JP2002215481A - Webアクセス制御方法およびシステム - Google Patents

Webアクセス制御方法およびシステム

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JP2002215481A JP2001009960A JP2001009960A JP2002215481A JP 2002215481 A JP2002215481 A JP 2002215481A JP 2001009960 A JP2001009960 A JP 2001009960A JP 2001009960 A JP2001009960 A JP 2001009960A JP 2002215481 A JP2002215481 A JP 2002215481A
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Takayuki Koyama
隆之 小山
Hidetoshi Mori
森  英俊
Yoshihiko Uematsu
芳彦 植松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の顧客や特定のページおよび特定の行動
に係わるWWWサーバへのWebアクセスを優先処理するWeb
制御システムを提供する。 【解決手段】 インターネットに代表されるIPネットワ
ークやMPLSネットワークを経由して一度に多数の顧客が
WWWサーバへアクセスする場合のWebアクセスを優先制御
するために、ネットワークを経て受信される要求パケッ
トに含まれるCookie情報などの顧客IDやURL情報などのI
Dを識別する機能を有しているゲートウェイ装置を用い
ることにより、特定の顧客IDやページIDを優先処理し
て、特定の顧客や特定のページおよび特定の行動に係わ
るWebアクセスを優先処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、複数の顧客が一度に各
自の端末のWWWブラウザを用いてインターネットに代表
されるIPネットワークやMPLSネットワークなどを通して
WWWサーバヘアクセスする場合に、特定の顧客や特定の
ページおよび特定の行動に係わるWebアクセスを優先制
御する方法およびシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインターネットなどによるWebア
クセスでは、ネットワ−ク、WWWサーバなどでの処理が
複数のアクセスに対して平等に行なわれていたため、一
度に多数のユーザからアクセスがある場合に、顧客側で
は、なかなか接続できないか、接続できても情報が送ら
れて来るのにかなりの時間がかかるなどの問題がある。
また、サービスを提供する側では、重要な顧客が接続で
きないために、商機を逃がしてしまうと云う問題や、そ
れに対処するためにサーバの数を増やさなければならな
いため、過剰な設備投資が必要となるなどの問題が生じ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ネッ
トワーク、WWWサーバなどでの処理が全てのWebアクセス
に対して平等に行なわれていることによる上述したよう
な種々の問題を解決するためのWebアクセス制御方法お
よびシステムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の顧客が
一度に各自の端末のWWWブラウザを用いてIPネットワー
クやMPLSネットワークなどを経由して或るWWWサーバへ
アクセスする場合におけるWebへのアクセスを制御する
に当り、前記顧客端末と前記WWWサーバとの間にて、前
記ネットワークを経て受信されるIPパケットに含まれる
Cookie情報などの顧客IDおよびURLなどのページIDに代
表されるHTTPヘッダ情報を識別し、特定の顧客IDやペー
ジIDを含むIPパケットを優先処理して、特定の顧客や特
定のページおよび特定の行動に係わるWebアクセスを優
先制御することを特徴とする。
【0005】さらに本発明は、複数の顧客が一度に各自
の端末のWWWブラウザを用いてIPネットワークやMPLSネ
ットワークなどを経由して或るWWWサーバへアクセスす
る場合のWebへのアクセス制御システムにおいて、前記
顧客端末と前記WWWサーバとの間に、前記ネットワーク
を経て受信されるHTTP要求情報を構成するIPパケットに
含まれるCookie情報などの顧客IDやURLなどのページID
に代表されるHTTPヘッダ情報を識別する機能を有するゲ
ートウェイ装置を設けて、特定の顧客IDやページIDを含
むIPパケットを優先処理して、特定の顧客や特定のペー
ジおよび特定の行動に係わるWebアクセスを優先制御す
るようにしたことを特徴とする。
【0006】本発明の好適例では、前記ゲートウェイ装
置が、前記Cookie情報などの顧客IDやURLなどのページI
Dに代表されるHTTPヘッダ情報を基にIPパケット処理の
優先度判定を行うポリシー識別機能と、該ポリシー識別
機能の処理優先度判定に基づいてTOS値などに優先度を
反映して設定するポリシーマーキング機能と、前記WWW
サーバからの応答IPパケットを送出すべきネットワーク
を選定するルーティング機能と、前記ポリシーマーキン
グ機能で設定したTOS値などの優先度に従って応答IPパ
ケットを優先的に読み出してネットワークへ送出するパ
ケット優先読み出し機能とを具えるようにする。
【0007】本発明のさらに他の好適例では、前記Web
アクセス優先制御システムがさらに、顧客の購買履歴を
管理し、顧客のWebアクセス優先度を決定する機能と、
前記WWWサーバからCookie情報などの顧客IDを取得し、
該顧客IDと購買履歴、顧客優先度等との対応付けを行な
って、前記ゲートウェイ装置に対して前記Cookie情報お
よび優先度をポリシーとして設定する機能を具備するポ
リシーサーバを具えるようにする。
【0008】ここで云う「特定の顧客」とは、例えば、
購買金額の多い重要顧客のことを云い、これらの顧客は
Cookie情報などにより判別することができる。また「特
定のページ」とは、サービス提供者が企画した商品販売
のページなどのことであり、これはURL情報などにより
判別することができる。さらに「特定の行動」とは、商
品の購入依頼などのことであり、これもURLなどで判別
することができる。
【0009】上記のような手段を用いることにより、同
時に多数のWebアクセスがあっても、重要な顧客や重要
なページが優先度高く設定されていれば、そのアクセス
が優先処理されるため、通常時と同じようにWWWサーバ
に接続でき、情報を早く受け取ることができる。また重
要な顧客の優先処理ができる程度の設備があればよく、
従来過剰になりがちであったサーバ等の過剰設備投資を
避けることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明をより詳細に説述するため
に、添付の図面に従ってこれを説明する。
【0011】図1は、本発明に係わるWebアクセス制御
システムの基本構成例を示す図であって、1は顧客端
末、2はインターネット等のIPネットワークやMPLSネッ
トワーク、3はゲートウェイ装置、4はWWWサーバであ
る。
【0012】以下に、顧客が彼のWWWブラウザを用い
て、IPネットワークやMPLS(multiprotocol label swit
ching)ネットワークなどを通してWWWサーバへアクセス
する場合における特定の顧客や、特定のページおよび特
定の行動に係わる優先アクセスを実現する場合の動作概
要について説明する。
【0013】先ず顧客は、端末1のWWWブラウザを用い
て、ネットワーク2を経由してHTTP(hypertext transfe
r protocol)要求情報を構成するIPパケット(以下、要
求パケットと称する)をゲートウェイ装置3へ送出す
る。ゲートウェイ装置3では、受信した要求パケットに
含まれるURL(uniform resource locator)情報および
クッキー(Cookie)情報をポリシー識別機能31でポリ
シーデータベース311を検索して、このデータベース311
に優先度ありが設定されているURLやCookie情報であれ
ば、優先度情報とともに要求パケットをWWWサーバ4へ
送信する。WWWサーバ4では、送られた優先度に従って
優先処理を行い、HTTP応答情報を構成するIPパケット
(以下、応答パケットと称する)をゲートウェイ装置3
へ送信する。ゲートウェイ装置3では、ポリシーマーキ
ング機能32で斯かる応答パケットのSA(送信元アドレ
ス)やTCPコネクション情報を識別するとともに、こそ
れらの識別情報に対応する優先度のTOS値が反映され、
このTOS値を基に応答パケットを優先度に従ったクラス
に振り分けて、一旦パケット優先読出し機能33のパケ
ット読出しキュー331に入れる。パケット読出しキュー3
31の構成法には、一般的に公知となっているPQ(priori
ty Queuing)、WFQ(weighted Fair Queuing)など
を用いることができる。パケット優先読出し機能33
は、前記パケット読出しキュー331の構成法に基づくア
ルゴリズムに従って、優先クラスから順に応答パケット
を読み出して、ネットワーク2へと送出する。このよう
にして応答パケットはネットワーク2を経由して顧客の
端末1へ届くことになる。
【0014】以上の動作を繰り返すことで、顧客はWWW
サーバ4から必要な情報を取り出すことができるととも
に、特定の顧客や特定のページおよび特定の行動に係わ
る優先アクセスを実現することができる。
【0015】
【実施例1】図2は、WWWサーバ4を優先用WWWサーバ4
1と通常用WWWサーバ42とに分けた場合の実施例の構
成図である。この場合のゲートウェイ装置3は、優先用
WWWサーバ41と通常用WWWサーバ42とをプライベート
アドレスで振り分けるためのルーチング機能34と、ゲ
ートウェイ装置3のネットワーク2ヘの出口をグローバ
ルアドレスで振り分けるためのルーティング機能35
と、グローバルアドレスをプライベートアドレスへ変換
するNAT(network address translation)機能を持つポ
リシー識別機能31と、プライベートアドレスをグロー
バルアドレスヘ変換するNAT機能を持つポリシーマーキ
ング機能32と、パケット読出しキュー331の構成法に
基づくアルゴリズムに従って優先クラスから順に応答パ
ケットを読み出して、ネットワーク2へ送出するパケッ
ト優先読出し機能33とを具えている。
【0016】顧客からWebへのアクセスがあると、先ず
ゲートウェイ装置3のポリシー識別機能31で、要求パ
ケットのHTTPヘッダ情報から該アクセスが優先アクセス
であるのか、通常アクセスであるのかをポリシーデータ
ベース(DB)311を基に識別する。ポリシーデータベー
ス311には検索するための情報として、SA(送信元アド
レス)やDA(あて先アドレス)、URL、Cookie情報など
が格納されており、それらに対応する出力情報として優
先度が与えられ、同時にNAT機能によりDA(あて先アド
レス)が優先度に対応したサーバに割り当てられたアド
レス(プライベートアドレス)に変換される。
【0017】図2のポリシーデータベース311で示すよ
うに、顧客端末1のWWWブラウザからの要求パケットのH
TTPヘッダ情報に含まれるCookie情報やURL情報は、事前
にポリシーデータベース311に設定されているCookie情
報やURL情報と比較され、その結果として得られた優先
度やDA(あて先アドレス)の情報を基に優先処理および
WWWサーバの選択が行われる。例えば、ポリシーデータ
ベース311に示すように、要求パケットのURL情報がhtt
p://xxx.co.jp/product/であれば、そのパケットの優
先度は“優先”で、DAは優先用WWWサーバ41のプライ
ベートアドレス192.10.1.5が出力される。ポリシー
識別機能31は、要求パケットのDAを192.10.1.5に
設定して優先用WWWサーバ41へ送信する。これに対
し、要求パケットがポリシーデータベース311に優先設
定がない要求パケットである場合には、この要求パケッ
トのDAを通常用WWWサーバ42のプライベートアドレス
(192.10.1.6)に設定して通常用WWWサーバ42へ送
信する。
【0018】優先用WWWサーバ41からの応答パケット
は、ゲートウェイ装置3のポリシーマーキング機能32
でSA(送信元アドレス)を識別し、ポリシーマーキング
テーブル(以下、PMテーブルと称する)321のSAに対応
する優先度のTOS値などが反映されるとともに、優先用W
WWサーバ41に割り当てられているプライベートアドレ
ス(192.10.1.5)からグローバルアドレス(129.2
0.1.10)への変換が行われ、TOS値などによって優先
クラスが振り分けられてパケット読出しキューに331に
一旦蓄えられ、パケット優先読み出し機能33にて優先
度およびパケット読出しアルゴリズムに従って読み出さ
れて、ネットワーク2へ送信される。
【0019】通常用WWWサーバ42からの応答パケット
は、ゲートウェイ装置3のポリシーマーキング機能32
でSA(192.10.1.6)を基にPMテーブル321で識別し
て、非優先のTOS値が設定されて、優先度の低いクラス
のパケット読出しキュー331に蓄えられ、パケット読出
しアルゴリズムに従って読み出されて、ネットワーク2
へ送信される。
【0020】このようにして、ポリシーDB311で優先度
が高く設定されている特定の顧客や特定のページおよび
特定の行動に係わるWebアクセスのみが、優先用WWWサー
バ41で処理され、応答パケットもゲートウェイ装置で
優先的に処理されて、顧客の端末1へ届けられることに
なる。
【0021】
【実施例2】図3は、一つのWWWサーバで優先Webアクセ
スと非優先の通常のWebアクセスを制御する場合、すな
わちWWWサーバを優先度によって分割しない場合の実施
例である。この例では、ゲートウェイ装置3が顧客端末
1からのTCP(transmission control protocol)コネクシ
ョン生成要求を受信すると、ポリシー識別機能31がTC
Pコネクション情報をバッファなどに保有し、次のHTTP
要求に含まれるURLおよびCookie情報などでポリシーDB3
11を検索して、優先度を獲得し、この優先度を付加した
要求パケットをWWWサーバ4へ送信すると共に、優先度
と保有していたTCPコネクション情報をポリシーマーキ
ング機能32へ転送してPMテーブル322へ設定する。
【0022】WWWサーバ4からの応答パケットは、ポリ
シーマーキング機能32でTCPコネクション情報を基に
ポリシーマーキング(PM)テーブル322を検索し、このP
Mテーブル322に設定された優先度に従ってTOS値等にそ
の優先度が反映され、パケット優先読出し機能33にお
けるパケット読出しキュー331にTOS値等の優先情報に従
って収納される。応答パケットはパケット読出しキュー
331の優先度およびパケット読出しアルゴリズムに従っ
て読み出されてネットワーク2へ送信される。
【0023】ゲートウェイ装置3は、WWWサーバ4もし
くは顧客端末1からのTCPコネクション切断要求を受信
すると、ポリシー識別機能31で保有していたTCPコネ
クション情報を廃棄すると共に、該当するPMテーブル32
2のTCPコネクション情報などを消去する。
【0024】このようにして、優先度が高く設定された
特定の顧客や特定のページおよび特定の行動に係わるWe
bアクセスのみが、要求パケットのURLやCookie情報など
を基にして決められた優先度によりTCPコネクション単
位で優先処理されるので、WWWサーバ4から顧客端末1
への応答パケットも優先処理することができる。
【0025】図4は、WWWサーバを優先度によって分割
しない場合のHTTP1.0によるWebアクセス優先制御シーケ
ンスの例である。第3図において、顧客端末1とWWWサー
バ4が一度TCPコネクションを設定すると、ゲートウェ
イ装置3ではURLおよびCookie情報でポリシーデータベ
ース312の内容を検索し、優先度をポリシーマーキング
機能32のPMテーブル322に設定する。WWWサーバ4から
送信する情報がある間は、TCPコネクションは保持さ
れ、その間HTTP応答情報はPMテーブル322のTOS値によっ
て優先処理される。WWWサーバ4から送信すべき情報が
なくなるとTCPコネクションを切断する。HTTP1.0ではHT
TP要求ごとに専用のTCPコネクションが生成されるの
で、上記の処理によりHTTP要求ごとの優先度の決定が可
能になる。
【0026】図5はWWWサーバを優先度によって分割し
ない場合のHTTP1.1による優先制御シーケンスの例であ
る。HTTP1.1では同一のTCPコネクションを複数のHTTP要
求が共有するため、最初のHTTP要求で優先度が決定さ
れ、WWWサーバ4が送信すべき情報がなくなってもTCPコ
ネクションを切断せず、次のHTTP要求が処理される。す
なわち、複数のHTTP要求が一つのTCPコネクションで処
理されることになるため、このTCPコネクションで接続
された顧客端末1からのアクセスはアクセスするページ
が変わっても最初のアクセスの優先度によって決定した
優先処理が行われることになる。従って、HTTPl.1では
上記の処理により、顧客端末(顧客)1ごとの優先処理
が可能となる。
【0027】
【実施例3】図6は請求項5に係わるポリシーサーバ5
の実施例を示したものである。このポリシーサーバ5
は、顧客毎の購入記録が記録された顧客個別データテー
ブル511、顧客の顧客ID、氏名、性別、住所、購入金
額、顧客カテゴリなどの一覧を記録した顧客基礎データ
テーブル512、それらを基に決定した優先度とCookieな
どの情報を格納した優先レベルデータテーブル513を持
っている。
【0028】WWWサーバ4は顧客からの購買要求や問い
合わせなどのWebアクセスがある毎にポリシーサーバ5
へ購買情報とCookieなどの情報を送信する。ポリシーサ
ーバ5ではWWWサーバ4からの情報を基に顧客毎の購買
状況を顧客個別データテーブル511、顧客基礎データテ
ーブル512で管理し、購買頻度や購買ジャンル、購買価
格合計などにより、顧客毎の優先度を決定する。決定さ
れた優先度は、Cookie情報とともにゲートウェイ装置3
に送られ、ポリシーデータベース311に設定される。以
降の当該WWWサーバ4へのアクアセスは、ポリシーデー
タベース311の優先度によって優先処理がされる。特にW
eb上で商品の企画販売などを行う場合に、販売する商品
と同じジャンルで購入頻度の高い顧客の優先度を予め高
く設定しておくなど、戦略的な優先度の設定が可能であ
る。
【0029】
【発明の効果】上記のような手段を用いることにより、
同時に多数のWebアクセスがあっても、重要な顧客が優
先度が高く設定されていれば、優先処理されるため、重
要な顧客は通常時と同じようにWWWサーバに接続でき、
情報を素早く受け取ることができる。またサービスを提
供する側は、重要な顧客や重要なページおよび重要な行
動に係わるアクセスのみを優先処理できるので、商機を
逃すことなく、優先度を高くしたアクセスの処理ができ
る程度の設備があればよく、過剰な設備投資を避けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるWebアクセス制御システムの
全体構成を示す図である。
【図2】 WWWサーバを優先用WWWサーバと通常用WWWサ
ーバとに分けた場合のシステムの構成例を示す図であ
る。
【図3】 WWWサーバを優先度によって分割しない場合
のシステムの構成例を示す図である。
【図4】 WWWサーバを優先度によって分割しない場合
のHTTP1.0における優先制御シーケンスの例を示す説明
図である。
【図5】 WWWサーバを優先度によって分割しない場合
のHTTP1.1における優先制御シーケンスの例を示す説明
図である。
【図6】 Webアクセス制御システムにポリシーサーバ
を用いた場合の例の動作を説明した図である。
【符号の説明】
1 顧客端末 2 インターネットなどに代表されるIPネットワーク 3 ゲートウェイ装置 4 WWWサーバ 5 ポリシーサーバ 31 ポリシー識別機能 32 ポリシーマーキング機能 33 パケット優先読み出し機能 34,35 ルーチング機能
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植松 芳彦 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B089 GA11 GA21 GA31 GB02 JA22 KA06 KA13 KB06 KB13 KC39 KC52 MA02 MA04 5K030 GA13 HA08 HC01 HD03 KA05 LA03 LB07 LE05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の顧客が一度に各自の端末のWWWブ
    ラウザを用いてIPネットワークやMPLSネットワークなど
    を経由して或るWWWサーバへアクセスする場合におけるW
    ebアクセスを制御するに当り、前記顧客端末と前記WWW
    サーバとの間にて、前記ネットワークを経て受信される
    IPパケットに含まれるCookie情報などの顧客IDおよびUR
    L情報などのページIDに代表されるHTTPヘッダ情報を識
    別し、特定の顧客IDやページIDを含むIPパケットを優先
    処理して、特定の顧客や特定のページおよび特定の行動
    に係わるWebアクセスを優先制御することを特徴とするW
    ebアクセス制御方法。
  2. 【請求項2】 複数の顧客が一度に各自の端末のWWWブ
    ラウザを用いてIPネットワークやMPLSネットワークなど
    を経由して或るWWWサーバへアクセスする場合のWebへの
    アクセス制御システムにおいて、前記顧客端末と前記WW
    Wサーバとの間に、前記ネットワークを経て受信されるH
    TTP要求情報を構成するIPパケットに含まれるCookie情
    報などの顧客IDやURLなどのページIDに代表されるHTTP
    ヘッダ情報を識別する機能を有するゲートウェイ装置を
    設けて、特定の顧客IDやページIDを含むIPパケットを優
    先処理して、特定の顧客や特定のページおよび特定の行
    動に係わるWebアクセスを優先制御するようにしたこと
    を特徴とするWebアクセス制御システム。
  3. 【請求項3】 前記ゲートウェイ装置が、前記Cookie情
    報などの顧客IDやURLなどのページIDに代表されるHTTP
    ヘッダ情報を基にIPパケット処理の優先度判定を行うポ
    リシー識別機能と、該ポリシー識別機能の処理優先度判
    定に基づいてTOS値などに優先度を反映して設定するポ
    リシーマーキング機能と、前記WWWサーバからの応答IP
    パケットを送出すべきネットワークを選定するルーティ
    ング機能と、前記ポリシーマーキング機能で設定したTO
    S値などの優先度に従って応答IPパケットを優先的に読
    み出してネットワークへ送出するパケット優先読み出し
    機能とを具えていることを特徴とする請求項2に記載の
    Webアクセス制御システム。
  4. 【請求項4】 前記WWWサーバを優先用WWWサーバと通常
    用WWWサーバとに分け、且つ前記ゲートウェイ装置がさ
    らに、顧客からのWebアクセスを優先度に従ってWWWサー
    バを選択するとともに振り分けるルーチング機能と、複
    数のWWWサーバ毎に割り付けられたプライベートアドレ
    スと該複数のWWWサーバを代表してネットワークに登録
    したグローバルアドレスとを変換する機能とを具えてい
    ることを特徴とする請求項2に記載のWebアクセス制御
    システム。
  5. 【請求項5】 前記ポリシー識別機能から前記ポリシー
    マーキング機能へ優先対象TCPコネクションおよび優先
    度の情報を転送し、前記ポリシーマーキング機能にて、
    前記ポリシー識別機能からの前記情報をTOS値等に反映
    させ、これらTOS値等のパラメータに従って前記パケッ
    ト優先読出機能が前記WWWサーバからの応答パケットを
    優先的に読出すようにしたことを特徴とする請求項3に
    記載のWebアクセス制御システム。
  6. 【請求項6】 前記Webアクセス制御システムがさら
    に、顧客の購買履歴を管理し、顧客のWebアクセス優先
    度を決定する機能と、前記WWWサーバからCookie情報な
    どの顧客IDを取得し、該顧客IDと購買履歴、顧客優先度
    等との対応付けを行なって、前記ゲートウェイ装置に対
    して前記Cookie情報および優先度をポリシーとして設定
    する機能を具備するポリシーサーバを具えるようにした
    ことを特徴とする請求項2に記載のWebアクセス制御シ
    ステム。
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