JP2002204345A - 通信装置、通信方法および記憶媒体 - Google Patents

通信装置、通信方法および記憶媒体

Info

Publication number
JP2002204345A
JP2002204345A JP2000402050A JP2000402050A JP2002204345A JP 2002204345 A JP2002204345 A JP 2002204345A JP 2000402050 A JP2000402050 A JP 2000402050A JP 2000402050 A JP2000402050 A JP 2000402050A JP 2002204345 A JP2002204345 A JP 2002204345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
transmission data
information amount
transmission
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000402050A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Ikeda
徹 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000402050A priority Critical patent/JP2002204345A/ja
Publication of JP2002204345A publication Critical patent/JP2002204345A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な通信能力の通信機器が混在する環境で
も、通信速度に応じた最適な情報量を伝送することによ
って、通信の最適化を行うことができる通信装置を提供
することを目的とするものである。 【解決手段】 伝送する画像データを処理する画像デー
タ処理手段と、符号・復号化を行う符号・復号化手段
と、変調・復調を行う変調・復調手段と、複数の通信速
度から、そのうちの1つの通信速度を選択する通信速度
選択手段と、通信速度を選択した後に、上記選択された
通信速度に合わせて送信データ情報量を変更する送信デ
ータ情報量変更手段とを有する通信装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置、通信方
法および記憶媒体に関するものである
【0002】
【従来の技術】昨今の画像伝送は、送信画像の高画質化
に伴い、伝送する情報量が飛躍的に増加している。
【0003】これに合わせて、従来のITU−T勧告
V.27ter、V.19、V.17だけでなく、V.
34に従って通信可能なファクシミリが提案され、ファ
クシミリにおいても、たとえばV.27terの240
0bpsから、V.34の最高通信速度33.6Kbp
sまでの様々な通信速度を選択することができる。
【0004】しかし、送信側に充分高速伝送を行う能力
があっても、受信機側で伝送能力の低い通信方式しかサ
ポートしていない場合、または、回線の状況が悪く、低
い通信速度が選択された場合には、自ずと低い通信方式
の通信速度に律則される。
【0005】さらに、ITU−Tでカラーファクシミリ
等の通信方式が勧告され、伝送データ量が飛躍的に増大
し、回線の占有時間・送信側の通信時間、通話料金が増
加する傾向にある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来から、
V.34手順とT.30手順とでハンドシェイクされた
場合、その伝送速度の高低に関わらず、伝送するデータ
量は同じである。
【0007】たとえば、通常送信している相手には5分
程度で送信することができる原稿を、別の送信相手に送
る場合、ITU−T T.30ANNEX Eのカラー
ファクシミリのJPEGに関するオプションを使い、4
00×400dpiの低圧縮率で送信するとする。今回
の相手には、高解像度で送る必要はないが、いつもの通
信時間から推測して、差し支えないと思い、同じ設定の
まま送信したとする。送信相手先の通信機の通信能力
が、たとえばV.27terしかサポートしていない場
合、7倍近い伝送時間を必要とする。
【0008】また、通信速度が高速化され、同一の相手
に送信する場合でも、回線状況に応じて選択される通信
速度が、通信毎に異なる傾向が増えている。
【0009】このために、ワンタッチキーやファクシミ
リが記憶している電話番号帳に各種パラメータを登録し
ておいても、効果が得られない場合が生じるという問題
がある。
【0010】上記のように、様々な通信能力の通信機器
が混在する環境では、通信速度と画像品質とのトレード
オフを吟味しなければならず、このように、通信速度と
画像品質とのトレードオフを吟味することが煩雑である
という問題がある。
【0011】本発明は、様々な通信能力の通信機器が混
在する環境でも、通信速度に応じた最適な情報量を伝送
することによって、通信の最適化を行うことができる通
信装置、通信方法および記憶媒体を提供することを目的
とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、伝送する画像
データを処理する画像データ処理手段と、符号・復号化
を行う符号・復号化手段と、変調・復調を行う変調・復
調手段と、複数の通信速度から、そのうちの1つの通信
速度を選択する通信速度選択手段と、通信速度を選択し
た後に、上記選択された通信速度に合わせて送信データ
情報量を変更する送信データ情報量変更手段とを有する
通信装置である。
【0013】
【発明の実施の形態および実施例】[第1の実施例]図
1は、本発明の第1の実施例であるファクシミリ装置F
S1を示すブロック構成図である。
【0014】ファクシミリ装置FS1は、CPU1と、
ROM2と、RAM3と、不揮発性RAM4と、操作部
5と、表示部6と、画像処理部7と、読取部8と、記録
部9と、駆動部10と、モデム11と、NCU部12
と、相手先電話番号検出部13とを有する。
【0015】CPU1は、ROM2に記憶されているプ
ログラムに従って、ファクシミリ装置FS1の全体、す
なわちRAM3、不揮発性RAM4、操作部5、表示部
6、画像処理部7、読取部8、記録部9、駆動部10、
モデム11、NCU部12の制御を行うものである。
【0016】RAM3は、読取部8によって読み取られ
た画像データ、または記録部9で記録されるデータを格
納し、モデム11によって変調された信号を、NCU1
2を介して、加入者回線15から出力される二値化デー
タを格納するものである。また、RAM3は、加入者回
線15から入力されたアナログ波形を、NCU12とモ
デム11とを介して、復調し、その二値化データを格納
するためにも用いられるメモリである。
【0017】不揮発性RAM4は、バッテリバックアッ
プされたSRAMであり、ファクシミリ装置FS1の固
有の電話番号、ユーザ略称等のデータや通信結果、後で
詳しく述べる通信特性や最高通信速度等、画像の解像度
圧縮率、通話料金情報等の情報が記憶されている。
【0018】操作部5は、送信、受信等のスタートキー
と、送信画像におけるファイン、スタンダード等の操作
モードを指定するモードキーと、複写時におけるコピー
キー、動作を停止させるストップキー、ワンタッチ登録
するための登録キー、ダイヤル番号と通信経路、最高通
信速度等の通信網に関する情報や相手の情報を登録する
登録キー、呼出し時間を設定する設定キー、図2で詳述
する「時間優先モード」キー、「画質優先モード」キー
等によって構成されている。
【0019】なお、CPU1は、これらのキーの押下状
態を検出し、その状態に応じて各部を制御する。
【0020】表示部6は、ドットマトリックスタイプの
LCDとLCDドライバとによって構成され、CPU1
からの制御に基づいて各種表示を行う。
【0021】読取部8は、DMAコントローラ、CCD
または密着型イメージセンサ(CS)、汎用ICと、二
値化回路等によって構成され、CPU1の制御に基づい
て、CCDまたはCSを使用し、読み取ったデータをデ
ジタル化し、そのデータを順次、RAM3に送るもので
ある。また、読み取った画像データを、画像処理部7を
介して、画像メモリにその処理データを転送するように
してもよい。
【0022】画像処理部7は、解像度変換、多値→2値
変換、多値→多値変換、誤差拡散、エッジ強調、MH、
MR、MMR符号・復号処理、ラスター→ブロック変
換、ブロック変換→ラスター変換、色変換等を行う処理
部である。
【0023】記録部9は、DMAコントローラ、B4/
A4サイズのサーマルヘッドまたはBJプリンタヘッド
(バブルジェット(登録商標)プリンタヘッド)と、汎
用IC等によって構成され、CPU1の制御によって、
RAM3に格納されている記録データを取り出し、ハー
ドコピーとしてプリントアウトするものである。
【0024】騒動部10は、読取部8と記録部9との給
排紙ローラを駆動するステッピングモータと、モータの
駆動力を伝達するギヤと、モータを制御するドライバ回
路等によって構成されている。
【0025】モデム11は、V.34、V.32、V.
32bis、V.17、V.29、V.27ter、
V.23、V.21(H、L)モデムと、これらのモデ
ムに接続されたクロック発生回路等によって構成され、
CPU1の制御に基づいて、RAM3に格納されている
送信データを変調し、NCU(Network Con
trol Unit)部12を介して、加入者回線15
に出力するものである。また、モデム11は、NCU部
12を介して、加入者回線15からのアナログ信号を導
入し、これを復調し、二値化したデータをRAM3に格
納させるものである。
【0026】NCU部12は、直流の捕捉回路、交流の
捕捉回路、Ci/極反検出回路、2線4線変換回路によ
って構成され、加入者回線15をモデム11に接続する
ものである。また、ハンドセット14も、NCU部12
に接続可能である。
【0027】相手電話番号検出部13は、交換機が発生
させる相手先電話番号を検出する検出部であり、600
オームで交流的に捕捉し、その発生信号から電話番号を
検出する部分である。
【0028】電話回線15は、NCU部12に接続する
加入者回線である。
【0029】センサ部16は、記録紙幅センサと、記録
紙有無センサと、原稿幅センサと、原稿有無センサとに
よって構成され、CPU1の制御によって、原稿と記録
紙との状態検知を行う。
【0030】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0031】図2は、上記実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【0032】本発明の実施形としてさまざまな形態が可
能であるが、ここではV.34通信とカラーファクシミ
リとを例に説明する。
【0033】まず、S1では、伝送するデータの諸条件
をROM2、RAM3、不揮発性RAM4から読み出
す。
【0034】これらは、ユーザのオペレーションによっ
て、操作部5で設定された条件や、予めROM2に登録
されている条件であり、ここでは、解像度・符号化方法
・圧縮率・カラー/モノクロ・データ量・通信時間閾値
を例にとって説明する。この例の条件以外のもの(たと
えばJPEG(Joint Photographic Experts Group:同
組織によるカラー静止画像の圧縮方式)の量子化テーブ
ルや色空間、ハフマンテーブル、通信料金)を加えても
よいし、必要のないものは削除してもよい。
【0035】ここで、解像度とは、ITU−T T.4
で規定されている、スタンダード(standard resolutio
n of:3.85 line/mm)、ファイン(higher resolution o
f 7.7 line/mm)、スーパーファイン(optional higher
resolution of 15.4 line/mm)、100dpi、20
0dpi、300dpi、400dpiである。
【0036】符号化方法とは、ITU−T T.4で規
定されているMH(Modified Huffman:データの符号/
復号化法)、MR(Modified Read:ファクシミリの符
号化方式)、MMR(Modified Modified Read:データ
の符号/復号化法)、JPEG等の符号化方法をいう。
【0037】圧縮率とは、ITU−T T.81で規定
されているJPEG方式のQパラメータである。
【0038】上記パラメータを、ROM2、RAM3、
不揮発性RAM4から読み出し、解像度のパラメータを
関数Rに書き込み、符号化方法を関数Cに書き込み、圧
縮率のパラメータを関数Sに書き込み、最大許容通信時
間の閾値を関数Pに書き込む。
【0039】最大許容通信時間の閾値とは、1ページま
たは1通信に要する通信時間において許容される最大の
通信時間であり、ユーザが設定できようにしてもよく、
また、各通信毎に設定できるようにしてもよい。
【0040】また、ROM2または不揮発性RAM4に
予め登録されている通信料金情報を用い、料金の関数を
用いてもよい。
【0041】S2では、伝送時間を最適化する「時間優
先モード」が選択されている場合、設定されている解像
度・符号化方法・カラー/モノクロ情報・圧縮率に適し
たモードで、駆動部10を制御し、読取部8から画像を
読み取る(S3)。これは、後述する解像度変換で容易
に処理できるように、ステップS1で指定された解像度
よりも高い解像度で読み取るようにすればよい。
【0042】S3で読取ったデータは、逐次関数Cで規
定される符号化と、関数Sで規定されている圧縮率での
圧縮とを行い、RAM3に書き込む(S4)。
【0043】S5では、画像信号のデータ量を関数Dに
書き込む。
【0044】S1とS5とで決定した数値(R、C、
S、D、P)に基づいて、許容される最低の通信速度
を、関数Mによって算出する(S6)。
【0045】また、S2で伝送時間を最適化せず、ユー
ザの設定通りの画像パラメータで送信する「画質優先モ
ード」を選択した場合は、関数Rとカラー/モノクロ設
定とで規定される解像度で読取る(S8)。
【0046】次に、読取った画像を逐次関数C、Sで規
定される符号化・圧縮を行い、RAM3に書き込む(S
9)。
【0047】伝送時間最適化モードを使わない場合、許
容される最低の通信速度を算出する関数M=0とする
(S10)。
【0048】送信データを読取った後は、公知の手段で
発呼手順に移行する。
【0049】次に、上記実施例において使用されるV.
34のファクシミリ通信の概略について説明する。
【0050】図3は、上記実施例において使用される
V.34のファクシミリ通信の概略を示すフローチャー
トである。
【0051】さて、ファクシミリの場合は、V.34モ
デムの半二重モードによる伝送手順が行われる。
【0052】すなわち、送信端末TXが、受信端末RX
へ発呼し(S21)、受信端末RXが着信応答すると、
送信端末TXは、所定周波数(1100Hz)の単一ト
ーン信号である呼出信号CNGを送出し、まず、モデム
間のセッションを確立するためのフェーズ1(S22)
を開始する。
【0053】このフェーズ1(S22)では、受信端末
RXは、振幅変調を施した所定のトーン信号である信号
ANSamを送出し、フェーズ1(S22)の開始を通
知し、送信端末TXは、信号ANSamを受信すると、
主として自端末に備えられているモデム種別等の変調方
式を表示する起呼メニュー信号CMを送出する。
【0054】起呼メニュー信号CMを受信すると、受信
端末RXは、その起呼メニュー信号CMによって通知さ
れたモデム種別等の変調方式から、そのときに使用する
モデム種別等の変調方式を選択し、その選択したモデム
種別等の変調方式を通知する共通メニュー信号JMを送
出する。この場合、受信端末RXは、V.34モデムを
使用するモデム機能として選択し、送信端末TXに通知
する。
【0055】共通メニュー信号JMを受信すると、送信
端末TXは、CM終端子CJを送出し、共通メニュー信
号JMで通知されたモデム種別等の変調方式を適用する
ようにモデム11の機能を設定する。
【0056】また、受信端末RXは、CM終端子CJを
受信した後に、共通メニュー信号JMの出力を終了す
る。
【0057】このようにして、使用するモデム種別が設
定されると、送信端末TXは、使用する回線の特性を調
査するラインプロービングを行うフェーズ2(S23)
を開始する。
【0058】使用するモデム種別が、V.34モデム以
外である場合には、フェーズ1が終了した時点で、使用
することが設定されたモデム種別に応じた伝送手順へ移
行する。
【0059】フェーズ2(S23)では、双方のモデム
情報を交換し(信号INFOシーケンス)、送信端末T
Xが送出する回線試験用のトーン(B、B*)を受信端
末RXが受信することによって、回線特性が判定され、
その判定結果が、送信端末TXへ通知される。ここでB
*の「*」は、Bを反転させた信号を意味する。
【0060】次に、プライマリチャネルイコライザトレ
ーニングのためのフェーズ3(S24)を実行する。こ
こで、送信端末TXは、フェーズ2(S23)の結果に
基づいた信号(S、S*、TRN)を送出し、受信端末
RXは、その受信した信号によって、画情報を受信する
プライマリチャネルのイコライザを調整する。
【0061】次に、コントロールチャネルをスタートア
ップするためのフェーズ4(S25)を実行する。ここ
で、送信端末TXと受信端末RXとが、それぞれ、信号
PPhを送出するとともに、受信した信号PPhに対し
て、信号MPhシーケンスを応答する手順となってい
る。
【0062】このうち、信号MPhシーケンスによっ
て、コントロールチャネルの伝送速度やプライマリチャ
ネルの伝送速度の交換を行う。また、各チャネルの伝送
速度は、双方の信号MPhシーケンスで指示された伝送
速度以下、または、それに等しい伝送速度のうちで、可
能な最大速度が設定される。すなわち、このフェーズ4
(S25)において、画情報の伝送速度が設定される。
【0063】このようにして、フェーズ4(S25)ま
で終了し、コントロールチャネルとプライマリチャネル
の伝送速度とが設定されると、次のフェーズ5(S2
6)において、コントロールチャネルを使って、ファク
シミリ伝送前手順信号のやりとりがなされる。
【0064】すなわち、コントロールチャネルを用い、
受信端末RXは、自端末に装備されている標準的な機能
を通知するデジタル識別信号DISと、自端末に設定さ
れている非標準的な機能を通知する非標準機能識別信号
NSFと、自端末を表示する被呼端末識別信号CSIと
を送出する。
【0065】送信端末TXは、非標準機能識別信号NS
Fと、デジタル識別信号DISと、被呼端末識別信号C
SIとを受信すると、そのデジタル識別信号DISによ
って通知された受信能力パラメータの値に基づいて、画
像サイズ等、そのときに使用する伝送機能を決定する。
【0066】また、ITU−T T.30 ANEEX
Eで規定されるカラーファクシミリの機能やJPEG
の圧縮率、量子化テーブル等の情報も、ここで交換す
る。
【0067】そして、自端末を表示する送信端末識別信
号TSIと、そのときに決定した伝送機能を通知するデ
ジタル命令信号DCSとを送出する。
【0068】受信端末RXは、デジタル命令信号DCS
を受信すると、その旨を表わす受信準備確認信号CFR
を応答し、画情報の受信準備へ移行する。
【0069】次のフェーズ6(S27)で、プライマリ
チャネルを用い、送信端末TXは、信号S、S*による
モデムのリトレーニングの後に、画情報PIXを送信す
る。受信端末RXは、受信した画情報PIXについて、
上記エラー検出を行い、この場合は、エラーフレームを
検出しなかった場合であるので、次のフェーズ4(S2
5)において、モデム速度の再設定動作を行わず、ファ
クシミリ伝送手順信号を送出するフェーズ5(S26)
において、送信端末TXから送信された信号PPS−N
ULL(1ブロック終了をあらわす)に対し、メッセー
ジ確認信号MCFを送信する。
【0070】これ以降、画情報を送信するフェーズ6
(S27)と、メッセージ後信号をやりとりするフェー
ズ4(S28)と、フェーズ5(S29)とが必要な数
だけ繰り返される。
【0071】そして、最終の画情報PIX(m)の送信
後に、フェーズ5(S29)において、送信端末TX
は、手順終了を表わす信号PPS−EOPを送出し、そ
れに対し、受信端末RXは、メッセージ確認信号MCF
を送出する。これによって、送信端末TXは、切断命令
信号DCNを送出し、電話回線15を復旧する。また、
受信端末RXは、切断命令信号DCNを受信すると、電
話回線15を復旧する(S31)。
【0072】次に、上記実施例に関係の深いフェーズ
4、5について説明する。
【0073】図4は、上記実施例に関係の深いフェーズ
4、5を説明するフローチャートである。
【0074】図5において、送信側端末TXにおける送
信信号と、受信機側端末RXにおける送信信号とを示す
図である。
【0075】フェーズ4において、信号MPhを送受信
することによって、フェーズ3までに設定したパラメー
タを伝送速度が決定する。
【0076】この決定された伝送速度を、関数rate
(MPh)に代入する(S42)。
【0077】S43では、上記関数rate(MPh)
と、ステップS6、S9で予め計算しておいた最低通信
速度Mとを比較する。
【0078】M<rate(MPh)の場合、フェーズ
5に進む。
【0079】S46では、解像度、圧縮率・記録幅・最
低伝送速度・量子化テーブル等T.30で定められたD
ISで通信能力の宣言を行う。
【0080】S44では、受信側のDISを受信し、S
45では、相手機の能力を確認する。相手機が宣言した
解像度のパラメータを関数R’に書き込み、相手機が宣
言した符号化方法を関数C’に書き込み、相手機が宣言
した圧縮率のパラメータを関数S’に書き込む。
【0081】これを受けて、S46では、解像度、圧縮
率・記録幅・最低伝送速度・量子化テーブル等T.30
で定められたDCSで、通信の宣言を行う。
【0082】相手機の能力が送信機と同等である場合
は、つまり送信機が設定した条件で相手側が受信できる
場合は、S48へ進む。さらに、符号化方式がMMRで
なければ、ステップS4、S8で格納した画像データ
を、RAM3から読み出し、MODEM11に書き込む
(S49)。MODEM11では、符号化されたデータ
を公知の変調方法で変調し、NCU12を経て、電話回
線15へ送出される。これは、図3に示すフローチャー
ト2では、フェーズ6(S27)に相当するタイミング
で行う。
【0083】S48では、MMR符号化を使う場合は、
ヘッダー部に追加する日付情報のために、画像を再符号
化しなくてはならない。そこで、S50では、復号化
し、ヘッダー情報を付加し、S51では、再符号化を行
いMODEM11ヘデータを書き込む。
【0084】展開・画像変換(S48)を行わず、必ず
復号・符号化を行うようにしてもよく、また、ヘッダー
情報を付加せず、復号・符号化を実行しなくてもよい。
【0085】S47では、送信側の初期設定パラメータ
のうちで、少なくとも1つ受信機側の能力が異なれば、
S52で、RAM3に格納されている画像データを復号
化する。必要に応じて、DISで宣言した解像度変換・
圧縮パラメータに従い、変更を行う。
【0086】S51では、再符号化したデータをモデム
11に書き込む(S49)。
【0087】S43では、M>NまたはM=Nであると
きに、フェーズ4(S25)で決定したrate(MP
h)で最大伝送許容時間を満たす各パラメータを、計算
G(P、rate、D)をする(S53)。
【0088】これによって、新たな圧縮率・解像度・符
号化方法(Sh、Rh、Ch)を算出する(S54)。
フェーズ5において。受信側のDISを受信し(S5
5)、S56では、相手機の能力を確認する。
【0089】相手機の宣言した解像度のパラメータを関
数R’に書き込み、相手機の宣言した符号化方法を関数
C’に書き込み、相手機の宣言した圧縮率のパラメータ
を関数S’に書き込む。
【0090】R’、C’、S’と、S54とで算出した
(Sh、Rh、Ch)ので、上記実施例の通信で使用す
るパラメータを決定し、DCSを宣言する(S57)。
【0091】RAM3に格納されている画像データを復
号化し、必要に応じて、解像度変換・圧縮パラメータを
変更し、そのパラメータに従った解像度変換・圧縮等を
行う(S58)。
【0092】ここで、MMRのように画像ヘッダに情報
を付加する再符号化が必要である場合や、カラーのオリ
ジナル画像から解像度、Q値、色テーブル、またはモノ
クロに変更した旨を画像に付加し、再符号化する場合に
は、S60で付加し、S51で再符号化する。
【0093】S51では、再符号化したデータを、モデ
ム11に書き込む(S49)。
【0094】上記実施例では、先に読取を完了してから
発呼するメモリ送信であるが、フェーズ4でネゴシエー
ションが終了した後に、解像度等の条件を決定し、その
決定した条件で画像を読取るダイレクト送信モードでも
有効である。
【0095】[他の実施例]上記実施例は、V.34で
あるが、送信側は、T.30を用いても能力宣言する前
に、相手の受信能力を知ることができるので、上記実施
例を活用することができる。
【0096】送信側は、非標準機能識別信号NSFと、
デジタル識別信号DISと、被呼端末識別信号CSIと
を受信し、受信機の能力を知ることができる。
【0097】ここで、受信機の通信速度能力、カラー受
信機能の有無、サポートする解像度・圧縮率等によっ
て、通信データ量・通信時間・通話料金を割り出し、こ
れを所定の閾値と比較することによって、最適の通信を
選択することができる。
【0098】これは、V.34の例と同様にできる。
【0099】次に、T.30に特有のフォールバックに
おける上記実施例の動作について説明する。
【0100】トレーニングによって、実際の通信が低い
通信速度にフォールバックした場合は、通信速度を下げ
るのに合わせて、通信時間・通話料金を再計算し、所定
の閾値と比較する。
【0101】図6は、上記実施例において使用するT.
30に特有のフォールバックにおける動作を示す図であ
る。
【0102】送信端末TXが、所定周波数(1100H
z)の単一トーン信号である呼出信号CNGを、受信端
末RXに送出し、まず、モデム間のセッションを確立す
るフェーズ1を開始する(S71)。
【0103】受信端末RXは、この信号を受信すると、
非通話端末からの呼であると認識し、自端末に装備され
ている標準的な機能を通知するデジタル識別信号DIS
と、自端末に設定されている非標準的な機能を通知する
非標準機能識別信号NSFと、自端末を表示する被呼端
末識別信号CSIとを送出する。
【0104】送信端末TXは、DIS、NSF、CSI
を受信し(S72)、上記実施例と同様にして、通信速
度・解像度・カラー通信の有無・圧縮率・記録幅・量子
化テーブル等T.30で定められた通信パラメータの宣
言を行う(S73)。
【0105】ここでは、14.4Kbps、ECM、カ
ラー通信と宣言したとする。
【0106】トレーニングシーケンス(S74)を行
う。
【0107】V.27terまたはV.29で生成され
たトレーニング用のデータを送信し、受信機側のMOD
EMの自動等化器を起動させる。
【0108】次に、トレーニングが正しく行われたか否
かをチェックするために、所定時間「0」を連送するT
CFを送出する(S75)。
【0109】受信機は、TCFが正しく受信された場合
は、CFRを送信する。
【0110】ここで、TCFが正常に受信されなかった
場合、CFRの代わりに、FTTを送出する。これを受
けた送信機は、通信速度を所定の速度に落とす(S7
6)。
【0111】ここでは、スタートの14.4Kbpsか
ら9600bpsにフォールバックする。
【0112】上記方法で、この通信速度での通信時間・
通話料金等を算出し、新たな解像度・カラー通信の有無
・圧縮率・記録幅・量子化テーブル等を決定し、DCS
で通信能力の宣言を行う(S77)。ここでは、960
0bps、ECM、カラーでパラメータ宣言したとす
る。
【0113】S78、S79では、ステップS74、S
75と同様に、トレーニング、TCFを送信する。
【0114】S80では、受信機がTCFを再び正しく
受信されなかった場合は、もう一度CFRの代わりに、
FTTを送出する。
【0115】これを送信機が受けると(S80)、この
送信機は、さらにフォールバックし、通信速度を960
0bpsから7200bpsに変更する。
【0116】上記方法で、通信時間・通話料金等を再び
算出し、新たな解像度・カラー通信の有無・圧縮率・記
録幅・量子化テーブル等を決定し、DCSで通信能力の
宣言を行う。
【0117】ここでは、通信速度が7200bpsまで
遅くなり、データの伝送は、14.4kbpsに比べ、
2倍の時間が必要になる。上記実施例の閾値と比較した
結果、カラー伝送からモノクロ伝送にパラメータ宣言を
変更する。
【0118】S82、S83では、S78、S79と同
様に、トレーニング、TCFを送信する。ここで、TC
Fが正常に受信された場合は、CFRを送出する。
【0119】送信機がCFRを正常に受けると、DCS
で宣言した方法で、画像データを生成する(S85)。
このときに、「オリジナルはカラーです」と画像に加え
て符号化するようにしてもよい。
【0120】符号化したデータをMODEM11に書き
込み、MODEM11では、符号化されたデータを、公
知の変調方法で変調し、NCU12を経て、電話回線1
5へ送る。
【0121】さらに、受信機側の画像バッファの容量が
小さく、RNR(Receive Not Ready)の送信を繰り返
す場合、想定したよりも長い通信時間を必要とする。
【0122】この場合、次ページに移る前に、次のよう
にモードチェンジを行うようにしてもよい。まず、送信
機がPPS−EOM(End Of Message)を送出し、受信
機からのMCF(Message ConFiguration)を受信すれ
ば、上記手順と同様に最適なパラメータを宣言する。
【0123】また、通信時間または通信料金を予め設定
すると、その時間、料金内で伝送できる最適な画像デー
タを生成し、上記の手順で伝送するようにしてもよい。
【0124】上記実施例によれば、通信速度を選択した
後に、この選択された通信速度に合わせて送信データ情
報量を変更するので、通信毎に最適なデータ送信を行う
ことができる。
【0125】また、上記実施例によれば、通信速度を選
択した後に、V.34の手順を利用し、選択された通信
速度に合わせて送信データ情報量を変更するので、通信
毎に最適なデータ送信を行うことができる。
【0126】さらに、上記実施例によれば、手順によっ
て通信速度を選択した後に、この選択された通信速度に
合わせて送信画像の解像度を変更することによって、通
信毎に画像品質と通信速度とのバランスが取れた最適な
データ送信を行うことができる。
【0127】そして、上記実施例によれば、伝送するカ
ラー画像データを処理するカラー画像データ処理手段を
もち、手順によって通信速度を選択した後に、この選択
された通信速度に合わせてカラー送信画像データの少な
くとも一部を変更することによって、画像品質と通信速
度とのバランスが取れた最適なデータ送信を行うことが
できる。
【0128】その上、上記実施例によれば、手順によっ
て通信速度を選択した後に、この選択された通信速度に
合わせて量子化テーブル、Q値、解像度の少なくとも1
つを変更することによって、画像品質と通信速度とのバ
ランスが取れた最適なデータ送信を最も効率的に行うこ
とができる。
【0129】また、上記実施例によれば、画像内容を把
握している送信機側が画像品質のパラメータの決定権を
持っているので、伝送画像に最も適した解像度の変更を
行うことができる。
【0130】さらに、上記実施例によれば、通信速度の
変更ごとに選択された通信速度に合わせて送信データの
少なくとも一部を変更することによって、通信途中に通
信速度の変更があった場合でも、画像品質と通信速度と
のバランスが取れた最適なデータ送信を最も効率的に行
うことができる。
【0131】そして、上記実施例によれば、一定量のデ
ータ伝送時間が所定の値を超えた場合、モードチェンジ
を行い、送信データの少なくとも一部を変更することに
よって、通信途中に何らかの要因で通信に時間がかかる
場合でも、画像品質と通信速度とのバランスが取れた最
適なデータ送信を最も効率的に行うことができる。伝送
路または通信装置にノイズが発生しECMが多発して通
信時間が不要に長くなったり、通信速度が途中で変更に
なっていた場合でも、次ページから画像品質と通信速度
とのバランスが取れた最適なデータ送信を最も効率的に
行うことができる。
【0132】その上、上記実施例によれば、受信機から
のRNRを所定の回数以上受信した場合、受信機のメモ
リ容量が小さく送信速度に追いつかない場合は、モード
チェンジを行い、送信データの少なくとも一部を変更す
ることによって、画像品質と通信速度とのバランスが取
れた最適なデータ送信を最も効率的に行うことができき
る。
【0133】また、上記実施例によれば、選択された通
信速度から求められる通信時間に合わせて上記項目を変
更することによって、画像品質と伝送時間とのバランス
が取れた最適なデータ送信を最も効率的に行うことがで
きる。
【0134】上記実施例によれば、選択された通信速度
から求められる通信料金に合わせて上記項目を変更する
ことによって、画像品質と通信料金とのバランスが取れ
た最適なデータ送信を最も効率的に行うことができる。
【0135】さらに、上記実施例によれば、送信データ
の少なくとも一部を自動的に変更するか否かをユーザが
設定することによって、画像品質と伝送時間との優先順
位をユーザが任意に選ぶことができ、さらにバランスが
取れた最適なデータ送信を行うことができる。
【0136】そして、上記実施例によれば、送信データ
の少なくとも一部を自動的に変更するか否かを、また設
定を行う場合は、その閾値を送信先に関連付けて設定す
ることによって、画像品質と通信料金とのバランスが取
れた最適なデータ送信を煩雑な設定を通信毎にユーザに
求めずに行うことができる。
【0137】その上、上記実施例によれば、通信速度を
選択した後に、ユーザが設定した最大通信時間以内に通
信が終了するように送信データ情報量を変更するので、
ユーザは、煩雑な設定をしなくても、通信時間だけ管理
すれば、送信データ情報量が自動的に管理される。
【0138】また、上記実施例によれば、通信速度を選
択した後に、ユーザが設定した最大通信料金以内に通信
が終了するように送信データ情報量を変更することによ
って、ユーザは煩雑な設定をすることなく、通信料金だ
けで管理することができる。
【0139】なお、上記実施例を記憶媒体の発明として
把握することができる。つまり、上記実施例は、伝送す
る画像データを処理する画像データ処理手順と、複数の
通信速度から、そのうちの1つの通信速度を選択する通
信速度選択手順と、通信速度を決定した後に、上記選択
された通信速度に合わせて送信データ情報量を変更する
送信データ情報量変更手順とを通信装置に実行させるプ
ログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒
体の例である。
【0140】また、上記実施例は、伝送する画像データ
を処理する画像データ処理手順と、ITU−T勧告V.
34手順をサポートする手順サポート手順と、上記IT
U−T勧告V.34手順によって通信速度を決定した後
に、上記選択された通信速度に合わせて送信データ情報
量を変更する送信データ情報量変更手順とを通信装置に
実行させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り
可能な記憶媒体の例である。
【0141】さらに、上記実施例は、伝送する画像デー
タを処理する画像データ処理手順と、複数の通信速度か
ら、そのうちの1つの通信速度を選択する通信速度選択
手順と、通信速度を決定した後に、ユーザが設定した最
大通信時間以内に通信が終了する最も再現性の高い画像
データになるように送信データ情報量を変更する送信デ
ータ情報量変更手順とを通信装置に実行させるプログラ
ムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の例
である。
【0142】なお、上記記憶媒体として、FD、CD、
DVD、HD、半導体メモリ等が考えられる。
【0143】
【発明の効果】請求項1、15、18記載の発明によれ
ば、通信速度を選択した後に、この選択された通信速度
に合わせて送信データ情報量を変更するので、通信毎に
最適なデータ送信を行うことができるという効果を奏す
る。
【0144】請求項2、16、19記載の発明によれ
ば、通信速度を選択した後に、V.34の手順を利用
し、選択された通信速度に合わせて送信データ情報量を
変更するので、通信毎に最適なデータ送信を行うことが
できるという効果を奏する。
【0145】請求項13、17、20記載の発明によれ
ば、通信速度を選択した後に、ユーザが設定した最大通
信時間以内に通信が終了するように送信データ情報量を
変更するので、ユーザは、煩雑な設定をしなくても、通
信時間だけ管理すれば、送信データ情報量が自動的に管
理されるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるファクシミリ装置
FS1を示すブロック構成図である。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】上記実施例において使用されるV.34のファ
クシミリ通信の概略を示すフローチャートである。
【図4】上記実施例に関係の深いフェーズ4、5を説明
するフローチャートである。
【図5】送信側端末TXにおける送信信号と、受信機側
端末RXにおける送信信号とを示す図である。
【図6】上記実施例において使用されるT.30に特有
のフォールバックにおける動作を示す図である。
【符号の説明】
FS1…ファクシミリ装置、 1…CPU、 2…ROM、 3…RAM、 4…不揮発性RAM、 5…操作部、 6…表示部、 7…画像処理部、 8…読取部、 9…記録部、 10…駆動部、 11…モデム、 12…MCU部、 13…相手先電話番号検出部。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送する画像データを処理する画像デー
    タ処理手段と;複数の通信速度から、そのうちの1つの
    通信速度を選択する通信速度選択手段と;通信速度を決
    定した後に、上記選択された通信速度に合わせて送信デ
    ータ情報量を変更する送信データ情報量変更手段と;を
    有することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 伝送する画像データを処理する画像デー
    タ処理手段と;ITU−T勧告V.34手順をサポート
    する手順サポート手段と;上記ITU−T勧告V.34
    手順によって通信速度を決定した後に、上記選択された
    通信速度に合わせて送信データ情報量を変更する送信デ
    ータ情報量変更手段と;を有することを特徴とする通信
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、手順
    によって通信速度を決定した後に、上記送信データ情報
    量変更手段は選択された通信速度に合わせて送信画像の
    解像度を変更することを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか1項にお
    いて、 伝送するカラー画像データを処理するカラー画像データ
    処理手段を有し、 手順によって通信速度を決定した後に、上記送信データ
    情報量変更手段は上記選択された通信速度に合わせて送
    信画像データの少なくとも一部を変更することを特徴と
    する通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 手順によって通信速度を決定した後、上記送信データ情
    報量変更手段は上記選択された通信速度に合わせて量子
    化テーブル、JPEG圧縮のQ値、解像度のうちの少な
    くとも1つを変更することを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれか1項にお
    いて、 通信速度の変更ごとに、上記送信データ情報量変更手段
    は上記選択された通信速度に合わせて、送信データの少
    なくとも一部を変更することを特徴とする通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれか1項にお
    いて、 上記送信データ情報量変更手段は一定量のデータ伝送時
    間が所定の値を超えた場合、モードチェンジを行い、送
    信データの少なくとも一部を変更することを特徴とする
    通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれか1項にお
    いて、 上記送信データ情報量変更手段は受信機からのRNRを
    所定の回数以上受信した場合、モードチェンジを行い、
    送信データの少なくとも一部を変更することを特徴とす
    る通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項7のいずれか1項にお
    いて、 選択された通信速度から求められる通信時間に合わせ
    て、上記送信データ情報量、上記送信画像の解像度、上
    記送信画像データ、上記量子化テーブル、上記JPEG圧縮
    のQ値、上記解像度のうちの少なくとも1つを変更する
    ことを特徴とする通信装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項7、請求項9のいず
    れか1項において、上記選択された通信速度から求めら
    れる通話料金に合わせて、上記項目を変更することを特
    徴とする通信装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜請求項10のいずれか1項
    において、 送信データの少なくとも一部を自動的に変更するか否か
    を、ユーザが設定する設定手段を有することを特徴とす
    る通信装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 上記設定手段は、送信データの少なくとも一部を自動的
    に変更するか否かを、また自動変更を行う場合はその自
    動変更を行うデータ量の閾値を、送信先に関連付けて設
    定することを特徴とする通信装置。
  13. 【請求項13】 伝送する画像データを処理する画像デ
    ータ処理手段と;複数の通信速度から、そのうちの1つ
    の通信速度を選択する通信速度選択手段と;通信速度を
    決定した後に、ユーザが設定した最大通信時間以内に通
    信が終了する最も再現性の高い画像データになるように
    送信データ情報量を変更する送信データ情報量変更手段
    と;を有することを特徴とする通信装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 通信速度を決定した後に、ユーザが設定した最大通信料
    金以内に通信が終了する最も再現性の高い画像データに
    送信データ情報量を変更することを特徴とする通信装
    置。
  15. 【請求項15】 伝送する画像データを処理する画像デ
    ータ処理段階と;複数の通信速度から、そのうちの1つ
    の通信速度を選択する通信速度選択段階と;通信速度を
    決定した後に、上記選択された通信速度に合わせて送信
    データ情報量を変更する送信データ情報量変更段階と;
    を有することを特徴とする通信方法。
  16. 【請求項16】 伝送する画像データを処理する画像デ
    ータ処理段階と;ITU−T勧告V.34手順をサポー
    トする手順サポート段階と;上記ITU−T勧告V.3
    4手順によって通信速度を決定した後に、上記選択され
    た通信速度に合わせて送信データ情報量を変更する送信
    データ情報量変更段階と;を有することを特徴とする通
    信方法。
  17. 【請求項17】 伝送する画像データを処理する画像デ
    ータ処理段階と;複数の通信速度から、そのうちの1つ
    の通信速度を選択する通信速度選択段階と;通信速度を
    決定した後に、ユーザが設定した最大通信時間以内に通
    信が終了する最も再現性の高い画像データになるように
    送信データ情報量を変更する送信データ情報量変更段階
    と;を有することを特徴とする通信方法。
  18. 【請求項18】 伝送する画像データを処理する画像デ
    ータ処理手順と;複数の通信速度から、そのうちの1つ
    の通信速度を選択する通信速度選択手順と;通信速度を
    決定した後に、上記選択された通信速度に合わせて送信
    データ情報量を変更する送信データ情報量変更手順と;
    を通信装置に実行させるプログラムを記憶したコンピュ
    ータ読み取り可能な記憶媒体。
  19. 【請求項19】 伝送する画像データを処理する画像デ
    ータ処理手順と;ITU−T勧告V.34手順をサポー
    トする手順サポート手順と;上記ITU−T勧告V.3
    4手順によって通信速度を決定した後に、上記選択され
    た通信速度に合わせて送信データ情報量を変更する送信
    データ情報量変更手順と;を通信装置に実行させるプロ
    グラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  20. 【請求項20】 伝送する画像データを処理する画像デ
    ータ処理手順と;複数の通信速度から、そのうちの1つ
    の通信速度を選択する通信速度選択手順と;通信速度を
    決定した後に、ユーザが設定した最大通信時間以内に通
    信が終了する最も再現性の高い画像データになるように
    送信データ情報量を変更する送信データ情報量変更手順
    と;を通信装置に実行させるプログラムを記憶したコン
    ピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP2000402050A 2000-12-28 2000-12-28 通信装置、通信方法および記憶媒体 Pending JP2002204345A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000402050A JP2002204345A (ja) 2000-12-28 2000-12-28 通信装置、通信方法および記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000402050A JP2002204345A (ja) 2000-12-28 2000-12-28 通信装置、通信方法および記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002204345A true JP2002204345A (ja) 2002-07-19

Family

ID=18866402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000402050A Pending JP2002204345A (ja) 2000-12-28 2000-12-28 通信装置、通信方法および記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002204345A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007531457A (ja) * 2004-03-30 2007-11-01 トムソン ライセンシング モデムの使用許可料を決定するための電話回線の検査
US7970817B2 (en) 2004-05-11 2011-06-28 Canon Kabushiki Kaisha Information processing device, information processing method, and control program
JP2013038604A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置、ファクシミリ通信システム及びファクシミリ通信プログラム
KR20140080815A (ko) * 2012-12-18 2014-07-01 삼성전자주식회사 촬영 장치, 그 제어 방법, 및 컴퓨터 판독가능 저장매체

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007531457A (ja) * 2004-03-30 2007-11-01 トムソン ライセンシング モデムの使用許可料を決定するための電話回線の検査
US7970817B2 (en) 2004-05-11 2011-06-28 Canon Kabushiki Kaisha Information processing device, information processing method, and control program
JP2013038604A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置、ファクシミリ通信システム及びファクシミリ通信プログラム
KR20140080815A (ko) * 2012-12-18 2014-07-01 삼성전자주식회사 촬영 장치, 그 제어 방법, 및 컴퓨터 판독가능 저장매체
KR102072731B1 (ko) * 2012-12-18 2020-02-04 삼성전자주식회사 촬영 장치, 그 제어 방법, 및 컴퓨터 판독가능 저장매체

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04301963A (ja) データ通信装置及びその制御方法
JP3584075B2 (ja) ファクシミリ装置およびファクシミリ通信方法
US5617220A (en) Facsimile apparatus
JP2002204345A (ja) 通信装置、通信方法および記憶媒体
JPH08242352A (ja) ファクシミリ装置の画像伝送制御方法
JP3721729B2 (ja) カラーファクシミリシステム
JP3967098B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3537665B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH09275481A (ja) 通信端末装置及び通信方法
JP3561385B2 (ja) ファクシミリ装置の伝送方法
JP3556301B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3376182B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH07203116A (ja) 無線ファクシミリ装置
KR100186609B1 (ko) 팩시밀리에서 최저 통신 속도 지정에 의한 전송 방법
JP3486620B2 (ja) データ通信装置
JPH09312749A (ja) ファクシミリ装置の伝送制御方式
KR0130874B1 (ko) 팩시밀리의 프로토콜 송수신방법
JP2002044402A (ja) ファクシミリ装置
JPH07162644A (ja) ファクシミリ装置のモデム制御方式
JP2003219130A (ja) ファクシミリ通信装置
JPH0630218A (ja) ファクシミリ装置
JPH07123233A (ja) ファクシミリ装置
JPH07143313A (ja) ファクシミリ装置
JP2001257855A (ja) ファクシミリ受信装置
JP2003204408A (ja) 通信端末装置