JP2002194925A - 簡易設営テント - Google Patents

簡易設営テント

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JP2002194925A
JP2002194925A JP2000393004A JP2000393004A JP2002194925A JP 2002194925 A JP2002194925 A JP 2002194925A JP 2000393004 A JP2000393004 A JP 2000393004A JP 2000393004 A JP2000393004 A JP 2000393004A JP 2002194925 A JP2002194925 A JP 2002194925A
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JP
Japan
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tent
columns
gas
cylinder
pillars
Prior art date
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Application number
JP2000393004A
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English (en)
Inventor
Masafumi Kuno
真文 久野
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MIZUHO SEWING MACHINE KK
Original Assignee
MIZUHO SEWING MACHINE KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近年、レジャーの多様化、アウトドアブーム
等により、簡単に設営できるテントの要求があるが、そ
のような要求に応えるテントは存在しなかった。 【解決手段】 テント1は、4本の支柱3と、4つの屋
根面4aおよび床面4bを構成する可撓性の膜材4とに
よって構成される。4つの支柱3のそれぞれは、可撓性
の膨張袋であり、それぞれが連通して設けられている。
各支柱3、各屋根面4aおよび床面4bは、予めテント
組立後の状態に接合されたものである。1つの支柱3の
下部には気体供給口5が設けられており、この気体供給
口5には、気体発生装置2が接続されている。気体発生
装置2の作動装置7を操作して、ボンベ6内のCO2 を
開放すると、CO2 が瞬時に4つの支柱3内に供給さ
れ、瞬時にテント1が設営できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡単にテントを設
営できる簡易設営テントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】テントは、複数の支柱、布やフィルム等
の可撓性の膜材、支柱を引っ張るロープ等によって構成
されるものであり、適切な順序に沿って設営するように
設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、レジャーの多様
化、アウトドアブーム等により、簡単に設営できるテン
トの要求があるが、そのような要求に応えるテントは存
在しなかった。この発明は、上記のような要求に応える
ために成されたものであり、その目的は、とても簡単に
設営できる簡易設営テントの提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】〔請求項1の手段〕請求
項1の構成を採用する簡易設営テントは、複数の支柱、
および膜材によって構成されるものであり、複数の支柱
と膜材は、複数の支柱の下部を連結する連結部材ととも
に、予めテント組立後の状態に接合されている。そし
て、複数の支柱は、可撓性の膜状部材によって袋状に設
けられた膨張袋であり、それぞれが連通して設けられて
いる。
【0005】このため、気体供給口から空気やCO2 等
の気体を供給するだけで、複数の支柱が膨張して適度な
硬度を発生するとともに、複数の支柱が膜材や連結部材
に適度なテンションを与え、結果的に複数の支柱が膜材
等を伴って立体的に造形される。つまり、気体供給口か
ら空気やCO2 等の気体を供給するだけで、テントが簡
単に設営できる。
【0006】〔請求項2の手段〕請求項2の構成を採用
し、屋根面を含む側面、あるいは床面の少なくとも一部
を、複数の支柱に連通した膨張袋によって構成しても良
い。
【0007】〔請求項3の手段〕請求項3の構成を採用
し、ボンベを用いた気体発生装置によって、気体供給口
から気体を供給するように設けても良い。つまり、ボン
ベを用いた気体発生装置によって、複数の支柱を膨らま
せることでテントを設営しても良い。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、実施例と
変形例を用いて説明する。 〔実施例〕図1に示すキャンプ用のテント1(簡易設営
テント)を用いて実施例を説明する。このテント1は、
4本の支柱3と、可撓性の膜材4によって構成される。
ここで、膜材4は、各支柱3の間に張られる4つの屋根
面4aを構成する変形可能な膜部材であり、布、フィル
ム、あるいは布地に樹脂をコーティングしたものであ
る。なお、4つの屋根面4aの内の1つの屋根面4aに
は、図示しない出入口が設けられるものである。
【0009】4つの支柱3のそれぞれは、気体の透過を
阻止する可撓性の膜状部材によって袋状に設けられた膨
張袋であり、それぞれが連通して設けられている。ま
た、この実施例では、4つの支柱3の下側が、膨張袋よ
りなる連通材3aによって連通して設けられたものであ
り、この連通材3aも各支柱3と同じように気体の透過
を阻止する可撓性の膜状部材を袋状に設けたものであ
る。
【0010】テント1の床面4bも、屋根面4aと同じ
ように、可撓性の膜材4によって構成されるものである
が、複数の支柱3に連通した膨張袋によって構成しても
良い。なお、この床面4bは、4つの支柱3の下部を連
結する連結部材として作用するものでもある。
【0011】膨張袋よりなる連通材3aを含む4つの支
柱3、膜材4よりなる各屋根面4aや床面4bは、予め
テント組立後の状態に接合されたものである。ここで、
4つの支柱3のうちの1つの支柱3の下部には、4つの
支柱3の内部に気体(この実施例ではCO2 )を供給す
るための気体供給口5が設けられている。なお、気体供
給口5には、図示しない逆止弁が設けられたものであ
り、この逆止弁は人の操作によって容易に解除可能な周
知構造のものである。
【0012】この実施例に示すテント1は、ボンベ6を
用いた気体発生装置2によって、気体供給口5から気体
を供給するように設けられたものである。この気体発生
装置2は、CO2 を高圧充填したボンベ6と、このボン
ベ6に封入されたCO2 を放出するための作動装置7
と、ボンベ6から放出されたCO2を気体供給口5に接
続するための接続ホース5a(接続手段に相当する)と
から構成される。
【0013】作動装置7の詳細を図2を参照して説明す
る。作動装置7は、ボンベ6の封止口6aの周囲のネジ
部6bに螺合する略筒状を呈したハウジング8を備え
る。このハウジング8は、樹脂あるいは金属より形成さ
れたものであり、封止口6aと対向する位置に、ボンベ
6と同軸的に形成された筒状の案内筒8aが設けられて
いる。この案内筒8aの内部には、軸方向へ摺動自在に
ピン9が配置されている。このピン9も、樹脂あるいは
金属より形成されたものであり、その封止口6a側に
は、封止口6aを突き破るための先端が尖った金属製の
針9aが設けられている。また、案内筒8aの内部に
は、ピン9の他に、圧縮配置されたコイルスプリング1
0が同軸的に配置されており、このコイルスプリング1
0の圧縮力によって、ピン9は常時ボンベ6の封止口6
aに向けて付勢される。しかし、図2(a)に示すよう
に、ピン9は、封止口6aから離れた位置に、ストッパ
11によって固定されるものであり、封止口6aへの移
動が阻止される。
【0014】このストッパ11は、ピン9の側面に設け
た凹部に係止部を挿入し、その係止部を凹部から外すこ
とにより、ピン9の移動阻止を解除するものである。具
体的に、この実施例では、案内筒8aに貫通して形成さ
れた穴11a、この穴11a内に配置された金属製の球
体11b、この球体11bをピン9の外周側面に形成さ
れた凹部11c内に押し付けるリリースキー11dから
構成されるものである。リリースキー11dは、樹脂あ
るいは金属より形成されたものであり、案内筒8aの周
囲に装着される円筒部を備える。この円筒部が球体11
bをピン9の外周側から内径方向に向けて押し付けるこ
とで、球体11bを凹部11c内に挿入した状態を保つ
ものである。
【0015】そして、ハウジング8の案内筒8aに装着
されたリリースキー11dを、リリースキー11dに装
着されたプリング12等を用いてハウジング8から外す
ことにより、図2(b)に示すように、球体11bを凹
部11cの内部へ押し付ける力がなくなり、コイルスプ
リング10の付勢力によって球体11bが凹部11cか
ら外れ、ピン9の固定が解除される。すると、コイルス
プリング10の付勢力によってピン9がボンベ6の封止
口6aに向けて撃ち出され、針9aが封止口6aを突き
破る。この結果、ボンベ6内に充填されたCO2 が開放
される。なお、ボンベ6から開放されたCO2 は、ハウ
ジング8に形成された内外連通路8bから接続ホース5
aを介して気体供給口5から、各膨張袋(4つの支柱3
および対向する連通材3a)の内部に供給される。な
お、ハウジング8とピン9との間に図示しないシール部
材を配置して、ボンベ6の開封後にハウジング8とピン
9との間から僅かづつガスが漏れるのを防ぐように設け
ても良い。
【0016】次に、実施例の作動および特徴を述べる。
リリースキー11dをハウジング8から外すと、ボンベ
6内のCO2 が瞬時に4つの支柱3、および連通材3a
の内部に供給される。すると、4つの支柱3、および連
通材3aが膨張して適度な硬度を発生するとともに、複
数の支柱3が膜材4による屋根面4aや連結部材でもあ
る床面4bに適度なテンションを与え、結果的に複数の
支柱3が屋根面4aや床面4bを張り、テント1が立体
的に造形される。つまり、リリースキー11dをハウジ
ング8から外すだけで、瞬時にテント1が設営できる。
【0017】〔変形例〕上記の実施例では、本発明をキ
ャンプ用のテント1に適用した例を示したが、図3に示
すように、ロッカールーム用のテントや、仮設トイレ用
のテント、防災用等の緊急架設用テントなど、他のテン
トに適用可能なものである。上記の実施例では、4つの
支柱3の下側に膨張袋よりなる連通材3aを配置した例
を示したが、連通材3aを廃止しても良い。
【0018】支柱3等を構成する膨張袋は、1重であっ
ても良いし、2重以上であっても良い。また、図4に示
すように、外膜3bと内膜3cとの間に気体を供給する
断面ドーナツ状の支柱3であっても良いし、図5に示す
ように、柱方向に伸びる複数の袋をドーナツ状に繋げた
支柱3であっても良い。なお、外膜3bと内膜3cとの
間に気体を供給する断面ドーナツ状の支柱3(図4参
照)や、柱方向に伸びる複数の袋をドーナツ状に繋げた
支柱3(図5参照)を採用することにより、支柱3の剛
性を飛躍的に高めることができ、テント1の強度を高め
ることができる。
【0019】上記の実施例では、ボンベ6の封止口6a
を突き破り、瞬時に気体(実施例ではCO2 )を複数の
支柱3の内部に供給する作動装置7を示したが、ボンベ
6から放出される気体(CO2 等)の放出を再び遮断で
きる開閉手段(例えば、スクリュー式のバルブやレバー
コック等)を用いた作動装置を適用しても良い。あるい
は、気体発生装置2として、手動によるエア圧送手段を
気体供給口5に接続して複数の支柱3を膨らませるよう
にしても良いし、人の吐く息によって気体供給口5から
複数の支柱3を膨らませても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】テントの概略斜視図である(実施例)。
【図2】作動装置の作動を示す断面図である(実施
例)。
【図3】テントの概略斜視図である(変形例)。
【図4】支柱の概略断面斜視図である(変形例)。
【図5】支柱の概略断面斜視図である(変形例)。
【符号の説明】
1 テント 2 気体発生装置 3 支柱(膨張袋) 4 膜材 4a 屋根面 4b 床面(連結部材) 5 気体供給口 5a 接続ホース(接続手段) 6 ボンベ 7 作動装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の支柱、および布やフィルム等の可撓
    性の膜材によって構成される簡易設営テントであって、 前記複数の支柱と前記膜材は、前記複数の支柱の下部を
    連結する連結部材とともに、予めテント組立後の状態に
    接合されたものであり、 前記複数の支柱は、可撓性の膜状部材によって袋状に設
    けられた膨張袋であるとともに、この膨張袋よりなる前
    記複数の支柱は、それぞれが連通して設けられており、 前記複数の支柱、あるいはこの複数の支柱に連通する部
    材には、前記複数の支柱の内部に気体を供給するための
    気体供給口が設けられたことを特徴とする簡易設営テン
    ト。
  2. 【請求項2】請求項1の簡易設営テントは、 屋根面を含む側面、あるいは床面を備えるものであり、 前記側面、あるいは前記床面の少なくとも一部が、前記
    複数の支柱に連通した膨張袋によって構成されたことを
    特徴とする簡易設営テント。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2の簡易設営テント
    は、 気体を高圧充填したボンベと、 このボンベに封入された気体を放出するための作動装置
    と、 前記ボンベから放出される気体を前記気体供給口に接続
    するための接続手段と、からなる気体発生装置を備える
    ことを特徴とする簡易設営テント。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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