JP2002199418A - 画質評価方法 - Google Patents

画質評価方法

Info

Publication number
JP2002199418A
JP2002199418A JP2001303281A JP2001303281A JP2002199418A JP 2002199418 A JP2002199418 A JP 2002199418A JP 2001303281 A JP2001303281 A JP 2001303281A JP 2001303281 A JP2001303281 A JP 2001303281A JP 2002199418 A JP2002199418 A JP 2002199418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image quality
quality evaluation
picture
evaluation method
transition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001303281A
Other languages
English (en)
Inventor
Christian Unruh
ウンルー、クリスチャン
Miguel Estevez
エステベス、ミゲル
Peter Wagner
ワグナー、ペーター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Deutschland GmbH
Original Assignee
Sony International Europe GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony International Europe GmbH filed Critical Sony International Europe GmbH
Publication of JP2002199418A publication Critical patent/JP2002199418A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる前処理及び/又は後処理及び異なる符
号化及び/又は復号処理に基づく、主観的な画質の評価
と同等の評価を行う。 【解決手段】 離散復号ピクチャ内の歪みに関する情報
(ARI:MSDS)及びピクチャの離散符号化に使用
された符号化に関する情報(CRI:MQuan )に
基づいて、画質評価関数(PQRF:PQRF−B)を
算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画質評価関数を算
出することにより、離散復号されたピクチャの画質を評
価する画質評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】JPEG又はMPEGのようなピクチャ
符号化/圧縮標準規格は、ブロック単位の離散コサイン
変換(discrete cosine transformation:以下、DCT
という。)符号化に基づいている。したがって、符号化
された画像において、例えばブロック歪み(blocking a
rtefact)又はリンギング歪み(ringing artefact)等
の画質の劣化が生じる。
【0003】このような画質の劣化を改善するための手
法として、例えば、1999年2月に発行された「ビデ
オ技術のための回路システムに関するIEEEトランザ
クション第9巻1号(IEEE Transactions on Circuit S
ystems For Video Technology, Vol. 9, No. 1)」の第
161〜171頁に記載されているエイチ・ダブリュー
・パーク(H.W.Park)及びワイ・エル・リー(Y.L Le
e)著「量子化雑音の低減及び低ビットレート動画符号
化のための後処理法(A Postprocessing MethodFor Red
ucing Quantization Effects And Low Bit-Rate Moving
Picture Coding)」及び1995年4月に発行された
「ビデオ技術のための回路システムに関するIEEEト
ランザクション第5巻2号(IEEE Transactions on Cir
cuit Systems For Video Technology, Vol.5, No.2)」
の第74〜82頁に記載されているエス・ミナミ(S.Mi
naini)及びエー・ザクホー(A.Zakhor)著「変換コー
ディングにおけるブロック雑音の除去のための最適化処
理(An Optimization Approach for Removing Blocking
Effects in Tranform Coding)」等が提案されてい
る。
【0004】特に、エイチ・ダブリュー・パークらによ
る後処理法によれば、ブロック歪みは水平方向及び垂直
方向の1次元のローパスフィルタリングにより改善さ
れ、リンギング歪みは、2次元の信号適応型フィルタリ
ング(two-dimensional signal-adaptive filtering)
により改善される。エス・ミナミらの論文では、このよ
うなブロック歪みを取り除くための復元技術により、画
像が不必要に不鮮明になる(blurring)ことを指摘し、
2つの隣接するブロックにおける隣接する画素の値間の
相関値を利用する新たな手法が提案されている。この手
法は、2つの隣接するブロックのDCT係数の量子化に
より、隣接する2つのブロック間の傾きの平均2乗差
(mean squared difference of slope:以下、MSDS
という。)及び各2つのブロックの境界の傾きの平均値
の期待値(expected value)が高くなるという理論的及
び経験的な観察に基づいている。このような値の増加量
は、許容される全ての逆量子化係数による変換された係
数の量子化間隔(quantizationintervals)の幅に依存
しているため、このMSDSを最も適切に低減すると期
待されるDCT係数の組が、ブロック歪みを最も効果的
に改善すると予想される。
【0005】ビデオ信号を伝送及び/又は記録するシス
テムを評価するためには、データレートの変化ととも
に、再生される動画の主観的な画質が考察される。しか
しながら、このような主観的な判定は、多大な労力を必
要とするため、異なる客観的モデル、すなわちコンピュ
ータシステムにおいて実現され、人間の判断によらずに
画質を評価するアルゴリズムが開発され、これにより、
符号化法及び/又は復号法とともに異なる前処理及び/
又は後処理を決定して、画像を向上させる技術が開発さ
れている。
【0006】1998年第18回テレビジョン及び映像
技術学会、エアフルトシンポジウム会報(18. Jabresta
gung der Fernseh- und Kino-technischen Gesellschaf
t, Erfurt. Tagungsband )第518〜527頁に記載
の、エフ・フェクター(F. Fechter)著「画質の客観的
判定のためのヒューリスティック最適化モデル(Ein he
uristisch optimiertes Modell zur objektiven Beurte
ilung der Qualitat komprimierter Bildfolgen)」に
は、評価すべきピクチャをオリジナルのピクチャと比較
することにより、圧縮画像の画質を客観的に評価し、こ
のモデルを主観的テストにより導き出されたデータによ
り最適化するモデルが開示されている。
【0007】さらに、1998年第18回テレビジョン
及び映像技術学会、エアフルトシンポジウム会報(18.
Jabrestagung der Fernseh- und Kino-technischen Ges
ellschaft, Erfurt. Tagungsband )第505〜517
頁に記載の、エム・トローバーク(M. Trauberg)著
「MPEG符号かされた画像の画質測定−用途及び方法
(Qualitatsmessung von MPEG-codierten Bildfolgen -
Anwendung und Verfahren)」には、処理されたピクチ
ャのみを分析し、オリジナルのピクチャに関する情報を
用いることなく、ピクチャにおける画質の劣化を評価す
る、MPEGに基づく伝送システムにおける画質モニタ
リング方法が開示されている。この手法では、隣接する
画素間の差分は、符号化されたブロック内において縮小
され、ブロックの境界においては統計的に拡大される可
能性が高いという知識に基づき、統計的なブロック歪み
指示情報(stastical blocking indicator)を判定す
る。この手法では、MPEG符号化により生じる画質の
劣化の度合いの測定値である統計的なブロック歪み指示
情報を算出するために、隣接する画素の振幅値を数値と
して見積もる。しかしながら、算出された統計的なブロ
ック歪み指示情報は、実際にはブロック歪みがない位置
に誤ってブロック歪みがあるような指示を行うおそれが
あり、これにより、ブロック歪み除去フィルタ(de-blo
cking filter)が誤って適用され、逆に画質が劣化して
しまう、すなわち画像の不鮮明化(smearing)が引き起
こってしまうことがあった。このように、統計的なブロ
ック歪み指示情報は、ピクチャ内においてブロックの境
界がある位置を明確に識別するものであり、したがっ
て、統計的なブロック歪み指示情報は、主にブロック−
グリッド検出(block-grid-detection)の結果を指示す
ることとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オリジ
ナルの信号を参照信号として使用することなく画質を評
価するこの手法は、デジタル処理されたデータの主観的
な画質の評価から大きくかけ離れてしまうことがある。
さらに、特にMPEG符号化の結果生じた画質の劣化の
みが評価されるため、対応するMPEG符号化されたピ
クチャに関しては、ソースの異なるピクチャの評価のみ
しか行うことができず、例えば同じピクチャに対して行
われた異なる前処理及び/又は後処理及び符号化/復号
処理に関する評価を行うことができない。
【0009】本発明は上述の課題に鑑みてなされたもの
であり、MPEG符号化の結果生じた画質の劣化を反映
するのみならず、異なる前処理及び/又は後処理及び異
なる符号化及び/又は復号処理に基づく主観的な画質の
評価と同等の評価を実現できる画質評価方法を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る画質評価方法は、離散復号ピクチャ
の画質を評価する画質評価方法であって、離散復号ピク
チャ内の歪みに関する情報(ARI:MSDS)及びピ
クチャの離散符号化に使用された符号化に関する情報
(CRI:MQuant)に基づいて、画質評価関数
(PQRF:PQRF−B)を算出するステップを有す
る。
【0011】本発明に基づく画質評価方法は、MPEG
符号化されたピクチャのみではなく、離散符号化及び離
散復号された全ての種類のピクチャに適用することがで
きる。さらに、これら2つの客観的な特徴を組み合わせ
ることにより、本発明に基づく画質評価方法は、デジタ
ル処理されたデータに対する主観的な評価と略々同等の
評価を行うことができる。
【0012】さらに、歪みに関する情報(ARI)は、
不連続性の基準(MSDS)であり、符号化に関する情
報は、換算係数(MQuant)であってもよい。この
場合、復号ピクチャにおいて客観的に測定可能な基準
は、主観的な画質の評価における最も重要な、無意識に
考慮される特徴が反映されるように選択される。
【0013】さらに、換算係数(MQuant)は、ピ
クチャの離散符号化に使用されたビット数に基づいて、
離散符号化されたピクチャから導き出してもよい。この
ビット数は、異なる符号化処理について予め設定された
値及び/又はピクチャデータとともに伝送される及び/
又はピクチャデータから直接導き出される値であるた
め、換算係数は、MPEGビットストリームから独立し
て判定することができ、したがって、本発明に基づく画
質評価関数は、元の信号を参照することなく、算出する
ことができる。したがって、本発明により、基準信号を
用いることなく画質評価を行うことができ、さらに従来
の手法に比べてより単純な演算で画質評価を行うことが
できる。さらに、オンライン方式又はオンザフライ方式
による実現も可能である。もちろん、本発明は、離散コ
サイン変換に基づくMPEG符号化の場合におけるMP
EGビットストリームからの換算係数の抽出と同様に、
受信ビットストリームから符号化に関連する情報を抽出
できる限り、離散コサイン変換に基づかない変換処理を
行う離散符号化処理にも適応することができる。
【0014】これに代えて又はこれに加えて、不連続性
の基準(MSDS)は、離散復号されたピクチャにおい
て隣接するブロック間の遷移の評価に基づいて決定され
てもよい。さらに、この場合、隣接するブロック間の遷
移の評価は、隣接するブロック間の遷移における少なく
とも1つの各メイングラジエント及び少なくとも1つの
各サブグラジエントに基づいて行われてもよい。
【0015】この場合、本発明は、エス・ミナミ及びエ
ー・ザクホー著「変換コーディングにおけるブロック雑
音の除去のための最適化処理」に開示されている不連続
基準を用いる。
【0016】さらに、隣接するブロック間の遷移の評価
は、隣接するブロック間の遷移における全てのメイング
ラジエント及びメイングラジエントに隣接する各サブグ
ラジエントの補間値の2乗差の和に基づいて行ってもよ
い。
【0017】これにより、主観的な観察に非常に近似し
たピクチャ内の不連続性の判定に関する信頼性の高い客
観的な判断基準が提供される。特に、この手法は、境界
における変化がブロック内の変化より大きい場合にのみ
ブロック境界の視覚的影響を考慮する。したがって、ブ
ロック境界における急な傾きも、望まれたものあれば、
すなわち、サブグラジエントが同様の傾きの値を有して
いる場合、符号化歪みとみなされることはない。
【0018】さらに、隣接するブロック間の遷移の評価
は、該隣接するブロック間の全ての遷移の和に基づいて
行ってもよい。この場合、ピクチャ全体の不連続性の基
準が生成される。
【0019】本発明に基づく画質評価関数(PQRF−
B)は、水平方向の遷移及び垂直方向の遷移について個
別に求めてもよい。
【0020】さらに、この画質評価関数は、換算係数
(MQuant)がピクチャにおける高い相関性を示す
とき、最高の画質を示し、及び/又は不連続性の基準
(MSDS)が低い不連続性を示すとき、最高の画質を
示すように設定してもよい。
【0021】さらに、画質評価関数は、不連続性の基準
(MSDS)に基づく第1の関数と、換算係数(M
Quant)に基づく第2の関数の和を表すものであっ
てもよい。これら2つの関数をそれぞれ個別に判定し、
画質を評価してもよい。この手法では、伝送側、すなわ
ち伝送チェインにおけるエンコーダ側で画質の評価を行
う場合、換算係数に依存する第2の関数をエンコーダか
ら容易に導出することができ、復号されたピクチャから
判定する必要がないため、この手法はエンコーダ側にお
ける画質の評価に用いて特に有効である。
【0022】さらに、これらの第1及び第2の関数は、
k及びγを換算係数とし、dをオフセットとして、f
(x)=k・e−x/γ+dにより表される構造を有し
ていてもよい。
【0023】この場合、第1の関数をf(MSDS)
=100・e−MSDS/1000として定義し、第2
の関数をf(MQuant)=100・e
−MQuant /5として定義してもよい。
【0024】これにより、主観的検査と同じ傾向を有す
る画質評価関数が得られる。換言すれば、これにより導
き出される画質評価関数により、検査された処理が他の
処理に比べて優れているか劣っているかについて、明確
な回答が得られる。
【0025】本発明に基づいて算出される画質評価関数
は、例えば離散コサイン変換関数に適用されるが、上述
のように、この他の関数にも適用することができる。
【0026】また、本発明は、上述の画質評価方法を用
いて最適な離散ピクチャ復号処理及び/又は後処理を選
択し、又は精度を判定する処理選択方法を提供する。あ
るいは、本発明は、上述の画質評価方法を用いて最適な
離散ピクチャ符号化処理及び/又は前処理を選択し、又
は精度を判定する処理選択方法を提供する。
【0027】さらに、本発明は、上述の課題を解決する
ために、コンピュータにより実行されて、上述した方法
における各ステップを実行するコンピュータプログラム
を備えるコンピュータプログラム製品を提供する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画質評価方法
について、添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0029】図1は、本発明に基づく画質評価方法の第
1の具体例、すなわち本発明に基づく画質評価法を用い
て、例えば画像/シーケンスの符号化歪み(coding art
efacts)を改善するための適切な後処理を決定する画質
評価装置を示す図である。概略的には、後処理制御回路
1は、制御パラメータ(control parameter:CP)を
フィルタ2に供給し、フィルタ2は、この制御パラメー
タCPとともに入力ピクチャ信号Pinを受け取り、符
号化歪みの軽減のための適切な処理を決定し、これによ
り画質が向上されたピクチャ信号Poutを出力する。
後処理制御モジュール1には、入力ピクチャ信号Pin
と、符号化関連情報(coding related Information:C
RI)も供給されており、後処理制御モジュール1は、
本発明に基づく画質評価処理を行い、この処理により制
御パラメータCPを生成し、この制御パラメータCPに
より符号化歪み軽減のための適切な処理が決定される。
適切な処理の決定とは、例えば、ピクチャ毎の強い又は
弱いフィルタの適応及び/又は水平方向及び垂直方向の
各ブロック境界又はこれらの選択されたグループに対す
る適切なフィルタの選択等である。また、後処理制御回
路1にユーザ制御信号用の入力端子を設け、ユーザによ
り指定されたパラメータに基づいて、制御パラメータC
Pを決定するようにしてもよい。
【0030】これに代えて、それぞれ異なる符号化歪み
軽減処理により既に処理された複数のピクチャを示す信
号を後処理制御回路1に供給し、どの入力ピクチャの画
質が最も優れているかを判定し、その判定の結果をユー
ザに示すようにしてもよい。
【0031】図1に示す後処理制御回路1の詳細な構成
を図2に示す。後処理制御回路1は、後述する第1の具
体例として示す画質評価関数器3aと、歪み測定器4
と、ユーザ指定パラメータ生成器5とを備える。上述の
ように、ユーザ指定パラメータ生成器5は、特に設けな
くてもよい。歪み測定器4は、入力ピクチャ信号Pin
を受け取り、歪み関連情報(artefact-related informa
tion:ARI)を算出し、この歪み関連情報ARIを画
質評価関数器3aの第1の入力パラメータとして画質評
価関数器3aに供給する。さらに、画質評価関数器3a
には、第2のパラメータとして、符号化関連情報CRI
も供給されており、画質評価関数器3aは、これに基づ
いて、制御パラメータCPを算出する。上述のように、
フィルタ2は、この制御パラメータCPに基づいて、符
号化歪み軽減のための適切な処理を選択する。後処理回
路1は切換スイッチ6を備えており、この切換スイッチ
6は、制御パラメータCPをユーザ指定のパラメータと
することができる場合に、この制御パラメータCPとし
て、画質評価関数器3aの出力信号を出力するか、ユー
ザ指定パラメータ生成器5の出力信号を出力するかを選
択的に切換えるために使用される。ユーザ指定のパラメ
ータは、ユーザの制御に基づいて選択される。
【0032】図3は、本発明に基づく画質評価関数器の
第2の具体例である画質評価関数器3bの構成を示す図
である。図2に示す第1の画質評価関数器3aとは異な
り、この画質評価関数器3bは、制御パラメータCPを
算出するために使用される符号化関連情報CRI及び歪
み関連情報ARIは、各信号の値のみで表されているの
ではなく、N+1信号値、すなわち符号化関連情報は、
〜cにより表され、歪み関連情報は、a〜a
により表されている。
【0033】もちろん、本発明の第1及び第2の具体例
として示す画質評価関数器3b及び画質評価関数器3b
を組み合わせてもよく、或いはN及びMを0を含む正の
整数として、符号化関連情報がN+1個のパラメータを
有し、歪み関連情報がM+1個のパラメータを有してい
てもよい。
【0034】これにより、本発明によれば、数値として
示される制御パラメータCPは、ビットストリーム及び
/又は特定の種類の歪みに対して算出された基準値(cr
iteria)から抽出することができる情報のみに基づく画
質評価関数(picture quality rating function:PQ
RF)により算出することができる。この数値は、画質
を表すとともに、対応するピクチャに対する主観的な分
析により実現される評価と同じ評価を反映するものであ
る。入力データに依存する情報(dependencies)すなわ
ち、符号化関連情報及び歪み関連情報は、この評価関数
を適用すべき特定の種類の歪みに高い相関性を有してい
る。したがって、入力データを単一の数値に対応させる
環境を提供することにより、異なる種類の歪みに対する
異なる画質評価関数を設計することができる。画質評価
関数は、包括的には、図3を用いて説明したように、以
下のような式で表すことができる。 PQRF=f(符号化関連情報,歪み関連情報) 図4は、本発明に基づく画質評価関数の第3の具体例を
適用した画質評価関数器3cの構成を示す。この画質評
価関数器3cは、ブロック歪みに適用される。この画質
評価関数器3cは、ブロック歪みを軽減/除去するため
の異なるアルゴリズムを評価するために適用することが
でき、特定の歪みに関する正確な情報を用いて、この特
定の情報を符号化することにより設計することができ
る。このため、この画質評価関数をPQRF−Bと表
す。この場合、歪み関連情報は、傾きの平均2乗差(me
an squared difference of slope:MSDS)の修正さ
れた形式により生成される。MSDSについては、上述
のエス・ミナミ(S.Minaini)及びエー・ザクホー(A.Z
akhor)著「変換コーディングにおけるブロック雑音の
除去のための最適化処理(An Optimization Approach f
or Removing Blocking Effects in Tranform Codin
g)」に開示されている。さらに、ブロックの符号化に
必要なビットに直接依存する量子化処理の換算係数M
Quantにより、PQRF−B用の符号化固有の情報
が生成される。
【0035】2つの入力値の関数である画質評価関数器
3cのPQRF−Bは、好ましくは、以下に示すよう
に、1つの入力値にそれぞれ依存する2つの関数の和で
ある。 PQRF−B=f(MSDS,MQuant)=f
(MSDS)+f(M uant) 以下では、不連続MSDSの定義について説明し、続い
て換算係数MQuan について説明する。
【0036】ブロック境界を挟んで隣り合う2つの画素
間の傾きは、画素値の変化を示し、したがって、ブロッ
ク歪みが存在するか否かの判定に使用することができ
る。しかしながら、それぞれ異なるブロックに含まれる
2つの隣り合う画素の傾きが比較的高い値を示している
が、ブロック歪みが存在しないような場合には、画質の
低下は認められない。したがって、上述のように、本発
明は、ブロック境界における傾き(本明細書では、メイ
ングラジエント(main gradient)という。)を観察す
るのみではなく、メイングラジエントに先行及び後続す
る傾き(本明細書では、サブグラジエント(sub-gradie
nts)という。)についても観察する。
【0037】図5(a)は、画素値の正常な傾き(regu
lar gradients)を有する、隣接するブロック間の境界
を示し、図5(b)は、異常な傾き(irregular gradie
nts)、すなわち、メイングラジエントがサブグラジエ
ントよりかなり大きい場合を示す。すなわち、図5
(b)は、隣接する2つのブロック間でブロック歪みが
発生していることを示している。
【0038】上述のように、メイングラジエントのみに
基づいてはブロック歪みを高い信頼度で判定することが
できないため、本発明では、好ましくは、エス・ミナミ
及びエー・ザクホー著「変換コーディングにおけるブロ
ック雑音の除去のための最適化処理」に記述されている
ように、メイングラジエントと、メイングラジエントに
隣接する2つのサブグラジエントの補間値との2乗差を
算出することによりMSDSを算出する。さらに好まし
くは、2つの隣接するブロックの境界における全ての画
素により、ブロッキング歪みが発生しているか否かを判
定する。例えば、図6に示すように、8×8画素のブロ
ック間の遷移用のMSDSの算出のために32個の画素
の遷移を調べる。すなわち、垂直方向の遷移について
は、境界に隣接するそれぞれのブロックの2つの列を使
用し、水平方向の遷移については、境界に隣接するそれ
ぞれのブロックの2つの行を使用する。
【0039】ここで、メイングラジエントと、サブグラ
ジエントの平均値とに対して、それぞれ異なる重み付け
係数を与えてもよい。
【0040】あるブロックのMSDSを算出するため
に、隣接するブロックとの間の全ての遷移の平均値又は
和を算出してもよい。また、これに代えて、水平方向及
び垂直方向に関してそれぞれ異なる不連続MSDSの基
準を設定してもよい。この場合、2つのMSDS値、す
なわち垂直方向の全ての遷移の平均値又は和、及び垂直
方向の全ての遷移の平均値又は和が算出される。本発明
においては、好ましくは、1つのブロックに関する不連
続性の基準は、それぞれ水平方向及び垂直方向について
単一のブロック境界により表現される。したがって、こ
のような場合、従来の手法に比べて、処理に必要な演算
量が大幅に削減される。
【0041】MPEG符号化については、換算係数M
Quantは、1つのブロックを符号化するために必要
なビットに直接依存する。さらに、周知のように、換算
係数M Quantを大きくすると、0に量子化されるD
CT係数の数が増加し、換算係数MQuantを小さく
すると、0に量子化されるDCT係数の数が減少する。
ここで、0ではないDCT係数のみが伝送されるため、
1つのブロックのために伝送されるビット数の平均は、
使用されている換算係数MQuantを示すものと考え
られる。
【0042】使用される換算係数MQuantと、1つ
のブロックの符号化に必要なビット数との関係を示すグ
ラフを図7に示す。この曲線は、負の指数を有する指数
関数により表現され、このグラフでは、換算係数M
Quant=1に対してビット数が最大であり、換算係
数MQuant=112に対してビット数が最小である
ことが示されている。もちろん、MPEG符号化及びM
PEG複合に適応化される換算係数MQuantのこれ
らの値は、相対的な値にすぎない。
【0043】本発明の第3の具体例に基づく画質評価関
数、すなわち画質評価関数器3cのPQRF−Bは、評
価される画像の傾向(tendency)を表現するものに過ぎ
ないため、上述の考察から、以下のような条件を満足さ
せる必要がある。 ・換算係数MQuantが小さい場合、不連続MSDS
の基準にかかわらず、ブロック歪みは発生しない。した
がって、考察された遷移は、高画質であるとして評価し
なくてはならない。 ・考察された遷移の不連続MSDSの基準が比較的低い
場合、その画質は、使用された換算係数MQuant
ら高い独立性を有しているとみなさなくてはならない。 ・評価すべきピクチャの画質は、図8に量的に示すよう
に、換算係数MQuan が減少するにつれて指数関数
的に向上し、又は図9に量的に示すように、不連続MS
DSの基準が減少するにつれて指数関数的に向上する。
【0044】図8及び図9に示す曲線は、以下の関数に
より近似したものである。 f(x)=k・e−x/γ+d ここで、k及びγは換算係数を表し、dはオフセット値
を表す。これにより、画質評価関数器3cの画質評価関
数、すなわちPQRF−Bを以下のように表すことがで
きる。 PQRF−B=f(MSDS,MQuant) =(k・e−MSDS/α+d)+(k・e
−MSDS/β+d) 第3の具体例における画質評価関数における第1及び第
2のパラメータと画質の関係を示す3次関数を表すグラ
フを図10に示す。
【0045】このPQRF−Bの範囲を主観的検査(su
bjective test)の結果に対応させるために、例えば、
換算係数k、k、α、βとして以下の値を用い、オ
フセット値d、dとして以下の値を用いるとよい。 k=k=100 d=d=0 α=1000 β=5 これらの値の範囲内の係数により、同じ素材に対する主
観的検査と同等な広範囲に亘る評価を行うことができ
る。本発明においては、水平方向及び垂直方向における
全ての遷移の質を表す補間された数値を算出してもよ
い。すなわち、好ましくは、第3の具体例におけるPQ
RF−Bは、水平方向の遷移及び垂直方向の遷移のそれ
ぞれについて算出してもよい。この場合、一方の画質評
価関数は、全ての水平方向の遷移の平均値を表し、他方
の画質評価関数は、全ての垂直方向の遷移の平均値を表
す。
【0046】図11は、50フレームのピクチャシーケ
ンスについて、後処理されていない復号シーケンス及び
同じシーケンスであって後処理された復号シーケンスの
水平方向の遷移に対する評価の具体例を示している。水
平方向の遷移に関する画質評価関数は、基本的に、いず
れのシーケンスに対しても同様の特性を示すが、全ての
インスタンスについて、後処理された復号シーケンスの
方がより高品質な数値、すなわち制御パラメータCPを
実現している。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る画質評価方
法は、離散復号ピクチャ内の歪みに関する情報及びピク
チャの離散符号化に使用された符号化に関する情報に基
づいて、画質評価関数を算出する。これにより、符号化
の結果生じた画質の劣化を反映するのみならず、異なる
前処理及び/又は後処理及び異なる符号化及び/又は復
号処理に基づく主観的な画質の評価と同等の評価を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】離散復号ピクチャの画質を評価する。本発明を
適用した画質評価装置の構成を示す図である。
【図2】図1に示す画質評価装置の後処理制御回路の第
1の具体例を示す図である。
【図3】後処理制御回路の画質評価関数の第2の具体例
を示す図である。
【図4】後処理制御回路の画質評価関数の第3の具体例
を示す図である。
【図5】第3の具体例における画質評価関数の第1の入
力パラメータの決定処理を説明する図である。
【図6】第1の入力パラメータの算出に関係する画素を
示す図である。
【図7】使用された換算係数と使用されたビット数の関
係を表すグラフを示す図である。
【図8】第3の具体例における画質評価関数の第1のパ
ラメータを表す使用された換算係数と画質の関係を表す
グラフを示す図である。
【図9】第3の具体例における画質評価関数の第2のパ
ラメータと画質の関係を表す図である。
【図10】第3の具体例における画質評価関数における
第1及び第2のパラメータと画質の関係を3次元形式で
表すグラフである。
【図11】後処理されていないピクチャの画質と後処理
されたピクチャ画質を評価した結果を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1 後処理制御回路、2 符号化歪み低減回路、3 画
質評価関数器、4 歪み測定器、5 ユーザ指定パラメ
ータ生成器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウンルー、クリスチャン ドイツ連邦共和国 70327 シュトゥット ゥガルト ヘデルフィンガー シュトラー セ 61 ソニー インターナショナル (ヨーロッパ) ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング アドバ ンスド テクノロジー センター シュト ゥットゥガルト内 (72)発明者 エステベス、ミゲル ドイツ連邦共和国 70327 シュトゥット ゥガルト ヘデルフィンガー シュトラー セ 61 ソニー インターナショナル (ヨーロッパ) ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング アドバ ンスド テクノロジー センター シュト ゥットゥガルト内 (72)発明者 ワグナー、ペーター ドイツ連邦共和国 70327 シュトゥット ゥガルト ヘデルフィンガー シュトラー セ 61 ソニー インターナショナル (ヨーロッパ) ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング アドバ ンスド テクノロジー センター シュト ゥットゥガルト内 Fターム(参考) 5C059 KK03 KK11 KK47 MA00 MA23 MC11 UA02 UA05 5C061 BB07 5C078 AA04 AA09 BA57 CA00 CA02 DA01 DA02 5J064 AA00 BA16 BB14 BC11 BC29 BD04

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離散復号ピクチャの画質を評価する画質
    評価方法において、 離散復号ピクチャ内の歪みに関する情報(ARI:MS
    DS)及びピクチャの離散符号化に使用された符号化に
    関する情報(CRI:MQuant)に基づいて、画質
    評価関数(PQRF:PQRF−B)を算出するステッ
    プを有する画質評価方法。
  2. 【請求項2】 上記歪みに関する情報(ARI)は、不
    連続性の基準(MSDS)であり、上記符号化に関する
    情報は、換算係数(MQuant)であることを特徴と
    する請求項1記載の画質評価方法。
  3. 【請求項3】上記換算係数(MQuant)は、ピクチ
    ャの離散符号化に使用されたビット数に基づいて、該離
    散符号化されたピクチャから導き出されることを特徴と
    する請求項2記載の画質評価方法。
  4. 【請求項4】 上記不連続性の基準(MSDS)は、離
    散復号されたピクチャにおいて隣接するブロック間の遷
    移の評価に基づいて決定されることを特徴とする請求項
    2又は3記載の画質評価方法。
  5. 【請求項5】 上記隣接するブロック間の遷移の評価
    は、該隣接するブロック間の遷移における少なくとも1
    つの各メイングラジエント及び少なくとも1つの各サブ
    グラジエントに基づいて行われることを特徴とする請求
    項4記載の画質評価方法。
  6. 【請求項6】 上記隣接するブロック間の遷移の評価
    は、該隣接するブロック間の遷移における全てのメイン
    グラジエント及び全てのサブグラジエントの2乗差の和
    に基づいて行われることを特徴とする請求項4又は5記
    載の画質評価方法。
  7. 【請求項7】 上記隣接するブロック間の遷移の評価
    は、該隣接するブロック間の全ての遷移の和に基づいて
    行われることを特徴とする請求項4乃至6いずれか1項
    記載の画質評価方法。
  8. 【請求項8】 上記画質評価関数(PQRF−B)は、
    水平方向の遷移及び垂直方向の遷移について個別に求め
    られることを特徴とする請求項2乃至7いずれか1項記
    載の画質評価方法。
  9. 【請求項9】 上記画質評価関数は、換算係数(M
    Quant)がピクチャにおける高い相関性を示すと
    き、最高の画質を示すことを特徴とする請求項2乃至6
    いずれか1項記載の画質評価方法。
  10. 【請求項10】 上記画質評価関数は、不連続性の基準
    (MSDS)が低い不連続性を示すとき、最高の画質を
    示すことを特徴とする請求項2乃至9いずれか1項記載
    の画質評価方法。
  11. 【請求項11】 上記画質評価関数は、不連続性の基準
    (MSDS)に基づく第1の関数と、上記換算係数(M
    Quant)に基づく第2の関数の和を表すことを特徴
    とする請求項2乃至10いずれか1項記載の画質評価方
    法。
  12. 【請求項12】 上記第1及び第2の関数は、k及びγ
    を換算係数とし、dをオフセットとして、f(x)=k
    ・e−x/γ+dにより表される構造を有することを特
    徴とする請求項11記載の画質評価方法。
  13. 【請求項13】 上記第1の関数は、f(MSDS)
    =100・e−MSD S/1000として定義され、上
    記第2の関数は、f(MQuant)=100・e
    −MQuant/5として定義されることを特徴とする
    請求項12記載の画質評価方法。
  14. 【請求項14】 上記離散符号化/復号処理は、離散コ
    サイン変換関数に基づいていることを特徴とする請求項
    1乃至13いずれか1項記載の画質評価方法。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14いずれか1項記載の
    画質評価方法を用いて最適な離散ピクチャ復号処理及び
    /又は後処理を選択する処理選択方法。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至14いずれか1項記載の
    画質評価方法を用いて最適な離散ピクチャ符号化処理及
    び/又は前処理を選択する処理選択方法。
  17. 【請求項17】 コンピュータにより実行されて、請求
    項1乃至16記載の方法における各ステップを実行する
    コンピュータプログラムを備えるコンピュータプログラ
    ム製品。
JP2001303281A 2000-09-28 2001-09-28 画質評価方法 Withdrawn JP2002199418A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP00121123.4 2000-09-28
EP00121123A EP1193649A1 (en) 2000-09-28 2000-09-28 Quality rating function for a discrete decoded picture

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002199418A true JP2002199418A (ja) 2002-07-12

Family

ID=8169968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001303281A Withdrawn JP2002199418A (ja) 2000-09-28 2001-09-28 画質評価方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6996285B2 (ja)
EP (1) EP1193649A1 (ja)
JP (1) JP2002199418A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7543326B2 (en) 2002-06-10 2009-06-02 Microsoft Corporation Dynamic rate control
US20030235250A1 (en) * 2002-06-24 2003-12-25 Ankur Varma Video deblocking
EP1631057A4 (en) 2003-05-27 2007-01-17 Nikon Corp IMAGE PROCESSING DEVICE AND PICTURE PROCESSING PROGRAM
US7796834B2 (en) * 2006-11-16 2010-09-14 Texas Instruments Incorporated Post-processing technique for noise reduction of DCT-based compressed images
JP5418756B2 (ja) * 2007-01-22 2014-02-19 日本電気株式会社 画像再符号化装置、画像再符号化方法及び画像再符号化プログラム
EP2112833B1 (en) 2008-04-24 2014-12-17 Psytechnics Ltd Method and apparatus for measuring blockiness in video images

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5629778A (en) * 1995-05-15 1997-05-13 Polaroid Corporation Method and apparatus for reduction of image data compression noise
US5686964A (en) * 1995-12-04 1997-11-11 Tabatabai; Ali Bit rate control mechanism for digital image and video data compression
KR100242636B1 (ko) * 1996-03-23 2000-02-01 윤종용 블록화효과 및 링잉노이즈 감소를 위한 신호적응후처리시스템
GB9712645D0 (en) * 1997-06-18 1997-08-20 Nds Ltd Improvements in or relating to image processing
KR100281099B1 (ko) * 1997-07-30 2001-04-02 구자홍 동영상의부호화에따른블록화현상제거방법

Also Published As

Publication number Publication date
US20020076119A1 (en) 2002-06-20
EP1193649A1 (en) 2002-04-03
US6996285B2 (en) 2006-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6823089B1 (en) Method of determining the extent of blocking and contouring artifacts in a digital image
EP1937002B1 (en) Method and device for estimating the image quality of compressed images and/or video sequences
US6594400B1 (en) Method of removing block phenomenon and ring phenomenon in compression coded image
JP2002238049A (ja) 符号化歪み低減方法
JPH08186714A (ja) 画像データのノイズ除去方法及びその装置
EP0563778A1 (en) Method and apparatus for encoding selected images at lower resolution
US20020131647A1 (en) Predicting ringing artifacts in digital images
WO2004008780A1 (en) A method and apparatus for measuring the quality of video data
US6643410B1 (en) Method of determining the extent of blocking artifacts in a digital image
Sheikh et al. Blind quality assessment for JPEG2000 compressed images
JP2001218210A (ja) ノイズ検出方法、ノイズ検出装置、画像データ処理装置、記録媒体
KR20030086076A (ko) 블록킹 효과를 제거하기 위한 필터링 방법 및 그 장치
US20170244980A1 (en) Method for Processing High Dynamic Range Video in Order to Improve Perceived Visual Quality of Encoded Content
CN113906762B (zh) 用于视频压缩的预处理
EP0886444A2 (en) Filtering method to reduce block artifacts in digital video sequences
JP2002199418A (ja) 画質評価方法
Zhang et al. Quality assessment methods for perceptual video compression
Liu et al. Objective image quality measure for block-based DCT coding
Kirenko et al. Coding artifact reduction using non-reference block grid visibility measure
KR100607390B1 (ko) 이미지 전체 모션 벡터를 이용하여 디지털화된 이미지를코딩하기 위한 방법 및 장치
JPH04321391A (ja) 画像符号化装置
JP2002281508A (ja) スキップ領域検出型動画像符号化装置および記録媒体
JP2001346208A (ja) 画像信号復号化装置および方法
JPH0818957A (ja) 条件付フィルタの自動閾値設定方法及びその復号方法
JPH11298898A (ja) ブロック歪低減回路

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20081002

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20081113

A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081202

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20090224

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20090227

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20090303

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20090414