JP2002207958A - 識別子解釈装置及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びにコンピュータシステムによる処理実行方法 - Google Patents

識別子解釈装置及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びにコンピュータシステムによる処理実行方法

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JP2002207958A
JP2002207958A JP2001005108A JP2001005108A JP2002207958A JP 2002207958 A JP2002207958 A JP 2002207958A JP 2001005108 A JP2001005108 A JP 2001005108A JP 2001005108 A JP2001005108 A JP 2001005108A JP 2002207958 A JP2002207958 A JP 2002207958A
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JP2001005108A
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Inventor
Nobuyuki Ikeda
信之 池田
Mari Oomori
麻理 大森
Morio Hirahara
茂利夫 平原
Yoko Suwabe
容子 諏訪部
Masao Isshiki
正男 一色
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザの入力操作を簡略にし、入力ミスを防止
する。 【解決手段】本発明の識別子解釈装置7は、ユーザの操
作する特定の識別子取得装置6によって入力された識別
子に基づいてユーザによって指定された対象とユーザに
よって指定された指示とを解釈し、指定された対象と指
定された指示とを処理実行先11に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザの指定した
対象についてユーザの指定した指示にしたがった処理を
実行するための識別子解釈装置、及びプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、並びにコン
ピュータシステムによる処理実行方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネットを利用した製品情
報検索システムのように、バーコード等の識別子を様々
な用途で利用するシステムが実現されている。識別子
は、例えばバーコードリーダなどの識別子取得装置によ
って入力される。
【0003】これらの識別子を利用するシステムでは、
例えば商品コードなどのような特定の種別の情報のみが
識別子取得装置から入力され、その他に指示入力などが
必要な場合には識別子取得装置とは異なる入力手段を用
いて入力がなされる。
【0004】例えば、書籍を示すバーコードを利用する
インターネット上のサービスシステムがあり、このサー
ビスシステムにおいてユーザから入力される可能性のあ
る指示に「指定した書籍の関連情報の表示」、「指定し
た書籍の購入」があるとする。この場合、従来において
は、バーコードリーダによって書籍を示すバーコードを
入力した後、上記の指示のうちのいずれかがシステムに
よって自動決定されるか、またはサーバからクライアン
トに指示選択用の画面が送信され、ユーザがクライアン
ト側のキーボード、マウス、ボタンなどの入力手段を用
いて指示を選択する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、識別
子を利用する従来のシステムでは、識別子として入力さ
れる情報の種別が例えば物品や人間などを特定するため
の情報に制限されている。したがって、この識別子の示
す対象に対してどのような操作が必要か、あるいはどの
ようなサービスが必要か指定するために、識別子の入力
以外の入力手段が必要である。このため、以下のような
問題が生じる。
【0006】まず、識別子を利用するシステムが指示を
自動決定する場合には、ユーザの意図しない指示が決定
され、ユーザに不都合を与える可能性がある。
【0007】また、指示選択用の画面に基づいてマウ
ス、キーボード、ボタンにより、ユーザに指示を選択さ
せる場合には、クライアント側にこれらのデバイスを備
える必要があるため、その分クライアント側のコストが
高くなる。
【0008】また、指示選択用の画面に基づいてマウ
ス、キーボード、ボタンにより、ユーザに指示を選択さ
せる場合、クライアント側に選択画面が表示されなけれ
ば選択が不可能である。選択画面をサーバからクライア
ントに送信するには通信時間が必要であり、その分シス
テムの応答性が低下する。
【0009】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、識別子に加えて、この識別子の示す対象に
対してどのような操作、サービスを要求するかについて
も特定の識別子取得装置から入力可能とする識別子解釈
装置、及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体、並びにコンピュータシステムによる処
理実行方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以下、本発明を実現する
にあたって講じた具体的手段について説明する。
【0011】第1の発明は、ユーザの操作する特定の識
別子取得装置によって入力された識別子に基づいてユー
ザによって指定された対象とユーザによって指定された
指示とを解釈する手段と、指定された対象と指定された
指示とを処理実行先に通知する手段とを具備した識別子
解釈装置である。
【0012】なお、この第1の発明においては、特定の
識別子取得装置によって入力された複数の識別子の組み
合せに基づいてユーザによって指定された対象とユーザ
によって指定された指示とを解釈してもよい。
【0013】ここで、ユーザによって指定される対象に
は、ユーザ、保守員、商品、保守対象となる機器などが
ある。また、ユーザによって指定される指示には、蓄積
されている情報の読み出し、保全情報の記憶などがあ
る。
【0014】この第1の発明を利用すると、共通の識別
子取得装置によって種別の異なる識別子が入力されても
その種別が適切に解釈され、適切な処理を実行できる。
【0015】したがって、ユーザの作業労力を軽減で
き、ユーザの操作ミスを防止でき、他の入力手段削減に
よりコストを低下させることができる。
【0016】なお、上記第1の発明の識別子解釈装置の
機能をプログラムとして記録媒体に記録し、コンピュー
タに実現させてもよい。このようなプログラムを記憶し
た記録媒体を用いることによって上述した機能を有して
いないユーザ端末、サーバ、計算機、計算機システムに
対しても、簡単に第1の発明の機能を付加することがで
き、第1の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0017】第2の発明は、コンピュータシステムによ
る処理実行方法に関する発明である。この第2の発明に
おいては、ユーザの操作する特定の識別子取得装置によ
って入力された識別子に基づいてユーザによって指定さ
れた対象と指示とを解釈した結果をネットワークを介し
て受信し、解釈結果の示す指示にしたがった処理を解釈
結果の示す対象について実行する。
【0018】なお、この第2の発明は、ユーザの操作す
る特定の識別子取得装置によって入力された識別子をネ
ットワークを介して受信し、受信した識別子に基づいて
指定された対象と指示とを解釈し、解釈結果の示す指示
にしたがった処理を解釈結果の示す対象について実行す
ると変形してもよい。
【0019】また、この第2の発明においては、処理を
利用する者に対して課金を行うステップを付加してもよ
い。
【0020】例えば、この第2の発明を商品情報システ
ムに適用した場合、処理を利用する者としてユーザや商
品販売者などが該当する。一方、この第2の発明をプラ
ントの保全業務システムに適用した場合、処理を利用す
る者としてプラント所有者、プラント保全サービス実施
者、保守員の派遣サービス提供者などが該当する。
【0021】この第2の発明を利用すると、上記第1の
発明と同様の作用により同様の効果を得ることができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0023】(第1の実施の形態)本実施の形態におい
ては、識別子の示す対象に対するユーザからの指示も識
別子として入力し、この入力した識別子の内容を解釈す
る識別子解釈装置について説明する。
【0024】図1は、本実施の形態に係る識別子解釈装
置を備えたネットワークシステム(インターネット商品
情報システム)のシステム構成図である。
【0025】このインターネット商品情報システム1で
は、識別子としてバーコードが利用され、インターネッ
ト2を介してユーザに対して商品の購入あるいは商品に
ついての関連情報の表示が行われる。すなわち、ユーザ
は、「商品の指定」と「指定した商品に対するサービス
(購入、関連情報取得等)の指定」の2種類の識別子を
入力し、システムに指示を行う。
【0026】インターネット商品情報システム1は、ユ
ーザ端末3と変換サーバ4と接続先サーバ5とがインタ
ーネット2を介して接続されて構成される。
【0027】ユーザ端末3は、識別情報取得装置6と識
別子解釈装置7とWebブラウザ8とによって構成され
ている。
【0028】本実施の形態においては読み取られる識別
子がバーコードであるため、識別子を読み取るための識
別子取得装置6にはバーコードリーダが利用される。
【0029】識別子取得装置6は、読み取られた一連の
識別子から商品と指示とを解釈する。
【0030】一方、変換サーバ4に備えられている指示
実行装置9は、Webサーバ10とURL変換サーバ1
1によって構成されている。
【0031】ユーザ端末3の識別子解釈装置7と変換サ
ーバ4の指示実行装置9とは、ユーザ端末3のWebブ
ラウザ8とインターネット2とを介して接続されてい
る。
【0032】上記のような構成を持つインターネット商
品情報システム1の動作について以下に説明する。
【0033】まず、ユーザ端末3の識別子取得装置6に
よって商品コードを符号化したバーコードが入力され
る。
【0034】図2は、商品コードの入力に利用されるカ
ード121〜12nであり、複数のカード121〜12
nのうちユーザの選択したカードに記載されているバー
コードがバーコードリーダによって読み取られる。
【0035】入力された商品コードは、識別子解釈装置
7に送られて識別子バッファ13に一時記憶される。
【0036】次に、ユーザ端末3の識別子取得装置6に
よって指示コードを符号化したバーコードが入力され、
識別子解釈装置7に送られる。
【0037】図3は、指示コードの入力に利用されるカ
ードである。ここでは、購入を指示するためのカード1
41と関連情報を表示するためのカード142とが利用
される。
【0038】すると、識別子解釈装置7によって識別子
が解釈され、この解釈結果がWebブラウザ8、インタ
ーネット2を経由して変換サーバ4の指示実行装置9に
通知される。
【0039】指示実行装置9のWebサーバ10からU
RL変換サーバ11に解釈結果が通知されると、このU
RL変換サーバ11によって変換テーブル15が参照さ
れ、商品コードと指示コードがURLに変換される。
【0040】図4は、変換テーブル15の内容を例示す
る図である。この変換テーブル15を利用することによ
り、商品コードと指示コードに基づいてURLが特定可
能である。なお、ここではコードが2種であるため2次
元のテーブルとなっているが、識別子が追加されてコー
ドが3種以上になるとテーブルも3次元以上となる。
【0041】変換によって得られたURLは、URL変
換サーバ11からWebサーバ10に通知される。
【0042】Webサーバ10では、通知されたURL
にしたがって接続先サーバ5のWebサーバ16のアク
セスが実行され、このURLの示すコンテンツが取得さ
れる。
【0043】このコンテンツは、Webサーバ10から
インターネット2を介してユーザ端末3のWebブラウ
ザ8に提供される。
【0044】なお、コンテンツは、Webサーバ16か
ら直接インターネット2を介してユーザ端末3のWeb
ブラウザ8に提供されてもよい。また、URL変換サー
バ11による変換で得られたURLがWebサーバ10
からWebブラウザ8に返され、Webブラウザ8がU
RLの示すコンテンツをアクセスしてもよい。
【0045】図5は、本実施の形態に係る識別子解釈装
置7の処理内容を例示するフロー図である。
【0046】まず、バーコードが入力され(ST1)、
バーコードの種別が判定され(ST2)、商品コードか
否かが判断される(ST3)。バーコードが商品コード
でない場合には再びバーコードの入力が行われる。
【0047】バーコードが商品コードの場合には、商品
コードが識別子バッファ13に記憶される(ST4)。
【0048】次に、バーコードが入力され(ST5)、
バーコードの種別が判定され(ST6)、指示コードか
否かが判断される(ST7)。バーコードが指示コード
でない場合には再びバーコードの入力が行われる。
【0049】そして、バーコードが指示コードの場合に
は、商品コード及び指示コードがURL変換サーバ11
に送信される(ST8)。
【0050】図6は、URL変換サーバ11の処理内容
を例示するフロー図である。
【0051】Webサーバ10から商品コードと指示コ
ードとが通知され(ST9)、変換テーブル15が参照
され、商品コードと指示コードとからURLが取得され
(ST10)、URLがWebサーバ10に通知される
(ST11)。
【0052】以上説明した本実施の形態に係る識別子解
釈装置7を利用すれば、複雑な指示でも複数の識別子を
組み合せて容易に入力できる。
【0053】また、バーコードなどの識別子を用いてい
るため、チラシや新聞、雑誌などの印刷物により商品コ
ード、サービスや操作についての指示コードをユーザに
容易に提供できる。
【0054】また、入力手段としてバーコードリーダな
どのような特定の識別子取得装置6のみを用意すればよ
いため、インターネット商品情報システム1、ユーザ端
末3を安価に構築できる。
【0055】また、本実施の形態に係る識別子解釈装置
7は、ユーザ端末3側に備えられているため、変換サー
バ4側の負荷を軽くすることができ、システム全体とし
てレスポンスを向上させることができる。
【0056】(第2の実施の形態)本実施の形態におい
ては、上記第1の実施の形態の変形例について説明す
る。
【0057】図7は、本実施の形態に係る識別子解釈装
置7を備えたネットワークシステムのシステム構成図で
ある。なお、この図7において上記図1と同一の部分に
ついては同一の符号を付している。
【0058】このインターネット商品情報システム17
では、識別子解釈装置7と識別子バッファ13とがユー
ザ端末3ではなく、変換サーバ4に備えられている。
【0059】これにより、ユーザ端末3側の処理負荷が
軽くなり、ユーザ端末3側に特別な機能が要求されない
ためユーザ端末3を安価なものにすることができる。
【0060】また、指示の種類の変更や指示の追加など
のように識別子に変更が発生した場合であっても、それ
ぞれのユーザ端末3に対して修正を行う必要がなく、変
換サーバ4側に置かれた識別子解釈装置7を修正するの
みでよい。したがって、識別子の変更に柔軟に対処でき
る。
【0061】(第3の実施の形態)本実施の形態におい
ては、上記第1の実施の形態に係る識別子解釈装置7を
プラントなどの保全業務システムに利用する場合につい
て説明する。
【0062】図8は、本実施の形態に係る識別子解釈装
置7を備えたネットワークシステム(保全業務システ
ム)のシステム構成図である。なお、この図8において
上記図1と同一の部分については同一の符号を付してそ
の説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ詳し
く説明する。
【0063】この保全業務システム18は、ユーザ端末
3と保全サーバ19とがインターネット2を介して接続
されて構成される。
【0064】ユーザ端末3の識別子取得装置6は、保守
員コード、機器コード、マニュアル表示あるいは点検記
録などの指示コードを入力する。
【0065】保全サーバ19の指示実行装置20は、W
ebサーバ21とデータサーバ22とから構成される。
データサーバ22は、ユーザの指示にしたがってマニュ
アル情報23の読み出し及び送信、機器の保全情報24
の保存を実行する。
【0066】図9は、保守員コード、機器コード、指示
コードに関するバーコードを例示している。
【0067】この保全業務システム18におけるマニュ
アル表示動作(保守員が現場の機器を巡回してその機器
の保守に必要な情報を取得する動作)について以下に説
明する。
【0068】保守員は、ユーザ端末3の識別子取得装置
6により保守員コードを入力する。保守員コードは、保
守員が携帯するカード等に記録されている。入力された
保守員コードは、識別子バッファ13に蓄えられる。こ
の保守員コードは、ユーザ端末3の利用者を認識し、情
報を公開してもよい相手か否かを判断する場合に利用さ
れる。また保守員コードは、マニュアル情報23の参照
履歴を記憶する場合にも利用される。
【0069】次に、保守員は、ユーザ端末3の識別子取
得装置6により機器コードを入力する。入力された機器
コードは識別子バッファ13に蓄えられる。なお、機器
コードは、例えば、シールなどにより機器自体に張り付
けておいてもよいし、保守員が携帯可能な冊子としてま
とめて保持しておいてもよい。
【0070】次に、保守員は、ユーザ端末3の識別子取
得装置6によりマニュアル表示を示す指示コードを入力
する。なお、指示コードは、保守員が携帯するカード等
に記録されている。
【0071】上記保守員コード、機器コード、指示コー
ドの入力順序は、自由に変更可能である。
【0072】そして、上記動作により保守員コード、機
器コード、指示コードが入力されると、識別子解釈装置
7が識別子の解釈を行ってWebブラウザ8、インター
ネット2、Webサーバ21を介してデータサーバ22
にアクセスし、入力された機器コードについてのマニュ
アル情報がWebブラウザ8に表示される。
【0073】また、この保全業務システム18における
点検記録動作について以下に説明する。
【0074】保守員は、保守作業を行うと、ユーザ端末
3の識別子取得装置6により保守員コードを入力する。
入力された保守員コードは、識別子バッファ13に蓄え
られる。
【0075】次に、保守員は、ユーザ端末3の識別子取
得装置6により機器コードを入力する。入力された機器
コードは識別子バッファ13に蓄えられる。
【0076】次に、保守員は、ユーザ端末3の識別子取
得装置6により点検記録を示す指示コードを入力する。
なお、指示コードは、保守員が携帯するカード等に記録
されている。
【0077】上記保守員コード、機器コード、指示コー
ドの入力順序は、自由に変更可能である。
【0078】そして、上記動作により保守員コード、機
器コード、指示コードが入力されると、識別子解釈装置
7がWebブラウザ8、インターネット2、Webサー
バ21を介してデータサーバ22にアクセスし、入力さ
れた機器コードの示す機器について保守員コードとデー
タ入力日時とが保全情報24として記録される。
【0079】以上説明した本実施の形態に係る識別子解
釈装置7を利用すれば、入力手段としてバーコードリー
ダなどのような簡易な装置を備えていれば保守作業を行
うことができ、保全業務システム18及びユーザ端末3
を安価に構築できる。
【0080】また、保守員は複雑な操作をすることなく
保守作業を行うことができる。例えば、保守作業現場で
は十分な照明などが期待できず、機械油などによるすべ
りなども生じるためタイピングなどに向かないが、上記
識別子取得装置6及び識別子解釈装置7を利用すること
でタイピングミスなどの操作ミスを排除できる。
【0081】保全情報24は、事故を未然防止するため
に重要な情報であり、正確性が要求されるため、このよ
うに操作ミスが防止されることの効果は大きい。
【0082】(第4の実施の形態)本実施の形態におい
ては、上記第3の実施の形態の変形例について説明す
る。
【0083】図10は、本実施の形態に係る識別子解釈
装置を備えたネットワークシステムのシステム構成図で
ある。なお、この図10において上記図8と同一の部分
については同一の符号を付している。
【0084】この保全業務システム25では、識別子解
釈装置7と識別子バッファ13とがユーザ端末3ではな
く、保全サーバ19に備えられている。
【0085】これにより、ユーザ端末3側の処理負荷が
軽くなり、ユーザ端末3側に特別な機能が要求されない
ためユーザ端末3を安価なものにすることができる。
【0086】(第5の実施の形態)本実施の形態におい
ては、上記各実施の形態の変形例について説明する。
【0087】上記においては、商品コードや保守員コー
ドに加えて指示コードが入力されているが、商品コード
又は保守員コードの入力回数から指示を解釈してもよ
い。例えば、商品コード又は保守員コードを1回入力し
た場合には関連情報又はマニュアル情報の表示が指示さ
れ、2回入力した場合には商品購入又は点検記録が指示
される。
【0088】その他にも、バーコードの入力が順方向か
あるいは逆方向かにより指示の内容を解釈するなど、様
々な手法で指示内容を表すことができる。
【0089】また、上記各実施の形態においては、バー
コードを利用して識別子を入力するが入力の態様は各種
変更可能である。例えば、磁気記録媒体に記録されてい
る識別子を読み取ることで識別子を入力してもよく、そ
の他各種の手法で識別子を入力できる。
【0090】また、上記各実施の形態においては、バー
コードを識別子として利用する場合を例として説明して
いるが、他の情報を識別子に利用してもよい。
【0091】また、上記実施の形態で説明したシステム
においては、同様の作用・機能を実現可能であれば各構
成要素の配置を変更させてもよく、また各構成要素を自
由に組み合わせてもよい。
【0092】また、上記各実施の形態で説明したシステ
ムの機能や識別子解釈装置7の機能は、コンピュータに
実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気
ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードデ
ィスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、
半導体メモリなどの記録媒体に書き込んでコンピュータ
に適用可能であり、また通信媒体により伝送してコンピ
ュータに適用することも可能である。上記機能を実現す
るコンピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを
読み込み、プログラムによって動作が制御されることに
より、上述した処理を実行する。
【0093】(第5の実施の形態)本実施の形態におい
ては、上記各実施の形態に係る識別子解釈装置7を備え
たネットワークシステムによって実施されるビジネス方
法について説明する。
【0094】上述したように、インターネット商品情報
システム1、17においては、ユーザから入力された識
別子からこのユーザが購入する商品と購入する旨の指示
とが解釈され、この商品についての購入用画面又はUR
Lがユーザに提供される。
【0095】ここで、変換サーバ4の運用者は、ユーザ
や商品販売者などから仲介手数料を取得できる。
【0096】一方、保全業務システム18、25におい
ては、保守員から入力された識別子から保守対象の機器
と保守作業の指示とが解釈され、そのための処理が実行
される。
【0097】保全サーバ19の運用者は、保守プラント
の所有者、保守員の派遣会社、このプラントの保守サー
ビス業者などから処理実施料を取得できる。
【0098】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明において
は、ユーザによって指定された対象とそのユーザからの
指示とが共通の識別子取得装置から入力され、その入力
内容が解釈される。これにより、異なる種別の識別子が
共通の識別子取得装置によって入力可能となり、ユーザ
の操作が容易になる。また、入力に必要とされる装置を
減らしてコストを削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る識別子解釈装
置を備えたネットワークシステムのシステム構成図。
【図2】商品コードの入力に利用されるカードを示す
図。
【図3】指示コードの入力に利用されるカードを示す
図。
【図4】変換テーブルの内容を例示する図。
【図5】同実施の形態に係る識別子解釈装置の処理内容
を例示するフロー図。
【図6】URL変換サーバの処理内容を例示するフロー
図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る識別子解釈装
置を備えたネットワークシステムのシステム構成図。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る識別子解釈装
置を備えたネットワークシステムのシステム構成図。
【図9】保守員コード、機器コード、指示コードに関す
るバーコードを示す図。
【図10】本発明の第4の実施の形態に係る識別子解釈
装置を備えたネットワークシステムのシステム構成図。
【符号の説明】
1、17…インターネット商品情報システム 2…インターネット 3…ユーザ端末 4…変換サーバ 5…接続先サーバ 6…識別子取得装置 7…識別子解釈装置 8…Webブラウザ 9、20…指示実行装置 10、16、21…Webサーバ 11…URL変換サーバ 13…識別子バッファ 15…変換テーブル 16…Webサーバ 18、25…保全業務システム 19…保全サーバ 22…データサーバ 23…マニュアル情報 24…保全情報
フロントページの続き (72)発明者 平原 茂利夫 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 株式会 社東芝大阪工場内 (72)発明者 諏訪部 容子 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 一色 正男 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 5B072 BB00 CC24 DD02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの操作する特定の識別子取得装置
    によって入力された識別子に基づいて前記ユーザによっ
    て指定された対象と前記ユーザによって指定された指示
    とを解釈する手段と、 前記指定された対象と前記指定された指示とを処理実行
    先に通知する手段とを具備したことを特徴とする識別子
    解釈装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の識別子解釈装置におい
    て、 前記特定の識別子取得装置によって入力された複数の識
    別子の組み合せに基づいて前記ユーザによって指定され
    た対象と前記ユーザによって指定された指示とを解釈す
    ることを特徴とする識別子解釈装置。
  3. 【請求項3】 コンピュータに、 ユーザの操作する特定の識別子取得装置によって入力さ
    れた識別子に基づいて前記ユーザによって指定された対
    象と前記ユーザによって指定された指示とを解釈する機
    能と、 前記指定された対象と前記指定された指示とを処理実行
    先に通知する機能とを実現させるためのプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  4. 【請求項4】 コンピュータに、 ユーザの操作する特定の識別子取得装置によって入力さ
    れた複数の識別子の組み合せに基づいて前記ユーザによ
    って指定された対象と前記ユーザによって指定された指
    示とを解釈する機能と、 前記指定された対象と前記指定された指示とを処理実行
    先に通知する機能とを実現させるためのプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】 コンピュータシステムによる処理実行方
    法において、 前記ユーザの操作する特定の識別子取得装置によって入
    力された識別子に基づいて前記ユーザによって指定され
    た対象と指示とを解釈した結果をネットワークを介して
    受信するステップと、 前記解釈結果の示す指示にしたがった処理を前記解釈結
    果の示す対象について実行するステップとからなるコン
    ピュータシステムによる処理実行方法。
  6. 【請求項6】 コンピュータシステムによる処理実行方
    法において、 前記ユーザの操作する特定の識別子取得装置によって入
    力された識別子をネットワークを介して受信するステッ
    プと、 受信した識別子に基づいて前記ユーザによって指定され
    た対象と指示とを解釈するステップと、 前記解釈結果の示す指示にしたがった処理を前記解釈結
    果の示す対象について実行するステップとからなるコン
    ピュータシステムによる処理実行方法。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6記載のコンピュー
    タシステムによる処理実行方法において、 前記処理を利用する者に対して課金を行うステップを付
    加したことを特徴とするコンピュータシステムによる処
    理実行方法。
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