JP2002176632A - 携帯電話機及び画像伝送方法 - Google Patents

携帯電話機及び画像伝送方法

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JP2002176632A
JP2002176632A JP2000373972A JP2000373972A JP2002176632A JP 2002176632 A JP2002176632 A JP 2002176632A JP 2000373972 A JP2000373972 A JP 2000373972A JP 2000373972 A JP2000373972 A JP 2000373972A JP 2002176632 A JP2002176632 A JP 2002176632A
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image
mobile phone
face
caller
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Application number
JP2000373972A
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English (en)
Inventor
Takeyo Ito
健世 伊藤
Katsuo Inoue
勝雄 井上
Kenju Iwasaki
建樹 岩崎
Tomoteru Tsukada
智輝 束田
Daisuke Iizawa
大介 飯澤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラを搭載すれば、通話者の現在の顔画像
を相手側に送信することができる。しかし、プライバシ
ー保護の観点から現在の顔画像と異なる顔画像を相手側
に送信する機能を搭載することが望ましいが、極めて多
くの画像処理を必要とするため、一般的に処理能力が小
さい携帯電話機には搭載することが困難であるなどの課
題があった。 【解決手段】 ARカメラ3により撮影された通話者の
顔の表情に変化があると、その変化があった部分に対応
する顔のパーツの3次元顔画像をメモリ2から読み出し
て、その顔のパーツの動きベクトルを生成する3次元画
像デバイス4を設け、その動きベクトルを送信するよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プライバシー保
護機能を有するテレビ電話機能付きの携帯電話機及び画
像伝送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話機は、テレビ電話機能を
有しておらず、通話者の発する音声のみを相手側に送信
するものである。したがって、従来の携帯電話機は、通
話者の映像を相手側に送信することができない。
【0003】なお、従来のテレビ電話機は、カメラを用
いて通話者と背景を撮影し、その通話者の顔画像と背景
画像を相手側に送信するものである。ただし、この場
合、通話者の現在の顔画像が送信されるので、特開平5
−219500号公報には、プライバシー保護の観点か
ら、現在の顔画像ではなく、予め撮影して登録された顔
画像を相手側に送信するテレビ電話機が開示されてい
る。また、複数の画像を合成して、現在の顔画像と異な
る顔画像を相手側に送信する情報処理装置が特開平8−
44861号公報に開示されている。
【0004】したがって、カメラが搭載された携帯電話
機に上記情報処理装置の技術を適用すれば、プライバシ
ーの保護が可能なテレビ電話機能付きの携帯電話機を構
築することができるが、特開平8−44861号公報に
開示されている技術は、あくまでも2次元画像間の合成
であるため極めて多くの画像処理を必要とし、一般的に
処理能力が小さい携帯電話機に搭載することは現実的で
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯電話機は以
上のように構成されているので、カメラを搭載すれば、
通話者の現在の顔画像を相手側に送信することができ
る。しかし、プライバシー保護の観点から現在の顔画像
と異なる顔画像を相手側に送信する機能を搭載すること
が望ましいが、極めて多くの画像処理を必要とするた
め、一般的に処理能力が小さい携帯電話機には搭載する
ことが困難であるなどの課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、プライバシーが保護された画像伝
送を実現することができる携帯電話機及び画像伝送方法
を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る携帯電話
機は、撮影手段により撮影された通話者の顔の表情に変
化があると、その変化があった部分に対応する顔のパー
ツの3次元顔画像を登録手段から読み出して、その顔の
パーツの動きベクトルを生成する動きベクトル生成手段
を設け、その動きベクトルを送信するようにしたもので
ある。
【0008】この発明に係る携帯電話機は、音声検出手
段により検出された音声を分析し、その分析結果に応じ
た顔のパーツの3次元顔画像を登録手段から読み出し
て、その顔のパーツの動きベクトルを生成する動きベク
トル生成手段を設け、その動きベクトルを送信するよう
にしたものである。
【0009】この発明に係る携帯電話機は、通話の初め
に登録手段に登録された顔の全パーツの3次元顔画像を
送信し、その後は動きベクトルを送信するようにしたも
のである。
【0010】この発明に係る携帯電話機は、送信手段に
より3次元顔画像と一緒に背景画像が送信される場合、
その背景画像の変更を受け付ける背景画像変更手段を設
けたものである。
【0011】この発明に係る携帯電話機は、通話者の操
作を受け付けて表示形態を変更するモードが設定されて
いる場合、動きベクトル生成手段が通話者のキー操作に
応じて顔のパーツの動きベクトルを生成するようにした
ものである。
【0012】この発明に係る携帯電話機は、予め登録さ
れた変更手順にしたがって表示形態を変更するモードが
設定されている場合、動きベクトル生成手段がその変更
手順にしたがって顔のパーツの動きベクトルを生成する
ようにしたものである。
【0013】この発明に係る携帯電話機は、登録手段が
予め撮影された通話者の3次元顔画像、または、キャラ
クタの3次元顔画像を登録するようにしたものである。
【0014】この発明に係る携帯電話機は、部品の形
状、色又は表示方向が変わる部分の動きベクトルを生成
するようにしたものである。
【0015】この発明に係る画像伝送方法は、通話者を
撮影し、通話者の顔の表情に変化があると、その変化が
あった部分に対応する顔のパーツの3次元顔画像を携帯
電話機から読み出して、その顔のパーツの動きベクトル
を生成し、その動きベクトルを送信するようにしたもの
である。
【0016】この発明に係る画像伝送方法は、通話者が
発する音声を検出して分析し、その分析結果に応じた顔
のパーツの3次元顔画像を携帯電話機から読み出して、
その顔のパーツの動きベクトルを生成し、その動きベク
トルを送信するようにしたものである。
【0017】この発明に係る画像伝送方法は、通話の初
めは携帯電話機に登録された顔の全パーツの3次元顔画
像を送信し、その後は動きベクトルを送信するようにし
たものである。
【0018】この発明に係る画像伝送方法は、3次元顔
画像と一緒に背景画像が送信される場合、その背景画像
の変更を受け付けるようにしたものである。
【0019】この発明に係る画像伝送方法は、通話者の
操作を受け付けて表示形態を変更するモードが設定され
ている場合、通話者のキー操作に応じて顔のパーツの動
きベクトルを生成するようにしたものである。
【0020】この発明に係る画像伝送方法は、予め登録
された変更手順にしたがって表示形態を変更するモード
が設定されている場合、その変更手順にしたがって顔の
パーツの動きベクトルを生成するようにしたものであ
る。
【0021】この発明に係る画像伝送方法は、予め撮影
された通話者の3次元顔画像、または、キャラクタの3
次元顔画像を登録するようにしたものである。
【0022】この発明に係る画像伝送方法は、部品の形
状、色又は表示方向が変わる部分の動きベクトルを生成
するようにしたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による携
帯電話機を示す構成図であり、図において、1は顔のパ
ーツが部品化された3次元顔画像をメモリ2に登録する
画像登録部、2は携帯電話機のメモリである。なお、画
像登録部1及びメモリ2から登録手段が構成されてい
る。
【0024】3は通話者の顔を撮影するARカメラ(撮
影手段)、4はARカメラ3により撮影された通話者の
顔の表情に変化があると、その変化があった部分に対応
する顔のパーツ(例えば、目、眉毛、鼻、口、耳、頭
髪、輪郭など)の3次元顔画像をメモリ2から読み出し
て、その顔のパーツの動きベクトルを生成する3次元画
像デバイス(動きベクトル生成手段)、5は3次元画像
デバイス4により生成された動きベクトルを送信する送
信部(送信手段)である。なお、図2はこの発明の実施
の形態1による画像伝送方法を示すフローチャートであ
る。
【0025】次に動作について説明する。通話者が現在
の自分の顔画像ではなく、予め撮影された通話者の3次
元顔画像(例えば、化粧等が施された美しい顔の画
像)、または、キャラクタの3次元顔画像(例えば、ア
ニメーションに登場する人物の顔の画像)を相手側に送
信することを希望する場合、画像登録部1を用いて当該
3次元顔画像(顔の全パーツ)を携帯電話機のメモリ2
に登録する(ステップST1)。
【0026】これにより、携帯電話機が相手側のテレビ
電話機等と回線が接続されると、送信部5がメモリ2に
登録されている3次元顔画像(顔の全パーツ)の送信を
開始する(ステップST2)。この送信によって、相手
側のテレビ電話には、3次元顔画像が表示される。ま
た、ARカメラ3が通話者の顔を撮影すると、3次元画
像デバイス4は、ARカメラ3により撮影された通話者
の顔の表情に変化があるか否かを判定する(ステップS
T3)。例えば、通話者の口や目が動いているか否かを
判定する。
【0027】そして、3次元画像デバイス4は、通話者
の顔の表情に変化がある場合、その変化があった部分に
対応する顔のパーツ(例えば、目、眉毛、鼻、口、耳、
頭髪、輪郭など)の3次元顔画像をメモリ2から読み出
して、その顔のパーツの動きベクトルを生成する(ステ
ップST4)。例えば、3次元画像デバイス4の判定結
果が口の動きを示している場合には、口の表示部品の形
状を変更する動きベクトルを生成して、口を開けたり閉
じたりできるようにする。図3は口を開いている状態を
示し、図4は口を閉じている状態を示している。
【0028】また、3次元画像デバイス4の判定結果が
首振りを示しているような場合には、輪郭の表示方向
(表示角度)を変更する。送信部5は、3次元画像デバ
イス4が動きベクトルを生成すると(ステップST
5)、その動きベクトルを相手側に送信する(ステップ
ST6)。動きベクトルの送信によって、既に相手側の
テレビ電話に表示されている3次元顔画像の対応パーツ
の形状が変更される。その結果、ARカメラで撮影され
た通話者の顔の表情の変化に併せて3次元顔画像の顔の
表情も変化する。
【0029】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、ARカメラ3により撮影された通話者の顔の
表情に変化があると、その変化があった部分に対応する
顔のパーツの3次元顔画像をメモリ2から読み出して、
その顔のパーツの動きベクトルを生成する3次元画像デ
バイス4を設け、その動きベクトルを送信するように構
成したので、プライバシーが保護された画像伝送を実現
することができる効果を奏する。また、送話者の動作が
3次元モデルキャラクタに反映されるため、「場の共
有」感覚が生じ、コミュニケーションが潤滑になる効果
も奏する。
【0030】さらに、実施の形態1は、顔のパーツが部
品化された3次元顔画像の部品の表示形態を変更するた
めの動きベクトルを生成して送信しているので、2次元
画像を送信する従来技術に比べて、データ送信量を格別
に少なくすることができる。その結果、一般的に処理能
力が小さい携帯電話機であっても、相手側のテレビ電話
等に表示される3次元顔画像の顔の表情を容易に変化さ
せることができるといった優れた効果が発揮される。
【0031】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2による携帯電話機を示す構成図であり、図におい
て、図1と同一符号は同一または相当部分を示している
ので説明を省略する。6は通話者が発する音声を検出す
る音声検出部(音声検出手段)、7は音声検出部6によ
り検出された音声を分析し、その分析結果に応じた顔の
パーツの3次元顔画像をメモリ2から読み出して、その
顔のパーツの動きベクトルを生成する3次元画像デバイ
ス(動きベクトル生成手段)である。
【0032】次に動作について説明する。上記実施の形
態1では、3次元画像デバイス4が通話者の顔の表情に
変化がある場合、その変化があった部分に対応する顔の
パーツの3次元顔画像をメモリ2から読み出して、その
顔のパーツの動きベクトルを生成するものについて示し
たが、3次元画像デバイス7が音声検出部6により検出
された音声を分析し、その分析結果に応じた顔のパーツ
の3次元顔画像をメモリ2から読み出して、その顔のパ
ーツの動きベクトルを生成するようにしてもよい。
【0033】例えば、音声検出部6が音声を検出してい
ないときは口を閉じた状態を維持し、音声を検出したと
きは口の開閉を繰り返すような動きベクトルを生成す
る。また、声の調子を検出し、例えば、怒った声では、
髪が立ったり眉毛が吊り上ったりし、笑い声では、目、
眉、口が笑い顔をつくり、悲しい声では、涙目になった
り涙が落ちたり、あるいは色をつけるなどグラフィック
的なエフェクトをつけてもよい。これにより、上記実施
の形態1と同様の効果を奏することができる。
【0034】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3による携帯電話機を示す構成図であり、図におい
て、図1と同一符号は同一または相当部分を示している
ので説明を省略する。8は送信部5により3次元顔画像
と一緒に背景画像が送信される場合、その背景画像の変
更を受け付ける背景画像変更部(背景画像変更手段)で
ある。
【0035】次に動作について説明する。上記実施の形
態1,2では、送信部5がメモリ2に登録されている3
次元顔画像を送信するものについて示したが、その3次
元顔画像と一緒に通話者の背景画像を送信するようにし
てもよい。その際、プライバシー保護の観点から背景画
像変更部8を用いて、実際の背景画像と異なる背景画像
に変更するようにしてもよい。なお、送信対象の背景画
像は、例えば、壁紙、イラスト、写真、文字、動画、キ
ャラクタ等を予めメモリ2に登録しておけばよい。
【0036】実施の形態4.上記実施の形態1〜3で
は、表情の変化部分等に対応する顔のパーツの動きベク
トルを生成するものについて示したが、通話者の操作を
受け付けて表示形態を変更するモードが設定されている
場合、通話者のキー操作に応じて顔のパーツの動きベク
トルを生成するようにしてもよい。例えば、怒り顔、泣
き顔、笑顔、真面目顔、困った顔、誤り顔、恋に落ちた
顔(例えば、目がハートマーク)などの画像の全部品を
表示して、任意の部品の選択を受け付け、現在の顔画像
の部品と交換するようにしてもよいし、また、例えば、
現在の顔画像の目の部品が操作されたとき、目をウイン
クさせるようにしてもよい。
【0037】実施の形態5.上記実施の形態1〜3で
は、表情の変化部分等に対応する顔のパーツの動きベク
トルを生成するものについて示したが、予め登録された
変更手順にしたがって表示形態を変更するモードが設定
されている場合、その変更手順(例えば、ランダム関数
を用いれば、口や目の動作順序を決定することができる
ので、口の開閉、瞬き、髪の揺れ等を適当に繰り返し、
目玉も上下左右に時々動くようにしてもよいし、終始笑
顔で口の開閉や髪の揺れが適当にあってもよい)にした
がって顔のパーツの動きベクトルを生成するようにして
もよい。
【0038】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、撮影
手段により撮影された通話者の顔の表情に変化がある
と、その変化があった部分に対応する顔のパーツの3次
元顔画像を登録手段から読み出して、その顔のパーツの
動きベクトルを生成する動きベクトル生成手段を設け、
その動きベクトルを送信するように構成したので、プラ
イバシーが保護された画像伝送を実現することができる
効果がある。また、2次元画像を送信する従来技術に比
べて、データ送信量を格別に少なくすることができる。
その結果、一般的に処理能力が小さい携帯電話機であっ
ても、相手側のテレビ電話等に表示される3次元顔画像
の顔の表情を容易に変化させることができるといった優
れた効果が発揮される。
【0039】この発明によれば、音声検出手段により検
出された音声を分析し、その分析結果に応じた顔のパー
ツの3次元顔画像を登録手段から読み出して、その顔の
パーツの動きベクトルを生成する動きベクトル生成手段
を設け、その動きベクトルを送信するように構成したの
で、プライバシーが保護された画像伝送を実現すること
ができる効果がある。
【0040】この発明によれば、通話の初めに登録手段
に登録された顔の全パーツの3次元顔画像を送信し、そ
の後は動きベクトルを送信するように構成したので、処
理能力が小さい携帯電話機でも画像伝送を実現すること
ができる効果がある。
【0041】この発明によれば、送信手段により3次元
顔画像と一緒に背景画像が送信される場合、その背景画
像の変更を受け付ける背景画像変更手段を設けるように
構成したので、実際の背景画像と異なる背景画像を送信
することができる効果がある。
【0042】この発明によれば、通話者の操作を受け付
けて表示形態を変更するモードが設定されている場合、
動きベクトル生成手段が通話者のキー操作に応じて顔の
パーツの動きベクトルを生成するように構成したので、
通話者の意思により3次元顔画像を変えることができる
効果がある。
【0043】この発明によれば、予め登録された変更手
順にしたがって表示形態を変更するモードが設定されて
いる場合、動きベクトル生成手段がその変更手順にした
がって顔のパーツの動きベクトルを生成するように構成
したので、画一的に3次元顔画像を変えることができる
効果がある。
【0044】この発明によれば、登録手段が予め撮影さ
れた通話者の3次元顔画像、または、キャラクタの3次
元顔画像を登録するように構成したので、通話者のプラ
イバシーを保護することができる効果がある。
【0045】この発明によれば、部品の形状、色又は表
示方向が変わる部分の動きベクトルを生成するように構
成したので、顔画像のリアル化を図ることができる効果
がある。
【0046】この発明によれば、通話者の顔を撮影し、
通話者の顔の表情に変化があると、その変化があった部
分に対応する顔のパーツの3次元顔画像を携帯電話機か
ら読み出して、その顔のパーツの動きベクトルを生成
し、その動きベクトルを送信するように構成したので、
プライバシーが保護された画像伝送を実現することがで
きる効果がある。
【0047】この発明によれば、通話者が発する音声を
検出して分析し、その分析結果に応じた顔のパーツの3
次元顔画像を携帯電話機から読み出して、その顔のパー
ツの動きベクトルを生成し、その動きベクトルを送信す
るように構成したので、プライバシーが保護された画像
伝送を実現することができる効果がある。
【0048】この発明によれば、通話の初めは携帯電話
機に登録された顔の全パーツの3次元顔画像を送信し、
その後は動きベクトルを送信するように構成したので、
処理能力が小さい携帯電話機でも画像伝送を実現するこ
とができる効果がある。
【0049】この発明によれば、3次元顔画像と一緒に
背景画像が送信される場合、その背景画像の変更を受け
付けるように構成したので、実際の背景画像と異なる背
景画像を送信することができる効果がある。
【0050】この発明によれば、通話者の操作を受け付
けて表示形態を変更するモードが設定されている場合、
通話者のキー操作に応じて顔のパーツの動きベクトルを
生成するように構成したので、通話者の意思により3次
元顔画像を変えることができる効果がある。
【0051】この発明によれば、予め登録された変更手
順にしたがって表示形態を変更するモードが設定されて
いる場合、その変更手順にしたがって顔のパーツの動き
ベクトルを生成するように構成したので、画一的に3次
元顔画像を変えることができる効果がある。
【0052】この発明によれば、予め撮影された通話者
の3次元顔画像、または、キャラクタの3次元顔画像を
登録するように構成したので、通話者のプライバシーを
保護することができる効果がある。
【0053】この発明によれば、部品の形状、色又は表
示方向が変わる部分の動きベクトルを生成するように構
成したので、顔画像のリアル化を図ることができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による携帯電話機を
示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による画像伝送方法
を示すフローチャートである。
【図3】 口を開いている状態を示す説明図である。
【図4】 口を閉じている状態を示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による携帯電話機を
示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による携帯電話機を
示す構成図である。
【符号の説明】
1 画像登録部(登録手段)、2 メモリ(登録手
段)、3 ARカメラ(撮影手段)、4 3次元画像デ
バイス(動きベクトル生成手段)、5 送信部(送信手
段)、6 音声検出部(音声検出手段)、7 3次元画
像デバイス(動きベクトル生成手段)、8 背景画像変
更部(背景画像変更手段)。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04B 7/26 Q H04M 1/00 109M 1/725 (72)発明者 岩崎 建樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 束田 智輝 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 飯澤 大介 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B050 AA08 BA06 BA08 BA09 BA10 BA11 BA12 CA05 CA07 EA07 EA19 EA24 EA28 FA02 5C064 AA01 AB04 AC04 AC06 AC12 AC16 AD04 5D045 AB04 5K027 AA11 BB09 HH23 HH26 5K067 AA14 AA30 AA34 BB04 DD52 DD54 FF23 FF31 HH23 KK15

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔のパーツが部品化された3次元顔画像
    を登録する登録手段と、通話者を撮影する撮影手段と、
    上記撮影手段により撮影された通話者の顔の表情に変化
    があると、その変化があった部分に対応する顔のパーツ
    の3次元顔画像を上記登録手段から読み出して、その顔
    のパーツの動きベクトルを生成する動きベクトル生成手
    段と、上記動きベクトル生成手段により生成された動き
    ベクトルを送信する送信手段とを備えた携帯電話機。
  2. 【請求項2】 顔のパーツが部品化された3次元顔画像
    を登録する登録手段と、通話者が発する音声を検出する
    音声検出手段と、上記音声検出手段により検出された音
    声を分析し、その分析結果に応じた顔のパーツの3次元
    顔画像を上記登録手段から読み出して、その顔のパーツ
    の動きベクトルを生成する動きベクトル生成手段と、上
    記動きベクトル生成手段により生成された動きベクトル
    を送信する送信手段とを備えた携帯電話機。
  3. 【請求項3】 送信手段は、通話の初めに登録手段に登
    録された顔の全パーツの3次元顔画像を送信し、その後
    は動きベクトルを送信することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の携帯電話機。
  4. 【請求項4】 送信手段により3次元顔画像と一緒に背
    景画像が送信される場合、その背景画像の変更を受け付
    ける背景画像変更手段を設けたことを特徴とする請求項
    1から請求項3のうちのいずれか1項記載の携帯電話
    機。
  5. 【請求項5】 動きベクトル生成手段は、通話者の操作
    を受け付けて表示形態を変更するモードが設定されてい
    る場合、通話者のキー操作に応じて顔のパーツの動きベ
    クトルを生成することを特徴とする請求項1から請求項
    4のうちのいずれか1項記載の携帯電話機。
  6. 【請求項6】 動きベクトル生成手段は、予め登録され
    た変更手順にしたがって表示形態を変更するモードが設
    定されている場合、その変更手順にしたがって顔のパー
    ツの動きベクトルを生成することを特徴とする請求項1
    から請求項4のうちのいずれか1項記載の携帯電話機。
  7. 【請求項7】 登録手段は、予め撮影された通話者の3
    次元顔画像、または、キャラクタの3次元顔画像を登録
    することを特徴とする請求項1から請求項6のうちのい
    ずれか1項記載の携帯電話機。
  8. 【請求項8】 動きベクトル生成手段は、部品の形状、
    色又は表示方向が変わる部分の動きベクトルを生成する
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれ
    か1項記載の携帯電話機。
  9. 【請求項9】 顔のパーツが部品化された3次元顔画像
    を携帯電話機に登録する一方、通話者を撮影し、通話者
    の顔の表情に変化があると、その変化があった部分に対
    応する顔のパーツの3次元顔画像を上記携帯電話機から
    読み出して、その顔のパーツの動きベクトルを生成し、
    その動きベクトルを送信する画像伝送方法。
  10. 【請求項10】 顔のパーツが部品化された3次元顔画
    像を携帯電話機に登録する一方、通話者が発する音声を
    検出して分析し、その分析結果に応じた顔のパーツの3
    次元顔画像を上記携帯電話機から読み出して、その顔の
    パーツの動きベクトルを生成し、その動きベクトルを送
    信する画像伝送方法。
  11. 【請求項11】 通話の初めは携帯電話機に登録された
    顔の全パーツの3次元顔画像を送信し、その後は動きベ
    クトルを送信することを特徴とする請求項9または請求
    項10記載の画像伝送方法。
  12. 【請求項12】 3次元顔画像と一緒に背景画像が送信
    される場合、その背景画像の変更を受け付けることを特
    徴とする請求項9から請求項11のうちのいずれか1項
    記載の画像伝送方法。
  13. 【請求項13】 通話者の操作を受け付けて表示形態を
    変更するモードが設定されている場合、通話者のキー操
    作に応じて顔のパーツの動きベクトルを生成することを
    特徴とする請求項9から請求項12のうちのいずれか1
    項記載の画像伝送方法。
  14. 【請求項14】 予め登録された変更手順にしたがって
    表示形態を変更するモードが設定されている場合、その
    変更手順にしたがって顔のパーツの動きベクトルを生成
    することを特徴とする請求項9から請求項12のうちの
    いずれか1項記載の画像伝送方法。
  15. 【請求項15】 予め撮影された通話者の3次元顔画
    像、または、キャラクタの3次元顔画像を登録すること
    を特徴とする請求項9から請求項14のうちのいずれか
    1項記載の画像伝送方法。
  16. 【請求項16】 部品の形状、色又は表示方向が変わる
    部分の動きベクトルを生成することを特徴とする請求項
    9から請求項15のうちのいずれか1項記載の画像伝送
    方法。
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