JP2002228817A - 超平滑グレーティングの製造装置及び製造方法 - Google Patents

超平滑グレーティングの製造装置及び製造方法

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JP2002228817A
JP2002228817A JP2001020724A JP2001020724A JP2002228817A JP 2002228817 A JP2002228817 A JP 2002228817A JP 2001020724 A JP2001020724 A JP 2001020724A JP 2001020724 A JP2001020724 A JP 2001020724A JP 2002228817 A JP2002228817 A JP 2002228817A
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Sadaaki Nanai
貞明 七井
Hiroshi Yokoyama
浩 横山
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TOKYO INSTR Inc
Tokyo Instruments Inc
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TOKYO INSTR Inc
Tokyo Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ナノメータレベル、あるいは、サブナノメー
タレベルで用いられる超平滑グレーティングスケールを
構成する微細構造線を、安定、かつ、正確な位置に形成
することかできる超平滑グレーティングの製造装置及び
製造方法を提供する。 【解決手段】 コンタクトモード走査型顕微鏡の探針2
によって基材101上に微細構造線を作成する微細構造
線作成機能と、探針2を介してナノメーターレベルの測
長を行う測長機能とを有し、微細構造線作成動作と、作
成された微細構造線についての測長動作とを交互に行う
ことにより、パターン形状の微細構造を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超平滑グレーティ
ングの製造装置及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、超平滑グレーティングは、図4に
示すように、原子間力走査型顕微鏡(AFM)等のコン
タクトモード走査型顕微鏡を用いて、プローブ酸化プロ
セスに基づくいわゆるナノリソグラフィ技術により、シ
リコン(Si)からなるサブストレート101の表面に
酸化シリコン微細構造線を形成することにより作成され
ている。この酸化シリコン微細構造線は、サブストレー
ト101の表面の酸化プロセスにより、大気中で、容易
に数ナノメータオーダのものを形成することができる。
なお、使用するコンタクトモード走査型顕微鏡の探針部
分102としては、金属皮膜が形成されて電流が流れる
ようになされた導電性探針である必要がある。
【0003】形成される酸化シリコンの凹凸の高さは、
5ナノメートル(nm)以下であり、その他の方法で作
成されるものより一桁以上高い精細度と平滑性を実現す
ることができる。また、シリコンに限らず、Ti,Nb
等の金属薄膜にも、それぞれの酸化物微細構造線を形成
することができる。このようにして形成される微細構造
線を、2次元面、あるいは、3次元面上に作ることによ
り、幅広い応用を期待できる。
【0004】しかし、このようにして酸化物微細構造線
を形成するために用いられる原子間力走査型顕微鏡等コ
ンタクトモード走査型顕微鏡の位置決めは、ピエゾ電圧
制御などを用いて行われるため、それほど正確なもので
はない。
【0005】そして、コンタクトモード走査型顕微鏡の
位置決め精度や安定性を高めるために、図5に示すよう
に、精密な位置検出装置を用いることにより、ピエゾ素
子、または、駆動モータ等にフィードバックするように
構成された超平滑グレーティングの製造装置が提案され
ている。
【0006】この超平滑グレーティングの製造装置は、
シリコン、あるいは、Ti等の金属薄膜を形成されたシ
リコン等のサブストレート101上に超平滑グレーティ
ングスケールを作成する装置である。サブストレート1
01は、テーブル103上に載置され、このテーブル1
03により、互いに直交する水平なX方向及びY方向に
移動操作される。テーブル103には、X方向用のアク
チュエータ104及びこのアクチュエータ104を制御
する制御回路105と、Y方向用のアクチュエータ10
4及びこのアクチュエータ104を制御する制御回路1
05とが取付けられている。これら制御回路105,1
05は、サーボ制御装置108によって制御されて、そ
れぞれアクチュエータ104,104を駆動する。
【0007】そして、テーブル103には、X方向につ
いての位置を検出するための精密位置検出装置106及
びこの精密位置検出装置106による位置検出の基準と
なる標準測長器107と、Y方向についての位置を検出
するための精密位置検出装置106及びこの精密位置検
出装置106による位置検出の基準となる標準測長器1
07とが取付けられている。これら精密位置検出装置1
06,106から出力される位置検出信号は、制御回路
105,105に送られる。
【0008】サーボ制御装置108は、各制御回路10
5,105にXY方向の位置を示す信号を送ることによ
り、サブストレート101の位置決めを行う。すなわ
ち、各制御回路105,105は、サーボ制御装置10
8から送られる信号と、各精密位置検出装置106,1
06から送られる位置検出信号とに基づき、アクチュエ
ータ104,104を駆動させて、テーブル103を移
動操作して、サブストレート101の位置決めを行う。
【0009】そして、この超平滑グレーティングの製造
装置は、微細構造線作成用の顕微鏡探針102を備えて
いる。この顕微鏡探針102は、サブストレート101
上に位置し、制御装置109によって制御される。この
顕微鏡探針102をサブストレート101の表面に接触
させ、このサブストレート101を移動操作することに
より、このサブストレート101の表面部に、超平滑グ
レーティングスケールが作成される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な超平滑グレーティングスケールは、主としてはナノメ
ータレベル、あるいは、サブナノメータレベルで用いら
れるため、図5に示した超平滑グレーティングの製造装
置によって作成しても、必ずしも安定、かつ、正確な位
置に微細構造線の形成を行えるものではない。
【0011】その原因は、主として、位置検出装置10
6と微細構造線形成用の顕微鏡探針102との間の距
離、及び、これらの間の機構的な介在物にある。すなわ
ち、機械的にこれらの間の距離が離れれば、その距離
は、温度変化などの外乱要因により、時間経過ととも
に、必ずその距離に見合った分でサブナノメータレベル
以上の変動を生じ、また、動力伝達機構として介在する
部分の変形やヨウ等も微小な位置誤差の原因となる。
【0012】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、ナノメータレベル、あるいは、
サブナノメータレベルで用いられる超平滑グレーティン
グスケールを構成する微細構造線を、安定、かつ、正確
な位置に形成することかできる超平滑グレーティングの
製造装置及び製造方法を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、超平滑グレーティングの特徴である微細
構造線の形成に用いられるコンタクトモード走査型顕微
鏡探針が、同時に、測長機能を実現できる通常の走査型
顕微鏡探針としても動作することを応用したものであ
る。
【0014】すなわち、本発明に係る超平滑グレーティ
ングの製造装置は、コンタクトモード走査型顕微鏡の探
針によって基材上に超平滑グレーティングを構成する微
細構造線を作成する微細構造線作成手段と、該探針を介
してナノメーターレベルの測長を行う測長手段とを備え
ている。
【0015】そして、この超平滑グレーティングの製造
装置は、探針及び微細構造線作成手段による微細構造線
作成動作と、作成された微細構造線についての探針及び
測長手段による測長動作とを交互に行うことによって、
パターン形状の微細構造を形成することを特徴とする。
【0016】また、本発明に係る超平滑グレーティング
の製造装置は、微細構造線がすでに作成されている母型
における微細構造線の位置及び形状を探針及び測長手段
により測定し、この測定結果に基づいて、該母型に並列
して設置された基材上に該探針及び微細構造線作成手段
により微細構造線を作成することを特徴とするものであ
る。
【0017】また、本発明に係る超平滑グレーティング
の製造方法は、コンタクトモード走査型顕微鏡の探針に
よって基材上に超平滑グレーティングを構成する微細構
造線を作成する微細構造線作成手段と、該探針を介して
ナノメーターレベルの測長を行う測長手段とを用いて実
施する。
【0018】そして、この超平滑グレーティングの製造
方法においては、探針及び微細構造線作成手段による微
細構造線作成動作と、作成された微細構造線についての
探針及び測長手段による測長動作とを交互に行うことに
よって、パターン形状の微細構造を形成することを特徴
とする。
【0019】また、本発明に係る超平滑グレーティング
の製造方法においては、微細構造線がすでに作成されて
いる母型における微細構造線の位置及び形状を探針及び
測長手段により測定し、この測定結果に基づいて、該母
型に並列して設置された基材上に該探針及び微細構造線
作成手段により微細構造線を作成することを特徴とする
ものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態を図面を参照しながら説明する。
【0021】本発明に係る超平滑グレーティングの製造
装置は、図1に示すように、シリコン、あるいは、Ti
等の金属薄膜を形成されたシリコン等の基材であるサブ
ストレート101上に、コンタクトモード走査型顕微鏡
の顕微鏡探針2によって、プローブ酸化プロセスに基づ
くいわゆるナノリソグラフィ技術により、超平滑グレー
ティングスケールを構成する酸化シリコン微細構造線を
作成する装置である。そして、この実施の形態において
は、微細構造線そのものを測長用のスケールとして用い
るものである。また、本発明に係る超平滑グレーティン
グの製造装置は、本発明に係る超平滑グレーティングの
製造方法を実行する装置である。
【0022】サブストレート101は、テーブル3上に
載置され、このテーブル3により、互いに直交する水平
なX方向及びY方向に移動操作される。テーブル3に
は、X方向用のアクチュエータ4X及びこのアクチュエ
ータ4Xを制御する制御回路5Xと、Y方向用のアクチ
ュエータ4Y及びこのアクチュエータ4Yを制御する制
御回路5Yとが取付けられている。これら制御回路5
X,5Yは、顕微鏡探針2とともに測長手段及び微細構
造線作成手段を構成するサーボ制御装置8によって制御
されて、それぞれアクチュエータ4X,4Yを駆動す
る。なお、サーボ制御装置8は、この超平滑グレーティ
ングの製造装置の全体を総合的に制御する。
【0023】そして、テーブル3には、X方向について
の位置を検出するための精密位置検出装置6X及びこの
精密位置検出装置6Xによる位置検出の基準となる標準
測長器7Xと、Y方向についての位置を検出するための
精密位置検出装置6Y及びこの精密位置検出装置6Yに
よる位置検出の基準となる標準測長器7Yとが取付けら
れている。これら精密位置検出装置6X,6Yから出力
される位置検出信号は、制御回路5X,5Yに送られ
る。
【0024】サーボ制御装置8は、各制御回路5X,5
YにXY方向の位置を示す信号を送ることにより、サブ
ストレート101の位置決めを行う。すなわち、各制御
回路5X,5Yは、サーボ制御装置8から送られる信号
と、各精密位置検出装置6X,6Yから送られる位置検
出信号とに基づき、アクチュエータ4X,4Yを駆動さ
せて、テーブル3を移動操作して、サブストレート10
1の位置決めを行う。
【0025】そして、この超平滑グレーティングの製造
装置は、微細構造線作成用の顕微鏡探針2を備えてい
る。顕微鏡探針2は、探針カンチレバーを上下に移動操
作するZ軸アクチュエータ10によって支持されてサブ
ストレート101上に位置しており、制御装置9によっ
て、鉛直方向であるZ方向に制御される。制御装置9
は、探針カンチレバーを上下に移動操作するための電源
を内蔵しており、サーボ制御装置8に接続されている。
【0026】この超平滑グレーティングの製造装置にお
いては、顕微鏡探針2をサブストレート101の表面に
接触させ、このサブストレート101を移動操作するこ
とにより、このサブストレート101の表面部に、超平
滑グレーティングスケールが作成されるものである。
【0027】なお、コンタクトモード走査型顕微鏡で
は、探針カンチレバーを上下に移動操作するZ軸アクチ
ュエータ10に、探針カンチレバーをX方向に移動させ
る機能をも持たせているのが通常であるが、本発明にお
いては、外乱の影響により位置ずれを起こしやすいX方
向への移動機能は省略しても良い。その場合には、X方
向への移動は、テーブル3の移動のみによって行う。し
かし、高速移動が要求される場合には、Z軸アクチュエ
ータ10に探針カンチレバーをX方向に移動させる機能
をも持たせてもよい。
【0028】ところで、超平滑グレーティングを構成す
る微細構造線の位置の基準となる測長用のスケールは、
超平滑グレーティングの特徴上、サブナノメートルから
ミクロン(μm)オーダに至る寸法のピッチで、多数の
線が目盛線として形成されていなければならない。しか
し、この超平滑グレーティングの製造装置においては、
目盛線となる微細構造線を形成するための時間経過とと
もに、そのピッチにずれが生じてしまうので、順次目盛
線を形成せず、ごく短時間の間に、以下に示す手順によ
り、位置決め、短距離微細構造線形成、他の位置への位
置決めを繰り返して行う。
【0029】すなわち、図2に示すように、まず、サブ
ストレート101上に、目盛0の目盛線となる微細構造
線のごく僅かな一部を形成する。この時の標準測長器7
Xにおける読みをX(1)とする。ごく僅かな一部のみ
形成するのは、時間的な距離の変動を避けるためであ
る。
【0030】次に、テーブル3を移動操作し、サブスト
レート101上に、スケール最長スパンの目盛線となる
微細構造線の一部を形成する。このとき、標準測長器7
Xにおける読みをX(2)とする。作成する仕様最長ス
パンは、X(2)マイナスX(1)(X(2)−X
(1))である。
【0031】そして、一旦、目盛0の目盛線となる微細
構造線の一部を作成した位置に、標準測長器7Xの値X
(1)を用いて戻る。ここで、走査型顕微鏡の動作に切
替え、テーブル3を微小範囲で動かし、目盛0の目盛線
となる微細構造線を測定する。この目盛0の目盛線とな
る微細構造線の作成終了後の作業時間中に、外乱要因に
より位置のずれが生じていると、走査型顕微鏡では、目
盛0の目盛線となる微細構造線を作成したときとは違っ
た位置にて、微細構造線が検出される。ここで測定した
位置を標準測長器7XにおいてX(3)とすると、実際
の最長スパンは、X(2)マイナスX(3)(X(2)
−X(3))であったことになる。
【0032】さらに、X(2)とX(3)との中間位置
X(4)、すなわち、 X(4)=(X(2)−X(3))/2 となる位置に、目盛線の一部を形成する。もし、目標目
盛位置が中間位置に無いときは、この中間位置に最も近
い目標目盛位置に、目盛り線の一部を形成する。
【0033】以下、同様にして、目盛分割が均等になる
ように、目盛線の一部の、走査型顕微鏡測定と酸化プロ
セスによる形成を繰り返す。
【0034】そして、各目盛線の一部の形成が全目盛に
ついて完了したならば、一つ一つの目盛線を、Y方向に
伸ばして形成する。このときも、走査型顕微鏡測定と酸
化プロセスによる微細構造形成を繰り返しながら、外乱
により目盛線が曲がることを避けるようにする。
【0035】そして、本発明に係る超平滑グレーティン
グの製造装置においては、図3に示すように、製造した
いスケールの母型110を用いることとしてもよい。装
置構成は上述と同様であり、また、母型110は、上述
した手順によって作成されたものである。
【0036】ここでは、まず、探針2を用いて、母型1
10の目盛線のひとつを、テーブル3をX方向に移動す
ることによって探す。探針2の位置のX方向の位置を確
認した後、Y方向に移動し、母型110に並列してテー
ブル3上に載置したサブストレート101上に探針2を
移動させて、このサブストレート101上に目盛線の形
成を行う。この操作を繰り返すことにより、サブストレ
ート101上には、母型110と同様の目盛線が形成さ
れる。
【0037】なお、上述した実施の形態においては、サ
ブストレート101上に測長用のスケールを製造するこ
とを示したが、本発明においては、上述と同様の装置及
び方法により、任意の形状を有する微細構造線をナノメ
ートルオーダの精度で形成することができる。
【0038】さらに、使用される走査型プローブ顕微鏡
ヘッドの探針部分を、微小振動するようにすると、走査
型プローブ顕微鏡と同時に、このヘッドそのものを測長
ヘッドとして使用することができる。この場合には、標
準測長器7X,7Yを省略し、母型110のスケールを
同時に標準測長器として使用することができる。
【0039】なお、走査型プローブ顕微鏡ヘッドの探針
部分を微小振動させることによって測長ヘッドとしても
使用することについては、特許2983876号、特許
願平成9年541935号、米国特許15589686
号、米国特許25744799号などにおいて提案され
ている。
【0040】
【発明の効果】上述のように、本発明においては、コン
タクトモード走査型顕微鏡の探針によって基材上に超平
滑グレーティングを構成する微細構造線を作成する微細
構造線作成手段と、該探針を介してナノメーターレベル
の測長を行う測長手段とを使用して、探針及び微細構造
線作成手段による微細構造線作成動作と、作成された微
細構造線についての探針及び測長手段による測長動作と
を交互に行うことによって、パターン形状の微細構造を
形成する。あるいは、微細構造線がすでに作成されてい
る母型における微細構造線の位置及び形状を探針及び測
長手段により測定し、この測定結果に基づいて、該母型
に並列して設置された基材上に該探針及び微細構造線作
成手段により微細構造線を作成する。
【0041】すなわち、本発明は、ナノメータレベル、
あるいは、サブナノメータレベルで用いられる超平滑グ
レーティングスケールを構成する微細構造線を、安定、
かつ、正確な位置に形成することかできる超平滑グレー
ティングの製造装置及び製造方法を提供することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超平滑グレーティングの製造装置
の構成を示す斜視図である。
【図2】上記超平滑グレーティングにより微細構造線が
形成されたサブストレートの構成を示す平面図である。
【図3】本発明に係る超平滑グレーティングの製造装置
の構成の他の例を示す斜視図である。
【図4】超平滑グレーティングの製造原理を示す側面図
である。
【図5】従来の超平滑グレーティングの製造装置の構成
を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 探針、3 テーブル、4X,4Y アクチュエー
タ、5X,5Y 制御回路、6X,6Y 精密位置検出
装置、7X,7Y 標準測長器、8 サーボ制御装置、
9 制御装置、10 Z軸アクチュエータ、101 サ
ブストレート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトモード走査型顕微鏡の探針に
    よって、基材上に超平滑グレーティングを構成する微細
    構造線を作成する微細構造線作成手段と、 上記探針を介して、ナノメーターレベルの測長を行う測
    長手段とを備え、 上記探針及び上記微細構造線作成手段による微細構造線
    作成動作と、作成された微細構造線についての該探針及
    び上記測長手段による測長動作とを交互に行うことによ
    って、パターン形状の微細構造を形成することを特徴と
    する超平滑グレーティングの製造装置。
  2. 【請求項2】 コンタクトモード走査型顕微鏡の探針に
    よって、基材上に超平滑グレーティングを構成する微細
    構造線を作成する微細構造線作成手段と、 上記探針を介して、ナノメーターレベルの測長を行う測
    長手段とを備え、 微細構造線がすでに作成されている母型における該微細
    構造線の位置及び形状を上記探針及び上記測長手段によ
    り測定し、この測定結果に基づいて、該母型に並列して
    設置された基材上に該探針及び上記微細構造線作成手段
    により微細構造線を作成することを特徴とする超平滑グ
    レーティングの製造装置。
  3. 【請求項3】 コンタクトモード走査型顕微鏡の探針に
    よって基材上に超平滑グレーティングを構成する微細構
    造線を作成する微細構造線作成手段と、該探針を介して
    ナノメーターレベルの測長を行う測長手段とを用い、 上記探針及び上記微細構造線作成手段による微細構造線
    作成動作と、作成された微細構造線についての該探針及
    び上記測長手段による測長動作とを交互に行うことによ
    って、パターン形状の微細構造を形成することを特徴と
    する超平滑グレーティングの製造方法。
  4. 【請求項4】 コンタクトモード走査型顕微鏡の探針に
    よって基材上に超平滑グレーティングを構成する微細構
    造線を作成する微細構造線作成手段と、該探針を介して
    ナノメーターレベルの測長を行う測長手段とを用い、 微細構造線がすでに作成されている母型における該微細
    構造線の位置及び形状を上記探針及び上記測長手段によ
    り測定し、この測定結果に基づいて、該母型に並列して
    設置した基材上に該探針及び上記微細構造線作成手段に
    より微細構造線を作成することを特徴とする超平滑グレ
    ーティングの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1333271C (zh) * 2006-03-10 2007-08-22 清华大学 利用激光扫描共聚焦显微镜制作高密度光栅的方法

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