JP2002223180A - スペクトラム拡散通信システムの信号処理部 - Google Patents

スペクトラム拡散通信システムの信号処理部

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JP2002223180A
JP2002223180A JP2001018341A JP2001018341A JP2002223180A JP 2002223180 A JP2002223180 A JP 2002223180A JP 2001018341 A JP2001018341 A JP 2001018341A JP 2001018341 A JP2001018341 A JP 2001018341A JP 2002223180 A JP2002223180 A JP 2002223180A
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ方式による構成の簡素化を図り、多
重化チャネル数分だけ独立に必要としていた周波数変換
回路等1系統のみで実現するスペクトラム拡散通信シス
テムの信号処理部を提供する。 【解決手段】 送信側では、複数の情報データ系列を同
一の疑似ランダム符号系列を用いてスペクトラム拡散変
調処理をベースバンドに対して行い、互いにデータシン
ボル速度Rの周波数量の整数倍を周期とする正弦波信号
および余弦波信号を用いてベースバンド信号の周波数変
換および多重化処理を行う。また、受信側では、単一周
波数信号を用いてスペクトラム拡散多重化受信信号を高
周波信号からベースバンド信号に変換し、互いにデータ
シンボル速度Rの周波数量の整数倍を周期とする正弦波
信号および余弦波信号を用いて周波数変換処理を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイレクトシーケ
ンス(DS:Direct Sequence)−スペクトラム拡散
(SS:Spread Spectrum)通信方式を適用する固定衛
星通信システム、移動体衛星通信システム、固定陸上無
線通信システム、陸上移動体通信システム、無線LAN
システム、構内無線通信システム等の全ての無線通信シ
ステム、あるいは、光ファイバ、同軸ケーブル等の有線
を用いて情報伝送を行う全ての有線通信システムに適用
される。また、スペクトラム拡散処理を施す情報データ
信号の変調方式としてM相位相変調(MPSK:Mは2
の乗数)方式、復調方式として遅延検波方式を適用する
システムにおいて利用される。
【0002】
【従来の技術】限定された通信帯域幅内でスペクトラム
拡散通信システムの高速化を図る手法として、全ての同
時通信局に共通に与えられた1つの疑似ランダム符号だ
けを用いて多元接続を行う手法(CFO−SSMA方
式:Carrier Frequency Offset-Spread Spectrum Multi
ple Access Method)として、特開平5−26818
9、角谷、篠永、「スペクトラム拡散通信システム」が
開示されている。本手法は、複数の送信局が同一の疑似
ランダム符号を用いて各々独立のディジタル情報をスペ
クトラム直接拡散変調し、複数搬送波の中心周波数を互
いに異なるようにし、信号波の占有周波数帯域を互いに
重なるよう設定して受信側に送信することを特徴として
いる。このとき、各送信局が互いにデータシンボル速度
の整数倍の周波数分だけ離れた搬送波周波数を利用すれ
ば、受信側では搬送波の中心周波数が既知な所望波を帯
域通過フィルタで抽出することにより、他信号波の影響
を受けずに所望する情報を受信、復調することが理想的
に可能となる。
【0003】図5はCFO−SSMA方式を適用した無
線システムの送受信機構成例であり、同時送信局数がn
の場合を示している。図において、301−1〜301
−nは2進符号化された各通信局の情報信号、302−
1〜302−nは情報信号と疑似ランダム符号を2進乗
算する変調器、303−1〜303−nは情報信号のス
ペクトラムを拡散するための疑似ランダム(PN:Pseu
do Noise)符号系列、304−1〜304−nは302
−1〜302−nで得られたベースバンド信号に対して
305−1〜305−nで与えられる搬送波を変調する
変調器、305−1〜305−nは搬送波を与える局部
発振器、306−1〜306−nは変調信号から送信に
必要な周波数成分を取り出す帯域通過フィルタを各々表
している。スペクトラム拡散通信方式は有線通信システ
ム、無線通信システムともに用いることができ、307
はそれらの伝送媒体中で個々の信号が多重される様子を
表している。また、308は受信信号から復調に必要な
周波数成分を取り出す帯域通過フィルタ、309は周波
数変換器であり、310は周波数変換のための局部発信
器、311は帯域制限された信号から送信された情報を
得る復調器、312は復調器により得られた情報信号を
各々表している。
【0004】前記のように、CFO−SSMA方式は互
いに信号波の中心周波数をデータシンボル速度の整数倍
だけ離して通信を行うため、スペクトラム拡散通信シス
テムにおいて同一の疑似ランダム符号を用いた場合で
も、各通信局が互いに干渉を与えることなく双方向とも
に通信を行うことができる。従って、疑似ランダム符号
の数が制限されているシステムにおいても、各送信局か
らの信号波の中心周波数をデータシンボル速度の整数倍
だけずらすことにより疑似ランダム符号の再利用を行う
ことができ、限られた周波数帯域幅内において同時通信
を行うことのできる局数を大幅に増加させることができ
る。更に、各通信局は同一の疑似ランダム符号を使用す
るため通信装置の装置規模を小型化することも可能とな
る。しかしながら、CFO−SSMA方式では、各送信
局から同時送信されるスペクトラム直接拡散変調波群の
タイミングが受信側で一致した状態でなければ理想的に
干渉のない通信を行うことができない。すなわち、各送
信局からのスペクトラム直接拡散変調波が受信側におい
て同期が取れた状態で受信されなければ、各送信局から
の信号が互いに干渉を引き起こし、伝送路の回線品質を
大きく劣化させるという課題が存在する。
【0005】上記課題を克服する手法として、搬送波周
波数間隔がデータシンボル速度を単位とする周波数量の
整数倍となる複数の通信チャネルの1つの複合通信チャ
ネルと見なし、個々の通信局からはその複合通信チャネ
ルを用いて情報伝送を行うことにより、搬送波周波数間
隔がデータシンボル速度を単位とする周波数量の整数倍
となる通信チャネル間のタイミング制御誤差を発生させ
ることなく、通信局あたりの情報伝送速度の高速化、並
びに高品質な通信回線の提供が図れる通信チャネル多重
化装置を用いることを特徴とする方式(CFO−SS方
式:Carrier Frequency Offset-Spread Spectrum Multi
ple Access Method)として、特開平10−10777
1、石川、篠永、小林「スペクトラム拡散通信方式」が
開示されている。
【0006】図6は、CFO−SS方式を適用した無線
システムの送信機構成例を示しており、複合通信チャネ
ルを構成する通信チャネル数がn、すなわち、同時送信
を行うチャネル数がnの場合を示している。図におい
て、401は通信局から送信する情報データ系列、40
2はシリアルなデータ系列をn個の出力端子に順次繰り
返し分配するシリアル−パラレル変換器、403−1〜
403−nは各通信チャネルごとに変調される情報デー
タ系列、404−1〜404−nは情報信号と405の
PN符号発生器から出力される406−1〜406−n
の疑似ランダム符号とを2進乗算する変調器、406−
1〜406−nは情報信号のスペクトラムを拡散するた
めの疑似ランダム符号系列、407−1〜407−nは
各通信チャネルごとに伝送されるスペクトラム拡散され
たベースバンド信号、408−1〜408−nは404
−1〜404−nで得られたベースバンド信号407−
1〜407−nを各通信チャネルの搬送波周波数f1〜
fnに応じて変調をかける変調器、409−1〜409
−nは各通信チャネルの搬送波周波数f1〜fnを与え
る局部発振器、410−1〜410−nは変調操作によ
り高周波領域に周波数変換されたスペクトラム拡散信
号、411−1〜411−nは変調信号から送信に必要
な周波数成分を取り出す帯域通過フィルタ、412−1
〜412−nは各帯域通過フィルタから出力されるスペ
クトラム拡散信号、413は各通信チャネルのスペクト
ラム拡散信号412−1〜412−nを合成する信号合
成器、414は信号合成器413の出力信号であるスペ
クトラム拡散合成信号、415はスペクトラム拡散合成
信号の送信電力を増幅する共通増幅器、416は共通増
幅器415により電力増幅されたスペクトラム拡散合成
信号、417は通信帯域幅外輻射を削除するための帯域
制限フィルタ、418は帯域制限フィルタ417の出力
信号を各々表している。スペクトラム拡散通信方式は有
線通信システム、無線通信システムともに用いることが
でき、418のスペクトラム拡散合成信号はそれらの伝
送媒体を介して別の通信局に伝送される。
【0007】図7は、CFO−SS方式を適用した無線
システムの受信機構成例を示しており、複合通信チャネ
ルを構成する通信チャネル数がn、すなわち、同時送信
を行うチャネル数がnの場合を示している。図におい
て、421は別の通信局から送信された複合通信チャネ
ル受信信号、422は雑音除去用の受信フィルタ、42
3は受信フィルタ422の出力信号、424は復調器を
安定した状態で動作させるための自動利得制御器(AG
C)、425はAGCの出力信号、426−1〜426
−nは複合通信チャネルを構成する各通信チャネルの搬
送波周波数f0〜fnを受信機の整合フィルタ431−
1〜431−nの中心周波数f0に周波数変換するため
の周波数変換器、427−1〜427−nは各通信チャ
ネルの中心周波数f1〜fnに対応する周波数を発生す
る局部発振器、428−1〜428−nは周波数変換さ
れた各通信チャネルの中間周波受信信号、429−1〜
429−nは周波数拡散帯域幅外に存在する雑音成分を
除去するための帯域通過フィルタ、430−1〜430
−nは帯域通過フィルタの出力信号、431−1〜43
1−nはスペクトラム拡散信号から情報信号成分だけを
抽出する整合フィルタ、432−1〜432−nは各通
信チャネルごとのSAW整合フィルタ出力信号、433
−1〜433−nはSAW整合フィルタ出力信号をベー
スバンド信号に変換するための遅延検波回路、434−
1〜234−nは433−1〜433−nの遅延検波回
路の出力信号、435−1〜435−nは遅延検波出力
信号に含まれている高調波信号成分を除去し、情報信号
成分のみを抽出するための低域通過フィルタ、436−
1〜436−nは情報信号成分を含むベースバンド信
号、437−1〜437−nは遅延検波出力信号のピー
クポイント(判定ポイント)における情報データ信号を
判定するための判定器、438−1〜438−nは各通
信チャネルごとに得られた判定データ系列、439は4
38−1〜438−nの判定データ系列を元の連続デー
タ系列に変換するためのパラレル−シリアル変換器、4
40は439のパラレル−シリアル変換器から出力され
る情報データ系列を各々表している。
【0008】CFO−SSMA方式、並びにCFO−S
S方式の送信機では、何れも中間周波数(IF)帯、あ
るいは高周波数(RF)帯において搬送周波数の異なる
スペクトラム拡散信号を多重化した後、RF信号として
受信側に対して多重化スペクトラム拡散信号を伝送する
構成法を採用している。また、受信機では多重化チャネ
ル数分だけ多重化スペクトラム拡散信号を分岐回路によ
り同一のRF信号として分岐し、各スペクトラム信号波
の搬送波周波数に対応した局部発振周波数により同一の
IF信号に周波数変換した後、同一のSAW整合フィル
タによりスペクトラム拡散信号の相関検出を行い、遅延
検波方式によりベースバンドアナログ信号に変換、デー
タ判定を行う構成を採用していた。
【0009】上述した従来のCFO−SSMA方式、並
びにCFO−SS方式を適用したスペクトラム拡散通信
システムの送受信機構成では、複数のスペクトラム拡散
信号の多重化処理(合成処理)、分岐処理、復調処理等
をRF帯、あるいはIF帯においてアナログ的に行って
いた。そのため、多重化チャネル数分だけ独立の波形整
形用アナログフィルタやアナログ素子であるSAW整合
フィルタを回路上に配置する必要があり、回路規模およ
び消費電力が大きくなるとともに部品コストが極めて高
くなるといった問題が生じていた。
【0010】上記のようなアナログ回路適用時の問題を
回避するため、スペクトラム拡散通信システムのベース
バンド部分をゲートアレイ化することにより、送受信機
の回路規模、消費電力、コストを大幅に削減する手法
(参考文献:小川、衣笠、田中、椰、武井、「ディジタ
ルマッチドフィルタを用いたSS通信用1チップLSI
の開発」、電子情報通信学会スペクトラム拡散研究会、
SST94−65(1994−12))が実用化されて
いる。参考文献の図1に示されているように、この方式
ではスペクトラム拡散変調信号をベースバンド回路によ
り生成し、その出力信号に無線搬送波周波数を重畳して
スペクトラム拡散無線信号を出力するとともに、受信回
路ではベースバンド信号に変換されたスペクトラム拡散
受信信号をディジタルマッチドフィルタ(ディジタル整
合フィルタ)により復調する回路構成となっている。な
お、送信回路、受信回路共にシングルチャネル(1波の
み)のスペクトラム拡散信号を対象としており、CFO
−SSMA方式、およびCFO−SS方式のようなスペ
クトラム多重化信号を対象とした回路構成とはなってい
ない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】CFO−SSMA方
式、あるいはCFO−SS方式を適用した通信システム
のベースバンド信号処理回路として、前述した従来のス
ペクトラム拡散通信用ディジタル信号処理回路を用いる
場合、送信回路は複数のスペクトラム拡散信号ごとに独
立に用意する必要があるとともに、周波数変換器、周波
数変換用の局部発信器、D/A(ディジタル/アナロ
グ)変換器がチャネル数分だけ独立に必要となる。この
ため、従来のアナログ方式の場合と同様に回路規模が大
きくなると共に、消費電力、コストが高くなるという問
題は依然として解決することができない。
【0012】更に、ベースバンド帯に周波数変換された
スペクトラム拡散ベースバンド受信信号を従来のスペク
トラム拡散通信用ディジタル信号処理回路で受信する場
合、RF帯あるいはIF帯において多重化されたスペク
トラム拡散信号ごとに周波数の異なる局部発信器を独立
に用意し、乗積演算により各スペクトラム拡散信号の中
心周波数が同一のベースバンド周波数となるように周波
数変換を行う必要がある。更に、これら複数のスペクト
ラム拡散ベースバンド信号は、独立のA/D(ディジタ
ル/アナログ)変換器によりディジタル信号に変換した
後、ディジタル整合フィルタに入力する必要がある。し
かしながら、この手法の場合、従来のアナログ方式と同
様に受信機回路が多重化される周波数チャネル分だけ独
立に用意する必要があるだけでなく、消費電力が大き
く、かつ、コストの高いA/D変換器をチャネル数分だ
け(QPSK変調適用時には更に2倍)用意する必要が
あり、回路規模の削減、省電力化、低コスト化に貢献す
ることはできない。
【0013】本発明は、データシンボル速度Rおよびシ
ンボルタイミングが同一で、独立の情報データ系列から
構成される複数の情報データ信号を、同一の疑似ランダ
ム符号系列によりスペクトラム直接拡散変調し、かつ、
互いにデータシンボル速度Rで規定される周波数量の整
数倍だけ離れた搬送波周波数を各スペクトラム拡散信号
の中心周波数として多重化するスペクトラム拡散通信シ
ステムにおいて、従来のアナログ方式による送受信機構
成の簡素化を図るだけでなく、従来のスペクトラム拡散
通信用ディジタル信号処理回路を用いる手法において多
重化チャネル数分だけ独立に必要としていた周波数変換
回路、A/D変換器、D/A変換器、ディジタルフィル
タ等を1系統のみで実現可能とするベースバンド信号処
理部に関するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明によるスペクトラム拡散通信システムの信号
処理部では、送信側について、複数の情報データ系列に
対して同一の疑似ランダム符号系列によりスペクトラム
拡散変調を行う処理をベースバンドに対して行う手段
と、互いにデータシンボル速度Rで規定される周波数量
の整数倍の関係となる周波数量を周期とする正弦波信号
および余弦波信号を用いて複数のスペクトラム拡散ベー
スバンド信号の周波数変換および多重化処理を行う手段
とを有することを特徴とする構成を有している。変調方
式として位相変調方式を適用することも好ましい。
【0015】また、本発明によるスペクトラム拡散通信
システムの信号処理部では、受信側について、複数のス
ペクトラム拡散信号により多重化されたスペクトラム拡
散多重化受信信号を、単一周波数信号を用いて高周波信
号からベースバンド信号に変換する手段と、そのスペク
トラム拡散ベースバンド多重化信号を互いにデータシン
ボル速度Rで規定される周波数量の整数倍を周期とする
正弦波信号および余弦波信号を用いて周波数変換処理を
施す手段とを有し、多重化前のスペクトラム拡散ベース
バンド信号群に分離することを特徴とする構成を有して
いる。
【0016】本発明の他の実施形態によれば、受信側に
ついて、分離された複数のスペクトラム拡散ベースバン
ド信号に対して、同一の疑似ランダム符号により重み付
けられた同一構成のディジタル整合フィルタを用いて相
関処理を施す手段を更に有することも好ましい。また、
復調方式として遅延検波方式を適用することも好まし
い。
【0017】なお、上述した信号処理部は、CFO−S
SMA方式、あるいはCFO−SS方式を適用したスペ
クトラム拡散通信システムに適用することを前提として
おり、送信側の信号処理部と、受信側の信号処理部とを
含むことも好ましい。
【0018】本発明方式のように、CFO−SSMA方
式、あるいはCFO−SS方式を用いる通信システムに
ディジタル方式によるベースバンド信号処理部を適用す
ることにより、従来の送受信機構成ではRF帯、あるい
はIF帯においてアナログ的に行っていた複数のスペク
トラム拡散信号の多重化処理(合成処理)、分岐処理、
復調処理等をベースバンド帯でディジタル的な演算処理
により実現することが可能となる。更に、多重化チャネ
ル数分だけ独立に必要としていた波形整形用アナログフ
ィルタやアナログ素子であるSAW整合フィルタを削除
することが可能となる。これらの効果により、送受信機
の回路構成の簡素化、部品点数の削減による小型化、省
電力化を実現することができる。
【0019】更に、従来のスペクトラム拡散通信用ディ
ジタル信号処理回路では多重化チャネル数分だけ独立に
必要としていた周波数変換回路、A/D変換器、D/A
変換器、ディジタルフィルタ等を1系統のみで実現する
ことが可能であり、ベースバンド信号処理回路の回路規
模、演算処理長を大幅に削減することができる。これに
より、消費電力が高く、かつ、高価なA/D変換器、D
/A変換器の個数を増やすことなく、CFO−SSMA
方式、およびCFO−SS方式をディジタル信号処理技
術により実現することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】まず、実施形態の中で本発明方式
の対象とするCFO−SS方式について簡単に説明す
る。CFO−SS方式とは、「同一の拡散符号を用いて
周波数拡散変調した他の信号の搬送波周波数が、データ
シンボル速度の整数倍に相当する周波数オフセットして
いる場合には相関値ピークがゼロになる」という性質を
利用した方式であり、従来、搬送波周波数f0の1チャ
ネル(データシンボル速度R)だけであった通信チャネ
ルに対し、データシンボル速度で規定される周波数量の
整数倍(±R×N MHz)だけ搬送波周波数を互いに
オフセットさせた複数の通信チャネルを1つの複合通信
チャネルとして同時伝送することにより、限られた周波
数帯域内で情報伝送速度の高速化を図る手段である。C
FO−SS方式を用いることにより、2.4GHz帯IS
M(産業科学医療)バンドの26MHzという限られた
周波数帯域内で2Mbit/sスペクトラム拡散信号を最大
9チャネル多重化した18Mbit/sの高速無線シス
テムが提供可能となる。なお、従来のCFO−SS方式
を適用した無線システムは、スペクトラム拡散信号から
情報変調信号成分を抽出するための相関検出器としてS
AW整合フィルタを利用していたが、アナログ処理では
回路規模が大きくなり、かつ、部品コストが高くなる。
そこで、本発明ではCFO−SS方式の復調法としてデ
ィジタル整合フィルタを適用することを前提としてい
る。以下、本発明によるスペクトラム拡散通信システム
の信号処理部について、その実施形態を以下に示す。
【0021】図1に、CFO−SS方式を用いたスペク
トラム拡散通信システム(以後、CFO−SS無線シス
テムと呼ぶ)において、本発明による信号処理部を適用
した場合の送受信機構成ブロック図を示す。なお、CF
O−SS方式によるスペクトラム拡散信号の多重化チャ
ネル数をn、変調方式を差動符合化4相位相変調方式
(DQPSK)、復調方式を遅延検波方式と各々仮定し
て説明する。図において、CFO−SS無線システムは
高周波数(RF)部、中間周波数(IF)部、信号処理部か
ら構成され、図の太線で囲まれた部分63が本発明によ
る信号処理部を実現する構成ブロック図を表している。
なお、実施形態ではRF部、IF部から構成される一般的な
無線システムの送受信機構成を想定して説明するが、RF
帯から直接ベースバンド帯に周波数変換を行うダイレク
トコンバージョン方式についても同様のベースバンド信
号処理部を採用することができる。
【0022】まず、1のアンテナから受信された2の高
周波(RF)受信信号は、3の帯域制限用フィルタ(BP
F)により所望信号を含むスペクトラム成分のみが抽出
され、6の低雑音増幅器により増幅された後、84のRF
ローカル発信器から出力される85のローカル信号が8
の乗算器により乗積され、10のBPFにより高周波成分
が除去された11のIF受信信号に変換される。次に、1
2の自動利得制御回路(AGC)により受信レベル調整が
施された13のIF受信信号は、26のIFローカル発信器
から出力される27および28のローカル信号が14お
よび15の乗算器により乗積され、17および22の低
域通過フィルタ(LPB)により高周波成分が除去された
後、18および23のベースバンド受信信号として19
および24のA/D変換器に入力される。ここで、24
のA/D変換器に入力される23のベースバンド受信信
号は、28のローカル信号が29の位相シフタによりπ
/2だけ位相がずれた状態で14のIF受信信号と乗積
されるため、19のA/D変換器に入力される18のベ
ースバンド受信信号とは直交関係が成り立つことにな
る。すなわち、19のA/D変換器の出力信号19はベ
ースバンド受信信号のIチャネル成分、24のA/D変
換器の出力信号25はQチャネル成分を各々表すことに
なる。
【0023】次に、ベースバンド受信信号20および2
5は、各々31および32のベースバンド周波数変換器
に入力され、多重化前の複数のスペクトラム拡散信号に
対応したベースバンド信号に変換される。すなわち、C
FO−SS方式では複数のスペクトラム拡散信号が、互
いに中心周波数がデータシンボル速度で規定される周波
数量の整数倍だけ離れた状態で多重化されるが、31お
よび32のベースバンド周波数変換器により、所望のス
ペクトラム拡散信号がベースバンドとなるように周波数
変換が施されることになる。これら所望のスペクトラム
拡散信号がベースバンド信号となるように変換された3
3および34のベースバンド受信信号群は、35−1〜
nおよび36−1〜nのディジタル整合フィルタにより
37−1〜nおよび38−1〜nの情報変調信号成分の
みが抽出され、39−1〜nのDQPSK復調器により
40−1−1〜40−n−1および40−2−1〜40
−n−2の復調信号として出力される。最後に、41−
1〜41−nの判定回路により42−1−1〜42−n
−1および42−2−1〜42−n−2のディジタル判
定データに変換された後、43のパラレル/シリアル変
換器により、44のシリアル出力データとして出力され
る。
【0024】一方、送信系では、シリアルの入力データ
系列45が46のシリアル/パラレル変換器により2n
個のパラレルデータ47−1−1〜47−n−1および
47−2−1〜47−n−2に変換され、61のPN符
号発生器により生成されたスペクトラム拡散用の拡散符
号62と48−1〜nの乗算器により乗積され、49−
1−1〜49−n−1および49−2−1〜49−n−
2のスペクトラム拡散されたデータ信号系列として50
−1〜nのDQPSK変調器に入力される。次に、DQ
PSK変調器群の出力信号50−1−1〜50−n−1
および50−2−1〜50−n−2は、52−1〜52
−nのベースバンド周波数変換器に入力され、データシ
ンボル速度で規定される周波数量Δfの整数倍を周期と
する余弦周波数信号および正弦周波数信号が乗積された
後、54の加算器によりIチャネル成分、Qチャネル成
分ごとに独立して55および56のスペクトラム拡散ベ
ースバンド多重化信号として出力される。最後に、57
および58のディジタルフィルタにより波形整形が施さ
れた後、64および65のD/A変換器により66およ
び67のスペクトラム拡散ベースバンド多重化アナログ
信号に変換される。
【0025】次に、66および67のスペクトラム拡散
ベースバンド多重化アナログ信号は、26のIFローカル
発信器から出力される72のローカル信号および74の
位相シフタによりπ/2だけ位相がずらされた75のロ
ーカル信号と68および69の乗算器により乗積され、
76の直交変調器により合成された後、78のBPFに
より高調波信号成分が除去される。更に、84のRFロー
カル発信器から出力される86のローカル信号と80の
乗算器により乗積され、高周波信号81に変換された
後、最後に82の電力増幅器(PA)によって送信電力
が増幅され、3のBPFを通過後、1のアンテナにより
送信される。
【0026】図2に本発明による信号処理部を適用した
スペクトラム拡散通信システムの送信回路構成に関する
実施形態を示す。尚、破線で囲まれる部分は、ベースバ
ンド周波数変換器に相当する。図において101の入力
データ系列は、102のシリアル−パラレル変換器によ
り、nチャネル分のパラレルデータ系列群103に変換
され、スペクトラム拡散信号の周波数チャネルごとに分
配される。次に、108−1〜nの差動符合化器により
差動符合化が施された後、Iチャネル成分およびQチャ
ネル成分ごとに104のPN符号発生器から生成される
拡散符号106と110−1−1〜110−1−nおよ
び110−2−1〜110−2−nの乗算器により乗積
され、スペクトラム拡散ベースバンドデータ系列信号1
11−1−1〜111−1−nおよび111−2−1〜
111−2−nに変換される。
【0027】次に、110−1−1〜110−1−nお
よび110−2−1〜110−2−nのベースバンドス
ペクトラム信号群は、各周波数チャネルごとに105の
単一周波数信号発生回路から生成されるスペクトラム拡
散多重化信号の中心周波数からの周波数オフセット量に
応じた搬送波信号群107が112−1−1〜112−
1−n、112−2−1〜112−2−n、112−3
−1〜112−3−n、および112−4−1〜112
−4−nの乗算器により乗積される。すなわち、基本周
期の異なる正弦波信号、および余弦波信号(発振周波数
f1、f2、・・・、fn)が独立に乗積される。な
お、正弦波信号は余弦波信号を113−1〜113−n
および114−1〜114−nの位相シフタを用いて生
成される。最後に、各通信チャネルに対応する独立のス
ペクトラム拡散ベースバンド信号群115および116
は、Iチャネル、Qチャネルごとに117−1および1
17−2の加算器により多重化され、118および11
9のスペクトラム拡散ベースバンド多重化信号(Iチャ
ネル成分およびQチャネル成分)として出力される。こ
こで、搬送波の乗積、並びに加算器による多重化処理は
以下の数式に基づいて行われる。但し、I1(t)〜I
n(t)、並びに、Q1(t)〜Qn(t)は、時刻t
における各周波数チャネルのIチャネル、およびQチャ
ネルのベースバンドデータ信号を各々表している。
【0028】 Iチャネルの多重化信号 IT(t)=I1(t) cos(2πf1t)+Q1(t) cos(2πf1t +π/2)+I2(t) cos(2πf2t)+Q2(t) cos(2πf2t+ π/2)+I3(t) cos(2πf3t)+Q3(t) cos(2πf3t +π/2)・・・+In−1(t) cos(2πfn−1t)+Qn−1(t ) cos(2πfn−1t+π/2)+In(t) cos(2πfnt)+Q n(t) cos(2πfnt+π/2) (1)
【0029】 Qチャネルの多重化信号 QT(t)=I1(t) cos(2πf1t−π/2)+Q1(t) cos (2πf1t)+I2(t) cos(2πf2t−π/2)+Q2(t) co s(2πf2t)+I3(t) cos(2πf3t−π/2)+Q3(t) c os(2πf3t)・・・+In−1(t) cos(2πfn−1t−π/2 )+Qn−1(t) cos(2πfn−1t)+In(t) cos(2πfn t−π/2)+Qn(t) cos(2πfnt) (2)
【0030】なお、発振周波数f1、f2、・・・、f
nは、n=2m+1(mは任意の整数)で表した場合、 f1=−mΔf f2=−(m−1)Δf ・・・ fm=−Δf fm+1=0 fm+2=Δf ・・・ fn−1=(m−1)Δf fn=mΔf (3) の関係となる。但し、Δfはシンボル速度Rで規定され
る周波数量を表している。
【0031】最後に、118および119のスペクトラ
ム拡散ベースバンド多重化信号は、120および121
のベースバンドディジタルフィルタにより波形処理が施
された後、124および125のD/A変換器に入力さ
れ、126および127のスペクトラム拡散ベースバン
ド多重化アナログ信号として出力された後、128の直
交変調器により131のIF送信信号に変換される。
【0032】次に、図3に、本発明による信号処理部を
適用したCFO−SS無線システムの受信構成ブロック
図を示す。尚、破線で囲まれる部分は、ベースバンド周
波数変換器に相当する。図において、151のIF受信
信号は、152の直交変調器により準同期検波され、1
57−1および157−2のLPFにより高調波信号が
除去された後、158および159のスペクトラム拡散
ベースバンド多重化受信信号としてIチャネル成分、Q
チャネル成分ごとに160−1および160−2のA/
D変換器に入力される。次に、A/D変換器によりアナ
ログ−ディジタル変換された161および162のスペ
クトラム拡散ベースバンド多重化ディジタル受信信号
は、163−1および163−2の分岐回路により、1
64および165のスペクトラム拡散ベースバンド多重
化ディジタル受信信号群として出力される。
【0033】次に、n分岐された164および165の
ディジタル信号群は、166の単一周波数信号発生回路
から生成されるスペクトラム拡散多重化信号の中心周波
数からの周波数オフセット量に応じた余弦波信号群16
7が168−1−1〜168−1−n、168−2−1
〜168−2−n、168−3−1〜168−3−n、
および168−4−1〜168−4−nの乗算器により
乗積される。すなわち、基本周期の異なる正弦波信号、
および余弦波信号(発振周波数f1、f2、・・・、f
n)が独立に乗積される。なお、正弦波信号は余弦波信
号を169−1〜169−nおよび170−1〜170
−nの位相シフタを用いて生成される。更に、171−
1−1〜171−n−1および171−1−2〜171
−n−2の加算器を用いた加算処理により、180−1
−1〜180−n−1および180−1−2〜180−
n−2のスペクトラム拡散ベースバンド多重化ディジタ
ル受信信号をスペクトラム拡散信号の周波数チャネルご
とに検出することができる。ここで、スペクトラム拡散
ベースバンド多重化信号からf1〜fnの搬送波周波数
を有する各周波数チャネルの情報信号成分のみを検出す
る手法は以下の数式に基づいて行われる。
【0034】 Iチャネル受信ベースバンド信号 IR1(t)=IR(t) cos(2πf1t)+QR(t) cos(2π f1t−π/2) IR2(t)=IR(t) cos(2πf2t)+QR(t) cos(2π f2t−π/2) IR3(t)=IR(t) cos(2πf3t)+QR(t) cos(2π f3t−π/2) ・・・ IRn−1(t)=IR(t) cos(2πfn−1t)+QR(t) co s(2πfn−1t−π/2) IRn(t)=IR(t) cos(2πfnt)+QR(t) cos(2π fnt−π/2) (4)
【0035】 Qチャネル受信ベースバンド信号 QR1(t)=IR(t) cos(2πf1t+π/2)+QR(t) co s(2πf1t) QR2(t)=IR(t) cos(2πf2t+π/2)+QR(t) co s(2πf2t) QR3(t)=IR(t) cos(2πf3t+π/2)+QR(t) co s(2πf3t) ・・・ QRn−1(t)=IR(t) cos(2πfn−1t+π/2)+QR( t) cos(2πfn−1t) QRn(t)=IR(t) cos(2πfnt+π/2)+QR(t) co s(2πfnt) (5)
【0036】次に、180−1−1〜180−n−1お
よび180−1−2〜180−n−2のスペクトラム拡
散ベースバンド信号を172−1−1〜172−n−1
および172−1−2〜172−n−2のディジタル整
合フィルタを通過させることにより、各チャネルごとに
181−1−1〜181−n−1および181−1−2
〜181−n−2のベースバンド信号(Iチャネル成
分、Qチャネル成分)が抽出される。また、172−1
−2〜172−n−2のディジタル整合フィルタにより
抽出された復調信号は、182のタイミング再生回路に
より再生されたサンプリングタイミングに基づきサンプ
リングされた後、171−1〜nのベースバンド遅延検
波回路により2値信号に変換されるとともに、176−
1〜nのデータ判定回路により各周波数チャネルごとに
データ判定が行われる。最後に、177−1−1〜17
7−n−1および177−1−2〜177−n−2の判
定データ系列群は、178のパラレル−シリアル変換器
によりシリアル判定データ系列として出力される。
【0037】最後に参考として、図4にディジタル整合
フィルタの回路構成例を示す。図において、1チップ長
間隔で配置された202−1〜kの遅延素子(kは拡散
符号のビット数に相当)の出力を、204−1〜204
−kのPN符号に相関づけられた重み係数と乗積し、2
06の加算器によりそれらの和を求めることによって各
チャネルのIチャネル、Qチャネルのベースバンド信号
成分207が抽出できる。なお、ディジタル整合フィル
タのタップ間隔は1チップ長に相当するが、演算処理は
通常1サンプル周期毎に行われる。最後に、抽出された
ベースバンド信号成分を各チャネル毎に用意したベース
バンド遅延検波回路に入力することにより、判定データ
を検出することができる。
【0038】
【発明の効果】(1)CFO−SSMA方式、およびC
FO−SS方式を適用する通信システムにおいて、複数
のスペクトラム拡散信号の多重化処理、分岐処理、復調
処理等をディジタル演算処理により簡易な回路で実現す
ることが可能となる。 (2)多重化チャネル数分だけ独立に必要としていた波
形整形用アナログフィルタやアナログ素子であるSAW
整合フィルタを使用せずに済むため、送受信機の回路構
成の簡素化、部品点数の削減による小型化、省電力化が
実現可能となる。 (3)従来のスペクトラム拡散通信用ディジタル信号処
理回路では多重化チャネル数分だけ独立に必要としてい
た周波数変換回路、A/D変換器、D/A変換器、ディ
ジタルフィルタ等を1系統のみで実現することが可能と
なる。 (4)スペクトラム拡散通信システムを対象とする従来
のベースバンド信号処理回路の回路規模、演算処理長を
大幅に削減可能となる。 (5)消費電力が高く、かつ、高価なA/D変換器、D
/A変換器の個数を増やすことなく、CFO−SSMA
方式、およびCFO−SS方式をディジタル信号処理技
術により実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による信号処理部を適用したスペクトラ
ム拡散通信システムの送受信機構成図である。
【図2】本発明による信号処理部を適用したスペクトラ
ム拡散通信システムの送信回路の構成図である。
【図3】本発明による信号処理部を適用したスペクトラ
ム拡散通信システムの受信回路の構成図である。
【図4】本発明による信号処理部を適用したスペクトラ
ム拡散通信システムの受信回路の構成要素であるディジ
タル整合フィルタの回路構成図である。
【図5】従来の搬送波周波数オフセット−スペクトラム
拡散多元接続(CFO−SSMA)方式における送受信
機構成図である。
【図6】従来の搬送波周波数オフセット−スペクトラム
拡散通信(CFO−SS)方式における送信機構成図で
ある。
【図7】従来の搬送波周波数オフセット−スペクトラム
拡散通信(CFO−SS)方式における受信機構成図で
ある。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 高周波(RF)受信信号 3 帯域制限用フィルタ(BPF) 4 高周波切替スイッチ 5 受信機入力信号 6 低雑音増幅器(LNA) 7 低雑音増幅器出力 8 乗算器 9 乗算器出力 10 帯域制限用フィルタ(BPF) 11 帯域制限用フィルタ出力信号 12 自動利得制御回路(AGC) 13 自動利得制御回路出力 14、15 乗算器 16、21 乗算器出力 17、22 低域通過フィルタ(LPF) 18、23 低域通過フィルタ出力 19、24 アナログ/ディジタル(A/D)変換器 20、25 アナログ/ディジタル変換器出力 26 IFローカル発振器 27、28 ローカル信号 29 π/2位相シフタ 30 位相シフタ出力信号 31、32 ベースバンド周波数変換器 33、34 ベースバンド受信信号群 35−1〜n ディジタル整合フィルタ(Iチャネル
用) 36−1〜n ディジタル整合フィルタ(Qチャネル
用) 37−1〜n ディジタル整合フィルタ出力信号(Iチ
ャネル) 38−1〜n ディジタル整合フィルタ出力信号(Qチ
ャネル) 39−1〜n DQPSK復調器 40−1−1〜40−n−1 DQPSK復調器出力信
号(Iチャネル成分) 40−1−2〜40−n−2 DQPSK復調器出力信
号(Qチャネル成分) 41−1〜n 判定回路 42−1−1〜42−n−1 ディジタル判定データ
(Iチャネル成分) 42−1−2〜42−n−2 ディジタル判定データ
(Qチャネル成分) 43 パラレル/シリアル変換器 44 出力データ系列 45 入力データ系列 46 シリアル/パラレル変換器 47−1−1〜47−n−1 パラレルデータ系列(I
チャネル成分) 47−1−2〜47−n−2 パラレルデータ系列(Q
チャネル成分) 48−1〜n 乗算器 49−1−1〜49−n−1 スペクトラム拡散データ
信号系列(Iチャネル成分) 49−1−2〜49−n−2 スペクトラム拡散データ
信号系列(Qチャネル成分) 50−1〜n DQPSK変調器 51−1−1〜51−n−1 DQPSK変調信号(I
チャネル成分) 51−1−2〜51−n−2 DQPSK変調信号(Q
チャネル成分) 52−1〜n ベースバンド周波数変換器 53−1−1〜53−n−1 ベースバンド周波数変換
器出力信号(Iチャネル成分) 53−1−2〜53−n−2 ベースバンド周波数変換
器出力信号(Qチャネル成分) 54 加算器 55 スペクトラム拡散ベースバンド多重化信号(Iチ
ャネル成分) 56 スペクトラム拡散ベースバンド多重化信号(Qチ
ャネル成分) 57、58 ディジタルフィルタ 59 ディジタルフィルタ出力信号(Iチャネル成分) 60 ディジタルフィルタ出力信号(Qチャネル成分) 61 PN符号発生器 62 拡散符号系列 63 ベースバンド信号処理回路 64、65 ディジタル/アナログ(D/A)変換器 66 スペクトラム拡散ベースバンド多重化アナログ信
号(Iチャネル成分) 67 スペクトラム拡散ベースバンド多重化アナログ信
号(Qチャネル成分 68、69 乗算器 70 スペクトラム拡散IF多重化アナログ信号(Iチ
ャネル成分) 71 スペクトラム拡散IF多重化アナログ信号(Qチ
ャネル成分) 72、73 ローカル信号 74 π/2位相シフタ 75 位相シフタ出力信号 76 直交変調器 77 スペクトラム拡散IF多重化ベクトル信号 78 帯域制限用フィルタ(BPF) 79 帯域制限用フィルタ出力信号 80 乗算器 81 スペクトラム拡散多重化信号 82 電力増幅器(PA) 83 電力増幅されたスペクトラム拡散多重化信号 84 RFローカル発振器 85、86 ローカル信号 101 入力データ系列 102 シリアル/パラレル変換器 103 パラレルデータ系列群 104 PN符号発生器 105 単一周波数信号発生回路 106 拡散符号系列 107 余弦波信号群 108−1〜n 差動符合化器 109−1−1〜109−n−1 差動符号化器出力信
号(Iチャネル成分) 109−1−2〜109−n−2 差動符号化器出力信
号(Qチャネル成分) 110−1−1〜110−n−1 乗算器(Iチャネル
用) 110−1−2〜110−n−2 乗算器(Qチャネル
用) 111−1−1〜111−n−1 スペクトラム拡散ベ
ースバンドデータ系列信号(Iチャネル用) 111−1−2〜111−n−2 スペクトラム拡散ベ
ースバンドデータ系列信号(Qチャネル用) 112−1−1〜112−n−1、112−1−2〜1
12−n−2、112−1−3〜111−n−3、11
2−1−4〜111−n−4 乗算器 113−1〜n +π/2位相シフタ 114−1〜n −π/2位相シフタ 115 スペクトラム拡散ベースバンド信号群(Iチャ
ネル成分) 116 スペクトラム拡散ベースバンド信号群(Qチャ
ネル成分) 117−1 加算器(Iチャネル用) 117−2 加算器(Qチャネル用) 118 スペクトラム拡散ベースバンド多重化信号(I
チャネル成分) 119 スペクトラム拡散ベースバンド多重化信号(Q
チャネル成分) 120 ベースバンドディジタルフィルタ(Iチャネル
用) 121 ベースバンドディジタルフィルタ(Qチャネル
用) 122 ベースバンドディジタルフィルタ出力信号(I
チャネル成分) 123 ベースバンドディジタルフィルタ出力信号(Q
チャネル成分) 124 ディジタル/アナログ変換器(Iチャネル用) 125 ディジタル/アナログ変換器(Qチャネル用) 126 スペクトラム拡散ベースバンド多重化アナログ
信号(Iチャネル成分) 127 スペクトラム拡散ベースバンド多重化アナログ
信号(Qチャネル成分) 128 直交変調器 129 IFローカル発振器 130 ローカル信号 131 スペクトラム拡散多重化IF送信信号 151 IF受信信号 152 直交変調器 153 IFローカル発振器 154 ローカル信号 155 直交変調器出力信号(Iチャネル成分) 156 直交変調器出力信号(Qチャネル成分) 157−1 低域通過フィルタ(Iチャネル用) 157−2 低域通過フィルタ(Qチャネル用) 158 スペクトラム拡散ベースバンド多重化受信信号
(Iチャネル成分) 159 スペクトラム拡散ベースバンド多重化受信信号
(Qチャネル成分) 160−1 アナログ/ディジタル(A/D)変換器
(Iチャネル用) 160−2 アナログ/ディジタル(A/D)変換器
(Qチャネル用) 161 スペクトラム拡散ベースバンド多重化ディジタ
ル受信信号(Iチャネル成分) 162 スペクトラム拡散ベースバンド多重化ディジタ
ル受信信号(Qチャネル成分) 163−1、2 分岐回路 164 スペクトラム拡散ベースバンド多重化ディジタ
ル受信信号群(Iチャネル成分) 165 スペクトラム拡散ベースバンド多重化ディジタ
ル受信信号群(Qチャネル成分) 166 単一周波数信号発生回路 167 余弦波信号群 168−1−1〜168−n−1、168−1−2〜1
68−n−2、168−1−3〜168−n−3、16
8−1−4〜168−n−4 乗算器 169−1〜n −π/2位相シフタ 170−1〜n +π/2位相シフタ 171−1−1〜171−n−1、171−1−2〜1
71−n−2 加算器 172−1−1〜172−n−1、172−1−2〜1
72−n−2 ディジタル整合フィルタ 173−1−1〜173−n−1、173−1−2〜1
73−n−2 サンプリング回路 174−1〜n ベースバンド遅延検波回路 175−1−1〜175−n−1 ベースバンド遅延検
波出力信号(Iチャネル成分) 175−1−2〜175−n−2 ベースバンド遅延検
波出力信号(Qチャネル成分) 176−1〜n データ判定回路 177−1−1〜177−n−1 判定データ系列信号
(Iチャネル成分) 177−1−2〜177−n−2 判定データ系列信号
(Qチャネル成分) 178 パラレル/シリアル変換器 179 シリアル判定データ系列 180−1−1〜180−n−1 スペクトラム拡散ベ
ースバンド多重化ディジタル受信信号(Iチャネル成
分) 180−1−2〜180−n−2 スペクトラム拡散ベ
ースバンド多重化ディジタル受信信号(Qチャネル成
分) 181−1−1〜181−n−1 ディジタル整合フィ
ルタ出力信号(Iチャネル成分) 181−1−2〜181−n−2 ディジタル整合フィ
ルタ出力信号(Qチャネル成分) 201 スペクトラム拡散ベースバンド多重化ディジタ
ル受信信号 202−1〜n 遅延素子 203−1〜n 遅延素子出力 204−1〜n 重み係数 205−1〜n 重み付け信号群 205 加算器 206 ディジタル整合フィルタ出力信号 300−1〜300−n 情報データ系列 301−1〜301−n 変調器 302−1〜302−n 疑似ランダム符号 303−1〜303−n 変調器 304−1〜304−n 局部発振器 305−1〜305−n 帯域通過フィルタ 306 伝搬路モデルを表す合成器 307 帯域通過フィルタ 308 局部発振器 309 周波数変換器 310 復調器 311 判定データ系列 312 自動利得制御回路 401 情報データ系列 402 シリアル−パラレル変換器 403−1〜3−n 情報データ系列 404−1〜4−n 変調器 405 PN符号発生器 406−1〜406−n PN(疑似ランダム)符号系
列 407−1〜407−n スペクトラム拡散信号 408−1〜408−n 変調器 409−1〜409−n 局部発振器 410−1〜410−n スペクトラム拡散高周波信号 411−1〜411−n 帯域通過フィルタ 412−1〜412−n 帯域通過後スペクトラム拡散
高周波信号 413 信号合成器 414 スペクトラム拡散合成信号 415 共通増幅器 416 スペクトラム拡散合成信号 417 帯域制限用フィルタ 418 スペクトラム拡散合成送信信号 421 複合通信チャネル受信信号 422 受信フィルタ 423 受信フィルタ出力信号 424 自動利得制御器(AGC) 425 AGC出力信号 426−1〜426−n 周波数変換器 427−1〜427−n 局部発振器 428−1〜428−n 中間周波受信信号 429−1〜429−n 帯域通過フィルタ 430−1〜430−n 帯域通過フィルタ出力信号 431−1〜431−n 整合フィルタ 432−1〜432−n 整合フィルタ出力信号 433−1〜433−n 遅延検波回路 434−1〜434−n 遅延検波出力信号 435−1〜435−n 低域通過フィルタ 436−1〜436−n 低域通過フィルタ出力信号 437−1〜437−n 判定器 438−1〜438−n 判定データ系列 439 パラレル−シリアル変換器 440 情報データ系列

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つ以上の通信局について、データシン
    ボル速度Rおよびシンボルタイミングが同一で、独立の
    情報データ系列から構成される複数の情報データ信号を
    同一の疑似ランダム符号系列によりスペクトラム直接拡
    散変調し、かつ、互いにデータシンボル速度Rで規定さ
    れる周波数量の整数倍だけ離れた搬送波周波数を各スペ
    クトラム拡散信号の中心周波数として多重化し、無線若
    しくは有線伝送路を介して同時伝送することにより、該
    複数のスペクトラム拡散信号間で互いに干渉がなく、か
    つ、伝送速度の高速化が図れるスペクトラム拡散通信シ
    ステムの信号処理部において、 送信側について、前記スペクトラム拡散変調をベースバ
    ンド信号に対して行う手段と、前記周波数量の整数倍を
    周期とする正弦波信号および余弦波信号を用いて前記ベ
    ースバンド信号の周波数変換および多重化を行う手段と
    を有することを特徴とするスペクトラム拡散通信システ
    ムの信号処理部。
  2. 【請求項2】 変調方式として位相変調方式を適用する
    ことを特徴とする請求項1に記載のスペクトラム拡散通
    信システムの信号処理部。
  3. 【請求項3】 1つ以上の通信局について、データシン
    ボル速度Rおよびシンボルタイミングが同一で、独立の
    情報データ系列から構成される複数の情報データ信号を
    同一の疑似ランダム符号系列によりスペクトラム直接拡
    散変調し、かつ、互いにデータシンボル速度Rで規定さ
    れる周波数量の整数倍だけ離れた搬送波周波数を各スペ
    クトラム拡散信号の中心周波数として多重化し、無線若
    しくは有線伝送路を介して同時伝送することにより、該
    複数のスペクトラム拡散信号間で互いに干渉がなく、か
    つ、伝送速度の高速化が図れるスペクトラム拡散通信シ
    ステムの信号処理部において、 受信側について、前記複数のスペクトラム拡散信号によ
    り多重化された受信信号を、単一周波数信号を用いて高
    周波信号からベースバンド信号に変換する手段と、前記
    周波数量の整数倍を周期とする正弦波信号および余弦波
    信号を用いて前記ベースバンド信号の周波数変換を行う
    手段とを有し、前記複数の情報データ信号に関係付けら
    れた複数のスペクトラム拡散ベースバンド信号群に分離
    することを特徴とするスペクトラム拡散通信システムの
    信号処理部。
  4. 【請求項4】 前記分離された複数のスペクトラム拡散
    ベースバンド信号に対して、前記同一の疑似ランダム符
    号により重み付けられた同一構成のディジタル整合フィ
    ルタを用いて相関処理を施す手段を更に有することによ
    り、情報変調信号成分を独立に抽出することを特徴とす
    る請求項3に記載のスペクトラム拡散通信システムの信
    号処理部。
  5. 【請求項5】 復調方式として遅延検波方式を適用する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載のスペクトラム
    拡散通信システムの信号処理部。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2に記載の前記送信側の信
    号処理部と、請求項3から5のいずれか1項に記載の前
    記受信側の信号処理部とを含むことを特徴とするスペク
    トラム拡散通信システムの信号処理部。
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