JP2002205279A - ネジ式クランプ - Google Patents

ネジ式クランプ

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JP2002205279A JP2001003711A JP2001003711A JP2002205279A JP 2002205279 A JP2002205279 A JP 2002205279A JP 2001003711 A JP2001003711 A JP 2001003711A JP 2001003711 A JP2001003711 A JP 2001003711A JP 2002205279 A JP2002205279 A JP 2002205279A
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初雄 津山
Toshihiro Kawashima
利広 川島
Taichi Nakayama
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ネジ式クランプの受け金側に締付確認手段を設
けることによって吊荷を安全に吊り上げるために必要且
つ十分な締付トルクが実際に吊荷に働いたことを目視に
より確認可能とする。 【構成】開口部13を挟んで対向する一対の脚部11,
12を有する概してU字形のクランプ本体10と、一方
の脚部に相対移動可能に取り付けられる受け部材14
と、他方の脚部に螺着されて軸方向に進退移動可能な締
付ボルト構造体20と、受け部材を一方の脚部から開口
部に突出させる方向に移動付勢する付勢手段15とを有
するネジ式クランプにおいて、受け部材と締付ボルト構
造体との間に吊荷を挟んだ状態で締付ボルトを締め付け
たときに規定の締付トルクが吊荷に働いたことを目視に
より確認するための締付確認手段が受け部材側に設けら
れる。締付確認手段は、受け部材の先端側に設けられた
リング18とすることができる。リング18は、締付ト
ルクが不十分なときは開口部に露出しているが規定の締
付トルクが吊荷に働いたときに脚部11内に埋没する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネジ式クランプに関
する。
【0002】
【従来の技術】図11はネジ式クランプの従来構成例を
示す。クランプ本体50の一方の脚部51には受け金5
2が、他方の脚部53には締付ボルト54がそれぞれ支
持されており、これら受け金52と締付ボルト54との
間に吊荷(図示せず)を挟んだ状態でハンドル55操作
により締付ボルト54を回転させて吊荷を圧接挟持し、
クレーン(図示せず)等による吊り上げを可能にする。
【0003】受け金52は脚部51内に配置されるベア
リング56に支持されており、回転自在であるととも
に、脚部51の開口端との間に装着されるコイルスプリ
ング57のバネ力に抗して図示位置より若干奥方に後退
移動可能である。
【0004】また、脚部53内に装着されるプレッシャ
ナット58は脚部53に対して相対回転不能であり、且
つ、プレッシャナット58の外周に配置されるコイルス
プリング59のバネ力に抗して図示位置より若干軸方向
奥方に後退移動可能である。さらにプレッシャナット5
8は締付ボルト54と螺合している。
【0005】コイルスプリング57はコイルスプリング
59よりも小さなバネ力を持つように設計されている。
【0006】以上の構成により、吊荷を受け金52と締
付ボルト54との間に圧接挟持した状態からさらに締付
ボルト54を締め付けてゆくと、まず受け金52がコイ
ルスプリング57のバネ力に抗して脚部51の内部に埋
没する方向に後退移動し、かくして受け金52が最奥位
置まで移動した後になお締付ボルト54を締め付ける
と、プレッシャナット58がコイルスプリング59のバ
ネ力に抗して脚部53の内部に埋没する方向に後退移動
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、受け金52
と締付ボルト54との間に挟持される吊荷を安全に吊り
上げるためには、該吊荷に対して所定の締付トルク(た
とえば1500N・cm以上)を与える必要があり、こ
のためには、受け金52に装着されたコイルスプリング
57の収縮状態からの反発力に加えて、プレッシャナッ
ト58に装着されたコイルスプリング59をも一定以上
に収縮させて、これらコイルスプリング57,59の反
発力を吊荷に作用させる必要がある。
【0008】しかしながら、従来のネジ式クランプにお
いては、プレッシャナット58の移動ストロークを確認
する、換言すればコイルスプリング59が一定以上の収
縮状態に至ったことを確認するための手段が設けられて
いなかった。このため、特に締付ボルト54やプレッシ
ャナット58に錆び付きや作動不良があった場合、締付
ボルト54を十分に締め付けたつもりでも実際には必要
な締付トルクが吊荷に働かず、吊り上げや運搬中に吊荷
が落下するという重大な事故につながる危険性があっ
た。
【0009】このような現状に鑑みて、出願人は、特開
平10−37919号公報において、吊荷を安全に吊り
上げるために必要且つ十分な締付トルクが実際に吊荷に
働いたことを目視により確認可能としたネジ式クランプ
を提案した。
【0010】同公報記載のネジ式クランプでは、所定の
締付トルクが働いたことを目視確認することにより上述
の問題を解決することができるものであるが、同公報に
開示された実施形態では締付確認手段が締付ボルト側に
設けられている。
【0011】ところが、吊荷の形状によっては吊り上げ
作業時にネジ式クランプのハンドルが吊荷の下面側とな
ったり、あるいは作業者の反対面に位置する場合も多
く、このような場合には締付ボルト側に設けた締付確認
手段を目視しづらいという問題があることが判明した。
【0012】また、締付ボルトは回転しながら進退移動
するため、締付ボルト側に締付確認手段を設ける場合に
は回転と軸方向移動の2つの動きを考慮しなければなら
ず、コスト面で不利となる場合があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上記問
題を解決し、ネジ式クランプの受け金側に締付確認手段
を設けることによって吊荷を安全に吊り上げるために必
要且つ十分な締付トルクが実際に吊荷に働いたことを目
視により確認可能とすることを目的とする。
【0014】この目的を達成するため、請求項1にかか
る本発明は、開口部を挟んで対向する一対の脚部を有す
る概してU字形のクランプ本体と、一方の脚部に相対移
動可能に取り付けられる受け部材と、他方の脚部に螺着
されて軸方向に進退移動可能な締付ボルト構造体と、受
け部材を一方の脚部から開口部に突出させる方向に移動
付勢する付勢手段と、受け部材と締付ボルト構造体との
間に吊荷を挟んだ状態で締付ボルトを締め付けたときに
規定の締付トルクが吊荷に働いたことを目視により確認
するための締付確認手段とを有してなり、該締付確認手
段は、受け部材が付勢手段による付勢力に抗して一方の
脚部内に埋没する方向に所定距離移動したことを目視確
認するべく該受け部材側に設けられることを特徴とする
ネジ式クランプである。
【0015】請求項2にかかる本発明は、請求項1記載
のネジ式クランプにおいて、締付確認手段が受け部材の
先端側に設けられ、締付トルクが不十分なときは該締付
確認手段が開口部に露出しているが規定の締付トルクが
吊荷に働いたときに該締付確認手段が一方の脚部内に埋
没することを特徴としている。
【0016】請求項3にかかる本発明は、請求項1記載
のネジ式クランプにおいて、締付確認手段が受け部材の
後端側に設けられ、締付トルクが不十分なときは該締付
確認手段が一方の脚部内に埋没しているが規定の締付ト
ルクが吊荷に働いたときに該締付確認手段が一方の脚部
の外側に露出することを特徴としている。
【0017】請求項4にかかる本発明は、開口部を挟ん
で対向する一対の脚部を有する概してU字形のクランプ
本体と、一方の脚部に相対移動可能に取り付けられる受
け金と、他方の脚部に螺着されて軸方向に進退移動可能
な締付ボルト構造体と、受け金を該一方の脚部から開口
部に突出させる方向に移動付勢する付勢手段とを有する
ネジ式クランプにおいて、受け金と一体的に移動するボ
ルト手段の後端にストッパ手段が装着され、このストッ
パ手段を収容する凹部が該一方の脚部の外面に形成され
ており、ストッパ手段は、受け部材と締付ボルト構造体
との間に挟んだ吊荷に対する締付トルクが不十分なとき
は凹部内に収容されているが、規定の締付トルクが吊荷
に働いたときには凹部から少なくとも部分的に該一方の
脚部の外側に露出して目視確認可能となることを特徴と
する。
【0018】請求項5にかかる本発明は、開口部を挟ん
で対向する一対の脚部を有する概してU字形のクランプ
本体と、一方の脚部に相対移動可能に取り付けられる受
け金と、他方の脚部に螺着されて軸方向に進退移動可能
な締付ボルト構造体と、受け金を該一方の脚部から開口
部に突出させる方向に移動付勢する付勢手段とを有する
ネジ式クランプにおいて、受け金と一体的に移動する移
動手段が該一方の脚部に貫通形成される長穴内を移動可
能とされることにより受け金が該一方の脚部に相対移動
可能に取り付けられており、該移動手段は、受け部材と
締付ボルト構造体との間に挟んだ吊荷に対する締付トル
クが不十分なときは長穴の開口部に近い端部に位置して
いるが、規定の締付トルクが吊荷に働いたときには長穴
の反対側の端部に移動しすることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるネジ式クラン
プの一実施形態を示す。
【0020】略U字形のクランプ本体10は脚部11,
12を有し、これら脚部の間に吊荷(図示せず)を挿入
するための開口部13が形成されている。
【0021】一方の脚部11には受け金14が進退自在
に取り付けられている。受け金14はコイルスプリング
15によって常に開口部13に向けて突出する方向に付
勢されている。受け金14はナット16および止めボル
ト17によって着脱可能に脚部11に装着されている。
【0022】受け金14の外周面の軸方向所定位置にお
いて周回溝(符号なし)が刻設されており、この周回溝
内に締付確認手段としてのリング18が嵌着されてい
る。リング18には着色を施す等により容易に目視確認
できるようにしておくことが好ましい。
【0023】他方の脚部12には締付ボルト構造体20
が進退自在に取り付けられている。締付ボルト構造体2
0は、脚部12を貫通して形成された雌ネジ(図示せ
ず)と螺合する雄ネジ21を外周面に備えるボルト22
と、ボルト22の先端にOリング23によって抜け止め
防止されつつ装着されるパッド24と、ボルト22の後
端に装着されるハンドル25とから構成されている。ハ
ンドル25を回すことによりボルト22が軸方向に進退
し、受け金14に対してパッド24を近接または後退移
動させる。
【0024】以上のように構成されたネジ式クランプに
おいて、開口部13に吊荷19を挿入してハンドル25
を回して締付ボルト構造体20を突出させる方向に移動
させ、パッド24と受け金14との間で吊荷19を圧接
挟持する。これにより受け金14はコイルスプリング1
5のバネ力に抗して図1の位置から若干奥方に後退移動
するが、この時点ではリング18はまだ脚部11内に完
全に埋没しておらず、作業者により目視できる位置にあ
る。
【0025】この段階からさらに締め付けが行われる
と、ある時点で、リング18が脚部11内に完全に埋没
して見えなくなる(図2)。これにより、作業者は、吊
荷19に対して所要の締付トルクが働いたことを確認す
ることができ、クレーン(図示せず)等による吊り上
げ、運搬を吊荷19の落下の危険を伴わずに安全に行う
ことができる。
【0026】図1の実施形態では締付確認手段としてリ
ング18を用いたが、吊荷に対して所要の締付トルクが
働いていないときにはその存在を作業者が容易に確認す
ることができ且つ吊荷に所要の締付トルクが働いたとき
には脚部11内に埋没して見えなくなるものであれば、
他のいかなる態様のものを採用してもよい。たとえば、
図3に示すように、受け金14の外周面の軸方向所定位
置において刻設した周回溝(符号なし)に塗装26を施
すことによって締付確認手段としてもよい。このような
周回溝を刻設することなく、単に所定位置に連続的また
は断続的に周回するマーキングを塗装することによって
締付確認手段とすることもできる。
【0027】以上に説明した締付確認手段はいずれも開
口部13の側から受け金14の後退移動ストロークを目
視するものであるが、これに代えて、あるいはこれと併
用して、クランプ本体10の外側から受け金14の後退
移動ストロークを目視する締付確認手段を採用してもよ
い。
【0028】たとえば、図1に示す実施形態において、
受け金14を装着しているナット16は締付トルクが不
十分であるときは脚部11外面の凹部27内に埋没して
いるが、十分な締付トルクが吊荷19に働いたときに凹
部27から突出するように構成することで、締付確認手
段とすることができる(図4)。
【0029】あるいは、受け金14と一体に形成した止
めボルト17’にナット16を螺着するようにした構成
において、同様に、凹部27に対するナット16の出没
をもって締付確認を行うようにしてもよい(図5)。こ
の実施形態においても、締付トルクが不十分であるとき
はナット16が凹部27内に収容されている(図5
(A))が、十分な締付トルクが吊荷19に働いたとき
には凹部27から突出して目視可能となる(図5
(B))ため、これが締付確認手段として機能するもの
である。
【0030】また、受け金14と一体に形成した止めボ
ルト17’に丸ナット28を螺着するようにした構成に
おいて、丸ナット28および止めボルト17’を径方向
に貫通する貫通穴(符号なし)を形成し、この貫通穴に
スプリングピン29を挿入して締付確認手段としてもよ
い(図6)。この実施形態によれば、十分な締付トルク
が吊荷19に働いたときに、それまでは凹部27内に収
容されていた(図6(A))スプリングピン29が凹部
27から突出して目視可能となって(図6(B))、締
付確認手段として機能するものである。
【0031】図7は2点吊りタイプのネジ式クランプに
おいて本発明を適用した場合の実施形態を示す。図より
明らかなように、開口部13の上方に設けた吊環部30
の他に脚部11の外方にも吊環部31を設けて、いずれ
か一方の吊環部を用いて2方向の吊り上げを可能にした
タイプのネジ式クランプでは、受け金14を脚部11に
対して進退自在に取り付けるに際して、止めボルト1
7,17’を脚部11の外方からナット16,28で止
める取付形態をとることができない。
【0032】このため、図7に示す実施形態では、受け
金14の外周面に軸方向に延長する一対の長溝32,3
2を形成し、これら長溝に各々止めピン33,33を嵌
合させることにより、止め金14を脚部11に対して進
退移動可能に取り付ける構成を採用している。
【0033】この実施形態における締付確認手段は、図
3と同様、周回溝内の塗装26として示されているが、
図1のように周回溝内にリング18を嵌着する等の手段
を採用してもよいことは言うまでもない。
【0034】図8は、図7と同様の2点吊りタイプのネ
ジ式クランプにおいて本発明を適用した場合の他の実施
形態を示す。この実施形態では、受け金14を径方向に
貫通するピン34を、脚部11を厚さ方向に貫通する楕
円状長穴35内において移動可能に嵌合することによ
り、受け金14を脚部11に対して進退移動可能に取り
付ける構成を採用している。
【0035】この構成では、長穴35内におけるピン3
4の位置を作業者が目視することができるので、これら
が同時に締付確認手段としても働くことになる。すなわ
ち、ピン34が長穴35内を図示右方端部まで移動した
ことをもって、十分な締付トルクが働いたことを確認す
る。
【0036】図8におけるピン34に代えて六角ボルト
36を用い、その一端に螺着した止めナット37を楕円
状長穴35内で移動可能とする構成としてもよい(図
9)。この場合も、止めナット37と六角ボルト36の
頭部が長穴35内を図示右方端部まで移動したことをも
って、十分な締付トルクが働いたことを確認する。
【0037】図10は、受け座38を脚部11の内面に
一体に形成し、プランジャ39をコイルスプリング40
のバネ力により開口部13に突出させるように付勢した
構成において、プランジャ39の後端に抜け止めピン4
1を挿入し、これを脚部11の外面に形成した凹部42
内に収容可能とした実施形態を示す。この実施形態にお
いては、締付トルクが不十分であるときは抜け止めピン
41は凹部42内に収容されている(図10(A))
が、十分な締付トルクが吊荷19に働いたときに凹部4
2から突出して目視可能となる(図10(B))ため、
これが締付確認手段として機能するものである。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、締付確認手段により規
定の締付トルクが吊荷に働いていることを容易に目視確
認することができるため、クレーン等による吊り上げや
運搬時に吊荷が落下する危険を未然に回避して、作業の
安全性を確保することができる。
【0039】本発明では、締付確認手段がネジ式クラン
プの受け金側に設けられるため、これを締付ボルト側に
設けた場合には作業状態や吊荷形状によって目視確認す
ることができないような場合に、特に有用である。
【0040】また、受け金は軸方向に移動するだけであ
るため、締付確認手段を付設する際のコストアップとサ
イズアップを最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるネジ式クランプの一実施形態を示
す要部断面図である。
【図2】図1のネジ式クランプにおいて吊荷に所要の締
付トルクが働くまで締め付けた状態を示す正面図であ
る。
【図3】本発明の別の実施形態を示す正面図である。
【図4】図2の状態におけるボルト/ナットの位置を示
す部分断面図である。
【図5】本発明のさらに別の実施形態を示す部分断面図
であり、(A)は締付トルクが不十分な状態、(B)は
締付トルクが十分な状態を示す。
【図6】本発明のさらに別の実施形態を示す部分断面図
であり、(A)は締付トルクが不十分な状態、(B)は
締付トルクが十分な状態を示す。
【図7】本発明のさらに別の実施形態を示す正面図
(A)およびA−A断面を含む側面図(B)である。
【図8】本発明のさらに別の実施形態を示す正面図
(A)およびA−A断面を含む側面図(B)である。
【図9】本発明のさらに別の実施形態を示す正面図
(A)およびA−A断面を含む側面図(B)である。
【図10】本発明のさらに別の実施形態を示す部分断面
図(A)およびその使用状態の部分断面図(B)であ
る。
【図11】ネジ式クランプの従来構成例を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
10 クランプ本体 11 脚部 12 脚部 13 開口部 14 受け金(受け部材) 15 コイルスプリング(付勢手段) 16 ナット(ストッパ手段) 17 止めボルト(ボルト手段) 18 締付確認リング 19 吊荷 20 締付ボルト構造体 26 周回溝の塗装 27 凹部 28 丸ナット(ストッパ手段) 29 スプリングピン 32 長溝 33 止めピン 34 止めピン(移動手段) 35 楕円状長穴 36 止めボルト(移動手段) 37 止めナット(移動手段) 38 受け座(受け部材) 39 プランジャ 40 コイルスプリング(付勢手段) 41 抜け止めピン 42 凹部
フロントページの続き (72)発明者 川島 利広 奈良県奈良市富雄北2丁目3番12号 イー グルクランプ株式会社内 (72)発明者 中山 太一 奈良県奈良市富雄北2丁目3番12号 イー グルクランプ株式会社内 Fターム(参考) 3C020 CC02 CC06 EE01 3J022 DA11 EA02 EB03 EC02 FB06 FB07 FB12 FB22 GA06 GA13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を挟んで対向する一対の脚部を有す
    る概してU字形のクランプ本体と、一方の脚部に相対移
    動可能に取り付けられる受け部材と、他方の脚部に螺着
    されて軸方向に進退移動可能な締付ボルト構造体と、受
    け部材を一方の脚部から開口部に突出させる方向に移動
    付勢する付勢手段と、受け部材と締付ボルト構造体との
    間に吊荷を挟んだ状態で締付ボルトを締め付けたときに
    規定の締付トルクが吊荷に働いたことを目視により確認
    するための締付確認手段とを有してなり、該締付確認手
    段は、受け部材が付勢手段による付勢力に抗して一方の
    脚部内に埋没する方向に所定距離移動したことを目視確
    認するべく該受け部材側に設けられることを特徴とする
    ネジ式クランプ。
  2. 【請求項2】締付確認手段が受け部材の先端側に設けら
    れ、締付トルクが不十分なときは該締付確認手段が開口
    部に露出しているが規定の締付トルクが吊荷に働いたと
    きに該締付確認手段が一方の脚部内に埋没することを特
    徴とする、請求項1記載のネジ式クランプ。
  3. 【請求項3】締付確認手段が受け部材の後端側に設けら
    れ、締付トルクが不十分なときは該締付確認手段が一方
    の脚部内に埋没しているが規定の締付トルクが吊荷に働
    いたときに該締付確認手段が一方の脚部の外側に露出す
    ることを特徴とする、請求項1記載のネジ式クランプ。
  4. 【請求項4】開口部を挟んで対向する一対の脚部を有す
    る概してU字形のクランプ本体と、一方の脚部に相対移
    動可能に取り付けられる受け金と、他方の脚部に螺着さ
    れて軸方向に進退移動可能な締付ボルト構造体と、受け
    金を該一方の脚部から開口部に突出させる方向に移動付
    勢する付勢手段とを有するネジ式クランプにおいて、受
    け金と一体的に移動するボルト手段の後端にストッパ手
    段が装着され、このストッパ手段を収容する凹部が該一
    方の脚部の外面に形成されており、ストッパ手段は、受
    け部材と締付ボルト構造体との間に挟んだ吊荷に対する
    締付トルクが不十分なときは凹部内に収容されている
    が、規定の締付トルクが吊荷に働いたときには凹部から
    少なくとも部分的に該一方の脚部の外側に露出して目視
    確認可能となることを特徴とするネジ式クランプ。
  5. 【請求項5】開口部を挟んで対向する一対の脚部を有す
    る概してU字形のクランプ本体と、一方の脚部に相対移
    動可能に取り付けられる受け金と、他方の脚部に螺着さ
    れて軸方向に進退移動可能な締付ボルト構造体と、受け
    金を該一方の脚部から開口部に突出させる方向に移動付
    勢する付勢手段とを有するネジ式クランプにおいて、受
    け金と一体的に移動する移動手段が該一方の脚部に貫通
    形成される長穴内を移動可能とされることにより受け金
    が該一方の脚部に相対移動可能に取り付けられており、
    該移動手段は、受け部材と締付ボルト構造体との間に挟
    んだ吊荷に対する締付トルクが不十分なときは長穴の開
    口部に近い端部に位置しているが、規定の締付トルクが
    吊荷に働いたときには長穴の反対側の端部に移動しする
    ことを特徴とするネジ式クランプ。
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