JP2002194467A - 産業用タービンの単結晶ブレードのための高い耐高温腐食性をもつニッケル系超合金 - Google Patents
産業用タービンの単結晶ブレードのための高い耐高温腐食性をもつニッケル系超合金Info
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Abstract
結晶ブレードを方向性凝固により製造するために使用す
るニッケル系超合金。 【解決手段】 ニッケル系超合金において、単結晶凝固
に好適な、質量比で以下の組成であるニッケル系超合
金。 Co: 4.75 〜 5.25% Cr:11.5 〜12.5% Mo: 0.8 〜 1.2% W : 3.75 〜 4.25% Al: 3.75 〜 4.25% Ti: 4 〜 4.8% Ta: 1.75 〜 2.25% C : 0.006〜 0.04% B : ≦0.01% Zr: ≦0.01% Hf: ≦1% Nb: ≦1% Niおよび不純物:各成分に加えて100%にする
Description
ンの固定式および可動式単結晶ブレードを方向性凝固に
より製造するために使用するニッケル系超合金に関す
る。
ンの可動式および固定式ブレードの製造に現在利用され
ている性能の最も高い材料である。このような特定な用
途を対象とするこれら合金について現在要求されている
2つの主要な特徴は、850℃までの温度におけるすぐ
れた耐クリープ性と、非常にすぐれた耐高温腐食性であ
る。現在この分野に利用されているいくつかの合金は、
IN738、IN939およびIN792である。
レードは、ロストワックス法を利用する通常の鋳造によ
り製造され、その組織は多結晶質である。すなわち、相
互にランダムに配向し、結晶粒子と呼ばれる結晶が併置
した組織である。これら結晶粒子それ自体は、ニッケル
をベースとするオーステナイト系ガンマ(γ)マトリッ
クスによって構成され、このマトリックスに、金属間化
合物Ni3Alをベースとするガンマプライム(γ´)
相の硬化粒子が分散している。結晶粒子からなるこの組
織が、これら合金に850℃程度の温度で高いレベルの
耐クリープ性を付与し、一般に50,000〜100,
000時間の耐久性が求められているブレードの寿命を
保証する。また、合金IN939、IN738およびI
N792の化学的組成については、これら合金が燃焼ガ
ス環境に対してすぐれた耐性、特に産業用ガスタービン
の場合に激しい現象である高温腐食に対してすぐれた耐
性を示すように決定されている。したがって、対象とす
る用途においてこれら合金に必要な耐高温腐食性を付与
するためには、かなりの量の、例えば12〜22質量%
のクロムを添加する必要がある。耐クリープ性の点から
順位をつければ、IN939<IN738<IN792
である。耐高温腐食性の点から見た順位は逆である。す
なわち、IN792<IN738<IN939である。
特性を改善する一つの方法として、タービン出口のガス
温度を高くすることがある。このためには、タービンブ
レード用の合金は、同じ機械的特長、特に耐クリープ性
を維持した状態で、ますます高くなる動作温度に耐え得
る必要があり、こうしなければ同じ耐久性を実現するこ
とはできない。
ーボジェット用ガスタービンやターボエンジン用ガスタ
ービンで認められていた。この場合、通常の鋳造によっ
て製作されていた多結晶ブレードとして知られているブ
レードを単結晶ブレードとして知られているブレード、
すなわち冶金学的単結晶粒子によって構成されたブレー
ドに変更して問題を解決していた。
鋳造法を利用する方向性凝固によって製造されている。
高温でクリープ変形の起こりやすい位置である粒界を取
り除くと、ニッケル系超合金の特性が飛躍的に改善す
る。また、単結晶凝固を適用すると、単結晶成分の好適
な成長方向を選択することができる。すなわち、耐クリ
ープ性および熱疲労からみて最適な<001>配向を選
択できる。タービンブレードにとって最もよくない応力
はこれら2種類の機械的応力である。
ブレードを対象として開発された化学的超合金化合物
は、産業用途して知られている地上・海上用途のブレー
ドには不向きである。これら合金の場合、1100℃以
上の温度における機械抵抗の改善を目的としているが、
これは耐高温腐食性にとっては有害である。この場合、
航空用単結晶タービンブレードを対象とする超合金のク
ロム濃度は一般に8質量%未満であり、換言すればγ´
相の容量%が70%程度であり、この水準は高温におけ
る耐クリープ性には有利である。
の成分の単結晶凝固に好適なニッケル系超合金として知
られている合金には、SC16があり、FR2,64
3,085Aに記載されている。クロム濃度は、16重
量%である。合金SC16の耐クリープ性に関する特性
については、多結晶合金IN738と比較した場合、動
作温度がほぼ30℃(800℃ではなく830℃)から
ほぼ50℃(900℃ではなく950℃)に上昇する程
度である。850℃空気中において大気圧下でNa2S
O4を使用して行なった比較腐食サイクル試験から、合
金SC16の耐高温腐食性が基準多結晶合金IN738
と少なくとも等価であることがわかった。
テストベンチを使用して、SC16について高温腐食試
験を行なっている。極端な動作条件を示す非常に厳格な
環境で、合金SC16の耐高温腐食性は合金IN738
よりも劣っていることがわかった。さらに、製造業者の
ガスタービンの動作温度改善に対する需要が高く、従っ
てより高い耐クリープ性をもつブレード用超合金の必要
性も高い。
用タービンの腐食性の強い燃焼ガス環境内における耐高
温腐食性が少なくとも参照する多結晶超合金IN792
に匹敵し、かつ耐クリープ性が1000℃までの温度で
合金IN792に匹敵するかそれ以上のニッケル系超合
金を提供することである。この超合金は、指向性凝固に
よる、産業用ガスタービンの(高さが数十cmかそれ以
下の)寸法の大きい固定式および可動式単結晶ブレード
の製造に特に好適である。
した場合に、クロム分に富む脆い金属間相の析出に関し
てすぐれた微細組織安定性を示す必要がある。さらに具
体的には、本発明は、以下の諸特性をもつ合金化合物を
得ることを課題とする。
よ、この耐高温腐食性は、産業用タービンの燃焼ガス環
境を表す各環境内で多結晶超合金IN792に少なくと
も匹敵する。最大容量比のγ´相の硬化析出物。目的
は、高温における耐クリープ性の改善である。1000
℃までの温度における耐クリープ性が基準多結晶合金I
N792よりすぐれている。
への完全固溶による均質性の実現である。高温において
長時間維持した場合に生じる、γマトリックスからの、
クロム分に富む脆い金属間層析出の防止である。
結晶ブレードの質量を最小限に抑制し、ブレード、およ
びブレードを固定するタービンディスクへ作用する遠心
応力を制限することである。高さが数十cmに達し、か
つ質量が数kgのタービンブレードのすぐれた単結晶凝
固性である。
適な超合金は、重量比で以下の組成からなる。 Co: 4.75 〜 5.25% Cr:11.5 〜12.5% Mo: 0.8 〜 1.2% W : 3.75 〜 4.25% Al: 3.75 〜 4.25% Ti: 4 〜 4.8% Ta: 1.75 〜 2.25% C : 0.006〜 0.04% B : ≦0.01% Zr: ≦0.01% Hf: ≦1% Nb: ≦1% Niおよび不純物:各成分に加えて100%にする。
食性とをきわめて均衡をとった合金である。この合金
は、単結晶成分、すなわち冶金学的単結晶粒子からなる
成分を製造するのに好適である。この特定な組織は、例
えば、結晶粒子または単結晶核を選択する螺旋型装置ま
たはシケイン(chicane)型装置を使用する、熱
勾配を適用した従来の方向性凝固法によって製造する。
本発明は、上記超合金の単結晶凝固によって製造した産
業用タービンブレードにも関する。
書でSCB444と呼ぶ本発明合金を製造した。表1に
は、参照する合金IN939、IN738、IN792
およびSC16における主要元素の公称濃度も併記す
る。
性に有利で、かつ支配的な効果をもつ元素である。試験
によれば、以下に説明する高温腐食試験の条件であっ
て、ある種の産業用タービンの燃焼ガスによって生じる
環境を表す条件下で合金IN792の耐高温腐食性に匹
敵する耐高温腐食性を得るためには、本発明の合金には
12質量%程度のクロムを添加することが必要十分条件
である。クロム濃度がより高くなると、1000℃まで
の温度における合金の優れた耐クリープ性に必要なγ´
相の容量比が実現できず、実現した場合には、γマトリ
ックスにおいてクロム分に富む脆い金属間化合物が析出
し、合金が不安定になる。クロムは、この元素が優先的
に分布するγマトリックスの硬化に寄与する元素でもあ
る。
るγマトリックスの硬化に大きな作用をもつ元素であ
る。なお、合金に配合できるモリブデンの量には制限が
ある。というのは、モリブデンは、ニッケル系超合金の
耐高温腐食性に不利な作用を示す元素だからである。本
発明合金に1質量%程度の濃度で配合するモリブデンは
耐腐食性に影響がなく、硬化に大きく寄与する元素であ
る。
ての硬化に寄与する元素である。コバルトの濃度は、γ
´硬化相の固溶温度(γ´ソルバス温度)に影響する。
従って、γ´相のソルバス温度を低くし、固溶が開始す
る恐れのない状態で、熱処理によって合金の均質化を促
進するためには、コバルトの濃度を高くすることが有利
である。さらに、γ´相のソルバス温度を高くし、そし
て耐クリープ性の促進につながる、高温におけるγ´相
のより大きな安定性をよりよく利用するためには、コバ
ルトの濃度を低くすることも有利である。本発明合金に
5質量%程度の濃度で配合すると、すぐれた均質化能力
とすぐれた耐クリープ性との均衡を最適化することがで
きる。
するタングステンは、γ相とγ´相との間に実質的に等
しく分布し、従ってそれぞれの硬化プロセスに寄与する
元素である。なお、合金に配合するタングステン濃度に
は、この元素が重く、かつ耐高温腐食性に比否定的な影
響をもつため、制限がある。
は、4質量%程度である。この元素が存在すると、γ´
硬化相が析出する。アルミニウムは、耐酸化性を促進す
る元素でもある。γ´相を強化するために、本発明合金
に元素チタンおよびタンタルを添加してもよい。この場
合、元素アルミニウムをこれら2つの元素が置換するこ
とになる。本発明合金におけるこれら2つの元素の濃度
は、チタンについては4.4質量%程度で、タンタルに
ついては2質量%程度である。意図する用途に対応す
る、以下に説明する高温腐食試験条件で行なった試験に
よれば、チタンよりもタンタルのほうが耐高温腐食性に
は有利であるが、チタンの濃度には、一方では、この元
素が耐酸化性に否定的な影響をもつ傾向がある事実によ
り、また他方では、チタンの濃度があまりにも高いと、
γ´相が不安定になる理由により制限がある。γ´硬化
相の容量比については、これはおおまかにいえば、タン
タル、チタンおよびアルミニウムの合計濃度によって決
まるものである。γおよびγ´相を高温で長期間維持し
た場合に安定化し、かつ望む耐腐食性を得るためにほぼ
12質量%にクロム濃度を固定した事実を考慮にいれた
状態で、γ´相の容量比が最適化するようにこれら3つ
の元素の濃度を調整することができる。
つ単結晶として製造した。この合金の密度は、測定によ
れば、8.22g・cm-3であった。
すなわちニッケル系固溶体であるオーステナイト系γマ
トリックスと、金属間化合物であるγ´相の二つであ
る。なお、この金属間化合物は、基本式がNi3Al で
あり、固体状態への冷却中に、1μm未満の微細粒子と
して主にγマトリックス内に析出する。γ´相は少ない
容量で、いちど凝固が終了した後に液体共融変態 →
γ+γ´から生じる固体粒子内部にも存在する。なお、
γ/γ´共融相の容量比は1.4%程度である。
時間均質化熱処理を行ない、空気中で冷却した。この温
度は、1253℃であるガンマ´相の析出物のソルバス
温度(γ´相析出物の固溶温度)より高いが、1285
℃であるソリダス温度より低い。この処理の意図は、方
向性凝固の粗い状態では分布サイズが非常に広いγ´相
の析出物のすべてを固溶し、固体γ/γ´共融粒子を排
除し、かつ樹枝状凝固組織に伴う化学的な不均質性を抑
制することである。
のソリダス温度との差が非常に広いため、融解の恐れの
ない状態で均質化処理を容易に実施でき、また確実に均
質な微細組織を得ることができ、従って耐クリープ性を
最適化することができる。上記の均質化処理に続いて、
空気中硬化により冷却を行なった。実際に適用する場
合、この冷却の速度を高速にする必要があり、冷却処理
中に析出した粒子のサイズは500nm未満である。
果が得られる実例である。すなわち、粒子サイズが50
0nmを超えないγ´相の微細粒子の均質な分布が得ら
れる実例である。なお、これは、温度をγ´ソルバス温
度とソリダス温度との間に設定する条件で行なう、異な
る処理温度の適用により同様な結果を得る可能性を排除
するものではない。
´相の析出物のサイズおよび容量比を安定化する2つの
アニーリング温度で合金SCB444を試験した。第1
アニーリング処理では、合金を1100℃に4時間加熱
し、その後空気中で冷却して、γ´相の析出物の大きさ
を安定化する。そして、850℃で24時間第2のアニ
ーリング処理を行なってから、空気中で冷却し、γ´相
の容量比を最適化する。合金SCB444の場合、γ´
相の容量比は評価によれば、57%である。すべての熱
処理を終えた後は、粒子の大きさが200nmと500
nmとの間にある立方形粒子としてγ´相が析出した。
金SCB444の高温腐食サイクル試験を900℃で行
なった。使用したサイクルは次の通りである。バーナー
により作り出した腐食性雰囲気中試験片を900℃で1
時間保持してから、オーブンから取り出し、周囲温度に
15分間保持する。バーナーの燃料には、0.20%の
イオウを含有させた。試験片上で2.2m3・h-1 の速
度で0.5g・l-1NaClの食塩水を蒸発させた。1
00時間おきに0.5mg・cm-2Na2SO4を試験片
に付着させた。比較のために、合金IN738およびI
N792を同時に試験した。耐腐食性の基準は、最初の
腐食ピットが試験片表面に現れるまでのサイクル数であ
る。
00℃における腐食開始は、合金SCB444とIN7
92と同じサイクル数にあり、初期の目的を達成するも
のである。
断試験片を使用して、引っ張り応力クリープ試験を実施
した。単結晶棒を予め均質化処理してから、上記の手順
に従ってアニーリングした。異なるレベルの応力を負荷
した状態における750℃、800℃および950℃で
の破断時間値を表2に示す。
IN738およびSC16について得たクリープ破断時
間を比較できる。負荷応力を横軸とする。縦軸が、ラル
ソン−ミラー(Larson−Miller)パラメー
タの値である。このパラメータを表す式は次の通りであ
る。 P = T(20+logt)×10-3 なお、Tはクリープ温度(ケルビン)、tは破断時間
(h)である。このグラフ合金SCB444の耐クリー
プ性が合金IN792よりはるかにすぐれていることが
わかる。
験片の微細組織を調べたところ、クロム分に富み、かつ
γマトリックスが添加元素で過飽和しているニッケル系
超合金の場合、高温で長期間維持した場合に発現の可能
性がある脆い金属間粒子の析出が認められないことがわ
かった。
ついて製造試験したところ、質量が数グラムから10k
g以上の広範囲にあり、しかも各種の複雑化水準にある
成分を鋳造できることがわかった。結晶配向<001>
における成分の成長が促進され、かつ支配的であり、ま
たランダム配向した結晶粒子の存在が最小限まで減少す
る。鋳型の製造に通常使用する材質と反応しないという
意味で、液体金属は安定である。高温での均質化処理時
に発生する傾向がある再結晶化現象も、SCB444合
金の場合認められない。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 ニッケル系超合金において、単結晶凝固
に好適な、質量比で以下の組成であることを特徴とする
ニッケル系超合金。 Co: 4.75 〜 5.25% Cr:11.5 〜12.5% Mo: 0.8 〜 1.2% W : 3.75 〜 4.25% Al: 3.75 〜 4.25% Ti: 4 〜 4.8% Ta: 1.75 〜 2.25% C : 0.006〜 0.04% B : ≦0.01% Zr: ≦0.01% Hf: ≦1% Nb: ≦1% Niおよび不純物:各成分に加えて100%にする - 【請求項2】 請求項1の超合金の単結晶凝固によって
製造した産業用タービンブレード。
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