JP2002189866A - ソフトウェア部品売買システム、ソフトウェア部品売買方法およびソフトウェア部品売買プログラムが記憶された記憶媒体 - Google Patents

ソフトウェア部品売買システム、ソフトウェア部品売買方法およびソフトウェア部品売買プログラムが記憶された記憶媒体

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JP2002189866A
JP2002189866A JP2000386913A JP2000386913A JP2002189866A JP 2002189866 A JP2002189866 A JP 2002189866A JP 2000386913 A JP2000386913 A JP 2000386913A JP 2000386913 A JP2000386913 A JP 2000386913A JP 2002189866 A JP2002189866 A JP 2002189866A
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Shigeki Kuwamoto
茂樹 桑本
Takashi Yamamura
隆 山村
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウェアの形態および動作に依存せずに
査定を行うことができるソフトウェア部品売買システ
ム、ソフトウェア部品売買方法およびソフトウェア部品
売買プログラムが記憶された記憶媒体を提供すること。 【解決手段】 新規申請者または改訂申請者が、PC端
末1において申請したソフトウェア部品の査定申請を行
うと、サーバ10はこの査定申請を受信する。査定者
は、申請されたソフトウェア部品のドキュメントなどを
サーバ10に記憶されている審査最低基準に基づいて評
価することにより査定を行う。審査の結果、査定額が決
定されると、買い付けられるソフトウェア部品がサーバ
10のデータベース部27に格納され、その旨が新規申
請者または改訂申請者に通知される。購入希望者は、P
C端末n側から所望のソフトウェア部品に対しての購入
手続きをサーバ10に送信することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どのネットワーク通信分野を介してソフトウェアの買取
りと販売を行うソフトウェア部品売買システム、ソフト
ウェア部品売買方法およびソフトウェア部品売買プログ
ラムが記憶された記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信分野の目覚ましい進歩に伴う
インターネットの普及により、端末装置上で個人ユーザ
が商品の購入、売買、オークションなどに参加するよう
になってきている。例えば、ユーザが参加するオークシ
ョン、商品売買として、中古車の売買システム、オーク
ションシステムなどの査定・買い取り・販売を行うシス
テムが挙げられる。このような査定・買い取り・販売を
行うシステムにおいて、中古車などの物理的な商品は希
少価値からのプレミアが付かない限り、時間の経過とと
もに商品価値が低下するが、これに対してソフトウェア
は必ずしも時間の経過とともに商品価値が低下するとは
限らない。特に、コンポーネント化されたソフトウェア
は様々なシステムに搭載されることにより、汎用性、再
利用性、理解性、信頼性などの価値が上がることがあ
り、ソフトウェア以外の商品とソフトウェアとでは、買
い取り時の査定方法が異なってくる。
【0003】また、インターネット上でのソフトウェア
販売においてソフトウェアは、人に対して可読性のある
高級言語で記述されたプログラム(ソースコード)を機
械語プログラム(オブジェクトコード)に変換するコン
パイルが実行された形式で販売されることが多い。この
ようにコンパイルされたオブジェクトコードで販売する
のは、ソースコードに対してサイズが小さくなること、
不可読にしてソフトウェアの開発ノウハウの流出を防ぐ
こと、即実行できるオブジェクトコードの方がエンドユ
ーザに対して使い勝手がよいなどの理由からである。と
ころで、ソフトウェア以外の販売システムとして、特開
平4−287163号公報には、取り引きを電子化する
ことによる流通コストの削減を図るフレキシブル購入品
勘定・在庫管理システムが記載されている。また、特開
平6−251021号公報には、売手と買手の売買金額
を自動調整するといったオークション機能に関する電子
ディーリングシステムが記載されている。特開平9−2
88576号公報には、ソフトウェアの買い取りではな
く、販売方法の仕組みに関するものやソフトウェアでは
ない商品の販売を支援するソフトウェア配布方法が記載
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オブジ
ェクトコードのソフトウェアの価値を見積もるには、動
作実行させて機能を評価することが前提となり、従来の
査定・買い取り・販売システムにおいて動作実行させず
にソフトウェアの価値を見積もることは困難であり、ソ
フトウェアを売買をインターネット上で行うことはあま
りなかった。そこで、本発明の第1の目的は、ソフトウ
ェアの査定買い取りから販売までを一貫して行うことが
できるソフトウェア部品売買システム、ソフトウェア部
品売買方法およびソフトウェア部品売買プログラムが記
憶された記憶媒体を提供することである。本発明の第2
の目的は、ソースコード、オブジェクトコードというソ
フトウェアの形態に依存することなく、さらにソフトウ
ェアを動作させて評価することなしに、ソフトウェアの
価値を評価してソフトウェアの買い取り、見積り(査
定)を行うことができるソフトウェア部品売買システ
ム、ソフトウェア部品売買方法およびソフトウェア部品
売買プログラムが記憶された記憶媒体を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、コンピュータネットワークを介してソフトウェア部
品の査定・販売を行うソフトウェア部品売買システムに
おいて、ソフトウェア部品のソースコード、ドキュメン
トなどの各項目ごとの情報を取得し、ソフトウェア部品
情報として格納するソフトウェア部品情報取得手段と、
前記ソフトウェア部品情報取得手段によって取得したソ
フトウェア部品情報の各項目に基づいて、該当するソフ
トウェア部品が利用・販売可能であるかどうかを判断す
る判断手段と、前記判断手段がソフトウェア部品が利用
・販売可能であるかどうかを判断する際に判断基準とす
る前記ソフトウェア部品情報取得手段によって取得した
ソフトウェア部品情報の各項目ごとの基準値を記憶する
判断基準記憶手段と、前記判断手段によって前記ソフト
ウェア部品情報取得手段によって取得したソフトウェア
部品情報に該当するソフトウェア部品が利用・販売可能
であると判断された場合、前記利用・販売可能であると
判断されたソフトウェア部品の買い取り価格を決定する
査定手段と、前記査定手段によって買い取り価格が決定
されたソフトウェア部品情報に関するソフトウェア部品
を販売対象として記憶する販売用ソフトウェア部品記憶
手段と、前記販売用ソフトウェア部品記憶手段に記憶さ
れているソフトウェア部品をソフトウェア部品購入希望
者からの要求に応じて提示するソフトウェア部品提示手
段と、を備えたことにより、前記第1および前記第2の
目的を達成する。
【0006】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、前記ソフトウェア部品情報取得手段によ
って取得されるソフトウェア部品情報の項目、および前
記判断基準記憶手段に記憶されているソフトウェア部品
情報の項目には、ファイル数、クラス数、ステップ数、
バイト数などの尺度で測ることができるソフトウェア部
品の規模が含まれることにより、前記第1および前記第
2の目的を達成する。請求項3記載の発明では、請求項
1記載の発明において、前記ソフトウェア部品情報取得
手段によって取得されるソフトウェア部品情報の項目、
および前記判断基準記憶手段に記憶されているソフトウ
ェア部品情報の項目には、ソフトウェア部品のレビュー
結果が含まれることにより、前記第1および前記第2の
目的を達成する。
【0007】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
発明において、前記ソフトウェア部品情報取得手段によ
って取得されるソフトウェア部品情報の項目、および前
記判断基準記憶手段に記憶されているソフトウェア部品
情報の項目には、ソフトウェア部品の動作テスト結果が
含まれることにより、前記第1および前記第2の目的を
達成する。請求項5記載の発明では、請求項1記載の発
明において、前記ソフトウェア部品情報取得手段によっ
て取得されるソフトウェア部品情報の項目、および前記
判断基準記憶手段に記憶されているソフトウェア部品情
報の項目には、ソフトウェア部品の操作マニュアルが含
まれることにより、前記第1および前記第2の目的を達
成する。
【0008】請求項6記載の発明では、請求項1記載の
発明において、前記ソフトウェア部品情報取得手段によ
って取得されるソフトウェア部品情報の項目、および前
記判断基準記憶手段に記憶されているソフトウェア部品
情報の項目には、ソフトウェア部品の利用実績または販
売実績が含まれることにより、前記第1および前記第2
目的を達成する。請求項7記載の発明では、請求項2、
請求項3、請求項4、請求項5、請求項6のうちいずれ
か1に記載の発明において、前記査定手段は、前記判断
手段が前記判断基準記憶手段に記憶されているソフトウ
ェア部品情報の各項目のうち少なくとも2つ以上の項目
を判断基準として判断した場合の判断結果に基づいて買
い取り金額を決定することにより、前記第1および前記
第2の目的を達成する。請求項8記載の発明では、請求
項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求
項7のうちいずれか1に記載の発明において、前記判断
基準記憶手段は、判断基準対象としてのソフトウェア部
品情報の各項目に対する重要度も記憶しており、前記判
断手段が前記判断基準記憶手段に記憶されているソフト
ウェア部品情報の各項目の重要度に基づいて判断するこ
とにより、前記第1および前記第2の目的を達成する。
【0009】請求項9記載の発明では、コンピュータネ
ットワークを介してソフトウェア部品の査定・販売を行
うソフトウェア部品売買方法において、ソフトウェア部
品のソースコード、ドキュメントなどの各項目ごとの情
報を取得し、ソフトウェア部品情報として格納する第1
のステップと、前記第1のステップで取得したソフトウ
ェア部品情報の各項目に基づいて、該当するソフトウェ
ア部品が利用・販売可能であるかどうかを判断する第2
のステップと、前記第2のステップがソフトウェア部品
が利用・販売可能であるかどうかを判断する際に判断基
準とする前記第1のステップで取得したソフトウェア部
品情報の各項目ごとの基準値を記憶する第3のステップ
と、前記第3のステップによって前記第1のステップで
取得したソフトウェア部品情報に該当するソフトウェア
部品が利用・販売可能であると判断された場合、前記利
用・販売可能であると判断されたソフトウェア部品の買
い取り価格を決定する第4のステップと、前記第4のス
テップによって買い取り価格が決定されたソフトウェア
部品情報に関するソフトウェア部品を販売対象として記
憶する第5のステップと、前記第5のステップで記憶さ
れているソフトウェア部品をソフトウェア部品購入希望
者からの要求に応じて提示する第6のステップと、から
なることにより、前記第1および前記第2の目的を達成
する。
【0010】請求項10記載の発明では、コンピュータ
ネットワークを介してソフトウェア部品の査定・販売を
行うソフトウェア部品売買プログラムが記憶された記憶
媒体において、ソフトウェア部品のソースコード、ドキ
ュメントなどの各項目ごとの情報を取得し、ソフトウェ
ア部品情報として格納するソフトウェア部品情報取得機
能と、前記ソフトウェア部品情報取得機能によって取得
したソフトウェア部品情報の各項目に基づいて、該当す
るソフトウェア部品が利用・販売可能であるかどうかを
判断する判断機能と、前記判断機能がソフトウェア部品
が利用・販売可能であるかどうかを判断する際、前記ソ
フトウェア部品情報取得機能によって取得したソフトウ
ェア部品情報の各項目ごとの基準値を記憶する判断基準
記憶機能と、前記判断機能によって前記ソフトウェア部
品情報取得機能によって取得したソフトウェア部品情報
に該当するソフトウェア部品が利用・販売可能であると
判断された場合、前記利用・販売可能であると判断され
たソフトウェア部品の買い取り価格を決定する査定機能
と、前記査定機能によって買い取り価格が決定されたソ
フトウェア部品情報に関するソフトウェア部品を販売対
象として記憶する販売用ソフトウェア部品記憶機能と、
前記販売用ソフトウェア部品記憶機能に記憶されている
ソフトウェア部品をソフトウェア部品購入希望者からの
要求に応じて提示するソフトウェア部品提示機能と、を
コンピュータに実現させることにより、前記第1および
前記第2の目的を達成する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図1ないし図3を参照して詳細に説明する。 (1)実施の形態の概要 本実施の形態のソフトウェア部品売買システムでは、ソ
フトウェア部品を買い取って欲しい、すなわちソフトウ
ェア部品を売りたいユーザ(以下、新規申請者という)
または、すでに登録されているソフトウェア部品に関す
る情報を改訂したいユーザ(以下、改訂申請者という)
が、PC端末1において申請したソフトウェア部品の買
い取りを希望する旨の申請、すなわち買い取り、見積依
頼の査定申請を行うと、サーバ10はこの査定申請を受
信する。ソフトウェア部品の査定をする査定者は、申請
されたソフトウェア部品のドキュメントやソースコード
をサーバ10に記憶されている審査最低基準に基づいて
評価することにより査定を行う。この査定者による審査
の結果、申請されたソフトウェア部品の登録が許可とな
り査定額が決定されると、すなわちソフトウェア部品の
買い取りが決定されると、審査結果を承認する承認者へ
申請されたソフトウェア部品の情報が送られる。承認者
が査定者による審査結果を承認すると、査定額により買
い付けられるソフトウェア部品がサーバ10のデータベ
ース部27に格納され、その旨が新規申請者または改訂
申請者に通知される。
【0012】また、ソフトウェア部品の購入をしたいユ
ーザ(以下、購入希望者という)は、PC端末1、2、
・・・、n側からサーバ10のデータベース部27に格
納されている各ソフトウェア部の情報を閲覧することが
でき、所望のソフトウェア部品に対しての購入手続き、
すなわち購入要求をサーバ10に送信することができ
る。そして、購入手続きを済ませたユーザは、サーバ1
0からソフトウェア部品を受信することができるように
なっている。本実施の形態ではサーバ10は、ユーザ環
境の各PC端末1、2、・・・、nから所定の処理要求
を受信し、この受信したユーザからの要求に応じてPC
端末1、2、・・・、nに対してデータベース部27に
格納されているソフトウェア部品を配信することができ
るようになっている。なお、本実施の形態において、ソ
フトウェア部品とは、コンポーネント化されたソフトウ
ェア部品、すなわち部品単位で独立した処理であるモジ
ュールのことをいうものとする。
【0013】(2)実施の形態の詳細 図1は、本実施の形態に係るソフトウェア部品売買シス
テムの構成を示した図である。図1に示されるようにソ
フトウェア部品売買システム100は、本発明の一実施
形態としてのサーバ10と、ネットワーク11、12を
介して接続され、このサーバ10に対して新規申請者、
購入希望者、改訂申請者が所定の処理要求を送信する要
求送信装置として機能するPC(パーソナルコンピュー
タ)端末1、2、・・・・、nとを備えている。サーバ
10は、PC端末1、2、・・・、nから、新規申請者
による買い取り希望のソフトウェア部品の新規査定申
請、改訂申請者による登録済みのソフトウェア部品の情
報の改訂申請、この改訂申請者による改訂申請に応じた
改訂査定申請、購入希望者によるソフトウェア部品の購
入希望申請などの所定の処理要求を受信する要求受信装
置として機能する。また、サーバ10は、新規査定申請
または改訂査定申請を受信したときに査定者によって査
定されるソフトウェア部品に対する買い取りか否かの決
定、買い取りの場合の査定額などの審査結果、承認者に
よる審査結果の承認などをPC端末1、2、・・・、n
に送信する要求処理結果送信装置としても機能する。
【0014】なお、本実施の形態では一例としてネット
ワーク11、12をインターネットとして説明するが、
これに限られるものではなく、キャプテンシステム、そ
の他のWAN(Wide Area Network)
など、PC端末1、2、・・・、nによって新規申請
者、購入希望者などがサーバ10へ所定の処理要求を送
信することができ、かつ、サーバ10がPC端末1、
2、・・・、nから要求される所定の処理を実行するこ
とができるようなネットワークであればよい。また、本
実施の形態においてネットワーク11、12は、サーバ
10とPC端末1、2、・・・、nとが、有線、無線、
および両方のいずれにより接続されるネットワークでも
よく、専用線と介して回線による通信ネットワーク、携
帯端末による無線通信ネットワーク、通信衛星などを使
った情報通信ネットワークのいずれでもよい。また、本
実施の形態においてPC端末1、2、・・・、nは、パ
ーソナルコンピュータとして説明するが、これに限られ
るものではなく、携帯電話、PDA(Personal
Digital Assistants)などのよう
にサーバ10とネットワーク11、12を介して情報の
入出力が送受信できる端末あればよいとする。
【0015】図2は、サーバ10の構成を示したブロッ
ク図である。サーバ10は、制御部21を備えており、
データバスなどのバスラインを介して表示部22、通信
制御部23、入出力部24、記憶部25、図示しないそ
の他の機器が接続されている。制御部21は、プログラ
ムに従って各種装置、各部を制御し演算するCPU(中
央処理装置)、CPUが各種制御や演算を行うためのた
めのプログラムやデータを格納するROM(リード・オ
ンリ・メモリ)、CPUにワーキングメモリとして使用
されるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)などを備
えている。この制御部21は、複数のPC端末1、2、
・・・、nからの処理要求に同時に個別に対応できるよ
うになっている。入出力部24は、ネットワーク11、
12を介して接続されたPC端末1、2、・・・、nか
ら通信制御部23が受信した新規申請者または改訂申請
者の住所、氏名、電話番号などの申請者情報、新規申請
希望または改訂申請希望のソフトウェア部品情報、購入
希望者の住所、氏名、電話番号などの購入者情報、査定
者による査定結果である査定情報、承認者による承認情
報などに対する所定の処理要求や各データを記憶部25
に対して入出力する。
【0016】表示部22には、通信制御部23が受信し
たPC端末1、2、・・・、nからの各種情報が表示さ
れる。通信制御部23は、一般電話回線、ISDN、無
線電話回線によりネットワーク11、12へ接続し、通
信制御部23を制御する制御部21とともに、処理要求
に対する応答機能の役割を果たしている。記憶部25
は、大容量の記憶装置であるハードディスクが主として
使用されており、制御部21のCPUが各種制御や演算
を行うためのプログラムやデータを格納し、本実施の形
態のソフトウェア部品売買システムのプログラムとして
機能するプログラム部26と、PC端末1、2、・・
・、nからの申請者情報などの所定のデータを格納する
データベース部27を備えている。
【0017】プログラム部26には、データベース部2
7に格納される新規申請者または改訂申請者の情報であ
る申請者データ、新規申請者または改訂申請者が買い取
って欲しいソフトウェア部品、すなわち査定を希望する
ソフトウェア部品のソフトウェア部品データ、査定者に
よる審査結果データ、査定者が申請データおよびソフト
ウェア部品データの審査をする際に審査の基準とする査
定基準データ、承認者による審査結果に基づく承認デー
タ、審査合格により登録となった申請データおよびソフ
トウェア部品データの登録データなどのデータテーブル
を更新するためのデータ更新プログラム、ネットワーク
11、12を介してPC端末1、2、・・・、nから所
定の処理(例えば、査定を希望するソフトウェア部品デ
ータの審査結果の送信、購入希望者による購入希望のソ
フトウェア部品データなどのデータ送信処理)につい
て、新規申請者、改訂申請者、購入希望者による処理要
求を受信する要求受信プログラム、この要求受信処理プ
ログラムにより受信された処理要求において要求されて
いる処理(審査結果などのデータ送信処理)を実行する
要求処理プログラム、その他各種のプログラムが格納さ
れている。
【0018】データベース部27には、PC端末1、
2、・・・、nからの受信する申請データ27a、査定
者が申請データ27aを査定する際に審査の基準とする
査定基準データ27c、査定者が審査合格とし、承認者
によって登録承認された登録データ27b、その他の各
データが格納されている。申請データ27aには、査定
者に対して査定依頼するソフトウェア部品のファイル
数、クラス数、ステップ数、バイト数などの規模、説明
書、仕様書、解説書などのドキュメント、ソースコード
(ソースプログラム)、各フェーズのドキュメントや成
果物に誤りがないかどうか検査するレビュー結果、テス
ト結果、操作マニュアル、利用または販売実績回数など
の査定に必要なソフトウェア部品の属性などのソフトウ
ェア部品データ、各申請者の住所、氏名、職業、年齢な
どの申請者データ、申請者による査定希望価格などの査
定希望データなどが格納されている。
【0019】査定基準データ27cには、申請データ2
7aに格納されているソフトウェア部品データが利用ま
たは販売可能であるかどうか査定者によって審査される
際、査定者が基準とするソフトウェア部品に関するドキ
ュメント、ソースコード、レビューなどの特性データ、
過去の審査結果の審査データなどが格納されている。登
録データ27bには、査定者が査定基準データ27dに
基づいて利用または販売可能であると審査合格にしたソ
フトウェア部品データと、そのソフトウェア部品データ
の買い取り額(査定額)である査定データなどが格納さ
れている。データベース部27に格納されている各デー
タ27a〜cは、プログラム部26に格納される各プロ
グラムに従って、入出力部24から、またネットワーク
11、12を介してPC端末1、2、・・・、nから入
力された各データの転送により更新されるようになって
いる。
【0020】次に、本実施の形態のソフトウェア部品売
買システムにおけるソフトウェア部品売買について説明
する。図3は、ソフトウェア部品売買システムにおける
新規ソフトウェア部品の申請・登録を示した図である。
なお、本実施の形態では、サーバ10の制御部21によ
って各申請者からの査定依頼を受信した旨が通知された
場合、査定者はサーバ10の表示部22に表示されたソ
フトウェア部品データの内容を参照して審査を行う、ま
た、審査結果が制御部21によって通知された場合、承
認者はサーバ10の表示部22に表示された査定結果を
参照して承認を行うものとして説明するが、これに限ら
れるものではない。例えば、サーバ10とネットワーク
11、12を介して別の端末装置を接続し、サーバ10
の制御部21が査定依頼、審査結果、購入希望などのデ
ータをこの別の端末装置に送信するようにしてもよい
し、この別の端末装置をPC端末1、2、・・・、nの
うちの1台としてもよい。この場合には査定者および承
認者は、別の端末装置(または、PC端末)においてサ
ーバ10の制御部21から受信した査定依頼、審査結
果、購入希望などのデータに対しての回答を入力し、サ
ーバ10に対して各回答を送信することができる。
【0021】サーバ10の制御部21は、ネットワーク
11、12を介してPC端末1からアクセスがあるかど
うかを監視しており、PC端末1において新規申請者が
売りたいソフトウェア部品を査定するソフトウェア部品
売買システムにアクセスすると、ファイル(申請票)が
サーバ10からPC端末1に送信される。サーバ10の
制御部21が送信した申請票は、PC端末1の表示画面
に表示される。新規申請者は、表示画面に表示されてい
る申請票の記入方法に従って住所、氏名、年齢などの申
請者データと、ソフトウェア部品の実体の他、査定依頼
するソフトウェア部品のファイル数、クラス数、ステッ
プ数、バイト数などの規模、説明書、仕様書、解説書な
どのドキュメント、ソースコード、レビュー結果、テス
ト結果、操作マニュアル、利用または販売実績回数など
の査定に必要なソフトウェア部品の属性であるソフトウ
ェア部品データを入力して申請票を作成し、表示画面上
の申請ボタンをクリックして申請手続きを行う(ステッ
プ301)。
【0022】サーバ10の制御部21は、通信制御部2
3によって受信されたPC端末1からの申請票をデータ
ベース部27の申請データ27aに格納すると同時に、
システム管理者である査定者(図3中の審査者に相当)
に申請票を受信した旨、すなわち査定依頼を受信した旨
を通知する。制御部21による通知を受信した査定者
は、申請票を元に新規登録(新規査定)対象のソフトウ
ェア部品が利用または販売可能であるか、審査最低基準
をクリアしているかなどの審査結果である登録票を作成
し、審査を行う(ステップ302)。査定者による審査
は、データベース部27の査定基準データ27cに格納
されているソフトウェア部品に関するドキュメント、ソ
ースコード、レビューなどの特性データ、過去の審査結
果の審査データなどに基づいて行われる。
【0023】審査は、例えば、ソフトウェア部品のファ
イル数、クラス数、ステップ数、バイト数などの規模、
説明書、仕様書、解説書などのドキュメント、ソースコ
ード、レビュー結果、テスト結果、操作マニュアル、利
用または販売実績回数などの各属性についてのチェック
シートを作成し、各属性について基準をクリアしている
場合にチェック数を1とし、このチェック数に応じて審
査合格かどうか、査定額などが決定されるようになって
いる。このように査定額をソフトウェア部品のチェック
数に応じて決めことにより、査定額に変化をつけること
ができる。また、全ての属性についてチェックするので
はなく、査定するソフトウェア部品によってはチェック
する属性の組み合わせを、例えば、ファイル数、バイト
数、レビュー結果、テスト結果のみチェックするという
ように属性を選択するようにしてもよい。なお、チェッ
クシートの各項目について、例えば、チェックシートの
各項目のうち、利用または販売実績回数が査定基準デー
タ27cの基準値以上の場合にはチェック数を3倍にす
る、レビュー結果が基準より良い場合にはチェック数を
5倍とするというように、項目ごとに重み付けを行って
もよい。
【0024】査定者は、審査合格であると判断した場合
(ステップ302;審査合格)、すなわち審査したソフ
トウェア部品が利用または販売可能であると判断した場
合、ソフトウェア部品の属性を元に査定額を決定し、こ
の査定結果を登録票に添付して承認者に送信する手続き
を行う。査定者が表示部22において登録ボタンをクリ
ックするなどして承認者への登録票の送信を実行する
と、この登録票を受信した承認者によって登録承認処理
が行われる(ステップ303)。承認者が表示部22の
登録承認ボタンを選択すると、制御部21は、この登録
承認された登録票をデータベース部27の登録データ2
7bに登録すると同時に(ステップ304)、ネットワ
ーク11、12を介して接続されているPC端末1の表
示画面に登録承認の旨を表示する。
【0025】ここで、新規申請者はPC端末1において
受信した査定額が不服である場合、再度、このソフトウ
ェア部品売買システムにアクセスして新規申請を取り下
げる手続きを行うことができる。サーバ10の制御部2
1は、新規申請を取り下げる旨を受信した場合、データ
ベース部27の申請データ27aおよび登録データ27
bに格納されている該当するソフトウェア部品データを
削除する。なお、受信した査定額でよい場合、新規申請
者がPC端末1の表示画面上の確認ボタンを選択する
と、この確認の旨がサーバ10に通知される。確認を受
信したサーバ10の制御部21は、購入希望者がPC端
末2においてソフトウェア部品売買システムにアクセス
してソフトウェア部品の購入、利用希望を入力したとき
に、購入希望者のPC端末2の表示画面上に登録データ
27bに格納されている該当するソフトウェア部品デー
タを掲示する。
【0026】一方、査定者は、審査不合格であると判断
した場合(ステップ302;審査不合格)、すなわち審
査したソフトウェア部品が利用または販売不可能である
と判断した場合、この不合格である査定結果を登録票に
添付して承認者に送信する手続きを行う。査定者が表示
部22において非登録ボタンを選択して承認者への非登
録としての登録票の送信を実行すると、この非登録であ
る登録票を受信した承認者によって非登録承認処理が行
われる(ステップ305)。承認者が表示部22の非登
録承認ボタンを選択すると、制御部21は、この非登録
承認された登録票をデータベース部27の登録データ2
7bに登録せずに破棄すると同時に(ステップ30
6)、ネットワーク11、12を介して接続されている
PC端末1の表示画面に非登録承認の旨を表示する。
【0027】なお、図3では、新規申請者によるソフト
ウェア部品の申請と登録について説明したが、改訂申請
者によって、データベース部27の登録データに登録済
みのソフトウェア部品に対する改訂申請・登録が要求さ
れた場合にも同様の処理が実行されるようになってい
る。この場合には、改訂申請者によって改訂申請したい
ソフトウェア部品についての入力がPC端末1からある
と、これを受信したサーバ10の制御部21は該当する
ソフトウェア部品データをPC端末1の表示画面上に表
示する。改訂申請者が表示画面において所定の改訂を入
力した後、改訂後の査定依頼をサーバ10に送信する
と、新規申請と同様の処理が実行されるようになってい
る。制御部21は、改訂後の査定結果に基づいて登録デ
ータ27aの該当するソフトウェア部品データを更新す
るようになっている。
【0028】以上、本実施の形態のソフトウェア部品売
買システムでは、ソフトウェア部品の買い取りから販売
までを一貫して管理することができるので、エンドユー
ザが利用・購入する際のソフトウェア部品の品質リスク
を軽減することができ、ユーザが所望のソフトウェア部
品を購入・利用することができる。また、本実施の形態
のソフトウェア部品システムでは、ソフトウェア部品を
動作確認をせずに、ソフトウェア部品に対する規模など
により査定・審査することができるので、ソフトウェア
部品の利用希望者がソフトウェア部品利用時の実装環境
に必要なメモリ量を事前に見積もることができる。さら
に、ソフトウェア部品に対するレビュー結果からソフト
ウェア部品を動作確認せずに、ソフトウェア部品の性能
・実績を知ることができるので、ソフトウェア部品の利
用希望者が事前にソフトウェア部品利用時のリスク予測
・管理情報を入手することができる。ソフトウェア部品
の価値を見積もる際いの精度を高める。
【0029】本実施の形態のソフトウェア部品売買シス
テムでは、ソフトウェア部品に対するテスト結果からソ
フトウェア部品を動作確認せずに、ソフトウェア部品の
品質を知ることができるので、ソフトウェア部品の保守
者に対してバグを未然防止するための情報提供、ソフト
ウェア利用時のリスクを予測するための管理情報提供、
特定の環境下ではバグがなく正しく動作することの保証
情報提供をすることができる。また、本実施の形態のソ
フトウェア部品売買システムでは、ソフトウェア部品に
対する操作マニュアルからソフトウェア部品を動作確認
せずに、ソフトウェア部品の利用方法を入手できるの
で、ソフトウェア部品利用者がソフトウェア部品を利用
環境に適用させるために必要な作業工数を見積もること
ができる。ソフトウェア部品に対する利用または販売実
績情報からソフトウェア部品を動作確認せずに、ソフト
ウェア部品の信頼性を入手できるので、ソフトウェア部
品利用者がソフトウェア部品利用時のリスクを予測する
ための管理情報を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、査定手段によ
って買い取り価格が決定されたソフトウェア部品情報に
関するソフトウェア部品を販売対象として記憶し、販売
用ソフトウェア部品記憶手段に記憶されているソフトウ
ェア部品をソフトウェア部品購入希望者からの要求に応
じて提示するので、ソフトウェア部品の買い取りから販
売までを一貫して管理することができ、エンドユーザが
ソフトウェア部品を売買する際の品質リスクを軽減する
ことができる。
【0031】請求項2記載の発明では、ソフトウェア部
品情報取得手段によって取得されるソフトウェア部品情
報の項目、および判断基準記憶手段に記憶されているソ
フトウェア部品情報の項目には、ファイル数、クラス
数、ステップ数、バイト数などの尺度で測ることができ
るソフトウェア部品の規模が含まれるので、ソフトウェ
ア部品を動作確認せずに、ソフトウェア部品利用・購入
希望者がソフトウェア部品利用時の実装環境に必要なメ
モリ量を見積もることができる。請求項3記載の発明で
は、ソフトウェア部品情報取得手段によって取得される
ソフトウェア部品情報の項目、および判断基準記憶手段
に記憶されているソフトウェア部品情報の項目には、ソ
フトウェア部品のレビュー結果が含まれるので、ソフト
ウェア部品を動作確認せずに、ソフトウェア部品利用・
購入希望者がソフトウェア部品利用時のリスクを予測す
ることができる。
【0032】請求項4記載の発明では、ソフトウェア部
品情報取得手段によって取得されるソフトウェア部品情
報の項目、および判断基準記憶手段に記憶されているソ
フトウェア部品情報の項目には、ソフトウェア部品の動
作テスト結果が含まれるので、ソフトウェア部品を動作
確認せずに、ソフトウェア部品の品質を知ることができ
る。請求項5記載の発明では、ソフトウェア部品情報取
得手段によって取得されるソフトウェア部品情報の項
目、および判断基準記憶手段に記憶されているソフトウ
ェア部品情報の項目には、ソフトウェア部品の操作マニ
ュアルが含まれるので、ソフトウェア部品を動作確認せ
ずに、ソフトウェア部品の利用方法を知ることができ、
ソフトウェア部品利用・購入希望者がソフトウェア部品
を利用環境に適用させるために必要な作業工数を見積も
ることができる。
【0033】請求項6記載の発明では、ソフトウェア部
品情報取得手段によって取得されるソフトウェア部品情
報の項目、および判断基準記憶手段に記憶されているソ
フトウェア部品情報の項目には、ソフトウェア部品の利
用実績または販売実績が含まれるので、ソフトウェア部
品を動作確認せずにソフトウェア部品の信頼性を知るこ
とができ、ソフトウェア部品利用・購入者がソフトウェ
ア部品利用時のリスクを予測することができる。請求項
7記載の発明では、査定手段は、判断手段が判断基準記
憶手段に記憶されているソフトウェア部品情報の各項目
のうち少なくとも2つ以上の項目を判断基準として判断
した場合の判断結果に基づいて買い取り金額を決定する
ので、ソフトウェア部品の価値の見積もりを細かく設定
することができる。請求項8記載の発明では、判断基準
記憶手段は、判断基準対象としてのソフトウェア部品情
報の各項目に対する重要度も記憶しており、判断手段が
判断基準記憶手段に記憶されているソフトウェア部品情
報の各項目の重要度に基づいて判断するので、ソフトウ
ェア部品の価値の見積もり精度の向上を図ることができ
る。
【0034】請求項9記載の発明では、第4のステップ
によって買い取り価格が決定されたソフトウェア部品情
報に関するソフトウェア部品を販売対象として記憶し、
第5のステップで記憶されているソフトウェア部品をソ
フトウェア部品購入希望者からの要求に応じて提示する
ので、ソフトウェア部品の買い取りから販売までを一貫
して管理することができ、エンドユーザがソフトウェア
部品を売買する際の品質リスクを軽減することができ
る。請求項10記載の発明では、査定機能によって買い
取り価格が決定されたソフトウェア部品情報に関するソ
フトウェア部品を販売対象として記憶し、販売用ソフト
ウェア部品記憶機能に記憶されているソフトウェア部品
をソフトウェア部品購入希望者からの要求に応じて提示
するので、ソフトウェア部品の買い取りから販売までを
一貫して管理することができ、エンドユーザがソフトウ
ェア部品を売買する際の品質リスクを軽減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るソフトウェア売買システム
の構成を示した図である。
【図2】サーバの構成を示したブロック図である。
【図3】ソフトウェア部品売買システムにおける新規ソ
フトウェア部品の申請・登録を示した図である。
【符号の説明】
1、2、・・・、n PC(パーソナルコンピュータ)
端末 10 サーバ 11、12 ネットワーク 21 制御部 22 表示部 23 通信制御部 24 入出力部 25 記憶部 26 プログラム部 27 データベース部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータネットワークを介してソフ
    トウェア部品の査定・販売を行うソフトウェア部品売買
    システムにおいて、 ソフトウェア部品のソースコード、ドキュメントなどの
    各項目ごとの情報を取得し、ソフトウェア部品情報とし
    て格納するソフトウェア部品情報取得手段と、前記ソフ
    トウェア部品情報取得手段によって取得したソフトウェ
    ア部品情報の各項目に基づいて、該当するソフトウェア
    部品が利用・販売可能であるかどうかを判断する判断手
    段と、 前記判断手段がソフトウェア部品が利用・販売可能であ
    るかどうかを判断する際に判断基準とする前記ソフトウ
    ェア部品情報取得手段によって取得したソフトウェア部
    品情報の各項目ごとの基準値を記憶する判断基準記憶手
    段と、 前記判断手段によって前記ソフトウェア部品情報取得手
    段によって取得したソフトウェア部品情報に該当するソ
    フトウェア部品が利用・販売可能であると判断された場
    合、前記利用・販売可能であると判断されたソフトウェ
    ア部品の買い取り価格を決定する査定手段と、 前記査定手段によって買い取り価格が決定されたソフト
    ウェア部品情報に関するソフトウェア部品を販売対象と
    して記憶する販売用ソフトウェア部品記憶手段と、 前記販売用ソフトウェア部品記憶手段に記憶されている
    ソフトウェア部品をソフトウェア部品購入希望者からの
    要求に応じて提示するソフトウェア部品提示手段と、を
    備えたことを特徴とするソフトウェア部品売買システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記ソフトウェア部品情報取得手段によ
    って取得されるソフトウェア部品情報の項目、および前
    記判断基準記憶手段に記憶されているソフトウェア部品
    情報の項目には、ファイル数、クラス数、ステップ数、
    バイト数などの尺度で測ることができるソフトウェア部
    品の規模が含まれることを特徴とする請求項1記載のソ
    フトウェア部品売買システム。
  3. 【請求項3】 前記ソフトウェア部品情報取得手段によ
    って取得されるソフトウェア部品情報の項目、および前
    記判断基準記憶手段に記憶されているソフトウェア部品
    情報の項目には、ソフトウェア部品のレビュー結果が含
    まれることを特徴とする請求項1記載のソフトウェア部
    品売買システム。
  4. 【請求項4】 前記ソフトウェア部品情報取得手段によ
    って取得されるソフトウェア部品情報の項目、および前
    記判断基準記憶手段に記憶されているソフトウェア部品
    情報の項目には、ソフトウェア部品の動作テスト結果が
    含まれることを特徴とする請求項1記載のソフトウェア
    部品売買システム。
  5. 【請求項5】 前記ソフトウェア部品情報取得手段によ
    って取得されるソフトウェア部品情報の項目、および前
    記判断基準記憶手段に記憶されているソフトウェア部品
    情報の項目には、ソフトウェア部品の操作マニュアルが
    含まれることを特徴とする請求項1記載のソフトウェア
    部品売買システム。
  6. 【請求項6】 前記ソフトウェア部品情報取得手段によ
    って取得されるソフトウェア部品情報の項目、および前
    記判断基準記憶手段に記憶されているソフトウェア部品
    情報の項目には、ソフトウェア部品の利用実績または販
    売実績が含まれることを特徴とする請求項1記載のソフ
    トウェア部品売買システム。
  7. 【請求項7】 前記査定手段は、前記判断手段が前記判
    断基準記憶手段に記憶されているソフトウェア部品情報
    の各項目のうち少なくとも2つ以上の項目を判断基準と
    して判断した場合の判断結果に基づいて買い取り金額を
    決定することを特徴とする請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6のうちいずれか1に記載のソフ
    トウェア部品売買システム。
  8. 【請求項8】 前記判断基準記憶手段は、判断基準対象
    としてのソフトウェア部品情報の各項目に対する重要度
    も記憶しており、前記判断手段が前記判断基準記憶手段
    に記憶されているソフトウェア部品情報の各項目の重要
    度に基づいて判断することを特徴とする請求項2、請求
    項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7のうち
    いずれか1に記載のソフトウェア部品売買システム。
  9. 【請求項9】 コンピュータネットワークを介してソフ
    トウェア部品の査定・販売を行うソフトウェア部品売買
    方法において、 ソフトウェア部品のソースコード、ドキュメントなどの
    各項目ごとの情報を取得し、ソフトウェア部品情報とし
    て格納する第1のステップと、 前記第1のステップで取得したソフトウェア部品情報の
    各項目に基づいて、該当するソフトウェア部品が利用・
    販売可能であるかどうかを判断する第2のステップと、 前記第2のステップがソフトウェア部品が利用・販売可
    能であるかどうかを判断する際に判断基準とする前記第
    1のステップで取得したソフトウェア部品情報の各項目
    ごとの基準値を記憶する第3のステップと、 前記第3のステップによって前記第1のステップで取得
    したソフトウェア部品情報に該当するソフトウェア部品
    が利用・販売可能であると判断された場合、前記利用・
    販売可能であると判断されたソフトウェア部品の買い取
    り価格を決定する第4のステップと、 前記第4のステップによって買い取り価格が決定された
    ソフトウェア部品情報に関するソフトウェア部品を販売
    対象として記憶する第5のステップと、 前記第5のステップで記憶されているソフトウェア部品
    をソフトウェア部品購入希望者からの要求に応じて提示
    する第6のステップと、からなることを特徴とするソフ
    トウェア部品売買方法。
  10. 【請求項10】 コンピュータネットワークを介してソ
    フトウェア部品の査定・販売を行うソフトウェア部品売
    買プログラムが記憶された記憶媒体において、 ソフトウェア部品のソースコード、ドキュメントなどの
    各項目ごとの情報を取得し、ソフトウェア部品情報とし
    て格納するソフトウェア部品情報取得機能と、前記ソフ
    トウェア部品情報取得機能によって取得したソフトウェ
    ア部品情報の各項目に基づいて、該当するソフトウェア
    部品が利用・販売可能であるかどうかを判断する判断機
    能と、 前記判断機能がソフトウェア部品が利用・販売可能であ
    るかどうかを判断する際、前記ソフトウェア部品情報取
    得機能によって取得したソフトウェア部品情報の各項目
    ごとの基準値を記憶する判断基準記憶機能と、 前記判断機能によって前記ソフトウェア部品情報取得機
    能によって取得したソフトウェア部品情報に該当するソ
    フトウェア部品が利用・販売可能であると判断された場
    合、前記利用・販売可能であると判断されたソフトウェ
    ア部品の買い取り価格を決定する査定機能と、 前記査定機能によって買い取り価格が決定されたソフト
    ウェア部品情報に関するソフトウェア部品を販売対象と
    して記憶する販売用ソフトウェア部品記憶機能と、 前記販売用ソフトウェア部品記憶機能に記憶されている
    ソフトウェア部品をソフトウェア部品購入希望者からの
    要求に応じて提示するソフトウェア部品提示機能と、を
    コンピュータに実現させるためのコンピュータ読み取り
    可能なソフトウェア部品売買プログラムが記憶された記
    憶媒体。
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