JP2002183964A - 情報記録装置、情報消去装置、それらを備える装置、記録方法及び消去方法 - Google Patents

情報記録装置、情報消去装置、それらを備える装置、記録方法及び消去方法

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JP2002183964A
JP2002183964A JP2000376923A JP2000376923A JP2002183964A JP 2002183964 A JP2002183964 A JP 2002183964A JP 2000376923 A JP2000376923 A JP 2000376923A JP 2000376923 A JP2000376923 A JP 2000376923A JP 2002183964 A JP2002183964 A JP 2002183964A
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English (en)
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Norihito Tamura
礼仁 田村
Yoshihiro Ikari
喜博 碇
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Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報の記録に失敗したときに限って、再度情
報を記録することが可能な新規な記録再生システムを提
供する。 【解決手段】 記録装置は、情報記録時に光スポットが
媒体上の一点を通過する時間を、情報記録媒体の記録層
を構成する相変化材料の結晶化時間よりも常に短くして
情報を記録する。これにより、一度記録した情報の消去
や上書き記録することが実質的にできなくなるので記録
層に相変化材料を用いた情報記録媒体を追記型情報記録
媒体として用いることができる。消去装置は、不測の事
故により記録が失敗した情報を検出した場合にのみ、光
スポットが媒体上の一点を通過する時間を相変化材料の
結晶化時間よりも常に長くして情報の消去を行ない、正
常に情報が記録されている場合は消去を行なわないよう
に制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、追記型の情報記録
装置及び情報消去装置に関し、更に詳細には、情報記録
装置及びそれを用いて記録された情報の消去に最適な情
報消去装置並びにそれらを備える装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報技術時代の到来に伴い、大量の情報
を記録することが可能な記録媒体として光記録媒体が注
目されている。光記録媒体は、情報の書き込みができな
い再生専用光記録媒体、1回だけの情報の書き込みが可
能な追記型光記録媒体及び何度でも情報の書換えが可能
な書換え型光記録媒体に分類される。
【0003】これらのうち追記型記録媒体には、記録層
に有機色素を用いたものが知られている。かかる追記型
光記録媒体に情報を記録するには、記録層にレーザ光を
照射して記録層を構成する有機色素を分解または爆発さ
せるとともに、記録部分の下地である透明基板の一部を
変形させる。これにより記録層の記録光照射部分に記録
ピットとして穴が形成されて情報が記録される。再生時
には、穴が形成された部分と穴が形成されていない部分
とにおける光の反射率に違いを検出して情報を読み出
す。
【0004】また、書換え型光記録媒体としては、結晶
状態と非晶質状態との間を可逆変化する相変化材料を記
録層に用いた相変化型光記録媒体が知られている。相変
化型光記録媒体に情報を記録するには、結晶状態の記録
層にレーザ光を照射して溶解させた後、急冷することに
よりレーザ光照射部分を非晶質化させて記録マークを形
成する。記録した情報の再生には、記録マーク(非晶
質)と未記録部分(結晶質)の反射率の違いや位相差が
利用される。また、情報の消去するには、情報記録時よ
りも低いレーザパワーのレーザ光を照射して記録層を融
点以下の結晶化温度に昇温した後、徐冷して結晶化させ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】追記型光記録媒体は、
上述のように非可逆的な現象を利用して情報を記録する
ことから、一度記録した情報の改ざんができないという
利点を有している。それゆえ、信頼性が高く、公文書や
重要書類などの保管用媒体として最適である。しかしな
がら、情報記録中に停電などの不測の事故が発生した
り、誤操作で電源を切断したりすることにより情報の書
き込みに失敗してしまうと、記録すべき情報の残りの情
報をその媒体に続けて記録することが極めて困難である
という不都合があった。
【0006】一方、可逆変化する相変化材料を用いた相
変化型光記録媒体は、情報の書き込みに失敗しても再度
記録することが可能であるが、書換え可能であるために
容易にデータの改ざんを行なうことができるという不都
合がある。
【0007】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、本発明の第1の目的は、可逆変化する相変化
材料を用いた相変化型光記録媒体に1回だけしか記録す
ることができない新規な追記型の情報記録装置及び記録
方法を提供することにある。
【0008】本発明の第2の目的は、上記情報記録装置
を用いて記録された情報を、非常時にのみ消去すること
が可能な新規な情報消去装置及び消去方法を提供するこ
とにある。
【0009】本発明の第3の目的は、不測の事故により
情報の書き込みに失敗した追記型相変化情報記録媒体を
再度利用することができる新規な記録再生システムを提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様に従
えば、相変化材料からなる記録層を備える情報記録媒体
に情報を記録するための情報記録装置において、上記情
報記録媒体上に単一の光スポットを形成するための光ヘ
ッドと、上記光ヘッドを上記情報記録媒体に対して相対
移動するために上記情報記録媒体を回転駆動する駆動装
置とを備え、情報記録時に上記情報記録媒体上に形成さ
れる光スポットが情報記録媒体上の一点を通過する時間
をτscan、上記記録層の相変化材料の結晶化時間をτx
としたときに、 τscan<τx の関係を満足することを特徴とする情報記録装置が提供
される。
【0011】本発明の情報記録装置は、情報記録を行な
う情報記録媒体の記録層を構成する相変化材料の結晶化
時間(結晶化に要する最短時間)をτxとし、情報記録
動作時に情報記録媒体上の一点を光スポットが通過する
時間(走査時間)をτscanとしたときに、τscan<τx
の関係を満足している。かかる関係を満足させるために
は、例えば、情報記録媒体を回転駆動させるための駆動
装置を制御して、情報記録媒体上の光スポットが形成さ
れている領域における線速度を調整すればよい。情報記
録装置は上記関係を満足するので、情報記録時に非晶質
化レベル(記録レベル)のレーザ光を用いて記録層に記
録された情報は、記録レベルよりも低い結晶化レベル
(消去レベル)のレーザパワーのレーザ光を照射しても
消去することができない。すなわち、非晶質状態の記録
マークが形成されている記録層部分に結晶化レベルのレ
ーザ光を照射して昇温しても、走査時間が結晶化時間よ
りも短いために、レーザ光が照射された記録層部分は急
冷され、非晶質状態の記録マークは結晶状態に相変化す
ることができない。このように、本発明の情報記録装置
は、可逆変化する相変化材料を記録層に用いた情報記録
媒体に記録した情報を消去することや、情報を上書きす
ることが実質的にできないので、データの改ざんのでき
ない追記型の情報記録装置として用いることができる。
【0012】本発明の情報記録装置を用いて情報が記録
される情報記録媒体は、記録トラックのセクタ内に、ユ
ーザデータ情報が記録されるデータ領域と、当該データ
領域にユーザデータが記録済みであるか否かを識別する
ためのフラグ情報(例えばライトフラグ)が形成される
フラグ領域とを少なくとも備えることが好ましい。その
ためには、例えば、セクタフォーマットを図4または5
に示したようなセクタフォーマットにすればよい。すな
わち、ヘッダ領域とデータ領域との間にフラグ領域を備
えたフォーマット構成にすればよい。フラグ領域は、例
えば、図6に示したように、記録前後のユーザデータの
照会を終えたことを示すベリファイフラグと兼用のベリ
ファイフラグ領域としてもよく、フラグ領域内に、デー
タ領域にユーザデータが記録済みであるか否かを示すフ
ラグと、ベリファイフラグとを含んだ構成にしてもよ
い。
【0013】図4〜6に示したセクタフォーマットのフ
ラグ領域には、データ領域にユーザデータを記録する前
は、ユーザデータが未記録であることを示すフラグ情報
(以下、未記録フラグという)を記録することができ
る。データ領域にユーザデータが記録されると、フラグ
領域のフラグ情報は、ユーザデータ記録済みであること
を示すフラグ情報(以下、記録済みフラグという)に書
き換えられる。
【0014】従来、このフラグ情報は、データ領域にユ
ーザデータを書き込む前にフラグ領域に記録していた。
すなわち、ユーザデータを書き込む際に、最初に記録済
みフラグをフラグ領域に記録し、その後、データ領域に
ユーザデータを記録していた。したがって、不測の事故
によってデータ領域へのユーザデータの記録が失敗して
も、フラグ領域には記録済みフラグが記録されており、
記録したユーザデータを再生しようとしたときにユーザ
データの記録の失敗かどうかはフラグ情報を読み出すだ
けでは判断することが困難であった。
【0015】本発明では、データ領域にユーザデータを
記録した後に、データ領域が記録済みであることを示す
記録済みフラグをフラグ領域に記録する。それゆえ不測
の事故によりデータ領域へのユーザデータの記録に失敗
した場合には、記録済みフラグはフラグ領域に記録され
ない。したがって、フラグ領域からフラグ情報を読み出
したときに未記録フラグが記録されているにもかかわら
ず、データ領域にデータが記録されている場合には、不
測の事故が発生したものと判断することができる。この
ような場合には、後述の情報消去装置を用いて情報を消
去することができる。
【0016】一般に記録再生装置では、データ領域にユ
ーザデータを記録した後に、ユーザデータが正しく記録
されているかどうかを確認するために、記録後のデータ
と記録前のデータとを照会するベリファイが行なわれ
る。本発明の情報記録装置では、フラグ領域にフラグ情
報を記録する動作は、データ領域にユーザデータを記録
した後であれば、ベリファイの前でも後でもどちらでも
行なうことができる。
【0017】また、フラグ情報は、データ領域のユーザ
データの存在の有無を示すフラグのみから構成する必要
はなく、例えばデータ領域にユーザデータを記録する前
に、データの書き込みを実行することを示す第1フラグ
を用い、ユーザデータの記録後に、データの書き込みを
終えたことを示す第2フラグを用いても良い。この場
合、第1フラグ及び第2フラグの両方のフラグが存在し
ているときに、データが正常に記録されたものと判断で
き、第1フラグが存在して第2フラグが存在しないとき
には不測の事故が発生し、データが正常に記録されなか
ったものと判断することができる。
【0018】また、本発明の情報記録装置を用いて情報
が記録される情報記録媒体は、例えばCD−RWのよう
に、記録トラックに、リードイン情報、データ情報及び
リードアウト情報を順に記録するフォーマットを有する
媒体であってもよい。かかるフォーマットの場合は、媒
体に情報を記録すると、リードイン情報とそれに対応す
るリードアウト情報が必ず一組形成される。したがっ
て、リードイン情報が存在するにもかかわらず、そのリ
ードイン情報に対応したリードアウト情報が存在しない
場合には、データの書き込みの途中で不測の事故が発生
したものと判断することができる。このような場合には
後述の情報消去装置を用いて情報を消去することができ
る。
【0019】情報記録媒体の記録層を構成する相変化材
料には、例えば、Ge−Te系やGe−Sb−Te系、
Ge−Sb−Te−Co系、In−Se系、In−Sb
系、In−Sb−Te系、Ag−In−Sb−Te系、
Au−In−Sb−Te系、Ge−Te−Sb−Se
系、Au−Sn系など、従来の相変化型記録媒体の記録
層に用いられている既知の相変化材料を用いることがで
き、特に結晶化時間が50ns〜500nsの相変化材
料であることが好ましい。
【0020】本発明の第2の態様に従えば、情報記録媒
体に記録された情報を消去するための情報消去装置にお
いて、上記情報記録媒体は相変化材料からなる記録層を
備え、本発明の第1の態様に従う情報記録装置を用いて
情報が記録された情報記録媒体であり、上記情報記録媒
体上に光スポットを形成するための光ヘッドと、上記光
スポットを上記情報記録媒体に対して相対移動するため
に上記情報記録媒体を回転駆動する駆動装置と、情報記
録媒体に記録されている情報が記録の途中で中断された
情報であるか否かを判断する判断手段とを備え、情報消
去時に上記情報記録媒体上に形成される光スポットが情
報記録媒体上の一点を通過する時間をτscanE、上記記
録層の相変化材料の結晶化時間をτxとしたときに、 τscanE>τx の関係を満足し、上記判断手段により、情報記録媒体に
記録されている情報が記録の途中で中断された情報であ
ると判断された場合にのみ情報を消去することを特徴と
する情報消去装置が提供される。
【0021】本発明の情報消去装置は、本発明の第1の
態様の情報記録装置を用いて情報を記録している途中
で、例えば不測の事故により情報の記録が中断された場
合にのみ、記録が途中で中断された情報またはその情報
に関連する情報、若しくは情報記録媒体に記録されてい
る全ての情報を消去することができる。情報が正しく情
報記録媒体に記録されている場合には、その情報をユー
ザは意図的に消去することはできない。情報消去装置
は、不測の事故により記録に失敗した情報を消去する際
に、情報記録媒体上に形成される光スポットが情報記録
媒体上の一点を通過する時間をτscanE、上記記録層の
相変化材料の結晶化時間をτxとしたときに、τscanE
>τxの関係を満足する。かかる関係を満足することに
より、情報記録媒体の記録層を構成する相変化材料の結
晶化時間にかかわらず、記録層に記録された情報を確実
に消去することができる。
【0022】本発明の第3の態様に従えば、本発明の第
1の態様の情報記録装置及び本発明の第2の態様の情報
消去装置を備える装置が提供される。
【0023】かかる装置は、通常は追記型の情報記録装
置として機能するとともに、停電などの不測の事故によ
りデータ記録に失敗した際にのみ、その情報の消去を行
なうことができる。それゆえ、データ記録に失敗した領
域や、媒体自体が無駄になるという不都合が防止される
ので、経済性に優れる。
【0024】本発明の第4の態様に従えば、相変化材料
からなる記録層を備える情報記録媒体に情報を記録する
記録方法において、上記情報記録媒体を、記録情報に応
じて強度が変調された単一の光スポットで走査し、上記
情報記録媒体上に形成される光スポットが情報記録媒体
上の一点を通過する時間をτscan、上記記録層の相変化
材料の結晶化時間をτxとしたときに、τscan<τxの
関係を満足することを特徴とする情報記録方法が提供さ
れる。
【0025】本発明の第5の態様に従えば、相変化材料
からなる記録層を備える情報記録媒体に、本発明の第4
の態様に従う記録方法を用いて記録された情報を消去す
る消去方法であって、上記情報記録媒体を光スポットで
走査して、情報記録媒体に記録されている情報が記録の
途中で中断された情報であるか否かを判断し、情報記録
媒体に記録されている情報が記録の途中で中断された情
報であると判断された場合に、上記情報記録媒体上に形
成される光スポットが情報記録媒体上の一点を通過する
時間をτscanE、上記記録層の相変化材料の結晶化時間
をτxとしたときに、τscanE>τxの関係を満足する
ように、情報記録媒体を消去レベルの光強度の光スポッ
トで走査して情報を消去することを特徴とする消去方法
が提供される。
【0026】本発明の記録方法では、情報記録媒体上を
光スポットで走査するときの走査速度が、記録層を構成
する相変化材料の結晶化速度よりも常に高速になるよう
に制御しつつ情報を記録する。走査速度を結晶化速度よ
りも高速にすることにより、消去レベルのレーザパワー
のレーザ光で走査しても情報を消去することができな
い。したがって、可逆変化する相変化材料を記録層に用
いた相変化情報記録媒体であっても、追記型の情報記録
媒体として用いることができる。また、本発明の消去方
法では、消去しようとする情報が、不測の事故などによ
り途中で中断された情報である場合に限り、その情報の
記録されている領域を結晶化速度よりも低速の光スポッ
トで走査することによって消去することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従う情報記録装置
及び情報消去装置について実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0028】図3に、本実施例で用いる貼り合わせ型の
相変化光記録媒体の概略断面図を示す。光記録媒体10
0は第1積層構造体10と第2積層構造体20とを接着
剤7を挟んで備える。第1積層構造体10は、基板1上
に、第1誘電体層2、記録層3、第2誘電体層4、反射
層5及び保護層6を順次積層した構造を有する。第2積
層構造体20は第1積層構造体10と同一の積層構造を
有する。第1積層構造体10と第2積層構造体20と
は、接着剤7を介して保護層6、6’が内側になるよう
に貼り合わされている。また、光記録媒体100は、図
5に示すセクタフォーマットを有する。かかる積層構造
を有する相変化光記録媒体100の製造方法を以下に説
明する。
【0029】まず、直径120mm、厚さ0.6mmの
ランドグルーブ記録用のポリカーボネート基板1を用意
した。基板1の表面には、トラックピッチが1.48μ
m、溝幅が0.74μm、溝深さが60nmのU字型溝
が予め形成されている。かかる基板1は、射出成形機
(不図示)を用いて製造することができる。
【0030】つぎに、かかる基板1上に、第1誘電体層
2、記録層3、第2誘電体層4及び反射層5をスパッタ
法により順次成膜した。第1誘電体層2及び第2誘電体
層4にはZnS−SiOを用い、膜厚はそれぞれ90
nm、20nmとした。記録層3にはGe22Sb28
Te50を用い、膜厚を20nmとした。記録層3を構
成する材料の結晶化時間τxは約300nsであった。
反射層5にはAlTiを用い、膜厚を70nmとした。
【0031】最後に反射層5上に紫外線硬化樹脂をスピ
ンコートにより塗布した後、紫外線を照射して樹脂を硬
化させて保護層6を形成した。こうして第1積層構造体
10を作製した。更に、上記と同様の方法で第2積層構
造体20を作製し、第1積層構造体10及び第2積層構
造体20の保護層同士を内側にして接着剤で貼り合わせ
て、図3に示す貼り合わせ型の相変化光記録媒体100
を製造した。
【0032】相変化光記録媒体100は、図4に示すセ
クタフォーマットを有する。フラグ領域には、ベリファ
イフラグと、データ領域に情報が記録済みであることを
示すフラグ情報(ライトフラグ)とを形成することがで
きる。
【0033】つぎに、かかる光記録媒体を記録再生する
ための光記録装置について説明する。図1に光記録装置
の概略構成を示す。光記録装置200は、光ヘッド1
1、回転駆動装置12、信号処理系13、エンコーダ1
4、制御装置15を主に備える。回転駆動装置12は、
光記録媒体上の一点を光スポットが通過する時間τscan
が記録層の相変化材料の結晶化時間τxよりも短くなる
ように回転駆動させることができる。信号処理系13
は、光ヘッドの光検出器で検出された光記録媒体からの
信号を処理することができる。エンコーダ14は、制御
装置15からの信号を、レーザ駆動回路にレーザ光源か
らレーザ光を出射させるための駆動信号に変換して供給
することができる。制御装置15は、データ領域にユー
ザデータを記録した後、フラグ領域にベリファイフラグ
及びライトフラグを立てるように、エンコーダ14に、
ユーザデータ、ベリファイフラグ及びライトフラグに応
じた信号を送信することができる。また、制御装置15
は、信号検出系からの信号に基づいて、光記録媒体が所
望の回転数で回転するように回転駆動装置12を制御す
ることができる。
【0034】光ヘッド11は、発振波長650nmのレ
ーザ光源21と、レーザ駆動回路22と、開口数0.6
0の集光レンズ23と、光検出器24と、光学素子群と
から主に構成される。レーザ駆動回路22は、エンコー
ダ14からの駆動信号に基づいてレーザ光源21から出
射するレーザ光の光強度や照射タイミングを変調するこ
とができる。レーザ光源21から出射したレーザ光は、
コリメータレンズ25、偏光プリズム26、1/4波長
板27及びミラー28を通った後、集光レンズ23によ
り集光されて光記録媒体100上に光スポットを形成す
る。かかる光ヘッド11により光記録媒体上に形成され
る光スポット径は約1μmである。光記録媒体で反射し
た反射光は、ミラー28、1/4波長板27、偏光プリ
ズム26及びレンズ29を通って光検出器24に入射
し、光検出器24により記録情報に応じた反射光量の変
化が検出される。
【0035】かかる記録装置200に光記録媒体を装着
し、線速6m/sで回転させて記録を行なった。光ヘッ
ド11により媒体上に形成される光スポットは約1μm
であることから、光スポットが光記録媒体上の一点を通
過するのに要する時間(走査時間)τscanは約167n
sである。かかる線速にて光記録媒体の溝部(グルーブ
部)及び溝間(ランド部)に8−16変調されたランダ
ム信号を、光記録媒体に照射されるレーザ光のパワーを
10mWにして記録した後、レーザ光パワー1mWにて
再生したところ、7%のジッタが得られた。このとき、
最短マーク長が0.4μmとなるようにレーザー光のパ
ルス幅を調整した。また、信号を記録した同一の記録ト
ラックをレーザ光パワー1.5mWで再生するとジッタ
が6.8%となり、レーザ光パワー3mWで再生すると
ジッタは0.5%となった。レーザ光パワー3mWで1
回再生を行なったが、ジッタは0.2%しか上昇し
なかった。また、同一の記録トラックにレーザ光パワー
3mW〜7mWの連続光を1回照射したが再生信号に変
化はなかった。すなわち情報は消去されていなかった。
【0036】このように、比較的高いレーザ光パワーで
再生してもジッタの劣化が少ないのも本発明の特徴であ
る。特にトラックピッチをTp、記録再生波長をλ、レ
ンズの開口数をNAとしたときに、 Tp/(λ/NA)≦0.7 の関係を満足する場合、或いは最短マーク長をMとした
ときに、 M/(λ/NA)≦0.4 の関係を満足する場合のように、記録密度が高い場合に
はS/Nが向上してジッタが低減した。
【0037】つぎに、記録装置を用いて光記録媒体に記
録し情報を消去するための消去装置(イレーザ)につい
て説明する。図2に、消去装置の概略構成を示す。消去
装置300は、光ヘッド11’が再生と消去兼用の光ヘ
ッドから構成されるとともに、エンコーダを備えない以
外は、上述の記録装置200と同様の部品を用いて構成
される。光ヘッド11’の消去用のレーザ光源は、発振
波長が810nmの半導体レーザ光源である。かかる光
ヘッド11’は、情報消去時に、光記録媒体上に楕円形
の光スポットを形成することができ、その光スポット径
は、短軸方向が1μm、長軸方向が48μmである。ま
た、光ヘッド11’は、当該ヘッドにより光記録媒体上
に形成される楕円形の光スポットの長軸方向が媒体のト
ラック方向と垂直になるように媒体上で位置付けられて
いる。
【0038】また、制御装置15’は、光記録媒体から
情報を読み出したときに、セクタ内のフラグ領域にライ
トフラグが記録され且つデータ領域にユーザデータが記
録されている場合には消去動作を行なわず、フラグ領域
にライトフラグが記録されておらず、しかもデータ領域
にユーザデータが記録されている場合に消去動作を行な
うようにレーザ駆動回路22に駆動信号を送信すること
ができる。すなわち消去装置300は光記録媒体100
に正常に情報が記録されているときには情報を消去する
ことができないように設計されている。
【0039】上述の記録装置200を用いて光記録媒体
に情報を記録している途中で、記録装置の電源を切って
情報記録を中断させた後、記録装置200から光記録媒
体を取り出し、光記録媒体を消去装置に装填した。消去
装置300は、制御装置15’により、光記録媒体に記
録されている情報が記録途中で中断され記録に失敗した
情報と認識し、線速4m/sで光記録媒体を回転させ
た。そして、光ヘッド11’の消去用レーザ光源から消
去レベルのレーザ光が光記録媒体上に照射された。光ヘ
ッド11’により形成される光スポットのトラック方向
の長さは1μmであることから、光スポットが光記録媒
体上の一点を通過するのに要する時間τscanEは約50
0nsとなる。かかる線速にて、レーザ光パワー300
mWの連続光を光記録媒体に照射すると、上述の記録装
置200を用いて記録したデータを消去することができ
た。
【0040】以上、本発明の情報記録媒体及び情報記録
装置について具体的に説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、種々の変形例及び改良例も含み得
る。上記実施例では、記録装置と消去装置をそれぞれ個
別の装置として構成したが、記録装置と消去装置を同一
装置内に組み込んだ構成にすることもできる。
【0041】
【発明の効果】本発明の情報記録装置は、光ヘッドを情
報記録媒体に対して相対的に移動させるときの走査速度
が、記録層を構成する相変化材料の結晶化速度よりも常
に高速になるように、例えば情報記録媒体の回転速度な
どを制御しつつ情報を記録する。かかる記録装置は、相
変化材料からなる記録層に1度情報を記録すると、再度
情報を記録すること(オーバーライト)ができないの
で、情報記録媒体を追記型の情報記録媒体として用いる
ことができる。
【0042】本発明の消去装置は、情報記録媒体に記録
されている情報が上記情報記録装置での情報記録の途中
で例えば停電などの不測の事故により情報の書き込みに
失敗した情報である場合に限り、その情報を消去して、
情報記録媒体を再度記録を行なうことが可能な状態に回
復させることができる。それゆえ情報記録媒体を無駄な
く利用することができる。
【0043】上述の情報記録装置及び消去装置を一体で
備える装置は、不測の事故により情報記録に失敗した情
報記録媒体を、記録可能な状態に復活させることができ
るので経済性に優れる。
【0044】本発明の記録方法は、情報記録媒体を光ス
ポットで走査するときの走査速度を、情報記録媒体の記
録層を構成する相変化材料の結晶化速度よりも常に高速
にして情報を記録するので、一度情報を記録すると、か
かる情報を消去したり上書きしたりすることができな
い。したがって、相変化材料を記録層に用いた情報記録
媒体を追記型情報記録媒体として用いることができる。
【0045】また、本発明の消去方法は、情報記録媒体
に記録されている情報が、不測の事故により記録に失敗
した情報か、正常に記録されている情報を判断し、不測
の事故により記録に失敗した情報である場合に、かかる
情報記録媒体を光スポットで走査するときの走査速度
を、情報記録媒体の記録層を構成する相変化材料の結晶
化速度よりも低速にして情報を消去することができる。
正常に記録されている情報は消去または上書きされない
ので信頼性を損なうことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う情報記録装置の概略構成図であ
る。
【図2】本発明に従う情報消去装置の概略構成図であ
る。
【図3】貼り合わせ型の相変化光記録媒体の概略断面図
である。
【図4】フラグ領域を備えるセクタフォーマットの一例
である。
【図5】フラグ領域を備えるセクタフォーマットの図4
とは別の例である。
【図6】ベリファイと記録済みフラグとを兼ね備えたベ
リファイフラグ領域を備えるセクタフォーマットの一例
である。
【符号の説明】
1 基板 2 第1誘電体層 3 記録層 4 第2誘電体層 5 反射層 6 保護層 10 第1積層体 20 第2積層体 11、11’ 光ヘッド 12 回転駆動装置 15、15’ 制御装置 21 レーザ光源 22 レーザ駆動回路 100 光記録媒体 200 記録装置 300 消去装置

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相変化材料からなる記録層を備える情報
    記録媒体に情報を記録するための情報記録装置におい
    て、 上記情報記録媒体上に単一の光スポットを形成するため
    の光ヘッドと、 上記光ヘッドを上記情報記録媒体に対して相対移動する
    ために上記情報記録媒体を回転駆動する駆動装置とを備
    え、 情報記録時に上記情報記録媒体上に形成される光スポッ
    トが情報記録媒体上の一点を通過する時間をτscan、上
    記記録層の相変化材料の結晶化時間をτxとしたとき
    に、 τscan<τx の関係を満足することを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】 上記情報記録媒体は、データ情報が記録
    されるデータ領域と、当該データ領域のデータ情報の有
    無を示すフラグ情報が記録されるフラグ領域とを有する
    情報記録媒体であり、 上記情報記録媒体のデータ領域にデータ情報を記録後
    に、該データ領域にデータ情報が存在することを示すフ
    ラグ情報を上記フラグ領域に記録することを特徴とする
    請求項1に記載の情報記録装置。
  3. 【請求項3】 上記情報記録媒体は、記録トラックにリ
    ードイン情報、データ情報及びリードアウト情報の順で
    情報が記録されることを特徴とする請求項1に記載の情
    報記録装置。
  4. 【請求項4】 上記結晶化時間τxが50ns〜500
    nsであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一
    項に記載の情報記録装置。
  5. 【請求項5】 情報記録媒体に記録された情報を消去す
    るための情報消去装置において、 上記情報記録媒体は相変化材料からなる記録層を備え、
    請求項1に記載の情報記録装置を用いて情報が記録され
    た情報記録媒体であり、上記情報記録媒体上に光スポッ
    トを形成するための光ヘッドと、 上記光スポットを上記情報記録媒体に対して相対移動す
    るために上記情報記録媒体を回転駆動する駆動装置と、 情報記録媒体に記録されている情報が記録の途中で中断
    された情報であるか否かを判断する判断手段とを備え、 情報消去時に上記情報記録媒体上に形成される光スポッ
    トが情報記録媒体上の一点を通過する時間をτscanE、
    上記記録層の相変化材料の結晶化時間をτxとしたとき
    に、 τscanE>τx の関係を満足し、 上記判断手段により、情報記録媒体に記録されている情
    報が記録の途中で中断された情報であると判断された場
    合にのみ情報を消去することを特徴とする情報消去装
    置。
  6. 【請求項6】 上記情報記録媒体は、データ情報が記録
    されるデータ領域と、当該データ領域のデータ情報の有
    無を示すフラグ情報が記録されるフラグ領域とを有する
    情報記録媒体であり、 上記判断手段は、上記光ヘッドにより上記フラグ領域及
    びデータ領域からそれぞれ情報を取得して、フラグ領域
    に、データ領域が未記録であることを示すフラグ情報が
    記録され且つデータ領域にデータ情報が記録されていた
    ときに、情報記録媒体に記録された情報が記録の途中で
    中断されたと判断することを特徴とする請求項5に記載
    の情報消去装置。
  7. 【請求項7】 上記情報記録媒体は、情報記録の際にリ
    ードイン情報、データ情報及びリードアウト情報の順に
    情報が記録される情報記録媒体であり、 上記判断手段は、上記光ヘッドによりリードイン情報、
    データ情報及びリードアウト情報を再生したときに、リ
    ードイン情報が存在し且つ当該リードイン情報に対応す
    るリードアウト情報が存在しないときに、情報記録媒体
    に記録された情報が記録の途中で中断されたと判断する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報消去装置。
  8. 【請求項8】 上記光ヘッドを情報の再生にのみ用い、
    更に情報消去用光ヘッドを備えることを特徴とする請求
    項5〜7のいずれか一項に記載の情報消去装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の情報記録装置及び請求
    項5に記載の消去装置を備えることを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 相変化材料からなる記録層を備える情
    報記録媒体に情報を記録する記録方法において、 上記情報記録媒体を、記録情報に応じて強度が変調され
    た単一の光スポットで走査し、 上記情報記録媒体上に形成される光スポットが情報記録
    媒体上の一点を通過する時間をτscan、上記記録層の相
    変化材料の結晶化時間をτxとしたときに、 τscan<τx の関係を満足することを特徴とする記録方法。
  11. 【請求項11】 上記情報記録媒体は、データ情報が記
    録されるデータ領域と、当該データ領域のデータ情報の
    有無を示すフラグ情報が記録されるフラグ領域とを有す
    る情報記録媒体であり、 上記情報記録媒体のデータ領域にデータ情報を記録後
    に、該データ領域にデータ情報が存在することを示すフ
    ラグ情報を上記フラグ領域に記録することを特徴とする
    請求項10に記載の記録方法。
  12. 【請求項12】 上記情報記録媒体は、記録トラックに
    リードイン情報、データ情報及びリードアウト情報が順
    に記録されることを特徴とする請求項10に記載の記録
    方法。
  13. 【請求項13】 相変化材料からなる記録層を備える情
    報記録媒体に、請求項10に記載の記録方法を用いて記
    録された情報を消去する消去方法であって、 上記情報記録媒体を光スポットで走査して、情報記録媒
    体に記録されている情報が記録の途中で中断された情報
    であるか否かを判断し、 情報記録媒体に記録されている情報が記録の途中で中断
    された情報であると判断された場合に、 上記情報記録媒体上に形成される光スポットが情報記録
    媒体上の一点を通過する時間をτscanE、上記記録層の
    相変化材料の結晶化時間をτxとしたときに、 τscanE>τx の関係を満足するように、情報記録媒体を消去レベルの
    光強度の光スポットで走査して情報を消去することを特
    徴とする消去方法。
  14. 【請求項14】 上記情報記録媒体は、データ情報が記
    録されるデータ領域と、当該データ領域のデータ情報の
    有無を示すフラグ情報が記録されるフラグ領域とを有す
    る情報記録媒体であり、 上記フラグ領域及びデータ領域からそれぞれ情報を取得
    して、フラグ領域に、データ領域が未記録であることを
    示すフラグ情報が記録され且つデータ領域にデータ情報
    が記録されていたときに、情報を消去することを特徴と
    する請求項13に記載の消去方法。
  15. 【請求項15】 上記情報記録媒体は、記録トラックに
    リードイン情報、データ情報及びリードアウト情報が順
    に記録される情報記録媒体であり、 上記記録トラックにリードイン情報が存在し且つ当該リ
    ードイン情報に対応するリードアウト情報が存在しない
    ときに情報を消去することを特徴とする請求項13に記
    載の消去方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100739681B1 (ko) 2003-03-24 2007-07-13 삼성전자주식회사 한번 기록 정보 저장 매체에 있어서 오버라이트 방법
US7453780B2 (en) 2004-07-30 2008-11-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Information recording medium, information recording/reproducing apparatus and information management method

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KR100739816B1 (ko) * 2003-03-24 2007-07-13 삼성전자주식회사 데이터 기록 및/또는 재생 장치
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