JP2002202889A - 予測分析装置、予測分析プログラム及びそのプログラムの記録媒体 - Google Patents

予測分析装置、予測分析プログラム及びそのプログラムの記録媒体

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JP2002202889A
JP2002202889A JP2001307179A JP2001307179A JP2002202889A JP 2002202889 A JP2002202889 A JP 2002202889A JP 2001307179 A JP2001307179 A JP 2001307179A JP 2001307179 A JP2001307179 A JP 2001307179A JP 2002202889 A JP2002202889 A JP 2002202889A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、既知データを用いて未知データの予
測を行うときにあって、予測結果を希望する結果へと変
更するためには、どうしたら良いのかということについ
て提示する機能を実現する予測分析装置の提供を目的と
する。 【解決手段】希望予測値を結果値として持つ未知デー
タに類似する既知データを特定したり、既知データに
より構築される結果値を算出するためのデータ変換機能
を使い、結果値と希望予測値との誤差を逆伝搬させる形
で学習を行うことで、希望予測値が実現される未知デー
タの属性値を算出したり、既知データにより構築され
る結果値を導出するためのアルゴリズムを使い、未知デ
ータが希望予測値を結果値として持つことになるように
とそのアルゴリズムを変更することで、希望予測値を結
果値として持つとともに、未知データの予測ルートと同
一予測ルートに従う既知データを特定して、それをユー
ザに提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、過去に蓄積された
既知データを用いて未知データの予測を行うときにあっ
て、予測結果を希望する結果へと変更するためには、ど
うしたら良いのかということについて提示する機能を実
現する予測分析装置と、その予測分析装置の実現に用い
られる予測分析プログラムと、その予測分析プログラム
を記録した記録媒体とに関する。
【0002】近年、コンピュータやインターネットの発
達により、遠隔地も含めての様々かつ大量な情報を容易
に入手可能となった。また、記憶装置の高密度化、低価
格化により、それらの得られた情報の蓄積も容易となっ
た。
【0003】例えば、流通業におけるPOS(Point Of
Sale) システムでは、全国各地の小売店の売り上げ内容
を本社コンピュータなどに集めることが可能であり、時
間と販売された商品の関係として刻々と蓄積されてい
る。この他にも、製造業における各種製造装置の条件と
製造された製品の歩留りデータや、金融業における個人
のクレジットカード使用状況や、保険業における保険使
用者の個人データと使用状況の情報など、大量の情報が
蓄積されている分野は多岐にわたる。
【0004】これらの大量の蓄積データに内在する因果
関係や規則と言った価値ある情報を、自動的かつ効率的
に抽出し、ビジネスに役立たせたいという要望が高まっ
ている。
【0005】
【従来の技術】以前より、蓄積された既知データを利用
して、統計的処理やAI、ニューラルネットワーク等を
用いて、未知データの結果を予測することは行われてき
た。
【0006】しかし、実応用の場面では、単純に未知デ
ータの予測をするだけでなく、予測結果を元に次に何を
すべきかを指示してくれることが望まれている。
【0007】例えば、製造業の場合、各種製造装置の条
件データから製造された製品が不良と予測された場合、
製造条件をどのように変更すれば、製造される製品が良
へと変化するのかを調べることが重要である。また、保
険業における保険使用者と使用状況の情報とからリスク
を調べる問題でも、例えば「危険」と予測された人に対
して、その人の状況に最も近く、かつ「安全」と予測さ
れるような条件を求めることは、重要なことである。
【0008】しかるに、従来の予測装置では、このよう
な情報を提供しておらず、感度分析による属性の結果に
対する敏感さを測定する程度にとどまっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の予
測装置では、予測結果を希望する予測値へと変更するた
めに、どのように、そして、どのくらい未知データを変
更すればよいのかについて記述する情報を提供していな
い。
【0010】これから、従来技術に従っていると、ユー
ザは、未知データについての予測結果が得られたとき
に、その予測結果が希望するものでない場合に、その予
測結果を希望する予測値へと変更するには、どのように
したらよいのかについて知ることができないという問題
点がある。
【0011】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、過去に蓄積された既知データを用いて未知デ
ータの予測を行うときにあって、予測結果を希望する結
果へと変更するためには、どうしたら良いのかというこ
とについて提示する機能を実現する新たな予測分析技術
の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の概要構成
を図示する。
【0013】図中、1は本発明を具備する予測分析装置
であって、過去に蓄積された既知データを用いて未知デ
ータの予測を行うときにあって、予測結果を希望する結
果へと変更するためには、どうしたら良いのかというこ
とについて提示する処理を行うものである。
【0014】本発明の予測分析装置1は、この処理を実
現するために、既知データ記憶部10と、予測機能生成
部11と、予測部12と、分析部13とを備える。
【0015】この既知データ記憶部10は、属性値とそ
れに対応付けられる結果値との対応関係を記述する既知
データを記憶する。
【0016】予測機能生成部11は、既知データ記憶部
10に記憶される既知データを使って、図2に示すよう
な決定木(各ノードの条件分岐を辿ることで未知データ
の結果値を予測する)や、図3に示すようなルール(各
ルールに照合することで未知データの結果値を予測す
る)や、「Y=ΣAi ×Xi ( Xi :属性値,Ai :係
数,Y:結果値)」で表されるような計算式や、MBR
(Memory-Based Reasoning)や、ニューラルネットワーク
などで構築される予測機能を生成する。
【0017】予測部12は、予測機能生成部11の生成
する予測機能により構成されるものであり、未知データ
の持つ属性値に対応付けられる結果値を予測する。
【0018】分析部13は、予測部12の予測結果を希
望する予測値へと変化させるために、未知データの持つ
属性値をどのように変更すればよいのかについて示す分
析情報を得て、それを提示する。
【0019】この分析部13は、重要な属性を使って有
効な分析情報を得るようにしたり、変更不可能な属性を
分析対象から外すことで現実問題への適用範囲を広げる
ようにするために、対話処理に従って分析対象となる属
性を設定したり、既知データにより算出される各属性の
示す重要度(MBRにより得られる各属性が結果値に与
える影響度や、構造化ニューラルネットワークの学習に
より得られるネットワーク重み等)に従って分析対象と
なる属性を自動設定する処理属性設定部14を備えるこ
とがある。
【0020】また、この分析部13は、意味のある属性
値探索範囲を使って有効な分析情報を得るようにした
り、変更不可能な属性値探索範囲を分析対象から外すこ
とで現実問題への適用範囲を広げるようにするために、
分析対象となる属性の探索範囲を設定する探索範囲設定
部15を備えることがある。
【0021】ここで、本発明の予測分析装置1の持つ機
能は具体的にはプログラムで実現されるものであり、こ
のプログラムは、計算機が読み取り可能な半導体メモリ
などの適当な記録媒体に格納することができる。
【0022】このように構成される本発明の予測分析装
置1では、予測部12により未知データの予測結果が得
られるときにあって、その予測結果がユーザの希望する
ものでない場合には、分析部13は、既知データ記憶部
10に記憶される既知データの中から、ユーザの希望す
る予測値を結果値として持つとともに、未知データの持
つ属性値に類似する属性値を持つ1つ又は複数の既知デ
ータを特定して、それを分析情報としてユーザに提示す
る。
【0023】この処理を行うときに、分析部13は、各
属性の示す重要度(MBRにより得られる各属性が結果
値に与える影響度や、構造化ニューラルネットワークの
学習により得られるネットワーク重み等)を考慮しつ
つ、未知データに類似する既知データを特定することが
ある。
【0024】そして、複数の既知データを特定するとき
にあって、それらの既知データから1つの既知データを
選択するか、それらの既知データの持つ属性値の平均値
や多数決などを施すことにより1つの既知データを算出
することで、提示対象となる1つの既知データを決定す
るように処理することがある。
【0025】このようにして、本発明の予測分析装置1
によれば、ユーザは、予測部12により未知データの予
測結果が得られるときにあって、その予測結果が自分の
希望するものでない場合に、自分の希望する予測値を結
果値として持つとともに、未知データに類似する既知デ
ータを得ることができるようになることで、予測結果を
希望する予測値へと変化させるために、未知データの持
つ属性値をどのように変更すればよいのかについて知る
ことができるようになる。
【0026】また、このように構成される本発明の予測
分析装置1では、予測部12により未知データの予測結
果が得られるときにあって、その予測結果がユーザの希
望するものでない場合には、分析部13は、既知データ
により構築される結果値を算出するためのデータ変換機
能(ニューラルネットワークや関数等)を使い、そのデ
ータ変換機能を変更させることなく、未知データの結果
値と希望予測値との誤差を逆伝搬させる形で学習を行う
ことなどにより、希望予測値が実現されることになる未
知データの持つ属性値(あるいは、その属性値への変更
量)を算出して、それを分析情報としてユーザに提示す
る。
【0027】このようにして、本発明の予測分析装置1
によれば、ユーザは、予測部12により未知データの予
測結果が得られるときにあって、その予測結果が自分の
希望するものでない場合に、希望予測値が実現されるこ
とになる未知データの持つ属性値やその属性値への変更
量を得ることができるようになることで、予測結果を希
望する予測値へと変化させるために、未知データの持つ
属性値をどのように変更すればよいのかについて知るこ
とができるようになる。
【0028】また、このように構成される本発明の予測
分析装置1では、予測部12により未知データの予測結
果が得られるときにあって、その予測結果がユーザの希
望するものでない場合には、分析部13は、既知データ
により構築される結果値を導出するためのアルゴリズム
(決定木やルール等)を使い、未知データが希望予測値
を結果値として持つことになるようにとそのアルゴリズ
ムを変更することで、希望予測値を結果値として持つと
ともに、希望予測値が実現されることになる未知データ
の予測ルートと同一予測ルートに従う1つ又は複数の既
知データを特定して、それを分析情報としてユーザに提
示する。
【0029】この処理を行うときに、分析部13は、同
一予測ルートの示す確信度についても出力することがあ
る。
【0030】そして、複数の既知データを特定するとき
にあって、それらの既知データから1つの既知データを
選択するか、それらの既知データの持つ属性値の平均値
や多数決などを施すことにより1つの既知データを算出
することで、提示対象となる1つの既知データを決定す
るように処理することがある。
【0031】このようにして、本発明の予測分析装置1
によれば、ユーザは、予測部12により未知データの予
測結果が得られるときにあって、その予測結果が自分の
希望するものでない場合に、希望予測値を結果値として
持つとともに、希望予測値が実現されることになる未知
データの予測ルートと同一予測ルートに従う既知データ
を得ることができるようになることで、予測結果を希望
する予測値へと変化させるために、未知データの持つ属
性値をどのように変更すればよいのかについて知ること
ができるようになる。
【0032】以上説明したように、本発明によれば、ユ
ーザは、未知データの予測結果が得られるときにあっ
て、その予測結果が自分の希望するものでない場合に、
予測結果を希望する予測値へと変化させるために、未知
データの持つ属性値をどのように変更すればよいのかに
ついて知ることができるようになる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。
【0034】図4に、本発明の予測分析装置1の一実施
形態例を図示する。
【0035】この図に示すように、本発明の予測分析装
置1は、端末2と、既知データ・データベース100
と、予測機能生成機構200と、ソフトウェアやハード
ウェアで構成される予測機構300と、本発明に特徴的
な処理を行う分析プログラム400とを備える。
【0036】ここで、分析プログラム400や、ソフト
ウェアで構成される予測機構300は、計算機が読み取
り可能な半導体メモリなどの適当な記録媒体に格納する
ことができる。
【0037】既知データ・データベース100は、既知
データを蓄積格納する。この既知データは、蓄積された
過去の事例データであり、そのときの条件と付随した結
果とが既知であるものであって、予測の根拠となるもの
である。
【0038】図5(a)に、どういう製造条件のときに
良品の製品が製造され、どういう製造条件のときに不良
品の製品が製造されたのかということについて記述する
既知データの一例を図示する。なお、結果は「OK」/
「NG」のような2値あるいは多値の離散的な値を示す
他に、0〜1といったようなある領域の中に含まれる連
続的な値を示すこともある。
【0039】本発明の予測分析装置1は、既知データ・
データベース100がこのような既知データを蓄積格納
するときにあって、結果値が不明である図5(b)に示
すような未知データが端末2から入力されるときに、そ
の未知データの結果値(結果フィールドの値)を予測し
て、それがユーザの希望するものと異なるときには、未
知データの持つ属性値(条件フィールドの値)をどのよ
うに変更すればよいのかについて示す分析情報を作成し
て、それを端末2に出力する処理を行う。
【0040】予測機構300は、この未知データの結果
値を予測する処理を実行するものであって、予測機能生
成機構200により構築され、例えば、図2に示したよ
うな決定木や、図3に示したようなルールや、「Y=Σ
i ×Xi ( Xi :属性値,Ai :係数,Y:結果
値)」で表されるような計算式や、MBR(Memory-Base
dReasoning)や、ニューラルネットワークなどで実現さ
れる。
【0041】この予測機構300を実現するMBRにつ
いて説明するならば、MBRでは、図6に示すように、
既知データや未知データの持つ属性が形成する多次元空
間を考えるとともに、既知データを統計処理することで
各属性の影響度を算出し、この影響度を考慮した形で、
この多次元空間における未知データと各既知データとの
間の類似度を算出する。
【0042】そして、この類似度に従って、高い類似度
の順番に従って未知データに類似する複数の既知データ
を抽出し、それらの既知データの結果値が示す確信度
(OKの結果値の確信度はこういう値で、NGの結果値
の確信度はこういう値というように、結果値のクラス毎
に定義される)を算出して、その内の最も大きい確信度
を示す結果値を未知データの結果値として予測する処理
を行う。
【0043】このときに用いる影響度の算出方法や類似
度の算出方法や確信度の算出方法としては、様々な方法
が提案されているが、例えば、本出願人が開示した特開
2000-155681 号公報に記載される算出方法を用いるが可
能である。
【0044】また、この予測機構300を実現するニュ
ーラルネットワークについて説明するならば、ニューラ
ルネットワークは、図7に示すように、入力値とそれに
対応付けられる重み値との積和値を算出して、それを関
数変換する基本ユニットが階層ネットワークなどのよう
な形態で接続されることで構成されるものである。
【0045】このように構成されるニューラルネットワ
ークは、既知データを学習データとして、図8ないし図
10に示すようなバックプロパゲーション法に従って、
内部結合に割り付けられる重みWと基本ユニットに割り
付けられるしきい値θとが学習されることで、未知デー
タの持つ属性値が入力されるときに、その未知データの
結果値を予測する処理を行う。
【0046】ここで、バックプロパゲーション法では、
図9(c)に示すように、重みやしきい値の変更に際し
て、前回の変更分を慣性項として加えることで学習時に
重みやしきい値が振動するのを防ぐようにすることがあ
る。また、図10では、基本ユニットがシグモイド関数
を使って関数変換する場合を具体例にして、バックプロ
パゲーション法を具体的に説明している。
【0047】このバックプロパゲーション法の変形例と
して、図11に示すように、重みやしきい値の更新式に
成長側抑制項Sを追加する形で学習を行う方法がある。
この成長側抑制型のバックプロパゲーション法に従う
と、大きい重みの成長が促進されるとともに、小さい重
みの成長が抑制されて縮退し、これにより、図12に示
すように、重要な重みを持つ内部結合のみが生き残るこ
とで構造化されたニューラルネットワークを構築するこ
とができるようになる。
【0048】ここで、図12に示す構造化ニューラルネ
ットワークでは、絶対値が十分に小さい値を示す重みを
持つ内部結合については表示していない。また、実線は
正の値を持つ重みを表し、破線は負の値を持つ重みを表
し、線の太さは重みの絶対値の大きさを表している。
【0049】通常のバックプロパゲーション法で学習さ
れた重みは複雑に結合してしまうために、どのような法
則性を学習したのかを理解することは難しい。これに対
して、この成長側抑制型のバックプロパゲーション法で
学習された重みは単純化されているので、どのような法
則性を学習したのかを読み取ることが可能になるという
特徴がある。
【0050】図13に、分析プログラム400の実行す
る全体的な処理についての処理フローを図示する。
【0051】分析プログラム400は、起動されると、
図13の処理フローに示すように、先ず最初に、ステッ
プ1で、既知データ・データベース100から既知デー
タを読み出し、続くステップ2で、分析対象の未知デー
タを端末2などから入力する。
【0052】続いて、ステップ3で、その入力した未知
データを予測対象として指定して、予測機構300を呼
び出すことで、その未知データの結果値を予測し、その
予測結果を端末2に提示する。
【0053】すなわち、予測機構300が図2に示した
ような決定木で構築されている場合には、未知データの
持つ属性値に従って、決定木の持つ各ノードの条件分岐
を辿ることで、未知データの結果値を予測するのであ
る。
【0054】また、予測機構300が図3に示したよう
なルールで構築されている場合には、未知データの持つ
属性値に従って、各ルールと照合を行うことで、未知デ
ータの結果値を予測するのである。
【0055】また、予測機構300が「Y=ΣAi ×X
i ( Xi : 属性値,Ai :係数,Y:結果値)」といっ
たような計算機式で構築されている場合には、未知デー
タの持つ属性値をその計算機式に代入することで、未知
データの結果値を予測するのである。
【0056】また、予測機構300が図6で説明したよ
うなMBRで構築されている場合には、各属性の影響度
を考慮した形で未知データと各既知データとの間の類似
度を算出することで、未知データに類似する複数の既知
データを抽出して、それらの既知データの結果値が示す
確信度の内の最も大きいものを特定することで、未知デ
ータの結果値を予測するのである。
【0057】また、予測機構300が図7や図12に示
したニューラルネットワークで構築されている場合に
は、未知データの持つ属性値をニューラルネットワーク
に入力させて、その入力に応答して出力される出力値を
特定することで、未知データの結果値を予測するのであ
る。
【0058】このようにして、ステップ3で、未知デー
タの結果値を予測して、それを端末2に表示すると、続
いて、ステップ4で、その表示に応答して、ユーザから
その予測値を変えて分析したいのか否かの要求が発行さ
れたのか否かを判断して、発行されない場合には、その
まま処理を終了し、発行された場合には、ステップ5に
進んで、ユーザの希望する予測値を入力する。
【0059】例えば、結果値が「OK」か「NG」を示
す場合にあって、「NG」という予測結果を提示すると
きに、ユーザがその予測結果を「OK」にするにはどう
したらよいのかを知りたい場合には「OK」を入力して
くるので、その「OK」を入力するのである。
【0060】続いて、ステップ6で、ユーザから変更属
性の設定指示があるのか否かを判断して、変更属性の設
定指示があることを判断するときには、ステップ7に進
んで、変更対象(処理対象)となる属性と、変更対象
(処理対象)とならない属性とを設定し、変更属性の設
定指示がないことを判断するときには、全ての属性を一
律に変更対象(処理対象)として扱うようにするため
に、このステップ7の処理を省略する。
【0061】分析プログラム400は、後述するよう
に、未知データの結果値をユーザの希望する予測値に変
更するために必要となる属性値の変更量を算出したり、
その希望する予測値を持つ未知データに類似する既知デ
ータを検索することにより、ユーザに対して、未知デー
タの持つ属性値をどのように変更すればよいのかについ
て示唆する処理を行う。
【0062】この処理の実行にあたって、分析プログラ
ム400は、ユーザから変更属性の設定指示がある属性
のみを変更対象(処理対象)として扱うことで、現実的
に変更不可能な属性を計算対象から外したり、重要度の
低い属性を処理対象から外すことで、現実問題への適用
範囲を広げるように処理している。これから、このステ
ップ7で、変更対象(処理対象)となる属性を設定する
のである。
【0063】この設定処理では、図14(a)に示すよ
うに、「温度1」という属性は変更対象(処理対象)と
して扱い、「温度2」という属性は変更対象(処理対
象)として扱わないというような設定を行うことになる
が、この設定処理は、ユーザとの対話により行う他に、
MBRや構造化ニューラルネットワークを用いて対話に
依らずに自動的に行うことが可能である。
【0064】すなわち、MBRを用いて自動設定する場
合には、MBRで求められる各属性の影響度(既知デー
タを統計処理することで算出され、予測対象に対してど
のくらい影響を与えるのかを示す)を使い、例えば、最
大影響度の100分の1以下の影響度を持つ属性につい
ては、予測に寄与しないことから変更対象(処理対象)
としないように設定することで行う。
【0065】なお、この影響度を算出する統計手法に
は、PCF(Per-Category Feature importance) 手法
や、CCF(Cross-Category Feature importance) 手法
や、MIC(Mutual Information Content)手法や、AC
F(Averaged Category Feature)手法や、本出願人が開
示した特開2000-155681 号公報に記載される手法などが
ある。
【0066】また、図12に示したような構造化ニュー
ラルネットワークを用いて自動設定する場合には、最前
段層を形成する入力ユニット(属性に対応付けて設けら
れて、次段層の基本ユニットに属性値を分配するユニッ
ト)の持つ重みの絶対値の総和を算出し、例えば、最大
総和値の100分の1以下の総和値を持つ入力ユニット
が入力する属性については、予測に寄与しないことから
変更対象(処理対象)としないように設定することで行
う。
【0067】このようにして、ステップ7で、変更属性
の設定を実行すると、続いて、ステップ8で、ユーザか
ら属性の探索範囲の設定指示があるのか否かを判断し
て、探索範囲の設定指示があることを判断するときに
は、ステップ9に進んで、探索範囲を設定し、探索範囲
の設定指示がないことを判断するときには、全ての属性
に対して探索範囲の制限を課さないようにするために、
このステップ9の処理を省略する。
【0068】分析プログラム400は、後述するよう
に、未知データの結果値をユーザの希望する予測値に変
更するために必要となる属性値の変更量を算出したり、
その希望する予測値を持つ未知データに類似する既知デ
ータを検索することにより、ユーザに対して、未知デー
タの持つ属性値をどのように変更すればよいのかについ
て示唆する処理を行う。
【0069】この処理の実行にあたって、分析プログラ
ム400は、ユーザから探索範囲が設定された属性につ
いては、その探索範囲に入ることを条件にして、属性を
変更したり処理対象の属性として扱うことで、現実問題
への適用範囲を広げるように処理している。これから、
このステップ9で、属性の探索範囲を設定するのであ
る。
【0070】この設定処理では、図14(b)に示すよ
うに、「温度1」という属性の探索範囲の最大値は“2
0.0”で最小値は“10.0”であるというように上下限
を設定したり、「温度2」という属性は変更対象として
設定されていないので探索範囲を設定しないようにした
り、属性値がカテゴリ値である場合には、それがとり得
るカテゴリ値を設定したり、探索結果に対して、例え
ば、 f=ε−Σ(ui −xi 2 ε:最大許容値 i :属性番号 ui :未知データ xi :既知データ という評価式を用意して、その評価値fが0以上である
場合には探索を続け、0以下の場合には探索を打ち切る
という探索範囲の制限を課する場合には、この評価式を
設定することなどの処理を行う。
【0071】このようにして、ステップ9で、属性の探
索範囲の設定を実行すると、続いて、ステップ10で、
未知データの持つ属性値をどのように変更すればユーザ
の希望する予測結果を得ることができるようになるのか
についての予測分析を行い、続くステップ11で、その
予測分析の分析結果を端末2に出力して、処理を終了す
る。
【0072】図15に、図13の処理フローのステップ
10で実行する予測分析処理の一実施形態例を図示す
る。
【0073】分析プログラム400は、図15の処理フ
ローに示す予測分析処理に入ると、先ず最初に、ステッ
プ100で、既知データ・データベース100から読み
出した既知データと、入力した分析対象の未知データ
と、予測機構300により得られた未知データの予測値
(結果値の予測値)と、その予測値を変更する形で入力
された希望予測値とを取り揃える。
【0074】続いて、ステップ101で、最大保存数l
を設定して、この最大保存数lの数分のデータを格納す
るための配列Dl を用意し、続くステップ102で、変
数jに0をセットする。
【0075】続いて、ステップ103で、変数jの値を
1つインクリメントし、続くステップ104で、変数j
の値が既知データの個数Nを超えたのか否かを判断し
て、超えたことを判断するときには、ステップ105に
進んで、保存しているl個のレコード番号の指す既知デ
ータを端末2に出力して、処理を終了する。
【0076】このとき、それらの既知データの一覧を出
力する代わりに、それらの既知データに含まれる最新の
既知データを代表として出力したり、それらの既知デー
タに規定の演算処理(数値属性の場合には平均値を算出
し、カテゴリ属性の場合には多数決をとるというような
演算処理)を施すことで求まる代表既知データを出力す
ることもある。
【0077】一方、ステップ104で、変数jの値が既
知データの個数Nを超えていないことを判断するときに
は、ステップ106に進んで、レコード番号jの指す既
知データを参照することでその結果値を特定し、続くス
テップ107で、その特定した結果値と未知データの予
測値を変更する形で入力された希望予測値とが一致する
のか否かを判断する。
【0078】この判断処理により、レコード番号jの指
す既知データの結果値と希望予測値とが一致しないこと
を判断するときには、次の既知データを処理すべくステ
ップ103に戻る。一方、一致することを判断するとき
には、ステップ108に進んで、レコード番号jの指す
既知データの持つ属性値の内に設定された探索範囲(図
13の処理フローのステップ9で設定するもの)に入ら
ないものがあるか否かを判断する。
【0079】この判断処理により、レコード番号jの指
す既知データの持つ属性値に探索範囲に入らないものが
あることを判断するときには、次の既知データを処理す
べくステップ103に戻る。一方、探索範囲に入らない
ものがないことを判断するときには、ステップ109に
進んで、レコード番号jの指す既知データの持つ属性値
i と、未知データの持つ属性値ui との間の距離d
を、例えば、 d=〔Σ(ui −xi 2 1/2 に従って算出する。
【0080】この距離dの算出にあたって、図13の処
理フローのステップ7で、処理対象となる属性と処理対
象とならない属性とを設定するときには、処理対象とな
らない属性を排除しつつ、距離dを算出するように処理
する。また、属性が数値属性のときには、例えば、それ
を区画しカテゴリ値に変換することで距離dを算出した
り、本出願人が開示した特開2000-155681 号公報に記載
されるように、既知データにより求められる標準偏差を
分母とし、属性値の差を分子とする距離定義などを使っ
て距離dを算出するように処理する。
【0081】続いて、ステップ110で、算出した距離
dが配列Dl に格納されている距離dのいずれよりも小
さいのか否かを判断して、いずれよりも小さくないこと
を判断するとき、すなわち、算出した距離dの方が大き
いことを判断するときには、次の既知データを処理すべ
くステップ103に戻る。
【0082】一方、配列Dl に格納されている距離dの
内に算出した距離dよりも大きいものがあることを判断
するときには、ステップ111に進んで、配列Dl に格
納されている距離dの内の最大のもののを捨てて、新た
に算出した距離dを配列Dlに加えるとともに、その捨
てた距離dに対応付けられる保存レコード番号を捨て
て、新たに算出した距離dに対応付けられるレコード番
号jを保存することで保存レコード番号を更新してから
ステップ103に戻る。
【0083】このようにして、分析プログラム400
は、図15の処理フローに示す予測分析処理を実行する
ときには、希望予測値を結果値として持つとともに、未
知データの持つ属性値に類似する属性値を持つl個の既
知データを特定して、それを分析結果として出力するよ
うに処理するのである。
【0084】この図15の処理フローでは、属性の重要
度を考慮することなく、レコード番号jの指す既知デー
タの持つ属性値xi と、未知データの持つ属性値ui
の間の距離dを算出したが、図16の処理フローに示す
ように、MBRで求められる各属性の影響度wi を考慮
した形の d=〔Σwi (ui −xi 2 1/2 に従って算出するようにしてもよい。ここで、このwi
として、構造化ニューラルネットワークで求められる各
属性のネットワーク重みを用いることも可能である。
【0085】図17に、図13の処理フローのステップ
10で実行する予測分析処理の他の実施形態例を図示す
る。ここで、この予測分析処理では、予測機構300が
図2に示したような決定木で構築されている場合を想定
している。
【0086】分析プログラム400は、図17の処理フ
ローに示す予測分析処理に入ると、先ず最初に、ステッ
プ100で、既知データ・データベース100から読み
出した既知データと、入力した分析対象の未知データ
と、予測機構300により得られた未知データの予測値
(結果値の予測値)と、その予測値を変更する形で入力
された希望予測値とを取り揃える。
【0087】続いて、ステップ101で、未知データの
予測値を得た決定木のパスを参照する。続いて、ステッ
プ102で、そのパスのノードを1つ上へ辿れるのか否
かを判断して、辿れないことを判断するときには、処理
を終了し、辿れることを判断するときには、ステップ1
03に進んで、未知データの予測値を得た決定木のパス
についてノードを1つ上へ辿る。
【0088】続いて、ステップ104で、その辿った先
のノードが変更対象の属性(図13の処理フローのステ
ップ7で設定するもの)に関する分岐規則について記述
しているのか否かを判断して、変更対象の属性に関する
分岐規則について記述していないことを判断するときに
は、更にノードを上へ1つ辿るべくステップ102に戻
る。
【0089】一方、ステップ104で、辿った先のノー
ドが変更対象の属性に関する分岐規則について記述して
いることを判断するときには、ステップ105に進ん
で、未知データが別の決定木パスを辿ることになるよう
にと、その分岐規則の属性記述を別のものに変更する。
【0090】続いて、ステップ106で、その変更した
属性記述が設定された探索範囲(図13の処理フローの
ステップ9で設定するもの)に入るのか否かを判断し
て、入らないことを判断するときには、更にノードを上
へ1つ辿るべくステップ102に戻る。一方、探索範囲
に入ることを判断するときには、ステップ107に進ん
で、そのノードから決定木を辿ることで未知データの結
果値を予測する。
【0091】続いて、ステップ108で、その未知デー
タの結果値が希望予測値となるのか否かを判断して、希
望予測値とならないことを判断するときには、更にノー
ドを上へ1つ辿るべくステップ102に戻る。
【0092】一方、希望予測値となることを判断すると
きには、ステップ109に進んで、その希望予測値に到
る決定木パスを辿る既知データの中から希望予測値を結
果値として持つ既知データを抽出し、続くステップ11
0で、その抽出した既知データの一覧を出力したり、そ
の抽出した既知データに含まれる最新の既知データを代
表として出力したり、その抽出した既知データに規定の
演算処理(数値属性の場合には平均値を算出し、カテゴ
リ属性の場合には多数決をとるというような演算処理)
を施すことで求まる代表既知データを出力する。
【0093】この出力にあたって、変更された決定木の
リーフに入る既知データの結果値(決定木の性質上、大
体同じ結果値になるが全て同一の結果値になるとは限ら
ない)の中から、希望予測値となるものを求めて、その
希望予測値になるものの個数と、そのリーフに入る全結
果値の個数との割合で定義される確信度を求めて、それ
を出力することがある。
【0094】このようにして、分析プログラム400
は、図17の処理フローに従う場合には、図18に示す
ように、未知データが予測されたリーフから始めて、す
ぐ上のノードへと進み、そのノードに該当する属性を変
更して予測を行うことで別のリーフへと進み、それでは
希望予測値が得られない場合には、再び上のノードへと
進むということを繰り返すことで希望予測値を得るパス
を特定し、そして、その特定したパスを辿る希望予測値
を結果値として持つ既知データを求めて、それを分析結
果として出力するように処理するのである。
【0095】図19に、図13の処理フローのステップ
10で実行する予測分析処理の他の実施形態例を図示す
る。ここで、この予測分析処理では、予測機構300が
図3に示したようなルールで構築されている場合を想定
している。
【0096】分析プログラム400は、図19の処理フ
ローに示す予測分析処理に入ると、先ず最初に、ステッ
プ100で、既知データ・データベース100から読み
出した既知データと、入力した分析対象の未知データ
と、予測機構300により得られた未知データの予測値
(結果値の予測値)と、その予測値を変更する形で入力
された希望予測値とを取り揃える。
【0097】続いて、ステップ101で、未知データの
予測値を得たルールを参照する。続いて、ステップ10
2で、そのルールを変更できるのか否かを判断して、ル
ールを変更できないことを判断するときには、処理を終
了し、ルールを変更できることを判断するときには、ス
テップ103に進んで、未知データの予測値を得たルー
ルの中から変更対象とするルール個所を1つ選択する。
【0098】続いて、ステップ104で、その選択した
ルール個所が変更対象の属性(図13の処理フローのス
テップ7で設定するもの)に関するルールについて記述
しているのか否かを判断して、変更対象の属性に関する
ルールについて記述していないことを判断するときに
は、別のルール個所を変更すべくステップ102に戻
る。
【0099】一方、ステップ104で、選択したルール
個所が変更対象の属性に関するルールについて記述して
いることを判断するときには、ステップ105に進ん
で、未知データが別のルールパスを辿ることになるよう
にと、そのルール個所の属性記述を別のものに変更す
る。
【0100】続いて、ステップ106で、その変更した
属性記述が設定された探索範囲(図13の処理フローの
ステップ9で設定するもの)に入るのか否かを判断し
て、入らないことを判断するときには、別のルール個所
を変更すべくステップ102に戻る。一方、探索範囲に
入ることを判断するときには、ステップ107に進ん
で、その変更したルールを辿ることで未知データの結果
値を予測する。
【0101】続いて、ステップ108で、その未知デー
タの結果値が希望予測値となるのか否かを判断して、希
望予測値とならないことを判断するときには、更に別の
ルール個所を変更すべくステップ102に戻る。
【0102】一方、希望予測値となることを判断すると
きには、ステップ109に進んで、その希望予測値に到
るルールパスを辿る既知データの中から希望予測値を結
果値として持つ既知データを抽出し、続くステップ11
0で、その抽出した既知データの一覧を出力したり、そ
の抽出した既知データに含まれる最新の既知データを代
表として出力したり、その抽出した既知データに規定の
演算処理(数値属性の場合には平均値を算出し、カテゴ
リ属性の場合には多数決をとるというような演算処理)
を施すことで求まる代表既知データを出力する。
【0103】この出力にあたって、変更されたルールの
結論に入る既知データの結果値(ルールの性質上、大体
同じ結果値になるが全て同一の結果値になるとは限らな
い)の中から、希望予測値になるものを求めて、その希
望予測値になるものの個数と、その結論に入る全結果値
の個数との割合で定義される確信度を求めて、それを出
力することがある。
【0104】このようにして、分析プログラム400
は、図19の処理フローに従う場合には、図20に示す
ように、例えば、一番右端のルール個所から出発して、
そのルール個所に該当する属性値を変更して予測を行
い、それが希望予測値でない場合には、次のルール個所
へと進むということを繰り返すことで希望予測値を得る
ルールを特定し、そして、その特定したルールを辿る希
望予測値を結果値として持つ既知データを求めて、それ
を分析結果として出力するように処理するのである。
【0105】図21に、図13の処理フローのステップ
10で実行する予測分析処理の他の実施形態例を図示す
る。ここで、この予測分析処理では、予測機構300が
図7に示したようなニューラルネットワークで構築され
ている場合を想定している。
【0106】分析プログラム400は、図21の処理フ
ローに示す予測分析処理に入ると、先ず最初に、ステッ
プ100で、既知データ・データベース100から読み
出した既知データと、入力した分析対象の未知データ
と、予測機構300により得られた未知データの予測値
(結果値の予測値)と、その予測値を変更する形で入力
された希望予測値とを取り揃える。
【0107】続いて、ステップ101で、予測機構30
0を構築するニューラルネットワークに未知データの持
つ属性値を入力して、Iterative Inversion 法に従うバ
ックプロパゲーション法の学習処理を実行する。
【0108】通常のバックプロパゲーション法の学習処
理では、図8ないし図10に示したように、ニューラル
ネットワークの出力する予測値と希望予測値との誤差を
ニューラルネットワーク上を逆伝搬させることで重みを
学習する処理を行うのに対して、Iterative Inversion
法に従うバックプロパゲーション法では、図22に示す
ように、学習済みのニューラルネットワークにおいて、
ニューラルネットワークの出力する予測値と希望予測値
との誤差をニューラルネットワーク上を逆伝搬させるこ
とで入力値(この場合は未知データの属性値)を学習す
る処理を行う。
【0109】これから、Iterative Inversion 法に従う
バックプロパゲーション法を実行すると、希望予測値を
実現する未知データの持つ属性値を求めることができる
ようになる。
【0110】続いて、ステップ102で、変更対象の属
性(図13の処理フローのステップ7で設定するもの)
が設定されているのか否かを判断して、変更対象の属性
が設定されている場合には、ステップ103に進んで、
Iterative Inversion 法により求まる属性値変更量に従
って、変更対象の属性のみの属性値を変更する。一方、
変更対象の属性が設定されていない場合には、ステップ
104に進んで、Iterative Inversion 法により求まる
属性値変更量に従って、未知データの持つすべて属性の
属性値を変更する。
【0111】続いて、ステップ105で、変更した属性
値が設定された探索範囲(図13の処理フローのステッ
プ9で設定するもの)に入るのか否かを判断して、入ら
ないことを判断するときには、処理を終了し、入ること
を判断するときには、ステップ106に進んで、属性値
の変更された未知データの入力に応答してニューラルネ
ットワークから出力される予測値を取得する。
【0112】続いて、ステップ107で、その取得した
予測値が希望予測値であるのか否かを判断して、希望予
測値になっていないときには、Iterative Inversion 法
による学習を進めるべくステップ101に戻り、一方、
希望予測値になっているときには、ステップ108に進
んで、Iterative Inversion 法により変更された未知デ
ータの持つ属性値を出力する。このとき、未知データの
持つ属性値そのものを出力するのではなくて、未知デー
タの持つ本来の属性値と学習により得られた属性値との
変更量を出力することがある。
【0113】このようにして、分析プログラム400
は、図21の処理フローに示す予測分析処理を実行する
ときには、希望予測値が実現されることになる未知デー
タの持つ属性値やその属性値への変更量を算出して、そ
れを分析結果として出力するように処理するのである。
【0114】図21の処理フローでは、予測機構300
が図7に示したようなニューラルネットワークで構築さ
れている場合を想定しているが、「Y=ΣAi ×Xi (
i:属性値,Ai :係数,Y:結果値)」で表される
ような計算式で構築される場合には、図23に示すよう
な逆計算法を用いて、希望予測値が実現されることにな
る未知データの持つ属性値やその属性値への変更量を算
出することになる。
【0115】(付記1)属性値とそれに対応付けられる
結果値との対応関係を記述する既知データを利用して、
未知データの持つ属性値に対応付けられる結果値を予測
する予測部と、上記予測部の予測結果を希望する予測値
へと変化させるために、未知データの持つ属性値をどの
ように変更すればよいのかについて示す分析情報を得
て、それを提示する分析部とを備えることを、特徴とす
る予測分析装置。
【0116】(付記2)付記1に記載される予測分析装
置において、上記分析部は、上記分析情報として、希望
予測値を結果値として持つとともに、未知データの持つ
属性値に類似する属性値を持つ1つ又は複数の既知デー
タを特定するように処理することを、特徴とする予測分
析装置。
【0117】(付記3)付記2に記載される予測分析装
置において、上記分析部は、各属性の示す重要度を考慮
しつつ、未知データに類似する既知データを特定するよ
うに処理することを、特徴とする予測分析装置。
【0118】(付記4)付記3に記載される予測分析装
置において、上記分析部は、上記重要度として、MBR
法により得られる各属性が結果値に与える影響度を用い
るように処理することを、特徴とする予測分析装置。
【0119】(付記5)付記3に記載される予測分析装
置において、上記分析部は、上記重要度として、構造化
ニューラルネットワークの学習により得られるネットワ
ーク重みを用いるように処理することを、特徴とする予
測分析装置。
【0120】(付記6)付記2ないし5のいずれか1項
に記載される予測分析装置において、上記分析部は、複
数の既知データを特定するときにあって、該既知データ
から1つの既知データを選択するか、規定の演算に従っ
て該既知データから1つの既知データを算出すること
で、提示対象となる1つの既知データを決定するように
処理することを、特徴とする予測分析装置。
【0121】(付記7)付記1に記載される予測分析装
置において、上記分析部は、上記分析情報として、希望
予測値が実現されることになる未知データの持つ属性
値、あるいは、該属性値への変更量を算出するように処
理することを、特徴とする予測分析装置。
【0122】(付記8)付記7に記載される予測分析装
置において、上記分析部は、既知データにより構築され
る結果値を算出するためのデータ変換機能を使い、該デ
ータ変換機能を変更させることなく、未知データの結果
値と希望予測値との誤差を逆伝搬させる形で学習を行う
ことで、希望予測値が実現されることになる未知データ
の持つ属性値、あるいは、該属性値への変更量を算出す
るように処理することを、特徴とする予測分析装置。
【0123】(付記9)付記1に記載される予測分析装
置において、上記分析部は、上記分析情報として、希望
予測値を結果値として持つとともに、希望予測値が実現
されることになる未知データの予測ルートと同一予測ル
ートに従う1つ又は複数の既知データを特定するように
処理することを、特徴とする予測分析装置。
【0124】(付記10)付記9に記載される予測分析
装置において、上記分析部は、上記同一予測ルートの示
す確信度についても出力するように処理することを、特
徴とする予測分析装置。
【0125】(付記11)付記9又は10に記載される
予測分析装置において、上記分析部は、既知データによ
り構築される結果値を導出するためのアルゴリズムを使
い、未知データが希望予測値を結果値として持つことに
なるようにと該アルゴリズムを変更しつつ、上記同一予
測ルートに従う既知データを特定するように処理するこ
とを、特徴とする予測分析装置。
【0126】(付記12)付記9ないし11のいずれか
1項に記載される予測分析装置において、上記分析部
は、複数の既知データを特定するときにあって、該既知
データから1つの既知データを選択するか、規定の演算
に従って該既知データから1つの既知データを算出する
ことで、提示対象となる1つの既知データを決定するよ
うに処理することを、特徴とする予測分析装置。
【0127】(付記13)付記1ないし12のいずれか
1項に記載される予測分析装置において、上記分析部
は、上記分析情報を得るにあたって、分析対象となる属
性を設定して、その設定した分析対象属性の属性値を使
って、上記分析情報を得るように処理することを、特徴
とする予測分析装置。
【0128】(付記14)付記13に記載される予測分
析装置において、上記分析部は、対話処理に従って、分
析対象となる属性を設定するように処理することを、特
徴とする予測分析装置。
【0129】(付記15)付記13に記載される予測分
析装置において、上記分析部は、既知データにより算出
される各属性の示す重要度に基づいて、分析対象となる
属性を設定するように処理することを、特徴とする予測
分析装置。
【0130】(付記16)付記15に記載される予測分
析装置において、上記分析部は、上記重要度として、M
BR法により得られる各属性が結果値に与える影響度を
用いるように処理することを、特徴とする予測分析装
置。
【0131】(付記17)付記15に記載される予測分
析装置において、上記分析部は、上記重要度として、構
造化ニューラルネットワークの学習によ得られるネット
ワーク重みを用いるように処理することを、特徴とする
予測分析装置。
【0132】(付記18)付記1ないし17のいずれか
1項に記載される予測分析装置において、上記分析部
は、上記分析情報を得るにあたって、属性値の探索範囲
を設定して、その設定した探索範囲に入ることを条件に
しつつ、上記分析情報を得るように処理することを、特
徴とする予測分析装置。
【0133】(付記19)属性値とそれに対応付けられ
る結果値との対応関係を記述する既知データを利用し
て、未知データの持つ属性値に対応付けられる結果値を
予測する処理と、上記予測結果を希望する予測値へと変
化させるために、未知データの持つ属性値をどのように
変更すればよいのかについて示す分析情報を得て、それ
を提示する処理とをコンピュータに実行させるための予
測分析プログラム。
【0134】(付記20)属性値とそれに対応付けられ
る結果値との対応関係を記述する既知データを利用し
て、未知データの持つ属性値に対応付けられる結果値を
予測する処理と、上記予測結果を希望する予測値へと変
化させるために、未知データの持つ属性値をどのように
変更すればよいのかについて示す分析情報を得て、それ
を提示する処理とをコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを記録した予測分析プログラムの記録媒体。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザは、未知データの予測結果が得られるときにあっ
て、その予測結果が自分の希望するものでない場合に、
自分の希望する予測値を結果値として持つとともに、未
知データに類似する既知データを得ることができるよう
になることで、予測結果を希望する予測値へと変化させ
るために、未知データの持つ属性値をどのように変更す
ればよいのかについて知ることができるようになる。
【0136】そして、本発明によれば、ユーザは、未知
データの予測結果が得られるときにあって、その予測結
果が自分の希望するものでない場合に、希望予測値が実
現されることになる未知データの持つ属性値やその属性
値への変更量を得ることができるようになることで、予
測結果を希望する予測値へと変化させるために、未知デ
ータの持つ属性値をどのように変更すればよいのかにつ
いて知ることができるようになる。
【0137】そして、本発明によれば、ユーザは、未知
データの予測結果が得られるときにあって、その予測結
果が自分の希望するものでない場合に、希望予測値を結
果値として持つとともに、希望予測値が実現されること
になる未知データの予測ルートと同一予測ルートに従う
既知データを得ることができるようになることで、予測
結果を希望する予測値へと変化させるために、未知デー
タの持つ属性値をどのように変更すればよいのかについ
て知ることができるようになる。
【0138】このようにして、本発明によれば、ユーザ
は、未知データの予測結果が得られるときにあって、そ
の予測結果が自分の希望するものでない場合に、予測結
果を希望する予測値へと変化させるために、未知データ
の持つ属性値をどのように変更すればよいのかについて
知ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要構成図である。
【図2】決定木の説明図である。
【図3】ルールの説明図である。
【図4】本発明の一実施形態例である。
【図5】既知データ/未知データの説明図である。
【図6】MBRの説明図である。
【図7】ニューラルネットワークの説明図である。
【図8】バックプロパゲーション法の説明図である。
【図9】バックプロパゲーション法の説明図である。
【図10】バックプロパゲーション法の説明図である。
【図11】成長側抑制型のバックプロパゲーション法の
説明図である。
【図12】構造化ニューラルネットワークの説明図であ
る。
【図13】分析プログラムの実行する全体的な処理につ
いての処理フローである。
【図14】変更属性の設定処理の説明図である。
【図15】予測分析処理の一実施形態例である。
【図16】予測分析処理の他の実施形態例である。
【図17】予測分析処理の他の実施形態例である。
【図18】予測分析処理の説明図である。
【図19】予測分析処理の他の実施形態例である。
【図20】予測分析処理の説明図である。
【図21】予測分析処理の他の実施形態例である。
【図22】Iterative Inversion 法の説明図である。
【図23】逆計算法の説明図である。
【符号の説明】
1 予測分析装置 10 既知データ記憶部 11 予測機能生成部 12 予測部 13 分析部 14 処理属性設定部 15 探索範囲設定部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 属性値とそれに対応付けられる結果値と
    の対応関係を記述する既知データを利用して、未知デー
    タの持つ属性値に対応付けられる結果値を予測する予測
    部と、 上記予測部の予測結果を希望する予測値へと変化させる
    ために、未知データの持つ属性値をどのように変更すれ
    ばよいのかについて示す分析情報を得て、それを提示す
    る分析部とを備えることを、 特徴とする予測分析装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載される予測分析装置にお
    いて、 上記分析部は、上記分析情報として、希望予測値を結果
    値として持つとともに、未知データの持つ属性値に類似
    する属性値を持つ1つ又は複数の既知データを特定する
    ように処理することを、 特徴とする予測分析装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載される予測分析装置にお
    いて、 上記分析部は、上記分析情報として、希望予測値が実現
    されることになる未知データの持つ属性値、あるいは、
    該属性値への変更量を算出するように処理することを、 特徴とする予測分析装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載される予測分析装置にお
    いて、 上記分析部は、既知データにより構築される結果値を算
    出するためのデータ変換機能を使い、該データ変換機能
    を変更させることなく、未知データの結果値と希望予測
    値との誤差を逆伝搬させる形で学習を行うことで、希望
    予測値が実現されることになる未知データの持つ属性
    値、あるいは、該属性値への変更量を算出するように処
    理することを、 特徴とする予測分析装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載される予測分析装置にお
    いて、 上記分析部は、上記分析情報として、希望予測値を結果
    値として持つとともに、希望予測値が実現されることに
    なる未知データの予測ルートと同一予測ルートに従う1
    つ又は複数の既知データを特定するように処理すること
    を、 特徴とする予測分析装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載される予測分析装置にお
    いて、 上記分析部は、既知データにより構築される結果値を導
    出するためのアルゴリズムを使い、未知データが希望予
    測値を結果値として持つことになるようにと該アルゴリ
    ズムを変更しつつ、上記同一予測ルートに従う既知デー
    タを特定するように処理することを、 特徴とする予測分析装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項に記載
    される予測分析装置において、 上記分析部は、上記分析情報を得るにあたって、分析対
    象となる属性を設定して、その設定した分析対象属性の
    属性値を使って、上記分析情報を得るように処理するこ
    とを、 特徴とする予測分析装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項に記載
    される予測分析装置において、 上記分析部は、上記分析情報を得るにあたって、属性値
    の探索範囲を設定して、その設定した探索範囲に入るこ
    とを条件にしつつ、上記分析情報を得るように処理する
    ことを、 特徴とする予測分析装置。
  9. 【請求項9】 属性値とそれに対応付けられる結果値と
    の対応関係を記述する既知データを利用して、未知デー
    タの持つ属性値に対応付けられる結果値を予測する処理
    と、 上記予測結果を希望する予測値へと変化させるために、
    未知データの持つ属性値をどのように変更すればよいの
    かについて示す分析情報を得て、それを提示する処理と
    をコンピュータに実行させるための予測分析プログラ
    ム。
  10. 【請求項10】 属性値とそれに対応付けられる結果値
    との対応関係を記述する既知データを利用して、未知デ
    ータの持つ属性値に対応付けられる結果値を予測する処
    理と、 上記予測結果を希望する予測値へと変化させるために、
    未知データの持つ属性値をどのように変更すればよいの
    かについて示す分析情報を得て、それを提示する処理と
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    た予測分析プログラムの記録媒体。
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