JP2002179093A - 硝安油剤爆薬用プラスチック重袋 - Google Patents

硝安油剤爆薬用プラスチック重袋

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JP2002179093A
JP2002179093A JP2000382529A JP2000382529A JP2002179093A JP 2002179093 A JP2002179093 A JP 2002179093A JP 2000382529 A JP2000382529 A JP 2000382529A JP 2000382529 A JP2000382529 A JP 2000382529A JP 2002179093 A JP2002179093 A JP 2002179093A
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heavy
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ammonium nitrate
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Atsushi Enjiyou
篤志 円城
Shosaku Aramaki
昌作 荒牧
Takeisa Arita
武功 有田
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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  • Bag Frames (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開封が簡便で、廃棄が容易な硝安油剤爆薬用
重袋を提供すること。 【解決手段】 筒状プラスチックフィルム胴部を有し、
封かん部は折り曲げられており、折り曲げ段差部にカッ
ト具を設け、表裏にわたってオーバーテープを施した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は硝安油剤爆薬を包装
して運搬や貯蔵を行なう為に使用される硝安油剤爆薬用
プラスチック重袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】硝安油剤爆薬用重袋の簡単な開封部に関
する改善としては、特開平6−255658号報に示さ
れるようなオーバーテープをカット具にて簡易に開封す
る方法、特開平6−183482号報に示されるような
オーバーテープ部の接着に耐水性テープを用いる方法、
重袋の構造の簡略化については、特開2000−255
589号報に示されるような端部ミシン縫いからヒート
シールへの変更等がある。又、樹脂フィルム製の重袋と
しては、菓子類、穀物類及び肥料関係の分野では現在使
用されており、開封方法としては、特開平11−321
887号報に示される様に、円弧状のミシン目線を予め
入れておくという方法等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の硝安油剤爆薬用
重袋は、耐油性、耐水性を確保する為にポリ袋、クラフ
ト紙等を3から5重使用しており、それをミシン縫い
や、ヒートシールにて接着している為、廃棄時、環境配
慮による問題でポリ袋とクラフト紙とを分別しなければ
ならず作業者にとって煩雑になるという問題があった。
又、簡易開封部のシールが満足できない場合硝安の特徴
である吸湿により、本来の性能を保持出来ない或いは固
化してしまう可能性があった。
【0004】樹脂製フィルムを使用した重袋は、穀物、
肥料の分野では利用されているが、硝安油剤爆薬用の重
袋では、軽油等の油のしみ出し、臭気等の問題があり、
また開封性が悪く、通常ハサミやカッター等の刃物にて
開封していた。これは、爆薬取扱い現場には好ましくな
い金属製道具を使用しなければならず保安上も好ましく
ない。又、発破現場は屋外であり、特に冬場の厳寒時期
においての開封作業は過酷な条件下での緻密な作業とな
る。又、簡易開封の為ミシン目線を入れておくと硝安油
剤爆薬の場合その隙間から吸湿し、固化してしまう問題
及び軽油等の油のしみ出し原因となる可能性があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明者等は、前記課題を
解決する為に鋭利研究した結果、廃棄時に分別不要であ
るプラスチックに着目し、現有のプラスチックを使用し
た重袋の問題点である簡易な開封性を向上する方法を見
出し本発明が完成するに至った。即ち、本発明は、筒状
構造を有する胴部と封かん部からなる重袋において、胴
部は、プラスチックフィルムのみからなり、各端部が開
口端で揃えられていることと、少なくとも一方の封かん
部は、開口端を内側にして2回以上折り曲げられてお
り、開口端は、オーバーテープと接していない折り曲げ
部、及び折り曲げにより重なった折り曲げ部と重なって
いない胴部との間で形成される折り曲げ段差部、及び折
り曲げ段差部に沿って配置されたオーバーテープ切断用
のカット具、及び前記封かん部の表裏全面を挟むように
被覆されその全体が胴部表面と接着されているオーバー
テープを有していることを特徴とする硝安油剤爆薬用プ
ラスチック重袋である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明について、以下具体的に説
明する。本発明に用いられる重袋の胴部には、火薬類取
締法に適合するプラスチックフィルムが使用される。本
発明のプラスチックフィルムは、熱可塑性プラスチック
であるポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン、ナイロン、サーリン、PPO、生分
解性プラスチック等の単体又は2種類以上の複合フィル
ムから選ばれる。
【0007】本発明のプラスチックフィルムの厚さは1
0μm以上300μm以下であることが好ましい。10
μm未満では、取扱性が悪く、300μmを超えるとコ
スト高となる。より好ましくは20μm以上200μm
以下である。本発明のプラスチックフィルムの耐油性
は、JISZ1515に準拠した測定法にて30時間以
上であることが好ましい。プラスチックフィルムの耐油
性がないと硝安油剤爆薬に含有される軽油が運搬、貯蔵
中に重袋からしみ出して悪臭の原因、製品の性能劣化と
なる。
【0008】本発明のプラスチックフィルムの帯電防止
性は、表面固有抵抗を1010〜10 11Ω以下に低下させ
ることが好ましい。一般に帯電防止剤の練りこみや塗布
を行う。帯電防止剤としては、カチオン系界面活性剤で
ある第四アンモニウム塩、イミダゾリン等を使用する。
本発明のプラスチックフィルムの引張強さはJISZ1
702の測定法に準拠して5MPa以上100MPa以
下である事が好ましい。引張り強さが5MPa未満の場
合、取扱性が悪く、100MPaを超えるとコスト高と
なる。より好ましくは、6MPa以上80MPa以下で
ある。
【0009】図1を用いて本発明の構成を説明する。す
なわち、本発明の重袋はプラスチックフィルムを使用し
た筒状構造をした胴部(1)と封かん部分からなり(こ
こでは一方の封かん部分を図示している。)、封かん部
分の構成は、従来のオーバーテープの上からミシン縫い
したものとは異なり、重袋の胴部(1)の端部が1cm
から4cmまでの幅でもって2回以上、端部開口端を内
側にして折り曲げられ、その折り曲げにより重なった部
分と重なっていない部分との間にできる段差部、即ち折
り曲げ段差部(5)に沿って配置されたカット具(6)
と、裏面から表面にかけて折り曲げによって重なった部
分を挟み込むように接着することにより重袋の開封を押
えるオーバーテープ(2)からなる。
【0010】このオーバーテープ(2)の接着方法につ
いては、接着剤により接着しても、またオーバーテープ
(2)に樹脂をラミネートした加工紙を用いてヒートシ
ールにより接着しても良い。ここでは、重袋の開封のし
易さを求められる開封側の封かん方法を説明したが、他
端の封かん部分は、上記の説明と同じ封かん方法でもよ
いが、従来のヒートシールによる方法でも良く、特に限
定はしない。この重袋を開封するためには、カット具
(6)をその側端部分より引っ張ることによりオーバー
テープ(2)を折り曲げ段差部(5)に沿って破ること
ができ、破った後は折り曲げ部分を展開して重袋の開口
端を拡げることにより内容物を取り出すことができる。
【0011】本発明のプラスチックフィルムを用いた重
袋は、該重袋の一部又は全部が直射日光を遮る程度に着
色しても良い。着色の色は特に限定しないが、日光を反
射する白、乳白色等が好ましい。本発明に用いられるカ
ット具(6)は、重袋の端部開口部を封かんする役割を
果たすオーバーテープ(2)を折り曲げ段差部(5)に
沿って設けることにより、オーバーテープを切断するた
めのもので、少なくともオーバーテープ(2)の引裂強
さよりも大きな引張強度を有する材質を用いるのがよ
く、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂製テー
プや木綿糸等が用いられる。
【0012】本発明に用いられるオーバーテープ(2)
は、重袋の折り曲げ部分、すなわち折り曲げ段差部
(5)をはさみ込むように接着することにより、折り曲
げ部分が開こうとするのを抑えて封かんするものであ
る。オーバーテープ(2)の材質としては、重袋の胴部
(1)と接着できるものであれば良く、通常、クラフト
紙又は、クラフト紙に合成樹脂製フィルムをラミネート
した加工紙等が用いられる。封かん強度は、このオーバ
ーテープ(2)の接着強度、材質の強度に依存するた
め、輸送、取扱い時に開封しないように、オーバーテー
プ(2)を2枚重ねにして強度を上たり、表面に防水処
理、例えば合成樹脂コーティングやラミネートを施すこ
とにより強度低下を防止することが好ましい。
【0013】図2、3は、本発明の重袋の折り曲げ方法
を示した図である。少なくとも一方の端部開口部を、図
2に示すように平面状に合わせ閉じた状態で開口端
(4)に平行に1cmから4cmまでの幅でもって折り
曲げる。この際、1cm以上としたのは、硝安油剤爆薬
用プラスチック重袋は、内容量が30kgとなる為、1
cm未満の幅で折り曲げでは、強度が保てないためで、
4cm以下としたのは、それ以上の幅を設けたとしても
コスト的に高くなるためである。次に図3に示すように
開口端(4)を内側にして更に折り曲げる。
【0014】図1には、重袋の封かん後の状態を示し
た。2回以上折り曲げた後、折り曲げ段差部(5)にカ
ット具(6)が位置するように、折り曲げ反対面からカ
ット具(6)のある折り曲げ面にわたってオーバーテー
プ(2)を接着する。図4から図6までには、封かん後
の状態の断面図を示す。図4は、2回折り曲げた場合、
図5、図6は、3回折り曲げた場合を示す。すべて、開
口端(4)が外面に来ないように折り曲げられ、該開口
端がオーバーテープ(2)に接しないようになってい
る。これは、開口端(4)が外面に来た場合には、折り
曲げ段差部(5)にあるカット具(6)でオーバーテー
プ(2)をカットしたとしても硝安油剤爆薬を取り出す
開口端(4)を開くことが困難なためである。又、ここ
では、オーバーテープ(2)の折り曲げ長さが表裏同じ
長さに描いているが特に同一にする必要はない。但し、
折り曲げ段差部(5)の下の胴部接着面(7)について
は、少なくとも1cm以上設けることが好ましい。1c
m未満の場合には、袋の封かん強度が弱く、取扱い時に
落下させた際に開封して硝安油剤爆薬がこぼれる恐れが
ある。また2回以上折り曲げるのは、1回折り曲げの場
合、硝安油剤爆薬が、輸送時において開口端(4)まで
達し、オーバーテープ(2)の接着強度を弱めるととも
に油が袋外部に浸出するという問題があるためである。
【0015】図7は、図1のカット具(6)とオーバー
テープ(2)が重袋の幅より長く、耳部(8)を有する
場合である。耳部(8)があることにより、消費現場等
での取扱い時に持ち易いという利点と、重袋の特に折り
曲げた両側端部からの水の浸入、吸湿等を防止するため
に接着により密封化出来るという利点を有する。その
際、1cm以上耳部(8)があれば、持ち易さも良く、
密封のための接着も可能となる。好ましくは、3cmか
ら5cmである。
【0016】図8には、密封化のための接着面(9)を
示している。オーバーテープ(2)の全面を接着しても
良いが最側端部まで接着する必要性はなく、少なくとも
耳部(8)の重袋端より平行に一部接着することにより
密封化できる。それにより、水の浸入、吸湿による硝安
油剤爆薬の固化、品質低下を防止できる。図9には、耳
部(8)を有する場合のオーバーテープ(2)の最側端
部を示しているが、カット具(6)に沿って両側に切目
(10)が入っている。切目(10)を入れることによ
り、カット具(6)を操作し易くなる。この切目(1
0)は、少なくとも5mm以上あることが好ましく、さ
らに好ましくは1cmから2cmである。また、切目
(10)の部分は、接着されていないことが、操作上好
ましい。更に、図1のように耳部を有しない場合にも切
目をつけ一部接着させないことも出来る。以下、実施例
により本発明を説明する。
【0017】
【実施例1】JISZ1702に準じた測定法にて引張
り強さが10MPaであり、厚さ200μm、JISZ
1515に準じて測定した耐油度が30時間のポリエチ
レンフィルムを胴部(1)として用いた。封かん方法
は、図1に示す方法をとった。折り曲げ幅は、3cmと
し、2回折り曲げ、カット具(6)には、強力9.5k
gのポリプロピレン延伸テープを用い、オーバーテープ
(2)には引裂強度が経117g、緯156gのクラフ
ト紙の2枚はり合わせを用いた。オーバーテープ(2)
の幅は、12cmとし、折り曲げ反対面と折り曲げ面に
6cmずつとなるようにはさみ込むようにして接着剤で
接着した。このような重袋を10袋作成し、発破現場の
作業員10人に各1袋ずつ開封してもらった。10人が
全て開封することができて、ハサミを使用する必要性が
全くなかった。
【0018】つぎに、この重袋に硝安油剤爆薬を入れ、
袋の強度を調べた。日本工業規格の「重袋の落下試験方
法」により行なったが、10回落下させても破袋は認め
られなかった。更に、袋の上に200kgの荷重をかけ
30日間放置したが、固化、油剤のしみ出しも認められ
なかった。その後、空重袋を廃棄したが、分別の必要は
なく良好であった。
【0019】
【実施例2】重袋の両側端に耳部(8)を設けた以外は
実施例1と同様の重袋を10袋作成した。この重袋を作
業員10人に各1袋ずつ開封してもらった。10人が全
て実施例1の袋以上に、容易に開封することができた。
その後、空重袋を廃棄したが、分別の必要はなく良好で
あった。
【0020】
【実施例3】実施例2と同様の重袋においてオーバーテ
ープ(2)の端部のカット具(6)の上下に1cmの切
目(10)を入れた。作業員10人に各1個ずつの重袋
の開封テストを行なってもらった。切目(10)を入れ
た部分のカット具(6)を引くことにより開封でき、1
0人が全て実施例2の袋以上に、容易に開封できた。そ
の後、空重袋を廃棄したが、分別の必要はなく良好であ
った。
【0021】
【実施例4】JISZ1702に準じて測定法した引張
り強さが100MPaである厚さ70μm、JISZ1
515に準じて測定した耐油度が40時間の乳白色に着
色したポリエチレンとナイロンの複合フィルムを胴部
(1)として用いた以外は実施例3と同様の重袋を10
袋作成した。この重袋を作業員10人に各1袋ずつ開封
してもらった。その後、空重袋を廃棄したが、分別の必
要はなく良好であった。
【0022】
【実施例5】ポリエチレンに帯電防止剤であるイミダゾ
リンを練りこむ以外は実施例1と同様の重袋を10袋作
成した。表面固有抵抗測定すると1010Ωであった。こ
の重袋を作業員10人に各1袋ずつ開封してもらった。
10人が全て容易に開封することができた。その後、空
重袋を廃棄したが、分別の必要はなく良好であった。
【0023】
【実施例6】昭和高分子社製、商品名ビオノーレの生分
解性プラスチックフィルムを使用した以外は実施例1と
同様の重袋を10袋作成した。この重袋を作業員10人
に各1袋ずつ開封してもらった。10人が全て実施例1
の袋以上に、容易に開封することができた。その後、空
重袋を廃棄する際、土壌中に6ケ月間埋没させたとこ
ろ、ほとんど原型が失われており、生分解性が良好であ
った。
【0024】
【比較例1】重袋の胴部(1)を図10に示すようにク
ラフト紙のオーバーテープ(2)をあてミシンで縫った
ものを10袋作成した。これを作業員10人に開封して
もらったところ、10人のうち2人がミシン糸(3)を
解くことができず、ハサミを使用しなければならなかっ
た。その後、廃棄時、プラスチックとクラフト紙を分別
しなければならず、大変であった。
【0025】
【比較例2】プラスチックフィルムがJISZ1702
に準じて測定法した引張り強さ4MPaである以外は実
施例1と同様の重袋の10袋作成した。この重袋を作業
員10人に各1袋ずつ開封してもらった所、取扱性が悪
いとの意見が多かった。
【0026】
【比較例3】プラスチックフィルムがJISZ1702
に準じて測定法した引張り強さ110MPaであるナイ
ロンを使用した以外は実施例1と同様の重袋を10袋作
成した。この重袋を作業員10人に各1袋ずつ開封して
もらった。10人が全て容易に開封することができた。
しかし、この重袋はコストが高くなり、実用性に乏しか
った。
【0027】
【発明の効果】本発明の重袋は、簡易開封性を持ち、廃
棄が容易な硝安油剤爆薬用プラスチック重袋である。ま
た、貯蔵時における油剤の浸出が認められず、袋の強度
の低下もなく、外部の水分を吸湿して固化することもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の重袋の一方の封かん部の説明図。
【図2】本発明の重袋の折り曲げ部分の形態を示した説
明図。
【図3】本発明の重袋の折り曲げ部分の形態を示した説
明図。
【図4】本発明の重袋の折り曲げ部分の形態を示した説
明図。
【図5】本発明の重袋の折り曲げ部分の形態を示した説
明図。
【図6】本発明の重袋の折り曲げ部分の形態を示した説
明図。
【図7】本発明の重袋の一方の封かん部で耳部を有する
ものの説明図。
【図8】密封化のための接着面を示す説明図。
【図9】耳部を有するオーバーテープの最側端を示す説
明図。
【図10】比較例としてミシン糸で縫って作成した重袋
の説明図。
【符号の説明】
1 胴部 2 オーバーテープ 3 ミシン糸 4 開口端 5 折り曲げ段差部 6 カット具 7 胴部接着面 8 耳部 9 接着面 10 切目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E064 AC30 BA26 BA30 BA35 BA36 BA37 BB03 BC04 BC05 BC20 EA30 FA06 HN04 HP03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状構造を有する胴部と封かん部からな
    る重袋において、胴部(1)は、プラスチックフィルム
    のみからなり、各端部が開口端(4)で揃えられている
    ことと、少なくとも一方の封かん部は、開口端(4)を
    内側にして2回以上折り曲げられており、開口端(4)
    は、オーバーテープ(2)と接していない折り曲げ部、
    及び折り曲げにより重なった折り曲げ部と重なっていな
    い胴部(1)との間で形成される折り曲げ段差部
    (5)、及び折り曲げ段差部(5)に沿って配置された
    オーバーテープ切断用のカット具(6)、及び前記封か
    ん部の表裏全面を挟むように被覆され、その全体が胴部
    表面と接着されているオーバーテープ(2)を有してい
    ることを特徴とする硝安油剤爆薬用プラスチック重袋。
  2. 【請求項2】 カット具(6)及びオーバーテープ
    (2)の少なくとも一方の端が袋体の端より外方に延長
    された耳部(8)をもち、且つ耳部(8)の一部が前記
    カット具(6)とオーバーテープ(2)との接着体であ
    ることを特徴とする請求項1記載の硝安油剤爆薬用プラ
    スチック重袋。
  3. 【請求項3】 耳部(8)の一部分において、カット具
    (6)に沿って設けられた切目(10)を有することを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の硝安油剤爆薬
    用プラスチック重袋。
  4. 【請求項4】 プラスチックフィルムの一部又は全部が
    耐油性と帯電防止性の少なくとも一方を有することを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の硝安
    油剤爆薬用プラスチック重袋。
  5. 【請求項5】 プラスチックフィルムの引張強さが5M
    Pa以上100MPa以下であることを特徴とする請求
    項4に記載の硝安油剤爆薬用プラスチック重袋。
  6. 【請求項6】 プラスチックフィルムが生分解性を有す
    る事を特徴とする請求項4又は請求項5に記載の硝安油
    剤爆薬用プラスチック重袋。
  7. 【請求項7】 重袋の一部又は全部が直射日光を遮る程
    度に着色してあることを特徴とする請求項4乃至請求項
    6のいずれかに記載の硝安油剤爆薬用プラスチック重
    袋。
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