JP2002178239A - 工作機械のテ−ブル送り装置 - Google Patents
工作機械のテ−ブル送り装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 焼損のない工作機械のテ−ブル送
り装置 【解決手段】 断面凹状の側壁7a,7bを有す
るベッドに設けられた一対のガイドレ−ル31,31上
を一対のスライダ41,41を介して線形移動可能に支
持されたテ−ブル4の送り装置であって、前記テ−ブル
4の下面中央部には前記ベッドの凹部に垂下した突起部
43が固定して設けられ、ベッドの凹部側壁と平行な前
記突起部の両側壁面には磁石44,44が設けられ、ベ
ッドの凹部内側壁面の両面にはコイル47,47が設け
られ、この2組の一対の磁石とコイルでリニアモ−タを
構成し、該リニアモ−タの稼動でテ−ブルは線形移動可
能であり、前記断面凹状の側壁にはコイルより発生する
熱を冷却する冷却媒体通路47b,47bと、ガイドレ
−ル冷却媒体通路62,62が設けられていることを特
徴とする、工作機械のテ−ブル送り装置。
り装置 【解決手段】 断面凹状の側壁7a,7bを有す
るベッドに設けられた一対のガイドレ−ル31,31上
を一対のスライダ41,41を介して線形移動可能に支
持されたテ−ブル4の送り装置であって、前記テ−ブル
4の下面中央部には前記ベッドの凹部に垂下した突起部
43が固定して設けられ、ベッドの凹部側壁と平行な前
記突起部の両側壁面には磁石44,44が設けられ、ベ
ッドの凹部内側壁面の両面にはコイル47,47が設け
られ、この2組の一対の磁石とコイルでリニアモ−タを
構成し、該リニアモ−タの稼動でテ−ブルは線形移動可
能であり、前記断面凹状の側壁にはコイルより発生する
熱を冷却する冷却媒体通路47b,47bと、ガイドレ
−ル冷却媒体通路62,62が設けられていることを特
徴とする、工作機械のテ−ブル送り装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研削装置、切削装
置、フライス盤、ブレ−ナ、マニシングセンタ−等の工
作機械装置において、リニアモ−タの駆動によりガイド
レ−ル上を直線状に往復移動可能なテ−ブル送り装置に
関する。
置、フライス盤、ブレ−ナ、マニシングセンタ−等の工
作機械装置において、リニアモ−タの駆動によりガイド
レ−ル上を直線状に往復移動可能なテ−ブル送り装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】金属工作機械装置として、例えば、砥石
によりテ−ブル上に設けられたワ−クを研削する研削盤
は知られている(特開昭55−83567号、同59−
59349号、同61−173851号、特開平4−1
3552号、特許第2970725号)。図2と図3に
平面研削盤の1例を示す。これら図において、1は平面
研削装置、2はワ−ク、3は砥石、4は水平方向(X軸
方向)に往復移動可能なテ−ブル、5は作業台部、6は
電磁チャック、7は前後方向(Z軸方向)に往復移動可
能なサドル、8は操作盤、8bは砥石上下切り込み手動
パルス発生器ボタン、9はコラム、10は砥石軸頭、1
1は砥石軸、12は砥石3を垂直方向(Y軸方向)に移
動する昇降機構、13はモ−タ−、14は螺合体、15
はネジ軸、16は軸受、17は安全保護カバ−、18は
研削液供給ノズル、19はベッド、20はタンク、21
はフィルタ−、22はポンプ、23は砥石軸モ−タ−で
ある。
によりテ−ブル上に設けられたワ−クを研削する研削盤
は知られている(特開昭55−83567号、同59−
59349号、同61−173851号、特開平4−1
3552号、特許第2970725号)。図2と図3に
平面研削盤の1例を示す。これら図において、1は平面
研削装置、2はワ−ク、3は砥石、4は水平方向(X軸
方向)に往復移動可能なテ−ブル、5は作業台部、6は
電磁チャック、7は前後方向(Z軸方向)に往復移動可
能なサドル、8は操作盤、8bは砥石上下切り込み手動
パルス発生器ボタン、9はコラム、10は砥石軸頭、1
1は砥石軸、12は砥石3を垂直方向(Y軸方向)に移
動する昇降機構、13はモ−タ−、14は螺合体、15
はネジ軸、16は軸受、17は安全保護カバ−、18は
研削液供給ノズル、19はベッド、20はタンク、21
はフィルタ−、22はポンプ、23は砥石軸モ−タ−で
ある。
【0003】テ−ブル4は、例えば図4に示すようにベ
ッド19上に設けられた1対の案内面を滑べるサドル7
に設けられたV字型軌道部により位置決めされ、テ−ブ
ル4は図6に示すようにその係合部(スライダ)41,
41により前記案内面(ガイドレ−ル)に摺動自在に支
えられる。ベッド19のオイルタンク20内の潤滑油
は、ポンプ22により分配器24、油留まり25を経て
案内面31に供給される。前記V字型軌道部の案内面3
1、31にはテ−ブル4を滑らかに移動させるために、
案内面の処処に設けた潤滑油供給ノズル51より潤滑油
が供給され、1〜5μmの薄い油膜厚が形成される。
ッド19上に設けられた1対の案内面を滑べるサドル7
に設けられたV字型軌道部により位置決めされ、テ−ブ
ル4は図6に示すようにその係合部(スライダ)41,
41により前記案内面(ガイドレ−ル)に摺動自在に支
えられる。ベッド19のオイルタンク20内の潤滑油
は、ポンプ22により分配器24、油留まり25を経て
案内面31に供給される。前記V字型軌道部の案内面3
1、31にはテ−ブル4を滑らかに移動させるために、
案内面の処処に設けた潤滑油供給ノズル51より潤滑油
が供給され、1〜5μmの薄い油膜厚が形成される。
【0004】図2に示す研削装置においては、テ−ブル
は油圧シリンダにより移動されるが、近時、テ−ブルの
移動速度を速くすることが求められ、テ−ブルの往復摺
動にリニアモ−タを利用することが提案され、かつ、実
用化されている。図7にリニアモ−タを駆動して案内面
上でテ−ブルを移動させる機構を示す(特開平11−2
62832号)。図6において、テ−ブル4は複数のボ
ルト42,42によって固定された部材43を有し、こ
の部材の両側面には鉛直面上で平行に対向配置された2
つの移動体側面43a、43bが形成され、これらの移
動体側面のそれぞれには可動子(例えば、コイル)4
4、44'が支持されている。サドル7は部材43を収容
する一面開口の凹部7aを有し、サドル7の上面にはテ
−ブル4を案内する案内面(ガイドレ−ル)31が形成
され、この案内面31は、サドル7の前縁に形成された
V字型軌道部46と後縁に形成されたV字型軌道部4
6'を有する。
は油圧シリンダにより移動されるが、近時、テ−ブルの
移動速度を速くすることが求められ、テ−ブルの往復摺
動にリニアモ−タを利用することが提案され、かつ、実
用化されている。図7にリニアモ−タを駆動して案内面
上でテ−ブルを移動させる機構を示す(特開平11−2
62832号)。図6において、テ−ブル4は複数のボ
ルト42,42によって固定された部材43を有し、こ
の部材の両側面には鉛直面上で平行に対向配置された2
つの移動体側面43a、43bが形成され、これらの移
動体側面のそれぞれには可動子(例えば、コイル)4
4、44'が支持されている。サドル7は部材43を収容
する一面開口の凹部7aを有し、サドル7の上面にはテ
−ブル4を案内する案内面(ガイドレ−ル)31が形成
され、この案内面31は、サドル7の前縁に形成された
V字型軌道部46と後縁に形成されたV字型軌道部4
6'を有する。
【0005】前記凹部7aの両内面側には移動体側面4
3a、43bと対向する支持体側面43’a、43’b
が形成され、これらの支持体側面43’a、43’bに
は固定子(例えば永久磁石)47,47'が固定されて
いる。ここで、可動子44と固定子47および可動子4
4'と固定子47'は2組のリニアモ−タ45,45'を
形成する。この2組のリニアモ−タ45,45'は、可
動子44,44'と固定子47、47'との間に発生する
吸引力がテ−ブル4の相反する方向に作用する向きに配
置されている。48,49は摺動部材で、サドルの内側
面とこれら摺動部材間の隙間S2、S2は、可動子44
と固定子47との隙間S1a、S1bよりも狭い幅に設
けられている。
3a、43bと対向する支持体側面43’a、43’b
が形成され、これらの支持体側面43’a、43’bに
は固定子(例えば永久磁石)47,47'が固定されて
いる。ここで、可動子44と固定子47および可動子4
4'と固定子47'は2組のリニアモ−タ45,45'を
形成する。この2組のリニアモ−タ45,45'は、可
動子44,44'と固定子47、47'との間に発生する
吸引力がテ−ブル4の相反する方向に作用する向きに配
置されている。48,49は摺動部材で、サドルの内側
面とこれら摺動部材間の隙間S2、S2は、可動子44
と固定子47との隙間S1a、S1bよりも狭い幅に設
けられている。
【0006】リニアモ−タ45,45'を稼動すること
によりテ−ブル4をX軸方向に駆動させることができ
る。リニアモ−タ駆動テ−ブルはパ−ソナルコンピュ−
タからのパルス指令によって制御されており、最高速
度、平均加減速度、加減速カ−ブを自由に変えることが
できる。
によりテ−ブル4をX軸方向に駆動させることができ
る。リニアモ−タ駆動テ−ブルはパ−ソナルコンピュ−
タからのパルス指令によって制御されており、最高速
度、平均加減速度、加減速カ−ブを自由に変えることが
できる。
【0007】この可動子44,44'と固定子47,4
7'は、いずれが永久磁石または電磁磁石であってもコ
イルであってもよい(特開平8−192326号、同1
1−266577号、特開2000−217379
号)。固定子が電磁磁石のリニアモ−タ稼動テ−ブル
は、特開平11−313475号に開示される。
7'は、いずれが永久磁石または電磁磁石であってもコ
イルであってもよい(特開平8−192326号、同1
1−266577号、特開2000−217379
号)。固定子が電磁磁石のリニアモ−タ稼動テ−ブル
は、特開平11−313475号に開示される。
【0008】図7に示す研削装置1では、サドル7がZ
方向に往復自在にフレ−ムに支持され、、テ−ブル4が
サドル7上を左右方向(X軸方向)に、コラム9により
砥石頭が上下方向(Y軸方向)に移動自在に設けられて
いる。この平面研削盤では、テ−ブル4上のチャックに
ワ−ク2を固定し、サドル7を移動させてZ軸方向の位
置を決め、テ−ブル4をX軸方向に往復移動させる過程
で砥石頭の回転している砥石をワ−クに接触させ、砥石
頭をY軸方向に送りをかけてワ−クを研削する。リニア
モ−タ−駆動テ−ブルはパ−ソナルコンピュ−タからの
パルス指令によって制御されており、最高速度、平均加
減速度、加減速カ−ブを自由に変えることができる。
方向に往復自在にフレ−ムに支持され、、テ−ブル4が
サドル7上を左右方向(X軸方向)に、コラム9により
砥石頭が上下方向(Y軸方向)に移動自在に設けられて
いる。この平面研削盤では、テ−ブル4上のチャックに
ワ−ク2を固定し、サドル7を移動させてZ軸方向の位
置を決め、テ−ブル4をX軸方向に往復移動させる過程
で砥石頭の回転している砥石をワ−クに接触させ、砥石
頭をY軸方向に送りをかけてワ−クを研削する。リニア
モ−タ−駆動テ−ブルはパ−ソナルコンピュ−タからの
パルス指令によって制御されており、最高速度、平均加
減速度、加減速カ−ブを自由に変えることができる。
【0009】リニアモ−タ駆動のテ−ブル4の加減速は
0.5G〜3.5G、最高速度は100m/分である。
テ−ブル速度を大きくして切り込み深さを小さくするス
ピ−ドストロ−ク研削において、テ−ブル単位当りの往
復回数は研削能率に大きく影響する。リニアモ−タ駆動
のテ−ブル4の往復速度は、作業面のテ−ブルの移動長
さ(ストロ−ク)に依存し、例えば、幅が200mmで
あるとき、長さが50mmのときは280回/分、長さ
が100mmのときは220回/分、長さが150mm
のときは190回/分である。
0.5G〜3.5G、最高速度は100m/分である。
テ−ブル速度を大きくして切り込み深さを小さくするス
ピ−ドストロ−ク研削において、テ−ブル単位当りの往
復回数は研削能率に大きく影響する。リニアモ−タ駆動
のテ−ブル4の往復速度は、作業面のテ−ブルの移動長
さ(ストロ−ク)に依存し、例えば、幅が200mmで
あるとき、長さが50mmのときは280回/分、長さ
が100mmのときは220回/分、長さが150mm
のときは190回/分である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】テ−ブルを高い加減速
で駆動すると、コイルの発熱、案内面(ガイドレ−ル
面)での発熱が激しい。本発明は、リニアモ−タ駆動テ
−ブル移動時のコイルの発熱、テ−ブル案内面の発熱を
抑制した工作機械のテ−ブル送り装置の提供にある。
で駆動すると、コイルの発熱、案内面(ガイドレ−ル
面)での発熱が激しい。本発明は、リニアモ−タ駆動テ
−ブル移動時のコイルの発熱、テ−ブル案内面の発熱を
抑制した工作機械のテ−ブル送り装置の提供にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、断
面凹状の側壁を有するベッドに設けられた一対のガイド
レ−ル上を一対のスライダを介して線形移動可能に支持
されたテ−ブルの送り装置であって、前記テ−ブルの下
面中央部には前記ベッドの凹部に垂下した突起部が固定
して設けられ、ベッドの凹部側壁と平行な前記突起部の
両側壁面には磁石が設けられ、ベッドの凹部内側壁面の
両面にはコイルが設けられ、この2組の一対の磁石とコ
イルでリニアモ−タを構成し、該リニアモ−タの稼動で
テ−ブルは線形移動可能であり、前記断面凹状の側壁に
はコイルより発生する熱を冷却する冷却媒体通路と、ガ
イドレ−ル冷却媒体通路が設けられていることを特徴と
する、工作機械のテ−ブル送り装置を提供するものであ
る。
面凹状の側壁を有するベッドに設けられた一対のガイド
レ−ル上を一対のスライダを介して線形移動可能に支持
されたテ−ブルの送り装置であって、前記テ−ブルの下
面中央部には前記ベッドの凹部に垂下した突起部が固定
して設けられ、ベッドの凹部側壁と平行な前記突起部の
両側壁面には磁石が設けられ、ベッドの凹部内側壁面の
両面にはコイルが設けられ、この2組の一対の磁石とコ
イルでリニアモ−タを構成し、該リニアモ−タの稼動で
テ−ブルは線形移動可能であり、前記断面凹状の側壁に
はコイルより発生する熱を冷却する冷却媒体通路と、ガ
イドレ−ル冷却媒体通路が設けられていることを特徴と
する、工作機械のテ−ブル送り装置を提供するものであ
る。
【0012】リニアモ−タの固定子にコイルを選択し、
このコイルを冷却媒体通路を有する取付板を介してベッ
ドの側壁に設けたので、テ−ブル移動時にコイルより発
生する熱が冷却される。なお、可動子にコイルを選択す
ると、冷却媒体通路に接続する可撓性ホ−スがテ−ブル
とともに往復移動するので、このホ−スが磨耗し、1年
位で取り換えを要するが、コイルを固定子とした本発明
において、冷却媒体通路に冷却媒体を供給する可撓性ホ
−スまたは金属管がベッドに固定され、テ−ブルとは一
緒に移動しないので、可撓性ホ−スまたは金属管の磨耗
が少ない。同様にコイルに接続される電気ケ−ブルもダ
ンパ−内に収納し、ベッドに固定することができるの
で、電気ケ−ブルの磨耗が少ない。さらに、ベッドの側
壁にはガイドレ−ル冷却媒体通路が設けられているの
で、ガイドレ−ルの発熱が抑制される。
このコイルを冷却媒体通路を有する取付板を介してベッ
ドの側壁に設けたので、テ−ブル移動時にコイルより発
生する熱が冷却される。なお、可動子にコイルを選択す
ると、冷却媒体通路に接続する可撓性ホ−スがテ−ブル
とともに往復移動するので、このホ−スが磨耗し、1年
位で取り換えを要するが、コイルを固定子とした本発明
において、冷却媒体通路に冷却媒体を供給する可撓性ホ
−スまたは金属管がベッドに固定され、テ−ブルとは一
緒に移動しないので、可撓性ホ−スまたは金属管の磨耗
が少ない。同様にコイルに接続される電気ケ−ブルもダ
ンパ−内に収納し、ベッドに固定することができるの
で、電気ケ−ブルの磨耗が少ない。さらに、ベッドの側
壁にはガイドレ−ル冷却媒体通路が設けられているの
で、ガイドレ−ルの発熱が抑制される。
【0013】
【実施例】以下、図を用いて本発明をさらに詳細に説明
する。図1は、本発明の一実施例を示す、リニアモ−タ
駆動の工作機械のテ−ブル送り装置の側面図である。
する。図1は、本発明の一実施例を示す、リニアモ−タ
駆動の工作機械のテ−ブル送り装置の側面図である。
【0014】図1において、テ−ブル4はスライダ4
1,41を介してV字型ガイドレ−ル(案内面)31,
31上をリニアモ−タにより往復線形移動可能な構造と
なっている。なお、図1において、左側のV字型ガイド
レ−ルおよびスライダは板64により隠蔽されている。
ガイドレ−ル31,31は、V−Vの組み合わせ、V−
平の組み合わせ、平−平の組み合わせのいずれであって
もよい。ガイドレ−ル(案内面)31,31は、断面凹
状の側壁を有するベッド7の側壁7a,7bの上面に設
けられる。板64には、ダンパ−63が設けられ、コイ
ル47への電線ケ−ブルを収納している。
1,41を介してV字型ガイドレ−ル(案内面)31,
31上をリニアモ−タにより往復線形移動可能な構造と
なっている。なお、図1において、左側のV字型ガイド
レ−ルおよびスライダは板64により隠蔽されている。
ガイドレ−ル31,31は、V−Vの組み合わせ、V−
平の組み合わせ、平−平の組み合わせのいずれであって
もよい。ガイドレ−ル(案内面)31,31は、断面凹
状の側壁を有するベッド7の側壁7a,7bの上面に設
けられる。板64には、ダンパ−63が設けられ、コイ
ル47への電線ケ−ブルを収納している。
【0015】前記テ−ブル4の下面中央部には前記ベッ
ドの側壁凹部に垂下した突起部43がボルト43aによ
りテ−ブル4に固定して設けられる。リニアモ−タは磁
石44,44とコイル47,47とからなり、ベッドの
凹部側壁と平行な前記突起部43の両側壁面に磁石4
4,44が設けられ、ベッドの凹部内側壁面の両面には
コイル47,47が設けられる。この2組の一対の磁石
とコイルでリニアモ−タを構成し、該リニアモ−タの稼
動でテ−ブル4はガイドレ−ル31,31上を線形移動
可能となっている。
ドの側壁凹部に垂下した突起部43がボルト43aによ
りテ−ブル4に固定して設けられる。リニアモ−タは磁
石44,44とコイル47,47とからなり、ベッドの
凹部側壁と平行な前記突起部43の両側壁面に磁石4
4,44が設けられ、ベッドの凹部内側壁面の両面には
コイル47,47が設けられる。この2組の一対の磁石
とコイルでリニアモ−タを構成し、該リニアモ−タの稼
動でテ−ブル4はガイドレ−ル31,31上を線形移動
可能となっている。
【0016】前記断面凹状の側壁7a,7bには冷却媒
体通路を有する取付板47a,47aを介してコイル4
7,47が取り付けられており、冷却媒体通路には管4
7b,47bが接続され、冷却媒体通路に冷却媒体を図
示されていないポンプにより供給する。冷却媒体はコイ
ル47,47より発生する熱を冷却する。
体通路を有する取付板47a,47aを介してコイル4
7,47が取り付けられており、冷却媒体通路には管4
7b,47bが接続され、冷却媒体通路に冷却媒体を図
示されていないポンプにより供給する。冷却媒体はコイ
ル47,47より発生する熱を冷却する。
【0017】前記断面凹状の側壁7a,7bのガイドレ
−ル31,31近傍には、ガイドレ−ル冷却媒体通路が
設けられ、管62により側壁7a,7b面に冷却媒体を
供給する。これらコイル47,47に対面してベッドの
凹部側壁と平行な前記突起部43の両側壁面に磁石4
4,44がわずかな隙間をコイル間に設けて固定され
る。磁石は、永久磁石であっても、コイルを使用した電
磁石であってもよい。
−ル31,31近傍には、ガイドレ−ル冷却媒体通路が
設けられ、管62により側壁7a,7b面に冷却媒体を
供給する。これらコイル47,47に対面してベッドの
凹部側壁と平行な前記突起部43の両側壁面に磁石4
4,44がわずかな隙間をコイル間に設けて固定され
る。磁石は、永久磁石であっても、コイルを使用した電
磁石であってもよい。
【0018】61は、ベッド7中央部に固定されたスト
ッパ−であり、リニアモ−タの何かしらの制御機構が故
障した際、テ−ブルがオ−バ−ランして装置外へ飛び出
すのを防止する。66はドッグ(駒)で、65はリミッ
トスイッチである。
ッパ−であり、リニアモ−タの何かしらの制御機構が故
障した際、テ−ブルがオ−バ−ランして装置外へ飛び出
すのを防止する。66はドッグ(駒)で、65はリミッ
トスイッチである。
【0019】以上、研削盤を用いて本発明を説明した
が、本発明のテ−ブル送り装置は、旋盤、切削盤、マニ
シングセンタ等の工作機械のテ−ブル送り装置に利用で
きることは勿論である。
が、本発明のテ−ブル送り装置は、旋盤、切削盤、マニ
シングセンタ等の工作機械のテ−ブル送り装置に利用で
きることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】本発明の工作機械のテ−ブル送り装置
は、コイルの焼損を防ぎ、長時間運転可能、あるいは高
速に往復移動可能である。
は、コイルの焼損を防ぎ、長時間運転可能、あるいは高
速に往復移動可能である。
【図1】 工作機械のテ−ブル案内面の側面図である。
【図2】 平面研削盤の斜視図である(公知)。
【図3】 平面研削盤の側面図である。
【図4】 テ−ブルが移動するV字型軌道部を含む案内
面を有するサドルの斜視図である。
面を有するサドルの斜視図である。
【図5】 リニアモ−タ−により移動可能なテ−ブル移
動機構を示す断面図である。
動機構を示す断面図である。
【図6】 リニアモ−タ−により移動可能なテ−ブル移
動機構を示す断面図である(公知)。
動機構を示す断面図である(公知)。
【図7】 別のタイプの平面研削盤の斜視図である(公
知)。
知)。
【符号の説明】 1 平面研削装置 2 ワ−ク 3 砥石 4,4’ テ−ブル 6 電磁チャック 7 サドル 9 コラム 10 砥石軸頭 19 ベッド 30 支持体(スライダ) 31 案内面(ガイドレ−ル) 41 係合部 44 永久磁石 45 リニアモ−タ 46 V字型軌道部 47 コイル
Claims (1)
- 【請求項1】 断面凹状の側壁を有するベッドに設けら
れた一対のガイドレ−ル上を一対のスライダを介して線
形移動可能に支持されたテ−ブルの送り装置であって、 前記テ−ブルの下面中央部には前記ベッドの凹部に垂下
した突起部が固定して設けられ、ベッドの凹部側壁と平
行な前記突起部の両側壁面には磁石が設けられ、ベッド
の凹部内側壁面の両面にはコイルが設けられ、この2組
の一対の磁石とコイルでリニアモ−タを構成し、該リニ
アモ−タの稼動でテ−ブルは線形移動可能であり、 前記断面凹状の側壁にはコイルより発生する熱を冷却す
る冷却媒体通路と、ガイドレ−ル冷却媒体通路が設けら
れていることを特徴とする、工作機械のテ−ブル送り装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000379628A JP2002178239A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | 工作機械のテ−ブル送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000379628A JP2002178239A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | 工作機械のテ−ブル送り装置 |
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ID=18847955
Family Applications (1)
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002178239A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2000
- 2000-12-14 JP JP2000379628A patent/JP2002178239A/ja active Pending
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