である。4
は鏡である。作業者が机上で作業するとき、物理的な物
体はほとんど机上の平面の世界で扱われている。しか
し、ディスプレイによって映し出されているコンピュー
タ画面は机上の平面に対してほぼ垂直の世界に存在す
る。そこで、コンピュータの画面を机上に投影し、現実
世界のモノと同じ次元と見なし、現実世界と仮想世界と
の行き来が連続的になるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターフェース
装置、より詳細には、オブジェクトそのものに時間をア
サインし、ユーザがそのオブジェクトを指定すると、そ
れに対応する時間が指定されるようにしたインターフェ
ース装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平11−191061号公報に記載
の「コンピュータプログラム生成装置およびコンピュー
タプログラム生成方法」は、物理空間で物体を配置・操
作することによって、コンピュータプログラムを生成す
る手法である。この従来技術を、ビデオデータや音楽デ
ータの編集を行う際に使用すると以下のようになる。
【0003】ビデオデータや音楽データを取り扱う場合
には、数百時間以上にもおよぶ時間幅の中から30分の
1秒単位を指定する等、高い精度が要求される作業を素
早く繰り返し行う必要がある。このような作業におい
て、前記公報に記載の方法は、人間が作業するが故に生
じる、取り扱う物理空間の広さの限界や、物体を配置す
る際の位置精度の悪さ、物体を操作する際の操作精度の
悪さ故に、当該作業に要求される精度を満たしてはいな
い。また、これら物理空間の広さの限界や、人間の位置
・操作精度の悪さを、物理空間における物体の位置が示
す時間単位などを変化させることによって回避するとな
れば、その時間単位の変化を行う作業分だけ無駄な作業
が増加してしまう。以上の点より、従来の方式は、ビデ
オデータや音楽データを扱う作業を行う場合には大きな
問題点があるといえる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在、マルチメディア
データ編集の分野において、DTV・DTM(DTV:
ビデオ編集ソフト・アニメーション作成ソフト、DT
M:シーケンスソフト・サンプリングソフト)ソフトウ
エアは、コンピュータに欠かす事のできないツールとな
っている。今まで各種のメディアの作成・編集にはそれ
ぞれ特化した専用のマシンを必要としたものが、演算器
のスペック向上により単一マシン上のDTV・DTMソ
フトウエアで統合的に編集することが可能になった。こ
のDTV・DTMソフトウエアの出現は、従来よりもは
るかに低コストの手段を提供するようになった。しか
し、次々リリースされるDTM・DTVソフトウエアは
プロユースの高度な要求に答えていく一方で、その機能
は複雑化した。このことはプロユースを満足させる一方
で、ユーザに多大な労力と時間、高いモチベーションを
必要とするまでに至っている。
【0005】また、一方で、現在までに、DTV・DT
Mソフトウエアは低コストを背景にエントリー(アマチ
ュア)ユーザまでも裾野が広がった。年々の高機能化は
エントリーユーザに対しては取り扱いの敷居が高く、初
心者向けを標榜するものも登場するようになった。しか
し、これらは機能の削減によって難易度を落としている
ために、専門的アプリケーションに比べるとデータ操作
の自由度が低い。エントリーユーザもプロユーザほどで
はないとはいえ、機能に対する要求がある為に、今後、
PCの低価格化により更に広まりつつあるエントリー市
場の競争とあいまって、DTM・DTMアプリケーショ
ン製作会社は「機能と難易度」の相反する要求に答えて
いかざるを得なくなっている。
【0006】DTV・DTMアプリケーション市場でこ
のような動きがあった一方で、物理的に存在する物体を
操作することによって、ソフトウエアの操作を簡便に行
う技術が近年提案されてきている。この技術は現実世界
の物体と仮想世界(コンピュータ・ソフトウエア)を結
びつけ、ユーザに理解と操作のしやすさを提供するもの
である。勿論、DTV・DTMソフトウエアでの応用も
考えられてはいるが、これらの技術はDTV・DTMに
おいては決して単純に取り入れられるものではない。な
ぜなら、DTV・DTMの分野においてこの技術を応用
する場合には、フレーム(時間)の取り扱いが非常に大
きな問題となるからである。DTVの取り扱う映像にし
ても、DTMの取り扱う音楽にしても、大量の映像・音
楽データを取り扱うと同時に、広大な時間枠の中から極
めて高い精度で一瞬のフレーム(時間)を頭出ししなく
てはならない。放送現場や音楽製作現場においては、そ
れを“瞬時”に要求されることがあり、現実世界と仮想
世界を結びつけたインターフェースは、ユーザに対する
理解のしやすさ、機能の使いやすさを提供する一方で、
この即時性(即興性)を同時に満たすことが何より重要
課題とされている。
【0007】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、オブジェクトそのものに時間をアサイン
し、ユーザがそのオブジェクトを指定することにより時
間を指定するようにしたものであり、これにより、請求
項1の発明は、人間が物体を操作し位置決めすることに
より生じる時間指定の精度の悪さを解消することを可能
とし、更には、即時性(即興性)のある操作を可能とす
る。請求項2の発明は、オブジェクトの数に制限される
こと無く、様々な時間の指定を可能にすることを目的と
する。請求項3の発明は、時間パラメータの変化によ
り、オブジェクトを使用した作業中に扱える時間枠を変
更し、作業者が様々な時間を表現することを目的とす
る。請求項4の発明は、例えば、ある部位を示すと、ビ
デオデータの最初や章の最初に戻る、もしくは最後に移
動するなどのように、データの時間のならびにとらわれ
ず、オブジェクトに対して柔軟に時間設定を行うことを
目的とする。請求項5の発明は、大まかな検索を行うと
きは、時間間隔を大きく取り、細かな時間枠の中で検索
を行いたいときは、時間間隔を小さくして検索すること
を目的とする。請求項6の発明は、オブジェクトの特徴
量を一括管理することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、請求項1の発明は、オブジェクトの表現が時間パ
ラメータを含み、オブジェクトを観察した結果を信号へ
変換する手段を持ち、その信号を送信する手段を持つ、
オブジェクト観察部と、入力として信号を受信する手段
を持ち、受信した信号よりオブジェクトの観察結果を生
成する手段を持ち、オブジェクト判別結果に対応する命
令をアプリケーションに送信する手段を持つ、命令送信
部と、を備えることを特徴としたものである。したがっ
て、オブジェクトが時間を表現したパラメータを含むた
め、オブジェクトの時間指定を正確に行うことが可能に
なる。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記オブジェクトがその部位によって異なる
時間を表現することを特徴としたものである。したがっ
て、複数のオブジェクトの組み合わせにより、様々な時
間を表現することが可能になる。
【0010】また、請求項3の発明は、請求項1の発明
において、前記オブジェクトの表現する時間が変更可能
なことを特徴としたものである。したがって、時間パラ
メータの変化により、オブジェクトを使用した作業中に
扱える時間枠を変更し、作業者が様々な時間を表現する
ことが可能になる。
【0011】また、請求項4の発明は、請求項2の発明
において、前記オブジェクトの部位が表現する時間が変
更可能なことを特徴としたものである。したがって、一
つのオブジェクトに、部位a、部位b、部位c、...
部位zがあるとすると、本システムでは、それぞれが異
なる時間を表すことができる。それらのうち、例えば、
部位a、部位b、部位c、...部位zのうち、部位b
だけの一つの部位だけ、時間を変更することによって、
連続値の中に、最初の時間や最後の時間を表現すること
が可能になる。例えば、本をメタファとするインターフ
ェースの場合、本が2時間のビデオを表現している場
合、本の目次におけるページの各行の章を表す箇所がそ
れぞれ、章の最初の時間を表しているなどが表現できる
ようになる。
【0012】また、請求項5の発明は、請求項2の発明
において、前記オブジェクトの隣接する各部位の表現す
る時間の単位が変化することを特徴としたものである。
したがって、複数のオブジェクトの組み合わせにより、
様々な時間を表現することが可能になる。大まかな検索
を行うときは、時間間隔を大きく取り、細かな時間枠の
中で検索を行いたいときは、時間間隔を小さくして検索
すること等ができるようになる。
【0013】また、請求項6の発明は、請求項1の発明
において、前記命令送信部が前記オブジェクトの情報を
格納するデータベースから情報を受信する手段を持ち、
該データベースが前記命令送信部に情報を送信する手段
を持つことを特徴としたものである。したがって、デー
タベースを用いることによって、ユーザはデータベース
にオブジェクトの特徴量を入力し、それらを一括管理す
ることが容易になる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるインターフ
ェース装置のシステム構成例を示す図で、図中、101
はオブジェクト、102はオブジェクト観察部、103
はアプリケーション、104は命令送信部、105はデ
ータベースで、表現が時間パラメータを含むオブジェク
ト101をオブジェクト観察部102で観察し、命令送
信部104より判別結果に対応する命令をアプリケーシ
ョン103に送信する。データベース105はオブジェ
クト情報を格納するものである。
【0015】なお、本発明のインターフェース装置の実
施例として、以下に、使用するシステム、構築事例(作
業例)を挙げる。なお、ここで、使用するアプリケーシ
ョンはビデオデータを再生するDTV向けアプリケーシ
ョンとする。
【0016】1.システム例 1.1.LiveDesk 図2は、本発明によるLiveDeskの一実施例を説
明するための図で、図2(A)は正面図、図2(B)は
側面図で、机5には、画像入力部1とオブジェクト判定
部2、アプリケーション3が一体化されている。机5上
で行われる作業を撮影するビデオカメラが画像入力部1
に相当し、PCがオブジェクト判定部2であり、該オブ
ジェクト判定部2は、なおかつ、アプリケーション3を
実行する個所でもある。なお、4は鏡である。
【0017】机上にコンピュータの画面を投影したの
は、現実・仮想世界の融合を考慮してのものである。作
業者が机上で作業するとき、物理的な物体はほとんど机
上の平面の世界で扱われている。だが、ディスプレイに
よって映し出されているコンピュータ画面は、机上の平
面に対してほぼ垂直の世界に存在する。つまり、現実世
界のモノと、仮想世界のモノを違った次元で扱っている
と言える。そこで、コンピュータの画面を机上に投影
し、現実世界のモノと同じ次元と見なし、現実世界と仮
想世界との行き来が連続的になるよう考慮してある。L
iveDeskでは、電子的な文書に、作業者が普段使
い慣れた本やファイルフォルダなどを使って作業するこ
とができる。
【0018】図3は、LiveDeskの構成例を示す
平面図、正面図、及び、側面図で、図示のように、Li
veDeskの机5の部分は、縦60cm、横100c
m、高さ70cm、材質は木材で作られており、これ
は、普段我々が使い慣れている机の大きさ、高さをもと
に設計されたものである。机5の表面5aは強化ガラス
を木の枠にはめ込む形になっている。ガラスの表面にト
レーシングペーパーを貼ることによって、机の表面をス
クリーンの代わりとし、プロジェクタ(アプリケーショ
ン)3と鏡4を使ってコンピュータの画面を机上に投影
する仕組みとなっている。図4にビデオカメラ1の固定
部分の構成を示す。
【0019】1.2.LiveDeskを構成する機材 LiveDeskでは以下の機材が使用される。 オブジェクト判定部: PC Macintosh(CPU: PowerPC G3、 DRAM:128M) OS Mac OS 8.5 ソフトウェア開発言語 Max 液晶プロジェクタ: Proxima社 Desktop Projector 5500C デジタルビデオカメラ: ソニー(株)社 DCR−VX1000
【0020】1.3.オブジェクト画像入力 図5は、PC2の処理例を説明するための図で、該PC
2は、デジタルビデオカメラ(画像入力部)1からの画
像情報を受け取るIEEE 1394 Fire Wireというバス規格
を備えている。デジタルビデオカメラ1はDV端子を備
えており、デジタルで情報を取り込み、Fire Wireケー
ブルを通してPC側に送る。現在、IEEE1394 Fire Wire
バス規格の転送レートは、最大200Mps(25MB/se
c、Ultra Wide SCSI HD使用で720×480ドットの解
像度を1秒間に30枚まで取り込むことが可能)であ
る。
【0021】1.4.カラーコード認識 LiveDesk上でオブジェクトを認識するために、
本実施例では色紙を使ったカラーコードによる認識を取
り入れる。色認識は、360×240ドット32ビット
フルカラー映像の画像による処理を行っている。本実施
例で採用する色は赤、青、黄、緑、ピンク、黄緑、オレ
ンジの七色である。色の認識方法は、360×240ド
ットの画像をそれぞれの色にあった6つのパラメータ
(R、G、B、Y、Cr、Cb)分析によって行われ
る。RGBは光の三原色、YCrCbはカラー画像から
白黒画像にしたときの輝度(Y)と彩度(Cr、Cb)
の成分である。本実施例で設定する七色の光のパラメー
タは表1に示す通りである。
【0022】
【表1】
【0023】上記の設定によって、画像の中に同じ色が
何ドットあるかによって色判定をする。しかし、1ドッ
トずつ検出すると誤差がかなりでるため、ある位置の上
下左右が同じ色の範囲だったら検出することにする。
【0024】RGB成分からYCrCb成分への色の変
換は、画素ごとのRGBの値に、適当な係数を掛けて足
し合わせることによって行われる。RGBからYCrC
bへの変換は以下の変換式によって行われる。
【0025】 Y = 0.29900 × R + 0.587000 × G + 0.11400 × B Cb = -0.16874 × R - 0.331260 × G + 0.50000 × B Cr = 0.50000 × R - 0.418690 × G - 0.081310 × B
【0026】以上の技術により認識されたカラーコード
を信号に変換して、コンピュータ(Macintosh
G3)内部のMax(ビデオデータ処理システム)に
転送し、データベースを呼び出す。なお、ここでは、一
例としてカラーコードを挙げたが、他の手法(例えば、
2次元バーコード、3次元バーコードなど)を使用する
場合もある。
【0027】1.5.使用するソフトウエア 1.5.1.Max Maxはサウンドを中心としたマルチメディアに特化し
たプログラム言語であり、C言語をベースとして、19
86年よりフランスのIRCAM(Institut de Recherche et
de Coordination Acoustique/Musique)国立研究所で開
発が始まり、一般的な商用パッケージとして、Maci
ntosh対応版が1990年から販売される。ビデオ
データの操作可能な機能やEBL(Explanation Based L
earning:説明に基づく学習)などのコンピュータ内部に
おける処理を行う。
【0028】1.5.2.QuickTime ビデオデータのファイル形式はApple Computer社のQuic
kTime4.0のmovie形式であり、再生処理はこのQuickTime
4.0を用いる。
【0029】1.6.データの比較 次に、オブジェクトのデータベースの記述と、指示可能
な命令について記述する。本実施例で使用するアプリケ
ーションはビデオデータを取り扱うアプリケーションと
した。また、本実施例において説明を行う際には、ユー
ザの定めたメタフォア(比喩)を用いる。ここでは、ユ
ーザがビデオデータを再生する際に、本をメタフォアと
する場合と、ファイルキャビネットをメタフォアとする
場合を取り上げる。また、一部説明の為にヒモ型インタ
ーフェースを取り上げる。
【0030】1.6.1.操作可能な機能を決定するた
めに使用する知識 ビデオデータの特性を背景知識、また、本・ファイルキ
ャビネットの特性を基底リテラルとして、EBL(Expl
anation Based Learning:説明に基づく学習)によって
操作可能な機能を決定する(図6)。最初に、ビデオデ
ータと本・ファイルキャビネットの特性を比較する。次
に、共通するビデオデータの特性をメタフォアの特性に
アサインして、機能毎に用意された、機能を付加させる
ために必要な特性と照らし合わせ、操作可能な機能を決
定する。データベースに記述した特性は以下の通りであ
る。また、図7は、機能を操作可能にするための必要条
件である背景知識から導出される一般化された証明木で
ある。
【0031】目標概念: Videodata_physical→load(X)^start.stop(X)^ff.rev
(X)^marking(X)
【0032】 背景知識(ビデオデータの特性): sort(frame,t) 、 frame(flat,dimention(2)) 、 t(axis) flat(video,frame) 、 dimention_value(video) square(video,frame) 、 axis(video,frame,t) send(video,frame)
【0033】 基底リテラル(本の特性): physical(Book) 、 sort(frame,t) 、 frame(flat,dimention(2)) t(axis) 、 flat(Book,Page) 、 dimention_value(Book) square(Book,Page) 、 axis(Book,Z) 、 send(Book,Page) hold(Book,Page)
【0034】 基底リテラル(ファイルキャビネットの特性): physical(Cabinet) 、 flat(Cabinet,File) dimention_value(Cabinet) 、 square(Cabinet,File) axis(Cabinet,Z) 、 send(Cabinet,File) hold(Cabinet,File)
【0035】背景知識(機能を操作可能にするための必
要条件): flat(X,P)^frame_dimention_value(X,P,D)^square(X,P)
^equal(D,2)→load(X) load(X)^axis(X,T)^ over(P,5)→start.stop(X) start.stop(X)^send(X,P)→ff.rev(X) start.stop(X)^hold(X,P)→marking(X)
【0036】1.6.2.オブジェクトデータフォーマ
ット オブジェクトのデータフォーマットは、次のような項目
を持っている。 カラーコードナンバー/オブジェクトナンバー/オブジ
ェクト部位ナンバー/フルパスムービーデータ名/時間
パラメータ(フレームのこと。データの先頭からの絶対
時間[hhmmss]で表現される。)
【0037】次にカラーコードナンバー0001に対するオ
ブジェクトの例を挙げる。 0001,0001,001,c:\data\movie001.qt,000000 0001,0001,002,c:\data\movie001.qt,000015 0001,0001,003,c:\data\movie001.qt,000030 0001,0001,004,c:\data\movie001.qt,000100 0001,0001,005,c:\data\movie002.qt,000000 0001,0001,006,c:\data\movie003.qt,000015 ...
【0038】これらのデータは、図5に示されるPC2
内にあるオブジェクトのデータベースに格納されてお
り、1.5.1で説明したソフトウエアMaxからアク
セスされる。
【0039】また、オブジェクトの部位に応じてつけら
れた時間情報を変更する場合は、例えば、上記のフォー
マットは次のように変更が行われる。例:オブジェクト
ナンバー0001の部位003のデータが000030
→000045に変更される場合 0001,0001,003,c:\data\movie001.qt,000030→0001,000
1,003,c:\data\movie001.qt,000045
【0040】このように自由にオブジェクトの部位にア
サインされた時間情報を変更できるメリットとしては、
例えば、章立てのあるムービー等を例にとると、オブジ
ェクトのある箇所にその章立てを集中して配置し、その
部位周辺を目次として活用することなどができるように
なる。
【0041】例:ヒモ型インターフェース 図8、図9はヒモ型インターフェースの例を示す図で、
図示のように、ひも状のオブジェクトを各部位に分割
し、部位ごとに各映像データのファイルの時間パラメー
タを割り付けてある。図8は、向かって左手が映像フレ
ームの最初であり、右手が最後である。この一連の映像
データの中には章立て(チャプター)が存在する。図9
は、章立て(チャプター)の章の始まりを向かって左手
に集め、映像データの頭出しを容易に行うようにデータ
のアサインを変更したものである。ユーザは向かって左
端部位周辺を集中的に操作するだけで、章の頭出しを容
易に行うことができる。
【0042】1.7.MIDI MIDI(Musical Instrument Digital Interface)と
は、電子楽器の制御信号およびインターフェースなどの
規格を定めた規格である。このMIDI規格によるデー
タは、音色、音程、音量、音質を指定するだけのファイ
ルなので、非常にコンパクトであることが特徴といえ
る。本実施例では、このMIDIデータ表現を、オブジ
ェクトを認識した後の情報をアプリケーションの操作用
のプログラムに入力する際に用いている。
【0043】2.作業例 次に、構築したシステムの作業方法について説明する。
ここでは、ビデオデータのメタフォアとして、「本」と
「ファイルキャビネット」の2つを例に説明を行う。
【0044】2.1.本をメタフォアとした作業方式の
場合 図10に示すように、LiveDesk5上にカラーコ
ードを付加させた本6を置く。この本が一定幅の時間を
表現している。
【0045】LiveDesk上部に設置されたカメラ
より画像データがオブジェクト判定部(PowerMa
cintoshG3)に送信される。次に、オブジェク
ト判定部は、内部でカラーコードを認識し、カラーコー
ドからオブジェクトを判別する。そして判別されたオブ
ジェクトに関するデータをオブジェクトのデータベース
より引き出し、それをオブジェクト判定部内に実装する
Maxに送信する。オブジェクトのデータベースにはオ
ブジェクトとカラーコードナンバーとの対応が記述され
ている。Maxは、データを受け取り、オブジェクト判
定部に接続した液晶プロジェクタに対し、本の絵と特徴
を記述したデータを表示する(図11)。
【0046】次に、アプリケーション(画面:virt
ual_object)として、ビデオデータを再生す
るアプリケーション(画面:video)により、アプ
リケーションのデータベースからVideoのデータが
表示され(図12)、両方のデータを比較し、アサイン
可能なビデオデータの機能が表示され(図13)、更
に、「FUNCTION View」ウィンドウにおい
て、movieファイルのウィンドウが出現し(図1
4)、[BOOK_WINDOW]が立ち上がり、本を
用いてビデオデータの操作が可能となる(図15)。こ
の操作は、例えば、次のようなものがある。 再生:本を置くことにより開始 停止:本の閉じた状態で指定 フレーム指定:本の各ページが対応
【0047】仮に、本のページが7ページで構成されて
いるとすると、データ全体を7分割しかできないことに
なる。そのため、細かいサーチに向いていないといえる
が、オブジェクトのデータベース内にあるオブジェクト
の時間パラメータをユーザの操作によって変更すること
を可能とすることでこの問題に対処できる。つまり、オ
ブジェクトのデータベース内にあるオブジェクトの各部
位(例えば、本“オブジェクト”の各ページなど)の時
間パラメータをユーザの操作によって変更することが可
能である。
【0048】例えば、オブジェクトの隣接する各部位の
表現する時間を変更することを考えると、次のようにな
る。ブックインターフェースにおいて各ページの表現す
る時間が次の様に1秒単位であると、 1ページ:1秒目 2ページ:2秒目 3ページ:3秒目 4ページ:4秒目 5ページ:5秒目 : :
【0049】このとき、各ページの時間表現単位を変更
する。例えば、20分単位に変更すると次のようにな
る。 1ページ:0分目 2ページ:20分目 3ページ:40分目 4ページ:60分目 5ページ:80分目 : :
【0050】以上の様に隣接するオブジェクトの各部位
の時間表現単位を変更する。これによって異なる時間表
現ができるオブジェクトの部位が少ない場合でも、その
表現時間の単位を変更することによって、様々なユーザ
要求に対応することができる。ユーザは本を開くという
動作でフレーム(映像のある時間)を指定することがで
きる。また、ユーザは開くページの本の厚さで、映像の
再生位置を直感的に理解し、本を開くスピードにより、
映像の再生スピードを直感的に操作することまでも可能
である。
【0051】2.2.ファイルキャビネットをメタフォ
アとした作業方式の場合 図16に示すようにLiveDesk上にカラーコード
を付加させた本7を置く。このキャビネットがある一定
時間幅を表現している。本の場合と同様、ファイルキャ
ビネットが認識され、オブジェクトのデータベースより
データが呼び出され(図17)、データベースの比較を
行った後、オブジェクトの特性の表示、アプリケーショ
ンのデータベースからアプリケーションの指示可能な命
令を取得した後、ムービーを操作するウィンドウが立ち
上がる(図18)。主な機能は本と同じである。具体的
な操作としては次のものがある。 再生:キャビネット自体が対応 停止:キャビネットが存在しない状態が対応 フレーム指定:キャビネット内のファイルの一つ一つが
該当 この例では、ファイルキャビネットにおいては、5枚の
ファイルが収納されていると仮定し、ムービー全体を5
分割している。そのため、複数のキャビネットから一つ
のフレーム(時間)の位置を検索する場合など、大まか
なサーチに向いている作業方式と言える。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オブジェクトそのものに時間をアサインし、ユーザがそ
のオブジェクトを指定することにより時間を指定するよ
うにしたことにより、人間が物体を操作し位置決めする
ことにより生じる時間指定の精度の悪さを解消すること
を可能とし、更には、即時性(即興性)のある操作を可
能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるインターフェース装置のシステ
ム構成例を示す図である。
【図2】 本発明によるLiveDeskの一実施例を
説明するための図で、(A)は正面側よりみた図、
(B)は側面図である。
【図3】 LiveDeskの構成例を示す平面図、正
面図、及び、側面図である。
【図4】 ビデオカメラの固定部分の構成を示す図であ
る。
【図5】 PCの処理例を説明するための図である。
【図6】 EBLによって操作可能な機能の決定を説明
するための図である。
【図7】 背景知識から導出される一般化された証明木
である。
【図8】 ヒモ型インターフェースの例を示す図であ
る。
【図9】 ヒモ型インターフェースの他の例を示す図で
ある。
【図10】 LiveDesk上にカラーコードを付加
させた本を置いた状態を示す図である。
【図11】 オブジェクトのデータベースよりデータが
呼び出されたことを示す図である。
【図12】 Videoのデータが表示された状態を示
す図である。
【図13】 アサイン可能なVideoデータの機能が
表示された状態を示す図である。
【図14】 movieファイルのウィンドウが表示さ
れた状態を示す図である。
【図15】 Videoデータが操作可能となった時の
表示状態を示す図である。
【図16】 LiveDesk上にカラーコードを付加
させた本を置いた状態を示す図である。
【図17】 オブジェクトのデータベースよりデータが
呼び出されたことを示す図である。
【図18】 ムービーを操作するウィンドウが立ち上が
る状態を示す図である。
【符号の説明】
1…画像入力部、2…オブジェクト判定部、3…アプリ
ケーション、4…鏡、5…机、101…オブジェクト、
102…オブジェクト観察部、103…アプリケーショ
ン、104…命令送信部、105…データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B087 AA09 AB04 BC11 BC32 CC09 CC11 CC33 DD11 DE05 5C053 FA14 HA29 LA01 LA11 LA15 5E501 AA01 AC15 AC34 BA03 BA12 CA02 DA14 FA14 FA26 FB33 FB45

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オブジェクトの表現が時間パラメータを
    含み、オブジェクトを観察した結果を信号へ変換する手
    段を持ち、その信号を送信する手段を持つオブジェクト
    観察部と、入力として信号を受信する手段を持ち、受信
    した信号よりオブジェクトの観察結果を生成する手段を
    持ち、オブジェクト判別結果に対応する命令をアプリケ
    ーションに送信する手段を持つ命令送信部と、を備える
    ことを特徴とするインターフェース装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記オブジェクトが
    その部位によって異なる時間を表現すること、を特徴と
    するインターフェース装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記オブジェクトの
    表現する時間が変更可能なこと、を特徴とするインター
    フェース装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記オブジェクトの
    部位が表現する時間が変更可能なこと、を特徴とするイ
    ンターフェース装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、前記オブジェクトの
    隣接する各部位の表現する時間の単位が変化すること、
    を特徴とするインターフェース装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記命令送信部が前
    記オブジェクトの情報を格納するデータベースから情報
    を受信する手段を持ち、該データベースが前記命令送信
    部に情報を送信する手段を持つこと、を特徴とするイン
    ターフェース装置。
JP2001219787A 2000-11-30 2001-07-19 インターフェース装置 Pending JP2002232849A (ja)

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