JP2002184286A - 電磁継電器および電磁継電器と外部端子との接続方法 - Google Patents

電磁継電器および電磁継電器と外部端子との接続方法

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JP2002184286A JP2000378560A JP2000378560A JP2002184286A JP 2002184286 A JP2002184286 A JP 2002184286A JP 2000378560 A JP2000378560 A JP 2000378560A JP 2000378560 A JP2000378560 A JP 2000378560A JP 2002184286 A JP2002184286 A JP 2002184286A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高さ方向のスペースを大きく取ることなく外
部端子に接続することができ、また、溶接やかしめの作
業も容易にできるようにした電磁継電器および電磁継電
器と外部端子との接続方法を提供する。 【解決手段】 外筐ケース21内にリレー組立が収納さ
れ、平板の端子板22により、密閉されると共に、端子
板22から複数個の端子片23〜27が外部に導出され
る電磁継電器20である。複数個の端子片23〜27
は、端子板22面に対して垂直に突出すると共に、端子
板22面に沿う方向の長さが、外筐ケース21の端子板
22面と交差する側面28,29よりも外側に突出す
る。外部端子は、電磁継電器20の端子片23〜27
の、外筐ケース21の端子板22面と交差する側面2
8,29よりも外側に突出する部分において、端子片2
3〜27と結合して電気的に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電力制御
用として好適な電磁継電器および電磁継電器と外部端子
との接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁継電器は、電磁石により駆動される
可動子(接極子)に可動接点が設けられ、この可動接点
が常閉固定接点(ブレイク接点)と、常開固定接点(メ
イク接点)とに、前記電磁石の駆動に応じて切り換えら
れるものである。
【0003】この電磁継電器からは、それぞれ導電体材
料からなる複数個の端子片が導出される。すなわち、電
磁石を構成するコイルの一端および他端がそれぞれ接続
される2個のコイル端子片と、可動接点が接続される可
動接点端子片と、常閉固定接点が接続される常閉固定接
点端子片と、常開固定接点が接続される常開固定接点端
子片とが、通常、外部に導出される。
【0004】図6は、従来のこの種の電磁継電器10の
外観を示すものである。図6(A)は、その上面図、図
6(B)はその正面図、図6(C)はその右側面図、図
6(D)はその底面図である。
【0005】この電磁継電器においては、電磁石、可動
接点部材、常閉固定接点部材、常開固定接点部材などか
らなる継電器本体(図示は省略)が、直方体形状で、そ
の一面が開口部となっている外筐ケース1の、開口部か
ら図6(B),(C)において矢印方向(以下、この方
向に沿う方向を電磁継電器の高さ方向という)から挿入
されて収納されている。そして、外筐ケース1の開口部
は、例えば端子板2により封止される。なお、端子板2
は、外筐ケース1内に入り、別の蓋体などにより、外筐
ケース1の開口部が閉塞される場合もある。
【0006】図6の例の場合には、端子板2を貫通し
て、上述した2個のコイル端子片3、4、可動接点端子
片5、常閉固定接点端子片6、常開固定接点端子片7
が、端子板2に垂直な方向に延長されて導出される。す
なわち、外部端子との結合部分となる端子片3〜7の先
端は、端子板2に垂直な方向の延長上にある。
【0007】この電磁継電器を、電子回路または電気回
路に接続する場合には、端子片3〜7と、外部端子と結
合するようにする。外部端子との結合に当っては、ソケ
ットを用いたり、溶接したり、かしめたり、半田付けす
る方法があった。
【0008】この場合に、例えば、電磁継電器の端子片
と外部端子との結合にソケットを用いる場合には、以下
のようになる。まず、例えば図7に示すようなソケット
11が使用される。この場合、ソケット11には、電磁
継電器10の各端子片3〜7が挿入嵌合される挿入孔1
3〜17が設けられる。そして、電磁継電器10の各端
子片3〜7が、ソケットの挿入孔13〜17に、圧入挿
入されて、外部端子に電磁継電器10が接続される。
【0009】また、プリント基板上に電磁継電器が接続
される場合には、例えばプリント基板に各端子片3〜7
に応じた貫通孔が設けられ、その貫通孔を通じて各端子
片が挿入され、半田付けされることにより、プリント基
板に電磁継電器が接続される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
電磁継電器は、その端子片が、端子板に垂直な方向、つ
まり電磁継電器の高さ方向に突出延長するように設けら
れているため、例えばソケットを用いて外部端子に接続
する場合には、結合部の高さは、(電磁継電器の高さ
分)+(ソケットの高さ)となり、高さ方向の設置スペ
ースが大きくなる問題がある。
【0011】また、外部端子と電磁継電器の端子片とを
溶接やかしめにより接続する場合においても、端子片が
電磁継電器の高さ方向に突出延長するように設けられて
いるため、作業が容易でないという問題もある。
【0012】この発明は、以上の点にかんがみ、高さ方
向のスペースを大きく取ることなく外部端子に接続する
ことができ、また、溶接やかしめの作業も容易にできる
ようにした電磁継電器および電磁継電器と外部端子との
接続方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明による電磁継電器は、一側が開口とされた
外筐ケース内に継電器本体が収納され、前記開口が閉塞
されると共に、複数個の端子片が外部に導出されてなる
電磁継電器において、前記複数個の端子片の前記外部に
導出される部分は平板であると共に、前記平板の板面方
向が、前記外筐ケースの前記閉塞された面および前記外
筐ケースの前記閉塞された面に対して交差する側面に垂
直であり、かつ、前記側面よりも外側に突出するように
設けられていることを特徴とする。
【0014】また、この発明による電磁継電器と外部端
子との接続方法は、電磁継電器の端子片を、外部端子に
結合する方法において、前記電磁継電器は、一側が開口
とされた外筐ケース内に継電器本体が収納され、前記開
口が閉塞されると共に、複数個の端子片が外部に導出さ
れてなる電磁継電器であって、前記複数個の端子片の前
記外部に導出される部分は平板であると共に、前記平板
の板面方向が、前記外筐ケースの前記閉塞された面およ
び前記外筐ケースの前記閉塞された面に対して交差する
側面に垂直であり、かつ、前記側面よりも外側に突出す
るように設けられているものを用い、前記外部端子は、
前記電磁継電器の前記端子片の、前記外筐ケースの前記
側面よりも外側に突出する部分において結合することを
特徴とする。
【0015】
【作用】上述の構成のこの発明による電磁継電器によれ
ば、複数個の端子片の外部に導出される平板部分は、外
筐ケースの側面よりも外側に突出し、しかも、その平板
部分の板面方向が、電磁継電器の外筐ケースの高さ方向
に一致している。
【0016】したがって、この発明による電磁継電器と
外部端子との接続方法のように、外部端子は、電磁継電
器の端子片の、前記外筐ケースの前記端子板面と交差す
る側面よりも外側に突出する部分において端子片と結合
する場合に、端子片の平板部分を嵌合溝に圧入したり、
基板に植立したバスバーに端子片を溶接したりすること
で結合ができ、結合作業が容易になる。
【0017】そして、外部端子は、電磁継電器の外筐ケ
ースの閉塞面側とは反対側から、端子片の外筐ケースの
側面よりも外側に突出する部分に結合することができる
ので、外部端子と端子片との結合部分を電磁継電器の高
さ内に納めることができ、電磁継電器の高さスペースを
有効に利用することができる。
【0018】また、外部端子と電磁継電器の端子片との
結合部が電磁継電器の外筐ケースの側面側になるので、
外部端子と電磁継電器の端子片とを、溶接したり、かし
めにより結合する場合にも、作業が容易になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明による電磁継電器
の実施の形態および電磁継電器と外部端子との接続方法
の実施の形態を、図を参照しながら説明する。
【0020】図1は、この実施の形態の電磁継電器20
の外観を示すもので、図1(A)は、この実施の形態の
電磁継電器20を高さ方向の上から見た図(上面図)、
図1(B)は、正面から見た図(正面図)、図1(C)
は左側面図、図1(D)は端子板面側から見た図(底面
図)である。
【0021】この実施の形態の電磁継電器20も、電磁
石、可動接点部材、常閉固定接点部材、常開固定接点部
材などからなる継電器本体(図1では図示は省略)が、
直方体形状でその一面側が開口部となっている外筐ケー
ス21の、前記開口部から図1(B)および(C)にお
いて矢印方向(以下、この方向に沿う方向を電磁継電器
の高さ方向という)から挿入されて収納されている。そ
して、この例の場合には、外筐ケース21の開口部は、
絶縁体材料からなる端子板22により閉塞される。な
お、端子板22は、外筐ケース21内に入り、別の蓋体
などにより、外筐ケース21の開口部が閉塞される場合
もある。
【0022】この実施の形態の電磁継電器20では、端
子板22を貫通して、それぞれ導電体材料からなる複数
個の端子片、この例では、2個のコイル端子片23、2
4と、可動接点端子片25と、常閉固定接点端子片26
と、常開固定接点端子片27とが、端子板22より外部
に導出される。
【0023】この場合に、各端子片23〜27の外部導
出部分は、平板の導電性板で構成されていると共に、図
1(C)に明示するように、L字型に構成され、そのL
字の先端部が外筐ケース21の側面28、29よりも外
側に突出するように構成されている。
【0024】すなわち、各端子片23〜27の平板の外
部導出部分は、前記平板の板面方向が、端子板22面お
よび側面28、29に対して垂直になるようにされてい
ると共に、その平板が外筐ケース21の側面28、29
端子板22面に沿う方向にL字状に屈曲した形状とされ
ている。そして、各端子片23〜27の平板の外部導出
部分の端子板22面に沿う方向の長さが、外筐ケース2
1の側面28よりも外側に突出する長さとされる。した
がって、外筐ケース21の側面28よりも外側に突出す
る端子片の平板面の方向は、電磁継電器20の高さ方向
に一致する。
【0025】そして、この例の場合、端子片24および
27は、図1において、正面側の側面28よりも突出し
て張り出すように設けられ、端子片23、25、26
は、その逆側の側面29よりも突出して張り出すように
設けられる。
【0026】この場合、各端子片23〜27の外筐ケー
ス21の側面28または側面29よりも突出する長さL
は、後述するように、外筐ケース21に沿って電磁継電
器20の高さ方向の上面側から外部端子を端子片23〜
27に結合したときに、側面28および29と外部端子
との間に、適当な空間を確保することができるような長
さに選定される。
【0027】この実施の形態の電磁継電器20は、以上
のような構成を備えるので、電磁継電器の高さスペース
を有効に利用して、電磁継電器の端子片23〜27と外
部端子との結合を行なうことができる。
【0028】図2は、図1に示した電磁継電器20の構
造の一例を示す図である。図2は、電磁継電器20を各
部品に分解して示したものである。
【0029】図2の電磁継電器20の各部品は、端子板
22上に組み立てられ、外筐ケース21が端子板22に
組み合わされることにより、組み立てられた部品が覆わ
れる構成とされる。すなわち、外筐ケース21は、図2
における底面側が開口とされた直方体形状とされてお
り、端子板22により、外筐21の開口が閉塞するよう
にされるものである。
【0030】この場合、端子板22には、端子片23〜
27を外部に導出するための溝22a〜22eが形成さ
れている。
【0031】図2において、31は電磁石組立であり、
L字型の継鉄32とI型の継鉄33によって鉄心入りの
コイル34を保持する構造を有している。そして、この
電磁石組立31には、コイル端子片23、24を取り付
けるための嵌合溝35、35(コイル端子片24用の嵌
合溝35は図示されていない)が設けられており、その
嵌合溝35に対してコイル端子片23およびコイル端子
片24が嵌合されて取り付けられる。そして、コイル3
4の一端および他端が、それぞれコイル端子片23およ
びコイル端子片24に接続される。
【0032】コイル端子片23および24は、端子板2
2のコイル端子導出用貫通溝22a,22bを貫通し
て、L字型平板部分が外部に導出される。
【0033】常開固定接点端子片26は、図2のような
L字型の導電体材料からなる板状体により構成され、端
子片26の外部に導出される側とは反対側には、常開固
定接点261が設けられている。また、常開固定接点端
子片26は、電磁石組立31に圧入される突部262を
備える。そして、常開固定接点端子片26は、電磁石組
立31に対して、その突部262が圧入されると共に、
電磁石組立31に設けられている嵌合溝36に常開固定
接点261が設けられている板部が挿入されることによ
り、取り付けられる。そして、常開固定接点端子片26
は、端子板22の端子導出用貫通溝22dを貫通して、
そのL字型平板部分が外部に導出される。
【0034】常閉固定接点端子片27も、図2のような
L字型の導電体材料からなる板状体により構成され、端
子片27の外部に導出される側とは反対側には、常閉固
定接点271が設けられている。また、常閉固定接点端
子片27は、電磁石組立31に圧入される突部272を
備える。そして、常閉固定接点端子片27は、電磁石組
立31に対して、その突部272が圧入されると共に、
電磁石組立31に設けられている嵌合溝37に常閉固定
接点271が設けられている板部が挿入されることによ
り、取り付けられる。そして、常開固定接点端子片27
は、端子板22の端子導出用貫通溝22eを貫通して、
そのL字型平板部分が外部に導出される。
【0035】この場合、以上のように組み立てることに
より、常閉固定接点271と、常開固定接点261とは
所定のギャップ長だけ離れて、電磁石組立31に取り付
けられるものである。なお、挿入溝37は、挿入溝36
に対して、常開固定接点26と常閉接点27との間の距
離分だけの高さを備えるように構成されている。
【0036】41は、導電体材料からなる可動子であ
る。この可動子41の先端には可動接点411が形成さ
れている。この例では、これら可動子41には磁性材か
らなる接極子板42が取り付けられている。さらに、可
動子41は、導電体材料からなるばね部材43に取り付
けられて接極子組立が構成されている。
【0037】そして、この接極子組立は、可動接点端子
片25を間に挟んで、電磁石組立31のヨーク32に、
例えばかしめなどにより取り付けられる。このとき、コ
イル34に電流が流れていない状態においては、可動接
点411が、常閉接点27に接触すると共に、常開接点
26と所定のギャップ長分だけ離れるようにされる。ま
た、コイル34に電流が流れると、接極子板42が電磁
石に吸引されて、可動接点411が常開固定接点26に
接触するように駆動される。
【0038】そして、可動接点端子片25は、端子板2
2の端子導出用貫通溝22cを貫通して、そのL字型平
板部分が外部に導出される。
【0039】図3(A)〜図3(D)は、電磁継電器2
0と外部端子との接続方法の第1の実施の形態を説明す
るための図である。この第1の実施の形態の接続方法に
おいては、電磁継電器20の各端子片23〜27のそれ
ぞれを、外部端子に圧入挿入することにより、電磁継電
器20の各端子片23〜27のそれぞれと、外部端子と
を結合する。
【0040】図3(A)は、外部端子との接続前の状態
を正面から見た図、図3(B)は、それを側面から見た
図である。また、図3(C)は、外部端子と電磁継電器
20の各端子片23〜27を接続した状態を正面から見
た図、図3(B)は、それを側面から見た図である。
【0041】この第1の実施の形態の接続方法において
は、リード線51の先端に接続された導体からなる外部
端子(メス端子)52の複数個が、電磁継電器20の各
端子片23〜27のそれぞれと対応する位置に、図示を
省略した部材により固定されて設けられている。
【0042】この場合、外部端子52は、図3(A)に
示すように、端子片23〜27の板厚tにほぼ等しい嵌
合溝53を備える。この例では、この嵌合溝53は、端
子片の挿入口となる上端部分では、端子片23〜27の
板厚tよりも若干大きい幅を備えるが、嵌合溝53の奥
に進むにつれて板厚tよりも幅狭となるようにされてお
り、全体として楔型に形成されている。そして、外部端
子52のそれぞれは、図3に示すように、嵌合溝53の
上端部分が上を向くように配置されている。
【0043】電磁継電器20の各端子片23〜27と外
部端子52との結合に当っては、図3に示すように、電
磁継電器20は端子板22の面を上に向け、電磁継電器
20の端子片23〜27の、外筐ケース21の側面28
または29から突出している先端部分を、外部端子52
の嵌合溝53内に、嵌合させるようにして、圧入挿入す
る。この場合、各端子片23〜27の、嵌合溝53に挿
入される側のエッジは、面取りされて、圧入嵌合が容易
に行われるように構成されている。
【0044】これにより、端子片23〜27は、外部端
子52の嵌合溝53に圧入結合されて、電気的に接続さ
れる。
【0045】この場合、図3から明らかなように、電磁
継電器20の各端子片23〜27と外部端子52との結
合部は、電磁継電器20の側面28、29側の、電磁継
電器20のほぼ高さスペースの範囲内となり、従来の電
磁継電器のように、高さ方向に外部端子の高さ分が加わ
るようなことがないので、電磁継電器20を外部端子に
接続する場合に、電磁継電器20の高さ方向のスペース
が最小限で済むことになる。
【0046】なお、外部端子(メス端子)32の嵌合溝
53の代りに、端子片が挿入されたときに端子片の平板
を両側から弾性的に押圧して挟持するような構造とする
ようにすることもできる。
【0047】また、プリント基板に電磁継電器20を取
り付ける場合には、図3のような外部端子(メス端子)
を予めプリント基板面に設けておき、電磁継電器20
を、図3の例とは反対に端子板22側を下向きにして、
端子片23〜27の、外筐ケース21の側面28または
29から突出している先端部分を、外部端子に圧入挿入
するようにして取り付けることができる。
【0048】なお、以上の第1の実施の形態では、電磁
継電器の端子片を、外部端子に圧入挿入する場合につい
て説明したが、外部端子を電磁継電器の各端子片にかし
めにより結合する場合においても、電磁継電器の外筐の
側面において、かしめの作業を行なうことができるの
で、作業が容易になるものである。
【0049】次に、図4(A)および図4(B)は、電
磁継電器20と外部端子との接続方法の第2の実施の形
態を説明するための図である。この例は、電磁継電器2
0を外部端子に取り付ける場合に、電磁継電器20の各
端子片23〜27を、これらの端子片23〜27の導出
位置に対応する所定の位置に植立されたバスバーに、溶
接するようにする場合の例である。
【0050】この例の場合には、図4(A),(B)に
示すように、この電磁継電器20の側面28および29
に沿い、かつ、前記側面28および29と所定の距離d
だけ離れた位置となる位置であって、電磁継電器20の
各端子片23〜27の側面28または29から突出する
先端部分と面接触するような位置には、各端子片23〜
27と接続される平板の板状体からなるバスバー61
が、設けられる。
【0051】そして、図4(A),(B)に示すよう
に、電磁継電器20は、端子板22側が上を向いた状態
で、その側面28および29の両側にバスバー61が対
向するように、2列のバスバー61の間に配置される。
そして、各端子片23〜27の側面28、29から突出
している先端の板面とバスバー61の面とを衝合させた
状態で、溶接を行なうようにする。こうして、電磁継電
器20の端子片23〜27が、バスバー61に接続され
ることにより、電磁継電器20は、バスバー61が接続
されている外部端子に接続される。
【0052】この図4の例の接続方法によれば、溶接作
業が容易になるというメリットがある。
【0053】なお、以上の例では、電磁継電器の端子片
はL字型として、端子板から垂直方向に突出させた後
に、電磁継電器の側面から突出させるようにしたが、端
子片の形状や端子片の導出の方法は、この構造に限るも
のではない。
【0054】例えば、図5に示すように、端子板22の
厚さ方向の途中から、外筐ケース21の側面28または
29の一部にもかかるような状態で、端子片23〜27
を、側面28または29から突出させるように構成する
こともできる。
【0055】また、端子片は、電磁継電器の外筐ケース
の互いに対向する2側面28、29の両側から突出する
ように設けたが、複数個の端子片の全てを、側面28、
29の一方の側面側のみ突出するように構成するように
しても良い。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、高さ方向のスペースを大きく取ることなく外部端子
に接続することができ、また、溶接やかしめの作業も容
易にできるようにした電磁継電器および電磁継電器と外
部端子との接続方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による電磁継電器の実施の形態を説明
するための図である。
【図2】この発明による電磁継電器の実施の形態の構造
の例を説明するための分解図である
【図3】この発明による電磁継電器と外部端子との接続
方法の第1の実施の形態を説明するための図である。
【図4】この発明による電磁継電器と外部端子との接続
方法の第2の実施の形態を説明するための図である。
【図5】この発明による電磁継電器の他の実施の形態を
説明するための図である。
【図6】従来の電磁継電器を説明するための図である。
【図7】従来の電磁継電器と外部端子との接続方法を説
明するための図である。
【符号の説明】
21 外筐ケース 22 端子板 23〜27 端子片 28、29 外筐ケースの側面 52 外部端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側が開口とされた外筐ケース内に継電器
    本体が収納され、前記開口が閉塞されると共に、複数個
    の端子片が外部に導出されてなる電磁継電器において、 前記複数個の端子片の前記外部に導出される部分は平板
    であると共に、前記平板の板面方向が、前記外筐ケース
    の前記閉塞された面および前記外筐ケースの前記閉塞さ
    れた面に対して交差する側面に垂直であり、かつ、前記
    側面よりも外側に突出するように設けられていることを
    特徴とする電磁継電器。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記複数個の端子片は、前記外筐ケースの前記閉塞され
    た面に対して交差する側面であって、互いに対向する2
    つの側面から外側に突出するように設けられていること
    を特徴とする電磁継電器。
  3. 【請求項3】電磁継電器の端子片を、外部端子に結合す
    る方法において、 前記電磁継電器は、 一側が開口とされた外筐ケース内に継電器本体が収納さ
    れ、前記開口が閉塞されると共に、複数個の端子片が外
    部に導出されてなる電磁継電器であって、前記複数個の
    端子片の前記外部に導出される部分は平板であると共
    に、前記平板の板面方向が、前記外筐ケースの前記閉塞
    された面および前記外筐ケースの前記閉塞された面に対
    して交差する側面に垂直であり、かつ、前記側面よりも
    外側に突出するように設けられているものを用い、 前記外部端子は、前記電磁継電器の前記端子片の、前記
    外筐ケースの前記側面よりも外側に突出する部分におい
    て結合することを特徴とする電磁継電器と外部端子との
    接続方法。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記外部端子は、前記電磁継電器の前記外筐ケースの前
    記閉塞面側とは反対側から、前記端子片の前記外筐ケー
    スの前記側面よりも外側に突出する部分に結合すること
    を特徴とする電磁継電器と外部端子との接続方法。
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