JP2002191552A - 経鼻挿管補助具 - Google Patents

経鼻挿管補助具

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JP2002191552A
JP2002191552A JP2000396933A JP2000396933A JP2002191552A JP 2002191552 A JP2002191552 A JP 2002191552A JP 2000396933 A JP2000396933 A JP 2000396933A JP 2000396933 A JP2000396933 A JP 2000396933A JP 2002191552 A JP2002191552 A JP 2002191552A
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Tomoko Kawamura
智子 川村
Yoko Matsubara
陽子 松原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイバースコープを使用する経鼻挿管法に
おいて、速やかに声帯を見ることができ、速やかに挿管
を行うことのできる補助具を提供する。 【解決手段】 該補助具は、患者の外鼻孔から鼻腔の湾
曲にそって挿入できるような湾曲した柔軟性のある筒状
体20からなるものである。該筒状体20は、患者に挿
入されたときに患者の外鼻孔から喉頭蓋付近まで達する
ような長さを有するものであるとともに、その中にファ
イバースコープを通すことができるものである。また、
該筒状体20は、患者に挿入され、その中にファイバー
スコープが通された後、引き裂きながら患者から取り出
すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、経鼻挿管のための
補助具であり、特に、医療の分野における経鼻的気道確
保の手段としての経鼻挿管を素早く行なうための補助具
である。
【0002】
【従来の技術】気道確保の方法の1つである経鼻挿管
は、人の外鼻孔から気管支まで挿管チューブを通すこと
によって気道確保を行なう手技である。この手技は気道
確保までの時間によってある程度制約を受けることが多
い。今まで、補助具を使った経鼻挿管方法には、ファイ
バースコープ補助法や、喉頭鏡やマギール鉗子補助法な
どが存在する。この中で、開口できない患者、頸部後屈
不可の患者に対しては、ファイバースコープで補助する
ことが一般的である。
【0003】従来行なっているファイバースコープ補助
の経鼻挿管方法では、図1(a)に示すように、気管内
チューブ1の内腔にファイバースコープ2を通し、ファ
イバースコープ2の根本で固定する。次いで、図1
(b)に示すように、患者3の外鼻孔4からファイバー
スコープ2を挿入し、レバー操作で喉頭蓋5および声帯
6を探す。声帯6が見えたら、ファイバースコープ2を
気管7内に挿入し、そのファイバースコープ2をガイド
にして気管内チューブ1を気管7内に挿入する。こうし
て挿入した気管内チューブ1により気道を維持すること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
なファイバースコープを使用する経鼻挿管法(ファイバ
ースコープ挿管法)では、あまり経験のない者にとっ
て、喉頭蓋および声帯を見つけるまでに時間を要するこ
とも珍しくないし、熟練者でも時に手間取ることもあ
る。また、ファイバースコープが鼻腔内を通過する間に
鼻汁などで視野が損なわれることもある。このように時
間がかかることは平時でも患者の苦痛につながる上、危
険を伴う。緊急時にはさらに迅速な挿管が必要とされ
る。患者の苦痛を少なくし、速やかな経鼻挿管をするこ
とはとても重要である。
【0005】本発明は、このような問題を解決するた
め、ファイバースコープを使用する経鼻挿管法におい
て、速やかに声帯を見ることができ、速やかに挿管を行
うことのできる補助具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、声帯を見
つけやすくするため、ファイバースコープをガイドする
部材を想起し、そして、当該ガイド部材を介してファイ
バースコープにより声帯が見つかった後は、当該ガイド
部材をすみやかに取り出して、気管内チューブを気管内
に挿入する手法を見出し、本発明に至った。本発明はそ
のようなガイド部材を経鼻挿管補助具として提供するも
のである。
【0007】すなわち、本発明は、ファイバースコープ
を用いて行なう経鼻挿管のため、患者の外鼻孔から挿入
する補助具であって、患者の外鼻孔から鼻腔の湾曲にそ
って挿入できるような湾曲した柔軟性のある筒状体から
なるものである。該筒状体は、患者に挿入されたときに
患者の外鼻孔から喉頭蓋付近まで達するような長さを有
するものであるとともに、その中にファイバースコープ
を通すことができるものである。また、該筒状体は、患
者に挿入され、その中にファイバースコープが通された
後、患者から取り出して該ファイバースコープから分離
することができるものである。本発明の好ましい態様に
おいて、該筒状体は、引き裂きながら患者から取り出す
ことができるものである。
【0008】本発明の好ましい態様において、該筒状体
は、その一端またはその一端の近傍からその他端または
その他端の近傍にかけて切れこみまたは溝を有するもの
であり、それにより、該切れこみまたは該溝に沿って引
き裂きながら患者から取り出すことができるものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図2(a)、(b)、(c)、
(d)および(e)に本発明による経鼻挿管補助具の具
体例を示す。経鼻挿管補助具20は、両端21および2
2が開口した筒状体(チューブ体)である。その一端2
1は、幾分広がった開口部を有する。幾分かの広がりを
持つ開口部の形状は、筒状体が鼻腔の中に入り込むこと
を防ぐなどの意味をもつが、広がりを持たない開口部で
あっても差しつかえない。広がった開口部の典型例はラ
ッパ状のものである。その他端22は、斜めに切られて
いるが、斜めに切られていなくてもよい。他端22の開
口は楕円形または円形になっている。内部空洞部も円形
または楕円形である。斜めに切られた他端22は、挿入
を容易にする。筒状体において、一端21と他端22と
の間の部分は、内径および外径がほぼ一定の円筒体であ
る。その内径は、ファイバースコープが容易に通過でき
る大きさであり、平均的成人の場合、典型的には、6m
m〜9mmである。その外径は、患者の外鼻孔から鼻腔
および咽頭に挿入できる程度の大きさであり、平均的成
人の場合、典型的には、8mm〜14mmである。ま
た、その厚み(肉厚)は、典型的には1mm〜3mmで
ある。また、経鼻挿管補助具20を構成する筒状体は、
患者の外鼻孔から鼻腔の湾曲にそって挿入できるよう、
湾曲した形状を有するとともに、柔軟性および好ましく
は弾力性を有する。鼻腔の湾曲に沿った筒状体は、鼻腔
内に容易に挿入でき、かつ鼻粘膜を損傷しない程度の適
度の硬さ・弾力性・柔軟性を持つことが好ましい。湾曲
した形状の曲率の程度は、鼻腔の湾曲の一般標準に合わ
せたものとすればよい。筒状体は、典型的には、ポリ塩
化ビニル製であり、上記厚みの下、フレキシブルで、適
当な弾力性をもつものであるが、他の素材からなっても
よい。また、筒状体は、患者に挿入されたときに患者の
外鼻孔から喉頭蓋付近まで達するような長さを有し、典
型的には、100mm〜200mmである。この長さ
は、外鼻孔から声帯までの長さよりもやや短いものが好
ましい。なお、患者の年齢、体格等に応じて、その鼻腔
および咽頭の形状およびサイズはまちまちであるから、
上記筒状体の内径、外径、厚み、長さ等の寸法は、それ
に応じて適宜設定することができる。したがって、個人
差に対応できるよう、種々のサイズのものを提供するこ
とが好ましい。
【0010】筒状体の一端21には、対向する位置(円
形の開口において180°対称の位置)に2つの孔23
および24が設けておくと使用上便利である。この場
合、孔23および孔24からそれぞれ、切れこみ25お
よび26が、他端22まで延びている。切れこみ25お
よび26は、筒状体の長手方向に沿って他端22まで連
続して形成されている。したがって、2つの切れこみ2
5および26は、円筒体のほぼ180°対称な位置にそ
れぞれ設けられている。図3に拡大して示すように、切
れこみ25および26は、筒状体の内壁27から所定の
深さで形成されている。切れこみ25および26の深さ
は、外壁28に至らない範囲で適宜設定することがで
き、必要時に筒状体を簡単に引き裂けるほど深い一方
で、筒状態を鼻腔内に挿入する操作においては簡単に裂
けない程度のものであることが好ましい。切れこみ25
および26の深さは、たとえば、筒状体の厚みの10/
100以上95/100以下とすることができる。筒状
体に適当な力(たとえば一端21を両手でもってそこか
ら筒状体を縦に引き裂くような力)を加えれば、切れこ
み25および26は容易に裂け、したがって、経鼻挿管
補助具20は、切れこみ25および26に沿って、その
長手方向(縦)に容易に引き裂くことができる。なお、
筒状体の一端21に孔23および24が設けられている
と、切れこみ25および26の位置を使用者に知らせる
とともに、使用するまでは、そこから切れこみが広がら
ないよう切れこみを食い止める役割を果たし使用上便利
である。
【0011】上述した経鼻挿管補助具では、切れこみは
筒状体の2箇所に設けられているが、筒状体を引き裂い
て患者から取りだしファイバースコープから分離するこ
とができるものである限り、切りこみを設ける場所は、
筒状体の1箇所でもよいし、3箇所以上でもよい。ま
た、上記経鼻挿管補助具では、一端から他端まで連続し
てつながる切れこみが形成されているが、材料の性質に
よっては筒状体に断続的な切れこみを形成してもよい。
さらに、断続的な切れこみを形成する場合、切れこみ
は、筒状体の厚みまで深くしてもよく、すなわち、切れ
こみを内壁から外壁まで貫通させてもよい。また、上記
経鼻挿管補助具での、内壁からの切れこみの形成(すな
わち筒状体の内部での切れこみの形成)に代えて、外壁
からの切れこみの形成(すなわち筒状体の外側での切れ
こみの形成)としてもよいが、取り扱い上からは内壁か
らの切れこみの方が使いやすい。
【0012】また、切れこみの代わりに図4に示すよう
な溝45を筒状体に形成してもよい。このように、筒状
体において厚みが他の部分よりも薄い部分を形成するこ
とにより、筒状体を引き裂きやすい形状にすることがで
きる。溝の位置や深さは、上述した切れこみと同様に設
定することができる。また、溝は、筒状体の一端から他
端まで連続して形成してもよいし、断続的に形成しても
よい。断続的な溝を形成する場合、溝は、筒状体の厚み
まで深くしてもよく、すなわち、溝を内壁から外壁まで
貫通させてもよい。また、溝は、筒状体の内壁に形成し
てもよいし、外壁に形成してもよいが、内壁での形成の
方が取り扱い上好ましい。
【0013】さらに、切れこみや溝のかわりに、図5に
示すような切欠き55を筒状体の一端51に形成しても
よい。たとえば、一端51を両手で持ち、そこから筒状
体を引き裂くような力を加えれば、切欠き55を起点に
して、筒状体を縦に引き裂くことができる。切欠き55
は、筒状体の一端51の対向する2箇所に設けるとよ
い。筒状体が、裂けやすい材質からなる場合、たとえ
ば、方向性をもった樹脂成形体からなる場合、このよう
な切欠き55によっても、引き裂きやすい構造を得るこ
とができる。
【0014】またさらに、筒状体を、簡単に引き裂きや
すい材質で形成すれば、上述してきたような引き裂きを
積極的に誘発させるような部分を設けなくともよい。
【0015】上述した経鼻挿管補助具の断面は円形であ
ったが、その断面は楕円形であってもよい。本発明によ
る経鼻挿管補助具は、ポリ塩化ビニルのほか、同様の性
質を有する他の種々の樹脂によって形成することができ
る。切れこみや溝は、筒状体の端部またはその近傍に設
けることによって、筒状体を容易に引き裂くことができ
るようになる。また、筒状体の外壁は、鼻腔に挿入しや
すいような性状に加工(たとえばコーティング加工)さ
れていてもよいし、またその内壁も、ファイバースコー
プを挿入しやすいような性状に加工(たとえばコーティ
ング加工)されていてもよい。以下、本発明による経鼻
挿管補助具の使用方法について図を参照しながら説明す
る。
【0016】本発明による経鼻挿管補助具20は、たと
えば予め潤滑剤を塗布した上で、図6に示すように鼻腔
60内に挿入する。それにより、舌根の沈下による気道
閉塞をある程度防ぐことができる。その上で、図7に示
すように、ファイバースコープ補助の挿管の手技を行な
う。気管内チューブ1に通されたファイバースコープ2
を、経鼻挿管補助具20の一端21から挿入し、その中
空をとおって、他端22から出し、声帯6の方に挿入し
ていく。声帯6が見えたら、ファイバースコープ2をそ
のままさらに気管7内に挿入していく。次いで、図8に
示すように、経鼻挿管補助具20を鼻腔70から引き抜
きつつ、左右などに引き裂くことによって取り除いてい
く。経鼻挿管補助具20の引き裂きは、たとえば、切れ
こみまたは溝にそって行うことができる。すると、気管
内チューブ1に通されたファイバースコープ2のみが外
鼻孔4から気管7内にガイドとして残る。完全に経鼻挿
管補助具20を患者から取り除けば、後は通常のファイ
バースコープ補助の挿管法を行うことができる。すなわ
ち、ファイバースコープ2をガイドにして気管内チュー
ブ1を気管7内に挿入する。こうして本発明による経鼻
挿管補助具を用いれば、声帯が速やかに見つかるので、
気管内チューブの経鼻挿管に要する時間および患者の苦
痛はかなり軽減される。
【0017】
【発明の効果】従来法では、声帯を見つけるまでに鼻腔
内の鼻汁、出血、また上中下の鼻腔介などの構造物など
で視野が得にくい場合がある。また、何度もファイバー
スコープによって鼻腔内を行き来すれば、覚醒した患者
の場合には患者の苦痛につながるし、鼻出血の原因にも
なり得る。初心者・研修医などが鼻腔介などの構造物に
惑って、あるいは鼻汁で視野を遮られてファイバースコ
ープの現在地がわからなくなり、目的である声帯を探す
までに至らず、何度もファイバースコープを挿入した
り、出してきたりすることもある。また、位置確認のた
めや、ファイバースコープに付着し視野を邪魔する鼻汁
をきれいに拭うため出し入れを何度も繰返していくうち
に、その動作で鼻粘膜を傷つけ鼻出血をきたし、さらに
声帯が見つけにくくなって熟練者に交代してしまうこと
もままある。覚醒した患者は、鼻腔内を何度も何度もフ
ァイバースコープで擦られる痛みや不快感を我慢するよ
う強いられている。先に全身麻酔を施して、患者を入眠
させてから経鼻挿管を行なう方法もあるが、その場合
は、マスク換気などの人工呼吸補助をしながらとなるた
め、複数の人手が必要となる。さらに患者の自発呼吸は
停止しているので上手に換気できる場合はまだしも、換
気が困難であるとさらに時間的制約がかかってくる。ま
た、マスク換気補助下では、気道確保ができていない以
上、自発呼吸がないので、鼻出血がいわゆる「たれこ
み」(気道内に唾液や血が入ってしまうこと)を起こす
と呼吸状態が悪化し、後に肺炎などの遠因ともなりかね
ない。こうした場合もできるだけ早く声帯を見つけ、気
道確保する必要がある。気道確保を行なう上で、時間は
非常に貴重で、緊急の場合には生命予後や、神経学的予
後(例:低酸素脳症に陥る)を左右しかねない。
【0018】本発明による経鼻挿管補助具は、ファイバ
ースコープより太く、挿入目的とする気管内挿管様チュ
ーブと同程度の太さがあるが、鼻腔内に挿入するのは誰
が挿入しても数秒で挿入可能である。本発明による経鼻
挿管補助具の挿入は、1度で済むため、鼻出血もほとん
どない。そして、本発明による補助具を挿入し、その中
にファイバースコープを通して覗けばほぼ真下に声帯が
見える。その際、ファイバースコープは筒の中を通るの
で、目的の声帯を見つけるまでに鼻汁などに視野を遮ら
れることもなく、ファイバースコープを引上げてきれい
に拭いてからまた覗くというような煩わしさやタイムロ
スも減る。このように、本発明による補助具を使用すれ
ば、ファイバースコープによって、挿入した筒のほぼ真
下に喉頭蓋および声帯を容易に見つけることができ、結
果として経鼻的気道確保に要する時間が短縮でき、患者
の苦痛を減らし、安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ファイバースコープを使用する経鼻挿管法を
説明する模式図である。
【図2】 本発明による経鼻挿管補助具を示す(a)正
面図、(b)側面図、(c)側面図、(d)斜視図、お
よび(e)X−X断面図である。
【図3】 図2に示す経鼻挿管補助具の断面を拡大して
示す図である。
【図4】 本発明による経鼻挿管補助具の他の態様を示
す概略断面図である。
【図5】 本発明による経鼻挿管補助具の他の態様を示
す斜視図である。
【図6】 本発明による経鼻挿管補助具を使用する態様
を説明する模式図である。
【図7】 本発明による経鼻挿管補助具を使用する態様
を説明する模式図である。
【図8】 本発明による経鼻挿管補助具を使用する態様
を説明する模式図である。
【符号の説明】
1 気管内チューブ、2 ファイバースコープ、3 患
者、4 外鼻孔、5喉頭蓋、6 声帯、7 気管、20
経鼻挿管補助具、21,51 一端、22他端、2
3,24 孔、25,26 切れこみ、27 内壁、2
8 外壁、45 溝、55 切欠き、60 鼻腔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C061 AA12 AA13 BB01 CC04 DD03 GG22 JJ03 4C167 AA15 BB03 BB07 BB11 BB31 CC15 DD10 GG10 GG36 HH08 HH30

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイバースコープを用いて行なう経鼻
    挿管のため、患者の外鼻孔から挿入する補助具であっ
    て、 患者の外鼻孔から鼻腔の湾曲にそって挿入できるような
    湾曲した柔軟性のある筒状体からなり、 前記筒状体は、患者に挿入されたときに患者の外鼻孔か
    ら喉頭蓋付近まで達するような長さを有するものである
    とともに、その中に前記ファイバースコープを通すこと
    ができるものであり、かつ 前記筒状体は、患者に挿入され、その中に前記ファイバ
    ースコープが通された後、患者から取り出して前記ファ
    イバースコープから分離することができるものである、
    経鼻挿管補助具。
  2. 【請求項2】 前記筒状体は、その一端またはその一端
    の近傍からその他端またはその他端の近傍にかけて切れ
    こみまたは溝を有するものであり、それにより、前記切
    れこみまたは前記溝に沿って引き裂きながら患者から取
    り出すことができるものである、請求項1に記載の経鼻
    挿管補助具。
JP2000396933A 2000-12-27 2000-12-27 経鼻挿管補助具 Pending JP2002191552A (ja)

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