JP2002181297A - ガスボンベ用自動切り替え調整器 - Google Patents
ガスボンベ用自動切り替え調整器Info
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- JP2002181297A JP2002181297A JP2000379611A JP2000379611A JP2002181297A JP 2002181297 A JP2002181297 A JP 2002181297A JP 2000379611 A JP2000379611 A JP 2000379611A JP 2000379611 A JP2000379611 A JP 2000379611A JP 2002181297 A JP2002181297 A JP 2002181297A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 調整器に入った固形異物がガスの気体・液体
の状態に関係なく、中圧弁において弁体と弁座の間に挟
まれて閉塞圧不良を生ずることがないガスボンベ用自動
切り替え調整器を提供する。 【解決手段】 ２本のガスボンベからのガスを切り換え
る一対の中圧弁３の弁座３ｋを弾性材質、弁体３ｈを剛
性材質として、弁体３ｈの弁座３ｋと接触する部分３ｎ
を山形に突出させる。
の状態に関係なく、中圧弁において弁体と弁座の間に挟
まれて閉塞圧不良を生ずることがないガスボンベ用自動
切り替え調整器を提供する。 【解決手段】 ２本のガスボンベからのガスを切り換え
る一対の中圧弁３の弁座３ｋを弾性材質、弁体３ｈを剛
性材質として、弁体３ｈの弁座３ｋと接触する部分３ｎ
を山形に突出させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、２本のガスボン
ベからのガスを切り換えてガスコンロ等のガス消費機器
へ供給するためのガスボンベ用自動切り替え調整器に関
する。
ベからのガスを切り換えてガスコンロ等のガス消費機器
へ供給するためのガスボンベ用自動切り替え調整器に関
する。
【０００２】
【従来の技術】自動切り替え調整器を使用するプロパン
ガス供給システムは、２本のガスボンベ、２本の高圧ホ
ース、自動切り替え調整器、ガスメータ、配管機材、ガ
ス消費器具等で構成される。２本のガスボンベが高圧ホ
ースを介して自動切り替え調整器に接続され、ガスボン
ベ内の高圧ガスを所定の圧に減圧してから、ガスメータ
を経由してガスコンロ等のガス消費機器に供給するよう
になっている。
ガス供給システムは、２本のガスボンベ、２本の高圧ホ
ース、自動切り替え調整器、ガスメータ、配管機材、ガ
ス消費器具等で構成される。２本のガスボンベが高圧ホ
ースを介して自動切り替え調整器に接続され、ガスボン
ベ内の高圧ガスを所定の圧に減圧してから、ガスメータ
を経由してガスコンロ等のガス消費機器に供給するよう
になっている。
【０００３】自動切り替え調整器は、ガスの自動切り替
えを行うため複数の減圧弁を内蔵しており、例えば一方
のガスボンベのガスを使い切った状態になると、この一
方のガスボンベから他方のガスボンベに自動的にガス供
給を切り替えるようになっているとともに、所定の圧力
までに減圧したガスをガスメータ側に供給するようにな
っている。しかも、自動切り替え調整器は、例えば他方
のガスボンベからガスが供給されている状態において、
使用済みの一方のガスボンベを他のガスボンベに交換す
ることができるようになっている。
えを行うため複数の減圧弁を内蔵しており、例えば一方
のガスボンベのガスを使い切った状態になると、この一
方のガスボンベから他方のガスボンベに自動的にガス供
給を切り替えるようになっているとともに、所定の圧力
までに減圧したガスをガスメータ側に供給するようにな
っている。しかも、自動切り替え調整器は、例えば他方
のガスボンベからガスが供給されている状態において、
使用済みの一方のガスボンベを他のガスボンベに交換す
ることができるようになっている。
【０００４】従来の自動切り替え調整器は、一般的に図
１に示すような構造で、本体Ｄ内に高圧部Ａと中圧部Ｂ
と低圧部Ｃが形成され、高圧部Ａは、左入口１ｂ、右入
口１ｃにそれぞれ高圧ホースを介しガスボンベが連結さ
れる。これらの入口には、ストレーナ１ａが設けられて
いる。本体Ｄの下端の出ロ４は、配管によりガスメータ
やガス消費機器に繋がっている。
１に示すような構造で、本体Ｄ内に高圧部Ａと中圧部Ｂ
と低圧部Ｃが形成され、高圧部Ａは、左入口１ｂ、右入
口１ｃにそれぞれ高圧ホースを介しガスボンベが連結さ
れる。これらの入口には、ストレーナ１ａが設けられて
いる。本体Ｄの下端の出ロ４は、配管によりガスメータ
やガス消費機器に繋がっている。
【０００５】ガス消費機器を使用している場合、低圧部
Ｃの低圧弁体４は開になり、中圧部Ｂが減圧状態になる
と、中圧ダイアフラム３ｂが中圧調整バネ３ａにより押
し下げられ、切り替え機構２が連動し、中圧部Ｂの一対
の中圧弁３のうちの一方の弁棒３ｆが弁バネ３ｉに抗し
て押し下げられ、弁体３ｈの弁ゴム３ｇが弁座から離れ
てノズル３ｃが開き、左入口１ｂから高圧ガスが供給さ
れる。
Ｃの低圧弁体４は開になり、中圧部Ｂが減圧状態になる
と、中圧ダイアフラム３ｂが中圧調整バネ３ａにより押
し下げられ、切り替え機構２が連動し、中圧部Ｂの一対
の中圧弁３のうちの一方の弁棒３ｆが弁バネ３ｉに抗し
て押し下げられ、弁体３ｈの弁ゴム３ｇが弁座から離れ
てノズル３ｃが開き、左入口１ｂから高圧ガスが供給さ
れる。
【０００６】使用量による適正圧に保つために、中圧ダ
イアフラム３ｂが上下し、中圧弁３のノズル３ｃと弁ゴ
ム３ｇが必要な隙間になることにより、適正なガス圧を
低圧部Ｃに供給する。高圧部Ａの左入口１ｂ側のボンベ
残量が少なくなった場合、前記の動作によりさらに切り
替え機構２が下がり、中圧弁３の弁棒３ｆを押すと、高
圧部Ａの右入口１ｃ側のボンベよりガスが供給されるよ
うになり、自動的に切り替わる。
イアフラム３ｂが上下し、中圧弁３のノズル３ｃと弁ゴ
ム３ｇが必要な隙間になることにより、適正なガス圧を
低圧部Ｃに供給する。高圧部Ａの左入口１ｂ側のボンベ
残量が少なくなった場合、前記の動作によりさらに切り
替え機構２が下がり、中圧弁３の弁棒３ｆを押すと、高
圧部Ａの右入口１ｃ側のボンベよりガスが供給されるよ
うになり、自動的に切り替わる。
【０００７】また、ガスを使用しない場合、低圧部Ｃの
圧が高くなり、低圧弁体４ａが閉となり、中圧部Ｂの中
圧ダイアフラム３ｂが中圧調整バネ３ａに坑して上側に
移動し、切り替え機構２も上昇し、中圧弁３の弁棒３ｆ
は弁バネ３ｉにより上昇し、弁体３ｈの弁ゴム３ｇがノ
ズル３ｃの弁座に圧接され、高圧ガスの流入を遮断す
る。
圧が高くなり、低圧弁体４ａが閉となり、中圧部Ｂの中
圧ダイアフラム３ｂが中圧調整バネ３ａに坑して上側に
移動し、切り替え機構２も上昇し、中圧弁３の弁棒３ｆ
は弁バネ３ｉにより上昇し、弁体３ｈの弁ゴム３ｇがノ
ズル３ｃの弁座に圧接され、高圧ガスの流入を遮断す
る。
【０００８】なお、図１において、２ａはキャップ兼用
の切替ハンドル、２ｂは表示器、２ｃは表示窓、３ｄは
中圧受圧板、３ｅは中圧カバー、３ｊは中圧部通気口、
４ｂは低圧ノズル、４ｃは低圧弁ゴム、４ｄは低圧キャ
ップ、４ｅは安全弁バネ、４ｆは低圧調整バネ、４ｇは
低圧受圧板、４ｈは低圧ダイアフラム、４ｉは低圧カバ
ー、４ｊは低圧部通気口、５ａはユニオンナット、５ｂ
はユニオンパッキン、５ｃはユニオンつばである。
の切替ハンドル、２ｂは表示器、２ｃは表示窓、３ｄは
中圧受圧板、３ｅは中圧カバー、３ｊは中圧部通気口、
４ｂは低圧ノズル、４ｃは低圧弁ゴム、４ｄは低圧キャ
ップ、４ｅは安全弁バネ、４ｆは低圧調整バネ、４ｇは
低圧受圧板、４ｈは低圧ダイアフラム、４ｉは低圧カバ
ー、４ｊは低圧部通気口、５ａはユニオンナット、５ｂ
はユニオンパッキン、５ｃはユニオンつばである。
【０００９】このようなプロパンガスの供給システムに
おいて、ボンベを洗浄した際に発生した滓などの固形の
残留異物や、取り付け工事の際に発生したり、配管内に
入った固形異物は、調整器のストレーナ１ａでほとんど
が除去されるが、幾分かはストレーナ１ａを通過する。
おいて、ボンベを洗浄した際に発生した滓などの固形の
残留異物や、取り付け工事の際に発生したり、配管内に
入った固形異物は、調整器のストレーナ１ａでほとんど
が除去されるが、幾分かはストレーナ１ａを通過する。
【００１０】図２に従来における中圧弁３の構造を詳細
に示し、（Ａ）は開いた状態、（Ｂ）は閉じた状態であ
る。従来の中圧弁３では、弁座３ｋが剛性材質の弁本体
３ｍの一部としてノズル３ｃから一体に突設され、また
弁体３ｈは、ノズル３ｃを貫通する弁棒３ｆに円盤状に
設けられ、この弁体３ｈに弁ゴム３ｇが被せてあり、弁
ゴム３ｇの上面は平坦面となっていた。
に示し、（Ａ）は開いた状態、（Ｂ）は閉じた状態であ
る。従来の中圧弁３では、弁座３ｋが剛性材質の弁本体
３ｍの一部としてノズル３ｃから一体に突設され、また
弁体３ｈは、ノズル３ｃを貫通する弁棒３ｆに円盤状に
設けられ、この弁体３ｈに弁ゴム３ｇが被せてあり、弁
ゴム３ｇの上面は平坦面となっていた。
【００１１】そのため、ストレーナを通過してきた上記
のような固形異物が、ガスの流れとともに中圧弁３へ入
り込み、上を向いている平坦な弁ゴム３ｇ上に残り易
く、弁ゴム３ｇが固形異物を乗せた状態のまま剛性の弁
座３ｋに押圧される。この場合、弁座３ｋと弁ゴム３ｇ
の間に固形異物を挟んだままになり、ガスが漏れて高圧
ガス遮断不良、つまり閉塞圧力不良となることがあっ
た。
のような固形異物が、ガスの流れとともに中圧弁３へ入
り込み、上を向いている平坦な弁ゴム３ｇ上に残り易
く、弁ゴム３ｇが固形異物を乗せた状態のまま剛性の弁
座３ｋに押圧される。この場合、弁座３ｋと弁ゴム３ｇ
の間に固形異物を挟んだままになり、ガスが漏れて高圧
ガス遮断不良、つまり閉塞圧力不良となることがあっ
た。
【００１２】また、プロパンガス特有の再液化、すなわ
ち高圧で数度の温度差が生じると、気体から液体にかわ
る。一例として自動切り替え調整器が高圧ホースでボン
ベと繋がれ、ガスが供給できるようになっている場合、
ボンベに西日が当たるような状況において、日が沈み急
激に外気温が下がるときに、高圧ホースは早く環境にな
じむが、ボンベは容量が大きいために容易に下がらな
い。このような状態のとき、ガスが使用されてボンベか
ら高圧ホース、調整器を通過すると、再液化が起こる。
このとき、調整器内で分離されていた固形異物を巻き上
げながら再度気化すると、上を向いている平坦な弁ゴム
３ｇ上に固形異物が残り、閉塞圧不良になることもあっ
た。
ち高圧で数度の温度差が生じると、気体から液体にかわ
る。一例として自動切り替え調整器が高圧ホースでボン
ベと繋がれ、ガスが供給できるようになっている場合、
ボンベに西日が当たるような状況において、日が沈み急
激に外気温が下がるときに、高圧ホースは早く環境にな
じむが、ボンベは容量が大きいために容易に下がらな
い。このような状態のとき、ガスが使用されてボンベか
ら高圧ホース、調整器を通過すると、再液化が起こる。
このとき、調整器内で分離されていた固形異物を巻き上
げながら再度気化すると、上を向いている平坦な弁ゴム
３ｇ上に固形異物が残り、閉塞圧不良になることもあっ
た。
【００１３】この対策として、ストレーナの目を限りな
く細かくすれば、固形異物が調整器内部に入ることは目
の大きさの範囲内で極力防げるが、圧損が高くなり、ボ
ンベからガスがガス消費機器に供給されにくくなる。
く細かくすれば、固形異物が調整器内部に入ることは目
の大きさの範囲内で極力防げるが、圧損が高くなり、ボ
ンベからガスがガス消費機器に供給されにくくなる。
【００１４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の目
的は、調整器に入った固形異物がガスの気体・液体の状
態に関係なく、中圧弁において弁体と弁座の間に挟まれ
て閉塞圧不良を生ずることがないガスボンベ用自動切り
替え調整器を提供することにある。
的は、調整器に入った固形異物がガスの気体・液体の状
態に関係なく、中圧弁において弁体と弁座の間に挟まれ
て閉塞圧不良を生ずることがないガスボンベ用自動切り
替え調整器を提供することにある。
【００１５】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る発明は、
２本のガスボンベからのガスを切り換える一対の中圧弁
を内蔵し、各中圧弁の弁体が、ノズルを貫通する弁棒に
て弁座から離されるガスボンベ用自動切り替え調整器に
おいて、弁座を弾性材質、弁体を剛性材質として、弁体
の弁座と接触する部分を山形に突出させたことを特徴と
する。
２本のガスボンベからのガスを切り換える一対の中圧弁
を内蔵し、各中圧弁の弁体が、ノズルを貫通する弁棒に
て弁座から離されるガスボンベ用自動切り替え調整器に
おいて、弁座を弾性材質、弁体を剛性材質として、弁体
の弁座と接触する部分を山形に突出させたことを特徴と
する。
【００１６】請求項２に係る発明は、上記の構成におい
て、弁体の山形に突出する部分が、弁棒との付け根部分
の周囲で環状になっていることを特徴とする。
て、弁体の山形に突出する部分が、弁棒との付け根部分
の周囲で環状になっていることを特徴とする。
【００１７】請求項３に係る発明は、同じく弁体の山形
に突出する部分が、弁棒との付け根部分で円錐形になっ
ていることを特徴とする。
に突出する部分が、弁棒との付け根部分で円錐形になっ
ていることを特徴とする。
【００１８】請求項４、５、６、７に係る発明は、弾性
材質の弁座の支持構造に特徴があり、請求項４では、弁
座が、ノズルの周囲において中圧弁の弁本体に接着さ
れ、請求項５では、ノズルまわりから突出する環状ガイ
ドの外周に嵌めて中圧弁の弁本体に固定され、請求項６
では、ノズルを中心として中圧弁の弁本体から突出する
環状ガイドの内側に嵌めて弁本体に固定され、請求項７
では、中圧弁の弁本体から突出する複数の爪に抱持され
ている。
材質の弁座の支持構造に特徴があり、請求項４では、弁
座が、ノズルの周囲において中圧弁の弁本体に接着さ
れ、請求項５では、ノズルまわりから突出する環状ガイ
ドの外周に嵌めて中圧弁の弁本体に固定され、請求項６
では、ノズルを中心として中圧弁の弁本体から突出する
環状ガイドの内側に嵌めて弁本体に固定され、請求項７
では、中圧弁の弁本体から突出する複数の爪に抱持され
ている。
【００１９】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面に従って詳細に説明する。
面に従って詳細に説明する。
【００２０】図３にこの発明の第１の実施形態の要部、
つまりガスボンベ用自動切り替え調整器における中圧弁
３の構造を示し、（Ａ）が開いた状態、（Ｂ）が閉じた
状態である。この中圧弁３では、弁体３ｈが、ノズル３
ｃを貫通する弁棒３ｆに金属等の剛性材質で一体に設け
られているが、弁座３ｋは、ゴムで環状に作られ、ノズ
ル３ｃの周囲において弁本体３ｍの下面に接着されてい
る。
つまりガスボンベ用自動切り替え調整器における中圧弁
３の構造を示し、（Ａ）が開いた状態、（Ｂ）が閉じた
状態である。この中圧弁３では、弁体３ｈが、ノズル３
ｃを貫通する弁棒３ｆに金属等の剛性材質で一体に設け
られているが、弁座３ｋは、ゴムで環状に作られ、ノズ
ル３ｃの周囲において弁本体３ｍの下面に接着されてい
る。
【００２１】剛性材質の弁体３ｈは、弁棒３ｆとの付け
根部分において環状をなして山形に突出する環状突部３
ｎを一体に形成している。そして、弁体３ｈは、（Ａ）
に示す開いた状態から、（Ｂ）に示すように弁バネ３ｉ
の作用で閉じた状態になったとき、弁体３ｈの環状突部
３ｎの先端が、ゴム製弁座３ｋの平らな下面に圧接して
ノズル３ｃを閉じるようになっている。
根部分において環状をなして山形に突出する環状突部３
ｎを一体に形成している。そして、弁体３ｈは、（Ａ）
に示す開いた状態から、（Ｂ）に示すように弁バネ３ｉ
の作用で閉じた状態になったとき、弁体３ｈの環状突部
３ｎの先端が、ゴム製弁座３ｋの平らな下面に圧接して
ノズル３ｃを閉じるようになっている。
【００２２】よって、弁体３ｈと弁座３ｋとは、図２に
示した従来例とは上下逆の構造になっているので、固形
異物が、ガスにより運ばれてきても、またガスが再液化
した場合にも、弁体３ｈと弁座３ｋとの接触面に残りに
くく、閉塞圧力不良にならない。
示した従来例とは上下逆の構造になっているので、固形
異物が、ガスにより運ばれてきても、またガスが再液化
した場合にも、弁体３ｈと弁座３ｋとの接触面に残りに
くく、閉塞圧力不良にならない。
【００２３】図４は、この発明の第２の実施形態の中圧
弁３の構造を示し、（Ａ）が開いた状態、（Ｂ）が閉じ
た状態である。この中圧弁では、弁棒３ｆと一体な弁体
３ｈを、弁棒３ｆとの付け根部分で円錐形として、その
山形の肩部が、図３の場合と同様のゴム製弁座３ｋに圧
接してノズル３ｃを閉じる構造にしたものである。
弁３の構造を示し、（Ａ）が開いた状態、（Ｂ）が閉じ
た状態である。この中圧弁では、弁棒３ｆと一体な弁体
３ｈを、弁棒３ｆとの付け根部分で円錐形として、その
山形の肩部が、図３の場合と同様のゴム製弁座３ｋに圧
接してノズル３ｃを閉じる構造にしたものである。
【００２４】次に、弁本体３ｍに対する環状のゴム製弁
座３ｋの支持構造の実施形態について説明する。
座３ｋの支持構造の実施形態について説明する。
【００２５】図５の場合、環状ガイド３ｏをノズル３ｃ
まわりから突出するように弁本体３ｍに一体に突設し、
ゴム製弁座３ｋがノズル３ｃを塞がないように、弁座３
ｋをこの環状ガイド３ｏの外周に嵌めて弁本体３ｍの下
面に接着したものである。
まわりから突出するように弁本体３ｍに一体に突設し、
ゴム製弁座３ｋがノズル３ｃを塞がないように、弁座３
ｋをこの環状ガイド３ｏの外周に嵌めて弁本体３ｍの下
面に接着したものである。
【００２６】図６の場合、環状ガイド３ｏをノズル３ｃ
から離してそれを中心として弁本体３ｍに一体に突設
し、図５の場合と同様の目的で、弁座３ｋをこの環状ガ
イド３ｏの内周に嵌めて弁本体３ｍの下面に接着したも
のである。
から離してそれを中心として弁本体３ｍに一体に突設
し、図５の場合と同様の目的で、弁座３ｋをこの環状ガ
イド３ｏの内周に嵌めて弁本体３ｍの下面に接着したも
のである。
【００２７】図７の場合、ノズル３ｃから離してそれを
中心として同一円周上において弁本体３ｍに複数の爪３
ｐを一体に突設し、弁座３ｋをこれらの爪３ｐにて外側
から抱持したものである。このように抱持すると、弁座
３ｋを弁本体３ｍに接着する必要がない。
中心として同一円周上において弁本体３ｍに複数の爪３
ｐを一体に突設し、弁座３ｋをこれらの爪３ｐにて外側
から抱持したものである。このように抱持すると、弁座
３ｋを弁本体３ｍに接着する必要がない。
【００２８】図８の場合、さらにノズル３ｃまわりから
も爪３ｑを一体に突設し、内外の爪３ｑ・３ｐにて弁座
３ｋを弁本体３ｍに接着することなく挟持したものであ
る。
も爪３ｑを一体に突設し、内外の爪３ｑ・３ｐにて弁座
３ｋを弁本体３ｍに接着することなく挟持したものであ
る。
【００２９】
【発明の効果】請求項１〜３に係る発明によれば、弁座
を弾性材質、弁体を剛性材質として、弁体の弁座と接触
する部分を山形に突出させたので、固形異物がガスによ
り運ばれてきても、またガスが再液化した場合にも、固
形異物が弁体と弁座との接触面に残りにくく、閉塞圧力
不良にならない。
を弾性材質、弁体を剛性材質として、弁体の弁座と接触
する部分を山形に突出させたので、固形異物がガスによ
り運ばれてきても、またガスが再液化した場合にも、固
形異物が弁体と弁座との接触面に残りにくく、閉塞圧力
不良にならない。
【００３０】請求項４に係る発明によれば、弾性材質の
弁座が、ノズルの周囲において中圧弁の弁本体に接着さ
れるから、弾性材質の弁座を中圧弁の弁本体に簡単に固
定できる。
弁座が、ノズルの周囲において中圧弁の弁本体に接着さ
れるから、弾性材質の弁座を中圧弁の弁本体に簡単に固
定できる。
【００３１】請求項５および６に係る発明によれば、弾
性材質の弁座をノズルを塞がないようにガイドすること
により、適正な位置で固定することができる。
性材質の弁座をノズルを塞がないようにガイドすること
により、適正な位置で固定することができる。
【００３２】請求項７に係る発明によれば、弾性材質の
弁座を爪で抱持して弁本体に固定することにより、接着
しなくとも適正な位置で固定できる。
弁座を爪で抱持して弁本体に固定することにより、接着
しなくとも適正な位置で固定できる。
【図１】従来のガスボンベ用自動切り替え調整器の内部
構造を示す断面図である。
構造を示す断面図である。
【図２】その中圧弁の構造を示し、（Ａ）は開いた状
態、（Ｂ）は閉じた状態である。
態、（Ｂ）は閉じた状態である。
【図３】この発明の第１の実施形態の要部である中圧弁
の構造を示し、（Ａ）が開いた状態、（Ｂ）が閉じた状
態である。
の構造を示し、（Ａ）が開いた状態、（Ｂ）が閉じた状
態である。
【図４】第２の実施形態の中圧弁の構造を示し、（Ａ）
が開いた状態、（Ｂ）が閉じた状態である。
が開いた状態、（Ｂ）が閉じた状態である。
【図５】弁本体に対するゴム製弁座の支持構造の実施形
態の第１例の断面図である。
態の第１例の断面図である。
【図６】同じく第２例の断面図である。
【図７】同じく第３例を示し、（Ａ）は断面図、（Ｂ）
は下面図である。
は下面図である。
【図８】同じく第４例を示し、（Ａ）は断面図、（Ｂ）
は下面図である。
は下面図である。
３ 中圧弁 ３ｃ ノズル ３ｆ 弁棒 ３ｇ 弁ゴム ３ｈ 弁体 ３ｉ 弁バネ ３ｋ 弁座 ３ｍ 弁本体 ３ｎ 突部 ３ｏ 環状ガイド ３ｐ・３ｑ 爪
Claims (7)
- 【請求項１】 ２本のガスボンベからのガスを切り換え
る一対の中圧弁を内蔵し、各中圧弁の弁体が、ノズルを
貫通する弁棒にて弁座から離されるガスボンベ用自動切
り替え調整器において、前記弁座を弾性材質、前記弁体
を剛性材質として、前記弁体の前記弁座と接触する部分
を山形に突出させたことを特徴とする、ガスボンベ用自
動切り替え調整器。 - 【請求項２】 前記弁体の山形に突出する部分が、前記
弁棒との付け根部分の周囲で環状になっていることを特
徴とする、請求項１に記載のガスボンベ用自動切り替え
調整器。 - 【請求項３】 前記弁体の山形に突出する部分が、前記
弁棒との付け根部分で円錐形になっていることを特徴と
する、請求項１に記載のガスボンベ用自動切り替え調整
器。 - 【請求項４】 弾性材質の前記弁座が、前記ノズルの周
囲において前記中圧弁の弁本体に接着されていることを
特徴とする、請求項１、２または３に記載のガスボンベ
用自動切り替え調整器。 - 【請求項５】 弾性材質の前記弁座が、前記ノズルまわ
りから突出する環状ガイドの外周に嵌めて前記中圧弁の
弁本体に固定されていることを特徴とする、請求項１、
２または３に記載のガスボンベ用自動切り替え調整器。 - 【請求項６】 弾性材質の前記弁座が、前記ノズルを中
心として前記中圧弁の弁本体から突出する環状ガイドの
内側に嵌めて弁本体に固定されていることを特徴とす
る、請求項１、２または３に記載のガスボンベ用自動切
り替え調整器。 - 【請求項７】 弾性材質の前記弁座が、前記中圧弁の弁
本体から突出する複数の爪に抱持されていることを特徴
とする、請求項１、２または３に記載のガスボンベ用自
動切り替え調整器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000379611A JP2002181297A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | ガスボンベ用自動切り替え調整器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000379611A JP2002181297A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | ガスボンベ用自動切り替え調整器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002181297A true JP2002181297A (ja) | 2002-06-26 |
Family
ID=18847940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000379611A Pending JP2002181297A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | ガスボンベ用自動切り替え調整器 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2002181297A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009220454A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Ricoh Co Ltd | 液体収容容器及び画像形成装置 |
| JP2014533811A (ja) * | 2012-02-09 | 2014-12-15 | 三菱重工業株式会社 | 環状バルブ |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS522528U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-10 | ||
| JPS59222700A (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-14 | Ricoh Co Ltd | ガス調整器 |
| JPS61103671U (ja) * | 1984-12-12 | 1986-07-01 |
-
2000
- 2000-12-14 JP JP2000379611A patent/JP2002181297A/ja active Pending
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