JP2002182790A - 電子機器の防水構造、電子機器、パーソナルコンピュータ - Google Patents

電子機器の防水構造、電子機器、パーソナルコンピュータ

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JP2002182790A
JP2002182790A JP2000375006A JP2000375006A JP2002182790A JP 2002182790 A JP2002182790 A JP 2002182790A JP 2000375006 A JP2000375006 A JP 2000375006A JP 2000375006 A JP2000375006 A JP 2000375006A JP 2002182790 A JP2002182790 A JP 2002182790A
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heat
temperature
personal computer
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JP2000375006A
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Katsuhiko Kondo
克彦 近藤
Akio Takasaki
章生 高▼崎▲
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Takumi KK
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電子機器において、放熱を阻害することなく
充分な防水性能を確保する。 【解決手段】 ケーシング100は、左右側面および上
面に開口300、310、320がそれぞれ設けられた
本体105を備え、開口300、310は側板330、
340によって塞がれている。側板330、340はパ
ッキン350、360をそれぞれ介してケーシング側面
に当接され、側面が封水されている。開口320にはタ
ッチパネル付液晶ディスプレイ110が嵌込まれ、本体
105の上面が封水されている。本体105の内部には
マザーボード400が収納され、マザーボード400に
は冷却ユニット500が取付けられ、CPUを冷却す
る。冷却ユニットはペルチェ素子800およびヒートパ
イプ810、820、830を備え、CPU420の熱
をペルチェ素子800で冷却するとともに、回収した熱
をヒートパイプ810〜830を通じて本体105に放
熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は電子機器の防水構
造、電子機器、パーソナルコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来電子機器の大敵は水分、湿気であ
り、一般に浸水による故障については保証が免責され
る。しかし電子機器の防水性能を確保しようとすると、
放熱が困難になるという問題があった。
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の問題点を解消すべく創案されたもので、放熱を阻害
することなく充分な防水性能を確保し得る電子機器の防
水構造、電子機器、パーソナルコンピュータを提供する
ことを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子機器の
防水構造は、電子機器のケーシングを封水し、ケーシン
グ内部の主な発熱部の熱を回収するようにペルチェ素子
の冷却面を配置し、ペルチェ素子の放熱面の熱を放熱面
近傍から前記ケーシング外部に導くようにヒートパイプ
を配置する。これによって放熱を阻害することなく充分
な防水性能を確保し得る。
【0004】本発明に係る電子機器の防水構造におい
て、ペルチェ素子は前記発熱部の温度がその耐熱温度を
越えない範囲で、充分高くなるように温度制御されるも
のであってもよい。これによってケーシング内部の結露
を防止し得るとともに、ペルチェ素子の消費電力を最小
限に抑え得る。
【0005】本発明に係る電子機器の防水構造におい
て、ケーシング内部の空気を攪拌して温度分布を均一化
する。これによって冷却、放熱の効果を高めることがで
きる。
【0006】本発明に係る電子機器は、外部に対して封
水されたケーシングと、このケーシングに収納された1
個または複数の電子部品と、前記電子部品の内の発熱が
大きい電子部品に近接して、冷却面が配置されたペルチ
ェ素子と、このペルチェ素子の放熱面の熱を放熱面近傍
から前記ケーシング外部に導くように配置されたヒート
パイプとを備える。これによって放熱を阻害することな
く充分な防水性能を確保し得る。
【0007】本発明に係る電子機器において、ペルチェ
素子の前記発熱部の温度が前記電子部品の耐熱温度を越
えない範囲で、充分高くなるように温度制御する制御回
路をさらに備える。これによってケーシング内部の結露
を防止し得るとともに、ペルチェ素子の消費電力を最小
限に抑え得る。
【0008】本発明に係る電子機器において、ケーシン
グ内部の空気を攪拌して温度分布を均一化するファンを
さらに備える。これによって冷却、放熱の効果を高める
ことができる。
【0009】本発明に係るパーソナルコンピュータは、
外部に対して封水されたケーシングと、このケーシング
に収納され、CPUを含む電子部品が搭載されたマザー
ボードと、前記CPUに近接して冷却面が配置されたペ
ルチェ素子と、このペルチェ素子の放熱面の熱を放熱面
近傍から前記ケーシング外部に導くように配置されたヒ
ートパイプとを備えた冷却ユニットとを備える。これに
よって放熱を阻害することなく充分な防水性能を確保し
得る。
【0010】本発明に係るパーソナルコンピュータにお
いて、ペルチェ素子の前記放熱面の温度が前記CPUの
耐熱温度を越えない範囲で、充分高くなるように温度制
御する制御回路をさらに備える。これによってケーシン
グ内部の結露を防止し得るとともに、ペルチェ素子の消
費電力を最小限に抑え得る。
【0011】本発明に係るパーソナルコンピュータにお
いて、冷却ユニットには、ケーシング内部の空気を攪拌
して温度分布を均一化するファンがさらに設けられる。
これによって冷却、放熱の効果を高めることができる。
【0012】本発明に係るパーソナルコンピュータにお
いて、ケーシングにはタッチパネル付液晶ディスプレイ
が封水的に取付けられている。これによってキーボード
を省略でき、防水性能を高めることができる。
【0013】本発明に係るパーソナルコンピュータにお
いて、ケーシングには引出、収納可能なキーボードが設
けられ、前記ケーシングには、マザーボードに接続され
た防水型コネクタが取付けられ、前記キーボードは、前
記防水型コネクタに、ケーブルによって接続され、これ
によってキーボードが前記マザーボードに接続されてい
る。これによって、キーボードを設けたときの防水性能
が確保される。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明に係る電子機器の防水
構造の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
【実施例】図1は本発明に係る防水構造を適用したパー
ソナルコンピュータを右上方からみた斜視図、図2は右
上方からみた斜視図、図3は背面図である。
【0016】パーソナルコンピュータはいわゆるラップ
トップ型であり、ケーシング100の上面にタッチパネ
ル付液晶ディスプレイ110を設け、開閉自在の蓋12
0によりケーシング100の上面を覆うことができる。
【0017】ケーシング100の底部には前方に引出し
可能なキーボード130が取付けられ、キーボード13
0は、収納状態においてはケーシング底部に完全に隠れ
る。
【0018】ケーシング100の左側面にはCD−RO
Mドライブ140が設けられ、右側面にはフロッピディ
スクドライブ150およびPCカードリーダ・ライタ1
60が設けられている。
【0019】ケーシング100の背面には電源ケーブル
コネクタ200、PS/2コネクタ210、シリアルポ
ート220、パラレルポート230、電話ジャック24
0、音声端子250、CRTポート260、USBポー
ト270、赤外線通信用送受信部280が設けられてい
る。電源ケーブルコネクタ200、PS/2コネクタ2
10、シリアルポート220、パラレルポート230、
電話ジャック240、音声端子250、CRTポート2
60、USBポート270は防水型のコネクタであり、
赤外線通信用送受信部280も防水型である。
【0020】図4はパーソナルコンピュータの分解斜視
図である。ケーシング100は、左側面に開口300、
右側面に開口310、311、上面に開口320がそれ
ぞれ設けられた本体105を備え、開口300は側板3
30によって塞がれ、開口310、311は側板340
によって塞がれている。側板330、340はパッキン
350、360をそれぞれ介してケーシング側面に当接
され、側面が封水されている。側板330、340はビ
ス305によって開口300、310、311周縁に固
定される。
【0021】CD−ROMドライブ140は側板340
に封水的に取付けられ、フロッピディスクドライブ15
0およびPCカードリーダ・ライタ160は側板330
に封水的に取付けられている。
【0022】開口320にはタッチパネル付液晶ディス
プレイ110が嵌込まれている。タッチパネル付液晶デ
ィスプレイ110は、液晶ディスプレイ111の上にタ
ッチパネル112を重ねたものである。タッチパネル付
液晶ディスプレイ110は表示手段であるとともに、入
力手段であり、キーボード130の省略を可能とする。
【0023】開口320には段差部370が形成され、
この段差部370にはホルダ380が封水的に嵌め込ま
れる。ホルダ380の上面には液晶ディスプレイ11
1、タッチパネル112が順次封水的に嵌め込まれ、上
方からフレーム390によってホルダ380に押付けら
れる。これによってタッチパネル付液晶ディスプレイ1
10の当接圧力が確保されるとともに、タッチパネル付
液晶ディスプレイ110の脱落が防止されている。フレ
ーム390はビス305によってホルダ380に固定さ
れる。
【0024】本体105の内部にはマザーボード400
が収納され、パーソナルコンピュータの種々の処理を行
うための電子回路が設けられている。CD−ROMドラ
イブ140、FDドライブ150、PCカードリーダ・
ライタ160とケーブル145、155、165によっ
てそれぞれマザーボード400に接続される。電源ケー
ブルコネクタ200、PS/2コネクタ210、シリア
ルポート220、パラレルポート230、電話ジャック
240、音声端子250、CRTポート260、USB
ポート270は防水型のコネクタであり、本体105の
背面の開口106、107に封水的に取付けられてい
る。また赤外線通信用送受信部280は図示しないリー
ド線によってマザーボード400に接続されている。
【0025】マザーボード400にはCPU420、種
々の電子素子、電源ユニット440等の電子部品が搭載
されている。電源ユニット440は、電源ケーブルコネ
クタ200から供給された交流電力を所定の電圧の直流
電力に変換して、マザーボード上の電子素子、タッチパ
ネル付液晶ディスプレイ110、CD−ROMドライブ
140、フロッピディスクドライブ150およびPCカ
ードリーダ・ライタ160、各種コネクタの電源ピンそ
の他に給電する。
【0026】マザーボード400には冷却ユニット50
0が取付けられ、主要な発熱部であるCPU420を冷
却する。冷却ユニット500はペルチェ素子800(図
6)およびヒートパイプ810、820、830を備
え、ペルチェ素子800によってCPU420を冷却す
るとともに、回収した熱を、ヒートパイプ810、82
0、830を通じて本体105の外に放熱する。なお冷
却ユニット500の詳細については後述する。
【0027】本体105の底面にはキーボード130を
収納するための凹部550が、設けられ、凹部550の
内側面にはダブルレール600が取付けられている。
【0028】キーボード130はダブルレール600に
取付けられ、引出し、収納が可能であるばかりなく、引
出し時にはダブルレール600によって安定に支持され
る。ダブルレール600は、1対の固定レール610
と、これに対応する1対の第1可動レール620、1対
の第2可動レール625とよりなる。
【0029】第1可動レール620は対応する固定レー
ル610に沿って摺動し、第2可動レール625は対応
する第1可動レール620に沿って摺動する。
【0030】第2可動レール625はキーボード130
の両側面にビス305によって固定され、これによって
キーボード130は第1可動レール620および固定レ
ール610によって案内される。固定レール610はビ
ス305によってケーシング100に固定される。
【0031】凹部550内側面にはラチェット640が
取付けられ、可動レール620はには、キーボード13
0の収納状態でラチェット640に係合する凹部660
が形成され、これによってキーボード130は収納状態
に保持される。
【0032】キーボード130にはケーブル680が接
続され、このケーブル680を介してキーボード130
はマザーボード400に接続される。本体105の底面
における凹部550の位置には、ケーブル680を収容
する収容部108が形成されている。
【0033】なおキーボード130を省略した場合に
は、一層防水性能を高め得る。
【0034】図5に示すように、収容部108にはケー
ブル680が接続される防水型のコネクタ700が設け
られ、このコネクタ700は本体105の内部において
マザーボード400に接続されている。
【0035】以上のようにケーシング100は外部に対
して封水され、全体的に防水構造が実現されている。
【0036】図6は冷却ユニット500の正面図、図7
はその背面図である。
【0037】冷却ユニット500は、アルミニウム等の
熱伝導率の高い材料よりなるベース510を有し、ペル
チェ素子800、ヒートパイプ810、820、830
はベース510に取付けられている。冷却ユニット50
0は、マザーボード400の上面に取り付けられ、ベー
ス510の底面におけるCPU420の上面に接する位
置に、ペルチェ素子800が取付けられている。ペルチ
ェ素子800とCPUの接触面にはシリコングリス(図
示せず。)が塗布される。ペルチェ素子800の端子8
50はリード線860によってマザーボード400に接
続されている。
【0038】ペルチェ素子800は冷却面802と放熱
面804とを有し、冷却面802がシリコングリスを介
してCPU420に接する。ヒートパイプ810は、そ
の一端部810Aが放熱面804に接するようにベース
510によって支持され、CPU420から所定距離離
間した位置まで延びている。ヒートパイプ810の他端
部810Bの近傍にはヒートパイプ820、830の一
端部820A、830Aが配置されている。ヒートパイ
プ820、830は、本体105の外に出て、本体10
5外面に沿って延びている。これによって、CPU42
0で発生した熱を本体105の外部に導くことができ、
積極的な冷却を行うことができる。
【0039】ベース510には上下に貫通する貫通孔5
20が形成され、貫通孔520内にはモータ内蔵のファ
ン530が取付けられている。ベース510底面におけ
る貫通孔520の側方の位置には、ファン530によっ
て生じる気流を案内するガイドベーン540が形成さ
れ、気流の圧損を最小限に抑えて、ケーシング100内
部の空気を効率的に拡販する。これによってケーシング
100内部の温度分布を均一化でき、冷却放熱の効果を
高めることができる。
【0040】ファン530はモータ内蔵型の軸流ファン
であり、比較的コンパクトである反面出力が大である。
但し、貫流ファン等の他のタイプのファン、あるいは他
の攪拌手段を採用し得ることはいうまでもない。
【0041】CPU420はソケット870によってマ
ザーボード400に搭載され、マザーボード400はゴ
ム座880によって本体105に取付けられている。
【0042】マザーボード400をゴム座880によっ
て支持することによって、パーソナルコンピュータの耐
衝撃性能は高められる。
【0043】図8はペルチェ素子800を制御するため
の制御回路を示す回路図であり、図9は冷却ユニット5
00により冷却されるCPU420の表面温度を示すグ
ラフである。
【0044】単にペルチェ素子800を連続的に動作さ
せてCPUを冷却すると、ケーシング100の内部の温
度が露点に達して、結露を生じる可能性がある。結露は
電子素子その他の充電部の絶縁不良の原因となる。そこ
で、図9に示すように、図8の制御回路は、CPU42
0の耐熱温度Th以下の範囲で、CPU420表面を極
力高い温度に制御する。これによって結露を防止し得
る。
【0045】またペルチェ素子800に対する給電を最
小限とし得るので、消費電力を節減し得る。
【0046】なおケーシング100は密封されているの
で、低湿度の環境で組立てを行えば、ケーシング100
内部の結露を完全に防止し得る。さらに組立てをクリー
ンルームで行うことにより、ケーシング100内部に塵
埃が侵入する恐れがないので、塵埃による絶縁不良を防
止し得る。
【0047】制御回路はボデー500の温度を検出する
サーミスタThを有し、サーミスタThは検出温度に応
じて抵抗値が変化する。
【0048】サーミスタThは、一端が、直列な抵抗R
14、可変抵抗VR1を介して直流電圧VAに接続さ
れ、他端は並列な抵抗R12とともに接地されている。
【0049】サーミスタThの電源側の電圧は演算増幅
器OPの非反転入力(+)に入力されている。演算増幅
器OPの反転入力(−)は抵抗R13を介して電圧VA
に接続され、また抵抗R11を介して接地されている。
これによって反転入力には一定電圧が印可され、非反転
入力にはサーミスタThの検出温度に対応した電圧が印
可される。
【0050】演算増幅器OPの出力はトランジスタTR
1のベースに接続され、演算増幅器OPの出力が所定値
を越えたときにトランジスタTR1が導通する。トラン
ジスタTR1のコレクタには電圧VAが接続され、エミ
ッタにはリレーRYが接続されている。トランジスタT
R1が導通するとリレーRYが動作する。リレーRYは
常開状態に設定され、サーミスタThの検出温度が所定
値を越えたときにリレーRYが閉成される。これによっ
てCPU420の冷却が開始される。リレーRYが閉成
されたときには、発光ダイオードLEDが点灯する。
【0051】図10はケーシング100の衝撃吸収構造
を示す平面図、図11は部分破断正面図、図12は衝撃
吸収構造の効果を示すグラフである。
【0052】図10においてケーシング100の本体1
05における角部910には上方に開口する孔920が
形成され、この孔920内にはゲル化剤等の衝撃吸収部
材900が挿入されている。
【0053】このような衝撃吸収部材900の挿入によ
り、図12に示すような効果が得られる。
【0054】孔920を設けなかったときに、角部91
0に衝撃荷重F(図10)を与えたとき、角部910に
生じる応力σ1、ひずみε1とし、孔920および衝撃
吸収部材900を設けたときの応力σ2、ひずみε2と
すると、図10、図11の構成によれば、ひずみは増加
するが、応力を低下させることが可能となる。これによ
ってユーザがケーシング100の角部910を障害物等
にぶつけたときの損傷を最小限に抑えることができる。
【0055】なお以上の実施形態はパーソナルコンピュ
ータに関するものであったが、本発明に係る防水構造を
任意の電子機器に適用し得ることはいうまでもない。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、放熱を阻害することな
く充分な防水性能を確保し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るパーソナルコンピュータの一実
施形態を示す右上方から見た斜視図である。
【図2】 図1のパーソナルコンピュータの左上方から
見た斜視図である。
【図3】 図1のパーソナルコンピュータの背面図であ
る。
【図4】 図1のパーソナルコンピュータの分解斜視図
である。
【図5】 図1パーソナルコンピュータの底面図であ
る。
【図6】 図1パーソナルコンピュータにおける冷却ユ
ニットの正面図である。
【図7】 図6の冷却ユニットの底面図である。
【図8】 図6の冷却ユニットにおけるペルチェ素子の
ための制御回路を示す回路図である。
【図9】 図6の冷却ユニットにより冷却されたCPU
の表面温度を示すグラフである。
【図10】 図1のパーソナルコンピュータのケーシン
グ本体の衝撃吸収構造を示す平面図である。
【図11】 図10の衝撃吸収構造を示す正面図であ
る。
【図12】 ケーシング本体の衝撃荷重を与えたときの
応力およびひずみを示すグラフである。
【符号の説明】
100 ケーシング 110 タッチパネル付液晶ディスプレイ 130 キーボード 400 マザーボード 420 CPU 530 ファン 800 ペルチェ素子 802 冷却面 804 放熱面 810、820、830 ヒートパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 7/20 G06F 1/00 360C 312L 312E 360B 360D H01L 23/46 B Fターム(参考) 4E360 AB31 AB42 GA14 GA22 GA24 GA29 GB46 GB99 GC04 GC15 5E322 AA11 AB06 AB10 BA01 BA03 BB03 BB04 DB10 DC01 FA06 5F036 AA01 BA05 BA33 BB60 BF01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器のケーシングを封水し、ケーシ
    ング内部の主な発熱部の熱を回収するようにペルチェ素
    子の冷却面を配置し、ペルチェ素子の放熱面の熱を放熱
    面近傍から前記ケーシング外部に導くようにヒートパイ
    プを配置した、電子機器の防水構造。
  2. 【請求項2】 ペルチェ素子は前記発熱部の温度がその
    耐熱温度を越えない範囲で、充分高くなるように温度制
    御されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器の
    防水構造。
  3. 【請求項3】 ケーシング内部の空気を攪拌して温度分
    布を均一化するようになっている請求項1または2に記
    載の電子機器の防水構造。
  4. 【請求項4】 外部に対して封水されたケーシングと、 このケーシングに収納された1個または複数の電子部品
    と、 前記電子部品の内の発熱が大きい電子部品に近接して、
    冷却面が配置されたペルチェ素子と、 このペルチェ素子の放熱面の熱を放熱面近傍から前記ケ
    ーシング外部に導くように配置されたヒートパイプとを
    備えた電子機器。
  5. 【請求項5】 ペルチェ素子の前記発熱部の温度が前記
    電子部品の耐熱温度を越えない範囲で、充分高くなるよ
    うに温度制御する制御回路をさらに備えたことを特徴と
    する請求項4に記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 ケーシング内部の空気を攪拌して温度分
    布を均一化するファンをさらに備えたことを特徴とする
    請求項4または5に記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 外部に対して封水されたケーシングと、 このケーシングに収納され、CPUを含む1個または複
    数の電子部品が搭載されたマザーボードと、 前記CPUに近接して冷却面が配置されたペルチェ素子
    と、このペルチェ素子の放熱面の熱を放熱面近傍から前
    記ケーシング外部に導くように配置されたヒートパイプ
    とを備えた冷却ユニットと、 を備えたパーソナルコンピュータ。
  8. 【請求項8】 前記CPUの温度が前記電子部品の耐熱
    温度を越えない範囲で、充分高くなるように、ペルチェ
    素子を温度制御する制御回路をさらに備えたことを特徴
    とする請求項7に記載のパーソナルコンピュータ。
  9. 【請求項9】 冷却ユニットには、ケーシング内部の空
    気を攪拌して温度分布を均一化するファンがさらに設け
    られたことを特徴とする請求項7または8に記載のパー
    ソナルコンピュータ。
  10. 【請求項10】 ケーシングにはタッチパネル付液晶デ
    ィスプレイが封水的に取付けられていることを特徴とす
    る請求項7乃至9のいずれか1項に記載のパーソナルコ
    ンピュータ。
  11. 【請求項11】 ケーシングには引出、収納可能なキー
    ボードが設けられ、前記ケーシングには、マザーボード
    に接続された防水型コネクタが取付けられ、前記キーボ
    ードは、前記防水型コネクタに、ケーブルによって接続
    され、これによってキーボードが前記マザーボードに接
    続されていることを特徴とする請求項7乃至10のいず
    れか1項に記載のパーソナルコンピュータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006133638A1 (en) * 2005-06-14 2006-12-21 Mingleung Edward Tam An antifogging perspective screen
US7525792B2 (en) 2005-07-29 2009-04-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus provided with housing having liquid proof structure

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