JP2002207947A - 料金清算システム、および料金清算方法 - Google Patents

料金清算システム、および料金清算方法

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JP2002207947A
JP2002207947A JP2001001448A JP2001001448A JP2002207947A JP 2002207947 A JP2002207947 A JP 2002207947A JP 2001001448 A JP2001001448 A JP 2001001448A JP 2001001448 A JP2001001448 A JP 2001001448A JP 2002207947 A JP2002207947 A JP 2002207947A
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Takashi Suzuki
貴志 鈴木
Kazuyoshi Takagi
一圭 高木
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、キャッシュレスで全ての施設を利
用でき、セキュリティーを向上させることができ、全て
の費用をまとめて清算できる料金清算システム、および
料金清算方法を提供することを課題とする。 【解決手段】ホテルの料金精算システム1は、顧客の顔
データを取得する登録用カメラ2、登録用カメラ2を介
して取得した顔データを記録する入室管理サーバ3、客
室ドアの前に設置された照合用カメラ4、照合用カメラ
4を介して取得した顔データを入室管理サーバ3から予
めダウンロードした顔データと照合して顧客を特定する
判定用CPUユニット5、顧客を特定した客室ドアを解
錠する電気錠ユニット6、およびホテル内の施設毎に設
置されたレシート発行機7を有する。このシステム1で
は、顧客の顔データを照合して客室ドアを解錠し、客室
料を含むホテル内施設の利用料を顔データの照合によっ
て自動的に清算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ホテルやプール
などの施設を利用する顧客に対し、施設の利用料、施設
内で購入した物品の代金、および施設内で受けたサービ
スに対する料金等を清算する料金清算システム、および
料金清算方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ホテルやプールなどの施設で
は、客室料やプールの入場料などの施設の利用料、飲食
代やお土産代などの物品の購入代金、ルームサービスな
どのサービス料など諸々の支払費用が発生する。
【0003】例えば、ホテルを利用する顧客は、フロン
トにてチェックインの手続をしてルームキー(例えば、
カードキーなどのキー媒体)を受け取り、このルームキ
ーを用いて割り当てられた客室のドアを開けて客室を利
用する。顧客によっては、ホテル内の売店でお土産を購
入したり、ホテル内のカラオケルームやディスコなどの
施設を利用する人もいる。また、客室内には簡単なバー
コーナーが設けられていることが多く、顧客が酒やジュ
ースなどを手軽に飲食できるようになっている。
【0004】ホテルに滞在した顧客が他に何も利用せ
ず、或いは客室内のバーコーナーだけを利用した場合に
は、チェックアウトのときにルームキーをフロントに提
示して客室料とともにその飲食代を支払えば良いが、売
店でお土産を購入する場合やカラオケやディスコなどの
施設を利用する場合には、その場で現金による支払が必
要となる場合がある。或いは、売店、カラオケ、ディス
コなどを利用した際にルームキーを施設の係員に提示し
てチェックを受け、チェックアウトのときにこれらの費
用をまとめて支払うことができるようになっているとこ
ろもある。
【0005】また、プールを利用する顧客は、入口の受
付でプールの利用料を支払って入場する。プールサイド
にある売店を利用する場合には、ジュースやパンなどの
購入代金を現金で支払う。つまり、プールを利用する顧
客は、プールサイドに現金を持っていくことが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】例えば、ホテルを利用
する顧客は、チェックインのときにフロントで受け取っ
たルームキーを用いて客室を利用し、売店などのホテル
内の施設でルームキーを提示して物品を購入するため、
ルームキーを紛失した場合や盗難にあった場合には、ル
ームキーを悪用して他人が客室に入ったり物品を購入す
ることができ、セキュリティー上の問題が生じる。ま
た、売店などの施設でルームキーによる支払が不可能で
現金による支払が必要となる場合には、現金を持ち歩く
必要があるとともに清算が面倒であった。
【0007】また、プールを利用する顧客は、売店で買
い物をするための現金を持ち歩く必要があり、泳ぐとき
には現金をプールサイドに置いたままにするため、盗難
にあう危険性があった。このため、現金の見張り役を置
く必要がり、不便であった。
【0008】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、キャッシュレスで全ての施設を利用で
き、セキュリティーを向上させることができ、全ての費
用をまとめて清算できる料金清算システム、および料金
清算方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の料金清算システムは、顧客の生体情報を取
得する第1の生体情報取得装置と、この第1の生体情報
取得装置で取得した生体情報を記憶して管理する記憶装
置と、顧客が利用する施設毎に設置され、顧客の生体情
報を取得する第2の生体情報取得装置と、この第2の生
体情報取得装置を介して取得した生体情報を上記記憶装
置で管理している生体情報と照合することにより顧客を
特定する照合装置と、この照合装置で特定された顧客に
よる施設の利用料、施設内で購入した物品の代金、およ
び施設内で受けたサービスに対する料金を清算する料金
精算装置と、を備えている。
【0010】上記発明の料金精算システムによると、第
1の生体情報取得装置で顧客の生体情報を取得して記憶
装置で記憶し、施設毎に設けられた第2の生体情報取得
装置で生体情報を取得して記憶装置で記憶している生体
情報と照合することにより顧客を特定し、特定した顧客
による施設の利用料、施設内で購入した物品の代金、お
よび施設内で受けたサービスに対する料金を料金精算装
置で清算する。このため、顧客は、施設に入るためのキ
ー媒体を必要とせず、キャッシュレスで施設を利用でき
るとともに、施設の利用料、物品の購入代金、サービス
料等を後でまとめて清算できる。また、施設側として
は、各施設に配置する人員を削減でき、キャッシュレス
によりセキュリティーを確保でき、施設利用時の顧客の
利便性を向上させることができる。
【0011】また、本発明の料金清算方法によると、顧
客の生体情報を第1の生体情報取得装置で取得し、この
第1の生体情報取得装置で取得した生体情報を記憶装置
で記憶して管理し、顧客が利用する施設毎に設けられた
第2の生体情報取得装置で顧客の生体情報を取得し、こ
の第2の生体情報取得装置を介して取得した生体情報
を、照合装置にて、上記記憶装置で管理している生体情
報と照合することにより顧客を特定し、この照合装置で
特定した顧客による施設の利用料、施設内で購入した物
品の代金、および施設内で受けたサービスに対する料金
を料金精算装置で精算する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0013】図1には、この発明の実施の形態に係る料
金清算システム1(以下、単にシステム1と称する)の
概略構成をブロック図にして示してある。尚、ここで
は、本発明のシステム1をホテルに設置した場合につい
て説明する。
【0014】システム1は、登録用カメラ2、入室管理
サーバ3、照合用カメラ4、判定用CPUユニット5、
電気錠ユニット6、およびレシート発行機7を有する。
【0015】登録用カメラ2は、ホテルの出入口やフロ
ントなどに少なくとも1台設置され、ホテルに来た顧客
の生体情報を取得する目的で顧客の顔を撮影する。この
登録用カメラ2は、本発明の第1の生体情報取得装置と
して機能する。
【0016】入室管理サーバ3は、登録用カメラ2で撮
影した顧客の顔に関する情報、すなわち生体情報(以
下、顔データと称する)を記憶して管理するとともに、
当該顧客が利用した客室料などの料金を精算する。この
入室管理サーバ3は、本発明の記憶装置として機能する
とともに料金精算装置として機能する。尚、入室管理サ
ーバ3が清算する料金として、この他に、客室内のバー
コーナーやルームサービスの利用料、売店などで購入し
たお土産代、ホテル内のカラオケやディスコなどの施設
の利用料などホテル内で発生する殆ど全ての料金が含ま
れる。
【0017】照合用カメラ4は、顧客の特定を必要とす
る場所、例えば、客室ドアの前、売店、カラオケ、ディ
スコなどのホテル施設の前などに複数台設置され、これ
らの施設を利用する顧客の生体情報を所得する目的のた
め顧客の顔を撮影する。また、この照合用カメラ4は、
清算時における顧客の特定のための照合用として、フロ
ントにも1台設置されている。これら複数台の照合用カ
メラ4は、本発明の第2の生体情報取得装置として機能
する。
【0018】判定用CPUユニット5は、複数台の照合
用カメラ4にそれぞれ対応して設けられ、対応する照合
用カメラ4で顧客を撮影した顔データを入室管理サーバ
3で管理している(判定用CPUユニット5に既にダウ
ンロードされている)顔データと照合し、2つのデータ
の一致をもって顧客を特定する。これら判定用CPUユ
ニット5は、本発明の照合装置として機能する。
【0019】電気錠ユニット6は、例えば、客室の出入
口のドア毎に設けられ、客室ドアを施錠および解錠す
る。電気錠ユニット6は、客室ドアの前に設置された照
合用カメラ4で撮影した顔データを判定用CPUユニッ
ト5にて入室管理サーバ3で管理している顔データと照
合した結果、当該顧客がこの客室を利用可能な顧客であ
ることを判定用CPUユニット5が判断したことを条件
に、客室ドアの施錠を自動的に解錠する。これら電気錠
ユニット6は、本発明の解錠装置として機能する。
【0020】レシート発行機7は、ホテル内の各施設を
利用した顧客に対し、その利用料などを清算した清算金
額および当該顧客の顔データを記録したレシートを発行
する。このレシートは、チェックアウトのときに顧客に
渡す清算書などにも添付される。
【0021】次に、上記のように構成されたシステム1
による料金精算方法について、図2および図3のフロー
チャートを参照して説明する。
【0022】まず、ホテルに来た顧客がチェックインす
るとき、フロントに設置された登録用カメラ2で顧客の
顔が撮影される(ステップ1)。登録用カメラ2で撮影
された顔画像は、入室管理サーバ3にて他の顧客の顔デ
ータとともに当該顧客の顔データとして記憶される(ス
テップ2)。このとき、顧客に気づかれない位置に登録
用カメラ2を設置しておいても良く、この場合、顧客が
気づかないうちに当該顧客の生体情報が入室管理サーバ
3に登録されることになる。
【0023】ステップ2で入室管理サーバ3に記憶され
た顔データは、当該顧客が各施設を利用する際の顧客の
特定に利用するため、ホテル内の各施設や客室毎に設け
られた複数台の判定用CPUユニット5にダウンロード
される(ステップ3)。
【0024】例えば、チェックインを済ませた顧客がフ
ロントで割り当てられた客室のドアの前に立つと、客室
ドアの前に設置された照合用カメラ4で当該顧客の顔が
再び撮影される。撮影された顔データは、この照合用カ
メラ4に対応して客室ドア毎に設けられた判定用CPU
ユニット5に送信される(ステップ4)。
【0025】判定用CPUユニット5が照合用カメラ4
から受信した顔データは、ステップ3で入室管理サーバ
3から判定用CPUユニット5にダウンロードされた顔
データと照合され(ステップ5)、照合の結果、当該顧
客が当該客室を利用可能な顧客であることが判断された
ことを条件に、当該客室のドアに設けられた電気錠ユニ
ット6が作動されて当該客室ドアの施錠が自動的に解錠
される(ステップ6)。そして、顧客が当該客室に入室
した後、電気錠ユニット6が再び作動されて当該客室ド
アが自動的に施錠される(ステップ7)。
【0026】尚、ステップ5の照合の結果、当該顧客が
当該客室を利用可能な顧客ではないことが判断される
と、その旨が入室管理サーバ3に通知されて(ステップ
8)当該客室ドアが解錠されることはない。また、当該
顧客が当該客室に入室したことをもって客室料が発生
し、入室管理サーバ3にて記録される。
【0027】また、顧客がホテル内の売店で買い物をし
たり、カラオケやディスコなどの施設で飲食したりした
場合(ステップ9)、顧客が利用した施設における料金
の会計時に、当該施設に設置された照合用カメラ4で顧
客の顔が撮影され、この顔データが施設毎に設けられた
判定用CPUユニット5にて既に取得済の顔データと照
合される(ステップ10)。
【0028】ステップ10の顔データ照合の結果、当該
顧客が特定されると、この顔データを顔画像として記録
するとともに会計時の清算金額を記録したレシートがレ
シート発行機7を介して当該顧客に発行される(ステッ
プ11)。このレシートを受け取った顧客は、当該施設
の利用料をホテルのチェックアウト時にまとめて清算す
ることになる(ステップ12)。つまり、施設利用時に
当該施設の清算金額が入室管理サーバ3に記録されてチ
ェックアウト時にまとめて清算されることになる。尚、
顧客に渡されたレシートは、当該顧客がホテルをチェッ
クアウトする際の清算処理時に証拠となる。尚、ステッ
プ10で当該顧客を特定することができなかった場合に
は、当該顧客は、当該施設にて現金による清算をするこ
とになる(ステップ13)。
【0029】そして、ホテルを利用した顧客がチェック
アウトするとき、フロントに設置された照合用カメラ4
で当該顧客の顔が再び撮影され、この照合用カメラ4に
対応して設けられた判定用CPUユニット5で顔データ
が照合され、当該顧客が特定される。このとき、当該顧
客が利用して入室管理サーバ3に記録されている上述し
た料金の他に、当該顧客に対して発生した他の料金(例
えば客室内のバーコーナーの利用代等)の清算の必要が
あるか否かが判断される(ステップ14)。
【0030】ステップ14で他の清算が必要ではないこ
とが判断されると、入室管理サーバ3に記録されている
料金が合計金額として清算される(ステップ15)。一
方、ステップ14で他の清算が必要であることが判断さ
れると、入室管理サーバ3に記録されている料金にこの
清算が必要と判断された他の料金が加算されて清算され
る(ステップ16)。
【0031】そして、顧客がホテルの利用料を支払って
チェックアウトを済ませた後、ステップ3で全ての判定
用CPUユニット5にダウンロードした当該顧客の顔デ
ータが削除される(ステップ17)。このとき、入室管
理サーバ3で登録した当該顧客に関する顔データは、必
要に応じて別のサーバに記憶され、提携する他のホテル
間で利用する顧客データとして利用されても良い。
【0032】以上のように、本実施の形態によると、ホ
テルを利用する顧客は、客室に入るためのルームキーを
必要とせず、顔データを照合するだけで客室を利用でき
る。このため、従来のようにルームキーを紛失したり盗
難にあったりする心配がなく、セキュリティーを高く保
つことができる。また、本実施の形態によると、ホテル
内の売店やカラオケなどの施設を利用する際に、顧客
は、キャッシュレスで施設を利用できるとともに、施設
の利用料などをチェックアウト時に後でまとめて清算で
きる。さらに、顧客がホテル内の施設を利用した際に顔
データおよび清算金額を記録したレシートが発行される
ため、清算時の料金トラブル等を防止できる。
【0033】また、本実施の形態によると、ホテル側と
して、ホテル内の各施設に配置する人員を削減でき、キ
ャッシュレスで代金を清算できる。このため、人件費を
安くできるとともに、セキュリティーを確保でき、且つ
施設を利用する顧客に対する利便性を向上させることが
できる。
【0034】尚、上述した実施の形態では、顧客から取
得する生体情報として顧客の顔に関する情報を利用した
場合について説明したが、生体情報として、例えば、顧
客の指紋に関する情報、掌紋に関する情報、アイリスに
関する情報などを利用しても良い。しかし、本実施の形
態のように顔データを生体情報として利用すると、顧客
が気づかないうちに生体情報を取得できるので、予め犯
罪者などの重要人物の顔データを登録しておけば、本人
が気づかないうちに通報することもできる。
【0035】また、ホテル側で把握すべき重要人物とし
て、ホテルの常連客が考えられるが、常連客から取得し
た顔データを削除せずに別のサーバなどに登録しておけ
ば、ホテルに来た顧客の顔データを取得したときにこの
サーバにアクセスして重要人物であるか否かを検索し、
重要人物である場合にその顧客に合ったサービスを迅速
に提供できる。尚、この別のサーバに登録した重要人物
の顔データをインターネットを経由して他の提携ホテル
で取得できるようにしておけば、この顧客データを全国
的に利用できる。
【0036】尚、この発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可
能である。例えば、上述した実施の形態では、本発明の
システムをホテルに設置した場合について説明したが、
これに限らず、例えば、本発明のシステムをプールなど
の公共の施設に設置しても良い。
【0037】以下、本発明のシステム1をプール施設に
設置した場合について説明する。尚、ここでは、上述し
た実施の形態で説明したシステム1の各構成装置に付与
された符号に基づいて説明する。
【0038】プール施設を利用する利用客は、施設の入
口にある受付に設置された登録用カメラ2で顔データを
取得され、プール内に入場することになる。受付通過時
に登録用カメラ2を介して取得された当該利用客の顔デ
ータは、入室管理サーバ3に記憶されてプール内の売店
などの各施設に設置された全ての判定用CPUユニット
5にダウンロードされる。
【0039】プール施設に入場した利用客は、着替えを
済ませた後、現金などの貴重品を含む荷物をロッカーに
預け、必要最低限の荷物を携帯してプールサイドに行
く。利用客は、プールサイドの売店での買い物や道具の
レンタル時に、各場所に設置された照合用カメラ4を介
して判定用CPUユニット5で顔データを取得され、受
付の登録用カメラ2を介して予め取得された顔データと
照合されて、判定用CPUユニット5で本人であるか否
かが判定される。そして、判定の結果、本人であること
が確認されたことを条件に、売店における買い物や道具
のレンタルが可能となる。
【0040】尚、このとき、買い物の代金や道具のレン
タル料とともに本人の顔データを記録したレシートがレ
シート発行機7を介して利用客に発行される。
【0041】レシートを受け取った利用客は、プール施
設を出るときに、受付に設置された照合用カメラ4を介
して顔データが再び取得され、入室管理サーバ3で記録
した顔データと照合され、利用客本人が特定される。そ
して、当該利用客が売店での買い物や道具のレンタルを
している場合には、これらの料金が入場料に加算されて
清算される。この清算金額を支払った利用客だけがプー
ル施設を出ることを許可される。
【0042】以上のように、プール施設に本発明のシス
テムを設置すると、従来のように利用客が売店を利用す
る目的で現金を所持してプールサイドに入る必要がなく
なり、現金を紛失したり盗難にあう心配がなくなり、セ
キュリティーを確保できる。また、利用客が現金を所持
していないので、従来のように現金の見張り役を置く必
要がなく、利用客に対する利便性を向上できる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の料金清
算システムは、上記のような構成および作用を有してい
るので、キャッシュレスで全ての施設を利用でき、セキ
ュリティーを向上させることができ、全ての費用をまと
めて清算できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る料金精算システム
の構成を概略的に示すブロック図。
【図2】図1のシステムによる料金精算方法を説明する
ためのフローチャート。
【図3】図1のシステムによる料金精算方法を説明する
ためのフローチャート。
【符号の説明】
1…料金精算システム、2…登録用カメラ、3…入室管
理サーバ、4…照合用カメラ、5…判定用CPUユニッ
ト、6…電気錠ユニット、7…レシート発行機。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61B 5/117 G06T 1/00 340A G06T 1/00 340 G07B 15/00 L G07B 15/00 T G07F 9/00 111B G07F 9/00 111 17/00 C 17/00 A61B 5/10 320B 320C 320Z 322 Fターム(参考) 3E027 EA05 EC03 EC06 3E044 AA08 DA03 DA05 DE01 DE02 DE05 4C038 FF01 FF05 FG01 VA07 VB03 VB04 VB12 VC05 5B057 AA19 BA02 CA12 CA16 DA06 DB02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客の生体情報を取得する第1の生体情
    報取得装置と、 この第1の生体情報取得装置で取得した生体情報を記憶
    して管理する記憶装置と、 顧客が利用する施設毎に設置され、顧客の生体情報を取
    得する第2の生体情報取得装置と、 この第2の生体情報取得装置を介して取得した生体情報
    を上記記憶装置で管理している生体情報と照合すること
    により顧客を特定する照合装置と、 この照合装置で特定された顧客による施設の利用料、施
    設内で購入した物品の代金、および施設内で受けたサー
    ビスに対する料金を清算する料金精算装置と、 を備えていることを特徴とする料金清算システム。
  2. 【請求項2】 上記生体情報は、顔に関する情報、指紋
    に関する情報、掌紋に関する情報、アイリスに関する情
    報のうち少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする
    請求項1に記載の料金清算システム。
  3. 【請求項3】 上記照合装置で顧客を特定したのに基づ
    き、この顧客が当該施設を利用可能な顧客であることを
    条件に、当該施設の出入口の施錠を解除する解錠装置を
    さらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の料
    金清算システム。
  4. 【請求項4】 上記料金精算装置は、料金精算時に、上
    記照合装置で特定した顧客の生体情報および清算金額を
    記録したレシートを当該顧客に発行するレシート発行機
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の料金清
    算システム。
  5. 【請求項5】 顧客の生体情報を第1の生体情報取得装
    置で取得し、 この第1の生体情報取得装置で取得した生体情報を記憶
    装置で記憶して管理し、 顧客が利用する施設毎に設けられた第2の生体情報取得
    装置で顧客の生体情報を取得し、 この第2の生体情報取得装置を介して取得した生体情報
    を、照合装置にて、上記記憶装置で管理している生体情
    報と照合することにより顧客を特定し、 この照合装置で特定した顧客による施設の利用料、施設
    内で購入した物品の代金、および施設内で受けたサービ
    スに対する料金を料金精算装置で精算することを特徴と
    する料金清算方法。
  6. 【請求項6】 上記生体情報は、顔に関する情報、指紋
    に関する情報、掌紋に関する情報、アイリスに関する情
    報のうち少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする
    請求項5に記載の料金清算方法。
  7. 【請求項7】 上記照合装置で顧客を特定したのに基づ
    き、この顧客が当該施設を利用可能な顧客であることを
    条件に、当該施設の出入口に設けられた解錠装置でこの
    出入口の施錠を解除することを特徴とする請求項5に記
    載の料金清算方法。
  8. 【請求項8】 上記料金精算装置にて料金を精算すると
    きに、上記照合装置で特定した顧客の生体情報および清
    算金額を記録したレシートをレシート発行機を介して当
    該顧客に発行することを特徴とする請求項5に記載の料
    金清算方法。
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