JP2002227327A - H形鋼柱とrc耐震壁との接合構造 - Google Patents

H形鋼柱とrc耐震壁との接合構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 RC耐震壁から鋼柱への剪断力の伝達を確実
に行うと共に、RC耐震壁の引張り力による鋼柱との接
合部のコンクリートが剥離するおそれのないH形鋼柱と
RC耐震壁との接合構造を提供する。 【解決手段】 H形鋼柱1のウェブ2若しくはフランジ
3の内壁又はウェブ2とフランジ3の内壁に複数の剪断
力伝達部材5を設置し、H形鋼鋼柱1のウェブ2の両側
又は一方の側にRC耐震壁10を一体化してコンクリー
ト20を打設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物におけるH
形鋼柱と鉄筋コンクリート耐震壁との接合構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、集合住宅のような構造方向性の
強い建築物においては、梁間方向をラーメン構造とし、
桁行き方向を壁式構造とする複合構造とすることが耐震
性を向上させる上で有効とされており、こような躯体構
造とする場合は、鋼柱と鉄筋コンクリート耐震壁(以
下、RC耐震壁という)との接合部の構造が重要な課題
となっている。
【0003】このような接合構造の一例として、特開平
11−324108号公報に記載された発明がある。こ
の発明に係る鋼管柱とRC耐震壁の接合構造は、RC耐
震壁と鋼管柱とを、鋼管柱の外面に突設されてRC耐震
壁のコンクリートに埋め込まれた剪断力伝達部材を用い
て接合するようにしたもので、鋼管柱は、内部にコンク
リートが充填されたコンクリート充填鋼管柱で構成し、
剪断力伝達部材には、鋼管柱の上下方向に多数設けられ
たスタットボルト又は溝形部材等を用いたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術は、柱
配筋と型枠を省略できるというメリットがあるが、鋼管
柱とRC耐震壁のコンクリート打設を別々に行わなけれ
ばならないので、面倒であり、また、剪断力伝達部材の
曲げ破壊を抑制するためには、これを取付ける鋼管柱の
板厚を十分厚くしなければならず、これらにより建設費
の増嵩は避けられない。さらに、RC耐震壁の横配筋が
鋼管柱のコンクリートに定着されていないため、RC耐
震壁の引張り力により鋼管柱との接合部のコンクリート
が剥離してしまうおそれがある等、種々問題がある。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、RC耐震壁から鋼柱への剪断力の伝達を
確実に行うと共に、RC耐震壁の引張り力による鋼柱と
の接合部のコンクリートが剥離するおそれのないH形鋼
柱とRC耐震壁との接合構造を提供することを目的とし
たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るH形鋼柱と
RC耐震壁との接合構造は、H形鋼柱のウェブ若しくは
フランジの内壁又はウェブとフランジの内壁に複数の剪
断力伝達部材を設置し、前記H形鋼柱のウェブの両側又
は一方の側にRC耐震壁を一体化してコンクリートを打
設したものである。
【0007】また、本発明に係るH形鋼柱とRC耐震壁
との接合構造は、H形鋼柱のウェブ若しくはフランジの
内壁又はウェブとフランジの内壁に複数の剪断力伝達部
材を設置し、かつ前記H形鋼柱の両フランジの間にRC
耐震壁の鉄筋骨組を配置して、前記H形鋼柱のウェブと
フランジで囲まれた空間内とRC耐震壁とにコンクリー
トを打設したものである。
【0008】さらに、本発明に係るH形鋼柱とRC耐震
壁との接合構造は、H形鋼柱のウェブ若しくはフランジ
の内壁又はウェブとフランジの内壁に複数の剪断力伝達
部材を設置し、かつ前記H形鋼柱の両フランジ間にプレ
キャストRC耐震壁を配置して、前記H形鋼柱のウェブ
とフランジで囲まれた空間内にコンクリートを打設し
た。
【0009】また、上記のH形鋼柱のウェブとフランジ
で囲まれた空間内に柱補強筋を配置した。さらに、上記
のRC耐震壁の横配筋をH形鋼柱のウェブに貫通した。
【0010】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は本発明の
実施の形態1に係るH形鋼柱とRC耐震壁との接合構造
を示す縦断面図、図2は図1のA−A断面図である。両
図において、1はウェブ2と上下のフランジ3a,3b
からなる断面H状のH形鋼柱で、4a,4bはウェブ2
とフランジ3a,3bで囲まれた溝状の空間部(以下、
単に空間部という)である。なお、このH形鋼柱1は、
ウェブ2及びフランジ3a,3bの厚みが厚いものが望
ましい。
【0011】5はH形鋼柱1の空間部4a,4b内にお
いて、ウェブ2の一方の壁面又は両壁面に設けられたス
タッドボルト、溝形部材等からなる剪断力伝達部材で、
例えば、ウェブ2の横方向(ウェブ高さ方向)に2列
で、かつ上下方向に所定の間隔で設けられており、例え
ばウェブ2の壁面に穿孔された穴にその先端部を差し込
んで、溶接等により固定したものである。
【0012】10はH形鋼柱1の空間部4a,4b内
に、その端縁部が位置するように設けられたRC耐震壁
である。11はRC耐震壁10の横配筋で、先端部を内
側にU字状に折り曲げて折り曲げ部を形成し、この折り
曲げ部をH形鋼柱1の空間部4a,4b内に配設したも
のである。なお、折り曲げ部は剪断力伝達部材5に結合
してもよいが、上下の剪断力伝達部材5の間に配設して
もよい。なお、12はRC耐震壁10の縦配筋である。
【0013】このようにして、H形鋼柱1の両側に横配
筋11と縦配筋12からなるRC耐震壁10の鉄筋骨組
を形成したのち、H形鋼柱1の周囲及びRC耐震壁10
の鉄筋骨組の両側に型枠(図示せず)を設置し、H形鋼
柱1の空間部4a,4bを含む型枠内にコンクリート2
0を打設する。なお、状況によっては、H形鋼柱1の空
間部4a,4bの開口部及びRC耐震壁10の鉄筋骨組
の両側のみに型枠を設置し、空間部4a,4bを含む型
枠内にコンクリート20を打設してもよい。コンクリー
ト20が固化したのち型枠を取り外せば、RC耐震壁1
0の造成及びH形鋼柱1とRC耐震壁10との接合が終
了する。
【0014】この場合、RC耐震壁10の造成のための
鉄筋骨組の形成及び型枠の設置に代えて、H形鋼柱1の
間にプレキャストRC耐震壁を設置し、その横配筋の先
端部を折り曲げてH形鋼柱1の空間部4a,4b内に配
設して、H形鋼柱1の外周及び空間部4a,4b内、又
は空間部4a,4b内にコンクリート20を打設し、両
者を一体に接合するようにしてもよい。
【0015】本実施の形態によれば、RC耐震壁10の
造成及びH形鋼柱1との接合にあたり、両者に同時にコ
ンクリート20を打設することができるので、施工が簡
単で工期を短縮することができる。なお、RC耐震壁1
にプレキャストRC耐震壁を用いた場合は、RC耐震壁
の造成を省略できるので、さらに工期を短縮できる。ま
た、H形鋼柱1のウェブ2に設けた剪断力伝達部材5に
より、H形鋼柱1とコンクリート20との付着力が増大
するため、RC耐震壁10の剪断力をH形鋼柱1に確実
に伝達することができる。
【0016】さらに、RC耐震壁10の横配筋11を、
H形鋼柱1の空間部4a,4bに打設したコンクリート
20に定着させたので、RC耐震壁10の引張り力によ
る横配筋11の引き抜きを抑え、引張り力をH形鋼柱1
に確実に伝達することができる。またこれにより、H形
鋼柱1とRC耐震壁10との接合部におけるコンクリー
トの剥離を防止できる。
【0017】[実施の形態2]図3は本発明の実施の形
態2の平断面図である。なお、以下の実施の形態におい
ては、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付
し、説明を省略する。本実施の形態は、H形鋼柱1のウ
ェブ2に、RC耐震壁10の横配筋11に対応した位置
に貫通穴6を設け、一方のRC耐震壁10の横配筋11
をそれぞれこの貫通穴6に挿通し、他方のRC耐震壁1
0の横配筋11と一体化したものである。その他の構成
及び施工方法は、実施の形態1の場合と同様である。本
実施の形態によれば、実施の形態1の場合とほぼ同様の
効果に加え、H形鋼柱1のウェブ2にRC耐震壁10の
横配筋11を貫通させたので、H形鋼柱1とコンクリー
ト20との付着力を増大することができる。
【0018】[実施の形態3]図4は本発明の実施の形
態3の平断面図である。本実施の形態は、H形鋼柱1の
空間部4a,4b内の、ウェブ2に設けた剪断力伝達部
材5の近傍(例えば、剪断力伝達部材5の間及び両側)
の上下方向に、複数の柱補強筋7を配設し、RC耐震壁
10の横配筋11をエンドレス状に折り曲げて、柱補強
筋7のフープ筋としたものである。その他の構成及び施
工方法は、実施の形態1の場合と同様である。本実施の
形態によれば、実施の形態1の場合とほぼ同様の効果に
加えて、空間部4a,4bに柱補強筋7を設けたことに
より、空間部4a,4b内のコンクリート20が負担す
るRC耐震壁10の引張り力を軽減することができる。
【0019】[実施の形態4]図5は本発明の実施の形
態4の平断面図である。本実施の形態は、実施の形態1
においては、H形鋼柱1の空間部4a,4b内において
フランジ3a,3bの壁面の上下方向に、剪断力伝達部
材5とほぼ同じ間隔で、スタッドボルト、溝形部材等か
らなる剪断力伝達部材5を設けると共に、この剪断力伝
達部材5の両側、したがって空間部4a,4bのほぼ4
隅の上下方向に柱補強筋7を配設し、この柱補強筋7の
上下方向に所定の間隔で複数のフープ筋8を設けたもの
である。その他の構造及び施工方法は、実施の形態1の
場合と同様である。本実施の形態の効果も実施の形態1
の場合と同様であるが、RC耐震壁10からH形鋼柱1
への剪断力及び引張り力の伝達を、より確実に行うこと
ができる。
【0020】[実施の形態5]図6は本発明の実施の形
態5の平断面図である。本実施の形態は、実施の形態1
において、実施の形態4の場合と同様にフランジ3a,
3bの壁面に剪断力伝達部材5を設けると共に、この剪
断力伝達部材5の外側(ウェブ2の反対側)にそれぞれ
柱補強筋7を配設し、この柱補強筋7の上下方向に所定
の間隔で、ウェブ2に設けた貫通穴6に挿通したフープ
筋8aを設けたものである。その他の構造及び施工方法
は、実施の形態1の場合と同様である。本実施の形態に
よれば、実施の形態4の場合とほぼ同様の効果を得るこ
とができる。
【0021】[実施の形態6]図7は本発明の実施の形
態6の平断面図である。本実施の形態は、実施の形態5
において、ウェブ2に設けた貫通穴6に挿通されたフー
プ筋8aを分割し、両端部をU字状に折り曲げて横配筋
9として、それぞれ柱補強筋7に結合したもので、その
他の構造、施工方法は実施の形態1の場合と同様であ
る。本実施の形態によれば、実施の形態4の場合とほぼ
同様の効果を得ることができる。なお、上記各実施の形
態においては、H形鋼柱1のウェブ2又はウェブ2とフ
ランジ3a,3bの剪断力伝達部材5を設けた場合を示
したが、フランジ3a,3bのみに剪断力伝達部材5を
設けてもよい。
【0022】
【実施例】次に、実施の形態1に係るH形鋼柱1とRC
耐震壁10との接合構造の実施例について説明する。 (1)H形鋼柱1 ウェブ2の厚み50mm、フランジ3a,3bの厚み50
mmのH形鋼を用いた。 (2)剪断力伝達部材5 H形鋼柱1のウェブ2の両壁面の幅方向(ウェブ高さ方
向)に穴を設け、この穴にスタッドボルトの先端部を挿
入し、溶接により固定した。 (3)RC耐震壁10 RC耐震壁10を施工するH形鋼柱1の間に、先端部を
U字状に折り曲げた横配筋11を上下方向に配筋し、先
端折り曲げ部をH形鋼柱1のウェブ2に設けた頭付きス
タッドボルトの間に配置した。また、縦配筋12を配筋
し、鉄筋骨組を形成した。
【0023】そして、H形鋼柱1の空間部4a,4bの
開口部及びRC耐震壁10のための鉄筋骨組の周囲に型
枠を設置し、両者同時にコンクリート20を打設した。
コンクリート20が固化したのち型枠を取り外した。こ
れにより、RC耐震壁10の造成及びRC耐震壁10と
H形鋼柱1との接合が終了した。
【0024】上記のように、H形鋼柱1のウェブ2及び
フランジ3a,3bの厚みを通常のH形鋼柱より厚く、
例えば、ウェブ2の厚みを40cm〜100cm、フランジ
3a,3bの厚みを40mm〜100mmとすることによ
り、前述の実施の形態1〜6の効果に加えて、次のよう
な効果を得ることができる。すなわち、剪断力伝達部材
5を取付けるH形鋼柱1のウェブ2及びフランジ3a,
3bが厚いため、剪断力伝達部材5の曲げ破壊を防止す
ることができる。また、ウェブ2が厚いため、RC耐震
壁10の横配筋11を安定して貫通させることができる
ので、H形鋼柱1とコンクリート20との付着力をさら
に増大することができる。
【0025】さらに、H形鋼柱1のウェブ2を貫通して
横配筋11を設置することにより、H形鋼柱1の断面を
除く柱断面(空間部4a,4bに打設したコンクリート
20の断面)のみで鉛直方向の軸力に耐えることができ
るので、H形鋼柱1の耐火被覆を省略することができ
る。また、H形鋼柱1のウェブ2とフランジ3a,3b
を厚くすることにより、H形鋼柱1と梁との接合部をノ
ンダイヤフラム構造とすることができるので、複数層の
H形鋼柱1に連続してコンクリート20を打設すること
ができる。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るH形鋼柱とRC耐震壁との
接合構造は、H形鋼柱のウェブ若しくはフランジの内壁
又はウェブとフランジの内壁に複数の剪断力伝達部材を
設置し、H形鋼柱のウェブの両側又は一方の側にRC耐
震壁を一体化してコンクリートを打設し、あるいは、H
形鋼柱のウェブ若しくはフランジの内壁又はウェブとフ
ランジの内壁に複数の剪断力伝達部材を設置し、かつH
形鋼柱の両フランジの間にRC耐震壁の鉄筋骨組を配置
して、H形鋼柱のウェブとフランジで囲まれた空間内と
RC耐震壁とにコンクリートを打設するようにしたの
で、RC耐震壁の造成及びH形鋼柱との接合にあたり、
両者に同時にコンクリートを打設することができるた
め、施工が簡単で工期を短縮することができる。
【0027】また、H形鋼柱に設けた剪断力伝達部材に
より、H形鋼柱とコンクリートとの付着力が増大するた
め、RC耐震壁の剪断力をH形鋼柱に確実に伝達するこ
とができる。さらに、RC耐震壁の横配筋を、H形鋼柱
の空間部に打設したコンクリートに定着させたので、R
C耐震壁の引張り力による横配筋の引き抜きを抑え、引
張り力をH形鋼柱に確実に伝達することができ、これに
よりH形鋼柱とRC耐震壁との接合部におけるコンクリ
ートの剥離を防止できる。
【0028】また、本発明に係るH形鋼柱とRC耐震壁
との接合構造は、H形鋼柱のウェブ若しくはフランジの
内壁又はウェブとフランジの内壁に複数の剪断力伝達部
材を設置し、かつH形鋼柱の両フランジ間にプレキャス
トRC耐震壁を配置して、H形鋼柱のウェブとフランジ
で囲まれた空間内にコンクリートを打設したので、上記
とほぼ同様の効果が得られるばかりでなく、RC耐震壁
の造成を必要としないため、工期をより短縮することが
できる。
【0029】上記のH形鋼柱のウェブとフランジで囲ま
れた空間内に柱補強筋を配置したので、空間部が負担す
るRC耐震壁の引張り力を軽減することができる。ま
た、上記のRC耐震壁の横配筋をH形鋼柱のウェブを貫
通して配設したので、H形鋼柱とコンクリートとの付着
力をさらに増大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の縦断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の実施の形態2の平断面図である。
【図4】本発明の実施の形態3の平断面図である。
【図5】本発明の実施の形態4の平断面図である。
【図6】本発明の実施の形態5の平断面図である。
【図7】本発明の実施の形態6の平断面図である。
【符号の説明】
1 H形鋼柱 2 ウェブ 3 フランジ 4a,4b 空間部 5 剪断力伝達部材 7 柱補強筋 8,8a フープ筋 10 RC耐震壁 11 横配筋 20 コンクリート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04B 1/16 E04B 1/16 K

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 H形鋼柱のウェブ若しくはフランジの内
    壁又はウェブとフランジの内壁に複数の剪断力伝達部材
    を設置し、前記H形鋼柱のウェブの両側又は一方の側に
    RC耐震壁を一体化してコンクリートを打設したことを
    特徴とするH形鋼柱とRC耐震壁との接合構造。
  2. 【請求項2】 H形鋼柱のウェブ若しくはフランジの内
    壁又はウェブとフランジの内壁に複数の剪断力伝達部材
    を設置し、かつ前記H形鋼柱の両フランジの間にRC耐
    震壁の鉄筋骨組を配置して、前記H形鋼柱のウェブとフ
    ランジで囲まれた空間内とRC耐震壁とにコンクリート
    を打設したことを特徴とするH形鋼柱とRC耐震壁との
    接合構造。
  3. 【請求項3】 H形鋼柱のウェブ若しくはフランジの内
    壁又はウェブとフランジの内壁に複数の剪断力伝達部材
    を設置し、かつ前記H形鋼柱の両フランジ間にプレキャ
    ストRC耐震壁を配置して、前記H形鋼柱のウェブとフ
    ランジで囲まれた空間内にコンクリートを打設したこと
    を特徴とするH形鋼柱とRC耐震壁との接合構造。
  4. 【請求項4】 H形鋼柱のウェブとフランジで囲まれた
    空間内に柱補強筋を配置したことを特徴とする請求項
    1,2又は3のいずれかに記載のH形鋼柱とRC耐震壁
    との接合構造。
  5. 【請求項5】 RC耐震壁の横配筋をH形鋼柱のウェブ
    に貫通したことを特徴とする請求項1,2,3又は4の
    いずれかに記載のH形鋼柱とRC耐震壁との接合構造。
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