JP2002207082A - 2次元放射線検出器とその製造方法 - Google Patents

2次元放射線検出器とその製造方法

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JP2002207082A
JP2002207082A JP2001001016A JP2001001016A JP2002207082A JP 2002207082 A JP2002207082 A JP 2002207082A JP 2001001016 A JP2001001016 A JP 2001001016A JP 2001001016 A JP2001001016 A JP 2001001016A JP 2002207082 A JP2002207082 A JP 2002207082A
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direction collimator
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JP2001001016A
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Hiromichi Tonami
寛道 戸波
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャンネル方向、スライス方向共に散乱線を
十分に除去することができ、加工が容易で精度よく製作
できる2次元放射線検出器とその製造方法を提供する。 【解決手段】 チャンネル方向コリメータ15は、専用
の組み立て治具20を用いてチャンネル方向コリメータ
板3を主支持板1と支持板2に固着し、取付プレート4
を支持板2に取付ける。一方、スライス方向コリメータ
16は、専用の治具20を用いてスライス方向コリメー
タ板12とスライス方向コリメータ支持板10と上下に
X線透過性薄板11を接着してブロックに組立て、チャ
ンネル方向コリメータ15の上方又は下方に、精度よく
位置を合せて、2段に順次、スライス方向コリメータ1
6を配列して組立て固定する。そして、その下部にマル
チスライス検出器部17を、上下左右位置に精度よく合
せて、取付ネジ9で固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチスライスX
線CT装置、デュアルスライスX線CT装置、コーンビ
ームX線CT装置等に使用する2次元放射線検出器に係
わり、特に、検出器素子アレイに対応して、チャンネル
方向とスライス方向に、散乱線防止用のコリメータを2
次元状に配置した2次元放射線検出器とその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】X線CT装置は、X線管から放射された
X線が放射口のコリメータによって扇状のX線ビームに
絞られるとともに、被検体を中心にして、X線管とこれ
に対向して配置された円弧状のコリメータと検出器が回
転して、被検体を透過したX線情報を検出器が捉え、そ
の信号をコンピュータで処理して被検体のX線断層画像
を得るものである。そして、X線管から放射されたX線
は、被検体を直進して透過するものと被検体で散乱する
ものがあり、前者の情報のみを取り込んで、斜めから入
る散乱線を除去し、そのクロストークを防ぐために、検
出器の前にコリメータが設けられている。このコリメー
タは一次元または二次元状に配列された検出器の前で各
チャンネル毎にX線の透過し難い材料でX線遮蔽壁を形
成している。そして、検出器はX線を光に変換するシン
チレータ素子と、このシンチレータ素子で変換された光
を検出し、電気信号として出力するフォトダイオードと
からなるX線検出素子を、X線管を中心として円弧状に
約500〜1000チャンネル程度配列した構成を有す
る。製作する上で機械的な配列から、シンチレータとホ
トダイオードを光学接着して組合わせたものを、基板上
に8〜30個並べたものが1モジュールとされ、このよ
うな検出器を円周上に連続して略円弧状に配置して、コ
リメータと組合わせられて、CT用の放射線検出器を構
成している。
【0003】図5に、従来の放射線検出器のコリメータ
と検出器部を、図6に、放射線検出器のスライス方向の
断面構造を示す。コリメータは、チャンネル方向コリメ
ータ板3aと、スライス方向の前後に設けられた円弧状
の主支持板1aと支持板2aと、主支持板1aに取付け
られ支持板2aを保持する支持棒21aと、支持板2a
に取付けられた取付プレート4aとから構成される。そ
して、スライス方向の主支持板1aと支持板2aの間に
は、X線管14から放射されるX線ビームの入射方向に
向けて、チャンネル方向コリメータ板3aが挿入固着さ
れて、コリメータの両端は支持棒21aで補強されてい
る。
【0004】このチャンネル方向コリメータ板3aの固
定接着作業は、コリメータの全体の外形に沿った形状の
くりぬき空間を持ち、この空間の内方に沿ってチャンネ
ル方向コリメータ板3aが嵌挿できる多数の垂直溝を有
する治具枠に、予めカットしたチャンネル方向コリメー
タ板を、前記溝に沿って縦方向に挿入し、チャンネル方
向コリメータ板3aの両端面に、主支持板1aと支持板
2aを一体的に接着した後、前記枠体から上下何れか一
方側へ引き抜いて製作される。その後、製作されたコリ
メータは、支持板2aに取付プレート4aがネジによっ
て固定される。このチャンネル方向コリメータ板3aの
固定される方向は、X線管14の焦点の方向に収斂され
るように、溝の方向がそれぞれX線管14の焦点方向に
収斂されるように加工されている。
【0005】そして、コリメータの下部に、シンチレー
タ7aとPDA(フォトダイオードアレイ)6aとスイ
ッチング素子8aを搭載した基板5aと信号ケーブル1
8aを備えたシングルスライス検出器部17aが取付ネ
ジ9aで、上下の位置を合わせて組合わされる。このと
き、コリメータとシングルスライス検出器部17aの位
置精度は正確に設定され、各検出器の検出感度を一様に
かつ最大になるようにしている。そして、最後にカバー
(図示せず)が被せられ、コリメータと検出器部を一体
としたものが、主支持板1aを介してCT装置の回転枠
に取り付けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の放射線検出器は
以上のように構成されているが、チャンネル方向(被検
体の体軸と直角の方向)に一次元的に配列された検出器
では、断層像は1スライスしか得られないので、多層の
断層像を得るためには何回もスキャニングを行なわなけ
ればならない。一度に多くのスライスデータを得るため
には、基板5a上に設けられたシンチレータ7aとPD
A6aからなるX線検出素子を、チャンネル方向だけで
なく、それに直交するスライス方向(被検体の体軸方
向)にも配列した2次元アレイ型放射線検出器が用いら
れる。2次元放射線検出器を用いたマルチスライスX線
CT装置、デュアルスライスX線CT装置、コンビーム
X線CT装置では、スライス方向の散乱線も除去する必
要があり、チャンネル方向コリメータ板3aの高さを、
シングルスライスX線CT装置で用いられるものより高
くして対応している。これは、高くすることでグリッド
比を大きくして、チャンネル方向から斜めにスライス方
向に入射してくる散乱X線を除去するためである。しか
し、スライス方向に真っ直ぐに入射する散乱X線は除去
できないという問題がある。したがって、チャンネル方
向コリメータ板3aの高さを高くするだけでは散乱線除
去は不完全なものになる。
【0007】図7に、提案されている従来の2次元アレ
イ型放射線検出器25を示す。この2次元アレイ型放射
線検出器25は、X線管焦点26を中心にして円弧状
に、スライス方向遮蔽プレート22とチャンネル方向遮
蔽プレート23と2次元検出器アレイ24が、3段に設
けられ、X線管焦点26の方向に収斂した構造に形成さ
れている。スライス方向遮蔽プレート22及びチャンネ
ル方向遮蔽プレート23は、図8および図9に示すよう
に、それぞれ前後に薄い板からなる支持板27及び支持
板28が設けられ、スライス方向遮蔽プレート22及び
チャンネル方向遮蔽プレート23が挿入できる溝が加工
されて、その溝にスライス方向遮蔽プレート22及びチ
ャンネル方向遮蔽プレート23が固定されて全体が支持
されいる。この検出器のコリメータの構造では、支持板
27及び支持板28、スライス方向遮蔽プレート22及
びチャンネル方向遮蔽プレート23共に価格が高く、特
に支持板27、28には複雑な溝加工をしなければなら
ないため、精度良く製作することができないという問題
がある。さらに、被検体を透過したX線が支持板27、
28に吸収され、鮮明なX線画像を得ることが出来ない
という問題もある。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、チャンネル方向のみならず、スライス
方向も散乱線を十分に除去することができ、加工が容易
で精度よく製作でき、一度に多くの断層像を得ることが
できる2次元放射線検出器とその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の2次元放射線検出器は、チャンネル方向に
所定の間隔を有するコリメータ板を一体に形成したチャ
ンネル方向コリメータと、前記チャンネル方向コリメー
タの上方または下方に、スライス方向に所定の間隔を有
する複数のコリメータ板を一体としたコリメータブロッ
ク複数を配設してなるスライス方向コリメータと、前記
チャンネル方向及びスライス方向コリメータの下部に配
置された検出器素子アレイからなる検出器部とを備えた
ものである。
【0010】また、本発明の2次元放射線検出器の製造
方法は、検出器素子アレイからなる検出器部とチャンネ
ル方向コリメータとスライス方向コリメータとを有する
2次元放射線検出器の製造方法において、前記チャンネ
ル方向コリメータがコリメータの外形に沿った形状のく
りぬき空間をもち、この空間の内方に沿ってチャンネル
方向コリメータ板の側部が嵌挿できる多数の垂直溝を有
する治具枠に、予めカットしたチャンネル方向コリメー
タ板を、前記溝に沿って縦方向に挿入し、チャンネル方
向コリメータ板の上下面を支持板に一体的に接着した
後、前記枠体から上下何れか一方側へ引き抜いて製作さ
れ、一方、スライス方向コリメータは、コリメータ全体
の一部分の外形に沿った形状のくり抜き空間をもち、こ
の空間の内方に沿ってスライス方向コリメータ板とそれ
を支持する支持板が嵌挿できる垂直溝を有する治具枠体
に、予めカットしたスライス方向コリメータ板と支持板
を嵌挿後、X線入射面側と検出器部の表面側の各々一部
分に対して、X線透過性薄板を接着した後、前記枠体を
両側から引き抜いてコリメータを製作し、その後、X線
入射面側と検出器部の表面側のX線透過性薄板で接着さ
れていない部分を、別のX線透過性薄板により隙間なく
接着を行ない、前記チャンネル方向コリメータの上方又
は下方に精度よく位置を合せて組立てられることを特徴
とする。
【0011】本発明の2次元放射線検出器は、上記のよ
うに構成され、製造されており、チャンネル方向コリメ
ータが専用の組み立て治具を用いて一体として製作さ
れ、一方、スライス方向コリメータも専用の組み立て治
具を用いて分割してブロックに製作され、チャンネル方
向コリメータの上方又は下方に、スライス方向コリメー
タが集合体として位置を合せて2段に取付けられ、その
下部に2次元状に配列した検出器素子アレイが精度よく
位置を合せて組立てられる。そのため、治具を用いて製
作するので、加工が容易で精度よく製作でき、チャンネ
ル方向のみならずスライス方向も散乱線を十分に除去す
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の2次元放射線検出器の一
実施例を、図1、図2を参照しながら説明する。図1
は、本2次元放射線検出器の断面を示す図である。図2
は、コリメータ部(チャンネル方向コリメータ15とス
ライス方向コリメータ16)とマルチスライス検出器部
17の組立てを示す図である。チャンネル方向コリメー
タ15の上部に取り付けられたスライス方向コリメータ
16は、説明上、X線透過性薄板11を省略して描かれ
ている。図2の2次元放射線検出器は、例えば、1.2
5mmピッチで16スライス分を一度にスキャンでき
る、マルチスライスCT用の2次元放射線検出器を示
す。本2次元アレイ型放射線検出器は、チャンネル方向
コリメータ15とスライス方向コリメータ16とマルチ
スライス検出器部17から構成されている。
【0013】そして、本2次元放射線検出器の実施例で
は、一体に形成したチャンネル方向コリメータ15の上
方に、分割して一体に形成されたスライス方向コリメー
タ16が位置を合せて、順次、取付ネジ13によって取
付けられているが、スライス方向コリメータ16を下方
に取り付けてもよい。そして、それらのコリメータの下
部に2次元状に配列されたマルチスライス検出器部17
が、その位置を精度よく合わして配置され、取付ネジ9
によって固定される。
【0014】チャンネル方向コリメータ15は、チャン
ネル方向コリメータ板3がその両端を主支持板1と支持
板2によって支持され、その主支持板1と支持板2に固
着されている。スライス方向コリメータ16は、スライ
ス方向コリメータ板12がX線入射面側とマルチスライ
ス検出器部17側からX線に対して透過性のよいX線透
過性薄板11で支えられ、そのX線透過性薄板11の両
端は、スライス方向コリメータ支持板10に固着され、
図2に示すように、ブロックのモジュール構造をしてい
る。各ブロックのつなぎ目は、入射X線に対してチャン
ネル方向コリメータ板3と一致しているため、入射X線
はチャンネル方向コリメータ板3でコリメートされるこ
とになる。そして、チャンネル方向コリメータ板3およ
びスライス方向コリメータ板12の各々のピッチは、マ
ルチスライス検出器部17の検出器素子のピッチに一致
するように構成されている。マルチスライス検出器部1
7は、基板5上にPDA(フォトダイオードアレイ)6
とスイッチング素子8が付設され、PDA6上にはシン
チレータ7が、スライス方向にはスライス方向コリメー
タ板12のピッチに一致するように、チャンネル方向に
はチャンネル方向コリメータ板3のピッチに一致するよ
うに、2次元状に配列されている。そして、チャンネル
方向コリメータ15、スライス方向コリメータ16、マ
ルチスライス検出器部17共に、取付ネジ9及び取付ネ
ジ13によって精度よく位置を合せて、固定されてい
る。
【0015】次に、本2次元放射線検出器のコリメータ
の製造方法について図3を参照しながら説明する。チャ
ンネル方向コリメータ15は、コリメータの全体の外形
に沿った形状のくりぬき空間をもち、この空間の内方に
沿ってチャンネル方向コリメータ板3の側部が嵌挿でき
る多数の垂直溝を有する治具枠に、予めカットしたチャ
ンネル方向コリメータ板3を前記溝に沿って縦方向に挿
入し、チャンネル方向コリメータ板3の上下面を主支持
板1と支持板2に一体的に接着した後、前記枠体から上
下何れか一方側へ引き抜いて製作する。そして、取付プ
レート4を支持板2に固着する。この方法は従来の方法
と同じであり、治具20のくりぬき空間は、ワイヤ放電
加工などによってコリメータ部分の全体外形に沿うよう
に、X線管14の焦点位置を中心とする円弧の一部をな
す弓形に、一定の幅くりぬかれた後、円弧状の部分の内
方部に、左右対向するように溝が加工される。
【0016】一方、スライス方向コリメータ16は、図
3に示すように、コリメータ全体の一部分の外形に沿っ
た形状のくり抜き空間をもち、この空間の内方に沿って
スライス方向コリメータ板12と、それを支持するスラ
イス方向コリメータ支持板10が嵌挿できる垂直な溝1
9を有する治具20の枠体に、図4に示すように、予め
カットしたスライス方向コリメータ板12とスライス方
向コリメータ支持板10を嵌挿した後、X線入射面側と
検出器部の表面側の各々一部分に対して、X線に対し透
過性のよいX線透過性薄板11を接着した後、治具20
の枠体を両側から引き抜いてコリメータを取出して製作
し、その後、X線入射面側と検出器部の表面側のX線透
過性薄板11で接着されていない部分を、別のX線透過
性薄板11により隙間なく接着を行なう。そして、チャ
ンネル方向コリメータ15の上方又は下方に精度よく位
置を合せて、順次、取付ネジ13によって、取付プレー
ト4と主支持板1に取付け組立てられる。
【0017】チャンネル方向コリメータ板3、および、
スライス方向コリメータ板12は、モリブデンやタング
ステンなどの原子番号の大きな物質で作られ、通常0.
1〜0.3mmの厚さである。これらのチャンネル方向
コリメータ板3、およびスライス方向コリメータ板12
は、組合わせられた時、共にこれらが焦点方向を向くよ
うにチャンネル方向コリメータ組立て治具20、および
治具20に加工された溝19の方向によって設定され
る。そして、マルチスライス検出器部17が、上記コリ
メータ部の下方に精度よく位置を合せて、順次、取付ネ
ジ9によって、取付プレート4と主支持板1に取付け組
立てられる。
【0018】
【発明の効果】本発明の2次元放射線検出器は上記のよ
うに構成され製造されており、従来のようにチャンネル
方向コリメータ板の高さを高くしてマルチスライスを行
なうのでなく、専用の組み立て治具を用いて一体として
製作されたチャンネル方向コリメータと、専用の組み立
て治具を用い分割してモジュール状にブロックに製作さ
れ集合体からなるスライス方向コリメータを、上下の2
段に精度よく位置を合せて積重ねた構造をしているの
で、チャンネル方向とスライス方向の両散乱線を十分除
去することができる。また、スライス方向コリメータは
モジュール単位でブロックとして組み立てているので、
容易にそのブロックを交換をすることが出来る。また、
治具を用いているので、加工が容易で精度よく製作で
き、製作コストの低減をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の2次元放射線検出器の一実施例を示
す図である。
【図2】 本発明の2次元放射線検出器の製造方法を示
す図である。
【図3】 本発明の製造方法に用いる組立用治具を示す
図である。
【図4】 本発明の製造方法に用いる組立用治具の使い
方を示す図である。
【図5】 従来の放射線検出器のコリメータと検出器部
を示す図である。
【図6】 従来の放射線検出器の断面を示す図である。
【図7】 従来の2次元放射線検出器を示す図である。
【図8】 従来の2次元放射線検出器のチャンネル方向
遮蔽プレートの支持方法を示す図である。
【図9】 従来の2次元アレイ型放射線検出器のスライ
ス方向遮蔽プレートの支持方法を示す図である。
【符号の説明】
1、1a…主支持板 2、2a…支持板 3、3a…チャンネル方向コリメータ板 4、4a…取付プレート 5、5a…基板 6、6a…PDA 7、7a…シンチレータ 8、8a…スイッチング素子 9、9a…取付ネジ 10…スライス方向コリメータ支持板 11…X線透過性薄板 12…スライス方向コリメータ板 13…取付ネジ 14…X線管 15…チャンネル方向コリメータ 16…スライス方向コリメータ 17…マルチスライス検出器部 18、18a…信号ケーブル 19…溝 20…治具 21、21a…支持棒 22…スライス方向遮蔽プレート 23…チャンネル方向遮蔽プレート 24…2次元検出器アレイ 25…2次元アレイ型放射線検出器 26…X線管焦点 27、28…支持板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/14 H01L 27/14 K 31/09 31/00 A Fターム(参考) 2G088 EE02 GG19 GG20 JJ05 JJ12 JJ15 JJ37 4C093 AA22 BA07 CA07 CA35 EB17 EB20 EB22 4M118 AA05 AB01 CA02 CB11 GA09 GA10 5F088 AA01 BA18 BB03 BB06 BB07 EA04 JA03 JA17 KA03 LA08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チャンネル方向に所定の間隔を有するコリ
    メータ板を一体に形成したチャンネル方向コリメータ
    と、前記チャンネル方向コリメータの上方又は下方に、
    スライス方向に所定の間隔を有する複数のコリメータ板
    を一体としたコリメータブロック複数を配設してなるス
    ライス方向コリメータと、前記チャンネル方向及びスラ
    イス方向コリメータの下部に配置された検出器素子アレ
    イからなる検出器部とを備えたことを特徴とする2次元
    放射線検出器。
  2. 【請求項2】検出器素子アレイからなる検出器部とチャ
    ンネル方向コリメータとスライス方向コリメータとを有
    する2次元放射線検出器の製造方法において、前記チャ
    ンネル方向コリメータがコリメータの外形に沿った形状
    のくりぬき空間をもち、この空間の内方に沿ってチャン
    ネル方向コリメータ板の側部が嵌挿できる多数の垂直溝
    を有する治具枠に、予めカットしたチャンネル方向コリ
    メータ板を、前記溝に沿って縦方向に挿入し、チャンネ
    ル方向コリメータ板の上下面を支持板に一体的に接着し
    た後、前記枠体から上下何れか一方側へ引き抜いて製作
    され、一方、スライス方向コリメータは、コリメータ全
    体の一部分の外形に沿った形状のくり抜き空間をもち、
    この空間の内方に沿ってスライス方向コリメータ板とそ
    れを支持する支持板が嵌挿できる垂直溝を有する治具枠
    体に、予めカットしたスライス方向コリメータ板と支持
    板を嵌挿後、X線入射面側と検出器部の表面側の各々一
    部分に対してX線透過性薄板を接着した後、前記枠体を
    両側から引き抜いてコリメータを製作し、その後、X線
    入射面側と検出器部の表面側のX線透過性薄板で接着さ
    れていない部分を、別のX線透過性薄板により隙間なく
    接着を行ない、前記チャンネル方向コリメータの上方又
    は下方に精度よく位置を合せて組立てられることを特徴
    とする2次元放射線検出器の製造方法。
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