JP2002218493A - 輪郭補正回路及び方法 - Google Patents

輪郭補正回路及び方法

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JP2002218493A
JP2002218493A JP2001010378A JP2001010378A JP2002218493A JP 2002218493 A JP2002218493 A JP 2002218493A JP 2001010378 A JP2001010378 A JP 2001010378A JP 2001010378 A JP2001010378 A JP 2001010378A JP 2002218493 A JP2002218493 A JP 2002218493A
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Hiroaki Sato
宏明 佐藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像の輪郭補正処理において、補正後の画像に
おける輪郭部の色付きを生ずることなく、輪郭補正を行
うことができる輪郭補正回路を提供する。 【解決手段】A/D変換部10において、RGBの原色
の各アナログ画像信号を、画素ごとにNビットのデジタ
ル信号に変換する。次に、エッジ検出部20において、
RGBの各デジタル画像信号について、注目画素の水平
隣接画素間におけるレベル(振幅)の2次微分量(エッ
ジ成分)を演算し、最大値出力回路30において、当該
RGBの各色のエッジ成分よりその絶対値の最大のもの
を判別する。そして、輪郭補正量演算回路40におい
て、最大値出力回路30より出力されてくるエッジ成分
の最大の絶対値を基準にして、各色の振幅の比に等しく
なるように、各色の輪郭補正量を決定し、輪郭補正演算
部50において、当該輪郭補正量をRGBの各デジタル
画像信号に加算もしくは減算して輪郭補正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像の画像
信号に対して輪郭補正処理するための輪郭補正回路及び
輪郭補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータなどから出力されるカラー
画像の画像信号は、通常RGBの3原色の画像信号から
なり、CRTや液晶表示装置において、これらの画像信
号に基づき画素ごとにその色が再現され、画像が映し出
される。このようなRGBの画像信号に対して輪郭補正
の処理を実行する場合、RGBの各色の画像信号につい
て、それぞれ独立に輪郭検出と輪郭強調を行うと、RG
Bの3色において相互に無関係に輪郭部の補正が行われ
るため、画像によっては輪郭部の色度変化による色付き
が発生し、大変不自然な画像になってしまう。
【0003】このような不都合を解消するため、例え
ば、特公平5−84982号公報には、輝度信号を利用
して輪郭補正する技術が開示されている。すなわち、ま
ず、各画素におけるRGB信号から、所定の合成比によ
って輝度(Y)信号を合成し、当該Y信号に基づき輪郭
部を検出して輪郭補正量ΔYを演算する。そして、当該
輪郭補正量ΔYを、Y信号におけるRGB信号の合成比
に応じて配分して、各RGB信号の輪郭補正量を得るよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、輝度信
号の合成比は、例えば通常使用されるNTSC方式のマ
トリクス比を用いるとすれば、Y=0.30R+0.5
9G+0.11Bという関係式に従っているので、Y信
号の輪郭補正量ΔYに基づく、RGB信号のそれぞれの
レベルの補正量に差が生じ、G、R、Bの順に少なくな
る。
【0005】これにより、例えば、文字・図形情報が多
いコンピュータ画像において、同じレベルの緑色
(G)、赤色(R)、青色(B)で示される各対象画素
に対して、それぞれ輪郭補正をした場合に、それぞれの
画像信号のレベルが同じでありながら、上記合成比によ
り、緑色の画素に対する輪郭補正量に比べて、赤色・青
色の画素に対する輪郭補正量が少なくなり、輪郭補正に
より本来強調すべき色が強調されないという不都合を生
ずる。
【0006】本発明は、以上のような問題を解決するた
めになされたものであって、補正後の画像における輪郭
部の色成分に応じて的確に輪郭補正することができる輪
郭補正回路および輪郭補正方法を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数色の画像信号に基づいて描画される
画像の輪郭部を強調する輪郭補正回路であって、各注目
画素について、当該注目画素およびその周辺画素におけ
る各色の画像信号のレベルに基づき、当該注目画素が前
記輪郭部の画素である度合いを示す輪郭特徴量を求める
輪郭特徴量演算手段と、前記輪郭特徴量と、注目画素に
おける各色の画像信号のレベルとに基づき、各色ごとの
輪郭補正量を求める補正量演算手段と、前記求められた
各色ごとの輪郭補正量により、注目画素における各色ご
との画像信号のレベルを補正する補正手段とを備えたこ
とを特徴としている。
【0008】また、本発明は、前記周辺画素が、注目画
素の水平または垂直方向における隣接画素であることを
特徴とする。さらに、本発明は、前記輪郭特徴量演算手
段が、各注目画素について、当該各注目画素における各
色の画像信号のレベルの前記周辺画素との差分もしくは
2次微分量を求めて、これを輪郭特徴量とすることを特
徴とする。
【0009】また、さらに、本発明は、前記補正量演算
手段が、前記各注目画素における各色ごとの輪郭特徴量
の絶対値の最大値を求め、前記最大値となる色について
は、その輪郭特徴量に正比例する量を輪郭補正量とし、
他の色については、前記最大値となる色の輪郭補正量
に、前記最大値となる色の画像信号のレベルに対する当
該他の色の画像信号のレベルの比を乗じて輪郭補正量と
することを特徴としている。
【0010】さらに、また、本発明は、前記補正量演算
手段が、前記各色の画像信号のレベルを所定の値と比較
する比較手段と、前記比較結果に応じて所定の係数を決
定し、これを各色の輪郭特徴量に乗じて輪郭補正量を算
出する算出手段とを備え、前記算出手段が、前記比較の
結果、一の色のみの画像信号のレベルが、前記所定の値
より大きい場合に、他の色における前記係数を当該一の
色の係数よりも小さくすることを特徴とする。
【0011】また、さらに、本発明は、複数色の画像信
号に基づいて描画される画像の輪郭部を強調する輪郭補
正方法であって、各注目画素について、当該注目画素お
よびその周辺画素における各色の画像信号のレベルに基
づき、当該注目画素が前記輪郭部の画素である度合いを
示す輪郭特徴量を求める輪郭特徴量演算ステップと、前
記輪郭特徴量と、注目画素における各色の画像信号のレ
ベルとに基づき、各色ごとの輪郭補正量を求める補正量
演算ステップと、前記求められた各色ごとの輪郭補正量
により、注目画素における各色ごとの画像信号のレベル
を補正する補正ステップとを含むことを特徴としてい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図面に基づき説明する。 <第1の実施の形態>図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る輪郭補正回路1の構成を示すブロック図であ
る。同図に示すように、この輪郭補正回路1は、A/D
変換部10、エッジ検出部20、最大値出力回路30、
輪郭補正量演算回路40および輪郭補正演算部50とか
らなる。
【0013】A/D変換部10は、A/D変換回路11
〜13からなり、それぞれ入力されたRGBの原色のア
ナログ画像信号を、画素ごとにNビットのデジタル画像
信号に変換してエッジ検出部20へ出力する。エッジ検
出部20は、3つのエッジ検出回路21〜23からな
り、それぞれRGBの原色の画像信号について、各画素
が画像の輪郭(エッジ)部の画素である度合いを示す特
徴量、より具体的には、注目する所定の画素(以下、
「注目画素」という。)と、当該注目画素と水平方向に
隣接する画素(以下、「水平隣接画素」という。)間の
レベル(振幅)の2次微分量(以下、「エッジ成分」と
いう。)を、RGBの各色ごとに演算する。そして、演
算されたエッジ成分から、当該エッジ成分の絶対値を表
す信号(以下、「絶対値信号」という。)ΔR、ΔG、
ΔBと、その正負を表す信号(以下、「正負信号」とい
う。)ΔRMSB、ΔGM SB、ΔBMSBを生成し、それぞれ
最大値出力回路30へ出力する。ここでは、エッジ成分
が正の場合に、正負信号が「0」、エッジ成分が負の場
合に、正負信号が「1」となるように設定されている。
【0014】最大値出力回路30は、エッジ検出部20
より出力されてきた絶対値信号ΔR、ΔG、ΔBの中か
らその値が最大のもの(以下、「最大絶対値信号」とい
う。)を判別してこれをΔDとすると共に、当該最大絶
対値信号ΔDがRGBいずれの画像信号におけるエッジ
成分の絶対値信号であるかを識別する信号(以下、「識
別信号」という。)SIG1〜SIG3を生成して、こ
れらを輪郭補正量演算回路40へ出力する。また、最大
絶対値信号ΔDに対応するエッジ成分の正負を示す正負
信号ΔDMSBは、輪郭補正演算部50へ出力される。
【0015】輪郭補正量演算回路40は、最大値出力回
路30から出力されてくる最大絶対値信号ΔD、識別信
号SIG1〜SIG3、およびエッジ検出部20より出
力されてくるRGBの画像信号に基づいて輪郭補正量
R’、G’、B’を演算すると共に、当該輪郭補正量
R’、G’、B’を輪郭補正演算部50へ出力する。輪
郭補正演算部50は、輪郭補正演算回路51〜53から
なり、それぞれエッジ検出部20より出力されるRGB
の画像信号に、輪郭補正量演算回路40より出力される
輪郭補正量を加算もしくは減算して、輪郭補正を行う。
なお、輪郭補正演算回路51〜53において、加算、減
算のいずれを行うかについては、最大値出力回路30よ
り出力されてくる正負信号ΔDMSBによって判断し、当
該正負信号ΔDMSBが「0」であるなら加算を、「1」
であるなら減算を行うように構成されている。
【0016】以下、上記輪郭補正回路1の各回路におけ
る具体的な構成について説明する。 (エッジ検出回路21〜23の構成)エッジ検出部20
を構成するエッジ検出回路21〜23は、いずれも同様
の構成なので、エッジ検出回路21を例にして、その回
路構成を説明する。図2は、エッジ検出回路21の概略
構成を示すブロック図である。
【0017】同図に示すように、エッジ検出回路21
は、エッジ成分演算部211、絶対値演算回路(以下、
「ABS回路」という。)214、およびラッチ回路L
1〜L7などからなる。エッジ成分演算部211は、各
画素のエッジ成分を、当該画素とその水平隣接画素の振
幅に基づいて演算するものであって、加算回路212、
減算回路213、およびラッチ回路L8、L9からな
る。
【0018】図3は、エッジ成分演算部211における
演算内容を模式的に示している。上述のように、A/D
変換回路11より出力されてくる画像信号は、画素ごと
にデジタル多値信号として表されており、ここで、注目
画素における画像信号の振幅をanと表すと、その水平
隣接画素における画像信号の振幅は、それぞれan -1
よびan+1と表されて、エッジ成分bnが次式(1)のよ
うに表される。
【0019】 bn=an−(an-1+an+1)/2 ・・・(1) エッジ成分演算部211は、上式(1)に従ってエッジ
成分の演算が実現できるように構成されている。すなわ
ち、各ラッチ回路は、不図示のクロック発生回路からク
ロックを受信するごとに、ラッチしたデータを後段に転
送するように構成されており、例えば、ラッチ回路L1
に振幅an-1をラッチした状態で、クロックを2回受信
するとラッチ回路L1〜L3にそれぞれ、an+1、an
n-1の各振幅がラッチされることになる。
【0020】この状態で加算回路212により(an-1
+an+1)が求められて(N+1)ビットのデータにな
るが、そのうち上位のNビットのみの値が出力されるこ
とにより、(an-1+an+1)/2の値がラッチ回路L8
に送られるようになっている。そして、次のクロックの
受信により、ラッチ回路L8に当該(an-1+an+1)/
2の値がラッチされると共に、ラッチ回路L3には、a
nの値がラッチされ、それぞれ減算回路213に出力さ
れる。ここで、an−(an-1+an+1)/2の演算が実
行され、その値bnが次のクロックによりラッチ回路L
9にラッチされる。
【0021】このようにして、クロックが発生されるご
とにエッジ成分演算部211から、各画素についてのエ
ッジ成分bnが出力されることになる。なお、水平隣接
画素の画像信号の振幅の平均値が、注目画素の画像信号
の振幅よりも大きい場合、エッジ成分演算部211にお
いて演算されるエッジ成分の値は、式(1)からも解る
ように負の数となる。その場合、ラッチ回路L9に格納
される値は、減算回路213において演算された結果の
値の補数となる。
【0022】ABS回路214は、ラッチ回路L9より
出力されてくるエッジ成分の値について、その最上位ビ
ット(MSB)の値が「0」であると、当該エッジ成分
の値を正の数と判断し、下位N−1ビットの値を絶対値
信号ΔRの値として、そのままラッチ回路L7へ出力す
る。また、ABS回路214は、上記MSBの値が
「1」であると上記エッジ成分の値を負の数と判断し
て、当該エッジ成分の値の絶対値を演算すると共に、そ
の演算結果の下位N−1ビットの値を絶対値信号ΔRの
値として出力し、その値がラッチ回路L7にラッチされ
る。また、上記MSBの値は、その値によらずそのまま
ラッチ回路L6に出力されラッチされる。
【0023】一方、振幅anは、ラッチ回路L1〜L5
により適宜遅延されており、同一の画素について振幅と
絶対値信号ΔRおよび正負信号ΔRMSBがエッジ検出回
路21から出力されるようにタイミングが設定されてい
る。 (最大値出力回路30の構成)図4は、最大値出力回路
30の概略構成を示すブロック図である。
【0024】同図に示されるように、最大値出力回路3
0は、識別信号出力部310、最大絶対値信号出力部3
20および正負信号出力部330からなる。識別信号出
力部310は、コンパレータ311〜313、AND回
路314、315、NOR回路316、インバータ31
7からなる。コンパレータ311〜313は、エッジ検
出部20より出力されてくる絶対値信号ΔR、ΔG、Δ
Bの値をそれぞれ比較して、A端子に入力する絶対値信
号の値がB端子に入力する絶対値信号の値よりも大きけ
れば、信号「1」を出力する。例えば、絶対値信号Δ
R、ΔG、ΔBの値のうち、ΔRの値が最大であった場
合、コンパレータ311および312からは、信号
「1」が出力される。
【0025】コンパレータ311〜313より出力され
る信号は、AND回路314、315、NOR回路31
6およびインバータ317により論理演算されて、識別
信号SIG1〜SIG3として出力されるが、同図に示
すように、ΔRが最大である場合にSIG1が「1」と
なり、ΔGが最大である場合にSIG2が「1」とな
り、ΔBが最大である場合にSIG3が「1」となるよ
うに回路構成されている。
【0026】なお、図4に示される回路において、Δ
R、ΔG、ΔBの内、最大となる絶対値信号が唯一でな
い場合、例えば、ΔR=ΔB>ΔGである場合には、S
IG1が「1」となり、ΔR=ΔG>ΔB、ΔB=ΔG
>ΔR、およびΔR=ΔG=ΔBである場合には、SI
G2が「1」となるように構成されているが、勿論これ
に限定する必要はなく、最大となる絶対値信号の何れか
に一つ対する識別信号が「1」となるように適宜回路を
構成してもよい。
【0027】また、最大絶対値信号出力部320は、ト
ライステートバッファ321〜323からなり、識別信
号出力部310より出力されてくる識別信号SIG1〜
SIG3に従って、絶対値信号ΔR、ΔG、ΔBの内よ
り、いずれか1つを最大絶対値信号ΔDとして出力す
る。例えば、ΔRが最大である場合には、SIG1のみ
が「1」となるから、トライステートバッファ321の
みにイネーブル信号「1」が入力されることになり、当
該トライステートバッファ321に入力されているΔR
の値がΔDとしてそのまま出力され、他のΔG、ΔBは
出力されない。
【0028】また、正負信号出力部330は、トライス
テートバッファ331〜333からなり、最大絶対値信
号出力部320と同様に、識別信号出力部310より出
力されてくる識別信号SIG1〜SIG3が、それぞれ
イネーブル信号として入力されており、その信号が
「1」である場合のみ、対応する正負信号をそのまま出
力するように構成されているため、最大絶対値信号ΔD
に対応する正負信号のみが出力される。
【0029】(輪郭補正量演算回路40の構成)輪郭補
正量演算回路40は、上記最大絶対値信号ΔDと識別信
号SIG1〜SIG3に基づいて、RGBの各振幅の補
正量を求める回路であり、RGBの画像信号ごとに同様
の回路が設けられているので、ここではRの画像信号の
輪郭補正量の演算回路を例にして説明する。
【0030】図5は、輪郭補正量演算回路40におけ
る、Rの画像信号についての補正量演算回路40Rの構
成を示すブロック図である。同図に示すように、補正量
演算回路40Rは、信号選択部410、除算回路42
0、および乗算回路430、440からなる。信号選択
部410は、トライステートバッファ411〜413か
らなり、最大値出力回路30より出力されてくる識別信
号SIG1〜SIG3に基づいて、エッジ検出部20よ
り出力されてくるRGBの画像信号のうち、エッジ成分
が最大の画像信号の振幅を選択して除算回路430へ出
力する。
【0031】除算回路430は、エッジ検出部20より
出力されてくるRの画像信号の振幅を、入力信号選択部
410より出力されてくる画像信号の振幅で除算して画
像信号の振幅比を求め、その結果を乗算回路440へ出
力する。一方、乗算回路430は、最大値出力回路30
より出力されてくる最大絶対値信号ΔDの値と、輪郭補
正ゲインKとを乗算して、その乗算結果ΔD’を乗算回
路440へ出力する。当該輪郭補正ゲインKは、不図示
の入力回路を介してユーザなどによりその値を任意に設
定可能となっており、このKの値が大きくなればなるほ
ど輪郭補正量が大きくなって画像がシャープになる。
【0032】乗算回路440は、乗算回路430より出
力されてくる演算結果ΔD’と除算回路420での演算
結果を乗算して、その演算結果を輪郭補正量R’として
輪郭補正演算部50へ出力する。G、Bの輪郭補正量演
算回路も全く図5と同様であって、異なるのは、除算回
路420の端子Aに入力される信号が、GもしくはBの
画像信号である点だけである。
【0033】したがって、例えば、最大値出力回路30
より出力される最大絶対値信号ΔDが、ΔGであったと
すると、輪郭補正量演算部40より出力される輪郭補正
量R’、G’、B’は、以下のようになる。 R’=K・ΔG・R/G G’=K・ΔG B’=K・ΔG・B/G (但し、K:輪郭補正ゲイン) 正負信号ΔDMSBが正の場合には、輪郭補正演算部50
(図1参照)での演算結果として、補正後のRGBの各
デジタル画像信号の振幅Rout、Gout、Bout
が、(R+R’)、(G+G’)、(B+B’)となる
から、それらの比率は、以下のようになる。
【0034】 Rout:Gout:Bout =(R+R’):(G+G’):(B+B’) =(R+K・ΔG・R/G):(G+K・ΔG):(B+K・ΔG・B/G) =(G+K・ΔG)・R/G:(G+K・ΔG):(G+K・ΔG)・B/G =R/G:1:B/G =R:G:B ・・・(2) この式(2)と同様な関係は、上記最大値出力回路30
より出力される最大絶対値信号ΔDが、ΔRもしくはΔ
Bの場合であっても同様に成立し、また正負信号ΔD
MSBの正負に関わらず成立する。
【0035】以上のように本実施の形態においては、各
色の振幅の輪郭補正量が各色の振幅に比例するようにす
ることにより、各色における補正前の振幅と補正後の振
幅の比率が同じになり、画像の輪郭部に色付きを生じさ
せることなく輪郭補正を的確に行うことができる。な
お、本実施の形態においては、輪郭補正量の基準値とし
て最大絶対値信号ΔDを用いて、これを振幅の比に応じ
て各色の補正量を求めており、これにより輪郭補正量が
際立つように構成しているが、上記のように輪郭補正ゲ
インKの調整が可能な場合には、必ずしもエッジ成分の
絶対値が最大のものを輪郭補正量算出のための基準とす
る必要はなく、エッジ成分の絶対値が2番目、3番目の
ものを基準値として演算しても差し支えない。しかし、
特定の色についてのみ、エッジ成分が「0」もしくは、
「0」に近いものがあり得るので、輪郭補正を精度よく
実行するためには、基準値としてエッジ成分が最大値の
ものを選択する方が望ましい。
【0036】<第2の実施の形態>図6は、本発明の第
2の実施の形態における輪郭補正回路2の全体構成を示
すブロック図である。同図に示すように、輪郭補正回路
2は、A/D変換部10、エッジ検出部20、輪郭補正
演算部50、および輪郭補正量出力制御回路60からな
る。
【0037】本実施の形態は、図1に示す第1の実施の
形態に比べて、最大値出力回路30、輪郭補正量演算部
40の代わりに輪郭補正量出力制御回路60が設けられ
ている点が異なる。なお、同図において図1と同じ符号
を付したものは、同じ構成要素を示すので、その説明を
省略する。RGBの原色のアナログ画像信号は、A/D
変換部10において、デジタル画像信号に変換されエッ
ジ検出部20に出力される。
【0038】エッジ検出部20は、注目画素におけるエ
ッジ成分を演算すると共に、当該エッジ成分の絶対値信
号ΔR、ΔG、ΔBを輪郭補正量出力制御回路60へ、
正負信号ΔRMSB、ΔGMSB、ΔBMSBを輪郭補正演算部
50へ出力する。輪郭補正量出力制御回路60は、エッ
ジ検出部20より出力されてくるRGBの画像信号と、
絶対値信号ΔR、ΔG、ΔBより、輪郭補正量R’、
G’、B’を演算して、輪郭補正演算部50へ出力す
る。
【0039】輪郭補正演算部50は、エッジ検出部20
より出力されてくるRGBの画像信号および正負信号Δ
MSB、ΔGMSB、ΔBMSBと、輪郭補正量出力制御回路
60より出力されてくる輪郭補正量R’、G’、B’よ
り輪郭補正を行う。以下、本実施の形態における輪郭補
正回路2を特徴付ける輪郭補正量出力制御回路60の構
成について詳説する。
【0040】(輪郭補正量出力制御回路60の構成)図
7は、輪郭補正量出力制御回路60の概略構成を示すブ
ロック図である。同図に示すように、輪郭補正量出力制
御回路60は、スイッチ切換信号生成部610および出
力信号切換部620からなる。スイッチ切換信号生成部
610は、コンパレータ611〜613および負論理の
AND回路614〜616からなる。
【0041】コンパレータ611〜613は、エッジ検
出部20より出力されてくるRGBの画像信号の振幅
と、所定の閾値constと比較して、当該所定の閾値
よりも画像信号の振幅の方が大きければ「1」の信号を
出力する。AND回路614〜615は、コンパレータ
611〜613から出力されてくる信号に従って、スイ
ッチ切換信号SIG4〜SIG6を出力する。
【0042】同図に示すようにコンパレータ611〜6
13およびAND回路614〜615は、Rの画像信号
の振幅のみが所定の閾値を超える場合にSIG4および
SIG5が「1」となり、Gの画像信号の振幅のみが所
定の閾値を超える場合にSIG4およびSIG6が
「1」となり、およびBの画像信号の振幅のみが所定の
閾値を超える場合にSIG5およびSIG6が「1」と
なるように配線されている。
【0043】また、いずれかの異なる2色もしくは全色
の振幅が所定の閾値を超える場合には、スイッチ切換信
号SIG4〜SIG6が全て「1」となる。出力信号切
換部62は、スイッチ621〜623からなる。当該ス
イッチ621〜623には、エッジ検出部20から出力
される絶対値信号ΔR、ΔG、ΔBが、それぞれN−1
ビットのままの値と、そこから上位(N−1)−m(m
は、1以上N−1以下の整数)のみ抽出された、いわば
減衰された値とが入力されており、AND回路614〜
616から出力されたスイッチ切替信号が「1」の場合
に減衰された値を選択し、スイッチ切替信号が「0」の
場合にN−1ビットの値を選択して、それぞれ輪郭補正
量R’、G’、B’として出力するように構成されてい
る。
【0044】これによりR、G、Bのいずれか1つの振
幅が所定の閾値を超えた場合のみ、輪郭補正演算部50
において、当該色の輪郭補正量がそのまま最終的な補正
量として元の振幅に加算もしくは減算され、他の2色の
補正量は、減衰された状態で元の振幅に加算もしくは減
算されることになる。その結果、振幅が一番大きく、か
つ所定の閾値を超えた色について際立った輪郭補正がな
されることになり、一番強調すべき色の輪郭補正が可能
となり、従来のように強調すべき色が強調されないで色
付きが発生するような不都合を回避できる。
【0045】このようにして、本実施の形態の輪郭補正
回路2においては、RGBの各デジタル画像信号の振幅
を所定の閾値とを比較することにより、強調して補正す
べき色を判断するので、前述した第1の実施の形態の輪
郭補正回路1のように、最大値出力回路30などを設け
る必要がなく、回路構成を極めて簡素化することができ
る。
【0046】但し、本実施の形態によれば、RGBのう
ち2色もしくは3色の振幅が所定の閾値を超える場合、
つまり、スイッチ切換信号SIG4〜SIG6の値が全
て1の場合には、スイッチ621〜623は全て減衰さ
れた輪郭補正量を選択してしまうので、輪郭補正の効果
が乏しくなる。しかし、例えば、コンピュータのディス
プレイなどにおいて、テキストデータなどを表示する場
合には、ほとんどの場合、文字の色としてR、G、Bの
いずれか1色を中心にした色彩が選択されるようになっ
ているので、RGBのうち2色以上の振幅が所定の閾値
を超えることは少なく、この限りにおいて本実施の形態
における輪郭補正の効果を得られるものである。
【0047】(変形例)以上、本発明に係る輪郭補正回
路を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明の内
容が、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であ
り、以下のような変形例を実施することもできる。 (1)上記実施の形態においては、水平方向に隣接する
画素間の振幅の二次微分量を算出して、当該画素が輪郭
部の画素である程度を示す輪郭特徴量(エッジ成分)を
求めたが、単に水平方向に隣接する画素間の振幅の差分
を求め、これをエッジ成分としても構わない。
【0048】(2)また、上記実施の形態においては、
注目画素におけるエッジ成分を求めるため水平方向に隣
接する画素を用いているが、注目画素の周辺画素として
垂直方向に隣接する画素(以下、「垂直隣接画素」とい
う。)についてエッジ成分を求めるようにしてもよい。
この場合におけるエッジ検出回路の構成は、例えば、次
のような構成とすることができる。
【0049】図8は、Rの画像信号について垂直隣接画
素間のエッジ成分を演算するためのエッジ検出回路70
の概略構成を示すブロック図であり、第1の実施の形態
におけるエッジ検出回路21(図2参照)に相当するも
のである。同図に示すように、このエッジ検出回路70
は、1ラインメモリ710、1ラインディレイメモリ7
20,730、加算回路740、減算回路750、AB
S回路760、およびラッチ回路L11〜L20からな
っており、1ラインメモリ710、1ラインディレイメ
モリ720,730を除いて、エッジ検出回路21とほ
ぼ同様な構成となっている。
【0050】1ラインメモリ710、1ラインディレイ
メモリ720、730は、FIFOのラインメモリであ
って、A/D変換回路より出力されてくるRの画素ごと
の振幅を、それぞれ主走査方向の1ラインずつ遅延して
保持することにより、逐次3ライン分の画像信号を保持
するように構成されている。各ラインメモリは、クロッ
クを受信するたびにラッチ回路L11〜L13に対し
て、垂直方向に並ぶ3個の画素の振幅をそれぞれ出力す
るので、これによりラッチ回路L12に注目画素の振幅
が格納されると共に、ラッチ回路L11、L13に垂直
隣接画素の振幅が格納されるようになっている。
【0051】そして、上述の水平隣接画素間のエッジ成
分を演算する場合と同様にして、加算回路740、減算
回路750、ABS回路760およびラッチ回路L14
〜L20により、Rの画像信号の垂直隣接画素間のエッ
ジ成分の絶対値信号ΔR、正負信号ΔRMSBが演算され
出力される。また、G、Bの画像信号についても、同じ
回路構成によって処理される。
【0052】(3)上記実施の形態および変形例(1)
において、注目画素におけるエッジ成分の演算について
は、水平もしくは垂直方向のいずれかについて、隣接画
素間のエッジ成分を演算していたが、水平および垂直方
向の双方について、隣接画素間のエッジ成分を演算して
もよい。また、例えば、注目画素と斜め方向に隣接する
画素や、1もしくは2、3の画素をおいて隣接する画素
間のエッジ成分を演算することも可能であり、これら周
辺画素間における、振幅の2次微分量もしくは差分によ
り当該注目画素のエッジ成分が求められる。
【0053】但し、これらはエッジ検出回路の構成が複
雑になるため、回路構成を簡易にして低コスト化を図る
ためには、水平方向、垂直方向のいずれか一方でエッジ
成分を算出する方が望ましい。とりわけ水平方向のみの
隣接画素によりエッジ成分を算出する場合には、後者の
垂直方向のみの場合における図8の1ラインメモリ71
0、1ラインディレイメモリ720、730などが不要
となるので、その分コストを低く抑えることができると
いう利点がある。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る輪郭補
正回路は、輪郭特徴量演算手段が各注目画素について当
該注目画素およびその周辺画素における各色の画像信号
のレベルに基づき、当該注目画素が前記輪郭部の画素で
ある度合いを示す輪郭特徴量を求め、補正量演算手段に
より、当該輪郭特徴量と注目画素における各色の画像信
号のレベルとに基づき、各色ごとの輪郭補正量を求める
ようにしているので、各色の画像信号のレベルの大きさ
に応じて各色ごとの適正な輪郭補正量を得ることがで
き、輪郭部における色付きなどを回避して不自然な画像
が生じないようにすることができる。
【0055】ここで、前記周辺画素は、注目画素の水平
または垂直方向における隣接画素とすることにより、輪
郭特徴量演算手段における回路構成が簡易となり、低コ
スト化に資する。また、ここで、前記輪郭特徴量演算手
段が、各注目画素について、当該各注目画素における各
色の画像信号のレベルの前記周辺画素との差分もしくは
2次微分量を求めて、これを輪郭特徴量とすることによ
り適正かつ容易に輪郭特徴量を得ることができる。
【0056】さらに、本発明は、上記補正量演算手段
が、前記各画素における各色ごとの輪郭特徴量の絶対値
の最大値を求め、当該最大値を基準にして各色の画像信
号のレベルの比に応じた輪郭補正量を決定しているの
で、各色の補正前のレベルの比と補正後のレベルの比を
等しくでき、輪郭部に色付きを生ずることない適正な輪
郭補正が実行できる。
【0057】また、本発明は、前記補正量演算手段が、
前記各色の画像信号のレベルを所定の値と比較して、当
該比較結果に応じて所定の係数を決定し、これを各色の
輪郭特徴量に乗じて輪郭補正量を算出する算出手段とを
備えており、この算出手段が、前記比較の結果、一の色
のみの画像信号のレベルが、前記所定の値より大きい場
合に、他の色における前記係数を当該一の色の係数より
も小さくするようにしてもよく、このようにすることに
より、例えば、画像がコンピュータのテキストデータな
どのように、いずれか一の原色を主成分とする画像であ
るような場合に、その原色を中心にして的確に輪郭補正
を行うことができる。
【0058】また、本発明は、複数色の画像信号に基づ
いて描画される画像の輪郭部を強調する輪郭補正方法で
あって、各注目画素について、当該注目画素およびその
周辺画素における各色の画像信号のレベルに基づき、当
該注目画素が前記輪郭部の画素である度合いを示す輪郭
特徴量を求める輪郭特徴量演算ステップと、前記輪郭特
徴量と注目画素における各色の画像信号のレベルに基づ
き、各色ごとの輪郭補正量を求める補正量演算ステップ
と、前記求められた各色ごとの輪郭補正量により注目画
素における各色ごとの画像信号のレベルを補正する補正
ステップとを含むことを特徴としており、この輪郭補正
方法を実行することにより、上記輪郭補正回路と同様な
効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る輪郭補正回路
1の全体構成を示すブロック図である。
【図2】エッジ検出回路21の概略構成を示すブロック
図である。
【図3】エッジ成分演算部211における演算内容を示
す模式図である。
【図4】最大値出力回路30の概略構成を示すブロック
図である。
【図5】輪郭補正量演算回路40における、Rの画像信
号についての補正量演算回路40Rの概略構成を示すブ
ロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る輪郭補正回路
2の全体構成を示すブロック図である。
【図7】輪郭補正量出力制御回路60の概略構成を示す
ブロック図である。
【図8】本発明の変形例に係るRの画像信号について垂
直隣接画素間のエッジ成分を演算するエッジ検出回路7
0の構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
1、2 輪郭補正回路 10 A/D変換部 11〜13 A/D変換回路 20 エッジ検出部 21〜23,70 エッジ検出回路 30 最大値出力回路 40 輪郭補正量演算回路 50 輪郭補正演算部 51〜53 輪郭補正演算回路 60 輪郭補正量出力制御回路 214、760 ABS回路 710 1ラインメモリ 720,730 1ラインディレイメモリ L1〜L20 ラッチ回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数色の画像信号に基づいて描画される
    画像の輪郭部を強調する輪郭補正回路であって、 各注目画素について、当該注目画素およびその周辺画素
    における各色の画像信号のレベルに基づき、当該注目画
    素が前記輪郭部の画素である度合いを示す輪郭特徴量を
    求める輪郭特徴量演算手段と、 前記輪郭特徴量と、注目画素における各色の画像信号の
    レベルとに基づき、各色ごとの輪郭補正量を求める補正
    量演算手段と、 前記求められた各色ごとの輪郭補正量により、注目画素
    における各色ごとの画像信号のレベルを補正する補正手
    段とを備えたことを特徴とする輪郭補正回路。
  2. 【請求項2】 前記周辺画素は、注目画素の水平または
    垂直方向における隣接画素であることを特徴とする請求
    項1記載の輪郭補正装置。
  3. 【請求項3】 前記輪郭特徴量演算手段は、各注目画素
    について、当該各注目画素における各色の画像信号のレ
    ベルの前記周辺画素との差分もしくは2次微分量を求め
    て、これを輪郭特徴量とすることを特徴とする請求項1
    または2記載の輪郭補正回路。
  4. 【請求項4】 前記補正量演算手段は、前記各注目画素
    における各色ごとの輪郭特徴量の絶対値の最大値を求
    め、前記最大値となる色については、その輪郭特徴量に
    正比例する量を輪郭補正量とし、他の色については、前
    記最大値となる色の輪郭補正量に、前記最大値となる色
    の画像信号のレベルに対する当該他の色の画像信号のレ
    ベルの比を乗じて輪郭補正量とすることを特徴とする請
    求項3に記載の輪郭補正回路。
  5. 【請求項5】 前記補正量演算手段は、 前記各色の画像信号のレベルを所定の値と比較する比較
    手段と、 前記比較結果に応じて所定の係数を決定し、これを各色
    の輪郭特徴量に乗じて輪郭補正量を算出する算出手段と
    を備え、 前記算出手段は、前記比較の結果、一の色のみの画像信
    号のレベルが、前記所定の値より大きい場合に、他の色
    における前記係数を当該一の色の係数よりも小さくする
    ことを特徴とする請求項2に記載の輪郭補正回路。
  6. 【請求項6】 複数色の画像信号に基づいて描画される
    画像の輪郭部を強調する輪郭補正方法であって、 各注目画素について、当該注目画素およびその周辺画素
    における各色の画像信号のレベルに基づき、当該注目画
    素が前記輪郭部の画素である度合いを示す輪郭特徴量を
    求める輪郭特徴量演算ステップと、 前記輪郭特徴量と、注目画素における各色の画像信号の
    レベルとに基づき、各色ごとの輪郭補正量を求める補正
    量演算ステップと、 前記求められた各色ごとの輪郭補正量により、注目画素
    における各色ごとの画像信号のレベルを補正する補正ス
    テップとを含むことを特徴とする輪郭補正方法。
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