JP2002187491A - 車載用ディスプレイ装置 - Google Patents
車載用ディスプレイ装置Info
- Publication number
- JP2002187491A JP2002187491A JP2000388935A JP2000388935A JP2002187491A JP 2002187491 A JP2002187491 A JP 2002187491A JP 2000388935 A JP2000388935 A JP 2000388935A JP 2000388935 A JP2000388935 A JP 2000388935A JP 2002187491 A JP2002187491 A JP 2002187491A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- touch panel
- deflection
- display device
- windshield
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスプレイのフロントガラスへの映り込み
を防止する。 【解決手段】 ディスプレイの前面に設置されるタッチ
パネルの反射防止膜２ａは、ディスプレイから出た光が
タッチパネルを通過するときにＰ偏向成分のみとなるよ
うにその偏向方向が設定されている。この場合、反射防
止膜２ａの偏向方向は、フロントガラス２０への入射角
度がブリュースタ角付近の角度になるように設定される
のが好ましい。
を防止する。 【解決手段】 ディスプレイの前面に設置されるタッチ
パネルの反射防止膜２ａは、ディスプレイから出た光が
タッチパネルを通過するときにＰ偏向成分のみとなるよ
うにその偏向方向が設定されている。この場合、反射防
止膜２ａの偏向方向は、フロントガラス２０への入射角
度がブリュースタ角付近の角度になるように設定される
のが好ましい。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイのフ
ロントガラスへの映り込みを防止した車載用ディスプレ
イ装置に関する。
ロントガラスへの映り込みを防止した車載用ディスプレ
イ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ディスプレイのフロントガラスへ
の映り込みを防止するために、ディスプレイの前面にス
リット状の構造をしたＬＣＦ（視覚方向を規制するフィ
ルム）を配置したものがある。
の映り込みを防止するために、ディスプレイの前面にス
リット状の構造をしたＬＣＦ（視覚方向を規制するフィ
ルム）を配置したものがある。
【０００３】また、液晶表示装置の偏向板の偏向方向を
制御することによって、液晶表示装置のフロントガラス
への映り込みを防止するものもある（特開閉１−３０２
３８３号公報参照）。
制御することによって、液晶表示装置のフロントガラス
への映り込みを防止するものもある（特開閉１−３０２
３８３号公報参照）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前者のものにあって
は、ＬＣＦの透過率が７０〜８０％であるため、ディス
プレイの輝度が低下し、またそのスリット状の構造によ
りディスプレイの表示品位を低下させてしまうという問
題がある。また、後者のものにあっては、液晶表示装置
の偏向板を利用しているため、ディスプレイとしては液
晶表示装置に限られるとともに、液晶表示装置自体を映
り込み防止用に設定しなければならないという問題があ
る。
は、ＬＣＦの透過率が７０〜８０％であるため、ディス
プレイの輝度が低下し、またそのスリット状の構造によ
りディスプレイの表示品位を低下させてしまうという問
題がある。また、後者のものにあっては、液晶表示装置
の偏向板を利用しているため、ディスプレイとしては液
晶表示装置に限られるとともに、液晶表示装置自体を映
り込み防止用に設定しなければならないという問題があ
る。
【０００５】本発明は上記問題を解決することを目的と
する。
する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスプレイ
の前面にタッチパネルが設けられ、このタッチパネルの
前面に反射防止膜が設けられていることを利用し、反射
防止膜の偏向方向を制御することにより、フロントガラ
スへの映り込みを防止するようにしたものである。
の前面にタッチパネルが設けられ、このタッチパネルの
前面に反射防止膜が設けられていることを利用し、反射
防止膜の偏向方向を制御することにより、フロントガラ
スへの映り込みを防止するようにしたものである。
【０００７】具体的には、請求項１に記載の発明のよう
に、タッチパネルの前面に設けられる反射防止膜とし
て、ディスプレイからタッチパネルを介して車両のフロ
ントガラスに向かう光がＰ偏向成分となるようにその偏
向方向が設定されたものを用いる。
に、タッチパネルの前面に設けられる反射防止膜とし
て、ディスプレイからタッチパネルを介して車両のフロ
ントガラスに向かう光がＰ偏向成分となるようにその偏
向方向が設定されたものを用いる。
【０００８】このようにフロントガラスに向かう光をＰ
偏向成分とすることにより、その光のフロントガラスで
の反射率を低くし、フロントガラスへの映り込みを防止
することができる。
偏向成分とすることにより、その光のフロントガラスで
の反射率を低くし、フロントガラスへの映り込みを防止
することができる。
【０００９】この場合、フロントガラスへの光の入射角
度がブリュースタ角付近の角度になるように反射防止膜
の偏向方向を設定するのが好ましい。
度がブリュースタ角付近の角度になるように反射防止膜
の偏向方向を設定するのが好ましい。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。図１に、本発明の一実施形態に係る
ディスプレイ装置１０の側面構成を示す。このディスプ
レイ装置１０は、液晶表示器、ＣＲＴ表示器等の画像表
示を行うディスプレイ１と、その前面（ディスプレイ１
の表示面１ａの前面）に設けられたタッチパネル２から
構成されている。このタッチパネル２は、ディスプレイ
１に対するスイッチインターフェース機能として使用さ
れるもので、その前面には反射防止膜２ａが設けられて
いる。
について説明する。図１に、本発明の一実施形態に係る
ディスプレイ装置１０の側面構成を示す。このディスプ
レイ装置１０は、液晶表示器、ＣＲＴ表示器等の画像表
示を行うディスプレイ１と、その前面（ディスプレイ１
の表示面１ａの前面）に設けられたタッチパネル２から
構成されている。このタッチパネル２は、ディスプレイ
１に対するスイッチインターフェース機能として使用さ
れるもので、その前面には反射防止膜２ａが設けられて
いる。
【００１１】ディスプレイ装置１０は、車室内のインス
トルメントパネルにおいて、図２（ａ）、（ｂ）に示す
ように、運転席と助手席の間の位置に設置される。ディ
スプレイ装置１０から乗員の目の位置に向かって入射す
る光には、直接光１１の他、フロントガラス２０で反射
した反射光１２がある。この反射光１２によってディス
プレイ画像の映り込み２１が発生する。
トルメントパネルにおいて、図２（ａ）、（ｂ）に示す
ように、運転席と助手席の間の位置に設置される。ディ
スプレイ装置１０から乗員の目の位置に向かって入射す
る光には、直接光１１の他、フロントガラス２０で反射
した反射光１２がある。この反射光１２によってディス
プレイ画像の映り込み２１が発生する。
【００１２】この実施形態では、タッチパネル２の前面
に設けられた反射防止膜２ａの偏向方向を制御して、フ
ロントガラスへの映り込みを防止している。すなわち、
図３に示すように、反射防止膜２ａの偏向方向をＡで示
す矢印方向とし、ディスプレイ１から出た光がタッチパ
ネル２を通過するときにＰ偏向成分のみとなるようにし
ている。
に設けられた反射防止膜２ａの偏向方向を制御して、フ
ロントガラスへの映り込みを防止している。すなわち、
図３に示すように、反射防止膜２ａの偏向方向をＡで示
す矢印方向とし、ディスプレイ１から出た光がタッチパ
ネル２を通過するときにＰ偏向成分のみとなるようにし
ている。
【００１３】図４に、入射角度に対するＰ偏向とＳ偏向
の反射率（エネルギー反射率）特性を示す。この図４か
らＳ偏向よりもＰ偏向の方が反射率が低く、Ｐ偏向の場
合には反射率が０になる角度（ブリュースタ角）が存在
する。フロントガラス２０の屈折率が１．５の場合、ブ
リュースタ角は約６０°となる。
の反射率（エネルギー反射率）特性を示す。この図４か
らＳ偏向よりもＰ偏向の方が反射率が低く、Ｐ偏向の場
合には反射率が０になる角度（ブリュースタ角）が存在
する。フロントガラス２０の屈折率が１．５の場合、ブ
リュースタ角は約６０°となる。
【００１４】従って、ディスプレイ画像の映り込み２１
を発生させる光１３の入射角度がブリュースタ角付近の
角度になるように反射防止膜２ａの偏向方向を設定すれ
ば、フロントガラス２０への映り込みを防止することが
できる。
を発生させる光１３の入射角度がブリュースタ角付近の
角度になるように反射防止膜２ａの偏向方向を設定すれ
ば、フロントガラス２０への映り込みを防止することが
できる。
【図１】本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置１
０の構成を示す図である。
０の構成を示す図である。
【図２】ディスプレイ装置１０の設置場所を示す図であ
る。
る。
【図３】タッチパネル２の前面に設けられた反射防止膜
２ａの偏向方向を説明するための図である。
２ａの偏向方向を説明するための図である。
【図４】入射角度に対するＰ偏向とＳ偏向の反射率特性
を示す図である。
を示す図である。
【符号の説明】 １…ディスプレイ、２…タッチパネル、２ａ…反射防止
膜、１０…ディスプレイ装置、２０…フロントガラス。
膜、１０…ディスプレイ装置、２０…フロントガラス。
Claims (1)
- 【請求項１】 車室内に設置されるディスプレイと、 前記ディスプレイの前面に設けられたタッチパネルとを
有し、 前記タッチパネルの前面には、反射防止膜が設けられて
おり、 前記反射防止膜は、前記ディスプレイから前記タッチパ
ネルを介して車両のフロントガラスに向かう光がＰ偏向
成分となるようにその偏向方向が設定されていることを
特徴とする車載用ディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000388935A JP2002187491A (ja) | 2000-12-21 | 2000-12-21 | 車載用ディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000388935A JP2002187491A (ja) | 2000-12-21 | 2000-12-21 | 車載用ディスプレイ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002187491A true JP2002187491A (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=18855588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000388935A Pending JP2002187491A (ja) | 2000-12-21 | 2000-12-21 | 車載用ディスプレイ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002187491A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006290081A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Toyota Motor Corp | 車輌の前側サイドウィンドウ構造 |
| JP2009080321A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-16 | Xanavi Informatics Corp | 表示装置、偏光制御方法 |
| JP2009176006A (ja) * | 2008-01-24 | 2009-08-06 | Toyota Motor Corp | 設計支援装置 |
| JP2010060674A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Hayashi Telempu Co Ltd | 車載用液晶表示装置 |
| WO2010101141A1 (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-10 | 林テレンプ株式会社 | 車載用表示装置 |
| EP2390717A1 (en) * | 2010-05-27 | 2011-11-30 | Hayashi Engineering Inc. | Optical control element |
| KR20210135306A (ko) * | 2019-03-14 | 2021-11-12 | 폭스바겐 악티엔 게젤샤프트 | 자동차 실내의 광 빔에 영향을 미치는 방법, 상기 방법을 수행하기 위한 자동차 및 그러한 자동차를 위한 미러 뱅크 |
-
2000
- 2000-12-21 JP JP2000388935A patent/JP2002187491A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006290081A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Toyota Motor Corp | 車輌の前側サイドウィンドウ構造 |
| JP4544009B2 (ja) * | 2005-04-07 | 2010-09-15 | トヨタ自動車株式会社 | 車輌の前側サイドウィンドウ構造 |
| JP2009080321A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-16 | Xanavi Informatics Corp | 表示装置、偏光制御方法 |
| JP2009176006A (ja) * | 2008-01-24 | 2009-08-06 | Toyota Motor Corp | 設計支援装置 |
| JP2010060674A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Hayashi Telempu Co Ltd | 車載用液晶表示装置 |
| WO2010101141A1 (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-10 | 林テレンプ株式会社 | 車載用表示装置 |
| EP2390717A1 (en) * | 2010-05-27 | 2011-11-30 | Hayashi Engineering Inc. | Optical control element |
| KR20210135306A (ko) * | 2019-03-14 | 2021-11-12 | 폭스바겐 악티엔 게젤샤프트 | 자동차 실내의 광 빔에 영향을 미치는 방법, 상기 방법을 수행하기 위한 자동차 및 그러한 자동차를 위한 미러 뱅크 |
| KR102558435B1 (ko) | 2019-03-14 | 2023-07-24 | 폭스바겐 악티엔 게젤샤프트 | 자동차 실내의 광 빔에 영향을 미치는 방법, 상기 방법을 수행하기 위한 자동차 및 그러한 자동차를 위한 미러 뱅크 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051014 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051018 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060228 |