JP2002221674A - 波長可変光部品 - Google Patents
波長可変光部品Info
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Landscapes
- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な構成でコスト的にも優れるものでありな
がら、良好はチューニング範囲を得ることができる波長
可変光部品を提供する。 【解決手段】グレーティングファイバのブラッグ反射波
長を変化させる波長可変光部品において、該部品は、該
ファイバの長さ方向に延出すると共に屈曲可能な支持体
を有しており、該グレーティングファイバは該支持体の
屈曲中心から偏倚させた部位に設けてあり、該支持体の
屈曲によりグレーティングを圧縮および伸長させるよう
に構成した。
がら、良好はチューニング範囲を得ることができる波長
可変光部品を提供する。 【解決手段】グレーティングファイバのブラッグ反射波
長を変化させる波長可変光部品において、該部品は、該
ファイバの長さ方向に延出すると共に屈曲可能な支持体
を有しており、該グレーティングファイバは該支持体の
屈曲中心から偏倚させた部位に設けてあり、該支持体の
屈曲によりグレーティングを圧縮および伸長させるよう
に構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長可変フィルタ
や波長可変レーザ等の波長可変光部品に関するものであ
る。
や波長可変レーザ等の波長可変光部品に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】波長可変光源、波長可変フィルタ等のチ
ューナブルな光部品の波長選択手段として、ファイバブ
ラッググレーティング(FBG)が用いられている。フ
ァイバ中を導波する光波は、FBGの周期と導波光に対
するファイバコアの実効屈折率で決定されるブラッグ波
長で選択的に反射される。したがって、FBGの周期と
コアの屈折率のいずれかを変化させることでブラッグ波
長を変化させることができる。
ューナブルな光部品の波長選択手段として、ファイバブ
ラッググレーティング(FBG)が用いられている。フ
ァイバ中を導波する光波は、FBGの周期と導波光に対
するファイバコアの実効屈折率で決定されるブラッグ波
長で選択的に反射される。したがって、FBGの周期と
コアの屈折率のいずれかを変化させることでブラッグ波
長を変化させることができる。
【0003】従来、ブラッグ波長は、温度を変えること
によりFBGの屈折率及び周期を変化させる方法、ある
いは、機械的な応力を加えてFBGを伸縮させて、周期
を変化させる方法が採用されている。
によりFBGの屈折率及び周期を変化させる方法、ある
いは、機械的な応力を加えてFBGを伸縮させて、周期
を変化させる方法が採用されている。
【0004】しかしながら、温度による手法において
は、シリカファイバは低い温度係数(10pm/℃)を
有しているため、チューニングに時間を要するという不
具合がある。一方、機械的伸縮は比較的に短時間でより
大きい範囲で波長を変化させることができる。
は、シリカファイバは低い温度係数(10pm/℃)を
有しているため、チューニングに時間を要するという不
具合がある。一方、機械的伸縮は比較的に短時間でより
大きい範囲で波長を変化させることができる。
【0005】機械的手法における引張では、一般にファ
イバは安全に1%は伸ばすことができると言われてい
る。実際に使用されているグレーティングはこのタイプ
のものが多く、5nm程度までの波長可変ができるが、
極めて壊れ易いという不具合がある。
イバは安全に1%は伸ばすことができると言われてい
る。実際に使用されているグレーティングはこのタイプ
のものが多く、5nm程度までの波長可変ができるが、
極めて壊れ易いという不具合がある。
【0006】また、圧縮は引張に比べて破壊に対する抵
抗が大きく(ファイバの圧縮は引張の23倍強いとされ
ている。)、より広い範囲(45nm以上)の波長可変
ができる。圧縮により波長可変とする手法については、
特表平10−507036号に記載されている。このも
のでは、32nmの波長可変範囲が得られるが、チュー
ニング速度が遅く、しかも、特別なフェルール、スリー
ブ、V溝等を用いた複雑な設計となっている。
抗が大きく(ファイバの圧縮は引張の23倍強いとされ
ている。)、より広い範囲(45nm以上)の波長可変
ができる。圧縮により波長可変とする手法については、
特表平10−507036号に記載されている。このも
のでは、32nmの波長可変範囲が得られるが、チュー
ニング速度が遅く、しかも、特別なフェルール、スリー
ブ、V溝等を用いた複雑な設計となっている。
【0007】また、Iocco等が提案したデバイス
(A.Iocco et al.,IEEE J.Li
ghtwave Technol.,17(7),19
99)では、45nmのチューニング範囲が得られ、か
つ、チューニング速度(21nm/ms)も速い。しか
しながら、特別な形状のフェルールを必要とするため構
成が複雑であり、しかも、ピエゾ素子を利用したアクチ
ュエータの駆動には二つの高電圧アンプ(1000V,
100W)が必要であった。
(A.Iocco et al.,IEEE J.Li
ghtwave Technol.,17(7),19
99)では、45nmのチューニング範囲が得られ、か
つ、チューニング速度(21nm/ms)も速い。しか
しながら、特別な形状のフェルールを必要とするため構
成が複雑であり、しかも、ピエゾ素子を利用したアクチ
ュエータの駆動には二つの高電圧アンプ(1000V,
100W)が必要であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
波長可変手段の不具合を解決するべく創案されたもので
あって、簡単な構成でコスト的にも優れるものでありな
がら、良好なチューニング範囲を得ることができる波長
可変光部品を提供することを目的とするものである。
波長可変手段の不具合を解決するべく創案されたもので
あって、簡単な構成でコスト的にも優れるものでありな
がら、良好なチューニング範囲を得ることができる波長
可変光部品を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が採用した技術手段は、グレーティングファイ
バのブラッグ反射波長を変化させる波長可変光部品にお
いて、該部品は、該ファイバの長さ方向に延出すると共
に屈曲可能な支持体を有しており、該グレーティングフ
ァイバは該支持体の屈曲中心から偏倚させた部位に設け
てあり、該支持体の屈曲によりグレーティングを圧縮お
よび伸長させるものである。グレーティングファイバを
屈曲中心に対して偏倚した部位に設けることで、支持体
の屈曲方向を変えるのみで、選択的にグレーティング部
分を圧縮あるいは伸長させることができ、簡単な構成で
ありながら全体として広い範囲で波長を変化させること
ができる。
に本発明が採用した技術手段は、グレーティングファイ
バのブラッグ反射波長を変化させる波長可変光部品にお
いて、該部品は、該ファイバの長さ方向に延出すると共
に屈曲可能な支持体を有しており、該グレーティングフ
ァイバは該支持体の屈曲中心から偏倚させた部位に設け
てあり、該支持体の屈曲によりグレーティングを圧縮お
よび伸長させるものである。グレーティングファイバを
屈曲中心に対して偏倚した部位に設けることで、支持体
の屈曲方向を変えるのみで、選択的にグレーティング部
分を圧縮あるいは伸長させることができ、簡単な構成で
ありながら全体として広い範囲で波長を変化させること
ができる。
【0010】支持体は可撓性を有する屈曲自在な部材で
あればよく、材質、形状等は限定されない。材質として
は、ガラス繊維強化プラスチックス(FRP)等の合成
樹脂、金属が例示される。形状としては、平板状、棒状
等が例示されるが、一つの好ましい形態では支持体は平
板状部材から構成される。
あればよく、材質、形状等は限定されない。材質として
は、ガラス繊維強化プラスチックス(FRP)等の合成
樹脂、金属が例示される。形状としては、平板状、棒状
等が例示されるが、一つの好ましい形態では支持体は平
板状部材から構成される。
【0011】
【発明の実施の形態】先ず、FBG(ファイバブラッグ
グレーティング)の製作法について説明する。FBGは
水素担持分散シフトファイバに、244nmの2倍周波
数アルゴン―イオンレーザによるスキャニング形相マス
ク法で形成した。FBGの長さは5mmであり、80m
Wのレーザパワーで全体のスキャニング時間が5分以内
で書き込んだ。反射モードにおけるスペクトルサイドロ
ーブを減少させるためにtanh(20x)アポダイゼ
イションプロフィールが採用されている。
グレーティング)の製作法について説明する。FBGは
水素担持分散シフトファイバに、244nmの2倍周波
数アルゴン―イオンレーザによるスキャニング形相マス
ク法で形成した。FBGの長さは5mmであり、80m
Wのレーザパワーで全体のスキャニング時間が5分以内
で書き込んだ。反射モードにおけるスペクトルサイドロ
ーブを減少させるためにtanh(20x)アポダイゼ
イションプロフィールが採用されている。
【0012】図1は、本発明に係る波長可変フィルタの
一つの態様を示す図である。波長可変フィルタは、光フ
ァイバ1、光ファイバ1に形成されたFBG2、ファイ
バのFBG2が形成された部位(グレーティングファイ
バ)を支持する支持体3とを有する。支持体3はFRP
から形成された薄肉の板状部材であり、板状部材の面を
挟んで異なる二方向に選択して屈曲自在である。グレー
ティングファイバは、屈曲自在の支持体3において、支
持体の厚さ内で偏倚した位置に埋設されている。
一つの態様を示す図である。波長可変フィルタは、光フ
ァイバ1、光ファイバ1に形成されたFBG2、ファイ
バのFBG2が形成された部位(グレーティングファイ
バ)を支持する支持体3とを有する。支持体3はFRP
から形成された薄肉の板状部材であり、板状部材の面を
挟んで異なる二方向に選択して屈曲自在である。グレー
ティングファイバは、屈曲自在の支持体3において、支
持体の厚さ内で偏倚した位置に埋設されている。
【0013】グレーティングファイバを偏倚した部位に
設ける手段としては、例えば、支持体3を厚さの異なる
二枚の板状部材から構成して、二枚の板状部材の間にF
BGを備えたファイバを挟持固定させることによって行
なう。あるいは、図5(a),(b)に示すように支持
体3の表面に設けてもよい。支持体3を該屈曲中心軸に
対して上下方向に屈曲させることで、該グレーティング
ファイバに圧縮あるいは引張を選択して与えて波長を変
化させる。図1において、本体を上方に屈曲させるとF
BGが圧縮され、下方に屈曲させるとFBGが伸長され
る。
設ける手段としては、例えば、支持体3を厚さの異なる
二枚の板状部材から構成して、二枚の板状部材の間にF
BGを備えたファイバを挟持固定させることによって行
なう。あるいは、図5(a),(b)に示すように支持
体3の表面に設けてもよい。支持体3を該屈曲中心軸に
対して上下方向に屈曲させることで、該グレーティング
ファイバに圧縮あるいは引張を選択して与えて波長を変
化させる。図1において、本体を上方に屈曲させるとF
BGが圧縮され、下方に屈曲させるとFBGが伸長され
る。
【0014】図1に示すように、FBG2は厚さ方向の
中心からdだけ偏倚した部位に埋設されている。支持体
を屈曲させる半径をRとすると、FBGの歪みは、ε=
d/Rで表される。そして、波長変化は、△λ=0.7
8×ε×λで表される。したがって、波長変化は、偏倚
寸法dに比例すると共に、屈曲半径Rに反比例する。
中心からdだけ偏倚した部位に埋設されている。支持体
を屈曲させる半径をRとすると、FBGの歪みは、ε=
d/Rで表される。そして、波長変化は、△λ=0.7
8×ε×λで表される。したがって、波長変化は、偏倚
寸法dに比例すると共に、屈曲半径Rに反比例する。
【0015】図2に示すように、全体で、1525nm
〜1565nmのチューニング範囲が得られた。伸長に
よるチューニングは、1552nm〜1565nm(+
13nm)であり、さらに屈曲させると破壊閾値に達す
る。圧縮によるチューニングは、1552nm〜152
5nm(−27nm)である。圧縮の場合は、さらに屈
曲させることが可能である。
〜1565nmのチューニング範囲が得られた。伸長に
よるチューニングは、1552nm〜1565nm(+
13nm)であり、さらに屈曲させると破壊閾値に達す
る。圧縮によるチューニングは、1552nm〜152
5nm(−27nm)である。圧縮の場合は、さらに屈
曲させることが可能である。
【0016】図3はチューニング特性を示す図である。
グレーティング反射率および3dB帯域幅においては、
波長スペクトルは、極めて小さい変化を示している。こ
のことから、本手法の適用性および堅牢性が確認され
る。また、偏波依存損失も無視できることもわかった。
本装置によれば、波長をさらに1525nm以下にチュ
ーニングすることも可能である。
グレーティング反射率および3dB帯域幅においては、
波長スペクトルは、極めて小さい変化を示している。こ
のことから、本手法の適用性および堅牢性が確認され
る。また、偏波依存損失も無視できることもわかった。
本装置によれば、波長をさらに1525nm以下にチュ
ーニングすることも可能である。
【0017】図4は、厚さの異なる二つの支持体につい
て、波長変化を比較したものである。上図は厚さ0.5
mmのプラスチックであり、下図は厚さ1mmのプラス
チックである。上図、下図共に、グレーティングファイ
バは支持体の表面に接着した。上図では30nmの波長
可変が得られ、下図では45nmの波長可変が得られ
た。グレーティングファイバの支持体への接着は、歪み
ゲージ固定用セメント(Strain Gage Cement CC-33A、
協和電業株式会社)を接着剤として用いた。尚、ファイ
バを接着する場合において、使用される接着剤の種類は
歪みゲージ固定用セメントに限定されるものではない。
て、波長変化を比較したものである。上図は厚さ0.5
mmのプラスチックであり、下図は厚さ1mmのプラス
チックである。上図、下図共に、グレーティングファイ
バは支持体の表面に接着した。上図では30nmの波長
可変が得られ、下図では45nmの波長可変が得られ
た。グレーティングファイバの支持体への接着は、歪み
ゲージ固定用セメント(Strain Gage Cement CC-33A、
協和電業株式会社)を接着剤として用いた。尚、ファイ
バを接着する場合において、使用される接着剤の種類は
歪みゲージ固定用セメントに限定されるものではない。
【0018】図5は、波長可変フィルタの他の実施形態
を示す図である。図5(a)は、グレーティングファイ
バ1を支持体3の一側の表面に接着したものである。こ
のものでは、屈曲中心からの偏倚寸法dを大きく取るこ
とができる。図5(b)においては、支持体3はプラス
チック3a、金属板状体3bの二枚を重合させて形成さ
れており、図示のものでは、金属板状体3bの厚さはプ
ラスチック板状体3aの厚さよりも薄肉に形成されてい
る。グレーティングファイバ1はプラスチック3a側の
表面に接着されている。支持体3を剛性率の異なる材料
(プラスチックスと金属)を重合させて構成すること
で、屈曲の重心が剛性率の高い材料側に移動し、見かけ
上、単一の材料から支持体を構成したものに比べて、材
料の厚さが増すことになる。したがって、偏倚寸法d
(歪みε)を大きくすることができ、波長可変範囲を広
げることができる。
を示す図である。図5(a)は、グレーティングファイ
バ1を支持体3の一側の表面に接着したものである。こ
のものでは、屈曲中心からの偏倚寸法dを大きく取るこ
とができる。図5(b)においては、支持体3はプラス
チック3a、金属板状体3bの二枚を重合させて形成さ
れており、図示のものでは、金属板状体3bの厚さはプ
ラスチック板状体3aの厚さよりも薄肉に形成されてい
る。グレーティングファイバ1はプラスチック3a側の
表面に接着されている。支持体3を剛性率の異なる材料
(プラスチックスと金属)を重合させて構成すること
で、屈曲の重心が剛性率の高い材料側に移動し、見かけ
上、単一の材料から支持体を構成したものに比べて、材
料の厚さが増すことになる。したがって、偏倚寸法d
(歪みε)を大きくすることができ、波長可変範囲を広
げることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成でコスト的
にも優れるものでありながら、良好はチューニング範囲
を得ることができる波長可変光部品を提供することがで
きる。
にも優れるものでありながら、良好はチューニング範囲
を得ることができる波長可変光部品を提供することがで
きる。
【図1】上図は本発明に係る波長可変フィルタの概略側
面図であり、下図はFBGのスペクトラム応答を示す図
である。
面図であり、下図はFBGのスペクトラム応答を示す図
である。
【図2】異なる可変波長におけるファイバグレーティン
グの反射スペクトルを示す図である。
グの反射スペクトルを示す図である。
【図3】波長可変範囲における、正規化された反射率及
び3dB帯域幅とを示す図である。
び3dB帯域幅とを示す図である。
【図4】異なる厚さの材料における、波長変位と屈曲半
径との関係を示す図である。
径との関係を示す図である。
【図5】(a),(b)は波長可変フィルタの他の実施
形態を示す概略側面図である。
形態を示す概略側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジー ユン セット 東京都江戸川区北葛西3−8−3 (72)発明者 菊池 和朗 横浜市港北区新吉田町1139−1 フォルム 綱島クレスタワーズ1304号 (72)発明者 多久島 裕一 横浜市港北区日吉本町2−22−7 シャル マン日吉202号 Fターム(参考) 2H038 BA25 CA52 2H041 AA21 AB38 AC01 AZ01 2H050 AB03Z AB05X AC84 AD00 AD16
Claims (10)
- 【請求項1】グレーティングファイバのブラッグ反射波
長を変化させる波長可変光部品において、該部品は、該
ファイバの長さ方向に延出すると共に屈曲可能な支持体
を有しており、該グレーティングファイバは該支持体の
屈曲中心から偏倚した部位に位置させて該支持体に設け
てあり、屈曲方向を選択して該支持体を屈曲させること
によりグレーティングを圧縮および伸長させるように構
成したことを特徴とする波長可変光部品。 - 【請求項2】請求項1において、前記支持体は板状部材
であることを特徴とする波長可変光部品。 - 【請求項3】請求項2において、前記グレーティングフ
ァイバは該板板状部材の表面に設けてあることを特徴と
する波長可変部品。 - 【請求項4】請求項2において、前記グレーティングフ
ァイバは該板状部材の厚さ内において、厚さの中心を通
る中心軸から偏倚させて埋設されていることを特徴とす
る波長可変部品。 - 【請求項5】請求項4において、該板状部材は厚さの異
なる二枚の板状部材を重合させて形成されており、該グ
レーティングファイバを該二枚の板状部材間に挟持させ
たことを特徴とする波長可変部品。 - 【請求項6】請求項2乃至5いずれかにおいて、該板状
部材はそれぞれ剛性率の異なる材料から構成された二枚
以上の板状部材を重合させて形成されていることを特徴
とする波長可変部品。 - 【請求項7】請求項6において、該板状部材は二枚の板
状部材を重合させて形成されており、剛性率の小さい板
状部材の肉厚は、剛性率の大きい板状部材の肉厚よりも
大きいことを特徴とする波長可変部品。 - 【請求項8】請求項7において、該グレーティングファ
イバは剛性率の小さい板状部材の表面に接着されている
ことを特徴とする波長可変部品。 - 【請求項9】請求項6乃至8いずれかにおいて、剛性率
の異なる部材は、金属およびプラスチックから構成され
ている板状部材を含むことを特徴とする波長可変部品。 - 【請求項10】請求項1において、前記支持体は棒状部
材であることを特徴とする波長可変部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001019718A JP2002221674A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | 波長可変光部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001019718A JP2002221674A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | 波長可変光部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002221674A true JP2002221674A (ja) | 2002-08-09 |
Family
ID=18885550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001019718A Pending JP2002221674A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | 波長可変光部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002221674A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20140085626A1 (en) * | 2012-09-24 | 2014-03-27 | T&S Communications Co., Ltd. | Optical fiber grating tracker and method for detecting optical fiber line fault |
CN113983942A (zh) * | 2021-10-18 | 2022-01-28 | 中国科学院武汉岩土力学研究所 | 一种盾构隧道管片错台的光纤光栅监测方法及装置 |
-
2001
- 2001-01-29 JP JP2001019718A patent/JP2002221674A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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