JP2002204137A - パッシブフィルタ - Google Patents

パッシブフィルタ

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JP2002204137A
JP2002204137A JP2000402900A JP2000402900A JP2002204137A JP 2002204137 A JP2002204137 A JP 2002204137A JP 2000402900 A JP2000402900 A JP 2000402900A JP 2000402900 A JP2000402900 A JP 2000402900A JP 2002204137 A JP2002204137 A JP 2002204137A
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capacitor
passive filter
transformer
signal line
ground
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Seiichi Saito
成一 斉藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電線を切断する作業や電線の巻きつけ作業を
発生させることなく、容易に製作可能なパッシブフィル
タ(ローパスフィルタ)を得ること。 【解決手段】 トランスの一次側巻き線を利用してイン
ダクタンス成分を得るとともに、当該トランスの2次側
に第1のコンデンサを並列に接続するLC回路と、当該
LC回路出力の信号線とグランドとの間に挿入された第
2のコンデンサと、を備えた回路構成と等価となるよう
に、前記第1のコンデンサの両端とリード線の両端とを
接続することで形成したリング状のリード線を、前記信
号線とともに2分割コアで挟み込むことで、前記トラン
スを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低周波数成分だけ
を通過させるためのパッシブフィルタ(ローパスフィル
タ)に関するものであり、特に、電話線や電力線等を利
用した通信に適用可能なパッシブフィルタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のパッシブフィルタ(ローパ
スフィルタ)について説明する。従来の一般的なパッシ
ブフィルタとしては、たとえば、バタワース型のフィル
タがある。バタワース型のフィルタは、通過域の振幅が
平坦で、かつ減衰域で振幅が減衰する、ローパスフィル
タの一般的な特性を備える。
【0003】図15は、上記従来のバタワース型パッシ
ブフィルタの回路構成を示す図である。図15におい
て、100は従来のパッシブフィルタであり、101−
1〜Nはコイルであり、102−1〜Nはコンデンサで
あり、ここでは、コイルとコンデンサ(たとえば、コイ
ル101−1とコンデンサ102−1)の組み合わせを
N段にわたって接続し、CとLの調整により所望の特性
を得る。
【0004】ここで、上記のような回路構成のパッシブ
フィルタを、たとえば、電力線通信に適用した場合につ
いて説明する。図16は、一般的なパッシブフィルタの
本体外形模式図である。電力線通信に適用する場合に
は、既存の電力線(信号線)を一旦切断する必要がある
(図16の切断位置参照)。すなわち、一旦電力線を切
断して、別途製作したパッシブフィルタを接続する作業
を行う。また、別途接続するパッシブフィルタは、図1
6に示すように、太い電線をコイル状に人手で巻きつけ
る必要がある。したがって、N段にわたってコイルが接
続されている場合には、この処理をN回にわたって実行
することとなるため、多大な製作工数が必要となる。な
お、信号線とグランド線との間に所定数のコンデンサを
接続する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来のパッシブ
フィルタにおいては、電線を切断する作業、電線をコイ
ル状に巻きつける作業およびできあがった巻き線を取り
付ける作業等が発生するため、製作および設置に時間が
かかってしまう、という問題があった。また、電線の切
断に伴って停電が発生する、という問題があった。ま
た、性能を高めるためにフィルタの段数を多くすると、
時間のかかる電線の巻きつけ作業が増え、パッシブフィ
ルタの製作時間がさらに増大する、という問題があっ
た。
【0006】また、従来のパッシブフィルタを電力線モ
デムに適用した場合には、全加入者(各家庭)に対して
上記作業を実施する必要があるため、人件費等のコスト
が増大する、という問題があった。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、電線を切断する作業や電線の巻きつけ作業、さら
には取り付け時の停電を発生させることなく、容易に製
作可能なパッシブフィルタを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明にかかるパッシブフィル
タにあっては、トランスの一次側巻き線を利用してイン
ダクタンス成分を得るとともに、当該トランスの2次側
に第1のコンデンサを並列に接続するLC型の回路と、
前記LC型の回路出力の信号線とグランドとの間に挿入
された第2のコンデンサと、を備え、製作時、前記第1
のコンデンサの両端とリード線の両端とを接続すること
で形成したリング状のリード線を、前記信号線とともに
2分割コアで挟み込むことで、前記トランスを構成する
ことを特徴とする。
【0009】つぎの発明にかかるパッシブフィルタにあ
っては、前記LC型の回路および第2のコンデンサの組
み合わせを複数段にわたって接続することを特徴とす
る。
【0010】つぎの発明にかかるパッシブフィルタにあ
っては、前記LC型の回路の後段にさらにLC型の回路
を接続し、当該2つのLC型の回路を前記第2のコンデ
ンサを挟んで入出力対称に配置することを特徴とする。
【0011】つぎの発明にかかるパッシブフィルタにあ
っては、さらに、前記2つのLC型の回路と前記第2の
コンデンサの組み合わせを、グランド側に備えることを
特徴とする。
【0012】つぎの発明にかかるパッシブフィルタにあ
っては、単相三線接続の2本の信号線の相がお互いに逆
となるような一次側に2つの巻き線を有するトランスに
よって、インダクタンス成分を得るとともに、当該トラ
ンスの2次側に第1のコンデンサを挿入するLC型の回
路と、前記LC型の回路出力の一方の信号線とグランド
との間に挿入された第2のコンデンサと、前記LC型の
回路出力の他方の信号線とグランドとの間に挿入された
第3のコンデンサと、を備え、製作時、前記第1のコン
デンサの両端とリード線の両端とを接続することで形成
したリング状のリード線を、お互いに逆相となるように
配置した前記2本の信号線とともに2分割コアで挟み込
むことで、前記トランスを構成することを特徴とする。
【0013】つぎの発明にかかるパッシブフィルタにあ
っては、さらに、前記第1のコンデンサに対して直列に
抵抗を接続することを特徴とする。
【0014】つぎの発明にかかるパッシブフィルタにあ
っては、さらに、前記第1のコンデンサに対して並列に
抵抗を接続することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかるパッシブ
フィルタ(ローパスフィルタ)の実施の形態を図面に基
づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこ
の発明が限定されるものではない。
【0016】実施の形態1.図1は、本発明にかかるパ
ッシブフィルタの実施の形態1の回路構成を示す図であ
る。図1において、1は本実施の形態のパッシブフィル
タであり、2はトランスであり、3,6はコンデンサで
あり、ここでは、トランス2の一次巻き線(コイル)を
利用してインダクタンス成分を得るとともに、トランス
2の2次側にコンデンサ3を挿入する構成とし、さら
に、信号線とグランドとの間にコンデンサ6を接続する
構成とした。このパッシブフィルタでは、インダクタン
ス(トランス2の巻き線)とキャパシタンス(コンデン
サ3,6)の調整により所望の特性を得る。すなわち、
トランス2の一次側インダクタンスとコンデンサ6によ
って高周波減衰の始まる周波数と、トランス2の二次側
インダクタンスとコンデンサ3の並列共振周波数と、を
一致させることにより、高周波減衰の始まる部分の周波
数に対する減衰率を高める(肩特性の改善)ことができ
る。
【0017】ここで、上記のような回路構成のパッシブ
フィルタを、たとえば、電力線通信に適用した場合につ
いて説明する。本実施の形態では、作業性を考慮し、2
分割コアでトランスを構成する。
【0018】図2は、上記パッシブフィルタの本体外形
模式図(提供する製品の形態)である。たとえば、上記
パッシブフィルタを電力線通信に適用する場合には、既
存の信号線を用いてフィルタを製作することになるた
め、従来は製作段階で既存の信号線を一旦切断していた
(図16参照)。しかしながら、本実施の形態では、2
分割コアでトランス2を構成することとしたため、信号
線を切断することなく、簡単な手順でパッシブフィルタ
を作成する。具体的にいうと、まず、コンデンサ3の両
端に、ビニール被服等の絶縁体でおおわれた1本のリー
ド線をリング状に接続する。そして、リング状のリード
線を2分割コアb部の内側溝部分にセットし、当該リー
ド線とともに信号線を2分割コアのa部とb部で挟み込
む。その後、信号線とグランドとの間にコンデンサ6を
接続する。
【0019】このように、本実施の形態においては、ト
ランス2の2次側にコンデンサ3を挿入し、さらに、信
号線とグランドとの間にコンデンサ6を挿入する回路構
成とし、実際に提供する形態として、信号線と、コンデ
ンサ3の両端を接続したリング状のリード線と、を2分
割コアで挟み込み、さらに信号線とグランドとの間にコ
ンデンサ6を挿入する構成とした。これにより、従来よ
りも優れたフィルタ特性を実現しつつ、さらに、従来と
比較して大幅に製作を容易化できるため、製作時間の削
減、ひいては人件費等のコストの低減を実現することが
できる。
【0020】なお、以降に示すように、上記パッシブフ
ィルタを複数段構成にすることで、さらにフィルタ特性
を向上させることとしてもよい。たとえば、図3は、複
数段構成のパッシブフィルタの回路構成を示す図であ
る。図3において、2−1〜Nはトランスであり、3−
1〜N,6−1〜Nはコンデンサであり、ここでは、上
記トランスと各コンデンサ(たとえば、トランス2−1
とコンデンサ3−1とコンデンサ6−1)の組み合わせ
をN段にわたって接続し、上記同様、インダクタンスと
キャパシタンスの調整により所望の特性を得る。N=2
の場合を一例として説明すると、たとえば、トランス2
−1,2−2の一次側インダクタンスとコンデンサ6−
1,6−2によって高周波減衰の始まる周波数と、トラ
ンス2−1とコンデンサ3−1の並列共振周波数と、ト
ランス2−2とコンデンサ3−2の並列共振周波数と、
を一致させることにより、高周波減衰の始まる部分の周
波数に対する減衰率を高める(肩特性の改善)ことがで
きる。この場合、提供可能なパッシブフィルタは、図4
に示す構成をとる。
【0021】また、本実施の形態においては、説明の便
宜上、本発明のパッシブフィルタを電力線通信に適用す
ることとしたが、これに限らず、たとえば、一般の電話
回線やLAN等の通信ネットワーク等に適用することと
してもよい。
【0022】実施の形態2.本実施の形態は、パッシブ
フィルタを、双方向の信号に対応可能な入力/出力対称
の構成とした。図5は、本発明にかかるパッシブフィル
タの実施の形態2の回路構成を示す図である。図5にお
いて、1aは本実施の形態のパッシブフィルタであり、
2a−1,2a−2はトランスであり、3a−1,3a
−2,6はコンデンサであり、ここでは、トランス2a
−1および2a−2の一次巻き線(コイル)を利用して
インダクタンス成分を得るとともに、トランス2a−1
および2a−2の2次側にそれぞれコンデンサ3a−1
および3a−2を挿入する構成とし、さらに、トランス
2a−1およびトランス2a−2間の信号線とグランド
との間にコンデンサ6を接続する構成とした。
【0023】上記パッシブフィルタでは、インダクタン
ス(各トランスの巻き線)とキャパシタンス(各コンデ
ンサ)の調整により双方向の信号に対して所望の特性を
得る。たとえば、トランス2a−1の一次側インダクタ
ンスとコンデンサ6,トランス2a−2の一次側インダ
クタンスとコンデンサ6により高周波減衰の始まる周波
数と、トランス2−1とコンデンサ3−1の並列共振周
波数と、トランス2−2とコンデンサ3−2の並列共振
周波数と、を一致させることにより、高周波減衰の始ま
る部分の周波数に対する減衰率を高めることができ、さ
らに入出力の対称減衰特性を得ることができる。
【0024】ここで、上記のような回路構成のパッシブ
フィルタを、たとえば、電力線通信に適用した場合につ
いて説明する。本実施の形態においても、前述の実施の
形態1と同様に、作業性を考慮し、2分割コアでトラン
スを構成する。
【0025】図6は、上記パッシブフィルタの本体外形
模式図(提供する製品の形態)である。本実施の形態に
おいても、実施の形態1と同様に、2分割コアでトラン
スを構成することとし、信号線を切断することなく、簡
単な手順でパッシブフィルタを作成する。具体的にいう
と、まず、コンデンサ3a−1の両端に、ビニール被服
等の絶縁体でおおわれた1本のリード線をリング状に接
続する。同様に、コンデンサ3b−1の両端に、ビニー
ル被服等の絶縁体でおおわれた1本のリード線をリング
状に接続する。そして、それぞれのリング状のリード線
を対応する2分割コアb部の内側溝部にセットし、当該
リード線とともに信号線を2分割コアのa部とb部で挟
み込む。また、2つのコアの間の信号線とグランドとの
間にコンデンサ6を接続する。
【0026】このように、本実施の形態においては、ト
ランス2a−1およびトランス2a−2の2次側にそれ
ぞれコンデンサ3a−1およびコンデンサ3a−2を挿
入し、さらに、トランス2a−1およびトランス2a−
2間の信号線とグランドとの間にコンデンサ6を挿入す
る回路構成とした。また、実際に提供する形態として、
信号線とコンデンサ3a−1の両端を接続したリング状
のリード線とを2分割コアで挟み込み、同様に、信号線
とコンデンサ3a−2の両端を接続したリング状のリー
ド線とを別の2分割コアで挟み込み、さらにコア間の信
号線とグランドとの間にコンデンサ6を挿入する構成と
した。これにより、従来よりも優れたフィルタ特性を実
現しつつ、さらに、従来と比較して大幅に製作を容易化
できるため、製作時間の削減、ひいては人件費等のコス
トの低減を実現することができる。また、入力/出力対
称の構成としたため、双方向の信号にも対応可能とな
る。
【0027】なお、本実施の形態においては、説明の便
宜上、本発明のパッシブフィルタを電力線通信に適用す
ることとしたが、これに限らず、たとえば、一般の電話
回線やLAN等の通信ネットワーク等に適用することと
してもよい。
【0028】実施の形態3.本実施の形態では、さらな
るフィルタ特性の向上という観点から、信号線とグラン
ド線の両方にフィルタを配置し、グランドの不平衡成分
を吸収する。
【0029】図7は、本発明にかかるパッシブフィルタ
の実施の形態3の回路構成を示す図である。図7におい
て、1bは本実施の形態のパッシブフィルタであり、2
b−1,2b−2,4b−1,4b−2はトランスであ
り、3b−1,3b−2,5b−1,5b−2,6はコ
ンデンサである。
【0030】本実施の形態のパッシブフィルタ1bは、
実施の形態2の構成をグランド線側にも備え、そして、
実施の形態2と同様に、トランスの巻き線を利用し、イ
ンダクタンスとキャパシタンスの調整により双方向の信
号に対して所望の特性を得る。また、前述の実施の形態
2と同様に、実際に提供する製品の形態として、2分割
コアでトランスを構成する。
【0031】図8は、提供可能なパッシブフィルタの本
体外形模式図である。このパッシブフィルタは、前述の
実施の形態2のパッシブフィルタに比べ、信号およびグ
ランド間の平衡を保つことができる。
【0032】このように、本実施の形態においては、ト
ランスの2次側にコンデンサを挿入した回路を、信号線
側とグランド線側にそれぞれ設ける構成とした。また、
実際に提供する形態として、信号線とコンデンサの両端
を接続したリング状のリード線とを2分割コアで挟み込
み、さらにグランド線とコンデンサの両端を接続したリ
ング状のリード線とを2分割コアで挟み込む構成とし
た。これにより、従来と比較して大幅に製作を容易化で
きるため、製作時間の削減、ひいては人件費等のコスト
の低減を実現することができる。また、グランドの不平
衡成分を吸収する構成としたため、前述の実施の形態2
の効果に加え、さらにコモンモードのフィルタ特性を向
上させることができる。
【0033】実施の形態4.本実施の形態では、パッシ
ブフィルタを、単相三線接続に対応可能な構成とした。
図9は、本発明にかかるパッシブフィルタの実施の形態
4の回路構成を示す図である。図9において、1cは本
実施の形態のパッシブフィルタであり、11は3つのコ
イル(l1,l2,l3)を有するトランスであり、1
2,13,14はコンデンサであり、ここでは、トラン
ス11の巻き線(コイル)を利用してインダクタンス成
分を得るとともに、トランス11の2次側(図示のl1
側)にコンデンサ12を挿入する構成とし、さらに、各
信号線とグランド(共通線)との間にそれぞれコンデン
サ13、コンデンサ14を挿入する構成とした。このパ
ッシブフィルタでは、インダクタンス(トランス11の
巻き線)とキャパシタンス(コンデンサ12,13,1
4)の調整により所望の特性を得る。
【0034】ここで、上記のような回路構成のパッシブ
フィルタを、たとえば、電力線通信に適用した場合につ
いて説明する。本実施の形態においても、前述までの実
施の形態と同様に、作業性を考慮し、2分割コアでトラ
ンスを構成する。
【0035】図10は、上記パッシブフィルタの本体外
形摸式図(提供する製品の形態)である。本実施の形態
では、2分割コアでトランス11を構成することとし、
信号線を切断することなく、簡単な手順でパッシブフィ
ルタを作成する。具体的にいうと、まず、コンデンサ1
2の両端に、ビニール被服等の絶縁体でおおわれた1本
のリード線をリング状に接続する。そして、リング状の
リード線を2分割コアb部の内側溝部分にセットし、さ
らに信号線の相がお互いに逆になるように、図10に示
すように2本の信号線を配置し、この状態で2分割コア
のa部とb部で挟み込む。また、一方の信号線とグラン
ドとの間にコンデンサ13を挿入し、他方の信号線とグ
ランドとの間にコンデンサ14を挿入する。
【0036】このように、本実施の形態においては、ト
ランス11の2次側にコンデンサ12を挿入し、さら
に、各信号線とグランドとの間にそれぞれコンデンサ1
3、コンデンサ14を挿入する回路構成とし、実際に提
供する形態として、相がお互いに逆になるように配置し
た2本の信号線と、コンデンサ12の両端を接続したリ
ング状のリード線と、を2分割コアで挟み込み、さら
に、各信号線とグランドとの間にそれぞれコンデンサ1
3、コンデンサ14を挿入する構成とした。これによ
り、単相三線接続に対応しつつ、さらに、製作の容易化
を図ることができる。また、交流50Hz/60Hzの
電流がA相,B相で逆方向となって差分としてコアに作
用するため、コアを小さく設計できる。
【0037】なお、本実施の形態においては、説明の便
宜上、本発明のパッシブフィルタを電力線通信に適用す
ることとしたが、これに限らず、たとえば、一般の電話
回線やLAN等の通信ネットワーク等に適用することと
してもよい。
【0038】実施の形態5.図11は、本発明にかかる
パッシブフィルタの実施の形態5の回路構成を示す図で
ある。図11において、1dは本実施の形態のパッシブ
フィルタであり、21はトランスであり、22,24は
コンデンサであり、23は抵抗であり、ここでは、実施
の形態1と同様に、トランス21の巻き線(コイル)を
利用してインダクタンス成分を得るとともに、トランス
21の2次側にコンデンサ22と抵抗23の直列回路を
挿入する構成とし、さらに、信号線とグランドとの間に
コンデンサ24を挿入する構成とした。
【0039】上記パッシブフィルタでは、インダクタン
ス(トランス21の巻き線)とキャパシタンス(コンデ
ンサ22,24)と抵抗値(抵抗23)の調整により所
望の特性を得る。図12は、本実施の形態のパッシブフ
ィルタの周波数特性を示す図である。たとえば、抵抗2
3の値を小さくするとにより減衰量を大きくとることが
でき、逆に、抵抗23の値を大きくすることにより減衰
の帯域幅を広げることがでる。
【0040】ここで、上記のような回路構成のパッシブ
フィルタを、たとえば、電力線通信に適用した場合につ
いて説明する。本実施の形態では、作業性を考慮し、2
分割コアでトランスを構成する。
【0041】図13は、上記パッシブフィルタの本体外
形模式図(提供する製品の形態)である。本実施の形態
では、2分割コアでトランス21を構成することとし、
信号線を切断することなく、簡単な手順でパッシブフィ
ルタを作成する。具体的にいうと、まず、コンデンサ2
2と抵抗23による直列回路の両端に、ビニール被服等
の絶縁体でおおわれた1本のリード線をリング状に接続
する。そして、リング状のリード線を2分割コアb部の
内側溝部分にセットし、さらに当該リード線とともに信
号線を2分割コアのa部とb部で挟み込む。また、信号
線とグランドとの間にコンデンサ24を挿入する。
【0042】このように、本実施の形態においては、ト
ランス21の2次側にコンデンサ22と抵抗23による
直列回路を挿入し、さらに、信号線とグランドとの間に
コンデンサ24を挿入する回路構成とし、実際に提供す
る形態として、信号線と、コンデンサ22と抵抗23に
よる直列回路の両端を接続したリング状のリード線と、
を2分割コアで挟み込み、さらに信号線とグランドとの
間にコンデンサ24を挿入する構成とした。これによ
り、フィルタ特性、すなわち、減衰の帯域幅を、用途に
応じた抵抗値の調整で任意に変更できる。また、トラン
スを2分割コアで構成したため、フィルタの製作を容易
化できる。
【0043】なお、本実施の形態においては、説明の便
宜上、本発明のパッシブフィルタを電力線通信に適用す
ることとしたが、これに限らず、たとえば、一般の電話
回線やLAN等の通信ネットワーク等に適用することと
してもよい。また、ここでは、トランスの2次側にコン
デンサ22と抵抗23の直列回路を挿入する構成とした
が、これに限らず、たとえば、トランスの2次側にコン
デンサ22と抵抗23の並列回路を挿入する構成とした
場合においても、上記と同様の効果が得られる。この場
合、提供可能なパッシブフィルタは、図14に示す構成
をとる。
【0044】また、上記では、本実施の形態のパッシブ
フィルタを、実施の形態1の応用例として説明したが、
これに限らず、上記「トランスの2次側にコンデンサ2
2と抵抗23の直列回路を挿入した構成」および「トラ
ンスの2次側にコンデンサ22と抵抗23の並列回路を
挿入した構成」については、先に説明した実施の形態1
〜4に対しても適用可能である。
【0045】
【発明の効果】以上、説明したとおり、本発明によれ
ば、トランスの2次側に第1のコンデンサを挿入し、さ
らに、信号線とグランドとの間に第2のコンデンサを挿
入する回路構成とし、実際に提供する形態として、信号
線と、第1のコンデンサの両端を接続したリング状のリ
ード線と、を2分割コアで挟み込み、さらに信号線とグ
ランドとの間に第2のコンデンサを挿入する構成とし
た。これにより、従来よりも優れたフィルタ特性を実現
しつつ、さらに、従来と比較して大幅に製作を容易化で
きるため、製作時間の削減、ひいては人件費等のコスト
の低減を実現することができる、という効果を奏する。
また、電力線を切断することなくフィルタを設置するこ
とが可能であるため、停電の発生を回避できる、という
効果を奏する。
【0046】つぎの発明によれば、さらに、トランスと
第1のコンデンサの組み合わせを複数段構成とすること
により、通過域と阻止域の境界の傾斜を急峻にすること
ができるため、大幅にフィルタ特性を向上させることが
できる、という効果を奏する。
【0047】つぎの発明によれば、2つのトランスの2
次側にそれぞれ第1のコンデンサを挿入し、さらに、2
つのトランス間の信号線とグランドとの間に第2のコン
デンサを挿入する回路構成とした。また、実際に提供す
る形態として、信号線と第1のコンデンサの両端を接続
したリング状のリード線とを2分割コアで挟み込む処理
を、それぞれの箇所で行い、さらにコア間の信号線とグ
ランドとの間に第2のコンデンサを挿入する構成とし
た。これにより、従来よりも優れたフィルタ特性を実現
しつつ、さらに、従来と比較して大幅に製作を容易化で
きるため、製作時間の削減、ひいては人件費等のコスト
の低減を実現することができる、という効果を奏する。
また、入力/出力対称の構成としたため、双方向の信号
にも対応できる、という効果を奏する。
【0048】つぎの発明によれば、トランスの2次側に
第1のコンデンサを挿入した回路を、信号線側とグラン
ド線側にそれぞれ設ける構成とした。また、実際に提供
する形態として、信号線と第1のコンデンサの両端を接
続したリング状のリード線とを2分割コアで挟み込み、
さらにグランド線と第1のコンデンサの両端を接続した
リング状のリード線とを2分割コアで挟み込む構成とし
た。これにより、従来と比較して大幅に製作を容易化で
きるため、製作時間の削減、ひいては人件費等のコスト
の低減を実現することができる、という効果を奏する。
また、グランドの不平衡成分を吸収する構成としたた
め、さらにコモンモードに対するフィルタ特性を向上さ
せることができる、という効果を奏する。
【0049】つぎの発明によれば、トランスの2次側に
第1のコンデンサを挿入し、さらに、各信号線とグラン
ドとの間にそれぞれ第2のコンデンサ、第3のコンデン
サを挿入する回路構成とし、実際に提供する形態とし
て、相がお互いに逆となるように配置した2本の信号線
と、第1のコンデンサの両端を接続したリング状のリー
ド線と、を2分割コアで挟み込み、さらに、各信号線と
グランドとの間にそれぞれ第2のコンデンサ、第3のコ
ンデンサを挿入する構成とした。これにより、単相三線
接続に対応しつつ、さらに、製作の容易化およびコアの
小型化を図ることができる、という効果を奏する。
【0050】つぎの発明によれば、トランスの2次側に
第1のコンデンサと抵抗による直列回路を挿入し、さら
に、信号線とグランドとの間に第2のコンデンサを挿入
する回路構成とし、実際に提供する形態として、信号線
と、第1のコンデンサと抵抗の直列回路の両端を接続し
たリング状のリード線と、を2分割コアで挟み込み、さ
らに信号線とグランドとの間に第2のコンデンサを挿入
する構成とした。これにより、フィルタ特性、すなわ
ち、減衰の帯域幅を、抵抗値の調整で任意に変更でき
る、という効果を奏する。また、トランスを2分割コア
で構成したため、フィルタの製作を容易化できる、とい
う効果を奏する。
【0051】つぎの発明によれば、トランスの2次側に
第1のコンデンサと抵抗による並列回路を挿入し、さら
に、信号線とグランドとの間に第2のコンデンサを挿入
する回路構成とし、実際に提供する形態として、信号線
と、第1のコンデンサと抵抗の並列回路の両端を接続し
たリング状のリード線と、を2分割コアで挟み込み、さ
らに信号線とグランドとの間に第2のコンデンサを挿入
する構成とした。これにより、フィルタ特性、すなわ
ち、減衰の帯域幅を、抵抗値の調整で任意に変更でき
る、という効果を奏する。また、トランスを2分割コア
で構成したため、フィルタの製作を容易化できる、とい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるパッシブフィルタの実施の形
態1の回路構成を示す図である。
【図2】 実施の形態1のパッシブフィルタの本体外形
模式図である。
【図3】 本発明にかかるパッシブフィルタの実施の形
態1の回路構成(図1とは異なる)を示す図である。
【図4】 実施の形態1のパッシブフィルタの本体外形
模式図(図2とは異なる)である。
【図5】 本発明にかかるパッシブフィルタの実施の形
態2の回路構成を示す図である。
【図6】 実施の形態2のパッシブフィルタの本体外形
模式図である。
【図7】 本発明にかかるパッシブフィルタの実施の形
態3の回路構成を示す図である。
【図8】 実施の形態3のパッシブフィルタの本体外形
模式図である。
【図9】 本発明にかかるパッシブフィルタの実施の形
態4の回路構成を示す図である。
【図10】 実施の形態4のパッシブフィルタの本体外
形模式図である。
【図11】 本発明にかかるパッシブフィルタの実施の
形態5の回路構成を示す図である。
【図12】 実施の形態5のパッシブフィルタの周波数
特性を示す図である。
【図13】 実施の形態5のパッシブフィルタの本体外
形模式図である。
【図14】 実施の形態5のパッシブフィルタの本体外
形模式図である。
【図15】 従来のパッシブフィルタの回路構成を示す
図である。
【図16】 従来のパッシブフィルタの本体外形模式図
である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d パッシブフィルタ、2,
2−1,2−N,2a−1,2a−2,2b−1,2b
−2,4b−1,4b−2,11,21 トランス、
3,3−1,3−N,3a−1,3a−2,3b−1,
3b−2,5b−1,5b−2,6,6−1,6−N,
12,13,14,22,24 コンデンサ、23 抵
抗。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既存の信号線から低周波数成分だけを通
    過させるために用いられるパッシブフィルタにおいて、 トランスの一次側巻き線を利用してインダクタンス成分
    を得るとともに、当該トランスの2次側に第1のコンデ
    ンサを並列に接続するLC型の回路と、 前記LC型の回路出力の信号線とグランドとの間に挿入
    された第2のコンデンサと、 を備え、 製作時、前記第1のコンデンサの両端とリード線の両端
    とを接続することで形成したリング状のリード線を、前
    記信号線とともに2分割コアで挟み込むことで、前記ト
    ランスを構成することを特徴とするパッシブフィルタ。
  2. 【請求項2】 さらに、前記LC型の回路および第2の
    コンデンサの組み合わせを複数段にわたって接続するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のパッシブフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記LC型の回路の後段にさらにLC型
    の回路を接続し、当該2つのLC型の回路を前記第2の
    コンデンサを挟んで入出力対称に配置することを特徴と
    する請求項1に記載のパッシブフィルタ。
  4. 【請求項4】 さらに、前記2つのLC型の回路と前記
    第2のコンデンサの組み合わせを、グランド側に備える
    ことを特徴とする請求項3に記載のパッシブフィルタ。
  5. 【請求項5】 既存の信号線から低周波数成分だけを通
    過させるために用いられるパッシブフィルタにおいて、 単相三線接続の2本の信号線の相がお互いに逆となるよ
    うな一次側に2つの巻き線を有するトランスによって、
    インダクタンス成分を得るとともに、当該トランスの2
    次側に第1のコンデンサを挿入するLC型の回路と、 前記LC型の回路出力の一方の信号線とグランドとの間
    に挿入された第2のコンデンサと、 前記LC型の回路出力の他方の信号線とグランドとの間
    に挿入された第3のコンデンサと、 を備え、 製作時、前記第1のコンデンサの両端とリード線の両端
    とを接続することで形成したリング状のリード線を、お
    互いに逆相となるように配置した前記2本の信号線とと
    もに2分割コアで挟み込むことで、前記トランスを構成
    することを特徴とするパッシブフィルタ。
  6. 【請求項6】 さらに、前記第1のコンデンサに対して
    直列に抵抗を接続することを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか1つに記載のパッシブフィルタ。
  7. 【請求項7】 さらに、前記第1のコンデンサに対して
    並列に抵抗を接続することを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか1つに記載のパッシブフィルタ。
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