JP2002232770A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2002232770A
JP2002232770A JP2001029209A JP2001029209A JP2002232770A JP 2002232770 A JP2002232770 A JP 2002232770A JP 2001029209 A JP2001029209 A JP 2001029209A JP 2001029209 A JP2001029209 A JP 2001029209A JP 2002232770 A JP2002232770 A JP 2002232770A
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image
camera
recording apparatus
shutter
switch
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Isao Ohashi
功 大橋
Hideki Matsuo
秀樹 松尾
Tsutomu Nikami
勉 仁紙
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラが小型且つ軽量になっても、手振れを
起こし難くすることを課題とする。 【解決手段】 外部から画像を光学的に切り取る撮影レ
ンズ系3と、上記撮影レンズ系が切り取った画像を取り
込んで画像情報として記録する記録媒体10と、上記撮
影レンズ系で切り取った画像を上記記録媒体に取り込む
す画像取込指令を出すための操作手段とを備え、上記操
作手段が異種物体の接触を感知するタッチセンサー8
a、8bである画像記録装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な画像記録装置
に関する。詳しくは、シャッターレリーズ時のシャッタ
ーボタンの押下によるカメラの微細な動き、いわゆる手
振れを防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図19乃至図21に従来の画像記録装置
としてのカメラの一例aを示す。
【0003】カメラaは筐体bの前面に前方に臨んで位
置したレンズ系c、光学ファインダーdを備え、また、
筐体bの上面に電源スイッチe及びシャッタースイッチ
fを備える(図19、図20参照)。
【0004】そして、電子記録式のカメラ、いわゆるデ
ィジタルカメラにあっては、筐体b内には上記レンズ系
cで切り取った画像を電気信号に変換する撮像素子、該
撮像素子で電気信号に変換された画像信号を取り込んで
記録する記録媒体等が収納されている。また、銀塩カメ
ラにあっては、筐体b内に記録媒体として銀塩フィルム
等が収納されている。
【0005】そして、撮影するときは、まず、電源スイ
ッチeをON(オン)にし、適時にシャッタースイッチ
fを押下する。シャッタースイッチfの押下と共に、デ
ィジタルカメラの場合には、撮像素子で電気信号に変換
された画像信号が記録媒体に記録され、銀塩カメラの場
合には、銀塩フィルムが感光されて画像が記録される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のカメラaにあってはいわゆる手振れの問題がある。
【0007】例えば、右利きの者がカメラaで撮影する
場合、図21に示すように、左手gでカメラaを保持
し、且つ、右手hでもカメラaを保持しつつ、右手hの
指iでシャッタースイッチfを押下する。そして、右手
hの指iでシャッタースイッチfを押下する際、力が矢
印Aの方向に加わり、カメラaが図21中2点鎖線で示
すように動いてしまう。そのため、鮮明な画像を得るこ
とができないという問題がある。
【0008】そして、従来にあって、上記した手振れを
防止するためには、(1)シャッタースイッチを押下す
る際にカメラをしっかりと手で保持することができるよ
うに、カメラを大きくし且つ重量感を持たせる、(2)
カメラを三脚等に固定する、などの方法が採られてき
た。
【0009】しかしながら、一方で、携帯性を高めるた
め、カメラの小型化、軽量化が求められている。そし
て、カメラが小型且つ軽量になると、手振れを起こしや
すくなる。
【0010】そこで、本発明は、カメラが小型且つ軽量
になっても、手振れを起こし難くすることを課題とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明画像記録装置は、
上記した課題を解決するために、外部から画像を光学的
に切り取る光学系と、上記光学系が切り取った画像を取
り込んで画像情報として記録する記録媒体と、上記光学
系で切り取った画像を上記記録媒体に取り込む画像取込
指令を出力するための操作手段とを備え、上記操作手段
を異種物体の接触を感知するタッチセンサーとしたもの
である。
【0012】従って、本発明画像記録装置にあっては、
タッチセンサーに異種物体、例えば、手指で触れるだけ
で画像取込指令を発することができるので、従来のシャ
ッターボタン(スイッチ)の押下のようにカメラを動か
してしまうような力を加える必要がなく、従って、画像
取込時のカメラの動き、すなわち、手振れを防止するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】いかに、本発明画像記録装置の実
施の形態を添付図面を参照して説明する。なお、図示し
た実施の形態は、いずれも本発明を電子式のカメラ、い
わゆるディジタルカメラに適用したものである。
【0014】図1乃至図9は本発明画像記録装置の第1
の実施の形態であるディジタルカメラ1を示すものであ
る。
【0015】ディジタルカメラ1は筐体2を備え、該筐
体2の前面2aに撮影レンズ系3の前端が露出してい
る。また、光学ファインダー4の前端が筐体2の前面
に、後端が筐体2の背面2bにそれぞれ露出している
(図1、図2参照)。筐体2の背面2bのほぼ中央部に
は画像表示手段として液晶表示装置5が配置されている
(図2参照)。該液晶表示装置5は、後述するバッテリ
ーの残量、撮影枚数等を表示するものであり、画像出力
装置として、撮影済み画像の表示にも使用することがで
きる。また、撮影レンズ系3で切り取っている画像を
(撮像素子を介して)表示し得るようにすれば、ファイ
ンダーとして使用することができ、上記した光学ファイ
ンダー4を省略することもできる。さらに、筐体2の背
面2bには、カメラ/ビューアの切換(液晶表示装置5
へ出力する画像の切換)、撮影した画像の編集、撮影画
素の設定などのモード設定を行うためのモード設定スイ
ッチ6、6、6が配設されている(図2参照)。
【0016】筐体2の上面2cには電源スイッチ7が配
設されている。該電源スイッチ7がON(オン)される
ことによって各部に電源が供給されてカメラ1が使用可
能な状態になる。
【0017】筐体2の右側面2dには2つのシャッター
スイッチ8a、8bが上下に間隔を置いて配置されてい
る(図3参照)。これらシャッタースイッチ8a、8b
はタッチセンサー、すなわち、異種物体、例えば、人の
手指の接触を感知するセンサーによって構成されてい
る。
【0018】筐体2には底面2eに開口した2つのスロ
ット9a、9bが形成されており、スロット9aには画
像を記録するための記録媒体であるメモリスティック、
CF(コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ)カー
ド、スマートメディア等のストレージモジュール10が
装着され、スロット9bにはバッテリー11が装着され
るようになっている(図5参照)。なお、バッテリー1
1は1次電池でも2次電池でも良く、あるいはまた、2
種類の電池を選択的に使用できるようにしても良い。ま
た、画像情報の記録媒体としては、上記した着脱可能な
ストレージモジュールに限らず、筐体2内に内蔵された
メモリであってもよい。
【0019】図8に上記ディジタルカメラ1の回路の一
例を示す。
【0020】マイクロコンピュータ等から成るシステム
コントローラ12がディジタルカメラ1の動作の全てを
統括している。
【0021】電源スイッチ7がONされると、バッテリ
ー11からDC/DCコンバータ13を介して上記シス
テムコントローラ12はじめ後述する各回路に電源が供
給される。
【0022】CMOS、CCD等の撮像素子14を備え
撮影レンズ系3のアングルに応じて切り取られた画像の
光学的情報が撮像素子14に入力され、該撮像素子14
によって光学的画像情報が電気的画像信号に変換され
る。そして、撮像素子14によって得られた電気的画像
信号は(撮像素子用)画像信号処理回路15で処理され
る。そして、画像信号処理回路15で処理された信号は
(表示用)画像信号処理回路16及び画像圧縮・伸張回
路17に入力される。
【0023】そして、撮影モードにおいては、(表示
用)画像信号処理回路16で処理された信号に基づいて
上記液晶表示装置5に撮影レンズ系3が切り取っている
画像がリアルタイムで表示され、該液晶表示装置5がフ
ァインダーとしても機能する。
【0024】また、画像圧縮・伸張回路17においては
画像信号処理回路15から入力された信号が圧縮されて
記録に適した信号に変換される。
【0025】上記シャッタースイッチ8a、8bが順次
にタッチ(接触)されることによって画像の取込指令が
出される。すなわち、シャッタースイッチ8a、8bが
接触された信号(ON信号)はシステムコントローラ1
2に入力され、該システムコントローラ12によってシ
ャッタースイッチ8a、8bのON、OFF(オフ)の
状態が検出され、該ON、OFFの状態が所定の場合
(後述する)にシステムコントローラ12から撮像素子
14及び画像信号処理回路15に画像の取込指令が出さ
れ、画像信号処理回路15からの画像信号が画像圧縮・
伸張回路17によって圧縮され、該圧縮された画像信号
がストレージモジュール10に記録される。
【0026】上記したように、上記ディジタルカメラ1
にあっては、画像取込指令を出すためのシャッタースイ
ッチ8a、8bにタッチセンサーを使用したので、図6
に示すように、一方の手18によってディジタルカメラ
1を保持し、図6及び図7に示すように、他方の手の指
19を、図7の矢印で示すように、ディジタルカメラ1
の右側面2dに沿って上から下へと移動させるだけでシ
ャッタースイッチ8a、8bを順番にON、OFFさせ
ることができる。従って、シャッタースイッチ8a、8
bを操作するときに指19の移動によって生じる力が及
ぶ方向にはディジタルカメラ1の筐体2が存在せず、よ
って、画像取込時にディジタルカメラ1が動いてしま
う、いわゆる手振れを防止することができる。
【0027】ところで、上記シャッタースイッチ8a、
8bはタッチセンサーで構成されているので、誤ってシ
ャッタースイッチ8a、8bに触れただけで意図しない
画像の取込が行われてしまう惧れがある。そこで、上記
ディジタルカメラ1にあっては、シャッタースイッチ8
aがONしてからOFFするまでの時間、シャッタース
イッチ8bがONするまでの時間及びシャッタースイッ
チ8bがOFFするまでの時間を測定し、それらが所定
の条件に合致するときにのみ画像の取込を行うようにし
てある。すなわち、図9に示すように、シャッタースイ
ッチ8aがONした時を基準時とし、シャッタースイッ
チ8aがOFFするまでの時間がT1以内で、且つ、シ
ャッタースイッチ8bがONするまでの時間がT2以内
で、且つ、シャッタースイッチ8bがOFFするまでの
時間がT3以内であるときにのみシステムコントローラ
12から撮像素子14及び画像信号処理回路15に画像
取込指令が発行される。このようにすることによって、
不用意な、従って、不必要な画像の取込が為されなくて
済むことになる。なお、画像を取り込むための条件は上
記したものに限られるものではなく、不用意な画像の取
込を防止することができるような条件が設定されればよ
い。
【0028】上記液晶表示装置5は、上記したように、
現在撮影レンズ系3によって切り取られ撮像素子14に
よって電気的信号に変換された画像信号に基づいて画像
を表示する、すなわち、撮影レンズ系3が捉えている画
像を表示するファインダーとして機能するほか、モード
設定時の各種モード情報の表示及びビューアとしてスト
レージモジュール10に記録されている画像の再生を為
すことができる。
【0029】モード設定スイッチ6、6、6の操作によ
るモード設定情報はシステムコントローラ12に入力さ
れ、該設定情報に基づいてシステムコントローラ12に
よって所定のモードが設定される。そして、所定のモー
ドの設定と同時にシステムコントローラ12からモード
情報の表示の命令が画像信号処理回路(表示用)16に
出力され、これに基づいて所定のモード情報、例えば、
カメラモード/ビューアモードの別、編集モード、設定
されている撮影画素等の表示がなされ、また、適時に撮
影枚数やバッテリー残量の表示等も為される。
【0030】また、ビューアとして使用する場合は、再
生命令が画像信号処理回路16及び画像圧縮・伸張回路
17に出され、ストレージモジュール10に記録されて
いる圧縮画像情報が画像圧縮・伸張回路17によって伸
張された後画像信号処理回路16に出力され、該画像信
号に基づいて液晶表示装置5に画像が表示される。
【0031】図10及び図11は第1の実施の形態の変
形例1Aを示すものである。
【0032】この変形例にかかるディジタルカメラ1A
はシャッタースイッチ8a、8bの配置位置が第1の実
施の形態にかかるディジタルカメラ1と異なるのみで、
そのほかの構成は第1の実施の形態にかかるディジタル
カメラ1におけると同様である。従って、上記ディジタ
ルカメラ1におけると同様の部分については第1の実施
の形態の説明において付した符号と同じ符号を付して詳
細な説明は省略する。
【0033】この変形例にかかるディジタルカメラ1A
にあっては、筐体2の上面2cにシャッタースイッチ8
a、8bが左右方向に間隔をあけて配置されている(図
11参照)。これらシャッタースイッチ8a、8bがタ
ッチセンサーによって構成されていることはもちろんで
ある。
【0034】従って、上記ディジタルカメラ1Aにおい
て、撮影、すなわち、画像取込指令の発行は2つのシャ
ッタースイッチ8a、8aに順次に触れることによって
行う。すなわち、他方の手の指19をシャッタースイッ
チ8a、8bに順番に触れるように筐体2の上面2cに
沿って図11の矢印で示す方向に滑らせれば、シャッタ
ースイッチ8a、8bが順次にON、OFFされ、これ
によって、撮影が為される。
【0035】そして、このディジタルカメラ1Aにあっ
ても、撮影時に指19の移動によって生じる力が及ぶ方
向には筐体2は位置していないので、いわゆる手振れが
生じることがない。
【0036】図12乃至図18は本発明画像記録装置を
ディジタルカメラに適用した第2の実施の形態を示すも
のである。なお、この第2の実施の形態にかかるディジ
タルカメラ1Bも、そのほとんどの構成が第1の実施の
形態にかかるディジタルカメラ1と同様であるので、同
様の部分については第1の実施の形態において付した符
号と同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
【0037】筐体2Bの前面2Baには撮影レンズ系3
の前端と光学ファインダー4の前端とが前方に臨んだ状
態で露出している(図12参照)。光学ファインダー4
の後端、すなわち、接眼部は筐体2Bの背面1Bbに露
出している(図13参照)。
【0038】筐体2Bの背面2Bbには液晶表示装置5
及びモード設定スイッチ6、6、6が配置されている
(図13参照)。
【0039】筐体2Bの底面2Beにはスロット9a、
9bの挿入口が開口しており、スロット9aにはストレ
ージモージュール10が、また、スロット9bにはバッ
テリー11がそれぞれ着脱可能に収納されるようになっ
ている(図15参照)。
【0040】筐体2Bの上面2Bcにはシャッタースイ
ッチ8とシャッタースイッチ有効/無効切換スイッチ
(以下、「切換スイッチ」という)20が配置されてい
る(図14参照)。シャッタースイッチ8はタッチセン
サーから成り、切換スイッチ20は押しボタン式のスイ
ッチであり、押下を継続している状態でONとなり、押
下を停止するとOFFになるようになっている。なお、
この切換スイッチ20もタッチセンサーによって構成す
るようにしても良いことは勿論である。
【0041】そして、上記したシャッタースイッチ8と
切換スイッチ20との関係は以下のようになっている。
すなわち、切換スイッチ20がONで、且つ、シャッタ
ースイッチ8がONからOFFするまでの時間が一定の
時間以下の場合にシステムコントローラ12から上記し
た画像取込指令が発行されるようになっている。すなわ
ち、撮影する際には、図16及び図17に示すように、
一方の手18でディジタルカメラ1Bを保持すると共に
その指18aで切換スイッチ20を押下し、且つ、該切
換スイッチ20の押下を継続した状態で、他方の手の指
19を筐体2Bの上面2Bcを撫でるように図17中矢
印で示す方向に移動させてシャッタースイッチ8に触れ
る。これによって、切換スイッチ20がONとなり、且
つ、シャッタースイッチ8が一定の時間ONとなる。そ
して、それぞれのスイッチ8、20のONの状態が図1
8に示す状態の時、すなわち、切換スイッチ20がON
状態の時にシャッタースイッチ8がONに、そして、O
FFになり、シャッタースイッチ8のONしてからOF
Fするまでの時間がT1以下である場合に上記した画像
取込指令が発行されるようになっている(図18参
照)。従って、撮影者が撮影、すなわち、画像の取込を
意識して切換スイッチ20及びシャッタースイッチ8を
操作したときにのみ画像の取込がなされ、撮影者が無意
識にシャッタースイッチ8に触れてしまっても画像の取
込は行われない。
【0042】なお、上記ディジタルカメラ1Bに合って
は、撮影時には2個のスイッチ8、20を操作するが、
切換スイッチ20に関しては押下した状態を継続するの
で、切換スイッチ20の押下によってはディジタルカメ
ラ1Bが動いてしまうこがなく、また、シャッタースイ
ッチ8に関しては撫でるように触れるだけであるので、
ディジタルカメラ1Bを動かすような力はかからず、従
って、撮影時にいわゆる手ぶれを起こすことがない。
【0043】上記したところから明らかなように、本発
明にかかる画像記録装置にあっては、画像取込指令を発
行するタイミングを指定する操作手段として触れるだけ
でそれを関知するタッチセンサーを採用したので、従来
のカメラ等の画像記録装置におけるシャッターボタンの
ようにシャッタレリーズ時に手ぶれを起こすことがな
く、従って、小型・軽量化をしても手ぶれのない鮮明な
画像を記録することが可能になる。
【0044】なお、上記した各実施の形態にあっては、
本発明を画像を電気的信号として、特にディジタル信号
として記録する方式のディジタルカメラに適用したもの
を示したが、本発明を適用することができる画像記録装
置がそのようなものに限られるものではなく、そのほか
の方式の画像記録装置、例えば、銀塩フィルムを画像を
記録するための記録媒体とするいわゆる銀塩カメラ等に
広く適用することができるものである。
【0045】また、上記した各実施の形態において示し
た各部の形状乃至構造は、何れも本発明を実施するに際
して行う具体化のほんの一例を示したものにすぎず、こ
れらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈される
ようなことがあってはならないものである。
【0046】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明画像記録装置は、外部から画像を光学的に切
り取る光学系と、上記光学系が切り取った画像を取り込
んで画像情報として記録する記録媒体と、上記光学系で
切り取った画像を上記記録媒体に取り込む画像取込指令
を出力するための操作手段とを備え、上記操作手段が異
種物体の接触を感知するタッチセンサーであることを特
徴とする。
【0047】従って、本発明画像記録装置にあっては、
タッチセンサーに異種物体、例えば、手指で触れるだけ
で画像取込指令を発することができるので、従来のシャ
ッターボタン(スイッチ)の押下のようにカメラを動か
してしまうような力を加える必要がなく、従って、画像
取込時のカメラの動き、すなわち、手振れを防止するこ
とができる。
【0048】請求項2に記載した発明にあっては、上記
操作手段として2個のタッチセンサーを備え、上記2個
のタッチセンサーが順次に異種物体によって接触される
ことによって画像取込指令が出力されるようにしたの
で、2つのタッチセンサーの誤操作や意図しない接触に
よって誤った画像の取込が行われることを防止すること
ができる。
【0049】請求項3に記載した発明にあっては、上記
2個のタッチセンサーが所定の時間内に所定の時間以下
異種物体によって接触されることによって画像取込指令
が出力されるようにしたので、誤った画像の取込の防止
がより確実に為される。
【0050】請求項4に記載した発明にあっては、画像
取込可の状態と画像取込不可の状態を現出させる誤操作
防止手段を備え、上記誤操作防止手段が画像取込可の状
態の時に上記タッチセンサーが異種物体によって接触さ
れることによって画像取込指令が出力されるようにした
ので、タッチセンサーに対する意図しない接触によって
誤った画像の取込が行われることを確実に防止すること
ができる。
【0051】請求項5に記載した発明にあっては、上記
光学系が切り取った画像を電気的信号に変換する撮像素
子と、上記電気的信号に変換された画像信号を記録する
電気的記録媒体を備えたので、小型、軽量化が可能であ
り、且つ、小型、且つ、軽量でありながら画像取込時の
手ぶれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図9と共に本発明画像記録装置の第1
の実施の形態であるディジタルカメラを示すものであ
り、本図は正面図である。
【図2】背面図である。
【図3】右側面図である。
【図4】上面図である。
【図5】底面図である。
【図6】図7と共に使用状態を示すものであり、本図は
正面図である。
【図7】右側面図である。
【図8】ブロック回路図である。
【図9】タイムチャート図である。
【図10】図11ととも変形例を示すものであり、本図
は正面図である。
【図11】上面図である。
【図12】図13乃至図18と共に本発明画像記録装置
の第2の実施の形態を示すものであり、本図は正面図で
ある。
【図13】背面図である。
【図14】上面図である。
【図15】底面図である。
【図16】図17と共に使用状態を示すものであり、本
図は正面図である。
【図17】上面図である。
【図18】タイムチャート図である。
【図19】図20及び図21と共に従来の画像記録装置
の一例を示すものであり、本図は正面図である。
【図20】上面図である。
【図21】使用状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1…ディジタルカメラ(画像記録装置)、3…撮影レン
ズ系(光学系)、8a…タッチセンサー(操作手段)、
8b…タッチセンサー(操作手段)、10…ストレージ
モジュール(記録媒体)、14…撮像素子、19…手指
(異種物体)、1A…ディジタルカメラ(画像記録装
置)、1B…ディジタルカメラ(画像記録装置)、20
…シャッタースイッチ有効/無効切換スイッチ(誤操作
防止手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仁紙 勉 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 2H020 FB00 2H054 AA01 5C022 AA13 AB17 AB55 AC31 AC42 AC52 AC69 AC74

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から画像を光学的に切り取る光学系
    と、 上記光学系が切り取った画像を取り込んで画像情報とし
    て記録する記録媒体と、 上記光学系で切り取った画像を上記記録媒体に取り込む
    画像取込指令を出力するための操作手段とを備え、 上記操作手段が異種物体の接触を感知するタッチセンサ
    ーであることを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 上記操作手段として2個のタッチセンサ
    ーを備え、 上記2個のタッチセンサーが順次に異種物体によって接
    触されることによって画像取込指令が出力されることを
    特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 上記2個のタッチセンサーが所定の時間
    内に所定の時間以下異種物体によって接触されることに
    よって画像取込指令が出力されることを特徴とする請求
    項2に記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 画像取込可の状態と画像取込不可の状態
    を現出させる誤操作防止手段を備え、 上記誤操作防止手段が画像取込可の状態の時に上記タッ
    チセンサーが異種物体によって接触されることによって
    画像取込指令が出力されることを特徴とする請求項1に
    記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 上記光学系が切り取った画像を電気的信
    号に変換する撮像素子と、 上記電気的信号に変換された画像信号を記録する電気的
    記録媒体を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画
    像記録装置。
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Cited By (2)

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KR100693088B1 (ko) 2005-04-27 2007-03-12 삼성전자주식회사 촬영장치
KR20110025443A (ko) * 2009-09-04 2011-03-10 삼성전자주식회사 디지털 촬영 장치, 그 제어 방법, 및 컴퓨터로 읽을 수 있는 저장매체

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100693088B1 (ko) 2005-04-27 2007-03-12 삼성전자주식회사 촬영장치
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KR101595261B1 (ko) 2009-09-04 2016-02-18 삼성전자주식회사 디지털 촬영 장치, 그 제어 방법, 및 컴퓨터로 읽을 수 있는 저장매체

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