JP2002221007A - 火力発電プラント - Google Patents

火力発電プラント

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JP2002221007A
JP2002221007A JP2001014575A JP2001014575A JP2002221007A JP 2002221007 A JP2002221007 A JP 2002221007A JP 2001014575 A JP2001014575 A JP 2001014575A JP 2001014575 A JP2001014575 A JP 2001014575A JP 2002221007 A JP2002221007 A JP 2002221007A
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thermal power
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Atsuo Nakatomi
淳夫 中富
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、高出力化、高プラント熱効率化の向
上を図った火力発電プラントを提供する。 【解決手段】本発明に係る火力発電プラントは、既設の
蒸気タービンプラント26を設置するとともに、蒸気タ
ービンプラントの高圧タービンに高温、高圧の蒸気を供
給できる蒸気タービン27を新たに設置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火力発電プラント
に係り、特に既設のタービンプラントに新設のタービン
を組み合わせた火力発電プラントに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の火力発電プラントでは、エネルギ
を有効に利用して高出力化し、高効率のプラントが求め
られており、これらの要望に対してリパワリングと称し
て既設の蒸気タービンプラント(コンベンショナルプラ
ント)に新設のガスタービンプラントを組み合わせ、排
熱回収式のコンバインドサイクル発電プラントや排熱再
燃式のコンバインドサイクル発電プラントが実用機とし
て運転が行われている。
【0003】前者の排熱回収式のコンバインドサイクル
発電プラントは、図8に示すように、いわゆるトッピン
グサイクルとして新設のガスタービンプラント1を設置
し、いわゆるボトミングサイクルとして新設の排熱回収
ボイラ2と既設の蒸気タービンプラント3とを設置する
ものである。
【0004】ガスタービンプラント1は、空気圧縮機
4、ガスタービン燃焼器5、ガスタービン6、発電機7
を備え、空気圧縮機4で吸い込んだ空気を圧縮して高圧
化し、その高圧空気とともに燃料をガスタービン燃焼器
5に供給して燃焼ガスを生成し、生成した燃焼ガスをガ
スタービン6で膨張させ、膨張の際に発生した動力(回
転トルク)で発電機7を駆動する構成になっている。
【0005】また、排熱回収ボイラ2は、ガスタービン
プラント1のガスタービン6から供給される排ガス(ガ
スタービン排気)を熱源とし、蒸気タービンプラント3
から供給される給水を被加熱源として熱交換させ、蒸気
を発生させて蒸気タービンプラント3に供給するように
なっている。
【0006】一方、蒸気タービンプラント3は、高圧タ
ービン8、中圧タービン9、第1低圧タービン10、第
2低圧タービン11、発電機12を備え、高圧タービン
8で排熱回収ボイラ2からの蒸気に膨張仕事をさせた
後、タービン排気として排熱回収ボイラ2の再熱器(図
示せず)に戻して再び熱を加え、再熱蒸気として中圧タ
ービン9に供給して膨張仕事をさせ、膨張仕事後のター
ビン排気を第1低圧タービン10、第2低圧タービン1
1のそれぞれに供給して再び膨張仕事をさせ、膨張仕事
の際に発生した動力で発電機12を駆動するようになっ
ている。なお、第1低圧タービン10および第2低圧タ
ービン11のそれぞれで膨張仕事を終えたタービン排気
は、復水器、給水加熱器等(ともに図示せず)を介して
給水として排熱回収ボイラ2に戻される。
【0007】後者の排気再燃式のコンバインドサイクル
発電プラントは、図9に示すように、ガスタービンプラ
ント1のガスタービン6からの排ガスをボイラ13に供
給する際、ガスタービン6を強制通風機(FDF)とし
て利用するとともに、ボイラ13に燃料を加えてガスタ
ービン6からの排ガスを再燃させ、その一部の燃焼ガス
を高圧ガス給水加熱器24、低圧ガス給水加熱器23に
供給して給水を加熱するものである。すなわち、このタ
イプの発電プラントは、新設のガスタービンプラント
1、高圧ガス給水加熱器24、低圧ガス給水加熱器2
3、煙突25と、既設のボイラ13、再熱器14、蒸気
タービンプラント3の高圧タービン8、中圧タービン
9、低圧タービン15、発電機16、復水器17、復水
ポンプ18、低圧給水加熱器19、脱気器20、給水ポ
ンプ21、高圧給水加熱器22とを組み合わせたもので
ある。
【0008】このような構成を備えた排気再燃式のコン
バインドサイクル発電プラントは、新設のガスタービン
プラント1のガスタービン6から既設のボイラ13へ供
給する排ガスに燃料を加えて助燃し、一部を蒸気の発生
用に、また残りを給水の加熱用に利用される。
【0009】ボイラ13から発生した蒸気は、高圧ター
ビン8で膨張仕事をした後、タービン排気として再熱器
14で加熱され、再熱蒸気として中圧タービン9、低圧
タービン15にそれぞれ供給されて膨張仕事をし、膨張
仕事で発生した動力で発電機16を駆動する。
【0010】低圧タービン15を出たタービン排気は、
復水器17で凝縮させて復水にし、その復水を復水ポン
プ18で昇圧させ、昇圧後、給水として低圧給水加熱器
19、低圧ガス給水加熱器23、脱気器20、給水ポン
プ21、高圧給水加熱器22、高圧ガス給水加熱器24
に順次供給し、脱気、予熱(再生)した後、ボイラ13
に戻すようになっている。なお、高圧給水加熱器22、
低圧給水加熱器19の熱源は、中圧タービン9からの抽
気蒸気が用いられ、高圧ガス給水加熱器24、低圧ガス
給水加熱器23は、ガスタービン6からの排ガスをボイ
ラ13で助燃した燃焼ガスが熱源として用いられ、給水
を予熱後、煙突25から大気に放出される。
【0011】このように、排熱回収式のコンバインドサ
イクル発電プラントといい、排気再燃式のコンバインド
サイクル発電プラントといい、いずれもガスタービンプ
ラント1から出る排ガスをあますところなく巧みに利用
し、出力を増加させ、プラント熱効率を増加させてい
た。また、この種の発電プラントは、NOx等の公害問
題を考慮して良質の燃料、例えば液化天然ガス(LN
G)を使用している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図8および図9に示し
た既設の蒸気タービンプラント3は、例えば圧力250
kg/cm以上、温度538℃以上の超臨界の蒸気状
態量を取り扱うことをベースに設計されている。
【0013】しかし、新設のガスタービンプラント1か
ら出る排ガスは、温度が600℃〜700℃前後であ
る。このため、排熱回収ボイラ2から発生する蒸気の状
態量は、既設の蒸気タービンプラント3の設計計画値と
大幅にずれており、既設の蒸気タービンプラント3の性
能を設計値通りに発揮させることが難しい。
【0014】また、既設の蒸気タービンプラント3に新
設のガスタービンプラント1を組み合わせる場合、既設
のボイラ13や給水用の純水装置(図示せず)等を撤去
し、それ等に代わってガスタービンプラント1や制御装
置等の新設の装置を設置しなければならず、現場の作業
者にとって多くの労力が強いられる。
【0015】また、既設のボイラ13は、燃料として石
炭や重油等を使用していたが、新設のガスタービンプラ
ント1を設置すると、良質の燃料、例えばLNGが必要
となり、燃料コストが増加する。
【0016】本発明は、このような事情に照らしてなさ
れたもので、既設の蒸気タービンプラントに設計条件で
ある超臨界に相当する状態量の蒸気が供給できるように
新設の蒸気タービンを前置タービンとして選定し、高出
力化、高プラント熱効率化の向上を図った火力発電プラ
ントを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る火力発電プ
ラントは、上述の目的を達成するために、請求項1に記
載したように、既設の蒸気タービンプラントを設置する
とともに、前記蒸気タービンプラントの高圧タービンに
この高圧タービンの入口蒸気条件を満足させる高温、高
圧の蒸気を供給できる蒸気タービンを前記下プラントの
上流側に新たに設置したものである。
【0018】また、本発明に係る火力発電プラントは、
上述の目的を達成するために、請求項2に記載したよう
に、新設の蒸気タービンは、背圧タービンであることを
特徴とするものである。
【0019】また、本発明に係る火力発電プラントは、
上述の目的を達成するために、請求項3に記載したよう
に、背圧タービンは、第1背圧タービンと第2背圧ター
ビンとに分けて設置したものである。
【0020】また、本発明に係る火力発電プラントは、
上述の目的を達成するために、請求項4に記載したよう
に、背圧タービンは、初段落部をカーチス段に構成する
とともに、残りを通常段落部に構成したものである。
【0021】また、本発明に係る火力発電プラントは、
上述の目的を達成するために、請求項5に記載したよう
に、カーチス段は、理論蒸気速度をCとし、翼の周速を
Uとするとき、速度比U/Cを、0.2≦U/C≦0.
4の範囲に設定したものである。
【0022】また、本発明に係る火力発電プラントは、
上述の目的を達成するために、請求項6に記載したよう
に、通常段落部は、理論蒸気速度をCとし、翼の周速を
Uとするとき、速度比U/Cを、0.4≦U/C≦0.
6の範囲に設定したものである。
【0023】また、本発明に係る火力発電プラントは、
上述の目的を達成するために、請求項7に記載したよう
に、背圧タービンは、タービン部品にNiの含有率が3
5%以上のNi基合金鋼を用いるものである。
【0024】また、本発明に係る火力発電プラントは、
上述の目的を達成するために、請求項8に記載したよう
に、新設の蒸気タービンは、高速蒸気タービンであるこ
とを特徴とするものである。
【0025】また、本発明に係る火力発電プラントは、
上述の目的を達成するために、請求項9に記載したよう
に、既設の蒸気タービンプラントを設置するとともに、
前記蒸気タービンプラントの高圧タービンにこの高圧タ
ービンの入口蒸気条件を満足させる高温、高圧の蒸気を
供給できる背圧タービンを前記下プラントの上流側に新
たに設置する一方、前記高圧タービンのタービン排気と
前記背圧タービンのタービン排気とを合流させて加熱
し、再熱蒸気として前記蒸気タービンプラントの中圧タ
ービンに供給する再熱器を備えたものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る火力発電プラ
ントの実施形態を図面および図面に付した符号を引用し
て説明する。
【0027】図1は、本発明に係る火力発電プラントの
第1実施形態を示す概略系統図である。
【0028】本実施形態に係る火力発電プラントは、既
設の蒸気タービンプラント(コンベンショナルタービ
ン)26のリパワリングとして、既設のタービンである
蒸気タービンプラント26の上流側に入口蒸気条件が既
設の蒸気タービンプラント26よりもさらに高温、高圧
で、かつこのタービン排気条件が既設の蒸気タービンプ
ラント26の入口蒸気条件と一致させる背圧タービン2
7を新設タービンとして発電機28とともに設置したも
のである。
【0029】既設のタービンである蒸気タービンプラン
ト26は、高圧タービン29、中圧タービン30、再熱
器31、第1低圧タービン32、第2低圧タービン3
3、発電機34を備えた構成になっている。
【0030】このような構成を備えた火力発電プラント
において、ボイラ35で発生した高温・高圧の蒸気は、
背圧タービン27で膨張仕事をし、膨張仕事中に発生し
た動力(回転トルク)で発電機28を駆動する。
【0031】また、背圧タービン27を出たタービン排
気は、既設のタービンとしての蒸気タービンプラント2
6の高圧タービン29が必要とする高温・高圧の蒸気条
件となって流入する。
【0032】高圧タービン29で膨張仕事を終えたター
ビン排気は、再熱器31で加熱させ、その再熱蒸気を中
圧タービン30で膨張仕事をさせた後、第1低圧タービ
ン32および第2低圧タービン33でも膨張仕事をさ
せ、その際に発生させた動力で発電機34を駆動する。
【0033】このように本実施形態は、既設のタービン
としての蒸気タービンプラント26に新設のタービンと
しての背圧タービン27を設置し、ボイラ35で発生し
た従来よりもさらに高温・高圧の蒸気を新設の背圧ター
ビン27で膨張仕事をさせて発電機28を駆動するとと
もに、新設の背圧タービン27から出た高温・高圧のタ
ービン排気を既設のタービンとしての蒸気タービンプラ
ント26に供給して膨張仕事をさせたので、既設の蒸気
タービンプラント26に高温・高圧の蒸気を供給するこ
とができ、既設の蒸気タービンプラント26に最高効率
点で運転させ、高出力、高プラント熱効率の運転を実現
させることができる。
【0034】図2は、本発明に係る火力発電プラントの
第2実施形態を示す概略系統図である。
【0035】本実施形態に係る火力発電プラントは、新
設のタービンとして設置した背圧タービン27からのタ
ービン排気と既設のタービンとしての蒸気タービンプラ
ント26における高圧タービン29からのタービン排気
を加熱して再熱蒸気として中圧タービン30に供給する
再熱器31を備えたものである。
【0036】このように、本実施形態は、新設の前置タ
ービンとしての背圧タービン27のタービン排気と既設
のタービンとしての蒸気タービンプラント26における
高圧タービン29のタービン排気とを合流させ、この合
流したタービン排気を再び加熱して再熱蒸気として中圧
タービン30に供給する再熱器36を備えたので、既設
のタービンとしての蒸気タービンプラント26に高温・
高圧の蒸気を供給することができ、既設の蒸気タービン
プラント26に最高効率点で運転させ、高出力、高プラ
ント熱効率の運転を実現させることができる。
【0037】なお、既設のタービンとしての蒸気タービ
ンプラント26に流入する蒸気条件が600℃程度の高
温で、かつ新設のタービンとしての背圧タービン27に
流入する蒸気条件がさらに高温の場合、背圧タービン2
7は、ノズル、ロータ、タービン翼等のタービン部品に
Niの含有率が35%以上のNi基合金鋼を使用するこ
とが必要とされる。Niの含有率が35%以上のNi基
合金鋼は、図6に示すように、従来材の耐熱鋼に較べて
高い高温クリープ強度を確保することができることに基
づく。
【0038】また、既設のタービンとしての蒸気タービ
ンプラント26に流入する蒸気条件が600℃程度の高
温で、かつ新設のタービンとしての背圧タービン27に
流入する蒸気条件がさらに高温の場合、例えば、図3に
示すように新設のタービンとしての背圧タービン27を
第1発電機28aを備えた第1背圧タービン27aと、
第2発電機28bを備えた第2背圧タービン27bとの
2台にして設置してもよい。
【0039】図4は、本発明に係る火力発電プラントの
第3実施形態を示す概略系統図である。
【0040】本実施形態に係る火力発電プラントは、新
設のタービンとして背圧タービン27を設置し、既設の
タービンとして蒸気タービンプラント26を設置すると
ともに、新設のタービンとしての背圧タービン27の初
段落部ST1をカーチス段(高負荷翼段落)とし、残り
を通常段落部ST2に構成したものである。
【0041】カーチス段(高負荷翼段落)は、理論蒸気
速度をCとし、翼の周速をUとするとき、速度比U/C
を、図5に示すように、0.2≦U/C≦0.4の範囲
に設定される。また、残りの通常段落部ST2は、速度
比U/Cを、図5に示すように、0.4≦U/C≦0.
6の範囲に設定される。新設の背圧タービン27の初段
落部ST1をカーチス段(高負荷翼段落)としたのは、
熱落差をHRとするとき、理論蒸気速度CがC=91.
5√(HR)であるから、翼周速が同じであれば熱落差
HRが大きくとれることに基づく。
【0042】このように、本実施形態は、新設のタービ
ンとして設置した背圧タービン27の初段落部ST1を
カーチス段とし、残りを通常段落部ST2に構成し、初
段落部ST1の速度比速度比U/Cを、0.2≦U/C
≦0.4の範囲に設定するとともに、残りの通常段落部
ST2の速度比U/Cを、0.4≦U/C≦0.6の範
囲に設定してタービン段落数を少なくさせたので、既設
の蒸気タービンプラント26に高温・高圧の蒸気にして
供給することができ、既設の蒸気タービンプラント26
に高い効率点で運転させ、高出力、高プラント熱効率の
運転を実現させることができる。
【0043】図7は、本発明に係る火力発電プラントの
第4実施形態を示す概略系統図である。
【0044】本実施形態に係る火力発電プラントは、新
設のタービンとして高速蒸気タービン37を設置し、既
設のタービンとして蒸気タービンプラント26を設置す
るとともに、新設のタービンとしての高速蒸気タービン
37を回転数が5000〜6300rpmの範囲に設定
し、発電機28との間に減速機38を設けたものであ
る。
【0045】このように、本実施形態は、新設のタービ
ンとして高速蒸気タービン37を設置し、高速蒸気ター
ビン37の回転数を5000〜6300rpmの範囲に
設定し、タービン段落数を少なくさせたので、既設の蒸
気タービンプラント26に高温・高圧の蒸気にして供給
することができ、既設の蒸気タービンプラント26に高
い効率点で運転させ、高出力、高プラント熱効率の運転
を実現させることができる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明に係る火力
発電プラントは、既設のタービンとしての蒸気タービン
プラントに高温・高圧の蒸気を供給できるように、新設
のタービンとしての蒸気タービンを選定したので、既設
の蒸気タービンプラントに高い効率点で運転させ、高出
力、高プラント熱効率の運転を実現させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る火力発電プラントの第1実施形態
を示す概略系統図。
【図2】本発明に係る火力発電プラントの第2実施形態
を示す概略系統図。
【図3】本発明に係る火力発電プラントの第2実施形態
における変形例を示す概略系統図。
【図4】本発明に係る火力発電プラントの第3実施形態
を示す概略系統図。
【図5】タービン段落部効率と速度比との関係を示す翼
効率のグラフ。
【図6】クリープ破断応力と温度との関係を示す従来材
の耐熱鋼とNi基合金鋼との強度を対比させたグラフ。
【図7】本発明に係る火力発電プラントの第4実施形態
を示す概略系統図。
【図8】従来のコンバインドサイクル発電プラントを示
す概略系統図。
【図9】従来の他のコンバインドサイクル発電プラント
を示す概略系統図。
【符号の説明】
1 ガスタービンプラント 2 排熱回収ボイラ 3 蒸気タービンプラント 4 空気圧縮機 5 ガスタービン燃焼器 6 ガスタービン 7 発電機 8 高圧タービン 9 中圧タービン 10 第1低圧タービン 11 第2低圧タービン 12 発電機 13 ボイラ 14 再熱器 15 低圧タービン 16 発電機 17 復水器 18 復水ポンプ 19 低圧給水加熱器 20 脱気器 21 給水ポンプ 22 高圧給水加熱器 23 低圧ガス給水加熱器 24 高圧ガス給水加熱器 25 煙突 26 蒸気タービンプラント 27 背圧タービン 27a 第1背圧タービン 27b 第2背圧タービン 28 発電機 28a 第1発電機 28b 第2発電機 29 高圧タービン 30 中圧タービン 31 再熱器 32 第1低圧タービン 33 第2低圧タービン 34 発電機 35 ボイラ 37 高速蒸気タービン 38 減速機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01K 7/10 F01K 7/10 13/02 13/02 G

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設の蒸気タービンプラントを設置する
    とともに、前記蒸気タービンプラントの高圧タービンに
    この高圧タービンの入口蒸気条件を満足させる高温、高
    圧の蒸気を供給できる蒸気タービンを前記蒸気タービン
    プラントの上流側に新たに設置したことを特徴とする火
    力発電プラント。
  2. 【請求項2】 新設の蒸気タービンは、背圧タービンで
    あることを特徴とする請求項1記載の火力発電プラン
    ト。
  3. 【請求項3】 背圧タービンは、第1背圧タービンと第
    2背圧タービンとに分けて設置したことを特徴とする請
    求項2記載の火力発電プラント。
  4. 【請求項4】 背圧タービンは、初段落部をカーチス段
    に構成するとともに、残りを通常段落部に構成したこと
    を特徴とする請求項2記載の火力発電プラント。
  5. 【請求項5】 カーチス段は、理論蒸気速度をCとし、
    翼の周速をUとするとき、速度比U/Cを、0.2≦U
    /C≦0.4の範囲に設定したことを特徴とする請求項
    4記載の火力発電プラント。
  6. 【請求項6】 通常段落部は、理論蒸気速度をCとし、
    翼の周速をUとするとき、速度比U/Cを、0.4≦U
    /C≦0.6の範囲に設定したことを特徴とする請求項
    4記載の火力発電プラント。
  7. 【請求項7】 背圧タービンは、タービン部品にNiの
    含有率が35%以上のNi基合金鋼を用いることを特徴
    とする請求項2記載の火力発電プラント。
  8. 【請求項8】 新設の蒸気タービンは、高速蒸気タービ
    ンであることを特徴とする請求項1記載の火力発電プラ
    ント。
  9. 【請求項9】 既設の蒸気タービンプラントを設置する
    とともに、前記蒸気タービンプラントの高圧タービンに
    この高圧タービンの入口蒸気条件を満足させる高温、高
    圧の蒸気を供給できる背圧タービンを前記下プラントの
    上流側に新たに設置する一方、前記高圧タービンのター
    ビン排気と前記背圧タービンのタービン排気とを合流さ
    せて加熱し、再熱蒸気として前記蒸気タービンプラント
    の中圧タービンに供給する再熱器を備えたことを特徴と
    する火力発電プラント。
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