JP2002217811A - 状態検知方法、状態検知装置、移動端末装置及び移動状態観察システム - Google Patents

状態検知方法、状態検知装置、移動端末装置及び移動状態観察システム

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JP2002217811A
JP2002217811A JP2001006503A JP2001006503A JP2002217811A JP 2002217811 A JP2002217811 A JP 2002217811A JP 2001006503 A JP2001006503 A JP 2001006503A JP 2001006503 A JP2001006503 A JP 2001006503A JP 2002217811 A JP2002217811 A JP 2002217811A
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Munetoshi Unuma
宗利 鵜沼
Hiroshi Shojima
正嶋  博
Susumu Okamura
晋 岡村
Koji Kurimura
浩二 栗村
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】加速度センサを用いないで、移動体の移動状態
を判断する方法及び装置を提供する。 【解決手段】送信設備8より送信された電磁波を、アン
テナ2を用いて受信機1で受信して受信し、その電界強
度を測定手段3で測定する。移動端末7が移動すると、
電界強度の時間的変動に特定のパターンが生じるので、
測定した電界強度の時間的変化を解析、判定する解析装
置4を用いて判定し、この判定結果を出力手段5から出
力する。移動端末7に通信機能を設けて、遠隔地で移動
体の移動状態を判断する事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話やナビゲ
ータ等の移動端末に係り、移動端末が静止或は移動して
いる状態かを検知する状態検知方法及び装置に関する。
また、それを用いた移動状態観察システムに関する。
【0002】
【従来の技術】車両や人間などの移動体が移動している
のか、停止しているのかを遠隔地から観察したり、それ
ら移動体の制御を行なうことについての提案がある。移
動体の移動状態を検知する方法としては、たとえば、特
開平5−101283「車両移動検出装置」がある。こ
の検出装置は、振動を検知するセンサと電界強度の変動
幅が一定値以上大きくなった場合に、持続時間より車両
の移動を検知して盗難を検知する。また、人間や動物或
いは機械等の移動体について、その動作や行動を自動認
識する装置として、特開平10−113343「動作及び
行動の認識方法及び装置」がある。この方法において
も、加速度センサと電磁波の測定手段が併用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
震動センサ単独では検出精度に問題があるので、それを
補うために電界強度の変動幅が一定値以上大きくなった
場合の持続時間も併用して処理を行ない、動作の精度を
高めている。従って、この方式には(1)装置内に震動
センサを入れる必要があり、(2)電界強度の変動幅が
一定値以上大きくなった場合の持続時間だけを用いてい
るため、電界強度単独で高精度に認識することが困難で
あり、(3)携帯電話等の汎用無線機には、通常フェー
ジングを抑えるためのAGC(自動ゲイン制御回路)や
タイバーシティアンテナ等を用いてから受信機で受信す
るため、フェージングが観測しにくい等の問題がある。
【0004】本発明の目的は、従来技術の問題点を克服
し、電界強度単独で高精度に認識できる状態検出方法や
装置及びそれを利用した端末装置を提供することにあ
る。また、その状態検出方式を歩行者や車両などの移動
体の観察に適用した状態観察システムを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、送信源から発信される電磁波を受信し、受信した
電磁波の時間的変動を測定し、測定した時間的変動を解
析して受信側または送信源の移動による状態変化を判定
することを特徴とする。前記状態変化は、前記電磁波の
時間変動に周期性が有るか/無いかにより判断する。あ
るいは、前記電磁波の時間的変動を時間周波数解析を用
いて判定する。
【0006】また、本発明は、電磁波の送信源から発信
される電磁波を受信し、電磁波の変動を利用して受信側
または送信源の移動状態を検出する状態検出装置におい
て、電磁波の変動を測定する測定手段と、電磁波の時間
的変動を解析し、判定する解析手段と、判定結果を出力
する出力手段を備え、観測した電磁波の時間的変動の状
態変化を判定し、判定結果の状態変化を出力することを
特徴とする。
【0007】前記測定手段は、電磁波の電界強度を測定
する手段、AGC(オートゲインコントロール)の増幅
率を測定する手段、タイバーシティアンテナの切替え信
号を観測する手段またはマルチパスの大きさや時間遅れ
を観測する手段である。
【0008】また、本発明の状態検出装置は、受信した
電磁波の中からマルチパスを検出し、該マルチパスの時
間的変動を解析して判定する解析手段および判定結果を
出力する出力手段を備え、観測したマルチパスの時間的
変動の状態変化を判定し、判定結果の状態変化を出力す
ることを特徴とする。
【0009】本発明によれば、震動センサを併用せず
に、電界強度による状態検知を単独で行うので、小型化
・低価格化が実現できる。この場合、電界強度による状
態検知は単独でも高精度に行なえる。また、AGCやタ
イバーシティアンテナの制御信号はフェージングに関係
しているので、この制御信号を利用して状態検知が容易
にできる。
【0010】また、本発明の移動端末装置は位置検知装
置を備えるとともに、端末の状態変化を、上記の何れか
の状態検知装置を設けて判定し、前記端末の状態が停止
から移動または移動から停止に変化したと判定された場
合に、前記位置検知装置の動作を起動または停止するこ
とを特徴とする。これにより、移動端末の省力化が可能
になる。
【0011】さらに、本発明の移動状態観察システム
は、上記の(位置検知装置及び)状態検知装置を設けた
移動端末と状態・位置管理サーバをネットワークで結
び、さらに、該サーバとクライアントの端末を直接また
はネットワークで結んで構成し、クライアントから依頼
された特定の移動端末の移動/停止の状態をサーバで取
得し、クライアントに通知することを特徴とする。これ
により、高齢者や幼児などの介護や車両の行動調査に寄
与できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。図1は本発明の一実施例を示し、移動端末に設けら
れた状態検知装置の機能ブロック図である。状態検出装
置6は受信機1と、受信機1のアンテナ2と、受信機1
で受信した電磁波の電界強度を計測する電界強度測定手
段3と、取得した電界強度の時間的変動の解析及び判定
を行なう判定手段4と、判定結果の出力手段5から構成
される。状態検出装置6は移動端末7に設けられ、送信
設備8からの電波を受信する。
【0013】受信機1は、送信設備8より送信された電
磁波をアンテナ2より取り込み電磁波を受信する。な
お、本実施例では受信機と記載しているがPHS・携帯電
話・CDMA・衛星携帯電話等のような無線電話装置や、業
務用やアマチュア用更に特定小電力・微弱電力の無線
機、赤外線や超音波等を用いた通信装置などのように、
送信機能を有していても構わない。
【0014】電界強度測定手段3は、受信した電磁波の
電界強度を測定する手段で、時々刻々変化する電磁波の
電界強度を計測する。
【0015】図2に電界強度測定手段3で測定した一例
を示す。縦軸25が測定された電界強度であり、横軸2
4は時間を表している。測定波形の中で区間21は、移
動端末6を所持した人間が静止状態の時に送信設備8よ
り送信された電磁波を観測した結果であり、区間22
は、移動端末8を所持した人間が移動(歩行)状態の時
の電界強度の観測結果である。測定した場所はほぼ同じ
場所である。区間21の中で一時的に電界強度が低くな
っている部分(23)が存在する。これは、所持した人
間の直前をトラックが通過したために現れた波形変化で
ある。なお、区間26は送信設備8が送信を休止してい
る区間でありそのため電界強度が弱くなっている。
【0016】図2より判るように、静止中(21)及び
移動中(22)で明かに波形の形が異なっている。通
常、送信設備8から受信アンテナ2へ電磁波が届く場
合、送信設備8から受信アンテナ2へ届く直接波と、周
囲の物体(地面や建物)に反射して受信アンテナ2に届
く反射波が存在する。静止時には電磁波の伝播経路が変
化しないため直接波と反射波の干渉の程度は変化しない
が、移動すると、送信設備8から届く直接波と、反射波
との経路距離が移動に伴い変化するために干渉の程度が
変化して(フェージング)、このような計測結果が得ら
れている。
【0017】電界強度の時間的変動の解析、判定を行な
う判定手段4は、図2における波形の違いを解析し移動
端末7の移動状態を判定する部分である。判定方法に関
するいくつかの例を次に示す。 (1)周期性を利用した解析及び判断手段 図3に周期性を利用した解析及び判断手段の一例を示
す。フェージングは、直接波と間接波の位相差によって
起こる。位相が同じ場合、電界強度は強く観測される
が、位相が反転した場合電界強度は弱く観測される。こ
の強弱の変化は、移動距離に比例して周期的に強弱が変
化する。従って、この強弱の変動に周期性があるか否か
を判定することにより、移動の有無が判定できる。
【0018】図2の部分23は、トラックが通過したた
めに起こった一時的な電磁波の遮断である。従って、信
号波形は周期的に変化していない。また、木の枝や木の
葉の揺れによりフェージングが発生する場合があるが、
木の葉の揺れによるフェージングには周期性がない。
【0019】図3は周期性の判定手段を示したものであ
る。周期性の抽出手段31は、計測した電界強度の信号
波形から周期性を見つける手段である。例えば、周期性
を見つける手段として、自己相関関数、あるいは周波数
解析手段の一手段としてフーリエ変換等が用いられる。
【0020】自己相関関数は、計測した測定波形と同じ
測定波形の時間を少しずらしながら相関をとる手段であ
り、時間差0以外に相関の極大値が現れるか否かで周期
性を判断する。従って、この判断を判断手段32で行う
事により周期性の判断を行う事が出来る。
【0021】フーリエ変換は、計測した横軸時間の計測
データ(時間領域)から、横軸周波数(周波数領域)へ
変換する手段である。周波数領域では、計測データの各
周波数成分における信号の強さ(スペクトル)という表
現に変換される。周期性の有無は、スペクトルの強い部
分が有るか/無いかにより判断できる。従って、判断手
段32では、スペクトルが他のスペクトルに比べ大きい
か否かを判断して周期性の判断を行う。 (2)電界強度変化のパターンを利用した解析及び判断
手法図4にパターン比較を用いた解析及び判断手段の一
例を示す。電界強度パターンの比較判断手段41及び比
較用の電界強度パターン42より構成される。先ず、測
定された電界強度は比較判断手段41に入力される。こ
こでは、電界強度の時間的変化を比較用の電界強度パタ
ーン42と相関関数などを用いて比較する。比較判断手
段41ではこの電界強度パターン42と比較する事によ
り移動の有無及び周囲の環境(物体の混雑度)等を判断
することが出来る。
【0022】電界強度パターン42には、様々な移動状
態における電界強度の変化パターンが記憶されている。
例えば、移動端末8が動かなければ電界強度はあまり変
化しない。また、周囲に何もない環境で移動した場合、
フェージングは直接波と地面から反射して来た反射波と
の干渉で起きるので、比較的きれいな周期波形として観
測される。また、周囲に建物等が多数存在する場合に
は、様々な反射との干渉のため、きれいな周期性はある
が、きれいな周期関数とはならない。これらのパターン
を電界強度パターン42に蓄えている。 (3)時間周波数解析を用いた解析及び判断手法 図5に時間周波数解析を用いた解析及び判断手法を示
す。時間周波数解析の代表的な手段としてウェーブレッ
ト変換がある。ウェーブレット変換は、信号波形の変化
点を見つけ易くしたり、非周期信号を解析する解析手段
である。例えば、単発で現れる電界強度の変化を抽出し
たり、電界強度波形の周波数が変化した位置を特徴量と
して抽出することが出来る。直流や非周期運動から周期
運動に変化した地点も判別可能である。
【0023】先ず、時間周波数特性への変換手段51で
電界強度の時間的変化を時間周波数特性へと変換する。
変換により、先に述べた信号の変化点や単発信号の特徴
量が抽出される。比較用の特徴量53には前もってそれ
らの特徴量が登録されており、変換手段51より出力さ
れた特徴量と特徴量53の特徴量が比較される。そし
て、最も特徴量が一致する特徴量53の特徴量が認識結
果として出力される。
【0024】このようにして、判定手段4による電界強
度の時間的変動の解析及び判定の結果は、出力手段5か
ら取り出される。なお、本実施形態では、移動端末側に
検知機能を設けていたが、移動端末7側に送信機能を持
たせ、送信設備8側(この場合受信設備となる)に検知
機能を持たせても同様の効果が得られる。更に、移動端
末7と送信設備8の両方に検知機能を持たせ、両方の結
果を元に判断しても構わない。
【0025】本実施形態によれば、送信設備より送信さ
れた電磁波を受信して、その電界強度の時間的変動を解
析及び判定することにより、移動端末が静止しているか
移動しているかを判断できる。
【0026】図6を用いて、電界強度を直接計測する代
わりに、AGC(自動ゲインコントロール)の増幅率を
制御する信号を利用して間接的に電界強度を取得する一
実施例を説明する。
【0027】AGCは、フェージングに伴う電界強度の
変化を少なくするために、アンテナ2から入ってくる電
磁波の強さに応じて、増幅率制御信号63を用い電磁波
の強さが弱い場合にはAGC61の増幅率を大きく、逆
に強い場合にはAGC61の増幅率を小さくして常に、
ほぼ一定強さの電磁波を受信機に送るための装置であ
る。従って、AGCを用いている装置では、アンテナ2
より入った電磁波の強さが変化したとしても、受信機で
計測した電界強度の強さは変化しなくなっている。
【0028】そこで、AGCの増幅率を制御している信
号線63に増幅率の制御信号を観測する手段62を設
け、増幅率制御信号63の値を観測する。この制御信号
63は、アンテナ2より入って来る電磁波の強さに、ほ
ぼ比例しているため、受信機で受けた電界強度を用いる
のと同じように、移動端末の静止及び移動を判断するた
めの信号として利用できる。
【0029】本実施形態によれば、AGCを搭載した受
信機においても移動端末の静止及び移動に伴う電磁波の
変動を観測することが出来るといった効果がある。
【0030】図7を用いて、電界強度を直接計測する代
わりに、タイバーシティアンテナの切換信号を利用して
間接的に電界強度を取得する一実施例を説明する。タイ
バーシティアンテナはAGCと同様に、フェージングに
伴う電界強度の変化を少なくするために、複数のアンテ
ナ71及び72を設け、一番強く電磁波を受けているア
ンテナを選択して常に、ほぼ一定強さの電磁波を受信機
1に送るために、アンテナ71及び72を切換スイッチ
73で切換ている。従って、タイバーシティアンテナを
用いている装置では、アンテナから入った電磁波の強さ
が変化したとしても、受信機1で計測した電界強度の強
さは変化しなくなってしまう。
【0031】そこで、アンテナを切替える信号76を、
アンテナの切換信号を観測する手段74を用いて観測
し、移動状態を判断する。判断の手法は、図3で説明し
た周期性を利用した判断手順とほぼ同じであるが、アン
テナを切替える信号76は、どちらのアンテナに切替え
るかといったディジタル信号である。
【0032】一例を図8に示す。アンテナAを選択する
場合には信号レベル83、アンテナBを選択する場合は
信号レベル84となっている。区間81は静止状態、区
間82は移動状態の切換変化を表している。区間81は
静止中であるので、フェージングが起こらずアンテナの
切換も起きていない。区間82は移動に伴い頻繁にアン
テナの切換が起こっている。つまり、図3の例では、電
界強度の強さを入力したが、本実施例では切り替え信号
のレベルを入力する事により、図3と同様の解析及び判
定装置を用いて処理を行う事ができる。
【0033】本実施形態によれば、タイバーシティアン
テナを搭載した受信機においても、移動端末の静止及び
移動状態の判定ができる効果がある。
【0034】次に、符号分割多重アクセス(Code Divis
ion Multiple Access;以下[CDMA]という)のよ
うに、スペクトラム拡散通信を用いた場合の状態検知手
段の実施例を説明する。
【0035】図9は、逆拡散符号で復調した場合の相関
値を示した一例である。縦軸が相関値、横軸が遅れ時間
を表している。91は直接波を表す相関のピーク値であ
り、その示す時間は、送信源からの距離に比例してい
る。92はマルチパスによる信号であり、伝達経路が直
接波に比べ長くなるため時間が遅れている。静止中は、
このマルチパスによる相関のピーク値はほとんど変動し
ないが、移動することによりマルチパスの伝播経路が異
なってくるため、マルチパスの位置及び強さが時間的に
変動してくる(93や94)。従って、このマルチパス
部分の変動量を比較することにより、静止状態か移動状
態かを判断することができる。
【0036】変動の比較手段としては、1計算サイクル
或は数計算サイクル前のマルチパス部分の相関値と新た
に求めた相関値の相関を取り相関が大きければ静止状
態、相関が少なければ移動状態と判断できる。これによ
れば、CDMAのようにスペクトラム拡散通信用の受信
機においても、移動端末の静止または移動の判定が出来
る。
【0037】次に、図10を用いて、CDMAのように
スペクトラム拡散通信を用いた場合に、周囲の物体の混
雑を認識するための実施例について説明する。区間10
4は周囲に何もない場合の相関値である。周囲に何もな
い場合、マルチパスはあまり起こらないので、直接波1
01のみが観測される。区間105は、周囲に物体が多
い場合の例である。物体が多くなるとマルチパスの数が
多くなるため、多数の反射波102,103が観測され
る。また、物体が近くに有る場合は、直接波101の近
くに(102)、遠くにある場合は直接波から離れた場
所に(103)反射波が観測される。
【0038】従って、この反射波群の数より、マルチパ
スが多い場合は込み入った場所(例えば、混雑した街
中)に移動端末が存在し、マルチパスが余りない場合は
周囲に物が少ない場所に存在していると認識される。ま
た、反射波群と直接波の時間差を判断することにより、
周囲の物体が移動端末からどの程度離れているかを認識
することも可能である。
【0039】図11に、マルチパスから静止または移動
を判定する手順を示す。(a)はマルチパスによる相関
のピークの変動を判定するもので、無線受信すると、相
関値を算出し、遅延プロファイルの作成をし、マルチパ
ス部分の抽出を行なう(114)。次に、一定時間前に
算出したマルチパス部分との比較を行ない、マルチパス
のピーク値に変動が多い場合は移動中、変動が少ない場
合は静止中と判断する。(b)はマルチパスが多いか少
ないかにより、込み入った場所か、あるいは物体が少な
い場所かを判定する。
【0040】本実施形態によれば、CDMAのようにス
ペクトラム拡散通信用の受信機において、移動端末の静
止・移動状態の判定の他に、周囲の混雑度などが認識で
きるといった効果がある。
【0041】次に、状態検出装置を用いて、移動端末装
置の機能を起動或は停止する実施例を説明する。図12
は移動端末が位置検知手段(例えばGPS)を有してい
る例で、この位置検知手段を状態検出装置によって制御
する。
【0042】移動端末の位置を位置検知手段122を用
いて把握したい場合、常に位置検知手段122を動作さ
せる必要がある。しかし、位置検知手段を動作させるた
めには電力が必要であり、バッテリ駆動の装置において
は動作時間が短くなるなどの問題が生じている。
【0043】本実施例はこの問題を解決するための手段
である。位置検知の場合、移動していれば位置を検知す
る必要があるが、静止している場合移動しないので位置
検知の必要はない。従って、移動中は位置検知手段の電
源を入れ静止中は電源を切ることにより省力化が可能で
ある。位置検知手段122はアンテナ121で受信した
測位用電波を利用して自分の位置を測位する。位置検知
手段122には、この手段の動作を制御するための位置
検知手段の起動装置124が取りつけられている。この
装置は位置検知手段122の起動・停止を、上述した電
磁波変動による移動検知手段126の判定結果125を
用いて制御している。
【0044】図13のフローを用いて、本実施例の動作
を説明する。電磁波変動による移動検知手段126で
は、電界強度の取得後、電界強度の解析を行い(13
2)、移動か否かの判定を行っている(133)。移動
と判定された場合、端末7の位置が移動しているので位
置検知装置を起動し(134)、位置検知処理を行う
(135)。これにより移動後の位置が取得できる。そ
の後再び位置検知装置を停止させ(136)、電力をセ
イブする。移動判定で静止と判定された場合は、1計算
サイクル前の位置から移動していないので、位置検知の
処理は不要であり、位置検知装置を停止する処理(13
7)を行う。
【0045】本実施例によれば、移動検知の判断結果か
ら移動端末に付随する装置(位置検知装置など)を制御
する事により、装置の電力消費量の削減が出来るといっ
た効果がある。
【0046】図14及び図15は、移動検知の認識結果
を表示した実施形態を表している。表示画面141内に
は、車両や人間が地図上に表示されている。145は停
止している車両、143は動いている車両である。この
車両には、移動検知手段の他に、位置を検知する手段、
及び移動や位置を検知した結果を伝達するための通信手
段が内蔵されている。つまり、図12の構成に通信手段
が付加された構成となっている。
【0047】移動検知手段により、「移動」/「静止」
を判断し、位置検知手段により求めた位置情報を求め、
通信手段を用いて遠隔地の表示画面までそれらのデータ
を伝送して、監視センターなどの表示装置の地図上に場
所と状態を表示している。同様に、人間142、14
4、146も同じ構成の装置を所持しており、センター
では静止している人144、歩いている人142、14
6といったような表示が行なわれる。
【0048】図15は、地図の表示が行えないような装
置での表示例である。対象の移動状態を認識し、その結
果を、「移動中です」/[動いていません]など、文字
により判りやすく表示している(152、153)。な
お、この例の場合は、移動/停止のみを検知すればよい
ので、位置検知手段は無くても良い。
【0049】図16に、図14及び図15の画面を表示
して、上述した状態検知方法を使用するシステムの一例
を説明する。161は電波変動による状態検知装置、1
62は位置検知装置であり、例えばGPSなどを用いた
位置を検出する手段である。164は通信装置で、例え
ば、携帯電話網や無線通信を用いたデータ通信装置であ
る。無論、直接インタネットに接続できる通信網でもか
まわない。状態検知装置161、位置検知装置162及
び通信装置164を含むものが移動端末163である。
通信網165は、通信装置164が通信を行うための携
帯電話網あるいはパケット通信網、インターネット網で
ある。移動端末163は通信網165を用いて、状態・
位置管理サーバ167に接続されている。
【0050】状態・位置管理サーバ167は、移動端末
163の状態や位置を管理しているサーバである。その
管理データを蓄積するために状態・位置管理DB166も
備えている。状態・位置管理サーバ167は、クライア
ント端末に情報を発信させるためのWebサーバ機能も備
えている。端末169及び160は、移動端末163を
所持している人や物の状態を表示するための端末であ
る。端末169のように固定式でもよいし、端末160
のように移動する端末でもかまわない。以後これをクラ
イアントと呼ぶ。
【0051】このクライアントとサーバ167は通信網
168で接続されている。この通信網168は、通信網
165と同様に電話回線網(有線・無線)、各種無線通
信におけるパケット通信網、インターネット網などで構
成される。
【0052】次に図17を用いて、クライアント169
の画面が図14のような表示を行うための手順について
説明する。以下では、子供や高齢者の状態を把握できる
システムを例に取る。
【0053】子供や高齢者の行方を探るときには、クラ
イアントの端末169を使い、状態・位置管理サーバ1
67に探査の依頼を要求する(170)。サーバ167
へは、電話回線或はインターネット経由で接続する(1
71)。サーバ167は、探索依頼を要求された端末1
63へ、通信網165を用いて回線を接続する(17
2)。端末163では、位置情報を取得するために位置
検知装置162、及び状態検知装置161を用いて位置
と状態情報を取得する(173、174)。
【0054】取得した位置・状態情報はサーバ167へ
送られる(175)。サーバ167では、取得した位置
情報及び状態情報を用い、表示画面の地図上に端末16
3の位置と状態を表示する。例えば、図14の例では、
144の位置にいる人は静止状態を表し、142の位置
の人は走っている最中、146の位置にいる人は歩行中
を表しており、このようなデータをサーバ167で生成
する。データの書式としては、HTMLやXMLのよう
にWeb言語を用いて表現しても良い。
【0055】図16の状態と位置の管理サーバDB166
は、状態と位置の履歴などを管理している。例えば、図
14で人が144から142へ行き、最後に146へ移
動する状態を表示するためには、位置と状態の履歴が必
要である。この履歴を166に記憶しておく。これらの
表示用データは通信路168を用いてクライアント16
9に送られ、クライアントの端末はこのデータを元に図
14に示すような画面を生成する。
【0056】子供や高齢者の行方を要求した利用者は、
クライアント169の画面を見ることにより、子供や高
齢者が何処でどのような状態になっているかを把握する
ことができる。位置検知システムを用いて移動距離を測
ることも出来るが、GPSなどを用いた場合、位置精度
のばらつきが20m程度あるので、同じ場所で行動して
いる場合、静止しているのか行動しているのかを判断で
きない場合がある。ところが、このシステムでは静止と
行動を判断できるので、子供が元気に外で遊んでいる
か、高齢者が歩行困難に陥っていないか、などを把握す
ることも可能である。
【0057】なお、上記説明では人間を例にとり説明し
たが、車に取り付け、図14における車両143や14
5のように表示することもできる。この場合、車が完全
に静止しているのか、渋滞などによりのろのろと移動し
ているのか、などの判断も可能である。また、通話前に
相手の動作状態を取得して、移動中などであれば電話を
かけないようにするなどの判断材料とすることも可能で
ある。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、送信設備より受信した
電磁波の電界強度の時間的変動を解析及び判定すること
により、移動端末が静止しているか移動しているかを判
断できる。また、AGCを搭載した受信機やタイバーシ
ティアンテナを搭載した受信機において、或いはCDM
Aのようにスペクトラム拡散通信用の受信機において
も、移動端末の静止及び移動に伴う電磁波の変動を観測
することができる。
【0059】本発明によれば、移動検知の判断結果か
ら、それに付随する装置(位置検知装置など)を制御す
る事により、該装置の電力消費量の削減ができる。
【0060】本発明によれば、電磁波の電界強度の時間
的変動を解析及び判定することにより、人や車などの移
動状態を観察することができ、高齢者や子供の看護、あ
るいは車両の行動調査に役立たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による状態検知装置の構成を
示す機能ブロック図。
【図2】電界強度を測定した静止状態と移動中の波形
図。
【図3】周期性を利用した解析及び判断手段の機能ブロ
ック図。
【図4】パターン比較を用いた解析及び判断手段の機能
ブロック図。
【図5】時間周波数解析を用いた解析及び判断手段の機
能ブロック図。
【図6】AGCの増幅率を制御する信号を用いて間接的
に電界強度を取得する構成図。
【図7】タイバーシティアンテナの切換信号を用いて間
接的に電界強度を取得する構成図。
【図8】タイバーシティアンテナの切換信号の静止/移
動状態を示す説明図。
【図9】逆拡散符号で復調した場合の相関値を示す特性
図。
【図10】逆拡散符号で復調した場合の相関値が周囲の
物体の影響を受ける様子を示す特性図。
【図11】マルチパスから静止または移動を判定する手
順を示すフローチャート。
【図12】本発明の他の実施例を示し、移動状態の判定
結果を用いて位置検知手段の移動起動或は停止を行なう
移動端末の機能ブロック図。
【図13】移動端末において、位置検知手段の起動/停
止を制御するフローチャート。
【図14】移動端末の判定結果を表示画面上の地図上に
表示した例示図。
【図15】移動端末の判定結果を文字で表示した例示
図。
【図16】本発明の適用例で、移動状態観察システムの
構成図。
【図17】移動状態観察システムの処理手順を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1…受信機、2…アンテナ、3…電界強度の測定手段、
4…:電界強度の時間的変動の解析手段、5…判定結果
の出力手段、6…状態検出装置、7…移動端末、8…送
信設備、161…状態検知装置、162…位置検知装
置、164…通信装置、165,168…通信網、16
6…状態・位置管理DB、167…状態・位置管理サー
バ、160,169…クライアント端末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 晋 東京都江東区新砂一丁目6番27号 株式会 社日立製作所公共システム事業部内 (72)発明者 栗村 浩二 東京都江東区新砂一丁目6番27号 株式会 社日立製作所公共システム事業部内 Fターム(参考) 2C032 HD03 2F029 AA02 AA07 AB05 AC02 AC04 AC14 AC16 5H180 AA22 BB04 BB05 FF22 5K067 AA41 BB21 EE02 EE12 EE32 GG11 HH21 HH22

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信源から発信される電磁波を受信し、
    受信した電磁波の時間的変動を測定し、測定した時間的
    変動を解析して受信側または送信源の移動による状態変
    化を判定することを特徴とする状態検知方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記状態変化は、前記電磁波の時間変動に周期性が有る
    か/無いかにより判断することを特徴とする状態検知方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記状態変化は、前記電磁波の時間的変動を時間周波数
    解析を用いて判定することを特徴とする状態検知方法。
  4. 【請求項4】 電磁波の送信源から発信される電磁波を
    受信し、電磁波の変動を利用して受信側または送信源の
    移動状態を検出する状態検知装置において、 電磁波の変動を測定する測定手段と、電磁波の時間的変
    動を解析し、判定する解析手段と、判定結果を出力する
    出力手段を備え、観測した電磁波の時間的変動の状態変
    化を判定し、判定結果の状態変化を出力することを特徴
    とする状態検知装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記測定手段は、電磁波の電界強度を測定する手段、A
    GC(オートゲインコントロール)の増幅率を測定する
    手段、タイバーシティアンテナの切替え信号を観測する
    手段またはマルチパスの大きさや時間遅れを観測する手
    段であることを特徴とする状態検知装置。
  6. 【請求項6】 電磁波の送信源から発信される電磁波を
    受信し、電磁波の変動を利用して受信側または送信源の
    移動状態を検出する状態検知装置において、 受信した電磁波の中からマルチパスを検出し、該マルチ
    パスの時間的変動を解析して判定する解析手段および判
    定結果を出力する出力手段を備え、観測したマルチパス
    の時間的変動の状態変化を判定し、判定結果の状態変化
    を出力することを特徴とする状態検知装置。
  7. 【請求項7】 位置検知装置を備える移動端末装置にお
    いて、 移動端末装置の状態変化を、請求項4〜6の何れか一つ
    に記載の状態検知装置を設けて判定し、前記端末装置の
    状態が停止から移動または移動から停止に変化したと判
    定された場合に、前記位置検知装置の動作を起動または
    停止することを特徴とする移動端末装置。
  8. 【請求項8】 複数の移動端末装置と状態管理サーバを
    通信網で結び、移動端末装置の状態を遠隔地で観察する
    移動状態観察システムにおいて、 前記移動端末装置に受信した電磁波の時間的変動を解析
    して移動/停止の状態変化を判定する状態検知装置、ま
    たは該状態検知装置と位置検知装置を設け、前記状態管
    理サーバが所定の移動端末装置の状態変化、または状態
    変化と位置を取得して表示することを特徴とする移動状
    態観察システム。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記状態管理サーバはクライアント端末と通信網で結
    び、クライアントから要求された移動端末装置の状態変
    化、または状態変化と位置を取得し、それらを前記クラ
    イアント端末に送信して表示させることを特徴とする移
    動状態観察システム。
  10. 【請求項10】 複数の移動端末装置と状態管理サーバ
    を通信網で結び、移動端末装置の状態を遠隔地で観察す
    る移動状態観察方法において、 クライアントの要求がある移動端末装置について、該移
    動端末装置が受信した電磁波の時間的変動を解析した移
    動/停止の状態変化を該移動端末装置から取得し、通信
    網で結んだクライアント端末へ配信することを特徴とす
    る移動状態観察方法。
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