JP2002206348A - コンクリ−ト柱の緊締用具及びそれを利用した緊締方法 - Google Patents

コンクリ−ト柱の緊締用具及びそれを利用した緊締方法

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    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G23/00Working measures on existing buildings
    • E04G23/02Repairing, e.g. filling cracks; Restoring; Altering; Enlarging
    • E04G23/0218Increasing or restoring the load-bearing capacity of building construction elements
    • E04G2023/0251Increasing or restoring the load-bearing capacity of building construction elements by using fiber reinforced plastic elements
    • E04G2023/0262Devices specifically adapted for anchoring the fiber reinforced plastic elements, e.g. to avoid peeling off

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  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】一旦地震からの崩落を免れた建造物を余震によ
る崩落から守るための応急措置として、コンクリ−ト柱
に耐震補強を施すための緊締用具及びそれを利用した緊
締方法を提供する。 【解決手段】緊張部材2は、両端部にループ状の継手係
止部3,3’を形成した帯状体で、これをコンクリ−ト
柱1の周囲に巻き付けて互いに対向する継手係止部3,
3’に帯状緊張部材2の幅方向に突出した支持部材4,
4’を挿通させ、上下の突出部分同志を締結手段5によ
り連結する。即ち、締結手段5は両端に貫通孔4aを備
えた支持部材4,4’と、この支持部材4,4’に設け
た貫通孔4aに挿通させて連結する締結金具6とで構成
し、施工時には工具等を使用して締結金具6を締付ける
ことにより帯状緊張部材2に張力を与え、コンクリ−ト
柱1には周囲からの圧縮力により横プレストレス応力が
付与されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は建造物の支柱等に
使用されるコンクリ−ト柱の耐震補強に係わり、更に詳
しくは、一旦地震からの崩落を免れた建造物を余震によ
る崩落から守るための応急措置として、コンクリ−ト柱
を暫定的に補強するための緊締用具及びそれを利用した
緊締方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】地震が鉄筋コンクリ−ト系構造物を襲い崩
落を免れた建物も、余震によって崩落することはしばし
ばあり、こうした建物を余震から守ることは地震罹災の
場における緊急を要する対処の一つである。
【0003】近年鹿児島で生じた地震の際には、柱にヒ
ビの入った学校において柱を鉄板で囲い、数ケ月後に生
じた同規模の地震にも持ちこたえることができたとの報
道が示すように、罹災後の耐震補強の重要性が指摘され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記のよ
うに時間的に余裕があった場合にはともかくとして、一
般的に余震は数時間後に襲ってくるため、大きな余震が
想定される場合にはより迅速な対応が必要になってく
る。
【0005】従来から、このように一旦地震からの崩落
を免れた建造物を余震による崩落から守るための応急措
置としては、上述するように、単に柱の周囲を鉄板等で
囲む程度の対策しか見当たらず、これではコンクリ−ト
柱の剪断破壊を余震から守るには不充分であった。
【0006】この発明は、一旦ヒビ割れ等が生じたコン
クリ−ト柱に周囲から圧縮力をかけてコンクリ−ト柱に
横プレストレス応力を付与し、コンクリ−トを密着再凝
集させることによりRC(鉄筋コンクリート)本来の強
度を助長させて、暫定的に建造物の崩落を余震から守る
ことに着眼してなされたものである。
【0007】したがって、その補強手段としては、(a)
柱の形状や寸法に対して融通性があること、(b) 特別な
工具や動力等を必要とすることなく施工が容易であるこ
と、(c) 補強用具が軽量で運搬や貯蔵に適しているこ
と、(d) 補強用具は取り外しが容易で再度の使用が可能
であること、等が要求される。
【0008】この発明の目的は、一旦地震からの崩落を
免れた建造物を余震による崩落から守るための応急措置
として、上記の諸要求項目を満たした耐震補強を施すた
めの緊締用具及びそれを利用した緊締方法を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本願の緊締用具の発明は、両端部に継手係止部を有す
る帯状緊張部材と、前記継手係止部を相互に連結して緊
締する締結手段とからなることを要旨とするものであ
り、締結手段が、継手係止部にそれぞれ装着される支持
部材と、この支持部材を相互に連結し、かつ緊張力調整
可能な締結金具とで構成するものである。
【0010】これにより、コンクリ−ト柱の周囲に巻き
付ける帯状緊張部材が柱の形状に合わせて変形すると共
に、その両端部に設けた支持部材と、この支持部材を相
互に連結する締結金具の締付け力を調節できるため、柱
の形状や寸法に対して融通性があり、補強用具が軽量で
運搬や貯蔵に適する利点がある。
【0011】また、本願の緊締方法の発明は、コンクリ
−ト柱の周囲を帯状緊張部材で緊締する方法であって、
コンクリ−ト柱の周囲に帯状緊張部材を巻き付け、該帯
状緊張部材の両端部を締結手段により相互に連結すると
共に、帯状緊張部材によりコンクリ−ト柱を一定の緊張
力により締付けることを要旨とし、隅角部を有するコン
クリ−ト柱の補強にあっては、コンクリ−ト柱の隅角部
と帯状緊張部材との間に支圧部材を介在させる。
【0012】これにより、コンクリ−ト柱の周囲に巻き
付けた帯状緊張部材が締結手段における締結金具の手作
業による締付けにより緊張され、コンクリ−ト柱は周囲
から圧縮力を受け、コンクリ−ト柱には横プレストレス
応力が付与され、コンクリ−トが密着再凝集状態にな
り、コンクリ−トの強度が助長されて余震によるコンク
リ−ト柱の破壊を防ぐことが出来る。従って、特別な工
具や動力等を必要とすることなく補強施工ができ、更に
は補強用具の取り外しが容易であるため再度の使用が可
能であるという利点がある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施形態を説明する。
【0014】なお、各図において同一の構成要素には同
一の符号を付し、重複した説明は省略する。
【0015】図1はこの発明の一実施形態を示す円柱状
コンクリ−ト柱に補強施工を施した場合の斜視図、図2
は図1のA−A矢視断面図を示している。
【0016】図1及び図2に示すように、コンクリ−ト
柱1の周囲には、帯状緊張部材2が巻かれている。この
緊張部材2は、図3(a)及び(b)に示すように、両
端部にループ状の継手係止部3,3’を形成した帯状体
で、これをコンクリ−ト柱1の周囲に巻き付けて図4
(a)及び(b)に示すように、互いに対向する継手係
止部3,3’に帯状緊張部材2の幅方向に突出した支持
部材4,4’を挿通させ、支持部材4,4’の上下の突
出部分同志を締結手段5により連結する。
【0017】即ち、締結手段5は両端に貫通孔4aを備
えた支持部材4,4’と、この支持部材4,4’に設け
た貫通孔4aに挿通させて連結するボルト・ナット等か
らなる締結金具6とで構成され、施工時には、ラチェッ
トレンチ等を使用して締結金具6を締めつけることによ
り帯状緊張部材2に張力を与え、コンクリ−ト柱1には
周囲からの圧縮力により横プレストレス応力が付与され
るように構成するものである。これにより、コンクリ−
トは密着再凝集状態となりRC(鉄筋コンクリート)本
来の強度を助長させる。
【0018】ここで、支持部材4,4’が帯状緊張部材
2と接触する側の界面は、緊張力により帯状緊張部材2
が破損することのないように、大きな曲率半径を有する
曲面に形成することが好ましい。
【0019】帯状緊張部材2には、通例3〜10トン程
度の力がかかるため、その素材は軽量で強度が高く経時
変化の少ない合成繊維が使用される。かかる観点から、
帯状緊張部材2の材料は、ポリアミド繊維、芳香族ポリ
アミド繊維、ポリエステル繊維、ポリパラフェニレンベ
ンズビスオキサゾール繊維の何れかが選ばれる。
【0020】次に、図5はこの発明の他の実施形態を示
す角柱状コンクリ−ト柱に補強施工を施した場合の斜視
図の一部であって、図6は図5のB−B矢視断面図を示
している。
【0021】前記角柱状コンクリ−ト柱の補強施工にあ
っては、コンクリ−ト柱1の周囲に帯状緊張部材2を巻
き付けるに際して、図7に示すように、帯状緊張部材2
のコンクリ−ト柱1の隅角部7に対面する位置に支圧部
材8を介在させ、帯状緊張部材2の張力Tにより支圧部
材8を介してコンクリ−ト柱1に対して周囲から圧縮力
Pが加えられコンクリ−ト柱1に横プレストレス応力が
付与される。これにより、コンクリ−トは密着再凝集状
態となりRC本来の強度を助長させる。
【0022】前記支圧部材8は、鉄,アルミ合金,ステ
ンレス等の材料から構成され、図7に示すように、帯状
緊張部材2と接する面を大きな曲率半径を有する曲面と
なるように形成して、施工時、または取り外し時に帯状
緊張部材2が支圧部材8の表面上を円滑に滑動できるよ
うにする。
【0023】ここで、施工時の作業性を考慮して、予め
帯状緊張部材2の内面のコンクリ−ト柱1の隅角部7に
対面する位置に支圧部材8を装着させ、これを数種類用
意しておき、現場の状況によってこれらを使い分けるよ
うにすることが好ましい。
【0024】また、角柱状コンクリ−ト柱の補強施工の
場合には、図8に示すように、コンクリ−ト柱1の隅角
部7の形状によっては支圧部材8の他に支圧応力分散材
としてスペ−サ−9をコンクリ−ト柱1と支圧部材8と
の間に介在させて、コンクリ−ト柱1の隅角部7の表面
が損傷しないように配慮する必要がある。
【0025】角柱状コンクリ−ト柱の表面には、様々な
加工が施されている場合も多く、例えば、図9に示すよ
うに、駐車場入口のコンクリ−ト柱1にシャッタ−用レ
−ル10が取り付けられ、更にその片面にタイル仕上げ
11が施されている場合がある。
【0026】上記のコンクリ−ト柱1に、この発明の応
急補強の施工を行う場合には、図10に示すように、帯
状緊張部材2の内面の損傷を防止するために、コンクリ
−ト柱1と帯状緊張部材2の間に、支圧応力分散材とし
て鉄板,木板,ゴム板,またはその他の廃材等からなる
押さえ板12を介在させて、シャッタ−用レ−ル10が
緊締の支障にならないようにする。
【0027】前記コンクリ−ト柱1の周囲に巻き付ける
帯状緊張部材2の間隔は狭いほど強度的には好ましい
が、必要以上に狭い間隔で多数の帯状緊張部材2を巻き
付ける必要はない。帯状緊張部材2の間隔は、コンクリ
−ト柱1の長手方向の支圧分布を左右することになるた
め、コンクリ−ト柱1の剪断破壊が長手方向に対して4
5度の線が支圧範囲を避けて貫通することがないように
支圧力を分布させる必要がある。
【0028】従って、図11及び図12に示すように、
帯状緊張部材2の間隔hがコンクリ−ト柱1の幅wより
大きい場合には、隣接する帯状緊張部材2を跨がる湾曲
材13またはアングル材14を支圧応力分散材として介
在させて支圧力の分散を図ることが好ましい。
【0029】この発明の耐震補強の施工にあっては、コ
ンクリ−ト柱1に付与する横プレストレス応力度が0.2
〜4.0 N/mm2 になるように調整することが好ましい。
0.2N/mm2 未満では補強効果が充分に得られず、4.0
N/mm2 超では補強効果が飽和状態となるためである。
【0030】このようにして、余震による崩落を回避し
たコンクリ−ト柱1は、余震が完全に過ぎ去った後、帯
状緊張部材2が取り外され、本格的な補強工事が施され
る。そして、取り外された緊締用具は再度使用されるこ
とになる。
【0031】〔実施例〕ヒビ割れの生じたコンクリ−ト
製の短柱(剪断スパン比1.5、コンクリ−ト強度20
N/mm2 、主筋比1.36%、帯筋比0.08%)に横
プレストレス応力を付与しない場合と、0.43N/mm
2 の横プレストレス応力を付与した場合の破壊強度を測
定した。
【0032】その結果、横プレストレス応力を付与した
場合には、軸力比0.2の条件において部材角2.5%
までの耐久低下がピ−クの20%以内で曲げ破壊を示し
ていたが、横プレストレス応力を付与しない場合には、
部材角0.5%で剪断破壊をしていた。
【0033】また、上記と同じコンクリ−ト製の短柱を
使用して、付与する横プレストレス応力度の大きさを変
化させて補強効果を確認したところ、横プレストレス応
力度の大きさが0.2N/mm2 あたりから顕著な効果が
現れはじめ、4.0N/mm2あたりまでは効果が徐々に
増大し、それ以上では効果が飽和状態になることを確認
した。
【0034】
【発明の効果】この発明の緊締用具は、帯状緊張部材と
その両端部を連結する締結手段により構成されるため、
緊締用具自体の構造が単純で、軽量で運搬や保管に適す
ると共に、柱の形状や寸法に対して融通性があるという
利点がある。
【0035】また、緊締方法の発明にあっては、ラチェ
ットレンチ等を使用して手作業で締結金具を締めつける
ことにより帯状緊張部材を緊締できるため、特別な工具
や動力等を必要とすることなく短時間に補強施工がで
き、更には補強用具の取り外しが容易であり再度の使用
が可能であるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】円柱状コンクリ−ト柱にこの発明の補強施工を
施した場合の一実施形態を説明するための斜視図の一部
を示している。
【図2】図1の円柱状コンクリ−ト柱のA−A矢視断面
図を示している。
【図3】(a),(b)は、この発明の帯状緊張部材の
実施形態を説明するための正面図と側面図である。
【図4】(a),(b)は、この発明の帯状緊張部材を
連結した状態における連結部分の正面図と平面図であ
る。
【図5】角柱状コンクリ−ト柱にこの発明の補強施工を
施した場合の斜視図である。
【図6】図5の角柱状コンクリ−ト柱のB−B矢視断面
図を示している。
【図7】角柱状コンクリ−ト柱に、この発明の補強施工
を施した場合におけるコンクリ−ト柱の隅角部の一実施
形態を示す部分拡大説明図である。
【図8】角柱状コンクリ−ト柱にこの発明の補強施工を
施した場合のコンクリ−ト柱の隅角部の他の実施形態を
示す部分拡大説明図である。
【図9】駐車場入口の角柱状コンクリ−ト柱の形態の一
例を示す断面説明図である。
【図10】円柱状コンクリ−ト柱に、この発明の補強施
工を施した場合の他の実施形態を説明するための立面図
の一部を示している。
【図11】円柱状コンクリ−ト柱に、この発明の補強施
工を施した場合の他の実施形態を説明するための斜視図
である。
【図12】角柱状コンクリ−ト柱に、この発明の補強施
工を施した場合の他の実施形態を説明するための斜視図
である。
【符号の説明】
1 コンクリ−ト柱 2 帯状緊張部材 3 継手係止部 4,4’ 支持部材 4a 貫通孔 5 締結手段 6 調長締結具 7 隅角部 8 支圧部材 9 スペ−サ− 10 シャッタ−用レ
−ル 11 タイル仕上げ 12 押さえ板 13 湾曲材 14 アングル材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部に継手係止部を有する帯状緊張部
    材と、前記継手係止部を相互に連結して緊締する締結手
    段とからなるコンクリ−ト柱の緊締用具。
  2. 【請求項2】 前記締結手段が、継手係止部にそれぞれ
    装着される支持部材と、この支持部材を相互に連結し、
    かつ緊張力調整可能な締結金具とで構成した請求項1に
    記載のコンクリ−ト柱の緊締用具。
  3. 【請求項3】 前記帯状緊張部材の内側に、コンクリ−
    ト柱の隅角部に対面する支圧部材を介在させた請求項1
    または2に記載のコンクリ−ト柱の緊締用具。
  4. 【請求項4】 前記帯状緊張部材が、ポリアミド繊維、
    芳香族ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリパラフ
    ェニレンベンズビスオキサゾール繊維の何れかから選ば
    れた一つの材料により形成された請求項1、2または3
    に記載のコンクリ−ト柱の緊締用具。
  5. 【請求項5】 コンクリ−ト柱の周囲を帯状緊張部材で
    緊締する方法であって、コンクリ−ト柱の周囲に帯状緊
    張部材を巻き付け、該帯状緊張部材の両端部を締結手段
    により相互に連結すると共に、帯状緊張部材によりコン
    クリ−ト柱を一定の緊張力により締付けるコンクリ−ト
    柱の緊締方法。
  6. 【請求項6】 前記コンクリ−ト柱の周囲に帯状緊張部
    材を巻き付けるに際し、コンクリ−ト柱の周囲に支圧応
    力分散材を介在させて締付ける請求項5に記載のコンク
    リ−ト柱の緊締方法。
  7. 【請求項7】 隅角部を有するコンクリ−ト柱の周囲に
    帯状緊張部材を巻き付けるに際し、コンクリ−ト柱の隅
    角部と帯状緊張部材との間に支圧部材を介在させて締付
    ける請求項5または6に記載のコンクリ−ト柱の緊締方
    法。
  8. 【請求項8】 前記コンクリ−ト柱の周囲を帯状緊張部
    材で緊締するに際し、コンクリ−ト柱に付与する横プレ
    ストレス応力度が0.2 〜4.0 N/mm2 となるように前記
    締結手段による締付け力を調整する請求項5、6または
    7に記載のコンクリ−ト柱の緊締方法。
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