JP2002207895A - Icカードの使用方法、特典付き情報提供方法、情報提供方法、および有料情報提供方法 - Google Patents

Icカードの使用方法、特典付き情報提供方法、情報提供方法、および有料情報提供方法

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JP2002207895A
JP2002207895A JP2001047312A JP2001047312A JP2002207895A JP 2002207895 A JP2002207895 A JP 2002207895A JP 2001047312 A JP2001047312 A JP 2001047312A JP 2001047312 A JP2001047312 A JP 2001047312A JP 2002207895 A JP2002207895 A JP 2002207895A
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JP2001047312A
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Rie Otsubo
理恵 大坪
Kenji Takahashi
健司 高橋
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介して情報を提供するシステ
ムにおいて、情報の発信、受信に関するポリシーをセキ
ュアに保存し、かつ該ポリシーの登録・変更を情報所有
者自身が迅速かつ細やかに行えるようにする。 【解決手段】 個人情報所有者29は端末装置22を用
いてICカード20'に情報の発信、受信に関するポリ
シーをあらかじめ登録しておく。端末装置22内にある
ICカードプログラムは情報発信依頼を受けると、個人
情報取得者38の認証を行った後、ICカード20'内
の発信可否判断プログラムにのっとって発信の可否を判
断し、結果を端末装置22内のICカード管理プログラ
ムに送信する。ICカード管理プログラムは前記判断が
可で、個人情報取得者38の指定した情報が個人情報所
有者29に関する情報であった場合、情報取得装置2
4'に情報の取得をリクエストする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して情報を提供する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、位置情報等の個人情報や個人情報
に関連した情報を提供するには、位置情報サービス提供
者が情報所有者と契約し、PHSの基地局から自動で得ら
れた情報所有者の位置情報を位置情報サービス提供者が
仲介して情報提供対象者へ提供するか、PHSの基地局か
ら自動で得られた情報所有者の位置情報に関連する情報
を位置情報サービス提供者が情報所有者へ提供するか、
手動で入力した位置情報を明示的に情報提供対象者を指
定して直接情報所有者が提供するか、GPSなどの自動取
得した位置情報を明示的に情報提供対象者を指定して情
報所有者が提供するかの方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】携帯電話などの携帯端
末や移動体通信サービスの普及により、位置情報等のよ
うに時々刻々と変化する個人特有の情報や個人の所有す
る電子ファイル等の情報をネットワークを介して送受信
するサービスや、位置情報に対する現在地周辺情報とい
った個人特有の情報に関連する情報を提供するサービス
のニーズが高まっている。
【0004】一方、このような情報は重要度の高いプラ
イバシ情報であるため、(1)高度にセキュアな取り扱い
が必要である。(2)また、情報の持ち主である情報所有
者の状況や要求に応じて情報の送信・受信に関するポリ
シーの設定・変更が手軽に行えることが必要である。情
報の送信・受信に関するポリシーとは送信・受信する情
報の内容や条件を規定するものである。例えば、情報を
送受信する相手、送受信する曜日、送受信する時間、情
報発信時の確認の有無等である。
【0005】しかし、現状ではこのような情報の送信・
受信に関するポリシーはサービス業者等の第三者の手に
よって一括管理され、登録や変更の際には必ずサービス
業者等の第三者を介して行わなければならない。そのた
め、登録や変更の際の自由度が低く、さらに迅速な対応
が期待できない等の問題があるほか、サービス業者等自
体を変更する場合には、あらためて登録をし直さなけれ
ばならない、複数のサービス業者のサービスを利用した
い場合は各々のサービス業者に情報の送信・受信に関す
るポリシーや名前、連絡先といった情報所有者を特定で
きる個人情報を知らさなければならないという問題点も
ある。
【0006】また、情報の送信・受信に関するポリシー
という極めてプライバシー性の高い情報の管理をサービ
ス業者等の第三者に一任するため、情報所有者のプライ
バシーは情報所有者自身の手の届かないところで常に露
呈の危機にさらされることになる。
【0007】本発明の目的は、情報の送信、受信に関す
るポリシーをセキュアに保存し、情報の送信・受信に関
するポリシーの設定を情報所有者自身が迅速かつ細やか
に行える、特典付き情報提供方法、情報提供方法、およ
び有料情報提供方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、情報所有者のICカードに、ネットワー
クを介した情報の発信、受信に関するポリシーを保存
し、この情報の発信、受信に関するポリシーにのっと
り、発信、受信の可否を判定することで情報の発信、受
信を制御するものである。
【0009】情報所有者が所有するICカードを利用する
ことで、情報の発信、受信に関するポリシーを迅速、か
つ細かく設定でき、またその管理をセキュアに行うこと
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0011】図1は本発明の一実施形態の個人情報開示
ポリシーICカードの構成を示す図である。
【0012】ICカード20は、入出力インターフェース
12、カード管理機能13、セキュリティ機能14、開
示可否判断機能15を有し、これらの機能から呼び出さ
れるデータとしてセキュリティデータ16、個人情報開
示ポリシーデータ18、開示可否判断用データ17がメ
モリ11に記憶されている。
【0013】セキュリティデータ16には秘密鍵、公開
鍵証明書、PINや指紋情報といった本人認証データ、IC
カード有効期限、ICカード発行年月日、ICカード発行企
業等がある。開示可否判断用データ17には、郵便番号
を住所もしくは緯度経度情報に変換するための郵便番号
データ、ランドマークを住所もしくは緯度経度情報に変
換するためのランドマークデータ、住所を緯度経度情報
に変換するための住所データ、カレンダー等がある。個
人情報ポリシーデータ18には個人情報所有者の現在地
に関する物理的情報を扱うポリシー、例えば、位置情報
開示ポリシー、気温情報開示ポリシー、湿度情報開示ポ
リシー等と、個人情報所有者の身体に関する情報を扱う
ポリシー、例えば、血糖値情報開示ポリシー、脈拍情報
開示ポリシー、血圧情報開示ポリシー等がある。個人情
報開示ポリシーは、個人情報の開示に必要な情報が属性
と属性値の組み合わせで記録されている。
【0014】図2は個人情報開示ポリシーICカードの第
1の格納例(特典付き情報提供システム用)を示してい
る。
【0015】図3は個人情報開示ポリシーICカードの第
2の格納例(個人情報提供システム用)を示している。
【0016】図4は個人情報開示ポリシーICカードの第
3の格納例(有料情報提供システム用)を示している。
【0017】図5は本発明の一実施形態の特典付き情報
提供システムの構成図である。ここで、特典付き情報を
企業等の広告情報、個人情報を位置情報とする。
【0018】この特典付き情報提供システムは図1のIC
カードを利用して特典付き情報を提供するもので、ICカ
ード20とRW装置21と端末装置22と位置情報取得装
置24とネットワーク25と個人情報管理サーバ26と
ネットワーク27と広告情報管理サーバ28で構成され
ている。端末装置22は通信部23を有している。
【0019】ここで、位置情報の開示可否判断に個人情
報管理サーバ26を必要としないとする。端末装置22
は、例えばPC、PDA、携帯電話、PHS等である。位置情報
取得装置24は、例えばGPS、PHS等である。 <通信> ・端末装置22、個人情報管理サーバ26、広告情報管
理サーバ28間の情報の発信、受信は通信機能を用いて
ネット-ワーク25,27を介し行うものとする。 <セキュリティ> ・ネットワーク25、27間の通信では必ず、送信者は
通信内容を公開鍵方式、共通鍵方式等で暗号化、送信
し、受信者は受信した内容を復号し、各々の作業を進め
るものとする。 ・個人情報管理サーバ26が仲介する広告情報は、広告
情報発信者30が希望すれば個人情報管理サーバ26で
復号することなく、暗号化されたまま個人情報所有者2
9へ送信することができる。 <認証> ・情報の送信時には必ず送信者もしくは情報生成者の電
子署名を付ける。情報の受信時には送信元もしくは情報
生成者の認証を必ず行う。個人情報所有者29、個人情
報管理サーバ26、広告情報発信者30、位置情報取得
装置24の認証は電子署名を用いて行う。 <ICカードへのアクセス> 端末装置22からICカード20へのアクセスは、端末装
置22内のICカードプログラムがICカード20内のICカ
ード管理プログラムを介して行う。 <個人情報の更新のタイミング> ・個人情報はICカード20の利用中の通信開始時と、IC
カード20の利用終了もしくはICカード20の利用継続
中の通信切断時には必ず更新されるものとする。 ・ICカード20の利用中の通信時は、位置情報取得装置
24が定期的に取得する位置情報が、前回取得した位置
情報と異なる時のみ、個人情報管理サーバ26にある個
人情報所有者リストの更新を行うものとする。 <個人情報の更新内容> 個人情報管理サーバ26にある個人情報所有者リストの
更新内容は2通りである。 ・ICカード20の利用中の通信開始時は、位置情報、取
得時間、アクセスIDに変更のあった値を設定する。 ・ICカード20の利用終了もしくはICカード20の利用
継続中の通信切断時には、位置情報、アクセスIDにnil
を、取得時間に変更のあった値を設定する。アクセスID
が電話番号やIPアドレスのように固定であった場合
は、位置情報のみをnilに設定し、アクセスIDは変更し
ない。
【0020】次に、本実施形態における処理の流れを説
明する。
【0021】個人情報所有者29はあらかじめ広告情報
発信者30をICカード20内の位置情報開示ポリシーに
登録しておく。
【0022】ICカード20と端末装置22は端末装置2
2に接続されたRW装置21へのICカード20の挿入後、
相互認証を行う。
【0023】相互認証終了後、端末装置22内にあるIC
カードプログラムはICカード20内のICカード管理プロ
グラムへ指紋等の身体特徴や暗証番号を用いた個人情報
所有者29の認証を依頼する。
【0024】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報所有者
29の認証を依頼する。
【0025】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の本人認証データを用いて個人情報所
有者29の認証を行う。 ・個人情報所有者29の認証が終了すると、ICカード2
0内のICカード管理プログラムへ認証終了通知を出す。
【0026】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、端末装置22内のICカードプログラムへ個人情報所
有者29の認証終了を知らせる。
【0027】端末装置22内にあるICカードプログラム
は ・個人情報所有者29の認証終了後、PHSやGPS、もしく
は個人情報所有者29に位置情報の入力を促す位置情報
取得装置24に位置情報の取得をリクエストする。 ・取得した位置情報、取得時間、個人情報所有者29へ
のアクセスID(IPアドレス、電話番号等)をICカード
20内の位置情報開示ポリシーに設定されている個人情
報管理サーバ26へ送信する。
【0028】個人情報管理サーバ26は位置情報取得装
置24の認証を行い、受信した情報をもとに個人情報管
理サーバ26にある個人情報所有者リストの該当部分を
更新する。
【0029】広告情報発信者30は広告を発信して欲し
い個人情報所有者の条件と、広告情報管理サーバ28上
にある発信して欲しい広告情報を、広告情報管理サーバ
28を介して個人情報管理サーバ26に送信し、同時に
広告情報発信を依頼する。
【0030】個人情報管理サーバ26は・広告情報発信
者30からの依頼を受けると、広告情報発信者30が指
定した条件をもとに対象者リストを作成する。 ・対象者リストにあがった個人情報所有者29に対し、
開示の可否判断に必要な広告情報発信者30の情報を送
信し、位置情報の開示の可否判断を依頼する。
【0031】端末装置22内にあるICカードプログラム
は開示可否判断依頼を受けると、ICカード20内のICカ
ード管理プログラムへ個人情報管理サーバ26と広告情
報発信者30の両者の認証、開示の可否判断を依頼す
る。
【0032】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報管理サ
ーバ26と広告情報発信者30の両者の認証を依頼す
る。
【0033】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の位置情報開示ポリシーにある各々の
公開鍵を用いて個人情報管理サーバ26と広告情報発信
者30の認証を行う。 ・個人情報管理サーバ26と広告情報発信者30の両者
の認証が終了すると、ICカード20内のICカード管理プ
ログラムへ認証終了通知を出す。
【0034】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムからの認証終了通
知を受けた後、ICカード20内の開示判断プログラムに
開示の可否判断を依頼する。
【0035】ICカード20内の開示判断プログラムは、 ・ICカード20内の位置情報開示ポリシーにのっとり開
示の可否判断を行い、判断結果をICカード20内のICカ
ード管理プログラムを介して、端末装置22内のICカー
ドプログラムへ送信する。 ・もし、処理能力の限界やDBがない等で可否判断のでき
ない条件があった場合、ICカード20内のICカード管理
プログラムを介して、端末装置22内のICカードプログ
ラムへICカード20内の開示ポリシーの必要部分を送信
し、代わりに一部判断を委託する。端末装置22内のIC
カードプログラムは委託された可否判断を行い、結果を
ICカード20内のICカード管理プログラムを介してICカ
ード20内の開示判断プログラムへ送信する。ICカード
20内の開示判断プログラムは端末装置22内のICカー
ドプログラムからの判断結果も含め、位置情報の開示の
可否判断を行い、判断結果をICカード20内のICカード
管理プログラムを介して、端末装置22内のICカードプ
ログラムへ送信する。あるいは、端末装置22内のIC
カードプログラムで開示の可否判断を全て行う。
【0036】端末装置22内のICカードプログラムは、
開示の可否判断結果を個人情報管理サーバ26へ送信す
る。
【0037】個人情報管理サーバ26は可否判断結果が
可の場合のみ、広告情報を個人情報所有者29へ送信す
る。
【0038】端末装置22は個人情報管理サーバ26か
ら広告情報を受け取り、画面に表示する。
【0039】図6は本発明の第2の実施形態の特典付き
情報提供システムの構成図である。ここで、特典付き情
報を企業等の広告情報、個人情報を位置情報とする。本
実施形態においては、位置情報の開示可否判断は個人情
報管理サーバ26のみで行うとする。
【0040】通信、セキュリティ、認証、ICカードへの
アクセス、個人情報の更新のタイミング、個人情報の更
新内容は図5に示したの実施形態と同じである。
【0041】次に、本実施形態における処理の流れを説
明する。
【0042】個人情報所有者29はあらかじめ広告情報
発信者30をICカード20内の位置情報開示ポリシーに
登録しておく。
【0043】ICカード20と端末装置22は端末装置2
2に接続されたRW装置21へのICカード20の挿入後、
相互認証を行う。
【0044】相互認証終了後、端末装置22内にあるIC
カードプログラムはICカード20内のICカード管理プロ
グラムへ指紋等の身体特徴や暗証番号を用いた個人情報
所有者29の認証を依頼する。
【0045】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報所有者
29の認証を依頼する。
【0046】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の本人認証データを用いて個人情報所
有者29の認証を行う。 ・個人情報所有者29の認証が終了すると、ICカード2
0内のICカード管理プログラムへ認証終了通知を出す。
【0047】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、端末装置22内のICカードプログラムへ個人情報所
有者29の認証終了を知らせる。
【0048】端末装置22内にあるICカードプログラム
は ・個人情報所有者29の認証終了後、PHSやGPS、もしく
は個人情報所有者29に位置情報の入力を促す位置情報
取得装置24に位置情報の取得をリクエストする。 ・取得した位置情報、取得時間、個人情報所有者29へ
のアクセスID(IPアドレス、電話番号等)をICカード
20内の位置情報開示ポリシーに設定されている個人情
報管理サーバ26へ送信する。
【0049】個人情報管理サーバ26は位置情報取得装
置24の認証を行い、受信した情報をもとに個人情報管
理サーバ26にある個人情報所有者リストの該当部分を
更新する。
【0050】広告情報発信者30は広告を発信して欲し
い個人情報所有者の条件と、広告情報管理サーバ28上
にある発信して欲しい広告情報を、広告情報管理サーバ
28を介して個人情報管理サーバ26に送信し、同時に
広告情報発信を依頼する。
【0051】個人情報管理サーバ26は ・広告情報発信者30からの依頼を受けると、広告情報
発信者30が指定した条件をもとに対象者リストを作成
する。 ・対象者リストにあがった個人情報所有者29に対し、
個人情報所有者へのアクセスIDをもとに位置情報の開示
可否判断を依頼する。
【0052】端末装置22内にあるICカードプログラム
は開示可否判断依頼を受けるけると、ICカード20内の
ICカード管理プログラムへ個人情報管理サーバ26と広
告情報発信者30の両者の認証を依頼する。
【0053】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報管理サ
ーバ26と広告情報発信者30の認証を依頼する。
【0054】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の位置情報開示ポリシーにある各々の
公開鍵を用いて、個人情報管理サーバ26と広告情報発
信者30の両者の認証を行う。 ・個人情報管理サーバ26と広告情報発信者30の両者
の認証が終了すると、ICカード20内のICカード管理プ
ログラムへ認証終了通知を出す。
【0055】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムからの認証終了通
知を受けた後、該当広告情報発信者30へ対する位置情
報開示ポリシーの中で開示可否判断に必要な部分を端末
装置22内のICカードプログラムを介して個人情報管理
サーバ26へ送信する。
【0056】個人情報管理サーバ26は位置情報開示ポ
リシーをもとに開示の可否を判断し、可の場合のみ、広
告情報を個人情報所有者29へ送信する。
【0057】端末装置22は個人情報管理サーバ26か
ら広告情報を受け取り、画面に表示する。
【0058】図7は本発明の第3の実施形態の特典付き
情報提供システムの構成図である。ここで、特典付き情
報を企業等の広告情報、個人情報を位置情報とする。本
実施形態においては、位置情報の開示可否判断は、その
一部に個人情報管理サーバ26を必要とするとする。
【0059】通信、セキュリティ、認証、ICカードへの
アクセス、個人情報の更新のタイミング、個人情報の更
新内容は図5、図6に示したの実施形態と同じである。
次に、本実施形態における処理の流れを説明する。
【0060】個人情報所有者29はあらかじめ広告情報
発信者30をICカード20内の位置情報開示ポリシーに
登録しておく。
【0061】ICカード20と端末装置22は端末装置2
2に接続されたRW装置21へのICカード20の挿入後、
相互認証を行う。
【0062】相互認証終了後、端末装置22内にあるIC
カードプログラムはICカード20内のICカード管理プロ
グラムへ指紋等の身体特徴や暗証番号を用いた個人情報
所有者29の認証を依頼する。
【0063】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報所有者
29の認証を依頼する。
【0064】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の本人認証データを用いて個人情報所
有者29の認証を行う。 ・個人情報所有者29の認証が終了すると、ICカード2
0内のICカード管理プログラムへ認証終了通知を出す。
【0065】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、端末装置22内のICカードプログラムへ個人情報所
有者29の認証終了を知らせる。
【0066】端末装置22内にあるICカードプログラム
は ・個人情報所有者29の認証終了後、PHSやGPS、もしく
は個人情報所有者29に位置情報の入力を促す位置情報
取得装置24に位置情報の取得をリクエストする。 ・取得した位置情報、取得時間、個人情報所有者29へ
のアクセスID(IPアドレス、電話番号等)をICカード
20内の位置情報開示ポリシーに設定されている個人情
報管理サーバ26へ送信する。
【0067】個人情報管理サーバ26は位置情報取得装
置24の認証を行い、受信した情報をもとに個人情報管
理サーバ26にある個人情報所有者リストの該当部分を
更新する。
【0068】広告情報発信者30は広告を発信して欲し
い個人情報所有者の条件と、広告情報管理サーバ28上
にある発信して欲しい広告情報を、広告情報管理サーバ
28を介して人情報管理サーバ26に送信し、同時に広
告情報発信を依頼する。
【0069】個人情報管理サーバ26は ・広告情報発信者30からの依頼を受けると、広告情報
発信者30が指定した条件をもとに対象者リストを作成
する。 ・対象者リストにあがった個人情報所有者29に対し、
開示の可否判断に必要な広告情報発信者30の情報を送
信し、位置情報の開示の可否判断を依頼する。
【0070】端末装置22内にあるICカードプログラム
は開示可否判断依頼を受けるけると、ICカード20内の
ICカード管理プログラムへ個人情報管理サーバ26と広
告情報発信者30の両者の認証を依頼する。
【0071】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報管理サ
ーバ26と広告情報発信者30の認証を依頼する。
【0072】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の位置情報開示ポリシーにある各々の
公開鍵を用いて、個人情報管理サーバ26と広告情報発
信者30の両者の認証を行う。 ・個人情報管理サーバ26と広告情報発信者30の両者
の認証が終了すると、ICカード20内のICカード管理プ
ログラムへ認証終了通知を出す。
【0073】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムからの認証終了通
知を受けた後、ICカード20内の開示判断プログラムに
開示の可否判断を依頼する。
【0074】ICカード20内の開示判断プログラムは、
ICカード20内の位置情報開示ポリシーにのっとり開示
の可否判断を行い、処理能力の限界やDBがない等で可否
判断のできない条件については、ICカード20内のICカ
ード管理プログラムを介して個人情報管理サーバ26へ
ICカード20内の位置情報開示ポリシーの必要部分を送
信し、代わりに一部判断を委託する。
【0075】個人情報管理サーバ26は委託された可否
判断を行い、結果を端末装置22へ送信する。
【0076】端末装置22内にあるICカードプログラム
は個人情報管理サーバ26からの結果をICカード20内
のICカード管理プログラムへ送信する。
【0077】ICカード20内の可否判断プログラムは、
ICカード20内のICカード管理プログラムを介して受け
取った個人情報管理サーバ26からの結果も含め、位置
情報の開示の可否判断を行い、判断結果をICカード20
内のICカード管理プログラムを介して、端末装置22内
のICカードプログラムへ送信する。
【0078】端末装置22内のICカードプログラムは、
開示の可否判断結果を個人情報管理サーバ26へ送信す
る。
【0079】個人情報管理サーバ26は可否判断結果が
可の場合のみ、広告情報を個人情報所有者29へ送信す
る。
【0080】端末装置22は個人情報管理サーバ26か
ら広告情報を受け取り、画面に表示する。
【0081】なお、開示の可否の判断は、一部を個人情
報管理サーバ26で行い、端末装置22が個人情報管理
サーバ26からの判断結果を含めて行なってもよい。
【0082】図8は第1、第2、第3の実施形態の特典つ
き情報提供システムにおいて登録特典を出すタイミング
と主体を示す図である。
【0083】個人情報管理サーバ26は個人情報所有者
29との間で登録特典を決定する。個人情報管理サーバ
26は位置情報を登録した個人情報所有者29に対して
登録特典を出す。
【0084】図9は第1,第2,第3の実施形態の特典
付き情報システムにおける登録特典を出すタイミングと
主体を示す図である。広告情報発信者30は、 ・個人情報所有者29との間で特典を決定する。 ・個人情報管理サーバ26との間で仲介料を決定する。
【0085】個人情報所有者29は、 ・位置情報を個人情報管理サーバ26に登録する。 個人情報管理サーバ26は、 ・位置情報を登録した個人情報所有者29に特典を出
す。
【0086】広告情報発信者30は、 ・個人情報管理サーバ26へ広告情報の発信を依頼す
る。
【0087】個人情報管理サーバ26は ・広告情報発信者30からの広告情報発信依頼を受け付
け、開示可否判断で可の場合、個人情報所有者29に対
広告情報を送信する。 ・広告情報を送信した個人情報所有者数に応じて、特典
の費用の総額に仲介料を加算した金額を広告情報発信料
として広告情報発信者30へ請求する。
【0088】広告情報発信者30は、 ・個人情報管理サーバ26からの広告情報発信料の請求
を受け取る。 ・個人情報管理サーバ26に対して広告情報発信料を支
払う。
【0089】図10は第1,第2,第3の実施形態の特
典付き情報システムにおける登録特典を出すタイミング
と主体を示す図である。
【0090】本例は図9の例において、個人情報管理サ
ーバ26が個人情報所有者29に特典を出すタイミング
が位置情報の登録後ではなく、広告情報と同時であるも
のである。
【0091】図11は第1,第2,第3の実施形態の特
典付き情報システムにおける登録特典を出すタイミング
と主体を示す図である。
【0092】本例は図10の例において、個人情報管理
サーバ26が個人情報所有者29に対して広告情報を送
信した後、個人情報所有者29が閲覧したことを確認し
て特典を出すものである。
【0093】図12は第1,第2,第3の実施形態の特
典付き情報システムにおける登録特典を出すタイミング
と主体を示す図である。
【0094】広告情報発信者30は、 ・個人情報所有者29との間で特典を決定する。 ・個人情報管理サーバ26との間で仲介料を決定する。
【0095】個人情報所有者29は、 ・位置情報を個人情報管理サーバ26に登録する。
【0096】個人情報管理サーバ26は、 ・位置情報を登録した個人情報所有者29に特典の一部
を出す。
【0097】広告情報発信者30は、 ・個人情報管理サーバ26へ広告情報の発信を依頼す
る。
【0098】個人情報管理サーバ26は ・広告情報発信者30からの広告情報発信依頼を受け付
け、開示可否判断で可の場合、個人情報所有者29に対
して広告情報を送信し、同時に特典の残りを出す。 ・広告情報を送信した個人情報所有者数に応じて、特典
の費用の総額に仲介料を加算した金額を広告情報発信料
として広告情報発信者30へ請求する。
【0099】広告情報発信者30は、 ・個人情報管理サーバ26からの広告情報発信料の請求
を受け取る。 ・個人情報管理サーバ26に対して広告情報発信料を支
払う。
【0100】図13は第1,第2,第3の実施形態の特
典付き情報システムにおける登録特典を出すタイミング
と主体を示す図である。
【0101】本例は図12の例において、個人情報管理
サーバ26が個人情報所有者29に対して広告情報を送
信した後、個人情報所有者29が閲覧したことを確認し
て特典の残りを出すものである。
【0102】図14は第1,第2,第3の実施形態の特
典付き情報システムにおける登録特典を出すタイミング
と主体を示す図である。
【0103】本例は図13の例において、個人情報管理
サーバ26が個人情報所有者29に特典の一部を出すタ
イミングが位置情報の登録後ではなく、広告情報と同時
であるものである。
【0104】以上の図8〜図14の説明において、特典
とは、現金、電子現金、割引クーポン、商品と交換可能
なポイント等であり、特典は、そのまま受け取る他、個
人情報管理サーバ26とのの通信費の支払いに利用した
り、個人情報管理サーバ26が仲介する他サービスを利
用した際の支払いにも利用できる。
【0105】また、特典は逐次、もしくは一定期間ご
と、もしくは随時受け取ることが可能である。広告情報
発信料の請求、支払いは逐次、もしくは一定期間ごとに
行う。
【0106】図15は本発明の第1の実施形態の個人情
報提供システムの構成図である。提供する個人情報を位
置情報とする。
【0107】この個人情報提供システムは図1のICカー
ドを利用して個人情報を提供するもので、ICカード20
とRW装置21と端末装置22と位置情報取得装置24と
ネットワーク25、27と個人情報管理サーバ26と位
置情報管理装置31で構成されている。端末装置22は
通信部23を有している。位置情報管理装置31は通信
部32を有している。ここでは、位置情報の開示可否判
断に個人情報管理サーバ26を必要とせず、アクセスID
が固定でないものとする。アクセスIDは個人情報所有者
29にアクセスするためのIDそのものと、アクセス方法
を意味する。 <通信> ・端末装置22、個人情報管理サーバ26、位置情報管
理装置31間の情報の発信、受信は通信機能を用いてネ
ット-ワーク25,27を介し行うものとする。 <セキュリティ> ・ネットワーク25、27間の通信では必ず、送信者は
通信内容を公開鍵方式、共通鍵方式等で暗号化、送信
し、受信者は受信した内容を復号し、各々の作業を進め
るものとする。 ・個人情報管理サーバ26が仲介する位置情報は、個人
情報所有者29、位置情報取得者33が希望すれば個人
情報管理サーバ26で復号することなく、暗号化された
まま位置情報取得者33へ送信することができる。 <認証> ・情報の送信時には必ず送信者もしくは情報生成者の電
子署名を付ける。情報の受信時には送信元もしくは情報
生成者の認証を必ず行う。個人情報所有者29、個人情
報管理サーバ26、位置情報取得者33、位置情報取得
装置24の認証は電子署名を用いて行う。 <ICカードへのアクセス>端末装置22からICカード2
0へのアクセスは、端末装置22内のICカードプログラ
ムがICカード20内のICカード管理プログラムを介して
行う。 <アクセスIDの更新のタイミング> ・アクセスIDはICカード20の利用中の通信開始時と、
ICカード20の利用終了もしくはICカード20の利用継
続中の通信切断時には必ず更新されるものとする。 <個人情報の更新内容>個人情報管理サーバ26にある
個人情報所有者リストの更新内容は2通りである。 ・ICカード20の利用中の通信開始時は、位置情報、取
得時間、アクセスIDに変更のあった値を設定する。 ・ICカード20の利用終了もしくはICカード20の利用
継続中の通信切断時には、アクセスIDにnilを、取得時
間に変更のあった値を設定する。
【0108】次に本実施形態における処理の流れを説明
する。
【0109】個人情報所有者29はあらかじめ位置情報
管理装置31をICカード20内の位置情報開示ポリシー
に登録しておく。
【0110】ICカード20と端末装置22は端末装置2
2に接続されたRW装置21へのICカード20の挿入後、
相互認証を行う。
【0111】相互認証終了後、端末装置22内にあるIC
カードプログラムはICカード20内のICカード管理プロ
グラムへ指紋等の身体特徴や暗証番号を用いた個人情報
所有者29の認証を依頼する。
【0112】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報所有者
29の認証を依頼する。
【0113】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の本人認証データを用いて個人情報所
有者29の認証を行う。 ・個人情報所有者29の認証が終了すると、ICカード2
0内のICカード管理プログラムへ認証終了通知を出す。
【0114】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、端末装置22内のICカードプログラムへ個人情報所
有者29の認証終了を知らせる。
【0115】端末装置22内にあるICカードプログラム
は個人情報所有者29の認証終了後、個人情報所有者2
9へのアクセスID(IPアドレス、電話番号等)、取得時
間をICカード20内の位置情報開示ポリシーに設定され
ている個人情報管理サーバ26へ送信する。
【0116】個人情報管理サーバ26は位置情報取得装
置24の認証を行い、受信した情報をもとに個人情報管
理サーバ26にある個人情報所有者リストの該当部分を
更新する。
【0117】位置情報取得者33は位置情報を取得する
対象である個人情報所有者の29のID、もしくは名前、
もしくは両方を指定し、位置情報管理装置31を介して
個人情報管理サーバ26に位置情報の取得を依頼する。
【0118】個人情報管理サーバ26は位置情報取得者
33からの依頼を受けると、位置情報取得者33が指定
した対象個人情報所有者29に対し、開示の可否判断に
必要な位置情報取得者33の情報を送信し、位置情報の
開示を依頼する。
【0119】端末装置22内にあるICカードプログラム
は位置情報開示依頼を受けると、ICカード20内のICカ
ード管理プログラムへ個人情報管理サーバ26と位置情
報取得者33の両者の認証、開示の可否判断を依頼す
る。
【0120】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報管理サ
ーバ26と位置情報取得者33の認証を依頼する。
【0121】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の位置情報開示ポリシーにある各々の
公開鍵を用いて、個人情報管理サーバ26と位置情報取
得者33の両者の認証を行う。 ・個人情報管理サーバ26と位置情報取得者33の認証
が終了すると、ICカード20内のICカード管理プログラ
ムへ認証終了通知を出す。
【0122】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムからの認証終了通
知を受けた後、ICカード20内の開示判断プログラムに
開示の可否判断を依頼する。
【0123】ICカード20内の開示判断プログラムは、 ・ICカード20内の位置情報開示ポリシーにのっとり開
示の可否判断を行う。 ・判断結果をICカード20内のICカード管理プログラム
を介して、端末装置22内のICカードプログラムへ送信
する。 ・もし、処理能力の限界やDBがない等で可否判断のでき
ない条件があった場合、ICカード20内のICカード管理
プログラムを介して、端末装置22内のICカードプログ
ラムへ開示ポリシーの必要部分を送信し、代わりに一部
判断を委託する。端末装置22内のICカードプログラム
は委託された可否判断を行い、結果をICカード20内の
ICカード管理プログラムを介してICカード20内の開示
判断プログラムへ送信する。ICカード20内の開示判断
プログラムは端末装置22内のICカードプログラムから
の判断結果も含め、位置情報の開示の可否判断を行い、
判断結果をICカード20内のICカード管理プログラムを
介して、端末装置22内のICカードプログラムへ送信す
る。
【0124】端末装置22内にあるICカードプログラム
は、 ・可否判断が可決の場合のみ、PHSやGPS、もしくは個人
情報所有者29に位置情報の入力を促す位置情報取得装
置24に位置情報の取得をリクエストする。 ・取得した位置情報、取得時間をICカード20内の位置
情報開示ポリシーに設定されている個人情報管理サーバ
26へ送信する。
【0125】個人情報管理サーバ26は ・受信した対象個人情報所有者29の位置情報と取得時
間を位置情報取得者33へ送信する。 ・位置情報開示ポリシーに付加情報が設定されていた場
合は、例えば地図上に位置情報をプロットした形式で位
置情報を送信する。
【0126】位置情報管理装置31は個人情報管理サー
バ26から対象個人情報所有者29の位置情報と取得時
間を受け取り、画面に表示する。
【0127】なお、個人情報の開示可否判断を端末装置
22内のICカード管理プログラムで行ってもよい。
【0128】図16は本発明の第2の実施形態の個人情
報提供システムの構成図である。ここで、提供する個人
情報を位置情報とする。本実施形態においては、位置情
報の開示可否判断は個人情報管理サーバ26のみで行う
とし、アクセスIDが固定でないものとする。アクセスID
は個人情報所有者29にアクセスするためのIDそのもの
と、アクセス方法を意味する。
【0129】通信、セキュリティ、認証、ICカードへの
アクセス、アクセスIDの更新のタイミング、個人情報の
更新内容は図15に示した実施形態と同じである。
【0130】次に、本実施形態における処理の流れを説
明する。
【0131】個人情報所有者29はあらかじめ位置情報
取得者33をICカード20内の位置情報開示ポリシーに
登録しておく。
【0132】ICカード20と端末装置22は端末装置2
2に接続されたRW装置21へのICカード20の挿入後、
相互認証を行う。
【0133】相互認証終了後、端末装置22内にあるIC
カードプログラムはICカード20内のICカード管理プロ
グラムへ指紋等の身体特徴や暗証番号を用いた個人情報
所有者29の認証を依頼する。
【0134】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報所有者
29の認証を依頼する。
【0135】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の本人認証データを用いて個人情報所
有者29の認証を行う。 ・個人情報所有者29の認証が終了すると、ICカード2
0内のICカード管理プログラムへ認証終了通知を出す。
【0136】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、端末装置22内のICカードプログラムへ個人情報所
有者29の認証終了を知らせる。
【0137】端末装置22内にあるICカードプログラム
は個人情報所有者29の認証終了後、個人情報所有者2
9へのアクセスID(IPアドレス、電話番号等)、取得
時間をICカード20内の位置情報開示ポリシーに設定さ
れている個人情報管理サーバ26へ送信する。
【0138】個人情報管理サーバ26は位置情報取得装
置24の認証を行い、受信した情報をもとに個人情報管
理サーバ26にある個人情報所有者リストの該当部分を
更新する。
【0139】位置情報取得者33は位置情報を取得する
対象である個人情報所有者29のIDもしくは名前、もし
くは両方を指定し、位置情報管理装置31を介して個人
情報管理サーバ26に位置情報取得を依頼する。
【0140】個人情報管理サーバ26は位置情報取得者
33からの依頼を受けると、位置情報取得者33が指定
した対象個人情報所有者29に対し、位置情報の開示を
依頼する。端末装置22内にあるICカードプログラムは
位置情報開示依頼を受けると、ICカード20内のICカー
ド管理プログラムへ個人情報管理サーバ26と位置情報
取得者33の両者の認証、開示の可否判断を依頼する。
【0141】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報管理サ
ーバ26と位置情報取得者33の認証を依頼する。
【0142】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の位置情報開示ポリシーにある各々の
公開鍵を用いて、個人情報管理サーバ26と位置情報取
得者33の両者の認証を行う。 ・個人情報管理サーバ26と位置情報取得者33の認証
が終了すると、ICカード20内のICカード管理プログラ
ムへ認証終了通知を出す。
【0143】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムからの認証終了通
知を受けた後、該当位置情報取得者33へ対する位置情
報開示ポリシーの開示可否判断に必要な部分を端末装置
22内のICカードプログラムを介して個人情報管理サー
バ26へ送信する。
【0144】個人情報管理サーバ26は位置情報開示ポ
リシーをもとに開示の可否を判断し、可の場合のみ、個
人情報所有者29へ位置情報の発信を依頼する。
【0145】端末装置22内にあるICカードプログラム
は、 ・位置情報発信依頼を受けると、PHSやGPS、もしくは個
人情報所有者29に位置情報の入力を促す位置情報取得
装置24に位置情報の取得をリクエストする。 ・取得した位置情報、取得時間をICカード20内の位置
情報開示ポリシーに設定されている個人情報管理サーバ
26へ送信する。
【0146】個人情報管理サーバ26は ・受信した対象個人情報所有者29の位置情報と取得時
間を位置情報取得者33へ送信する。 ・位置情報開示ポリシーに付加情報が設定されていた場
合は、例えば地図上に位置情報をプロットした形式で位
置情報を送信する。
【0147】位置情報管理装置31は個人情報管理サー
バ26から対象個人情報所有者29の位置情報と取得時
間を受け取り、画面に表示する。
【0148】図17は本発明の第3の実施形態の個人情
報提供システムの構成図である。ここで、提供する個人
情報を位置情報とする。本実施形態では、個人情報の開
示可否判断は、その一部に個人情報管理サーバ26を必
要とし、アクセスIDが固定でないものとする。アクセス
IDは個人情報所有者29にアクセスするためのIDそのも
のと、アクセス方法を意味する。
【0149】通信、セキュリティ、認証、ICカードへの
アクセス、アクセスIDの更新のタイミング、個人情報の
更新内容は図15、図16に示したの実施形態と同じで
ある。
【0150】次に、本実施形態における処理の流れを説
明する。
【0151】個人情報所有者29はあらかじめ位置情報
取得者33をICカード20内の位置情報開示ポリシーに
登録しておく。
【0152】ICカード20と端末装置22は端末装置2
2に接続されたRW装置21へのICカード20の挿入後、
相互認証を行う。
【0153】相互認証終了後、端末装置22内にあるIC
カードプログラムはICカード20内のICカード管理プロ
グラムへ指紋等の身体特徴や暗証番号を用いた個人情報
所有者29の認証を依頼する。
【0154】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報所有者
29の認証を依頼する。
【0155】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の本人認証データを用いて個人情報所
有者29の認証を行う。 ・個人情報所有者29の認証が終了すると、ICカード2
0内のICカード管理プログラムへ認証終了通知を出す。
【0156】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、端末装置22内のICカードプログラムへ個人情報所
有者29の認証終了を知らせる。
【0157】端末装置22内にあるICカードプログラム
は個人情報所有者29の認証終了後、個人情報所有者2
9へのアクセスID(IPアドレス、電話番号等)、取得
時間をICカード20内の位置情報開示ポリシーに設定さ
れている個人情報管理サーバ26へ送信する。
【0158】個人情報管理サーバ26は位置情報取得装
置24の認証を行い、受信した情報をもとに個人情報管
理サーバ26にある個人情報所有者リストの該当部分を
更新する。
【0159】位置情報取得者33は位置情報を取得する
対象である個人情報所有者29のIDもしくは名前、もし
くは両方を指定し、位置情報管理装置31を介して個人
情報管理サーバ26に位置情報取得を依頼する。
【0160】個人情報管理サーバ26は位置情報取得者
33からの依頼を受けると、位置情報取得者33が指定
した対象個人情報所有者29に対し、開示の可否判断に
必要な位置情報取得者33の情報を送信し、位置情報の
開示を依頼する。
【0161】端末装置22内にあるICカードプログラム
は位置情報開示依頼を受けると、ICカード20内のICカ
ード管理プログラムへ個人情報管理サーバ26と位置情
報取得者33の両者の認証、開示の可否判断を依頼す
る。
【0162】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報管理サ
ーバ26と位置情報取得者33の認証を依頼する。
【0163】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の位置情報開示ポリシーにある各々の
公開鍵を用いて、個人情報管理サーバ26と位置情報取
得者33の両者の認証を行う。 ・個人情報管理サーバ26と位置情報取得者33の認証
が終了すると、ICカード20内のICカード管理プログラ
ムへ認証終了通知を出す。
【0164】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムからの認証終了通
知を受けた後、ICカード20内の開示判断プログラムに
開示の可否判断を依頼する。
【0165】ICカード20内の開示判断プログラムは、
ICカード20内の位置情報開示ポリシーにのっとり開示
の可否判断を行い、処理能力の限界やDBがない等で可否
判断のできない条件については、ICカード20内のICカ
ード管理プログラムを介して個人情報管理サーバ26へ
開示ポリシーの必要部分を送信し、代わりに一部判断を
委託する。
【0166】個人情報管理サーバ26は委託された可否
判断を行い、結果を端末装置22へ送信する。
【0167】端末装置22内にあるICカードプログラム
は個人情報管理サーバ26からの結果をICカード20内
のICカード管理プログラムへ送信する。
【0168】ICカード20内の可否判断プログラムは、
ICカード20内のICカード管理プログラムを介して受け
取った個人情報管理サーバ26からの結果も含め、位置
情報の開示の可否判断を行う。
【0169】端末装置22内にあるICカードプログラム
は、 ・可否判断結果が可の場合のみPHSやGPS、もしくは個人
情報所有者29に位置情報の入力を促す位置情報取得装
置24に位置情報の取得をリクエストする。 ・取得した位置情報、取得時間をICカード20内の位置
情報開示ポリシーに設定されている個人情報管理サーバ
26へ送信する。
【0170】個人情報管理サーバ26は ・受信した対象個人情報所有者29の位置情報と取得時
間を位置情報取得者33へ送信する。 ・位置情報開示ポリシーに付加情報が設定されていた場
合は、例えば地図上に位置情報をプロットした形式で位
置情報を送信する。
【0171】位置情報管理装置31は個人情報管理サー
バ26から対象個人情報所有者29の位置情報と取得時
間を受け取り、画面に表示する。
【0172】なお、個人情報開示可否判断の一部を個人
情報管理サーバ26で行い、端末装置22が個人情報管
理サーバ26からの判断結果を含めて判断してもよい。
【0173】図18は本発明の第4の実施形態の個人情
報提供システムの構成図である。ここで、提供する個人
情報を位置情報とする。本実施形態では、位置情報の開
示可否判断に個人情報管理サーバ26を必要とせず、ア
クセスIDが固定であるものとする。アクセスIDは個人情
報所有者29にアクセスするためのIDそのものと、アク
セス方法を意味する。
【0174】通信、セキュリティ、認証、ICカードへの
アクセス、アクセスIDの更新のタイミング、個人情報の
更新内容は図15、図16、図17に示したの実施形態
と同じである。
【0175】次に、本実施形態における処理の流れを説
明する。
【0176】個人情報所有者29はあらかじめ位置情報
取得者33をICカード20内の位置情報開示ポリシーに
登録しておく。
【0177】ICカード20と端末装置22は端末装置2
2に接続されたRW装置21へのICカード20の挿入後、
相互認証を行う。
【0178】相互認証終了後、端末装置22内にあるIC
カードプログラムはICカード20内のICカード管理プロ
グラムへ指紋等の身体特徴や暗証番号を用いた個人情報
所有者29の認証を依頼する。
【0179】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報所有者
29の認証を依頼する。
【0180】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の本人認証データを用いて個人情報所
有者29の認証を行う。 ・個人情報所有者29の認証が終了すると、ICカード2
0内のICカード管理プログラムへ認証終了通知を出す。
【0181】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、端末装置22内のICカードプログラムへ個人情報所
有者29の認証終了を知らせる。
【0182】位置情報取得者33は位置情報を取得する
対象である個人情報所有者の29のID、もしくは名前、
もしくは両方と、アクセスID(電話番号、固定IPアドレ
ス等)を指定し、位置情報管理装置31を介して個人情
報管理サーバ26に位置情報の取得を依頼する。
【0183】個人情報管理サーバ26は位置情報取得者
33からの依頼を受けると、位置情報取得者33が指定
した対象個人情報所有者29に対し、開示の可否判断に
必要な位置情報取得者33の情報を送信し、位置情報の
開示を依頼する。
【0184】端末装置22内にあるICカードプログラム
は位置情報開示依頼を受けると、ICカード20内のICカ
ード管理プログラムへ個人情報管理サーバ26と位置情
報取得者33の両者の認証、開示の可否判断を依頼す
る。
【0185】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報管理サ
ーバ26と位置情報取得者33の認証を依頼する。
【0186】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の位置情報開示ポリシーにある各々の
公開鍵を用いて、個人情報管理サーバ26と位置情報取
得者33の両者の認証を行う。 ・個人情報管理サーバ26と位置情報取得者33の認証
が終了すると、ICカード20内のICカード管理プログラ
ムへ認証終了通知を出す。
【0187】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムからの認証終了通
知を受けた後、ICカード20内の開示判断プログラムに
開示の可否判断を依頼する。
【0188】ICカード20内の開示判断プログラムは、 ・ICカード20内の位置情報開示ポリシーにのっとり開
示の可否判断を行う。 ・判断結果をICカード20内のICカード管理プログラム
を介して、端末装置22内のICカードプログラムへ送信
する。 ・もし、処理能力の限界やDBがない等で可否判断のでき
ない条件があった場合、ICカード20内のICカード管理
プログラムを介して、端末装置22内のICカードプログ
ラムへ開示ポリシーの必要部分を送信し、代わりに一部
判断を委託する。端末装置22内のICカードプログラム
は委託された可否判断を行い、結果をICカード20内の
ICカード管理プログラムを介してICカード20内の開示
判断プログラムへ送信する。ICカード20内の開示判断
プログラムは端末装置22内のICカードプログラムから
の判断結果も含め、位置情報の開示の可否判断を行い、
判断結果をICカード20内のICカード管理プログラムを
介して、端末装置22内のICカードプログラムへ送信す
る。
【0189】端末装置22内にあるICカードプログラム
は、 ・可否判断が可の場合のみ、PHSやGPS、もしくは個人情
報所有者29に位置情報の入力を促す位置情報取得装置
24に位置情報の取得をリクエストする。 ・取得した位置情報、取得時間をICカード20内の位置
情報開示ポリシーに設定されている個人情報管理サーバ
26へ送信する。
【0190】個人情報管理サーバ26は ・受信した対象個人情報所有者29の位置情報と取得時
間を位置情報取得者33へ送信する。 ・位置情報開示ポリシーに付加情報が設定されていた場
合は、例えば地図上に位置情報をプロットした形式で位
置情報を送信する。
【0191】位置情報管理装置31は個人情報管理サー
バ26から対象個人情報所有者29の位置情報と取得時
間を受け取り、画面に表示する。
【0192】なお、個人情報の開示判断を端末装置22
内のICカード管理プログラムで行ってもよい。
【0193】図19は本発明の第5の実施形態の個人情
報提供システムの構成図である。ここで、提供する個人
情報を位置情報とする。本実施形態では、個人情報の開
示の可否判断は個人情報管理サーバ26のみで行うと
し、アクセスIDが固定であるものとする。アクセスIDは
個人情報所有者29にアクセスするためのIDそのもの
と、アクセス方法を意味する。
【0194】通信、セキュリティ、認証、ICカードへの
アクセス、アクセスIDの更新のタイミング、個人情報の
更新内容は図15〜図18に示したの実施形態と同じで
ある。
【0195】次に、本実施形態における処理の流れを説
明する。
【0196】個人情報所有者29はあらかじめ位置情報
取得者33をICカード20内の位置情報開示ポリシーに
登録しておく。
【0197】ICカード20と端末装置22は端末装置2
2に接続されたRW装置21へのICカード20の挿入後、
相互認証を行う。
【0198】相互認証終了後、端末装置22内にあるIC
カードプログラムはICカード20内のICカード管理プロ
グラムへ指紋等の身体特徴や暗証番号を用いた個人情報
所有者29の認証を依頼する。
【0199】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報所有者
29の認証を依頼する。
【0200】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の本人認証データを用いて個人情報所
有者29の認証を行う。 ・個人情報所有者29の認証が終了すると、ICカード2
0内のICカード管理プログラムへ認証終了通知を出す。
【0201】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、端末装置22内のICカードプログラムへ個人情報所
有者29の認証終了を知らせる。
【0202】位置情報取得者33は位置情報を取得する
対象である個人情報所有者29のIDもしくは名前、もし
くは両方とアクセスID(電話番号、固定IPアドレス等)
を指定し、位置情報管理装置31を介して個人情報管理
サーバ26に位置情報取得を依頼する。
【0203】個人情報管理サーバ26は位置情報取得者
33からの依頼を受けると、位置情報取得者33が指定
した対象個人情報所有者29に対し、位置情報の開示を
依頼する。
【0204】端末装置22内にあるICカードプログラム
は、位置情報開示依頼を受けると、ICカード20内のIC
カード管理プログラムへ個人情報管理サーバ26と位置
情報取得者33の両者の認証、開示の可否判断を依頼す
る。
【0205】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報管理サ
ーバ26と位置情報取得者33の認証を依頼する。
【0206】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の位置情報開示ポリシーにある各々の
公開鍵を用いて、個人情報管理サーバ26と位置情報取
得者33の両者の認証を行う。 ・個人情報管理サーバ26と位置情報取得者33の認証
が終了すると、ICカード20内のICカード管理プログラ
ムへ認証終了通知を出す。
【0207】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムからの認証終了通
知を受けた後、該当位置情報取得者33へ対する位置情
報開示ポリシーの開示可否判断に必要な部分を端末装置
22内のICカードプログラムを介して個人情報管理サー
バ26へ送信する。
【0208】個人情報管理サーバ26は位置情報開示ポ
リシーをもとに開示の可否を判断し、可の場合のみ、個
人情報所有者29へ位置情報の発信を依頼する。
【0209】端末装置22内にあるICカードプログラム
は、 ・位置情報発信依頼を受けると、PHSやGPS、もしくは個
人情報所有者29に位置情報の入力を促す位置情報取得
装置24に位置情報の取得をリクエストする。 ・取得した位置情報、取得時間をICカード20内の位置
情報開示ポリシーに設定されている個人情報管理サーバ
26へ送信する。
【0210】個人情報管理サーバ26は ・受信した対象個人情報所有者29の位置情報と取得時
間を位置情報取得者33へ送信する。 ・位置情報開示ポリシーに付加情報が設定されていた場
合は、例えば地図上に位置情報をプロットした形式で位
置情報を送信する。
【0211】位置情報管理装置31は個人情報管理サー
バ26から対象個人情報所有者29の位置情報と取得時
間を受け取り、画面に表示する。
【0212】図20は本発明の第6の実施形態の個人情
報提供システムの構成図である。ここで、提供する個人
情報を位置情報とする。本実施形態では、個人情報の開
示可否判断は、その一部に個人情報管理サーバ26を必
要とし、アクセスIDが固定であるものとする。アクセス
IDは個人情報所有者29にアクセスするためのIDそのも
のと、アクセス方法を意味する。
【0213】通信、セキュリティ、認証、ICカードへの
アクセス、アクセスIDの更新のタイミング、個人情報の
更新内容は図15〜図19に示したの実施形態と同じで
ある。
【0214】次に、本実施形態における処理の流れを説
明する。
【0215】個人情報所有者29はあらかじめ位置情報
取得者33をICカード20内の位置情報開示ポリシーに
登録しておく。
【0216】ICカード20と端末装置22は端末装置2
2に接続されたRW装置21へのICカード20の挿入後、
相互認証を行う。
【0217】相互認証終了後、端末装置22内にあるIC
カードプログラムはICカード20内のICカード管理プロ
グラムへ指紋等の身体特徴や暗証番号を用いた個人情報
所有者29の認証を依頼する。
【0218】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報所有者
29の認証を依頼する。
【0219】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の本人認証データを用いて個人情報所
有者29の認証を行う。 ・個人情報所有者29の認証が終了すると、ICカード2
0内のICカード管理プログラムへ認証終了通知を出す。
【0220】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、端末装置22内のICカードプログラムへ個人情報所
有者29の認証終了を知らせる。
【0221】位置情報取得者33は位置情報を取得する
対象である個人情報所有者29のIDもしくは名前、もし
くは両方と、アクセスID(電話番号、固定IPアドレス
等)を指定し、位置情報管理装置31を介して個人情報
管理サーバ26に位置情報取得を依頼する。
【0222】個人情報管理サーバ26は位置情報取得者
33からの依頼を受けると、位置情報取得者33が指定
した対象個人情報所有者29に対し、開示の可否判断に
必要な位置情報取得者33の情報を送信し、位置情報の
開示を依頼する。
【0223】端末装置22内にあるICカードプログラム
は、位置情報開示依頼を受けると、ICカード20内のIC
カード管理プログラムへ個人情報管理サーバ26と位置
情報取得者33の両者の認証、開示の可否判断を依頼す
る。
【0224】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報管理サ
ーバ26と位置情報取得者33の認証を依頼する。
【0225】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の位置情報開示ポリシーにある各々の
公開鍵を用いて、個人情報管理サーバ26と位置情報取
得者33の両者の認証を行う。 ・個人情報管理サーバ26と位置情報取得者33の認証
が終了すると、ICカード20内のICカード管理プログラ
ムへ認証終了通知を出す。
【0226】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムからの認証終了通
知を受けた後、ICカード20内の開示判断プログラムに
開示の可否判断を依頼する。
【0227】ICカード20内の開示判断プログラムは、
ICカード20内の位置情報開示ポリシーにのっとり開示
の可否判断を行い、処理能力の限界やDBがない等で可否
判断のできない条件については、ICカード20内のICカ
ード管理プログラムを介して個人情報管理サーバ26へ
開示ポリシーの必要部分を送信し、代わりに一部判断を
委託する。
【0228】個人情報管理サーバ26は委託された可否
判断を行い、結果を端末装置22へ送信する。
【0229】端末装置22内にあるICカードプログラム
は個人情報管理サーバ26からの結果をICカード20内
のICカード管理プログラムへ送信する。
【0230】ICカード20内の可否判断プログラムは、
ICカード20内のICカード管理プログラムを介して受け
取った個人情報管理サーバ26からの結果も含め、位置
情報の開示の可否判断を行う。
【0231】端末装置22内にあるICカードプログラム
は、 ・可否判断結果が可の場合のみPHSやGPS、もしくは個人
情報所有者29に位置情報の入力を促す位置情報取得装
置24に位置情報の取得をリクエストする。 ・取得した位置情報、取得時間をICカード20内の位置
情報開示ポリシーに設定されている個人情報管理サーバ
26へ送信する。
【0232】個人情報管理サーバ26は ・受信した対象個人情報所有者29の位置情報と取得時
間を位置情報取得者33へ送信する。 ・位置情報開示ポリシーに付加情報が設定されていた場
合は、例えば地図上に位置情報をプロットした形式で位
置情報を送信する。
【0233】位置情報管理装置31は個人情報管理サー
バ26から対象個人情報所有者29の位置情報と取得時
間を受け取り、画面に表示する。
【0234】なお、個人情報開示可否判断の一部を個人
情報管理サーバ26で行い、端末装置22が個人情報管
理サーバ26からの判断結果を含めて判断してもよい。
【0235】図21は本発明の第7の実施形態の個人情
報提供システムの構成図である。ここで、提供する個人
情報を位置情報とする。
【0236】通信、セキュリティ、認証、ICカードへの
アクセス、アクセスIDの更新のタイミング、個人情報の
更新内容は図15〜図20に示したの実施形態と同じで
ある。
【0237】次に、本実施形態における処理の流れを説
明する。
【0238】個人情報所有者29はあらかじめ位置情報
取得者33をICカード20内の位置情報開示ポリシーに
登録しておく。
【0239】ICカード20と端末装置22は端末装置2
2に接続されたRW装置21へのICカード20の挿入後、
相互認証を行う。
【0240】相互認証終了後、端末装置22内にあるIC
カードプログラムはICカード20内のICカード管理プロ
グラムへ指紋等の身体特徴や暗証番号を用いた個人情報
所有者29の認証を依頼する。
【0241】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報所有者
29の認証を依頼する。
【0242】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の本人認証データを用いて個人情報所
有者29の認証を行う。 ・個人情報所有者29の認証が終了すると、ICカード2
0内のICカード管理プログラムへ認証終了通知を出す。
【0243】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、端末装置22内のICカードプログラムへ個人情報所
有者29の認証終了を知らせる。
【0244】個人情報所有者29は個人情報所有者29
の認証終了後、ICカード20内の位置情報開示ポリシー
に設定されている特定の位置情報取得者33に対する位
置情報発信依頼を端末装置22に入力する。
【0245】端末装置22内にあるICカードプログラム
は、 ・個人情報所有者29の位置情報発信を受け、PHSやGP
S、もしくは個人情報所有者29に位置情報の入力を促
す位置情報取得装置24に位置情報の取得をリクエスト
する。 ・取得した位置情報、取得時間と該当位置情報取得者3
3のアクセスID(IPアドレス、電話番号等)をICカー
ド20内の位置情報開示ポリシーに設定されている個人
情報管理サーバ26へ送信する。
【0246】個人情報管理サーバ26は ・位置情報取得装置24の認証を行い、位置情報取得者
33へ個人情報所有者29の位置情報と取得時間を送信
する。 ・位置情報開示ポリシーに付加情報が設定されていた場
合は、例えば地図上に位置情報をプロットした形式で位
置情報を送信する。
【0247】位置情報管理装置31は個人情報管理サー
バ26から対象個人情報所有者29の位置情報と取得時
間を受け取り、画面に表示する。
【0248】図22は図15〜図21の実施形態におい
て、仲介料を位置情報取得者33が支払う場合の、個人
情報管理サーバ26と位置情報取得者33の間の情報の
やりとりを示す図である。
【0249】個人情報管理サーバ26と位置情報取得者
33間で仲介料を決定する。位置情報取得者33は位置
情報取得を個人情報管理サーバ26に依頼する。個人情
報管理サーバ26は、位置情報取得者33の位置情報取
得依頼を受け付け、開示可否判断で可の場合、位置情報
取得者33へ位置情報を送信する。
【0250】また、仲介料を位置情報取得者33へ請求
する。位置情報取得者33は個人情報管理サーバ26か
ら位置情報と仲介料請求を受け取り、個人情報管理サー
バ26へ仲介料を支払う。仲介料の請求、支払いは逐
次、もしくは一定期間ごとに行う。
【0251】図23は図15〜図21の実施形態におい
て、仲介料を個人情報所有者29が支払う場合の、個人
情報所有者29と個人情報管理サーバ26の間の情報の
やりとりを示す図である。
【0252】個人情報管理サーバ26と個人情報所有者
29間で仲介料を決定する。個人情報所有者29は位置
情報発信を個人情報管理サーバ26に依頼する。個人情
報管理サーバ26は、個人情報所有者29の位置情報発
信依頼を受け付け、開示可否判断で可の場合、位置情報
取得者33へ位置情報を送信する。また、仲介料を個人
情報所有者29へ請求する。
【0253】個人情報所有者29は個人情報管理サーバ
26から仲介料請求を受け取り、個人情報管理サーバ2
6へ仲介料を支払う。仲介料の請求、支払いは逐次、も
しくは一定期間ごとに行う。
【0254】図24は本発明の一実施形態の有料情報提
供システムの構成図である。個人情報を位置情報、有料
情報を現在地周辺情報とする。
【0255】本実施形態の有料情報提供システムはICカ
ード20とRW装置21と端末装置22と位置情報取得装
置24とネットワーク25、27と個人情報管理サーバ
26と現在地周辺情報管理サーバ34で構成され、個人
情報所有者29が自らの位置情報を利用して有料情報を
取得する。端末装置22は通信部23を有している。 <通信> ・端末装置22、個人情報管理サーバ26、現在地周辺
情報管理サーバ34間の情報の発信、受信は通信機能を
用いてネット-ワーク25,27を介し行うものとす
る。 <セキュリティ> ・ネットワーク25、27間の通信では必ず、送信者は
通信内容を公開鍵方式、共通鍵方式等で暗号化、送信
し、受信者は受信した内容を復号し、各々の作業を進め
るものとする。 ・個人情報管理サーバ26が仲介する位置情報は、個人
情報所有者29、現在地周辺情報発信者35が希望すれ
ば個人情報管理サーバ26で復号することなく、暗号化
されたまま現在地周辺情報発信者35へ送信することが
できる。 <認証> ・情報の送信時には必ず送信者もしくは情報生成者の電
子署名を付ける。情報の受信時には送信元もしくは情報
生成者の認証を必ず行う。個人情報所有者29、個人情
報管理サーバ26、現在地周辺情報発信者35、位置情
報取得装置24の認証は電子署名を用いて行う。 <ICカードへのアクセス>端末装置22からICカード2
0へのアクセスは、端末装置22内のICカードプログラ
ムがICカード20内のICカード管理プログラムを介して
行う。
【0256】次に、本実施形態における処理の流れを説
明する。
【0257】個人情報所有者29はあらかじめ現在地周
辺情報発信者35をICカード20内の位置情報開示ポリ
シーに登録しておく。
【0258】ICカード20と端末装置22は端末装置2
2に接続されたRW装置21へのICカード20の挿入後、
相互認証を行う。
【0259】相互認証終了後、端末装置22内にあるIC
カードプログラムはICカード20内のICカード管理プロ
グラムへ指紋等の身体特徴や暗証番号を用いた個人情報
所有者29の認証を依頼する。
【0260】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報所有者
29の認証を依頼する。
【0261】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の本人認証データを用いて個人情報所
有者29の認証を行う。 ・個人情報所有者29の認証が終了すると、ICカード2
0内のICカード管理プログラムへ認証終了通知を出す。
【0262】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、端末装置22内のICカードプログラムへ個人情報所
有者29の認証終了を知らせる。
【0263】個人情報所有者29は個人情報所有者29
の認証終了後、ICカード20内の位置情報開示ポリシー
に設定されている特定の現在地周辺情報発信者35に対
する現在地周辺情報取得依頼を端末装置22に入力す
る。
【0264】端末装置22内にあるICカードプログラム
は、 ・個人情報所有者29の現在地周辺情報取得依頼を受
け、PHSやGPS、もしくは個人情報所有者29に位置情報
の入力を促す位置情報取得装置24に位置情報の取得を
リクエストする。 ・取得した位置情報、取得時間と該当現在地周辺情報発
信者35のアクセスID(IPアドレス、電話番号等)を
ICカード20内の位置情報開示ポリシーに設定されてい
る個人情報管理サーバ26へ送信する。
【0265】個人情報管理サーバ26は位置情報取得装
置24の認証を行い、位置情報の表現形式の変換が必要
であれば変換した後、現在地周辺情報管理サーバ34へ
個人情報所有者29の位置情報と取得時間を送信する。
【0266】現在地周辺情報管理サーバ34は ・個人情報管理サーバ26、もしくは個人情報所有者2
8の認証を行う。 ・認証終了後、個人情報管理サーバ26から送られた位
置情報をもとに現在地周辺情報をデータベースから検索
し、結果を個人情報管理サーバ26へ送信する。
【0267】個人情報管理サーバ26は受信した現在地
情報周辺情報を個人情報所有者29へ送信する。 ・個人情報所有者29から付加情報の依頼があった場合
は、例えば地図上に位置情報をプロットした形式で位置
情報を送信する。
【0268】端末装置22は個人情報管理サーバ26か
ら現在地周辺情報と取得時間を受け取り、画面に表示す
る。
【0269】図25は図24の実施形態の、個人情報所
有者29が現在地周辺情報発信者35と契約している場
合、個人情報所有者29、個人情報管理サーバ26、現
在地周辺情報発信者35間でやりとりされる情報を示す
図である。
【0270】個人情報所有者29と現在地周辺情報発信
者35間で情報料を決定する。個人情報所有者29と個
人情報管理サーバ26間で仲介料を決定する。個人情報
所有者29は、現在地周辺情報取得依頼を個人情報管理
サーバ26に依頼する。個人情報管理サーバ26は、個
人情報所有者29の現在地周辺情報取得依頼を受け付
け、現在地周辺情報発信者35へ現在地周辺情報の発信
を依頼する。現在地周辺情報発信者35は個人情報管理
サーバ26へ現在地周辺情報を送信し、個人情報管理サ
ーバ26へ情報料を請求する。個人情報管理サーバ26
は現在地周辺情報を個人情報所有者29へを送信し、仲
介料と情報料の総額を料金としてを個人情報所有者29
へ請求し、情報料を現在地周辺情報発信者35へ支払
う。個人情報所有者29は個人情報管理サーバ26から
料金請求を受け取り、個人情報管理サーバ26に対して
料金を支払う。料金の請求、支払いは逐次、もしくは一
定期間ごとに行う。
【0271】図26は図24の実施形態の、個人情報管
理サーバ26が現在地周辺情報発信者35と契約してい
る場合、個人情報所有者29、個人情報管理サーバ2
6、現在地周辺情報発信者35間でやりとりされる情報
を示す図である。
【0272】個人情報管理サーバ26と現在地周辺情報
発信者35間で情報料を決定する。個人情報所有者29
と個人情報管理サーバ26間で仲介料を決定する。個人
情報所有者29は、現在地周辺情報取得依頼を個人情報
管理サーバ26に依頼する。個人情報管理サーバ26
は、個人情報所有者29の現在地周辺情報取得依頼を受
け付け、現在地周辺情報発信者35へ現在地周辺情報の
発信を依頼する。現在地周辺情報発信者35は個人情報
管理サーバ26へ現在地周辺情報を送信し、個人情報管
理サーバ26へ情報料を請求する。個人情報管理サーバ
26は現在地周辺情報を個人情報所有者29へを送信
し、仲介料と情報料の総額を料金として個人情報所有者
29へ請求し、情報料を現在地周辺情報発信者35へ支
払う。個人情報所有者29は個人情報管理サーバ26か
ら料金請求を受け取り、個人情報管理サーバ26に対し
て料金を支払う。料金の請求、支払いは逐次、もしくは
一定期間ごとに行う。
【0273】以上の図2から図26の実施形態において
個人情報所有者29は個人情報管理サーバ26に個人情
報開示ポリシーの設定支援を依頼することもできる。
【0274】この場合、個人情報管理サーバ26は特典
付き情報発信者、個人情報取得者、有料情報発信者から
個人情報所有者へ送信される大量の個人情報開示ポリシ
ー登録要求の中から、個人情報所有者29の年齢,職業,
性別,住所,趣味等を考慮し、有用性の高い個人情報開示
ポリシー登録要求を選択し、個人情報所有者29へ個人
情報開示ポリシーの登録要求を行う、もしくは個人情報
所有者29の許可を得て個人情報開示ポリシーに自動登
録する。
【0275】例えば、現金をより多く欲しい、社会的に
信頼性の高い個人情報開示ポリシー未登録者ならば積極
的に紹介して欲しい、特定分野の個人情報開示ポリシー
未登録者を探して欲しいといった個人情報所有者の要望
を考慮し、条件にあった特典付き情報発信者、個人情報
取得者、有料情報発信者からの個人情報開示ポリシー登
録要求の選択や、条件にあった特典付き情報発信者、個
人情報取得者、有料情報発信者の探索を行い、個人情報
所有者へ個人情報開示ポリシーの登録要求を行う、もし
くは個人情報所有者の許可を得て個人情報開示ポリシー
に自動登録する。
【0276】図27は図2から図26に示した実施形態
において、個人情報の売買、個人情報の送受信、有料情
報の売買、個人情報開示ポリシーの設定支援等で発生す
る料金や特典、仲介料のやりとりを電子現金で行う仕組
みを示す図である。 <通信> ・電子現金管理プログラム搭載装置41、45間の情報
の発信、受信は通信装置42,44を用いてネット-ワ
ーク43を介し行うものとする。 <セキュリティ> ・ネットワーク43を介した通信装置42、44間の通
信では必ず、送信者は通信内容を公開鍵方式、共通鍵方
式等で暗号化、送信し、受信者は受信した内容を復号
し、各々の作業を進めるものとする。 <認証> ・情報の送信時には必ず送信者、もしくは情報生成者の
電子署名を付ける。情報の受信時には送信元、もしくは
情報生成者の認証を必ず行う。支払人46、受取人47
の認証は電子署名を用いて行う。 <ICカードへのアクセス> ・電子現金管理プログラム搭載装置41、45がICカー
ド20、RW装置21、端末装置22で構成されている場
合、ICカード20へのアクセスは端末装置22内のICカ
ードプログラムがICカード20内のICカード管理プログ
ラムを介し行う。
【0277】次に、本実施実施形態における処理の流れ
を説明する。
【0278】支払人46は、電子現金管理プログラム搭
載装置41を用いて電子現金を支払う。受取人47は電
子現金管理プログラム搭載装置45を用いて電子現金を
受け取る。
【0279】図28は図2から図26に示した実施形態
において、個人情報の購入、個人情報の送受信、有料情
報の購入、個人情報開示ポリシーの設定支援等で発生す
る料金や仲介料の支払いをクレジットカードを特定した
支払いIDを使用して行う仕組みを示す図である。 <通信> ・コンピュータ51と53間の情報の発信、受信は通信
機能を用いてネット-ワーク52を介し行うものとす
る。 <セキュリティ> ・ネットワークを介した通信では必ず、送信者は通信内
容を公開鍵方式、共通鍵方式等で暗号化、送信し、受信
者は受信した内容を復号し、各々の作業を進めるものと
する。 <認証> ・情報の送信時には必ず送信者、もしくは情報生成者の
電子署名を付ける。情報の受信時には送信元、もしくは
情報生成者の認証を必ず行う。支払人57、受取人5
8、クレジットカード会社55の認証は電子署名を用い
て行う。
【0280】次に、本実施形態における処理の流れを説
明する。
【0281】支払人57は、コンピュータ51を用いて
クレジットカードを特定する支払いIDを受取人58に送
信する。
【0282】受取人58はコンピュータ53を介して支
払人57から受け取った支払いIDを、クレジットカード
番号としてクレジットカード会社55へ送信する。
【0283】クレジットカード会社55は受取人58に
料金、もしくは仲介料を支払う。
【0284】支払人57のコンピュータ51に請求書を
ネットワーク54を介して送信する、または支払人57
に対して郵送する。
【0285】図29は図2から図26に示した実施形態
において、個人情報の販売、個人情報の送受信、有料情
報の販売、個人情報開示ポリシーの設定支援等で発生す
る料金や特典、仲介料の受け取りを金融機関の口座を特
定した振込みIDを使用して行う仕組みを示す図である。 <通信> ・コンピュータ51と53間の情報の発信、受信は通信
機能を用いてネット-ワーク52を介し行うものとす
る。 <セキュリティ> ・ネットワークを介した通信では必ず、送信者は通信内
容を公開鍵方式、共通鍵方式等で暗号化、送信し、受信
者は受信した内容を復号し、各々の作業を進めるものと
する。 <認証> ・情報の送信時には必ず送信者もしくは情報生成者の電
子署名を付ける。情報の受信時には送信元、もしくは情
報生成者の認証を必ず行う。支払人57、受取人58、
金融機関59の認証は電子署名を用いて行う。
【0286】次に、本実施実施形態における処理の流れ
を説明する。
【0287】受取人58は、コンピュータ53を介して
口座番号を特定する振込みIDを支払人57に送信する。
支払人57はコンピュータ51を介して受取人58から
受け取った振込みIDを、金融機関59の口座番号とし
て、ネットワーク54を介し、もしくは窓口に出向き、
金融機関59に料金、特典、もしくは仲介料の振込みを
依頼する。
【0288】図30は、個人情報開示ポリシーの登録・
変更について、個人情報発信者29の要求で行う場合を
示す図である。
【0289】ICカード20と端末装置22は端末装置2
2に接続されたRW装置21へのICカード20の挿入後、
相互認証を行う。
【0290】相互認証終了後、端末装置22内にあるIC
カードプログラム61はICカード20内のICカード管理
プログラムへ指紋等の身体特徴や暗証番号を用いた個人
情報所有者29の認証を依頼する。
【0291】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、ICカード20内の認証プログラムへ個人情報所有者
29の認証を依頼する。
【0292】ICカード20内の認証プログラムは、 ・ICカード20内の本人認証データを用いて個人情報所
有者29の認証を行う。 ・個人情報所有者29の認証が終了すると、ICカード2
0内のICカード管理プログラムへ認証終了通知を出す。
【0293】ICカード20内のICカード管理プログラム
は、端末装置22内のICカードプログラムへ個人情報所
有者29の認証終了を知らせる。
【0294】個人情報所有者29は個人情報所有者29
の認証終了後、端末装置22内にある開示ポリシー登録
・変更プログラム62を使用して、個人情報の登録・変
更・削除を行う。
【0295】図31は、個人情報開示ポリシーの登録・
変更について、他者からの要求で行う場合を示す図であ
る。 <通信>個人情報開示ポリシー登録依頼はネットワーク
70を介し送信される。 <セキュリティ> ・端末装置22内のICカードプログラム61は受信した
内容を復号し、作業を進めるものとする。 <認証> ・端末装置22内のICカードプログラム61は個人情報
開示ポリシー登録依頼の送信元の認証を電子署名を用い
ておこなう。
【0296】次に、本実施形態における処理の流れを説
明する。
【0297】個人情報開示ポリシー登録依頼者は個人情
報開示ポリシーのフォーマットにのっとり、登録・変更
を希望するポリシーを作成し、ネットワーク70を介し
て端末装置22に送信する。端末装置22内にあるICカ
ードプログラム61は他者からの個人情報開示ポリシー
の登録・変更要求を受け付けた時、または個人情報開示
ポリシーに未登録の他者から個人情報の開示要求を受け
た場合は、開示ポリシー内に定義してあるanonymous
(匿名)の扱いに応じて処理を行う。確認プログラム6
3は、必要ならば個人情報所有者29に登録の可否を訪
ねる。開示ポリシー自動登録・変更プログラム62は個
人情報開示ポリシーへの登録が可と判断された場合は、
個人情報開示ポリシー登録要求者の開示ポリシーを登録
する。
【0298】図32は本発明の一実施形態の情報発信ポ
リシーICカードの構成図である。
【0299】ICカード20’は、入出力インターフェー
ス12、カード管理機能13、セキュリティ機能14、
発信可否判断機能15’を有し、その機能から呼び出さ
れるデータとしてセキュリティデータ16、情報発信ポ
リシーデータ18’、発信可否判断用データ17'、情
報発信者所有データ19がメモリ11に記憶されてい
る。ここで、個人情報開示ポリシーICカード20(図
1)が位置情報、気温、脈拍といった個人に関する情報
を記憶しているのに対し、情報発信ポリシーICカード
20'は記憶するデータを個人の所有する文書データ、
画像データ等に拡大したものである。
【0300】セキュリティデータ16には秘密鍵、公開
鍵証明書、PINや指紋情報といった本人認証データ、IC
カードの有効期限、ICカード発行年月日、ICカード発行
企業等がある。発信可否判断用データ17’には、郵便
番号を住所もしくは緯度経度情報に変換するための郵便
番号データ、ランドマークを住所もしくは緯度経度情報
に変換するためのランドマークデータ、住所を緯度経度
情報に変換するための住所データ、カレンダー等があ
る。情報発信ポリシーデータ18’は、各々の情報を発
信する際の可否判断に必要な情報が属性と属性値の組み
合わせで記録されている。
【0301】図33は情報発信ポリシーICカードの格納
例を示している。
【0302】図34は本発明の第8の実施形態の個人情
報提供システムの構成図である。
【0303】この個人情報提供システムは図32に示し
たICカードを利用して個人情報を提供するもので、ICカ
ード20’とRW装置21と端末装置22と情報取得装置
24’とネットワーク25と端末装置36を有し、個人
情報所有者29から個人情報取得者38へ情報を提供す
る。端末装置22、36はそれぞれ通信部23、37を
有している。ここでは、個人情報所有者29へのアクセ
スID(IPアドレス、電話番号等)は個人情報取得者38
があらかじめ知っているものとする。
【0304】ここで、情報とは、個人情報所有者29に
関連する個人情報、例えば、位置情報、温度情報、騒音
情報などの現在地に関連する物理的情報や血圧、心拍数
といった身体に関する情報や個人情報所有者29の所有
する文書データ、画像データ、音声データ、音楽デー
タ、HTMLデータなどの情報を指す。
【0305】端末装置22、26は例えばPC、PDA、携
帯電話、PHSなどである。情報取得装置24’は例え
ば、GPS、PHS、個人情報所有者29に情報の入力をうな
がし入力された内容から情報を得るシステム、血圧測定
装置、心拍数測定装置などである。
【0306】<通信> ・端末装置22、36間の情報の発信、受信は通信部2
3、37を用いてネットワーク25を介して行うものと
する。
【0307】<セキュリティ> ・ネットワーク25を介する通信では必ず、送信者は通
信内容を公開鍵方式、または共通鍵方式等で暗号化し送
信し、受信者は受信した内容を復号し、各々の作業を進
めるものとする。
【0308】<認証> ・情報の送信時には必ず送信者、もしくは情報生成者の
電子署名を付ける。情報の受信時には送信元、もしくは
情報生成者の認証を必ず行う。個人情報所有者29、個
人情報取得者38、情報取得装置24’の認証は電子署
名を用いて行う。
【0309】<ICカードへのアクセス>端末装置22か
らICカード20’へのアクセスは、端末装置22内のIC
カードプログラムがICカード20’内のICカード管理プ
ログラムを介して行う。
【0310】次に、本実施形態における処理の流れを説
明する。
【0311】個人情報所有者29は個人情報取得者38
をICカード20’内の情報発信ポリシーにあらかじめ登
録しておく。
【0312】ICカード20’と端末装置22は端末装置
22に接続されたRW装置21へのICカード20’の挿入
後、相互認証を行う。
【0313】相互認証終了後、端末装置22内にあるIC
カードプログラムはICカード20’内のICカード管理プ
ログラムへ指紋等の身体特徴や暗証番号を用いた個人情
報所有者29の認証を依頼する。ICカード20’内のIC
カード管理プログラムは、ICカード20’内の認証プロ
グラムへ個人情報所有者29の認証を依頼する。ICカー
ド20’内の認証プログラムは、ICカード20’内の本
人認証データを用いて個人情報所有者29の認証を行
い、個人情報所有者29の認証が終了すると、ICカード
20’内のICカード管理プログラムへ認証終了通知を出
す。ICカード20’内のICカード管理プログラムは、端
末装置22内のICカードプログラムへ個人情報所有者2
9の認証終了を知らせる。
【0314】個人情報取得者38は情報を取得する対象
である個人情報所有者29のID、もしくは名前、もしく
は両方を指定し、端末装置36を介して端末装置22に
取得したい情報の発信をデータの形式と言語を指定して
依頼する。その際、可否判断に必要な個人情報取得者情
報(ID、名前、位置情報、依頼時間等)も一緒に送信す
る。
【0315】端末装置22内にあるICカードプログラム
は情報発信依頼を受けると、ICカード20’内のICカー
ド管理プログラムへ個人情報取得者38の認証、情報発
信の可否判断を依頼する。
【0316】ICカード20’内のICカード管理プログラ
ムは、ICカード20’内の認証プログラムへ個人情報取
得者38の認証を依頼する。
【0317】ICカード20’内の認証プログラムは、IC
カード20’内の情報発信ポリシーにある公開鍵を用い
て、個人情報取得者38の認証を行い、個人情報取得者
38の認証が終了すると、ICカード20’内のICカード
管理プログラムへ認証終了通知を出す。
【0318】ICカード20’内のICカード管理プログラ
ムは、ICカード20’内の認証プログラムからの認証終
了通知を受けた後、ICカード20’内の発信可否判断プ
ログラムに発信の可否判断を依頼する。
【0319】ICカード20’内の発信可否判断プログラ
ムは、ICカード20’内の情報発信ポリシーにのっとり
発信の可否判断を行い、判断結果をICカード20’内の
ICカード管理プログラムを介して、端末装置22内のIC
カードプログラムへ送信する。もし、処理能力の限界や
DBがない等で一部の可否判断ができない場合、ICカード
20’内のICカード管理プログラムを介して、端末装置
22内のICカードプログラムへ情報発信ポリシーの必要
部分を送信し、代わりに一部判断を委託する。端末装置
22内のICカードプログラムは委託された可否判断を行
い、結果をICカード20’内のICカード管理プログラム
を介してICカード20’内の発信可否判断プログラムへ
送信する。ICカード20’内の発信可否判断プログラム
は端末装置22内のICカードプログラムからの判断結果
も含め、情報の発信の可否判断を行い、判断結果をICカ
ード20’内のICカード管理プログラムを介して、端末
装置22内のICカードプログラムへ送信する。
【0320】端末装置22内にあるICカードプログラム
は、可否判断が可で、個人情報取得者38の指定した情
報が位置情報などの個人情報所有者29に関する情報で
あった場合は、例えばPHSやGPS、もしくは個人情報所有
者29に情報の入力を促す情報取得装置24’に情報の
取得をリクエストし、可否判断が可で、個人情報取得者
38の指定した情報が文書データ、画像データ、音声デ
ータ、音楽データ、HTMLデータなどの個人情報所有者2
9が所有する情報であった場合は、ICカード20’内の
ICカード管理プログラムへ情報の取得を依頼する。ICカ
ード20’内のICカードプログラムはICカード20’上
の個人情報所有者所有データ19を検索し、指定された
データを指定された形式、言語に変換し、端末装置22
内のICカードプログラムへ送信する。このとき、取得し
た情報、所得時間を個人情報取得者38へ送信する。個
人情報取得者38のアクセスID(IPアドレス、電話番号
等)は、個人情報取得者38から特別なリクエストがな
い限り、情報発信ポリシーに設定されている個人情報取
得者38のアクセスIDを利用する。個人情報取得者38
から付加情報をリクエストされていた場合は、例えば情
報が位置情報なら地図上に位置情報をプロットした形式
で位置情報を送信する。
【0321】端末装置36は端末装置22から情報と取
得時間を受け取り、画面に表示する。
【0322】図35は本発明の第9の実施形態の個人情
報提供システムの構成図である。
【0323】本実施形態は第9の実施形態と、端末装置
22から端末装置36へ所有情報リストを送り、それに
対して端末装置36から端末装置22へ個人情報取得者
情報と情報発信依頼を送信する点のみ異なる。
【0324】通信、セキュリティ、認証、ICカードへの
アクセスは図3に示した実施形態と同じである。
【0325】次に、本実施形態における処理の流れを説
明する。
【0326】個人情報所有者29は個人情報取得者38
にICカード20’内の情報発信ポリシーにあらかじめ登
録しておく。
【0327】ICカード20’と端末装置22は端末装置
22に接続されたRW装置21へのICカード20’の挿入
後、相互認証を行う。
【0328】相互認証終了後、端末装置22内にあるIC
カードプログラムはICカード20’内のICカード管理プ
ログラムへ指紋等の身体特徴や暗証番号を用いた個人情
報所有者29の認証を依頼する。ICカード20’内のIC
カード管理プログラムは、ICカード20’内の認証プロ
グラムへ個人情報所有者29の認証を依頼する。ICカー
ド20’内の認証プログラムは、ICカード20’内の本
人認証データを用いて個人情報所有者29の認証を行
い、個人情報所有者29の認証が終了すると、ICカード
20’内のICカード管理プログラムへ認証終了通知を出
す。ICカード20’内のICカード管理プログラムは、端
末装置22内のICカードプログラムへ個人情報所有者2
9の認証終了を知らせる。
【0329】個人情報取得者38は情報を取得する対象
である個人情報所有者の29のID、もしくは名前、もし
くは両方を指定し、端末装置36を介して端末装置22
に取得したい所有情報リストの発信を依頼する。その
際、可否判断に必要な個人情報取得者情報(ID、名前、
位置情報、依頼時間等)も一緒に送信する。
【0330】端末装置22内にあるICカードプログラム
は所有情報リストの発信依頼を受けると、ICカード2
0’内のICカード管理プログラムへ個人情報取得者38
の認証、情報発信の可否判断を依頼する。
【0331】ICカード20’内のICカード管理プログラ
ムは、ICカード20’内の認証プログラムへ個人情報取
得者38の認証を依頼する。
【0332】ICカード20’内の認証プログラムは、IC
カード20’内の情報発信ポリシーにある公開鍵を用い
て、個人情報取得者28の認証を行い、個人情報取得者
38の認証が終了すると、ICカード20’内のICカード
管理プログラムへ認証終了通知を出す。
【0333】ICカード20’内のICカード管理プログラ
ムは、ICカード20’内の認証プログラムからの認証終
了通知を受けた後、ICカード20’内の発信可否判断プ
ログラムに発信の可否判断を依頼する。
【0334】ICカード20’内の発信可否判断プログラ
ムは、ICカード20’内の情報発信ポリシーにのっとり
発信の可否判断を行い、可の場合は所有情報リストをIC
カード20’内のICカード管理プログラムを介して、端
末装置22内のICカードプログラムへ送信する。もし、
処理能力の限界やDBがない等で一部の可否判断ができな
い場合、ICカード20’内のICカード管理プログラムを
介して、端末装置22内のICカードプログラムへ情報発
信ポリシーの必要部分を送信し、代わりに一部判断を委
託する。端末装置22内のICカードプログラムは委託さ
れた可否判断を行い、結果をICカード20’内のICカー
ド管理プログラムを介してICカード20’内の発信可否
判断プログラムへ送信する。ICカード20’内の発信可
否判断プログラムは端末装置22内のICカードプログラ
ムからの判断結果も含め、情報の発信の可否判断を行
い、可の場合は所有情報リストをICカード20’内のIC
カード管理プログラムを介して、端末装置22内のICカ
ードプログラムへ送信する。
【0335】個人情報取得者38は所有情報リストを受
け取り、所有情報リストから情報とそのデータ形式、言
語を選択し、情報を取得する対象である個人情報所有者
の29のID、もしくは名前、もしくは両方を指定し、端
末装置36を介して端末装置22に取得したい情報の発
信を依頼する。その際、可否判断に必要な個人情報取得
者情報(ID、名前、位置情報、依頼時間等)も一緒に送
信する。
【0336】端末装置22内にあるICカードプログラム
は情報発信依頼を受けると、ICカード20’内のICカー
ド管理プログラムへ個人情報取得者38の認証、情報発
信の可否判断を依頼する。
【0337】ICカード20’内のICカード管理プログラ
ムは、ICカード20’内の認証プログラムへ個人情報取
得者38の認証を依頼する。
【0338】ICカード20’内の認証プログラムは、IC
カード20’内の情報発信ポリシーにある公開鍵を用い
て、個人情報取得者38の認証を行い、個人情報取得者
38の認証が終了すると、ICカード20’内のICカード
管理プログラムへ認証終了通知を出す。
【0339】ICカード20’内のICカード管理プログラ
ムは、ICカード20’内の認証プログラムからの認証終
了通知を受けた後、ICカード20’内の発信可否判断プ
ログラムに発信の可否判断を依頼する。
【0340】ICカード20’内の発信可否判断プログラ
ムは、ICカード20’内の情報発信ポリシーにのっとり
発信の可否判断を行い、判断結果をICカード20’内の
ICカード管理プログラムを介して、端末装置22内のIC
カードプログラムへ送信する。もし、処理能力の限界や
DBがない等で一部の可否判断ができない場合、ICカード
20’内のICカード管理プログラムを介して、端末装置
22内のICカードプログラムへ情報発信ポリシーの必要
部分を送信し、代わりに一部判断を委託する。端末装置
22内のICカードプログラムは委託された可否判断を行
い、結果をICカード20’内のICカード管理プログラム
を介してICカード20’内の発信可否判断プログラムへ
送信する。ICカード20’内の発信可否判断プログラム
は端末装置22内のICカードプログラムからの判断結果
も含め、情報の発信の可否判断を行い、判断結果をICカ
ード20’内のICカード管理プログラムを介して、端末
装置22内のICカードプログラムへ送信する。
【0341】端末装置22内にあるICカードプログラム
は、可否判断が可で、個人情報取得者38の指定した情
報が位置情報などの個人情報所有者29に関する情報で
あった場合は、例えばPHSやGPS、もしくは個人情報所有
者29に情報の入力を促す情報取得装置24'に情報の
取得をリクエストし、可否判断が可で、個人情報取得者
38の指定した情報が文書データ、画像データ、音声デ
ータ、音楽データ、HTMLデータなどの個人情報所有者2
9が所有する情報であった場合は、ICカード20’内の
ICカード管理プログラムへ情報の取得を依頼し、ICカー
ド20’内のICカードプログラムはICカード20’上の
個人情報所有者所有データ19を検索し、指定されたデ
ータを指定された形式、言語に変換し、端末装置22内
のICカードプログラムへ送信する。このとき、取得した
情報、所得時間を個人情報取得者38へ送信する。個人
情報取得者38のアクセスID(IPアドレス、電話番号
等)は、個人情報取得者38から特別なリクエストがな
い限り、情報発信ポリシーに設定されている個人情報取
得者38のアクセスIDを利用する。個人情報取得者38
から付加情報をリクエストされていた場合は、例えば情
報が位置情報なら地図上に位置情報をプロットした形式
で位置情報を送信する。
【0342】端末装置26は端末装置22から情報と取
得時間を受け取り、画面に表示する。
【0343】図36は本発明の第10の実施形態の個人
情報提供システムの構成図である。本実施形態は図34
の実施形態において、個人情報所有者29へのアクセス
IDを個人情報取得者38があらかじめ知らない場合に、
個人情報所有者29がアクセスID管理サーバ39へアク
セスIDをあらかじめ登録している状態で、個人情報取得
者38がアクセスID管理サーバ39へネットワーク40
を介して問い合わせ、個人情報所有者29へのアクセス
IDを知った後に、個人情報所有者29へ情報発信依頼を
するものである。
【0344】図37は本発明の第11の実施形態の個人
情報提供システムの構成図である。本実施形態は図35
の実施形態において、個人情報所有者29へのアクセス
IDを個人情報取得者38があらかじめ知らない場合に、
個人情報所有者29がアクセスID管理サーバ39へアク
セスIDをあらかじめ登録している状態で、個人情報取得
者38がアクセスID管理サーバ39へ問い合わせ、個人
情報所有者29へのアクセスIDを知った後に、個人情報
所有者29へ所有情報リストの発信を依頼するものであ
る。
【0345】なお、図32に示した情報発信ポリシーIC
カード20'は図5から図31に示した実施形態にも適
用でき、個人情報所有者28が所有する文書データ、画
像データ等を広告情報発信者36や位置情報取得者33
が取得することができる。
【0346】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特典付き情報提供システム、情報提供システム、有料情
報提供システムにおいて、情報の発信、受信のポリシー
の設定を迅速に、細かく、またその管理をセキュアに情
報所有者自身で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の個人情報開示ポリシーIC
カードの構成図である。
【図2】特典付き情報提供システム用ICカードの格納デ
ータ例を示す図である。
【図3】個人情報提供システム用ICカードの格納データ
例を示す図である。
【図4】有料情報提供システム用ICカードの格納データ
例を示す図である。
【図5】第1の実施形態の特典付き情報提供システム構
成図である。
【図6】第2の実施形態の特典付き情報提供システムの
構成図である。
【図7】第3の実施形態の特典付き情報提供システム構
成図である。
【図8】第1から第3の実施形態の特典つき情報提供シ
ステムにおいて登録特典を出すタイミングと主体を示す
図である。
【図9】第1から第3の実施形態の特典つき情報提供シ
ステムにおいて登録特典を出すタイミングと主体を示す
図である。
【図10】第1から第3の実施形態の特典つき情報提供
システムにおいて登録特典を出すタイミングと主体を示
す図である。
【図11】第1から第3の実施形態の特典つき情報提供
システムにおいて登録特典を出すタイミングと主体を示
す図である。
【図12】第1から第3の実施形態の特典つき情報提供
システムにおいて登録特典を出すタイミングと主体を示
す図である。
【図13】第1から第3の実施形態の特典つき情報提供
システムにおいて登録特典を出すタイミングと主体を示
す図である。
【図14】第1から第3の実施形態の特典つき情報提供
システムにおいて登録特典を出すタイミングと主体を示
す図である。
【図15】第1の実施形態の個人情報提供システムの構
成図である。
【図16】第2の実施形態の個人情報提供システムの構
成図である。
【図17】第3の実施形態の個人情報提供システムの構
成図である。
【図18】第4の実施形態の個人情報提供システムの構
成図である。
【図19】第5の実施形態の個人情報提供システムの構
成図である。
【図20】第6の実施形態の個人情報提供システムの構
成図である。
【図21】第7の実施形態の個人情報提供システムの構
成図である。
【図22】第1から第7の実施形態の個人情報提供シス
テムにおいて、個人情報取得者33が仲介料を支払う場
合の個人情報管理サーバ26との情報のやりとりを示す
図である。
【図23】第1から第7の実施形態の個人情報提供シス
テムにおいて、個人情報所有者29が仲介料を支払う場
合の個人情報管理サーバ26との情報のやりとりを示す
図である。
【図24】一実施形態の有料情報提供システム構成図で
ある。
【図25】図24の有料情報提供システムにおいて、個
人情報所有者29が契約している場合の、個人情報所有
者29、個人情報管理サーバ26、現在地周辺情報発信
者35間でやりとりされる情報を示す図である。
【図26】図24の有料情報提供システムにおいて、個
人情報管理サーバ26が契約している場合の、個人情報
所有者29、個人情報管理サーバ26、現在地周辺情報
発信者35間でやりとりされる情報を示す図である。
【図27】特典付き情報提供システム、個人情報提供シ
ステム、有料情報提供システムにおいて各種料金や特
典、仲介料のやりとりを電子現金で行う仕組みを示す図
である。
【図28】特典付き情報提供システム、個人情報提供シ
ステム、有料情報提供システムにおいて各種料金や、仲
介料の支払いをクレジットカードを特定した支払いIDを
使用してで行う仕組みを示す図である。
【図29】特典付き情報提供システム、個人情報提供シ
ステム、有料情報提供システムにおいて各種料金や、特
典、仲介料の受取を金融機関の口座を特定した振込みID
を使用して行う仕組みを示す図である。
【図30】個人情報開示ポリシーのICカードへの登録・
変更を個人情報所有者29の要求で行う場合の端末装置
22の構成を示す図である。
【図31】個人情報開示ポリシーのICカードへの登録・
変更を他者からの要求で行う場合の端末装置22の構成
を示す図である。
【図32】本発明の一実施形態の情報発信ポリシーICカ
ードの構成図である。
【図33】情報発信ポリシーICカードの格納例を示す図
である。
【図34】第8の実施形態の個人情報提供システムの構
成図である。
【図35】第9の実施形態の個人情報提供システムの構
成図である。
【図36】第10の実施形態の個人情報提供システムの
構成図である。
【図37】第11の実施形態の個人情報提供システムの
構成図である。
【符号の説明】 11 メモリ 12 入出力インターフェース 13 カード管理機能 14 セキュリティ機能 15 可否判断機能 15' 発信可否判断機能 16 セキュリティデータ 17 開示可否判断用データ 18 個人情報開示ポリシーデータ 18' 情報発信ポリシーデータ 19 情報発信者所有データ 20 ICカード 21 RW装置 22 端末装置 23、32 通信部 24 位置情報取得装置 24' 情報取得装置 25、27 ネットワーク 26 個人情報管理サーバ 28 広告情報管理サーバ 29 個人情報所有者 30 広告情報発信者 31 位置情報管理装置 33 位置情報取得者 34 現在地周辺情報管理サーバ 35 現在地周辺情報発信者 36 端末装置 37 通信部 38 個人情報取得者 39 アクセスID管理サーバ 40 ネットワーク 41、45 電子現金管理プログラム搭載装置 42、44 通信装置 43 ネットワーク 46 支払人 47 受取人 51、53 コンピュータ 52、54、56 ネットワーク 55 クレジットカード会社 57 支払人 58 受取人 59 金融機関 61 ICカードプログラム 62 開示ポリシー登録・変更プログラム 63 確認プログラム 70 ネットワーク

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報所有者の、ネットワークを介した情
    報の発信、受信に関するポリシーをICカードに保存し、
    該ポリシーにのっとり情報の発信、受信の可否を判断す
    ることで、情報の発信、受信を制御する、ICカードの使
    用方法。
  2. 【請求項2】 情報発信者から情報所有者へネットワー
    クを介して特典付き情報を提供する特典付き情報提供方
    法において、 前記情報所有者の、ネットワークを介した情報の発信、
    受信に関するポリシーを保存したICカードの前記ポリシ
    ーにのっとって情報の受信の可否を判断し、可と判断さ
    れた場合のみ、前記特典付き情報を前記情報所有者に送
    信することを特徴とする特典付き情報提供方法。
  3. 【請求項3】 前記判断を前記ICカード上のソフトウェ
    アで行う、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記判断を情報管理サーバで行う、請求
    項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記判断を前記ICカードのR/W装置の接
    続されている端末装置で行う、請求項2記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記判断の一部を情報管理サーバで行
    い、前記ICカード上のソフトウェアは前記情報管理サー
    バからの判断結果を含めて前記判断を行う、請求項2記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 前記判断の一部を情報管理サーバで行
    い、前記ICカードのR/W装置が接続されている端末装置
    は前記情報管理サーバからの判断結果を含めて前記判断
    を行う、請求項2記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記判断の一部を前記ICカードのR/W装
    置が接続されている端末装置で行い、前記ICカード上の
    ソフトウェアは前記ICカードのR/W装置が接続されてい
    る端末装置からの判断結果を含めて前記判断を行う、請
    求項2記載の方法。
  9. 【請求項9】 情報管理サーバが前記情報所有者の端末
    との間で登録特典を決定し、前記情報を登録した情報所
    有者の端末に対して登録特典を出す、請求項2から8の
    いずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記情報発信者の端末が前記情報所有
    者の端末との間で特典を決定し、情報管理サーバが前記
    特典を仲介し前記情報を登録した情報所有者の端末に対
    して前記特典を出す、請求項2から8のいずれか1項記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 前記情報発信者の端末が前記情報所有
    者の端末との間で特典を決定し、情報管理サーバが前記
    特典の一部を仲介し前記情報を登録した情報所有者の端
    末に対して前記特典の一部を出す、請求項2から8のい
    ずれか1項記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記情報発信者の端末が前記情報所有
    者の端末との間で特典を決定し、情報管理サーバとの間
    で仲介料を決定し、特典付き情報の発信を依頼し、前記
    情報管理サーバは前記情報発信者の端末から前記特典付
    き情報発信依頼を受け付け、可否判断が可の場合、前記
    情報所有者の端末に対して特典付き情報を送信し、同時
    に特典を出す、請求項2から8のいづれかの1項記載の
    方法。
  13. 【請求項13】 前記情報発信者の端末が前記情報所有
    者の端末との間で特典を決定し、情報管理サーバとの間
    で仲介料を決定し、特典付き情報の発信を依頼し、前記
    情報管理サーバは前記情報発信者から特典付き情報発信
    依頼を受け付け、可否判断が可の場合、情報所有者の端
    末に対して特典付き情報を送信し、該当特典付き情報の
    閲覧を確認して特典を出す、請求項2から8のいづれか
    の1項記載の方法。
  14. 【請求項14】 情報取得者からの情報取得依頼を受け
    て情報所有者の情報を前記情報取得者へネットワークを
    介して提供する情報提供方法において、前記情報所有者
    の、ネットワークを介した情報の発信、受信に関するポ
    リシーをICカードに保存し、該ポリシーにのっとって個
    人情報の受信の可否を判断し、可と判断された場合の
    み、前記情報を前記情報取得者の端末に送信することを
    特徴とする個人情報提供方法。
  15. 【請求項15】 前記情報所有者へのアクセスIDが固定
    ではなく、前記判断を前記ICカード上のソフトウェアで
    行う、請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記情報所有者へのアクセスIDが固定
    ではなく、前記判断を情報管理サーバで行う、請求項1
    4記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記情報所有者へのアクセスIDが固定
    ではなく、前記判断を前記ICカードのR/W装置が接続さ
    れている端末装置で行う、請求項14記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記情報所有者へのアクセスIDが固定
    ではなく、前記判断の一部を情報管理サーバで行い、前
    記ICカード上のソフトウェアは前記情報管理サーバから
    の判断結果を含めて前記判断を行う、請求項14記載の
    方法。
  19. 【請求項19】 前記情報所有者のアクセスIDが固定で
    はなく、前記判断の一部を情報管理サーバで行い、前記
    ICカードのR/W装置が接続されている端末装置は前記情
    報管理サーバからの判断結果を含めて前記判断を行う、
    請求項14記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記情報所有者へのアクセスIDが固定
    ではなく、前記判断の一部を前記ICカードのR/W装置が
    接続されている端末装置で行い、前記ICカード上のソフ
    トウェアは前記ICカードのR/W装置が接続されている端
    末装置からの判断結果を含めて前記判断を行う、請求項
    14記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記情報所有者へのアクセスIDが固定
    で、前記判断を前記ICカード上のソフトウェアで行う、
    請求項14記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記情報所有者へのアクセスIDが固定
    で、前記判断を情報管理サーバで行う、請求項14記載
    の方法。
  23. 【請求項23】 前記情報所有者へのアクセスIDが固定
    で、前記判断を前記ICカードのR/W装置が接続されてい
    る端末装置で行う、請求項14記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記情報所有者へのアクセスIDが固定
    で、前記判断の一部を情報管理サーバで行い、前記ICカ
    ード上のソフトウェアは前記情報管理サーバからの判断
    結果を含めて前記判断を行う、請求項14記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記情報所有者へのアクセスIDが固定
    で、前記判断の一部を情報管理サーバで行い、前記ICカ
    ードのR/W装置が接続されている端末装置は前記情報管
    理サーバからの判断結果を含めて前記判断を行う、請求
    項14記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記情報所有者のアクセスIDが固定
    で、前記判断の一部を前記ICカードのR/W装置が接続さ
    れている端末装置で行い、前記ICカード上のソフトウェ
    アは前記ICカードのR/W装置が接続されている端末装置
    からの判断結果を含めて前記判断を行う、請求項14記
    載の方法。
  27. 【請求項27】 情報所有者の情報をネットワークを介
    して情報取得者へ提供する情報提供方法において、 前記情報所有者の、ネットワークを介した情報の発信、
    受信に関するポリシーをICカードに保存し、該ポリシー
    に設定されている情報管理サーバへ情報を送信すること
    を特徴とする個人情報提供方法。
  28. 【請求項28】 前記情報管理サーバと前記情報取得者
    の端末の間で仲介料を決定し、前記情報取得者の端末は
    個人情報の取得を前記情報管理サーバに依頼し、前記情
    報管理サーバは前記情報の取得依頼を受け付け、前記判
    断で可の場合、前記情報取得者の端末へ情報を送信す
    る、請求項14から27のいづれか1項記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記情報管理サーバと前記情報所有者
    の端末間で仲介料を決定し、前記情報所有者の端末は情
    報発信を前記情報管理サーバに依頼し、前記情報管理サ
    ーバは情報発信依頼を受け付け、前記情報取得者の端末
    へ情報を送信する、請求項14から27のいづれか1項
    記載の方法。
  30. 【請求項30】 情報所有者の情報に対する関連情報を
    有料情報発信者がネットワークを介して有料で提供する
    有料情報提供方法において、 前記情報所有者の、ネットワークを介した情報の発信、
    受信に関するポリシーを保存したICカードの該ポリシー
    に設定されている情報管理サーバへ情報を送信し、該情
    報管理サーバは前記情報を、関連情報を管理している関
    連情報サーバが認識できる表現へ変換した後該関連情報
    サーバへ送信し、該関連情報サーバは情報所有者の情報
    に関連した有料情報を検索し、検索された有料情報を情
    報管理サーバへ送信し、該情報管理サーバは情報所有者
    へ有料情報を送信することを特徴とする有料情報提供方
    法。
  31. 【請求項31】 前記情報所有者の端末と前記有料情報
    発信者の端末間で情報料を決定し、前記情報所有者の端
    末と情報管理サーバ間で仲介料を決定し、前記情報所有
    者の端末は有料情報取得依頼を前記情報管理サーバに依
    頼し、前記情報管理サーバは有料情報取得依頼を受け付
    け、前記有料情報発信者の端末へ有料情報の発信を依頼
    し、前記有料情報発信者の端末は前記情報管理サーバへ
    有料情報を送信し、前記情報管理サーバへ情報料を請求
    し、前記情報管理サーバは有料情報を前記情報所有者の
    端末へ送信する、請求項31記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記情報管理サーバと前記有料情報発
    信者の端末間で情報料を決定し、前記情報所有者の端末
    と前記情報管理サーバ間で仲介料を決定し、前記情報所
    有者の端末は有料情報取得依頼を前記情報管理サーバに
    依頼し、前記情報管理サーバは有料情報取得依頼を受け
    付け、前記有料情報発信者の端末へ有料情報の発信を依
    頼し、前記有料情報発信者の端末は前記情報管理サーバ
    へ有料情報を送信し、前記情報管理サーバへ情報料を請
    求し、前記情報管理サーバは有料情報を前記情報所有者
    の端末へ送信する、請求項31記載の方法。
  33. 【請求項33】 情報管理サーバが、情報所有者の依頼
    を受けて、該情報所有者の、有用性、安全性を考慮した
    前記ポリシーの設定支援を行う、請求項2から33のい
    ずれかに記載の方法。
  34. 【請求項34】 各種料金のやりとりを電子現金で行
    う、請求項2から33のいづれか1項記載の方法。
  35. 【請求項35】 各種料金の支払いをクレジットカード
    を特定した支払いIDを使用して行う、請求項2から33
    のいづれか1項記載の方法。
  36. 【請求項36】 各種料金の受け取りを金融機関の口座
    を特定した振り込みIDを使用して行う、請求項2から3
    3のいづれか1項記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記ポリシーが前記情報所有者が自ら
    登録・変更・削除することが可能である、請求項2から
    36のいづれか1項記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記ポリシーの登録・変更・削除が他
    人によってネットワークを介して要求されたときに、前
    記情報所有者の確認後、自動で作業が実行される、請求
    項2から36のいづれか1項記載の方法。
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